「ひまだ・・・・。」 蔵馬が学校へ行ってもう5時間ぐらい経つ。 ゲームもマンガも見飽きて昼寝でもしようかと思っていた飛影。 ベッドに寝そべったとき、リモコンを踏んでしまい プチーーンッ とテレビの電源がついた。 ≪特集、背が高くなる方法~~~♪≫と司会者がいった。 思わず反応した飛影はテレビの前へ寄った。 ≪いやぁ~最近の若い子はみんな背が高いですよねェ~。≫ ≪やっぱ、男は背が高くないと・・・ねぇ?≫ ぐさッ 胸に矢が突き刺さる。 ≪ショックを受けたあなたも大丈夫ッッ!!簡単なことをするだけで、あっという間に大きくなるョ♪≫ ・・・・ホントか? ≪いったいその方法とはなんですかっ?≫ ≪ズバリ・・・・・、≫ ゴクッ 飛影は息を飲んだ。 ≪牛乳をたっくさぁぁぁぁん飲むことでぇ~~~す!!≫ 本当かぁぁぁ!? ・・・でもやって見ないこともない・・よな。 よしっ蔵馬が帰ってこないうちにやってみよ、、、、 ガチャッ 「ただいま~・・・アレ飛影?何してるんですか?」 蔵馬が帰ってきてしまった・・・。 飛影はとっさにテレビを消した。 「身長のこと気にしてるんですか?」 「べっ別に関係ないだろうッッ!!」 「知ってますか、飛影。身長には牛乳が一番なんですよ。」 蔵馬が急に近づいてきた。 続く