MONA THE BIOの基本理念
MONA THE BIOは、複数の作家が一つの舞台で
物語を作ることを目的とした新しい形式の物語です。
作家は物語の土台から自由にキャラクターを設定出来て、
どういった登場人物が何人で物語を進めていくか、
また物語の目的などを自由に決める事が出来ます。
しかし、最初から最後までの筋書きはあまり作らない方が望ましいです。
複数の作家が一つの舞台で物語を進行していくので、
自分以外の誰かの物語の影響を、他の作家全員が受ける可能性があります。
つまり、物語の行く末はどういったものになるかは、
作家であっても分かりません。
しかしこれが、MONA THE BIOの面白さでもあります。
キャラクターと作家
作家は基本的に自由にキャラクターを持つ事ができますが、
一人の作家につき基本的には1グループのキャラクターが望ましいです。
一度登場させたキャラクターは最後まで面倒を見て下さい。
本作は、他の作家と連動して作品が作られるので、
時間の流れ(のようなもの)が存在します。
その為、長いことキャラクターが放置されると不自然に同じ所にキャラクターが留まってしまいます。
キャラクターが放置される状態が続いた場合、
そのキャラクターは消息不明になります。
これは、消息不明キャラが居る地域で他のキャラが
自由に行動できるという利点があります。
消息不明となったキャラクターは物語の中でいわゆる行方不明となるので、
物語上、地上のどこにも居なくなります。
その為、物語の中で行方不明キャラを探しても見つけることはできません。
つまり行方不明となったキャラクターは、
他の作家が物語に登場させることが出来ないということです。
また、合作などで他の作家のキャラクターと一緒に行動しているのにもかかわらず
どちらか片方が消息不明キャラになったとします。
その場合、残った作家が消息不明キャラと自分のキャラとを
別行動させる話を作る必要があります。
消息不明キャラはどこに居るのか分からないので、
逆を言えばどこから始めてもかまわないということになります。
たとえば、話の流れでキャラクターが消息不明になった地域が、
跡形も無く吹っ飛んでしまったとします
その場合、物語を続けるにはそこから脱出したなど、
キャラクターの無事を確保するという経緯を作る必要があります。
また、物語にピリオドを打ちたい時はそのまま吹っ飛ばされて
キャラクター全滅というのもありです。
しかし、作家の中には放置ではなく、
単純に製作に時間がかかっているだけの人も居ます。
一応、消息不明になる期限を3ヶ月としますが、その期限を過ぎそうな場合、
最大五ヶ月何回でも期限の延長は可能です。
期限を延長している間、その地域にキャラクターは
滞在していることになっているので、
そのキャラを巻き込むような事件は、そこで起こしてはいけなくなります。
そして、別にこれに限った話では無いのですが、
キャラクター作りにおいて注意しなければならない点があります。
それはキャラクターの設定です。
例えば、一般市民を主人公にしたとします。
その時に、そのキャラクターを「この国でたった一人生き残った人」など、
他の参加者が今後その設定を持つキャラクターを使えなくなるなど、
悪影響を与えるような設定は、基本的に禁止です。
この物語における設定は、すべての作家に影響を及ぼす可能性があります。
設定作りはできるだけ慎重に行って下さい。
物語全体に影響を与える設定は、作家同士の話し合いの上で
同意を得てからにしましょう。
最終更新:2007年02月01日 10:23