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    <title>久遠とユカイな仲間達～♪ @ ウィキ</title>
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    <description>久遠とユカイな仲間達～♪ @ ウィキ</description>

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    <title>第四話～裏切った聖槍の騎士～</title>
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    <description>
      ミカは、昨夜シグナムにやられた傷を見て心の中で叫んだ。
（しかし、奴らはどこか違っていた。やはり、気迫だろうか？奴らは一体、何をしたというんだ！！）
朝の冷たい風に当たりながら、ミカは血が滲むほど自分の手を握りしめた。
と、その時。
ガザ・・・と、近くで音がした。
「・・・っ！誰だ！！」
「きゃっ・・・！」
聞こえたのは、可愛らしい悲鳴だった。
「お前は・・・高町なのは！？」
ミカはその声の主を見て、堪らず声を上げる。
「・・・！ミカさん！？」
なのはもまた、ミカを見て驚いた。
「何をしに来た・・・！」ミカは、デバイスを手に取り、戦闘体制に入る。
「わ、私はただ・・・魔法の練習に・・・。」おろおろとした表情で答えるなのは。
すると、
「ぷっ・・・」
ミカが急に噴き出して笑い出した。
「ふえ？」
「くっ・・・ははははは！あれ程の魔力を使いこなしていながら・・・練習とはな！」
デバイスを元に戻し？マークのなのはに、ミカは何年か振りの笑顔で、
「何故、私がお前に刃を向けないか分かるか？無駄だからだ。
そして、『無駄』にお前を傷つけたくない・・・ただそれだけ。」
と言い、その場から立ち去った。いや、立ち去ろうとして、その場にうずくまった。
「がっ・・・！？」
急激な頭の痛みと、締め付けられるような胸の痛みが同時に襲う。
その変化になのはは驚き、ミカに駆け寄った。
「大丈夫ですか！？」
目の前にいるミカは、敵であると同時に一人の人間である。
なのはは、心配そうにミカの背中を擦る。
「・・・す、すまない。」
ミカは特に痛む胸を押さえ、蹲ったままなのはに謝る。
「謝ることなんてないですよ。今は、気分が良くなるまでこうしてますから・・・。
さっき、思念通話でユーノ君たちに連絡したので、あともう少しで来ると思います。
ですから、それまで頑張って下さい。」
「・・・優しいんだな、お前は。」
ミカは苦しそうな表情を浮かべながらも、心の奥底から思ったことを言った。
するとなのはは、にっこりと笑った。
「そうでもないですよ。私はただ、困っている人がいると見ていられないだけですから。」
「ふっ・・・子供に・・・説教を喰らうとは・・・思ってもみなか・・・」
ドサッ・・・！
ミカが意識を失って倒れた。
「ミカさん！？ミカさん！！」
なのはの声が、早朝の寒空に響いた。

カチッ・・・カチッ・・・カチッ・・・。
時計の秒針が動く音で目が覚めたミカは、痛む体をゆっくりと起こした。
見慣れない部屋だった。
女の子らしい装飾が施されていた。ベットには、ぬいぐるみなどが置いてある。
誰かの部屋だろうか？
しかし、何故自分がここにいるのかが分からなかった。
記憶を辿っていく。
「そうか・・・私は高町なのはに・・・」
敵であるものに命を救われる。しかし、不思議と怒りは感じられなかった。
「優しさ･･･か。」
ミカは自分の口でその言葉を言ったのは何年ぶりだろう、と思った。
その時、ガチャリというドアの開く音がした。
「ふっ・・・。私を笑いに来たのか？ヴォルケンリッター、フェイト・Ｔ・ハラオウン、八神はやて。」
入ってきたのは、ヴォルケン一派とその主はやて、そしてミカの身を案じていたフェイトだった。
「あんだよっ！せっかく、なのはが介抱してやってたのに！その態度はねぇだろ！」
そんなミカの態度に腹を立てたヴィータが、勢い良く喰いつく。
しかし、シグナムは、
「・・・よせ、ヴィータ。」
と、ヴィータを止める。
「でもよっ！」
「・・・意識を失っている間、お前の体を調べさせてもらった。
何かの刻印のような物があったが、あれは何だ？」
「見たのか・・・」
シグナムの問いに、ミカは短く答える。
「・・・真面目に答えろ、ミカ。これはお前のためでもあるんだ。」
「お前達に、助けを求めた覚えなど無い。」
「いい加減にしろ！！貴様っ！！」
シグナムが人前でこのように怒ったのを見たのは、ヴォルケン一派もはやてもフェイトも初めてだった。
「何なんだ、あの刻印は！答えろ、ミカ！！」
「・・・あれは、裏切りをしないための切り札のような物だ。」
「切り札・・・だと？」
意味が良く分からなかった。
「そのままの意味だ。・・・ようは、裏切ればお前の命は無いということだな。」
「・・・自分で一つしかない命を粗末にしても良いのか？騎士として・・・」
今までだんまりだった、ザフィーラが口を開いた。
「親もいなければ、友もいない・・・私はそう言う人間なのだ。悲しむ者など、誰一人としていない・・・。」
ザフィーラの問いに、ミカは寂しげな表情で言った。
「それどころか・・・最近の記憶まで薄れている・・・！
奴の仕業だと言うことは分かっている。だが、どうすればいい？私は奴の人形でしかないんだ！！だから・・・だから・・・」
遂には、ミカは泣き出してしまう。
「だが・・・どうして刻印の話などする？お前達に、あの忌々しい刻印がどうにかできるのか！？」
嗚咽の中で、ミカは怒声をあげた。
「・・・できると言ったら・・・お前はどうする？」
シグナムが、ミカに近寄りそう言った。
「な・・・に・・・？」
「お前のその忌々しい刻印を消すことができると言っているんだ。」
「あぁ・・・っ・・・！感謝する・・・！すまない・・・！」
「困っているときはお互い様やからね。」
「そうです。」
シグナムの言葉にミカは、心の奥底から感謝の気持ちを述べた。
そして、はやてとフェイトもミカに優しく声をかける。
ミカの頬が少しだけ緩んだ気がした。

そして、その数日後。
「・・・はい、終わりました。」
刻印に手を当て、解除魔法（ディスペル）をかけていたユーノがミカに向かってそう言った。
「・・・」
ミカは、何も言わず自分の体を見回す。
「ありがとう、ユーノくん。」
「いえ、僕は別に・・・。頼まれたことをやっただけですから・・・って、えぇっ！？」
いつもと言葉遣いが違うミカに、ユーノは驚愕し、後ろに飛び退く。
「いつもと違う話し方かな？私決して、そういうつもりじゃ・・・」
あの強い態度は何処へやら・・・今にでも泣きそうな顔をして、ユーノを見るミカ。
「あ、あのっ・・・！僕はそんなつもりじゃ・・・えぇと・・・！」
泣きそうなミカを取り成そうと、慌てふためくユーノ。
と、その時・・・
「ん？ユーノ、どうした？」
シグナムがミカのいる部屋に入ってきた。
「あ、シグナムさん！あとはよろしくお願いします！！」
そう言うとユーノは、脱兎の如く逃げ去ってしまった。
「何だったんだ？？」
「さぁ、何だったろ？」
ふと、横目でその声の主を見る。
ミカである。というよりも、ミカしかいない。
「・・・ミカ？」
「はい？何かな、シグナム。」
シグナムの素朴な質問に対し、美香はニッコリとその答えを待つ。
「・・・本当に、ミカなのか？」
「そうだよ～。これが、ホントの私～。」
・・・その様子に落胆するシグナム。
――まさか・・・こんなのほほんとしている少女が、私の最大の敵だったのか？――
シグナム、戦意喪失。
「あれ？シグナム～？お～い」
ミカの声が、遠くの方で聞こえたような気がした・・・。

「私は・・・アイツに作られた存在なんかじゃありません。アイツに誘拐されて、記憶操作を受けて・・・それで・・・そこからは覚えていません。」
意識を取り戻してから、数時間後・・・ミカは、リンディやクロノから尋問を受けていた。
「記憶操作？」
「は、はい・・・。昔あった記憶が・・・今は何が何だか分からなくて・・・。」
「ヒドイわね。・・・それで、『アイツ』っていうのは、一体誰なの？」
「・・・ラグリィ・ストレイン。元時空管理局上層部に所属。
でも、『ドラグーン強奪事件』により、ミッドチルダから追放・・・。」
ミカの言葉に、驚くリンディとクロノ。
「ラグリィ技術長！？・・・そんな・・・」
「まさか、ラグリィ技術長がそんなことをしていたなんてね・・・。それで、貴女はこれからどうするの？」
リンディの問いに、言葉が詰まる。
「・・・どうしたら良いんでしょう？」
そんなミカに対し、リンディは微笑み、
「なら、ここで一緒に働いてみない？」
と、そう言った。
「・・・わかりました。ここで、働かせてください！！勿論、グングニールと一緒に頑張ります！ね、グングニール！」
「はい。私は、マスターが良いと思ったことを実行するまでです。」
やがて、決意したミカがグングニールと共に元気良く返事をした。
こうして、アースラクルーに新たな協力者が現れたのである。


久遠「第四話は、短めです～。というよりも、ここまでしか書けないorz」

なのは「ミカさんが仲間になって、数日が経ったある日・・・」
ヴィータ「管理局から来た協力者とは？」
な＆ヴィ「「次回！[[第五話～管理局からの心強い増援～]]に・・・ターミナル・イグニッション！！」」
ヴィータ「だぁぁっ！いつまでくっ付いてんだよ！」
なのは「はやてちゃんから許可もらってるもん♪」
ヴィータ「はやて～～～～～～！！」    </description>
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    <title>魔法少女リリカルなのはA’s～闇の慟哭（どうこく）、光の不死鳥（フェニックス）～設定資料</title>
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    <description>
      ターミナル・デバイス
イリーガル・ナイツとアリシア・テスタロッサが使う。インテリジェントデバイスと、アームドデバイスよりも強力なデバイス（杖）。
高出力の魔力攻撃とベルカ式のカートリッジシステムに似た、『ミディア式カートリッジシステム』を搭載している。
攻守共々、バランスが取れており隙が無い。

プロテクト・ジャケット
イリーガル・ナイツの防護服。
プロテクトの名の通り、防御に特化した服。
ヴォルケンリッター達の攻撃も通さないほど、強靭（きょうじん）なバリアが施されている。

ファルクラム
アリシア・テスタロッサのターミナル・デバイス。
詠唱が必要なく、単発の魔力攻撃が強力な双剣型のデバイス。
「カートリッジ・ロード」を命ずることにより、魔力が大幅に増加する。

グングニール
聖槍の騎士、ミカのターミナル・デバイス。
並外れた瞬発能力と魔力攻撃能力を持つ槍型のデバイス。
特に全弾フル稼働させた「猛進烈・壱式」は、シールド越しで相手を吹き飛ばせるほどの威力がある。

エンディニティ・カノーネ
双銃（そうじゅう）の騎士、フリアのターミナル・デバイス。
十連装カートリッジ使用、単発式と連発式の魔力攻撃能力が高い。

アルト・ステーク
鉄杭（てっくい）の騎士、ティアのターミナル・デバイス。
連続して魔力を撃ち込むことができ、近接戦闘では引けを取らない。


追加設定


スフィレ・フェアリィテイル（オリキャラ）
時空管理局執務官長。年齢、20歳。
性別：女
誰にでも優しいお姉さん的存在。
クロノは、良き後輩。ノリがエイミィにそっくり。
12歳のとき、時空管理局の実験魔導兵器『ドラグーン』に、自分が住んでいた世界を滅ぼされる。
その時に肉親、兄弟共々死別。
後にパートナーとなる、リプト・アインスに保護され、時空管理局に入る。
使用デバイスは、ターミナル･デバイス『サンクチュアリィ』。


ターミナル･デバイス『サンクチュアリィ』
スフィレが扱う高性能デバイス。
六連装リボルバーカートリッジ使用。
近距離のアンカーフォームは、アンカー（碇）のように魔導射撃を行うのに適している。
中・遠距離用のグレイヴフォームは、魔力をデバイスに通すことによって、さまざまな攻撃を弾くことが出来る。
この状態の斬撃は、相手の張ったシールドを破壊する能力もある。
また、広域魔法弾「エーデルシュタイン・フリューゲル（宝石の翼）」の発動もこの形態で行う。
フルドライヴ（アウトレンジ）のステルスフォームは、特殊な魔力を発生させて姿を消し、アウトレンジから一気に砲撃を行う。
また、擬似管制人格でもあり、リインⅡより少し大きい95cmに実体化する。（このとき魔力は消費しない）
主想いの（見た目的）ちょっとポケポケな少女。

リプト・アインス（オリキャラ）
時空管理局執務官長。年齢22歳。
性別：男
豪快な笑いと腕っ節の強さから、管理局で『負けを知らない男』と呼ばれている。
この作品で、なのはのことは『なのはの嬢ちゃん』と呼んでいる。
フェイトは普通に『フェイト』と呼び、はやてのことは『はやての嬢ちゃん』と呼んでいる。
スフィレとは、良き相棒（パートナー）であり恋人同士。
使用デバイスは、ターミナル・デバイス『テオゴニア』。

ターミナル・デバイス『テオゴニア』
リプトが手に直接つけるメリケンサックのような、高性能デバイス。
カートリッジが不要で、リプト自身がテオゴニアに魔力を送り込むことで様々なバリエーションが生まれる。
近距離のイーゲルフォームは、イゲール（針ねずみ）のように繊細で鋭利な針をデバイスに生やし、相手を殴りつける。
中距離のヘキセンシュス（魔女の一撃と呼ばれている医学用語から取りました）フォームは、ミドルレンジから魔力弾を一斉射することが出来る。
また、中距離魔力弾一斉射魔法「エーアトベーレ・シュナイエン（大地の実が降ってくる）」を発動させるのもこの状態。
フルドライヴ（近距離）のシュタール（鋼）フォームで行う、
絶対零距離打撃魔法「タウゼント・シュメルツ（千の痛み）」は、強制的に相手のジャケットを解除し、身体的にダメージを与える。
こちらも、サンクチュアリィ同様、擬似管制人格でサンクチュアリィよりも少し大きい100cmの少年に実体化する。
無口で殆ど喋らないため、何を考えているのか分からない。
しかし、主であるリプトとのコントは、管理局の中でも有名である。
サンクチュアリィのことが、あまり好きではない。


リリー・マルレーン（オリジナル）
時空管理局に勤めている上級士官。階級は提督。
アースラ級シュッツバルトの艦長でもある。
管理局内で、リンディと並ぶ、大の日本好きとして知られる。
使用デバイスは、薙刀型インテリジェント・デバイス『香月』。
海人とは顔見知り。
リプトとスフィレは彼の部下である。


ドラグーン（オリジナル）
時空管理局が密かに作っていた『拠点制圧型魔導兵器』のこと。
量産化されるはずであったが、危険すぎるのと実質上の生産部品などが原因で量産はされなかった。
頭部と胸部に“魔導縮退砲（通称：アポカリプス）”が装備されており、
その威力は、なのはのスターライトブレイカーの10倍以上にもなる。
また、AI（人工知能）を搭載しており、中に魔導師が入り込み魔力を供給のではなく、
自分の意思のみでリンカーコアを多重生成し、魔力の根源を無限に作り出すことが出来る。
魔力値が高く、普通の攻撃では本体まで攻撃が通らない。
この兵器が、たった一人の管理局の技術者『ラグリィ・ストレイン』によって奪われてしまう。
これが先の『ドラグーン強奪事件』である。
スフィレの住んでいた世界“リヴェラ・レギス（魔法世界の中で最も技術が栄えていた世界）”を、滅ぼしたのもこのドラグーンである。
このドラグーンは未完成状態であるため、一部の封印機構がある。
それが、“絶望の不況和音（通称：ディスパイア・ノイズ）”と呼ばれる、広域拠点制圧兵器である。
封印が解かれると、この兵器の発動が可能となる。
なお、この兵器が発動した場合、世界が破滅するといわれている。
リインフォースも加えた一斉砲撃『ブレイヴ・フェニックス』で、跡形もなく破壊された。


ミスカ・ストレイン

ラグリィ・ストレインの娘。
数年前に不治の病により死亡しており、享年16歳。
しかし、ラグリィの手によりカプセルで肉体が保存される。
そののちに、ドラグーンの生体パーツとして使用された。
だが、外見上は普通の少女であり、
父親を守る時にのみドラグーンの機械的な部分をさらけ出す。
父親であるラグリィのことは、
生きていた頃と同じく「パパ」と呼んでいるが、プライベート以外では「お父様」と呼ぶ。
アリシアの企み(むしろ願い事)に気付いており、彼女の邪魔をしなかった。
リインフォースを加えた『ブレイブフェニックス』により消滅した。
が、続編にちゃっかり出ているほどのしぶとさ。

アリシア・テスタロッサ

この物語上のアリシアの存在は、あくまでも「残留思念」であり、生き返ったわけではない。
(闇の書が見せた夢とは違う人物像だが、アリシアは闇の書の夢を覚えている)
願い事を叶えるため、フェイト達の前に立ち塞がる。
彼女の願い事とは、
フェイトと全力で戦い負けること。
姉として妹であるフェイトに全力で挑むことにより、最初で最後の姉妹喧嘩をすることこそがアリシアがフェイトの前に現れた本当の理由である。
また彼女のデバイスは心理状態を示しており、
アリシアの中で全力=強力な力ということを心理形成させ作られたデバイスである。
故に脆く、
勝つために作られたものではない。
自分の願いを叶えるためとはいえ、
全く関係のない赤の他人であるミカたちを巻き込んだ事を悔やんでいる。

ミカ・ハルカゼ

呪縛が解けた後の元イリーガル・ナイツ隊長。
性格は以前とは違い、朗らかかつ温和。
人が良く、当たり障りがない。
しかし、魔力量はイリーガル・ナイツ時と変わっていないため強さは変わらない。
操られていたとはいえ、たくさんの人を傷つけたことを背負い続けた結果、ドラグーン(ミスカ・ストレイン)の破壊後自ら命を絶とうとした。
だが、シグナムに「無駄な命などあるものか！」と言われ、命を絶たずに済む。
けじめとして管理局に出頭するものの、
操られていたのとその後の協力的な態度から情状酌量の余地が与えられ、10日間の軟禁で済んだ。
その後は、クロノの後押しもあり、時空管理局執務官の道を進むべくフリア、ティアの両名と共に訓練校へ行くこととなる。
また、海人に憧れを抱いており、目標とする人物としている。

フリア・エルネスト

呪縛から開放された元イリーガル・ナイツ。ミカ同様、性格はいたって温和。
よく笑う。
魔力量も申し分なく、今や強力な戦力となっているが、
元々魔力の元である「リンカーコア」の欠片も存在しなかった。
そのためか、時折デバイスがジャムる。
人を傷つけた罪は感じていたものの、持ち前のポジティブさでカバーし、ミカの命をシグナムと共に救った。
その後は、ミカやティアと共に時空管理局執務官になるべく訓練校へ行くこととなる。

ティア・フラーレ

呪縛から開放された元イリーガル・ナイツ。性格はあまり変わらないがよく笑い、よく喋る。
口下手だが情熱の強さは人一倍であり、
表立っての表現はしないものの仲間からの信頼は厚い。
また、パイルバンカー型デバイスから手甲型パイルバンカーに変えている。
生粋の魔力適性の持ち主であり、なのはと同レベル。
訓練校で教官を二人程病院送りにしている。


新魔法設定（全てオリジナル）
な＝なのは　フェ＝フェイト　は＝はやて　リ＝リインフォース　リⅡ＝リインフォースⅡ

な『スターライト・ブレイカー・ファイブラピッドモード』
なのはの最強（恐？）魔法『スターライト・ブレイカー』の五連射バージョン。
普通の誘導弾のように、周りに発生させる。
連射速度の上昇、魔法発動の時間短縮、魔力消費の軽減の三拍子が揃ってしまう、まさに最強（恐！？）魔法である。

な『スターライト・ブレイカー・フルブレイクモード』（オリジナル）
スターライト・ブレイカーの完全版。なのはの魔法の中で最も威力が高い。
ただ・・・このスターライト・ブレイカーは普通ではない。
発射した後に、“ファイナル・ブレイク！”の一声があれば、直径２０㎞の範囲を打ち砕く。
（魔力砲撃のため、物理的被害はない）


な『スターライト・ゼロ・ブレイカー』
風の魔神の力を借りた限定形態『B&amp;Bモード』の必殺技。
近距離用のスターライト・ブレイカーと考えればいい。
バリアブレイクで相手のシールドを破壊し、
ゼロ距離からスターライト・ブレイカーを5連射する。
また、この5連射のスターライト・ブレイカーは上で説明したものと同じである。
ただし、膨大な魔力とカートリッジを消耗する。
(要カートリッジ数:3)


フェ『疾風迅雷　ブリィゼン・ザンバー』
ぶっちゃけ、シグナムに勝るとも劣らず。
フェイトの斬撃系魔法の中で最強。
「一意専心！疾風迅雷！！ブリィゼン・ザンバー！！」

フェ『プラズマ・ブラスター』
バルディッシュの新形態『ブラスターフォーム』の砲撃魔法。
サンダー・バスターよりも威力は上昇、チャージ時間が短縮された。
なのはとの『ダブル・バスター』は健在である。

は＆リⅡ『ミストルティン・インフィニティラピッド』
相手を石化させる魔法『ミストルティン』の無限斉射バージョン。
魔神と契約しているため、魔力はほとんど消費しない。

リ『メヂューサ・ダガー』
はやての魔法、ブラッディ･ダガーの発展版。（元々は、リインフォースのものだが）
メデューサの名の通り、触れたものを石化させる。
一切の詠唱が必要なく、すぐに発動することが可能である。

は＆リⅡ『ブラッディ・レイン』
ブラッディ・ダガーを上空に集め、目標に向かって斉射する魔法。
誘導機能が強化されている。

は＆リⅡ『ラグナロクブレイカー・フルドライヴモード』
ラグナロクの発展版。
これを使うときは、かなりの魔力を消費してしまうため、いざという時に使う一撃必殺魔法。

な＆フェ＆は＆リⅡ＆リ『ブレイヴ・フェニックス』
なのはの『スターライトブレイカー・フルブレイクモード』、
フェイトの『ブリィゼン・ザンバー』、
はやての『ラグナロクブレイカー・フルドライヴモード』、
リインフォースの『スターダストブレイカー・ノヴァ』の一斉砲撃。
トリプルブレイカーよりも、強力。
相手に、バインド効果あり。

リ『ツヴィリング・ツァウバー（魔法の二連銃）』
自らの魔力で、二連銃を創り出すことができ、ミドルレンジからロングレンジまで、
範囲を選ばない魔力誘導弾を撃つことができる。

リ『シェーンハイト・カタストロフェ（美しき破滅）』
自己を爆心地とした魔力爆撃。
スターライト・ブレイカーの5倍ほどの威力がある。

リ『シュバルツ・シェラーヘェン（陰鬱な眠り）』
相手に打ち込む魔力波動のこと。（名前的に、嫌悪感を覚えるが・・・）

リ『アップグルント・ベテュルフニス（底知れぬ深みの欲求）』
触れたものを全て破壊する究極の魔法。

リ『スターダストブレイカー・ノヴァ』
スターダスト（星の屑）の名の如く、幾千、幾万の光の屑が集まり、巨大な魔力球体になる。
スターライト・ブレイカーと発射シークエンスが似ている。
スターライト・ブレイカーよりも高い攻撃力と連射能力を兼ね備えている。

名前：ミスカ・ストレイン(正式名称：広域拠点制圧魔導兵器） 

性別：女 

年齢：16歳 

身長：150cm前後 

体重：不明 

魔力ランク：(推定)SS+ 

性格：冷酷・主人想い 

特徴：腕についている魔力縮退砲 
　　　目の色は、金色。 
　　　 

武装：魔導縮退砲“アポカリプス” 
　　　広域制圧兵器“ディスパイア・ノイズ” 
　　　近・中距離用“ガントレッド” 
　　　…etc 

キャラクターの基本的説明＆魔法 

元時空管理局技術長『ラグリィ・ストレイン』が、ドラグーンの残存パーツと依代の少女(娘)を使って作り出した人工生命体。 
感情は酷く冷酷で、笑いながら武装管理局員をなぶり殺しにしたりする。 
また、“魔導縮退砲（通称：アポカリプス）”のその威力は、なのはのスターライト・ブレイカーの10倍以上にもなる。 
体の至る所にA.M.F(アンチ・マギリング・フィールド)の発生装置が埋め込まれており、並大抵の攻撃では傷一つ付けられない。 
腕部についている“アポカリプス”は、空気中に漂っている魔力成分を一つ残らずかき集め、自分の魔力にそれを重ね合わせることができる。　　 
ただし、チャージに時間が掛かる。 

ガントレッド：自分の腕部に直接魔力を送り込み、魔力の刃を作り出す。 
斬撃から飛刃まで多種多様。 

ディスパイア・ノイズ：この兵器が発動した場合、世界が破滅するといわれている。 
これもチャージに時間が掛かる。(かなり) 

主な台詞：「イエス、マスター」 
　　　　　「ここに居る奴らは、みぃんな私が殺したよ」 
　　　　　「アポカリプス、チャージ開始…」 
　　　　　「マスターはやらせない…たとえこの身が滅びても！！」 

最終的に、復活したリインフォースを加えた、 
『ブレイブ・フェニックス』によって、撃破もとい消滅する。


なのは&amp;レイジングハート・エクセリオン
追加形態
『B&amp;B(ブレード&amp;バスター)モード』

風の魔神の力を借り、なのはが自分で考え出した形態。
近距離が苦手ななのはは、近距離での爆発的な攻撃力とバリアブレイクを付加させた。
デバイスを自分の腕に直接組み込む事で、
単体で殴ることも可能。
本編第7話で使用した。


フェ&amp;バルディッシュ・アサルト
追加形態
『ブラスターフォーム』

雷の魔神の力を借り、作り上げた遠距離専用の形態。
プラズマ・ブラスターや
ファランクス・シフト・デッドエンドなど遠距離砲撃に長けている。
また付加能力として、砲撃後に魔力が帯電し、
相手を足止めする事ができる。

ミカ・ハルカゼ&amp;グングニール
「猛進烈・壱式」
カートリッジ・フルリロード+魔力負荷を自分にかけることにより、
瞬発能力と刺突能力を底上げした攻撃魔法。
魔力の消費量とカートリッジの使用量から連発は出来ないが、
まさに『一撃必殺』と呼べる威力。    </description>
    <dc:date>2013-10-10T08:00:33+09:00</dc:date>
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    <title>メニュー</title>
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    <dc:date>2013-08-21T18:07:35+09:00</dc:date>
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    <item rdf:about="https://w.atwiki.jp/kuontoyukai/pages/46.html">
    <title>はーみっと☆ぶれいく！</title>
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      [[第0話「ハジマリ-program start-」&gt;]]
[[第1話「クライン-Hermit(ハーミット) Angels(エンジェルス)-」 &gt;http://www54.atwiki.jp/kuontoyukai/pages/45.html]]    </description>
    <dc:date>2013-08-21T18:07:25+09:00</dc:date>
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    <title>第1話「クライン-Hermit(ハーミット) Angels(エンジェルス)-」</title>
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    <description>
      コツ…コツ…コツ…
一人の少女が廊下を歩いていた。
「あ、見て！あれって、クライン様じゃない？」
「本当だ！…綺麗～」
コソコソと女性徒たちが話しているが、少女は気にすらしなかった。
いつも通りだからである。
容姿端麗、成績優秀、強さが彼女の魅力であった。
それ故、憧れる生徒が殆どである。
少女はある部屋の扉の前に立つ。
そして一言。
&amp;bold(4){「たのもーっ！！」}
バンっ！と大きな音を立てて、両手開きの扉を勢いよく開く。
すると、中にいた人物が溜め息混じりに、
「クライン君…ここは道場じゃないんだから、もう少しお淑やかに出来ないのかい？」
と言った。
「じゃあ、やり直しましょうか？」
少女…クライン・ハーミットが口を開いた。
「そういうわけじゃなくてだね…いや、君に何を言っても無駄か。
仕事の件お疲れ様。
報酬はいつも通り、ベル代表の下に送っておけばいいのかい？」
「一方的に話さないでくれます？ケイト・テレス生徒会長」
社長が座るような椅子に座っていた人物にそう言葉を掛けるクライン。
「すまないねぇ…こっちもいつもの癖で」
「それよりも、どういうことですか？
学園の地下にブレイカーたちが巣喰っているなんて…私も母も初めて知りましたよ」
「いやね、僕も彼女(メアくん)に聞いて初めて知ったのさ」
「メアに？」
その言葉のあと、ケイトの後ろの扉からそっと出てくる一人の少女がいた。
セン・メア…生徒会書記・HA隊のサポート役である。
「はい。私が再チェックした時に、いきなり数が増えだして…」
「メア君のせいじゃないさ。
兎にも角にも…今日か明日中に集会を開かないといけないのは確かだ。
これ以上ブレイカー達を野放しにしておけば、一般生徒に影響が及びかねない。
僕達に時間は無いんだ、分かるね？二人とも」
ケイトの言葉に頷く二人。
「でね、クライン君。
君についてまた良くない噂が流れ込んできてるよ？」
「どうせ、喧嘩っ早い女とか…そんなところでしょう？」
「質問に質問で返さないでくれるかな？
…僕たちは一般生徒たちを護る立場なんだ。
その一般生徒に手出しをすることは、HA隊の信頼を損なう事になるんだよ」
クラインはその言葉を聞いた途端、ケイトの机を両手で叩いた。
バンッ！
「だったら！
ブレイカー達からお前達を護ってるってことぐらい言ったっていいじゃない！
母さんが決めた規律か何か知らないけど、
これじゃ…私達が何の為に戦っているのか分からないじゃないですか！！」
そして叫ぶ。
「何の為に？僕は言ったよ。
一般生徒のためにって。
それに、護られている立場の人間が護っている立場の人間にそんな事を言われたらどうなると思う？
僕だったら、ふざけるな！勝手な事ばっかり言いやがって！
誰がそんな事頼んだんだよ…と言いたくなるね。
だってそうだろう？
ブレイカーの存在だって、この頃曖昧なんだ。
政府も国も全部隠そうとしている。
まるで、この国にはそんなものは存在しない。
この国は平和ですから安心してください…そう言っているようにも思える」
つまり、とケイトは続ける。
「一般生徒に口外しようものなら、全生徒を敵に回すことになり、
せっかく築き上げてきた信頼も全てがパーだ。
もちろん、ベル代表も降りるしかないだろうね」
持論を論破されてしまったクラインは、やり場のない怒りに身を震わせ、
「失礼しました！」と怒鳴って生徒会室から出て行ってしまった。
「クラインっ！」メアも彼女を追って、出て行ってしまう。
「…ふぅ。
ベル代表も大変だ…こんな娘を持って…」
ケイトは溜め息をつきながら、メアの持ってきた書類に目を通すのであった。

「待って、クライン！」
ずかずかと中庭を歩くクラインを呼び止めるメア。
「何よ。メアも私に文句があるわけ？」
少しキツめの表情でメアを睨みつけるクライン。
「ち、違うって！さっきの会長の言葉…間違ってないし、
クラインが一番分かってる事でしょ？」
「よく分かってるから論破されたの…」
「クラインの馬鹿ッ！！分からず屋！！
私が言いたいのはそういうことじゃなくて、クラインの言った事も正しいって…ひっぐ…」
メアは泣きながら叫んだ。
クラインはやってしまったという顔をする。
そう、メアは感情的になるとすぐに泣き出してしまう性格なのである。
そして彼女にとって、クラインは憧れ以上の存在。
故にこんな事を言われれば、感情的になってしまう事は明白だった。
「ごめんメア。…言い過ぎた」
「うぅ…ぐす…ひっぐ…」
メアの頭にポンと手を置くと、静かに撫でる。
その様子を遠巻きに見ていた生徒たちは、男子も女子も関係なく目がキラキラとしていた。
一部の生徒達を除いて…

「あのクラインって女…マジでむかつくよな」
「ええ…いい子ぶって。何か方法はないかしら？」
その様子を遠巻きに見ていた一部の生徒達が毒づいた。
「ならよ。あの大人しい方を狙ったらどうだ？」
その中のリーダー格らしき男子生徒が言った。
「そうだな。あっちをちょちょいと拉致れば、あの女も手出し出来ねぇだろうし」
もう一人の男子生徒が、けらけらと笑いながらそれに応じる。
「手筈はこうだ。
まず、あいつを油断させといて拉致る。
でもって、クライン・ハーミットを呼び出し…ひひひ」
下卑た笑いを浮かべる生徒達。
しかし、それに納得していない生徒がいた。
「ら、乱暴は駄目だろ！俺たちの流儀に反する！！」
一人の男子生徒…キララギ・セイヤが言った。
「あん？キララギ、あんたまさか…あの女の肩を持つっての？
この際どうでもいいの。
あのクソ女をどうにかできればね」
セイヤの反論に女子生徒が吐き捨てるように答えた。
「お前もこんなことするようなタマじゃないだろ！
どうして…！」
「うるせぇな。お前もやるぞ？」
「くっ…！」
「邪魔すんなよ。俺たちだってもう止まれないんだ。
勝手に入ってきた連中に、好き勝手やられて黙ってられるかってんだ！
おい、手筈通りだ…いいなっ！」
リーダー格の男子生徒はそう言うと同時に、周りの生徒達に指示を出す。
一方のセイヤは、悔しさを顔ににじませていた。
――どうにかして止められないのか？！くそっ！！――
やり場のない怒りをただただ自分に向ける事しかできないセイヤであった。

そして、その日の放課後…
ケイトに呼び出されたクラインは生徒会室にいた。
「で、何ですか？会長」
「これを読みたまえ…まったく次から次へと」
ケイトに手渡された手紙を受け取り、読む。
するとそこには…
『クライン・ハーミット。
お前の大事なセン・メアは預かった。
返して欲しくば、17時に体育館まで来い。
もし来なかった場合…どうなるか分かるよな？優等生さん』
と書かれていた。
手紙を読み終わると同時に、クラインは手紙をぐしゃぐしゃに丸める。
「会長、これは？」
「僕も来た時にこれが置かれていてね…メア君が一般生徒に拉致されたと把握したんだ」
怒りを露わにするクラインとは対照的に、やれやれといった感じのケイト。
「どうしてそこまで冷静にしていられるんですか？！」
「逆に聞くけど、ここで怒ったってしょうがないでしょ？
怒るなら怒る対象がいる所じゃないと」
「どうして会長はあー言えばこー言うんですか！」
「さぁ、何でだろうね？ともかく場所は分かってるんだ。
さっさと片付けてこないと」
「言われなくたって」
行きますよと言おうとした時、生徒会室の扉が勢いよく開かれた。
「…！」
危うくその開け放たれた扉にぶつかりそうになったクラインは、
その扉を開け放った犯人をキッと睨みつける。
「まずはノックをしてから…じゃないのかな？」
「す、すいません！でも、これだけは言っておきたくて…！」
話が見えないんだが…とケイトが言おうとした時、
&amp;bold(4){「申し訳ありませんでした！！」}
と、その人物が叫んだ。
「何が申し訳ないんだい？」
「俺の、俺のダチがアンタの友達に手を出したってこと！」
その言葉に反応するクライン。
「なんですって？」
「だから、俺のダチが…！」
「違う！」
「こらこら、クライン君。
そんなにがっついても答えは出ないよ？
で、君は何でそのことを僕たちに言うんだい？」
突っかかるクラインに対し、冷静に状況を把握しようとするケイト。
「許せなかったからだ…他人に乱暴をするあいつらが」
「じゃあ聞くけど、何で君は彼らを止められなかったんだ？
友達なんだろう？」
「そ、それは…」
口ごもる少年に対し、クラインは鬼の形相で睨みつける。
「止められなくて、私達に許しを請おうと思ってたの？
許してくれって言われて許せるわけがないでしょ！
実際にメアは、あんたの友達とやらに拉致されてるの！
分かってんの？！」
そして胸倉を掴み、壁に叩きつける。
「殴りたきゃ…殴ってくれ」
「っ！！」
殴ろうとしたとき「クライン君！キララギ君を放すんだ！！」とケイトが怒鳴る。
「キララギ・セイヤ君。
告発してくれた事は評価に値するけど、行為自体を止められなかったのは評価できない。
だが、情状酌量の余地はある…クライン君。
怒りの矛先は思う存分、キララギ君じゃない方にぶつけてきたまえ。
僕が許可しよう。
ただし、殺さない程度にね」
「了解…」
ケイトの言葉に納得しているのか、いないのか…扉の前に立つと、
「カペラ学園の秩序と名誉の為、これよりHA隊の隊長として…
乱暴狼藉を働く生徒に粛清を加えてきます！」
と叫んだ。
セイヤを一瞥すると小声で「ありがとう、教えてくれて」と言い、生徒会室を出て行った。


「ふぅ…まったく、素直じゃないねぇ…クライン君は」
呆然とするセイヤに対し、机にある電話に手をかける。
「あの…いつもこんな感じなんですか？」
「ん？ああ、そうだね。
クライン君は、この学園での最初の友達がメア君だったからね。
怒るのも無理ないよ」
「あと、俺はどうして…」
セイヤは俯いたまま、そう言った。
「君に罪はないといったら嘘になる。
だけど、君は僕たちに知らせてくれた…だからさ」
「…だから、クラインも？」
「あれは彼女なりの感謝の表しさ。それよりも、見たくないかい？
クライン君の勇姿」
にっこりと笑うケイトの手には何やらテレビのスイッチのようなものが握られていた。
「見たくないって言ったら嘘になるけど…でも」
「学園長には連絡済み。
そして、その学園長が顔面蒼白にして今ここに向かっている。
証拠映像を見せるチャンスだろう？」
「あいつらはどうなるんですか？」
「さぁ？クライン君の機嫌次第だよ。
良ければ半殺し。悪ければ殆ど死んでいるといっても過言じゃないぐらいにボロボロ。
」
「そ、そんな…」
「彼女を怒らせてしまったのが彼らの運の尽きだ。さて、そろそろだね」
覚悟を決め、セイヤはモニターに目を移すのであった。

体育館内…
「あいつは来るかねえ？」
「来るに決まってんでしょ！私たちはそれだけ命かけてんのよ」
「あ、あの…」
椅子に軽く縛られているメアが口を開く。
「あ？あんだよ？」
威圧するように一人の男子生徒がメアに詰め寄る。
「あまりクラインを怒らせない方が…」
「忠告感謝する。だが、先程も言ったように俺たち後には引けないんだ」
リーダー格の男子生徒がメアの忠告に横槍を入れた。
その時、体育館の鉄扉が勢いよく開いた。
夕日を背に立つのは…クラインだった。
「来たか…クライン・ハーミット！」
まだ、彼らは知らない…彼女が、クラインが怒り狂っているということを。
いや、知らない方がいいのかもしれないが。
しかし、彼らはこの後知ってしまうこととなる…彼女の恐ろしさを。
「友人を傷付けた貴様らに謝罪の余地も与えず、
断罪することを今ここに決定させてもらう！」
「はっ！何が断罪だ！！女の癖に生意気なんだよ！！」
そう言って、一人の男子生徒がクラインに殴りかかる。
しかし、その拳はクラインに当たることなく空を切った。
「なっ！？」
「遅い！！」
ドスッ！
鈍い音を響かせ、男子生徒の胸部に回し蹴りを喰らわせる。
「が…あぐぅぅ」
クラインの足元で悶える男子生徒。
その生徒には目もくれず、他の生徒を睨みつけながら歩き出すクライン。
彼女の周りから出ているのは殺気である。
異様なオーラに一人を除いて怯える生徒たち。
「さすが…クライン・ハーミットといったところか」
「そりゃどーも。まだ本気じゃないけどね」
「なら、本気を出してもらおうか」
リーダー格の男子生徒がメアの首筋にナイフを突き立てる。
「うっ…く、クライン…」
「本気を出さないのであれば、こいつが傷つくことになる」
「…なせ」
「ん？」
「メア(その娘)を離せ！！」
最初に踏み込んだのはクライン。
そしてその手に持つのは、小振りの鞘付き剣『獄炎―イグニス―』。
それを思い切り横に凪いだあと、上へ思い切り振り上げる。
「死ね！死ね！！」
目が本気だった。
「ま、待て！！何(ry
がはっ…！！」
ボコボコにされていくリーダー格の男子生徒。
それを震えて動けなくなった生徒たちが見ていた。
一頻り剣で殴り終わったあと、他の生徒達の方へと首を向け「次は誰？」と笑顔で言った。
だが、目が笑っていない。
すると、一人の女子生徒が「あ、アンタは一体何者なのよ！！」と恐々と叫んだ。
クラインは『獄炎―イグニス―』を腰のマウントに仕舞い、大きく息を吸うと
「私の名前はクライン・ハーミット。
カペラ学園生徒会副会長兼HA隊カペラ学園科隊長！！
貴様らのような輩を断罪する者である！！」と言い放った。
その声と同時に、体育館に流れ込んでくる警察官たち。
そのあとを追うように、怒りを露わにしている様子の学園長。
「クライン・ハーミット…今回の件に関しては、私達の危機管理不足です」
「別に構いません。誰かに感謝されるためにやっているわけではないので。
特に今回の件は」
「友達が拉致されたからですか？」
「それもあります。
一般生徒たちに悟られないためにも、私たちは戦わなくてはいけないんです」
「…とにかく、今回の件は被疑者の生徒たちによく言い聞かせておきます」
「よろしくお願いします」
学園長とのやり取りを終えたクラインは、メアの元へと駆け寄った。
そして思い切り抱きしめる。
「く、クライン？」
「よかった…よかったよぉ…」
キョトンとしているメアをよそに、泣き崩れるクライン。
何だかんだ言っても、彼女もまだ子供なのである。
友達が無事で安心し、緊張の糸が切れたのだろう。
キョトンとしていたメアも、そんなクラインの頭をそっと撫でた。    </description>
    <dc:date>2013-08-21T18:06:48+09:00</dc:date>
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    <item rdf:about="https://w.atwiki.jp/kuontoyukai/pages/44.html">
    <title>Roter Tanzer～退魔の舞踏の舞い手達～(合同作品)</title>
    <link>https://w.atwiki.jp/kuontoyukai/pages/44.html</link>
    <description>
      [[序章～過去（きょう）と未来（あす）～&gt;http://www54.atwiki.jp/kuontoyukai/pages/42.html]]
[[第一章～よくある景色（ふうけい）～&gt;http://www54.atwiki.jp/kuontoyukai/pages/43.html]]    </description>
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  </item>
    <item rdf:about="https://w.atwiki.jp/kuontoyukai/pages/43.html">
    <title>第一章～よくある景色（ふうけい）～</title>
    <link>https://w.atwiki.jp/kuontoyukai/pages/43.html</link>
    <description>
      「こうして、のんびりと歩くのは随分と久し振りだな…」
そんなことを呟きつつ、猟二は今日から通うことになる高校への通学路を歩いていた。
道筋に関しては、前日のうちに下見の確認を行っていた為、道に迷うといったトラブルに見舞われることもなく無事に学校へ辿り着くことが出来た。
校門の前で、猟二は登校してくる生徒の流れの中で立ち止まり校舎を見上げ、しばし感慨に耽っていた。
――学校か…前のとこは嫌なことしかなかったけど、ここは如何かな？情けないなぁ、ここまで来たのにやっぱり怖くて足が竦んでる。
えぇい、いつまでビビッているつもりだ龍神猟二よ！
このまま学校一つ、まともに行けないようでは今まで面倒を見てくれた師匠や父様や母様、兄様、姉様に申し訳がたたんとは思わないのか？
根性を見せてみろ！気合を見せろ！
さぁ、まずは深呼吸。
気持ちを落ち着け、勇気を出せ――
こうして彼は、新生活に向け、記念すべき第一歩を踏み出すことに成功した。
だが、彼は知らない。
自らの行い（校門前で突如として立ち止まり、校舎を睨み付けたかと思うと深呼吸を始め、拳を握り締めて歩き出す）が周りから見てかなりの異様であり、奇異の目で見られていたなどとは。
知らぬが仏、知らぬは本人ばかりなり。
うん、良い言葉である。
世の中知らない方が良いこともたくさん在る。

　校舎に入った後、無事(？)に職員室へ辿り着いた猟二は、職員室で紹介された担任教師『河本矜持（かわもと　きょうじ）』と共に、これから学校生活を送ることとなる三年四組の教室に向かっていた。
教室の前に着いた時、河本は唐突に猟二に話しかけてきた。
「龍神。これからこの教室で学校生活を送ることになるんだが、この教室に入る前に一つ注意しておくことがある。」
「何です？」
「この教室にはな、この学園一の女好きの馬鹿が居るんだよ…」
「はい？何て言いました？」
河本の口から出た意味の良く解らない言葉に、猟二は間の抜けた返事をしてしまった。
「いや…すまん、言葉が足りなかった。
龍神は女顔、その上可愛い顔してると来た。
そうしたら、その学園一の女好きがちょっかい出してくるかも知れんからな。
その時は、容赦なくぶん殴ってやれ。」
「そ、そんな事してもいいんですか？というより俺、退学処分になってしまいますよ？」
「大丈夫だ。そうなったら、俺が取り持ってやる。
龍神は、学園から女の敵を叩き潰したってな」
「はぁ…」
「よし、注意も済んだ。
じゃあ、俺が呼んだら入ってきてくれ」
「はい」
猟二の返事を聞くと、河本は教室の中へと入っていった。

扉が閉まると、扉越しに教室内の喧騒が聞こえてきた。
『あ～…突然だが、転校生がこのクラスに来ることになった』
河本の言葉が終わると同時に、ざわめきは更に大きくなる。
『先生！！男ですか！？美少女ですか！？』というテンションの上がりきった男子生徒の声の後、
『何でアンタ、美少女って決め付けてんのよ？』という冷めた女子生徒の声が聞こえた。
『ふふふ…それはなぁ！！転校生といえば平凡な男か美少女って、相場が決まってんだよぉっ！！』
この切り返しに、先程の冷めた声を出した女子生徒は呆れてしまったのか、それきりその声が聞こえることはなかった。
猟二の背中に、嫌な汗が流れる。
『あー、んー…確かに美人だな。
いや、可愛いのか？』
河本の台詞の後、『うおぉぉぉぉぉぉぉっ！！』と男子生徒の怒号が響き渡る。
『コラァッ！静かにせんか！龍神、入ってきてくれ！』その声と同時に、喧騒がぴたりと止む。
猟二は河本からのお呼びに、先程聞こえてきたやり取りに一抹の不安を覚えつつも、教室に入っていった。
背中の中ほどまで伸ばして束ねた金色の髪を靡かせ、教壇の上に上がり、自己紹介をする。
「龍神猟二です。今日からお世話になります」
ぺこりと頭を下げる。
その瞬間、教室にいた全員が固まった。
いつも、勉強していてそんなことに興味ないという奴も、居眠りをしていてその静寂に気付いて起きた奴もである。
そして何より…
猟二の容姿が、平凡な男でもなく美少女でもなく、
可憐な少女が男子制服を着て、男装しているようにしか見えなかったということが一番の原因と言えよう。
「ふむ…質問が無い様なので、今日はこれで解散「ちょっと待ったぁぁぁっ！！！」
河本の声を遮ったのは、教室に入ってくる前に“転校生といえば～”と、お約束発言をした男子生徒だった。
「質問させてくださいよ！」
「それじゃあ…田代」
「お前、本当に男か！？」
立った勢いで椅子を後ろに飛ばす、田代と呼ばれた男子生徒。
「何処の世界に、猟二なんて名前の娘が居るよ？」
「いや、居るかもしれないだろ？
例えば、男の子が欲しかった親が男名を付けたとか、里の掟とか、演技の勉強で偽名を使ってるとか、家のしきたりとか！」
「お生憎と我が家は少々古いし、本家も人里から離れてはいるけど、そんな奇妙なしきたりも掟も無いし、演劇の勉強もしてなければ親に男名を名付けられた女の子でもないよ」
「ならさ、確かめさせてくれよ！！」
一連の会話後、田代が猟二に向かって歩いてきて、猟二の胸に向かって手を突き出した。
「っ！！」
猟二は少しびくっとしながらも、その突き出された手をむんずと掴み、暴拳に及んだ不届き者を絶対零度の視線で睨み付け、
「何をするつもりだった？貴様」
と、身も凍るような恐ろしい声で詰問する。
「え…い、いや…そのぉ…」
その迫力に押されたのか、田代は冷や汗を流しながら震えている。
「まぁいい…今回は見逃してやる…だが、次は無いと思え」
と言い、掴んでいた手を離す。
「ほら、早く席に戻りなよ」
これ以上いじめて錯乱されたら面倒なことこの上ないので、声と目つきを元に戻しとっとと席に戻ってもらう。
そして何事もなかったかの様に、
「先生。俺は、何処に座ればいいんでしょうか？」
と、のたまった。
猟二の変貌振りと迫力の余波に固まっていた河本は、その言葉で我に返ると…
「…あ、あぁ、そうだな。あそこの空いている席を使ってくれ。」
と言って、窓際の一番後ろの席を指差した。
「分かりました」
猟二は返事をすると、河本が口を開きホームルームが始まる。
「あ～…少し予想外の出来事があったが、新しい仲間も増え、高校生活最後の一年が始まることとなった。
進路や将来について色々悩むこともあるだろうが、どうか悔いの無い人生を歩んでもらいたい。
他にも色々と煩わしいこともあるだろうが、そこはどうか頑張って欲しい。
新学期早々、長々と話を聞くのも面倒だから、今日はこれで解散とする。
特に連絡も無いからな。
それじゃあ…皆、また明日だ。起立！！」
号令に合わせて一斉に立ち上がり、
「礼！！」
の号令で頭を下げる。

ホームルームはあっという間に終わってしまった。
猟二は鞄を持って立ち上がろうとした所で、横から声を掛けられた。
「ねぇ、少し良い？」
その聞き覚えのある様な声に猟二は、
「別にいいけど…その前に君の名前を教えてくれると、有り難いんだけど？」
と答える。
「ああ、ごめんね。アタシは、社香鈴よ。
社でも、香鈴でも好きに呼んでくれて構わないわ」
横に居た声の主…社香鈴は、よろしくねと言って、手を差し出した。
こちらこそと言いながら、香鈴の手を握り握手をした。
「で、社さんは何を聞きたいの？」
「あなた…あの馬鹿を一睨みで大人しくしたでしょ？」
「あの馬鹿？」
「田代よ。田代尚って言うんだけど、あいつ…筋金入りの馬鹿で、その上女の敵っていうとんでもない奴なのよ。
お陰でせいせいしたわ～、ありがと」
「いや、お礼を言われるようなことなんかしてないさ。
しかし…河本先生が言っていたこの学校一の女好きの馬鹿って、“奴”だったんだ」
やった事がやった事とはいえ、ボロクソに貶されている。
「そうそう。で…どうやったの？
いつもはアタシが殴って止めてるんだけど…」
「う～ん…言葉で説明するのはちょっと難しいね。
それに実際やって見せると…」
「あ～…アイツみたいになると…」
未だに教室の隅でガタガタと震えている田代を、横目で睨みながら言った。
「そういうこと。じゃあ、今日は気疲れしたからもう帰るよ。
あっ！それから…」
出口に向かって歩き出そうとした瞬間、猟二は踵(きびす)を返し、
「ん？何？？」
「話し掛けてくれてありがとう」
と、少し照れ臭そうにしながら礼を言った。
「別に気にするようなことじゃないわよ。
“当然”のことをしたまでだもの。
それじゃ、また明日ね！龍神君！」
手を振って、香鈴は教室から小走りで出て行った。
「うん、また明日…社さん」
猟二も手を振りながら、早々と教室を後にした。

猟二はそのまま真っ直ぐ寄り道せずに家に帰り、部屋に入ると同時に安堵の溜め息を吐いた。
溜め息の後…猟二は香鈴のことを考えていた。
――…社香鈴…か。少しだけ妖怪の気配がしたけど…気のせいかな？
しかし…家族以外の女の子とも話せる様になったんだな…一応だけど。
まぁ…以前に比べたら、だいぶ成長したじゃないか、俺。
初日にしては、良い成果だろ。
…また明日…か…――
こうして、猟二の編入初日は終わりを告げた。
彼が本当に大切な物を手にする日は、そう遠くはなかった…。


久遠「うぉぉぉぉぉっ！終わったぁぁぁ！！
兄が執筆中の第0.5章は、本当に申し訳ないのですが後日UPします。
(本人に書く気があるのかどうか…分かりかねます)
次回の更新はいつになるか分かりませんが、出来るだけ早くしたいと思っています。
第二章～威乃守(いのかみ)と社～を、ご期待ください！！」    </description>
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    <item rdf:about="https://w.atwiki.jp/kuontoyukai/pages/42.html">
    <title>序章～過去（きょう）と未来（あす）～</title>
    <link>https://w.atwiki.jp/kuontoyukai/pages/42.html</link>
    <description>
      雨のせいで薄暗くなった道を、ボクはぼんやりと歩いていた。
生きる気力も、未来への希望も砕かれたボクは、自分がどこを歩いているのかも解らなかった。
どれだけ彷徨ったのだろう。
気がつくとボクは大きな車道の上に立ち尽くしていて、大型トラックが正面から走ってきていた。
ボクはそれをぼんやりと眺め、
このまま死ぬのも悪くないと思い、迫り来る死の瞬間を待った。
なぜ目を閉じようとしなかったのかは解らないが、
もしかするとボクは、自分が死ぬ瞬間までこの醜く残酷な現実という世界を目に焼き付けたかったのかもしれない。
これでようやく楽になれる。
そう思った瞬間、ボクの体は左から右へと弾き飛ばされ、混乱するボクにわき目も降らさずに、トラックは走り去ってしまった。
その時ボクを弾き飛ばした原因が…ボクの上にいた。
ボクは、その原因になぜ助けたのかと聞こうとそれを見上げた。
その時、時間が止まった。
何の比喩でもなく、文字通りの意味で…少なくとも、ボクにはそう感じられた。
なぜならそれはこの世のものとは思えぬ程に美しく、気高く、そして…神々しく、禍々しかった。
その髪は、鮮やかな銀色だった。
その瞳は、美しい桜色だった。
そしてその瞳には、神々しさと禍々しさが同居していた。
彼は口を開き、こう言った。
「そなたがなぜ死に急ぐのかは知らぬ。
だが、死んで楽になるにはまだ早くはないか？
死ぬことはいつでも出来る。
騙されたと思って、我等と共に生きてみんか？
我等なら、お前に生きる目的を作れると思うのだが…どうだ？」
「…なぜ、ボクを？」
「ただの気まぐれだ。それよりもどうする？
もしついて来るならば、我が名を呼べ。
我が名は、龍神一族が暗部の一人…沙紅羅木舞人（さくらぎ　まいと）、舞人と呼ぶが良い。そなたの名は、何と言う？」
「ボクの名前は……」
これがボクと師匠の出会いであり、弱く、臆病だった長谷部涼が、誇り高き戦士足らんとする龍神猟二として生まれ変わった瞬間だった――

四年後……

窓から差し込む朝日で彼…龍神猟二は目を覚ました。
「う～。朝か？」
猟二はムクリと上半身をベットから起こすと、
枕元に置いてある目覚まし時計（鳴る前に起きることが多いので、滅多に使われることはない）を手に取り、アラームを切り、時間を確認をする。
六時半だった。
もっと惰眠を貪るつもりだったが、目が覚めてしまったものはしょうがない。
二度寝をしたら確実に寝過ごすことが解りきっている為、仕方なくバスルームへとシャワーを浴びに行く。
「なんか損をしたような気がするな」などと、どうでもいいことを呟きつつシャワーを浴び、その腰まで届きそうな長い金髪を丁寧に洗う。
四年前まではコンプレックスの塊だった自分の女顔とこの金髪も、今ではそれなりの愛着を持てるようになっている。
何しろ、顔も覚えていない産みの親が残してくれた物だ。
それに、全く役に立たないものでもない。
髪というのは意外と使える武器になる。
使えるものは何でも使う…それが龍神だ。
脱衣所で制服に着替え、鏡を見ながら髪を整え、縛って簡単に纏める。

その後パンと牛乳、目玉焼きという簡単な朝食をとり、四年ぶりに通う高校の準備をする。
鞄の中に入れるのは、メモ帳、生徒手帳、筆記用具、鉄扇、スローイングダガー二本、９㍉リボルバーマグナムシルバーゲイル、９㍉オートマグデザートストーム、スペアマガジンetc・・・
流石に愛刀である斬魔大剣は持ち歩くわけにはいかない為、異界へと意識を飛ばし、いつでも召喚できることを確認する。
これで、万一の時も安心だ。
「…うむ、準備よし！」
ふと時計を見ると、家を出るのにちょうど良い時間になっていた。
「さて、行きますか」
彼はテレビの上の写真立てに目を向けた。
その写真には、七人の男女が写っていた。
場所はどこかの洋館の庭らしきところで、そのうち一人の少年は、髪の色がプラチナブロンドであることを除き、猟二と瓜二つの姿を持っていた。
「行ってきます。師匠、父様、母様、兄様、姉様」
猟二は写真に向けて微笑むと、初めて歩く通学路へと足を踏み出した。
――さぁ、頑張ろう。今日は編入初日だ――

久遠「え～・・・宣伝してから随分経ちますが、兄の丑男とともに創作した小説です。
Roter　Tanzer（ロート・タンツァー）とは、ドイツ語で『赤い踊り』と言う意味です。
でも、まだ序章・・・先は長い。
しかも、元々書いてあったやつを僕が改行・・・これがまた重労働で。
では、次回の第一章～よくある編入の日～をご期待ください。」    </description>
    <dc:date>2013-08-21T18:01:15+09:00</dc:date>
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    <item rdf:about="https://w.atwiki.jp/kuontoyukai/pages/35.html">
    <title>魔法少女リリカルなのはＡ’ｓ～闇の慟哭、光の不死鳥（フェニックス）～</title>
    <link>https://w.atwiki.jp/kuontoyukai/pages/35.html</link>
    <description>
      [[第一話～新たなる敵出現なの！？～&gt;http://www54.atwiki.jp/kuontoyukai/pages/34.html]]
[[第二話～ヴォルケンリッター対イリーガルナイツ～&gt;http://www54.atwiki.jp/kuontoyukai/pages/36.html]]
[[第三話～魔神・・・召喚、そして、新たなるチカラ～&gt;http://www54.atwiki.jp/kuontoyukai/pages/37.html]]
[[第四話～裏切った聖槍の騎士～&gt;http://www54.atwiki.jp/kuontoyukai/pages/38.html]]
[[第五話～管理局からの心強い増援～&gt;http://www54.atwiki.jp/kuontoyukai/pages/39.html]]
[[第六話～幸運の追い風(リインフォース)、再臨(イグニッション)！！前編～&gt;http://www54.atwiki.jp/kuontoyukai/pages/40.html]]
[[第七話～幸運の追い風(リインフォース)、再臨(イグニッション)！！後編～&gt;http://www54.atwiki.jp/kuontoyukai/pages/41.html]]    </description>
    <dc:date>2013-08-21T17:51:59+09:00</dc:date>
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  </item>
    <item rdf:about="https://w.atwiki.jp/kuontoyukai/pages/41.html">
    <title>第七話～幸運の追い風(リインフォース)、再臨(イグニッション)！！後編～</title>
    <link>https://w.atwiki.jp/kuontoyukai/pages/41.html</link>
    <description>
      「ティア！フリア！もうやめよう！こんなことっ！！」
新しい防護服に身を包んだミカが彼女達に向かって叫ぶ。
しかし、彼女達が出した答えは…魔力砲撃による攻撃だった。
その咄嗟の砲撃を避ける魔導師たち。
彼女たちが明らかにおかしいのは明白であったが、
具体的に何がおかしいなどは分からなかった。
「いきなり砲撃…何にせよ、聞かんぼうにはお仕置きが必要やね」
はやて達は仕方なく戦闘体制に入る。
が、ティアとフリアのすぐ横に彼女達にとって見覚えのある顔が二つあった。
「アリサちゃん、すずかちゃん？！」
なのはの親友『アリサ・バニングス』と『月村すずか』がそこにいた。
しかし、彼女たちの目は虚ろだ。
まさかとミカは素早く察し「あの二人は操られてる！フリアとティアに！」と叫んだ。
アリサとすずかの手には見慣れない宝石があった。
「あれは…！？デバイス！！」
シャマルの声と同時に、二人は詠唱を始める。
「紅の炎…我が身を纏いて、我が元に集え…！ファーブニィル！！」
「旋律達よ…我が身を纏い、彼の者たちに死を与えよ…！
クロック・オン・シンフォニー！！」
アリサは炎のような防護服、両手には槍を持っていた。
すずかは、歯車のような物が合わさった防護服、
手には複雑に入り乱れた宝石が散りばめられていた杖を持っていた。
「リンカーコアを強制的に…作り上げた？！」
闇の書事件の際に、二人が残ってしまったことがあったが、
それは管理局側の不手際であった。
つまり、デバイスを持っていたとしても魔力の元となるリンカーコアがなければ、
防護服も纏えない。
だが、今の彼女たちには強制的に作られたリンカーコアが存在しているというのである。
「悩んでいても仕方がない…一気に片をつける」
シグナムが踏み出そうとした刹那、彼女の頬に風が疾る。
その風の正体は、アリサが繰り出したものだった。
「雑魚はすっこんでなさい。私の相手はなのは…あんたよ」
シグナムを雑魚呼ばわりしたのもそうだが、アリサの口調から殺気が窺えた。
「…私が相手をするから、みんなは手を出さないで」
なのはの目は決意の色で染まっていた。
誰にも邪魔はさせない…そのような目だ。
「フェイトちゃんの相手は私だよ？」
すずかはくすくすと笑いながら、フェイトを見ていた。
「私はそれでも構わない。でも…本気で行かせてもらう」
フェイトもまた、なのはと同じように決意の色で染まっていた。
「「さあ…殺しあおう？」」
アリサとすずかの声が重なり、二人の姿が掻き消えた。

なのはSide ♪星の輝き
「確かなのはは遠距離からの砲撃が得意だよね？
近距離で滅多刺しにしたらどうなるの？あははは！！」
ニタニタと笑いながらアリサはなのはとの距離を詰めていく。
操られているとはいえ、
魔力ダメージを極限まで与えれば彼女たちの呪縛は解けると、なのはは考えた。
ならば、いつも通り全力全開の精神で行くしかない。
「まだ試してない形態があるけど…出来る？レイジングハート」
『All right.』
「じゃあ…行くよ！“ヴァリアブル・イグニッション”！！」
光の魔神の力を得たレイジングハートはエクセリオンモードのパフォーマンスをさらに超えた近距離戦専用形態へと変化していく。
そして、なのはの左腕にレイジングハートが組み込まれていき、ひとつの剣になった。
「近距離は確かに苦手だけど、こうすれば砲撃と斬撃の両方が出来る。
レイジングハートの期間限定形態(モード)『B&amp;B(ブレード&amp;バスター)モード』！！」
何より怖いのは、なのは自身がこのモードを自分で考え、本番一発勝負で決めたことだ。
「…近距離戦が不得意なことに変わりはないでしょ！！」
アリサが槍型デバイス『ファーブニィル』をなのはに向けて突き出す。
が、それはなのはに届かなかった。
「無駄だよ、アリサちゃん。今…私が元に戻してあげるから！！」
『Stand by Ready. Starlight Zero Breaker!!』
なのは自体の体が呼応するように、淡く光り始める。
「翔ぶよ！レイジングハート！！」
『Yes,my master.』
左腕を突き出しながら、アリサに向かって突進する。
アリサはすかさずシールドを張る。
しかし、なのはは気にせずぶつかる。
魔力同士の摩擦が発生し、周りに衝撃波を撒き散らす。
アリサはふと思う。
(シールドを張っているのにどうしてなのはは、このまま何もしないの？)
今のアリサには意味が分からなかった。
何故なら、これから起こり得る事態を想像もしていなかったからである。
先に動いたのは、やはりなのはだった。
「バリアブレイク＆スターライト・ブレイカー、瞬時発動！！」
バリアブレイクと同時にゼロ距離からのスターライト・ブレイカーを放ったのだ。
そう…相手を完全に油断させ、不意打ちをしたのである。
もっとも、戦いのド素人にこれをやるのは少々気が引けたらしい。
操られているとはいえ、記憶が残っていたら相当なトラウマになるに違いない。
だが、手っ取り早く元に戻すなら…ということでなのはが編み出してしまったのである。
恐ろしいかな…この子はそういうことを簡単にやってのけてしまうのだ。
「何よ、それ！！反則でしょ！！」
直撃を受け、アリサが叫ぶ。
しかし、当の本人は「戦いに反則もないよ！ちょっと(・・・・)痛いだけだから！！」と言い返した。
これをちょっと痛いだけと言うなのは。
あんなものを受けた本人からしてみれば、
ちょっと痛いなどという言葉で片付けられたらたまったものではない。
「スターライト・ブレイカー…！一斉掃射！！」
などと考えている内に、アリサは淡い桃色の光の中に消えていった。

フェイトSide
「なのはちゃん可愛そうに…アリサちゃんが相手じゃ、勝てなくて。くすくす」
普段のすずかとは思えないような発言に、フェイトはバルディッシュを強く握りしめる。
「なのはは負けない。たとえ、アリサが相手でも」
ふぅん…とすずかは目を細めて頷くと、再び悪魔のような微笑をする。
そして杖を高々と振り上げると同時に、詠唱を始める。
「フェイトちゃんも可哀想。格闘しか出来ないんだから…ね！」
「すずか…君は私を見くびりすぎだ。
私がいつ、格闘戦しか出来ないなんて言った？」
すずかの攻撃を高速で避けつつ、軽く挑発する。
「死にぞこないは嫌われるよ？」
「残念ながら、まだ死ぬつもりはないんだ。
バルディッシュ、ヴァリアブル・イグニッション！！」
『Yes,sir.』
雷の魔神の力を得たフェイトは、
バルディッシュのパフォーマンスを最大限にまで引き伸ばした。
先端が伸びていき、まるでなのはのレイジングハート(Bモード)のような形に変化していく。
柄の部分は短くなり、その片側にトリガーが出来上がる。
「遠距離戦に特化したバルディッシュの真骨頂…
ブラスターモード！そして…近・中距離戦に特化したブレードモード！」
そう、フェイトの手には普通ではありえないデバイスが二本握られていた。
「ふぅん…あくまでも私に刃向かうんだね」
すずかはそう言うと、再び詠唱を始める。
しかし、フェイトがそれを許さなかった。
「させない！プラズマ・ブラスター…ファイア！！」
ブラスターモードからの砲撃に加え、迅速の勢いですずかに詰め寄る。
「…っ！速い！！」
「すずか、ごめん…でも、私だって…負けられないんだっ！！」
ブレードモードとなったバルディッシュを振り上げ、すずかに魔力を叩きつける。
しかし、すずかの表情は変わらない…笑顔のままだった。
「くすくす…私の詠唱がなんだったか本当は気づいてるくせに」
「けど、私には効かない。すずか『ごとき』が私に触れることすら許されない」
「あはっ…！本音が出たね、フェイトちゃん！！
でもね、その傲慢が命取りになるって事…覚えておいた方がいいよ！！」
ぶつかり合う二人の間に淡い紫色の光が溢れる。
「消えちゃえ！クラスター…？！」
「遅い！ヴァリアブル…ストライク！！
続けて…」
キィィン！
甲高い音を立てながら、金色の拘束具がすずかの手足にはまる。
「くっ…！！このぉ！！」
力ずくで外そうとするすずかだが、その力もバインドの前では無力だった。
もっとも、その前のヴァリアブル・ストライクでの砲撃の際に魔力が帯電しているため、動こうにも動けないでいた。
「これで決める！！ファランクスシフト…デッドエンド、ファイアッ！！」
金色で無数の魔弾が目標(すずか)に向かって飛んでいく。
そして、最後の一撃と言わんばかりにブラスターモードのバルディッシュを掲げ、
静かに告げる。
「終焉の時を(Dead End)！！」
爆発が夜空に瞬いた。

同時刻、アースラ級時空航行船『シュッツバルト』医務室。
「…っ！ここは…」
「気が付いたようだな」
リインフォースが目を覚ますと、そこには見慣れぬ男が傍にいた。
「お初にお目にかかる。
私は時空管理局アースラ級時空航行船『シュッツバルト』の艦長、リリー・マルレーンだ」
「管理局が私を確保してどうする気だ」
「簡単なことだ、君が元いる場所へ戻す」
「闇の所のプログラムから外された私に再び戻れと？」
「元いる場所と言ったのだ。つまり、君の主の元だ」
「主…はやてのことを言っているのか？」
「そうだとも」
正直な話信じられなかった。
時空管理局の人間が自分を遺失物(ロストロギア)扱いせず、自分の主の元へと返すというのだ。
「私は忌み嫌われている呪いの魔道書なのだ。
今更主はやてに合わせる顔など…」
その先を言おうとして、マルレーンに止められた。
「それを決めるのは君の主であって君ではない。
さぁ、君の一歩を踏み出せ。
転送装置は起動済み…あとは君次第だ」
「…会ったばかりだというのに、何故だか旧友のような気がしてならないですね」
「私はそういう人間なんだよ」
リインフォースは少し笑うと、ベッドから降りる。
「これは…」
「君が漂流していた時に一緒にあった騎士甲冑だ。
私の予想では闇の書が最後にくれたプレゼントではないかな？」
そっとそれを抱きしめ、身に纏う。
「…先程の無礼を払拭するためにも、私はここを去るべきですね」
「ああ、そうだな。幸運の追い風に更なる幸せを願う」
マルレーンの言葉を聞きながら、リインフォースは転送装置に足を踏み入れた。
(今行きます…我が主)



数時間後…
「はぁ…はぁ…はぁ…」
「もう抵抗するのはよすんだ！」
「黙れ」
ティア、フリアの両名による猛撃が続いていた。
「アリサちゃん、もうやめて！！」
「うるさいわね！そのうるさい口を黙らせてあげるって言ってんのよっ！！」
「すずか！」
「しつこいなぁ…！」
なのはのゼロ距離攻撃を受けたはずのアリサと、
フェイトの全力のファランクスシフトを受けたはずのすずかも、
なのはとフェイトに攻撃を続けていた。
(カートリッジ残り2つ…今入ってるのだけでも残り14発…うまく切り抜けないと！)
「このままやったら埒が明かん。ウチが何とかしてみせる！」
「はやて？」
「一気に上昇して、上からラグナロクや！そうすればなんとかなる！」
「勝算がなさすぎだ！よせっ！！」
クロノの言葉も無視して、はやては夜空に飛翔した。
しかし、その隙を逃すほどティアたちは甘くなかった。
「うるさいハエ…叩き落とす」
ティアのエンディニティ・カノーネがはやてを捉える。
「はやてぇぇぇっ！！」
ヴィータが飛び出すが間に合わない。
と、その時だった。
「転移反応！？誰だ、こんな時に！！」
眩い光と共に現れる人影。
夜風に靡く白銀の長髪、背中に生えるのは眩しいほどの白い羽根。
白い騎士甲冑に身を包んだ人影が。
赤い瞳が自分の主を映す。
「え…り…リインフォース？」
「はい、我が主」
微笑み返したその人物こそ…あの日、闇の書と一緒に消えたはずのリインフォースだった。    </description>
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