あご(玄霧藩国のPC)

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*部品構造 -大部品: あご RD:90 評価値:11 --部品: あごの容姿 --部品: あごの性格や性質 --部品: 今までの来歴 --部品: おやつを持ち歩く --大部品: 玄霧の民 RD:9 評価値:5 ---大部品: 森国人 RD:8 評価値:5 ----大部品: 森国人の身体的特徴 RD:3 評価値:2 -----部品: 長い耳 -----部品: 長身痩躯 -----部品: 長い髪 ----部品: 革製の日常着 ----部品: 瞑想通信を使うことが出来る ----部品: 基本の職業適性 ----部品: 森国人の習慣 ----部品: 森の恵みを得る ---部品: 玄霧藩国の森国人 --大部品: あはき師 RD:39 評価値:9 ---部品: あはき師とは ---部品: 3年間の養成課程と国家試験 ---大部品: あん摩マッサージ指圧師 RD:2 評価値:1 ----部品: あん摩マッサージ指圧とは ----部品: あん摩マッサージ指圧の治療作用 ---大部品: 鍼灸師 RD:3 評価値:2 ----部品: 鍼灸術とは ----部品: 鍼灸の成り立ち ----部品: 鍼灸治療による作用 ---大部品: 医学的な知識と理解 RD:3 評価値:2 ----部品: 医学の知識と理解 ----部品: 作用への理解と適切な選択 ----部品: 東洋医学の思考と理解 ---大部品: 施術上の注意点 RD:6 評価値:4 ----部品: リスク管理 ----部品: 禁忌部位 ----部品: 安全刺入 ----部品: 鍼灸治療の禁忌 ----部品: 清潔と消毒 ----部品: あん摩マッサージ指圧における禁忌とその対応 ---部品: 四診能力 ---部品: コミュニケーション能力 ---部品: 自身の健康管理 ---部品: 清潔な衣類 ---大部品: あはき師の持ち物 RD:2 評価値:1 ----部品: 鍼灸道具 ----部品: 手ぬぐい ---大部品: 信頼される施術者 RD:6 評価値:4 ----部品: 生涯研修 ----部品: 数々の臨床経験 ----部品: 包括的な思考 ----部品: 地域社会との連携 ----部品: 身近な存在 ----部品: 継続的な治療 ---大部品: 実戦的な柔道技術 RD:5 評価値:3 ----部品: 柔道とは ----部品: 投げ技 ----部品: 固め技 ----部品: 当て身技 ----部品: 柔道の鍛錬とその経験 ---大部品: 柔道整復術 RD:5 評価値:3 ----部品: 柔道整復術とはなにか ----部品: 整復法 ----部品: 固定法 ----部品: 後療法 ----部品: テーピング療法 ---部品: 応急手当の知識と能力 --大部品: ストレッチ好き RD:11 評価値:5 ---部品: ストレッチの実践と布教活動 ---大部品: ストレッチ RD:10 評価値:5 ----部品: ストレッチとはなにか ----部品: 静的と動的のちがい ----部品: 無理は禁物 ----部品: 続けることが大事 ----部品: 運動不足の解消 ----部品: 柔軟性の向上 ----部品: 基礎代謝の向上 ----部品: 怪我の予防 ----部品: クールダウン効果 ----部品: ストレスの解消 --大部品: 趣味:料理 RD:7 評価値:4 ---部品: 料理は段取りが一番 ---部品: 家庭料理主体 ---部品: 節約料理レシピ ---部品: 大鍋料理の経験 ---部品: カレーは正義 ---部品: お菓子作りは科学 ---部品: 凝った細工 --大部品: 祈りの護符 RD:9 評価値:5 ---部品: 魔法で作られた品 ---部品: 祈りの護符の効果(防壁) ---部品: 危機感による発動 ---部品: 魔除けの素材 ---部品: 魔除けの素材 ---部品: デザイン ---部品: 祈りの込められた品 ---部品: 作成に至る経緯 ---部品: 役目を終えたあとの扱い --大部品: 読書同好会 RD:11 評価値:5 ---大部品: 同好会について RD:4 評価値:3 ----部品: 読書同好会について ----部品: 活動拠点 ----部品: シンボルマーク ----部品: ワインレッドの栞 ---大部品: 在籍資格 RD:3 評価値:2 ----部品: 本が好きであること ----部品: 本を、人を批判しないこと ----部品: 本に優劣をつけない ---大部品: 同好会主催のイベント RD:4 評価値:3 ----部品: 読み聞かせボランティア ----部品: ブックマーケット ----部品: 再現料理の会 ----部品: 聖地巡礼 *部品定義 **部品: あごの容姿 森国民の特徴である長い髪を「治療の邪魔になる」と肩より短い程度にカットし、前髪をヘアピンで留めている。 女性にしては高い身長を持ち、細身であるためひょろりとした印象を見るものに与える。 髪は春の芽吹きのような淡い黄緑色で、丸目がちな瞳は角度によっては金に見える薄い檸檬色をしている。 くるくると表情をよく変えるため、成人済みの女性だが年齢より幼く見られがちである。 **部品: あごの性格や性質 好奇心旺盛であまり人見知りしない。笑顔でいることが多く、陰陽でいえば陽の性質である。 社交的に見える反面、一人の時間も大切にしており、家でゆっくりと料理をしたり、本を読みながらお茶を飲んだりすることも好んでいる。 **部品: 今までの来歴 幼いころは虚弱体質であり、さまざまな医者にかかっていたが、第二次性長期ごろより段々と改善し、健康体になった。 その経験から医療への道を志し、身近な医療をと鍼灸あん摩マッサージの免許を取る。 後に戦場に向かう医師を見て、自身も治療の幅を広げるため柔道および柔道整復術を学び、実践的戦闘技術と急性外傷への対応技術を取得する。 **部品: おやつを持ち歩く 常に数種類の飴やクッキー・ビスケットなど軽くとれる嗜好品を持ち歩いている。 自分で食べるほかにも、気軽にプレゼントして一緒に食べるなどコミュニケーションツールとしても使用できる。 **部品: 長い耳 長い耳とはいわゆるエルフ耳である。大きさはまちまちだが、耳の先がとがっているのが特徴であり耳たぶは短めである。長さと関係あるかは不明であるが、遠くの、あるいは小さな音を捉える能力にも優れている。 **部品: 長身痩躯 種族的な特徴として肥満体になりにくく痩せた体つきをしている者が多い。総じて、細い見かけによらず膂力はあり衣服を脱ぐとしっかり筋肉のついた引き締まった体つきをしている。また他国人と比べて背丈は高めが標準である。 **部品: 長い髪 森国人の髪の色にこれと決まった特徴傾向はない。髪型としては男女の別なく長髪が伝統と言える。もちろん髪型を選ぶのは個人の自由であり、短髪を好む者もいて、それが咎められることはない。 **部品: 革製の日常着 天然繊維の肌着の上に身体にぴったり付くデザインのなめし革の胴着を着用するのが、森国人の伝統的な日常活動時の服装である。ズボン、スカート、長靴など様々な部分に皮革が多く用いられるが、もちろん、必要に迫られたり職業によってはこの限りではない。 **部品: 瞑想通信を使うことが出来る 森国人の特徴として瞑想通信を使用できる。瞑想通信を使うには道具の補助や数人がかりでの瞑想など、入念な準備が必要となる。 **部品: 基本の職業適性 人種的に、理力・魔法との親和性がとくに高い。その他に、優れた視力と聴力や自然の中での隠密行動に長けていることから忍者、また指先の器用さに優れる者が多く整備士・医師などにむいているとも言われる。 **部品: 森国人の習慣 自然を大切にし、森を切り拓かないまま森の中に村を築く。樹木をそのまま活かす木造建築物を好み、自然環境を破壊しない生活を送ることを良しとする。 **部品: 森の恵みを得る 森国人は、その名の通り森で暮らしてきたという歴史から、自然の恵みを採集活用する技能に長けている。森とともに生きるというライフスタイルをもち、資源の獲りすぎによる種の絶滅が起こらないように生活を律してきた。近年では開けた場所で畑作も行っているが、森を減らすことは本末転倒として嫌う傾向が強い。森がなくなることは災害を呼ぶという伝承を伝えており、森の手入れのための間伐は行うが必要以上の伐採は戒められている。 **部品: 玄霧藩国の森国人 森国人国家と一口で言っても、国が違えば気性も少しずつ異なるものである。玄霧藩国では、よく言えば職人気質、別の言い方をすればオタク気質の、おのおのが自分のウデを磨き上げることに熱意を見いだす傾向があった。それは各人の好みによっていろいろな方面に向けられたものであったが、家庭の娯楽としての食事、ひいては美味しい家庭料理を作ることへむけても発揮され、家族・友人の喜ぶ顔を見ようと自分の腕を磨くことにみな熱心に取り組む様子もみられた。それは他者を癒すことに感じる喜びともつながっていった。 **部品: あはき師とは あはき師とは「あん摩マッサージ指圧師」「鍼師」「灸師」の3つの国家資格をもったものの俗称である。 「あん摩マッサージ指圧師」「鍼師」「灸師」それぞれの頭文字をとった俗称であり、医療従事者としての活躍が期待される。 **部品: 3年間の養成課程と国家試験 あはき師になるためには「あん摩マッサージ指圧師」「鍼師」「灸師」の3つの国家資格が必要である。 国家試験の受験資格は、「あん摩マッサージ指圧師」「鍼師」「灸師」の専門課程のある養成学校で3年以上養成課程を修了することで与えられる。 3つの専門課程は大部分で重なっており、国家試験も同日に開催されるため、同時に取得することが可能である。 国家試験で一定基準に達する点数をとり、合格した者のみが「あん摩マッサージ指圧師」「鍼師」「灸師」を名乗り業することを許可される。 **部品: あん摩マッサージ指圧とは あん摩とは、術者の手指を用い、薄い衣服の上から遠心性(中心部から末梢にかけて)の刺激を強弱をつけて与える手技療法である。 主として筋肉へとアプローチし、筋組織の循環を向上させ生体の機能調節を図る。 マッサージとは、術者の手指を用い、生体の皮膚に直接求心性(末梢から中心)への刺激を与える施術である。 求心性の手技により、血液・リンパ液の還流を促し、新陳代謝機能の向上を図る。 指圧療法とは徒手を用いて、全身の体表に定められた部位を主に漸増、漸減の垂直圧の一点圧を遠心性(中心から末梢)に与える手技療法である。 押圧操作による圧反射機転により、生体に備わっている自然治癒力の働きを促進し、神経・筋の機能を調整する。 あん摩マッサージ指圧師はこれらあん摩・マッサージ・指圧それぞれの意義と効能の違いを理解し、その施術を使い分けることにより、患者の状況に合わせた適切な治療を選択し、行う。 **部品: あん摩マッサージ指圧の治療作用 あん摩マッサージ指圧により「興奮作用」「鎮痛作用」「反射作用」の3つの効果が期待できる。 「興奮作用」とは、病的に機能が減退した神経・筋に対して、その機能を高め減退している機能を回復させる作用のことである。 この手技は弱い刺激を与え、時間も短く行う。 運動麻痺、知覚鈍麻、知覚脱失などに対して治療効果があるのは主としてこの興奮作用によるものである。 「鎮痛作用」とは、病的に機能が亢進している神経や筋に対してその機能亢進を抑え、沈静させる作用のことである。 この手技は強い刺激を与え、時間も長く行う。 神経痛・筋痙攣・筋緊張・知覚過敏・筋肉痛などに対して治療効果があるのはこの鎮痛作用によるものが大きい。 「反射作用」とは、疾病部位から離れた部位に対して施術を行い、反転機能を解して神経や筋、内蔵などに刺激を与え、異常機能の調整を図る作用のことである。 興奮的効果と鎮痛的効果の両方が期待できる。 **部品: 鍼灸術とは 鍼術とは、鍼を用い身体の一定部位に接触または穿刺刺入し、生体に機械的刺激を与える施術方式である。 灸術とは、一定の方式に従い艾(もぐさ)を燃焼させ、またはそれにかわる物質を用いて身体表面の一定部位に温熱的刺激を与える施術方式である。 どちらも施術によって起こる効果的な生体反応を利用する。 生活機能の変調を矯正し、保健及び疾病の予防または治療に広く応用できる施術である。 **部品: 鍼灸の成り立ち 鍼灸治療の生まれは経験療法である。 原始的な人間が外傷を受けたり痛みを覚えたとき、本能的にその部に手を当て圧したり、舐めたり、泥や葉をつけるなどした。 やがて文明が進歩し火を利用するようになると、暖めることで局部の温熱が疼痛を軽減することを経験し、局所的温熱刺激である灸法が生まれた。 また、細くて鋭い石器で皮膚を切り、膿を排出させたりして疾病の治療ができることを経験し、以降道具の発達に従い金属製の鍼が治療に応用されるようになった。 そしてどちらもより効果的な場合に応じた治療が選択されるようになり、時間の経過とともにそれらの経験が集積されたと考える。 **部品: 鍼灸治療による作用 鍼灸治療によって以下の治療作用が期待できる。 ・「調整作用」 組織、器官に一定の刺激を与えて、その機能を調整する。 ・「興奮作用」 知覚の鈍麻や消失、運動麻痺などの神経機能の減弱及び内蔵諸器官の機能減退に対して興奮を促す。 ・「鎮静作用」 疼痛や痙攣のような異常に興奮が起きる疾患に対して鎮静を促す。 ・「誘導作用」 局所の血行障害に対し、患部に施術して血流を他の健康部から誘導する。もしくは局所の充血や炎症の際に少々隔たった部分に施術し、血液をそちらに誘導し患部の血流を調整する。 ・「鎮痛作用」 内因性モルヒネ様物質の発生あるいは下行性抑制などの機序により鎮痛作用を発現させる。 ・「消炎作用」 施術により白血球が増加し、施術部位に遊走する。血流改善により病的滲出物などの吸収を促進させ、生体の防衛能力を高める。 ・「転調作用」 自律神経失調やアレルギー体質を改善し、体質を強壮にする。 ・「反射作用」 痛み刺激あるいは温熱刺激による反射機転を介して組織、臓器の機能を鼓舞あるいは抑制する。 特に灸術においては施術後の血液像(赤血球、血色素量など)、血液凝固時間の短縮などの循環器系の作用が認められ、 「増血作用」「止血作用」「強心作用」があるとされている。 **部品: 医学の知識と理解 あはき師は、患者の生体へ触れることを業とする。 そのため、筋・骨格・内臓・神経・脈管・感覚器などを主とした解剖学的知識や生理学への知識は基本となる。 また患者の病態を正しく把握するためにも病理学や臨床医学への理解も求められる。 **部品: 作用への理解と適切な選択 あはき師は治療するにあたって、「その施術を行うことにより期待できる作用」への理解が必要である。 まんぜんと施術するだけではなく、如何なる目的でどこにどれくらいの刺激を与えるかを思考、選択することが大切だ。 生体の反応を観察し、適切な刺激量を与えることで十分な治療効果を挙げることができる。 **部品: 東洋医学の思考と理解 東洋医学とは、人とは自然の一部であるという考え方のひとつである。 「陰陽学説」「気血津液の仕組み」「五行学説」「五臓のはたらき」「経絡経穴」などに基づく人体の捉え方と治療方法も、治療にとって大事な選択の一つである。 **部品: リスク管理 施術における医療事故には十分気をつけ、危機意識を持つ。 環境、器具、作業方法、手順などを点検し適切な対策を行う。 常に安全に関する知識・技術の水準を一定に保ち、細心の注意を払い治療にあたらなければならない。 万が一事故が発生した時は速やかな処理対応をを行い損害を最小限にし、再発防止に努める。 **部品: 禁忌部位 刺鍼を避けるべき部位として、外生殖器、臍部、眼球、急性炎症の患部、新生児の大泉門などがある。 また、肺、胸膜、心臓、腎臓、脊髄および延髄などの中枢神経系、大血管などは刺鍼により障害が起こった場合は重篤な問題になりやすいので、特に注意が必要である。 灸術においては顔面部や化膿を起こしやすい部位、浅層に大血管がある部位、皮膚病の患部などへの直接灸は避ける。 **部品: 安全刺入 過剰な刺激や事故を防止するため、刺入深度と角度には細心の注意を払う。 解剖学構造を十分に理解し、患者の体格を考慮して、部位によっては刺入方向を横刺、斜刺などにして対応する。 **部品: 鍼灸治療の禁忌 鍼灸療法は生体の反応性を応用した治療であり、病態や症状の改善を目的に施術が行われてきたため、疾患名で絶対的な禁忌を定めることは難しい。 しかし、一般には ・安静が必要な場合 ・刺激を与えることで有害な作用を起こす場合 ・免疫機能が低下し、感染の危険性が高い場合 は鍼灸治療を避ける。 また、 ・妊娠中 ・救急救命や手術を必要としている場合 ・出血性の疾患 ・悪性腫瘍の腫瘍部への治療 も治療の選択をすべきでないとされている。 **部品: 清潔と消毒 手指を用い患者の体表に触れる施術のため、特に手指の清潔には注意しなければならない。 汚れが入らずまた患者の皮膚を傷つけぬよう指の爪は短く切り、ヤスリなどを用いて丸める。 施術開始前には石鹸水でよく洗い、クロルヘキシジン、含水アルコールなどを用いて消毒する。 感染症のリスクから、用いる道具も清潔と滅菌を心がける。 滅菌されていない道具を生体に用いることは禁止されている。 可能ならばディスポーザブル(使い捨て)タイプの道具を用いることが推奨されている。 **部品: あん摩マッサージ指圧における禁忌とその対応 あん摩マッサージ指圧を行っても効果のない、あるいは施術により病状が悪化するものがある。 これを禁忌症と呼び、その施術は禁止されている。 もし患者が治療を求めてきた場合でも施術を行わず、上記のことを説明した上で適切な医師や病院に行くよう誘導、指示し、施術者もまた医師の判断を仰ぐ。 医師から施術するよう指示を受け、また施術者自身もその治療が適切であると判断した場合はこの限りではない。 以下に禁忌症の一例を示す。 ・急性の伝染病、熱性病 ・悪性腫瘍 ・急性中毒(昆虫毒・蛇毒など) ・急性炎症(虫垂炎など) ・出血性疾患(喀血、吐血、脳出血直後) ・外傷(創傷部、骨折、脱臼直後) ・重症の内臓疾患 **部品: 四診能力 四診とは「問診」「望診」「聞診」「切診」を表す言葉である。 「問診」とは患者本人から訴えや既往歴、全身の状態などを聞くことである。質問用紙に記入してもらう方法もあり、両方を併用することもある。 「望診」とは目で観察することである。顔色、全身の動きや姿勢、舌の状態などをよく診て病態の把握に努める。 「聞診」とは呼吸の状態、声の張りなどの音を聴くことと、口臭や排泄物の匂いをかいで判断することである。 「切診」とは患者に直接触れて診断するものをいう。脈の状態を診る脈診や腹を診る腹診もこれに含まれる。 鍼灸師は患者の状態を正しく把握し、治療に活かすためこの四診の能力が求められる。 **部品: コミュニケーション能力 患者と対話する必要があるためコミュニケーション能力は必須である。 それは上手な問診や説明ができるというだけではなく、良好な信頼関係を築くための力である。 患者のメンタルケアや術後の満足感にも深いつながりを持つ。 **部品: 自身の健康管理 患者を健康にするためにも、まずは自分自身が健康であることに気をつけねばならない。 自身のコンディションは治療の質にも影響するため、自己マネジメント能力が必要である。 **部品: 清潔な衣類 服装に定めはないが、動きやすく清潔な衣類を着用する。 医師との区別をつけるため、淡色のケーシー型の白衣を着用するものが大半である。 外気温に応じて下にシャツを着る、上にパーカーを羽織るなどして調整する。 **部品: 鍼灸道具 鍼灸師は鍼灸治療のために「鍼」「もぐさ」「線香」「消毒用品」「灰皿」などを適切な範囲内で持ち歩く。 鍼は鍼体が1寸(30ミリ)から3寸(90ミリ)の長さで、太さが1番(0.16ミリ)から5番(0.24ミリ)のものが一般的である。 針先の形状は鍼尖の少し上方から細く鋭利になっている。刺入しやすく、疼痛も少ない。 材質は金・銀・ステンレスが主流であり、ステンレスのものはディスポーザブル(使い捨て)が推奨されている。 また、刺入する鍼以外でも円鍼や鍉鍼といった皮膚刺激を主体とした鍼もあり、小児や刺激量の少ない施術に利用される。 艾(もぐさ)は蓬の葉を乾燥させ、石臼でひいて篩にかけ、不純物を除去し作られる。 柔らかで芳香のよい、熱刺激の緩和なものが上質である。 線香は樹皮や葉などの粉末を原料とし、着色料や香料などを適量混ぜて練り、乾燥させたものである。 灸に着火する際に用いる。 **部品: 手ぬぐい 治療家として、手ぬぐいを所持しているものが多い。 およそ33センチ×90センチの綿でできた白地のものが一般的だが、意匠をこらしたものや染めがはいった手ぬぐいを好んで使用する施術者もいる。 いずれにせよ清潔を心がける。 有事の際は引き裂いて包帯や三角巾の代用にもなる。 **部品: 生涯研修 免許を取ったからそれで終わりというわけではなく、むしろ免許を取得し、臨床の現場に出てからが学修の本番である。 目の前の患者をばくぜんと治療していくだけではなく、症例ごとに真摯に向き合い生涯の研鑽を怠らないことが信頼に足る施術者への道筋である。 **部品: 数々の臨床経験 書物や講義で学んだだけではなく、実際患者に触れ、治療し、その結果を診ることで更に次に活かせる。 多数の症例の経験と一連の試行錯誤は、治療の大切な指針である。 **部品: 包括的な思考 施術中に治療するだけではなく、患者をとりまく環境を幅広くとらえケアできることが期待される。 養生法の指導や健康づくりのアドバイスなど、単に症状だけを診るのではなく包括的に患者の生活を考えられてこそ信頼のできる施術者であるといえる。 **部品: 地域社会との連携 地域の医療、福祉との連携も大事なことである。 患者を紹介する際には、患者について把握している内容を整理して正確に示した紹介書を書くことが推奨されている。 また逆に患者の紹介を受けた場合は、依頼された事項に対する反応や経過報告を行うことにより双方向性の医療、福祉が築かれる。 **部品: 身近な存在 施術者は、尊敬される存在であると同時に身近な存在であることも大事である。 治療に関する話だけではなく、少しの身体の変化や心に抱える悩みなども気軽に相談できるような信頼関係の構築に努める。 また負担なく治療に通える環境を作ることも大切だ。 **部品: 継続的な治療 悪化した症状を緩和させるだけではなく、継続的に治療を受けてもらうことで身体を健康な状態で保つことも大切である。 しかし、実際は症状が出てから治療を求める患者が多い。 継続的な治療を推進するためには、治療の必要性の十分な説明や、施術に対する満足感、爽快感、施術中の心地よさなど総じて高い水準が要求される。 それらをクリアし、病気の時も健康な時も継続的な治療を提供できてこそ信頼に足る施術者であるといえるだろう。 **部品: 柔道とは 柔道とは、投げる、抑える、絞める、打つ、蹴るなどの技を用いて、相手を制す徒手格闘術のひとつである。 スポーツ的な試合では当て身技は禁止されているが、実戦的に柔道を用いる際はこの限りではない。 **部品: 投げ技 投げ技とはその名のとおり相手を投げ倒す技である。 立ったままの姿勢で投げ倒す立ち技と、自分の身体を倒しながら相手を投げる捨て身技とがある。 相手を殺傷することを必ずしも目的とせず、自分の体勢を崩さず相手を制すことで、自らの命を守る技術としても優秀である。 無論攻撃的な手段に用いるのも有効だ。体勢を崩し反撃能力を失った相手にとどめをさすのは比較的容易だろう。 **部品: 固め技 固め技とは相手の身体を抑え込んで起き上がれないようにしたり、相手を絞めて制したり、関節を伸ばしたり曲げたりひねったりして、相手の動きを封じる技である。 実力の優るものが使えば、相手を傷つけずに制圧することができるが、実戦においては危険が大きく、頸部を絞め窒息による気絶など、逆関節を取り・関節の破壊などを目的として行うほうが適切である。 **部品: 当て身技 相手の生理的弱点(急所)を手、足、頭などで突く、打つ、蹴るなどして制する技である。 急所としては眼球、頭頂中央部、眉間、こめかみ、みぞおち、ひばら、下腹部、睾丸などがある。 危険性が高いため、試合などのスポーツ面では禁止されており、実戦でも使用には十分な注意を払う。 **部品: 柔道の鍛錬とその経験 基礎的な鍛錬はもちろん、スポーツでの柔道と実戦での柔道の違いはしっかりと区別することが大切である。 練習法には形と乱取りの二つの形式があり、この二つの練習法を組み合わせ日々鍛錬を重ねることにより、技術の向上を得ることができる。 **部品: 柔道整復術とはなにか 柔道整復術とは、骨・筋肉・関節・靭帯などの運動器に発生する骨折・脱臼・捻挫・挫傷・打撲などの損傷に対し、手術をしない「非観血的療法」で行う手技療法のことをいう。 整復や固定を行うことにより、人間の持つ自然治癒能力を最大限に発揮させる治療術のことである、 **部品: 整復法 整復法とは骨折した箇所を元の状態に戻す、また肩などの関節が脱臼やずれた場合に元に戻すために操作する技術の事をいう。 患部のみでなく、周囲の状態を把握し、施術することが大切である。 **部品: 固定法 固定法とは骨折や脱臼などをした箇所に三角巾や包帯、副木などを使って患部を固定する治療法の事をいう。 患部を固定する事によって無理な動きを封じ、治療効果を高めることができる。 固定の仕方や使う材料は、患者に合わせて調整する。 **部品: 後療法 後療法とは物理療法・運動療法・手技療法の3つの治療法それぞれを相乗的に作用させて、損傷した組織を回復させる治療法の事をいう。 運動療法は患者の機能回復やリハビリテーションを目的として行われることが多い。 それぞれの患者の状態に合わせて適時適切な療法を選択し、行うことが重要である。 **部品: テーピング療法 テーピング療法とは負傷を予防、もしくは負傷した部位の悪化を防止するために、関節、筋肉などにテープを巻いて固定することである。 主に可動域の制限、障害部位の補強を目的として行う。 **部品: 応急手当の知識と能力 医療従事者として応急手当及び救命手当の知識と人命を救う勇気、つまり実行能力がある。 有事の際は傷病者や周囲を観察し、協力を求めることはもちろん、気道確保、心臓マッサージ、人工呼吸、止血などの手当てを状況に応じて適切に判断し、実行する。 **部品: ストレッチの実践と布教活動 あごはストレッチを好み、常々周囲にもストレッチの有用性を説き、自身も暇を見つけてはこまめなストレッチを行っている。 一人で行うだけではなく、患者や同僚や友人など周囲の人間を誘い合わせて行うのも楽しみの一つである。 自身でストレッチのやり方や注意点を書いたチラシを作り、無料配布している。 **部品: ストレッチとはなにか ストレッチとは、身体の筋肉を良好な状態にするために引っ張り伸ばす運動のことである。 主に静的ストレッチと動的ストレッチの2つに分類され、それらを使い分けることで心身を健康な状態に保つ。 **部品: 静的と動的のちがい 静的ストレッチとは、筋肉をゆっくりと可動域の範囲内で伸ばし、反動をつけずに10~30秒ほど同じ姿勢で止まったまま行うストレッチのことをいう。 主に筋肉の可動性の向上や、乳酸などの老廃物を流す疲労回復効果を目的として行う。 動的ストレッチはそれとは逆に、身体を動かし、反動をつけて筋肉を伸張させるストレッチのことをいう。 心拍数や体温を上げ、筋肉の柔軟性の向上させ、怪我の予防や運動前のウォーミングアップに効果がある。 目的に応じてこれらストレッチを使い分けることで身体パフォーマンスの向上に繋がる。 **部品: 無理は禁物 何事もやりすぎは厳禁である。 ストレッチも痛みが出ない程度の力で、各々の関節可動域の範囲内で少しずつ動かしていくことが肝心である。 またストレッチの最中は息を止めず、自然な呼吸を心がける。開始前後に深呼吸をするのもよいだろう。 **部品: 続けることが大事 一日に数時間やるものではなく、一日10分程度を毎日こつこつと継続するのが効果的である。 朝一番、風呂上り、就寝前など習慣づけを行い、日々の生活に取り入れる。 誰かと誘い合わせて一緒に行うのも良いだろう。 **部品: 運動不足の解消 適度なストレッチを継続して行うことで、デスクワークの人間では特に不足しがちな運動量を補うことができる。 激しいスポーツにはしり込みする人でも、少しのストレッチを行うことが運動をはじめるきっかけとなったりもする。 **部品: 柔軟性の向上 ストレッチを行うことにより、筋肉ならびに結合組織の柔軟性を高め、関節可動域を広げる効果が期待できる。 柔軟性を十分に確保することにより、素早い動きやしなやかな動きが可能になり、身体能力のアップにもつながる。 **部品: 基礎代謝の向上 可動域が拡大することで、筋肉の収縮が容易になる。 そのため、同じ動作でも消費カロリーが上がり、結果として基礎代謝の向上につながる。 また、硬くなっていた筋肉がしっかりと収縮が可能となることにより筋ポンプの働きが正常化し、全体の血流が良くなることから、体温の上昇、冷えの改善が期待できる。 **部品: 怪我の予防 ウォームアップとして動的なストレッチを運動前に行うことにより、体温が上昇し、身体のパフォーマンスは向上する。 また、柔軟性を日ごろから高めておくことで肉離れ・ぎっくり腰などの怪我の予防にもつながる。 **部品: クールダウン効果 運動のあとにストレッチを行うことにより、損傷した筋肉の回復を早め、成長を促すことができる。 また興奮した神経や筋を落ち着かせ、疲労物質の代謝を促進し、疲れがたまらないようにする効果もある。 **部品: ストレスの解消 ストレッチはストレス解消の助けとなる。 凝りかたまった筋肉が原因の圧迫感や息苦しさを軽減する一因となるほか、単純に身体を動かすことは気分転換になる。 身体がやわらかくなると、心もやわらかくなるともいえるだろう。 **部品: 料理は段取りが一番 手早く料理をこなすのに大事なことは、段取りである。 あれボウルどこだっけ、皿出したっけ、はスムーズな調理の邪魔であり、火を通しすぎておいしくなくなるなどの原因にもなる。 一人でやるときは勿論、皆で料理するときも、まずは段取り最優先である。 道具、食材、盛り付け皿、水回りの整理、キッチンの整理ができていればこそ、手際よい調理が出来る。 **部品: 家庭料理主体 野菜炒めやみそ汁、シチュー、カレー。 肉じゃがやハンバーグ。 家で出てくるような、ボリュームがあってみんなが好きそうな料理の数々。 このあたりを抑えておけば、誰かに振舞う時も安心できるだろう。 から揚げをおいしく揚げる、というのもポイントが高い気がする。 **部品: 節約料理レシピ 趣味で料理をする人なら、だれもが覚える時間短縮&節約レシピの数々。 ダイコンの葉を刻んで醤油であえるだけのご飯のお供とか、美味しいよね。 個人的にはニンジンをピーラーで向いた後の皮のキンピラとかが好き。ゴミも減るし。 **部品: 大鍋料理の経験 大きな鍋で大量に作るのは、実はコストパフォーマンスがよい。 汁物が特にそうだが、肉じゃがや芋煮のようなものも、手間と労力をかんがえると、保存さえ効けば実は大きな鍋で一気に作ったほうがいい。 肉じゃが作りすぎちゃって、は実際に起こりうるのだ。本当に。 **部品: カレーは正義 大きな鍋さえあれば一気に大量に作れ、大体何を入れても味がまとまり、味についての文句を言う人も少ない。 二日目や三日目になったら、カレードリアや焼きカレー、ダシで伸ばして和風カレーやカレーうどん。 痛む前に処理するのは大事だが、冷凍してしまえばそれもある程度解決できる。 家庭料理として、数種類のカレーを抑えておけば、まずもって間違いはない。 難点は、カレールーが手に入らない環境では出来ないことだ。 **部品: お菓子作りは科学 分量を正確に測れるかどうかが、お菓子の出来栄えを決める。即ちお菓子作りは科学なのだ。 自分や恋人用に手の込んだものを作るのもいいが、クッキーを大量生産して近所の子供に配るのも一興である。 **部品: 凝った細工 趣味でお菓子をつくるからこそ、普通ではめったにしない凝った細工をしてみたりもする。 プチシューいっぱい作ってクロカンブッシュつくったり、鼈甲飴で文字作ってみたりと、凝れば凝るほど見栄えも良くなる。 もちろん、センスがあったらの話だが。 それはそれとして、お菓子を作っていると色々細工に凝りたくなるのは確かだ。 **部品: 魔法で作られた品 魔法を使って作られた品であり、機械による生産はできず、また、それを試すことも禁じられている。 作成時に魔法で作られており、この品自体は魔法が使えなくても使用することができる。 **部品: 祈りの護符の効果(防壁) 魔法によって作られた防壁が発動し、使用者を攻撃から守る。 銃弾を数発防げる程度の効果を持ち、それ単体で使用者の安全を確保するというよりは、使用者が安全を確保するための時間を稼ぐ、補助的な使用を想定している。 **部品: 危機感による発動 魔法によって、使用者の危機感に反応して効果が発動する仕組みになっている。 完全な不意打ちに対しては発動できないケースもあるが、自身が危険を感じることができれば発動が間に合うこともある。 **部品: 魔除けの素材 魔法を使い、利用者を危険から守るために、素材には玄霧藩国の政庁の大木の若芽、ヤドリギの蔓、金糸など、魔除けになる素材を使って作成されている。 **部品: 魔除けの素材 魔法を使い、利用者を危険から守るために、素材には玄霧藩国の政庁の大木の若芽、ヤドリギの蔓、金糸など、魔除けになる素材を使って作成されている。 **部品: デザイン 小さな台座に政庁の大木の若芽を埋め、それをヤドリギの蔓でつつみ、ヤドリギの蔓を金糸で翼のように編み込んだお守り。 このデザインは、闇を払う金の翼という伝承になぞらえたものになっている。 大きさは5×10cmくらいで、首から提げたりポケットにしまうことを想定している。 **部品: 祈りの込められた品 魔法による防御が組み込まれた品であるが、その上で、この品には使用者の安全を願う、作成者の祈りが込められている。 それは直接的には危険から守る手段にはならないかもしれないが、使用者にとって、無事を祈る人々が待っているということを思い出すことで、絶望的な状況でも諦めず生き残ろうとする意思を保つことができる。 **部品: 作成に至る経緯 過去、人々を救うために国外へ出兵した玄霧藩国の名医部隊が敵の襲撃にあい、隊員18名が全て殉職したという痛ましい事件が起きた。 藩国政府は彼ら医療部隊の奮闘と奉仕に敬意と感謝を示し、そして彼らの魂が安らかであらんことを願い、慰霊碑の建立を行うなどの対応を行った。 そして、このような悲劇を繰り返さないよう、出兵する藩国民の安全を守るためのお守りの作成を決定した。 **部品: 役目を終えたあとの扱い このお守りは、基本的には一度使用したらただの木のお守りとなって使えなくなる、一回限りのお守りである。 一度使用が終わった後は、基本的には神殿で焚き上げられる事になっているが、使用者によっては悪影響がないか確認した上で、大切に保管しているものもいる。 **部品: 読書同好会について 読書同好会には「三度の飯よりも本が好き」と胸を張れる者ばかりが集まっている。同好会において「好き」を表現する方法は基本的に制限されない。そのため、数人で集まって本の好きなところを語り合う会員もいれば、一人で黙々と本を読み耽ることを好む人もいる。また、本を読むだけでなく、個人でも複数人でも本を作る会員も存在する。 **部品: 活動拠点 規定された活動拠点はなく、会員の良識に一任されている。会員の家で少人数で集まり活動することもあれば、一室を借りて大人数で活動することもある。 **部品: シンボルマーク 読書同好会のシンボルマークはリンゴの傍で眠る猫がが描かれる。シンボルマークは同好会に在籍していることを証明するものであり、同時に同好会員である責任を背負うものである。会員が作った本には必ずシンボルマークをつけなければならない。 **部品: ワインレッドの栞 同好会に在籍すると、会員証としてワインレッドの栞が贈られる。本来の用途でも使い勝手がいいように上質なワインレッドの紙にシンボルマークが描かれている。 **部品: 本が好きであること 同好会に在籍する一番大切な資格は、ただひとつ「本が好き」それだけである。その気持ちがあれば年齢も性別も種族関係なく同好会への扉が開かれる。 **部品: 本を、人を批判しないこと 他の会員が好きな本や作った本の批判を口に出してはならない。同好会を円滑に活動するための最低限の礼儀であり、努力である。 **部品: 本に優劣をつけない 「たとえ面白いと思わなかった本も、それは他の人の好きな本である」ということを忘れてはならない。もちろん、同様に本に優劣をつけることも好まれない。 **部品: 読み聞かせボランティア 保育園の時期に読書に触れることは大事であり、同好会は読書への関心を深めることへの手助けとして、有志を募ってボランティアを毎年開催している。 **部品: ブックマーケット 月に一度、ブックマーケットを開催している。同好会会員の作った絵本や児童書、小説がマーケットに出している。会員によってはファンがつくこともあり、交流の場ともなっている。 **部品: 再現料理の会 物語を読んでいると気が抜くと涎が出てしまいそうになる料理に出会うことがある。再現料理の会は、そういった本の中の料理を再現し、登場人物の気持ちを味わうことを目的としている。 **部品: 聖地巡礼 テーマになった一冊の物語を軸に、関連する地域や料理などを巡り、より物語を身近に感じさせるイベントとして開催されている。 *提出書式 大部品: あご RD:90 評価値:11 -部品: あごの容姿 -部品: あごの性格や性質 -部品: 今までの来歴 -部品: おやつを持ち歩く -大部品: 玄霧の民 RD:9 評価値:5 --大部品: 森国人 RD:8 評価値:5 ---大部品: 森国人の身体的特徴 RD:3 評価値:2 ----部品: 長い耳 ----部品: 長身痩躯 ----部品: 長い髪 ---部品: 革製の日常着 ---部品: 瞑想通信を使うことが出来る ---部品: 基本の職業適性 ---部品: 森国人の習慣 ---部品: 森の恵みを得る --部品: 玄霧藩国の森国人 -大部品: あはき師 RD:39 評価値:9 --部品: あはき師とは --部品: 3年間の養成課程と国家試験 --大部品: あん摩マッサージ指圧師 RD:2 評価値:1 ---部品: あん摩マッサージ指圧とは ---部品: あん摩マッサージ指圧の治療作用 --大部品: 鍼灸師 RD:3 評価値:2 ---部品: 鍼灸術とは ---部品: 鍼灸の成り立ち ---部品: 鍼灸治療による作用 --大部品: 医学的な知識と理解 RD:3 評価値:2 ---部品: 医学の知識と理解 ---部品: 作用への理解と適切な選択 ---部品: 東洋医学の思考と理解 --大部品: 施術上の注意点 RD:6 評価値:4 ---部品: リスク管理 ---部品: 禁忌部位 ---部品: 安全刺入 ---部品: 鍼灸治療の禁忌 ---部品: 清潔と消毒 ---部品: あん摩マッサージ指圧における禁忌とその対応 --部品: 四診能力 --部品: コミュニケーション能力 --部品: 自身の健康管理 --部品: 清潔な衣類 --大部品: あはき師の持ち物 RD:2 評価値:1 ---部品: 鍼灸道具 ---部品: 手ぬぐい --大部品: 信頼される施術者 RD:6 評価値:4 ---部品: 生涯研修 ---部品: 数々の臨床経験 ---部品: 包括的な思考 ---部品: 地域社会との連携 ---部品: 身近な存在 ---部品: 継続的な治療 --大部品: 実戦的な柔道技術 RD:5 評価値:3 ---部品: 柔道とは ---部品: 投げ技 ---部品: 固め技 ---部品: 当て身技 ---部品: 柔道の鍛錬とその経験 --大部品: 柔道整復術 RD:5 評価値:3 ---部品: 柔道整復術とはなにか ---部品: 整復法 ---部品: 固定法 ---部品: 後療法 ---部品: テーピング療法 --部品: 応急手当の知識と能力 -大部品: ストレッチ好き RD:11 評価値:5 --部品: ストレッチの実践と布教活動 --大部品: ストレッチ RD:10 評価値:5 ---部品: ストレッチとはなにか ---部品: 静的と動的のちがい ---部品: 無理は禁物 ---部品: 続けることが大事 ---部品: 運動不足の解消 ---部品: 柔軟性の向上 ---部品: 基礎代謝の向上 ---部品: 怪我の予防 ---部品: クールダウン効果 ---部品: ストレスの解消 -大部品: 趣味:料理 RD:7 評価値:4 --部品: 料理は段取りが一番 --部品: 家庭料理主体 --部品: 節約料理レシピ --部品: 大鍋料理の経験 --部品: カレーは正義 --部品: お菓子作りは科学 --部品: 凝った細工 -大部品: 祈りの護符 RD:9 評価値:5 --部品: 魔法で作られた品 --部品: 祈りの護符の効果(防壁) --部品: 危機感による発動 --部品: 魔除けの素材 --部品: 魔除けの素材 --部品: デザイン --部品: 祈りの込められた品 --部品: 作成に至る経緯 --部品: 役目を終えたあとの扱い -大部品: 読書同好会 RD:11 評価値:5 --大部品: 同好会について RD:4 評価値:3 ---部品: 読書同好会について ---部品: 活動拠点 ---部品: シンボルマーク ---部品: ワインレッドの栞 --大部品: 在籍資格 RD:3 評価値:2 ---部品: 本が好きであること ---部品: 本を、人を批判しないこと ---部品: 本に優劣をつけない --大部品: 同好会主催のイベント RD:4 評価値:3 ---部品: 読み聞かせボランティア ---部品: ブックマーケット ---部品: 再現料理の会 ---部品: 聖地巡礼 部品: あごの容姿 森国民の特徴である長い髪を「治療の邪魔になる」と肩より短い程度にカットし、前髪をヘアピンで留めている。 女性にしては高い身長を持ち、細身であるためひょろりとした印象を見るものに与える。 髪は春の芽吹きのような淡い黄緑色で、丸目がちな瞳は角度によっては金に見える薄い檸檬色をしている。 くるくると表情をよく変えるため、成人済みの女性だが年齢より幼く見られがちである。 部品: あごの性格や性質 好奇心旺盛であまり人見知りしない。笑顔でいることが多く、陰陽でいえば陽の性質である。 社交的に見える反面、一人の時間も大切にしており、家でゆっくりと料理をしたり、本を読みながらお茶を飲んだりすることも好んでいる。 部品: 今までの来歴 幼いころは虚弱体質であり、さまざまな医者にかかっていたが、第二次性長期ごろより段々と改善し、健康体になった。 その経験から医療への道を志し、身近な医療をと鍼灸あん摩マッサージの免許を取る。 後に戦場に向かう医師を見て、自身も治療の幅を広げるため柔道および柔道整復術を学び、実践的戦闘技術と急性外傷への対応技術を取得する。 部品: おやつを持ち歩く 常に数種類の飴やクッキー・ビスケットなど軽くとれる嗜好品を持ち歩いている。 自分で食べるほかにも、気軽にプレゼントして一緒に食べるなどコミュニケーションツールとしても使用できる。 部品: 長い耳 長い耳とはいわゆるエルフ耳である。大きさはまちまちだが、耳の先がとがっているのが特徴であり耳たぶは短めである。長さと関係あるかは不明であるが、遠くの、あるいは小さな音を捉える能力にも優れている。 部品: 長身痩躯 種族的な特徴として肥満体になりにくく痩せた体つきをしている者が多い。総じて、細い見かけによらず膂力はあり衣服を脱ぐとしっかり筋肉のついた引き締まった体つきをしている。また他国人と比べて背丈は高めが標準である。 部品: 長い髪 森国人の髪の色にこれと決まった特徴傾向はない。髪型としては男女の別なく長髪が伝統と言える。もちろん髪型を選ぶのは個人の自由であり、短髪を好む者もいて、それが咎められることはない。 部品: 革製の日常着 天然繊維の肌着の上に身体にぴったり付くデザインのなめし革の胴着を着用するのが、森国人の伝統的な日常活動時の服装である。ズボン、スカート、長靴など様々な部分に皮革が多く用いられるが、もちろん、必要に迫られたり職業によってはこの限りではない。 部品: 瞑想通信を使うことが出来る 森国人の特徴として瞑想通信を使用できる。瞑想通信を使うには道具の補助や数人がかりでの瞑想など、入念な準備が必要となる。 部品: 基本の職業適性 人種的に、理力・魔法との親和性がとくに高い。その他に、優れた視力と聴力や自然の中での隠密行動に長けていることから忍者、また指先の器用さに優れる者が多く整備士・医師などにむいているとも言われる。 部品: 森国人の習慣 自然を大切にし、森を切り拓かないまま森の中に村を築く。樹木をそのまま活かす木造建築物を好み、自然環境を破壊しない生活を送ることを良しとする。 部品: 森の恵みを得る 森国人は、その名の通り森で暮らしてきたという歴史から、自然の恵みを採集活用する技能に長けている。森とともに生きるというライフスタイルをもち、資源の獲りすぎによる種の絶滅が起こらないように生活を律してきた。近年では開けた場所で畑作も行っているが、森を減らすことは本末転倒として嫌う傾向が強い。森がなくなることは災害を呼ぶという伝承を伝えており、森の手入れのための間伐は行うが必要以上の伐採は戒められている。 部品: 玄霧藩国の森国人 森国人国家と一口で言っても、国が違えば気性も少しずつ異なるものである。玄霧藩国では、よく言えば職人気質、別の言い方をすればオタク気質の、おのおのが自分のウデを磨き上げることに熱意を見いだす傾向があった。それは各人の好みによっていろいろな方面に向けられたものであったが、家庭の娯楽としての食事、ひいては美味しい家庭料理を作ることへむけても発揮され、家族・友人の喜ぶ顔を見ようと自分の腕を磨くことにみな熱心に取り組む様子もみられた。それは他者を癒すことに感じる喜びともつながっていった。 部品: あはき師とは あはき師とは「あん摩マッサージ指圧師」「鍼師」「灸師」の3つの国家資格をもったものの俗称である。 「あん摩マッサージ指圧師」「鍼師」「灸師」それぞれの頭文字をとった俗称であり、医療従事者としての活躍が期待される。 部品: 3年間の養成課程と国家試験 あはき師になるためには「あん摩マッサージ指圧師」「鍼師」「灸師」の3つの国家資格が必要である。 国家試験の受験資格は、「あん摩マッサージ指圧師」「鍼師」「灸師」の専門課程のある養成学校で3年以上養成課程を修了することで与えられる。 3つの専門課程は大部分で重なっており、国家試験も同日に開催されるため、同時に取得することが可能である。 国家試験で一定基準に達する点数をとり、合格した者のみが「あん摩マッサージ指圧師」「鍼師」「灸師」を名乗り業することを許可される。 部品: あん摩マッサージ指圧とは あん摩とは、術者の手指を用い、薄い衣服の上から遠心性(中心部から末梢にかけて)の刺激を強弱をつけて与える手技療法である。 主として筋肉へとアプローチし、筋組織の循環を向上させ生体の機能調節を図る。 マッサージとは、術者の手指を用い、生体の皮膚に直接求心性(末梢から中心)への刺激を与える施術である。 求心性の手技により、血液・リンパ液の還流を促し、新陳代謝機能の向上を図る。 指圧療法とは徒手を用いて、全身の体表に定められた部位を主に漸増、漸減の垂直圧の一点圧を遠心性(中心から末梢)に与える手技療法である。 押圧操作による圧反射機転により、生体に備わっている自然治癒力の働きを促進し、神経・筋の機能を調整する。 あん摩マッサージ指圧師はこれらあん摩・マッサージ・指圧それぞれの意義と効能の違いを理解し、その施術を使い分けることにより、患者の状況に合わせた適切な治療を選択し、行う。 部品: あん摩マッサージ指圧の治療作用 あん摩マッサージ指圧により「興奮作用」「鎮痛作用」「反射作用」の3つの効果が期待できる。 「興奮作用」とは、病的に機能が減退した神経・筋に対して、その機能を高め減退している機能を回復させる作用のことである。 この手技は弱い刺激を与え、時間も短く行う。 運動麻痺、知覚鈍麻、知覚脱失などに対して治療効果があるのは主としてこの興奮作用によるものである。 「鎮痛作用」とは、病的に機能が亢進している神経や筋に対してその機能亢進を抑え、沈静させる作用のことである。 この手技は強い刺激を与え、時間も長く行う。 神経痛・筋痙攣・筋緊張・知覚過敏・筋肉痛などに対して治療効果があるのはこの鎮痛作用によるものが大きい。 「反射作用」とは、疾病部位から離れた部位に対して施術を行い、反転機能を解して神経や筋、内蔵などに刺激を与え、異常機能の調整を図る作用のことである。 興奮的効果と鎮痛的効果の両方が期待できる。 部品: 鍼灸術とは 鍼術とは、鍼を用い身体の一定部位に接触または穿刺刺入し、生体に機械的刺激を与える施術方式である。 灸術とは、一定の方式に従い艾(もぐさ)を燃焼させ、またはそれにかわる物質を用いて身体表面の一定部位に温熱的刺激を与える施術方式である。 どちらも施術によって起こる効果的な生体反応を利用する。 生活機能の変調を矯正し、保健及び疾病の予防または治療に広く応用できる施術である。 部品: 鍼灸の成り立ち 鍼灸治療の生まれは経験療法である。 原始的な人間が外傷を受けたり痛みを覚えたとき、本能的にその部に手を当て圧したり、舐めたり、泥や葉をつけるなどした。 やがて文明が進歩し火を利用するようになると、暖めることで局部の温熱が疼痛を軽減することを経験し、局所的温熱刺激である灸法が生まれた。 また、細くて鋭い石器で皮膚を切り、膿を排出させたりして疾病の治療ができることを経験し、以降道具の発達に従い金属製の鍼が治療に応用されるようになった。 そしてどちらもより効果的な場合に応じた治療が選択されるようになり、時間の経過とともにそれらの経験が集積されたと考える。 部品: 鍼灸治療による作用 鍼灸治療によって以下の治療作用が期待できる。 ・「調整作用」 組織、器官に一定の刺激を与えて、その機能を調整する。 ・「興奮作用」 知覚の鈍麻や消失、運動麻痺などの神経機能の減弱及び内蔵諸器官の機能減退に対して興奮を促す。 ・「鎮静作用」 疼痛や痙攣のような異常に興奮が起きる疾患に対して鎮静を促す。 ・「誘導作用」 局所の血行障害に対し、患部に施術して血流を他の健康部から誘導する。もしくは局所の充血や炎症の際に少々隔たった部分に施術し、血液をそちらに誘導し患部の血流を調整する。 ・「鎮痛作用」 内因性モルヒネ様物質の発生あるいは下行性抑制などの機序により鎮痛作用を発現させる。 ・「消炎作用」 施術により白血球が増加し、施術部位に遊走する。血流改善により病的滲出物などの吸収を促進させ、生体の防衛能力を高める。 ・「転調作用」 自律神経失調やアレルギー体質を改善し、体質を強壮にする。 ・「反射作用」 痛み刺激あるいは温熱刺激による反射機転を介して組織、臓器の機能を鼓舞あるいは抑制する。 特に灸術においては施術後の血液像(赤血球、血色素量など)、血液凝固時間の短縮などの循環器系の作用が認められ、 「増血作用」「止血作用」「強心作用」があるとされている。 部品: 医学の知識と理解 あはき師は、患者の生体へ触れることを業とする。 そのため、筋・骨格・内臓・神経・脈管・感覚器などを主とした解剖学的知識や生理学への知識は基本となる。 また患者の病態を正しく把握するためにも病理学や臨床医学への理解も求められる。 部品: 作用への理解と適切な選択 あはき師は治療するにあたって、「その施術を行うことにより期待できる作用」への理解が必要である。 まんぜんと施術するだけではなく、如何なる目的でどこにどれくらいの刺激を与えるかを思考、選択することが大切だ。 生体の反応を観察し、適切な刺激量を与えることで十分な治療効果を挙げることができる。 部品: 東洋医学の思考と理解 東洋医学とは、人とは自然の一部であるという考え方のひとつである。 「陰陽学説」「気血津液の仕組み」「五行学説」「五臓のはたらき」「経絡経穴」などに基づく人体の捉え方と治療方法も、治療にとって大事な選択の一つである。 部品: リスク管理 施術における医療事故には十分気をつけ、危機意識を持つ。 環境、器具、作業方法、手順などを点検し適切な対策を行う。 常に安全に関する知識・技術の水準を一定に保ち、細心の注意を払い治療にあたらなければならない。 万が一事故が発生した時は速やかな処理対応をを行い損害を最小限にし、再発防止に努める。 部品: 禁忌部位 刺鍼を避けるべき部位として、外生殖器、臍部、眼球、急性炎症の患部、新生児の大泉門などがある。 また、肺、胸膜、心臓、腎臓、脊髄および延髄などの中枢神経系、大血管などは刺鍼により障害が起こった場合は重篤な問題になりやすいので、特に注意が必要である。 灸術においては顔面部や化膿を起こしやすい部位、浅層に大血管がある部位、皮膚病の患部などへの直接灸は避ける。 部品: 安全刺入 過剰な刺激や事故を防止するため、刺入深度と角度には細心の注意を払う。 解剖学構造を十分に理解し、患者の体格を考慮して、部位によっては刺入方向を横刺、斜刺などにして対応する。 部品: 鍼灸治療の禁忌 鍼灸療法は生体の反応性を応用した治療であり、病態や症状の改善を目的に施術が行われてきたため、疾患名で絶対的な禁忌を定めることは難しい。 しかし、一般には ・安静が必要な場合 ・刺激を与えることで有害な作用を起こす場合 ・免疫機能が低下し、感染の危険性が高い場合 は鍼灸治療を避ける。 また、 ・妊娠中 ・救急救命や手術を必要としている場合 ・出血性の疾患 ・悪性腫瘍の腫瘍部への治療 も治療の選択をすべきでないとされている。 部品: 清潔と消毒 手指を用い患者の体表に触れる施術のため、特に手指の清潔には注意しなければならない。 汚れが入らずまた患者の皮膚を傷つけぬよう指の爪は短く切り、ヤスリなどを用いて丸める。 施術開始前には石鹸水でよく洗い、クロルヘキシジン、含水アルコールなどを用いて消毒する。 感染症のリスクから、用いる道具も清潔と滅菌を心がける。 滅菌されていない道具を生体に用いることは禁止されている。 可能ならばディスポーザブル(使い捨て)タイプの道具を用いることが推奨されている。 部品: あん摩マッサージ指圧における禁忌とその対応 あん摩マッサージ指圧を行っても効果のない、あるいは施術により病状が悪化するものがある。 これを禁忌症と呼び、その施術は禁止されている。 もし患者が治療を求めてきた場合でも施術を行わず、上記のことを説明した上で適切な医師や病院に行くよう誘導、指示し、施術者もまた医師の判断を仰ぐ。 医師から施術するよう指示を受け、また施術者自身もその治療が適切であると判断した場合はこの限りではない。 以下に禁忌症の一例を示す。 ・急性の伝染病、熱性病 ・悪性腫瘍 ・急性中毒(昆虫毒・蛇毒など) ・急性炎症(虫垂炎など) ・出血性疾患(喀血、吐血、脳出血直後) ・外傷(創傷部、骨折、脱臼直後) ・重症の内臓疾患 部品: 四診能力 四診とは「問診」「望診」「聞診」「切診」を表す言葉である。 「問診」とは患者本人から訴えや既往歴、全身の状態などを聞くことである。質問用紙に記入してもらう方法もあり、両方を併用することもある。 「望診」とは目で観察することである。顔色、全身の動きや姿勢、舌の状態などをよく診て病態の把握に努める。 「聞診」とは呼吸の状態、声の張りなどの音を聴くことと、口臭や排泄物の匂いをかいで判断することである。 「切診」とは患者に直接触れて診断するものをいう。脈の状態を診る脈診や腹を診る腹診もこれに含まれる。 鍼灸師は患者の状態を正しく把握し、治療に活かすためこの四診の能力が求められる。 部品: コミュニケーション能力 患者と対話する必要があるためコミュニケーション能力は必須である。 それは上手な問診や説明ができるというだけではなく、良好な信頼関係を築くための力である。 患者のメンタルケアや術後の満足感にも深いつながりを持つ。 部品: 自身の健康管理 患者を健康にするためにも、まずは自分自身が健康であることに気をつけねばならない。 自身のコンディションは治療の質にも影響するため、自己マネジメント能力が必要である。 部品: 清潔な衣類 服装に定めはないが、動きやすく清潔な衣類を着用する。 医師との区別をつけるため、淡色のケーシー型の白衣を着用するものが大半である。 外気温に応じて下にシャツを着る、上にパーカーを羽織るなどして調整する。 部品: 鍼灸道具 鍼灸師は鍼灸治療のために「鍼」「もぐさ」「線香」「消毒用品」「灰皿」などを適切な範囲内で持ち歩く。 鍼は鍼体が1寸(30ミリ)から3寸(90ミリ)の長さで、太さが1番(0.16ミリ)から5番(0.24ミリ)のものが一般的である。 針先の形状は鍼尖の少し上方から細く鋭利になっている。刺入しやすく、疼痛も少ない。 材質は金・銀・ステンレスが主流であり、ステンレスのものはディスポーザブル(使い捨て)が推奨されている。 また、刺入する鍼以外でも円鍼や鍉鍼といった皮膚刺激を主体とした鍼もあり、小児や刺激量の少ない施術に利用される。 艾(もぐさ)は蓬の葉を乾燥させ、石臼でひいて篩にかけ、不純物を除去し作られる。 柔らかで芳香のよい、熱刺激の緩和なものが上質である。 線香は樹皮や葉などの粉末を原料とし、着色料や香料などを適量混ぜて練り、乾燥させたものである。 灸に着火する際に用いる。 部品: 手ぬぐい 治療家として、手ぬぐいを所持しているものが多い。 およそ33センチ×90センチの綿でできた白地のものが一般的だが、意匠をこらしたものや染めがはいった手ぬぐいを好んで使用する施術者もいる。 いずれにせよ清潔を心がける。 有事の際は引き裂いて包帯や三角巾の代用にもなる。 部品: 生涯研修 免許を取ったからそれで終わりというわけではなく、むしろ免許を取得し、臨床の現場に出てからが学修の本番である。 目の前の患者をばくぜんと治療していくだけではなく、症例ごとに真摯に向き合い生涯の研鑽を怠らないことが信頼に足る施術者への道筋である。 部品: 数々の臨床経験 書物や講義で学んだだけではなく、実際患者に触れ、治療し、その結果を診ることで更に次に活かせる。 多数の症例の経験と一連の試行錯誤は、治療の大切な指針である。 部品: 包括的な思考 施術中に治療するだけではなく、患者をとりまく環境を幅広くとらえケアできることが期待される。 養生法の指導や健康づくりのアドバイスなど、単に症状だけを診るのではなく包括的に患者の生活を考えられてこそ信頼のできる施術者であるといえる。 部品: 地域社会との連携 地域の医療、福祉との連携も大事なことである。 患者を紹介する際には、患者について把握している内容を整理して正確に示した紹介書を書くことが推奨されている。 また逆に患者の紹介を受けた場合は、依頼された事項に対する反応や経過報告を行うことにより双方向性の医療、福祉が築かれる。 部品: 身近な存在 施術者は、尊敬される存在であると同時に身近な存在であることも大事である。 治療に関する話だけではなく、少しの身体の変化や心に抱える悩みなども気軽に相談できるような信頼関係の構築に努める。 また負担なく治療に通える環境を作ることも大切だ。 部品: 継続的な治療 悪化した症状を緩和させるだけではなく、継続的に治療を受けてもらうことで身体を健康な状態で保つことも大切である。 しかし、実際は症状が出てから治療を求める患者が多い。 継続的な治療を推進するためには、治療の必要性の十分な説明や、施術に対する満足感、爽快感、施術中の心地よさなど総じて高い水準が要求される。 それらをクリアし、病気の時も健康な時も継続的な治療を提供できてこそ信頼に足る施術者であるといえるだろう。 部品: 柔道とは 柔道とは、投げる、抑える、絞める、打つ、蹴るなどの技を用いて、相手を制す徒手格闘術のひとつである。 スポーツ的な試合では当て身技は禁止されているが、実戦的に柔道を用いる際はこの限りではない。 部品: 投げ技 投げ技とはその名のとおり相手を投げ倒す技である。 立ったままの姿勢で投げ倒す立ち技と、自分の身体を倒しながら相手を投げる捨て身技とがある。 相手を殺傷することを必ずしも目的とせず、自分の体勢を崩さず相手を制すことで、自らの命を守る技術としても優秀である。 無論攻撃的な手段に用いるのも有効だ。体勢を崩し反撃能力を失った相手にとどめをさすのは比較的容易だろう。 部品: 固め技 固め技とは相手の身体を抑え込んで起き上がれないようにしたり、相手を絞めて制したり、関節を伸ばしたり曲げたりひねったりして、相手の動きを封じる技である。 実力の優るものが使えば、相手を傷つけずに制圧することができるが、実戦においては危険が大きく、頸部を絞め窒息による気絶など、逆関節を取り・関節の破壊などを目的として行うほうが適切である。 部品: 当て身技 相手の生理的弱点(急所)を手、足、頭などで突く、打つ、蹴るなどして制する技である。 急所としては眼球、頭頂中央部、眉間、こめかみ、みぞおち、ひばら、下腹部、睾丸などがある。 危険性が高いため、試合などのスポーツ面では禁止されており、実戦でも使用には十分な注意を払う。 部品: 柔道の鍛錬とその経験 基礎的な鍛錬はもちろん、スポーツでの柔道と実戦での柔道の違いはしっかりと区別することが大切である。 練習法には形と乱取りの二つの形式があり、この二つの練習法を組み合わせ日々鍛錬を重ねることにより、技術の向上を得ることができる。 部品: 柔道整復術とはなにか 柔道整復術とは、骨・筋肉・関節・靭帯などの運動器に発生する骨折・脱臼・捻挫・挫傷・打撲などの損傷に対し、手術をしない「非観血的療法」で行う手技療法のことをいう。 整復や固定を行うことにより、人間の持つ自然治癒能力を最大限に発揮させる治療術のことである、 部品: 整復法 整復法とは骨折した箇所を元の状態に戻す、また肩などの関節が脱臼やずれた場合に元に戻すために操作する技術の事をいう。 患部のみでなく、周囲の状態を把握し、施術することが大切である。 部品: 固定法 固定法とは骨折や脱臼などをした箇所に三角巾や包帯、副木などを使って患部を固定する治療法の事をいう。 患部を固定する事によって無理な動きを封じ、治療効果を高めることができる。 固定の仕方や使う材料は、患者に合わせて調整する。 部品: 後療法 後療法とは物理療法・運動療法・手技療法の3つの治療法それぞれを相乗的に作用させて、損傷した組織を回復させる治療法の事をいう。 運動療法は患者の機能回復やリハビリテーションを目的として行われることが多い。 それぞれの患者の状態に合わせて適時適切な療法を選択し、行うことが重要である。 部品: テーピング療法 テーピング療法とは負傷を予防、もしくは負傷した部位の悪化を防止するために、関節、筋肉などにテープを巻いて固定することである。 主に可動域の制限、障害部位の補強を目的として行う。 部品: 応急手当の知識と能力 医療従事者として応急手当及び救命手当の知識と人命を救う勇気、つまり実行能力がある。 有事の際は傷病者や周囲を観察し、協力を求めることはもちろん、気道確保、心臓マッサージ、人工呼吸、止血などの手当てを状況に応じて適切に判断し、実行する。 部品: ストレッチの実践と布教活動 あごはストレッチを好み、常々周囲にもストレッチの有用性を説き、自身も暇を見つけてはこまめなストレッチを行っている。 一人で行うだけではなく、患者や同僚や友人など周囲の人間を誘い合わせて行うのも楽しみの一つである。 自身でストレッチのやり方や注意点を書いたチラシを作り、無料配布している。 部品: ストレッチとはなにか ストレッチとは、身体の筋肉を良好な状態にするために引っ張り伸ばす運動のことである。 主に静的ストレッチと動的ストレッチの2つに分類され、それらを使い分けることで心身を健康な状態に保つ。 部品: 静的と動的のちがい 静的ストレッチとは、筋肉をゆっくりと可動域の範囲内で伸ばし、反動をつけずに10~30秒ほど同じ姿勢で止まったまま行うストレッチのことをいう。 主に筋肉の可動性の向上や、乳酸などの老廃物を流す疲労回復効果を目的として行う。 動的ストレッチはそれとは逆に、身体を動かし、反動をつけて筋肉を伸張させるストレッチのことをいう。 心拍数や体温を上げ、筋肉の柔軟性の向上させ、怪我の予防や運動前のウォーミングアップに効果がある。 目的に応じてこれらストレッチを使い分けることで身体パフォーマンスの向上に繋がる。 部品: 無理は禁物 何事もやりすぎは厳禁である。 ストレッチも痛みが出ない程度の力で、各々の関節可動域の範囲内で少しずつ動かしていくことが肝心である。 またストレッチの最中は息を止めず、自然な呼吸を心がける。開始前後に深呼吸をするのもよいだろう。 部品: 続けることが大事 一日に数時間やるものではなく、一日10分程度を毎日こつこつと継続するのが効果的である。 朝一番、風呂上り、就寝前など習慣づけを行い、日々の生活に取り入れる。 誰かと誘い合わせて一緒に行うのも良いだろう。 部品: 運動不足の解消 適度なストレッチを継続して行うことで、デスクワークの人間では特に不足しがちな運動量を補うことができる。 激しいスポーツにはしり込みする人でも、少しのストレッチを行うことが運動をはじめるきっかけとなったりもする。 部品: 柔軟性の向上 ストレッチを行うことにより、筋肉ならびに結合組織の柔軟性を高め、関節可動域を広げる効果が期待できる。 柔軟性を十分に確保することにより、素早い動きやしなやかな動きが可能になり、身体能力のアップにもつながる。 部品: 基礎代謝の向上 可動域が拡大することで、筋肉の収縮が容易になる。 そのため、同じ動作でも消費カロリーが上がり、結果として基礎代謝の向上につながる。 また、硬くなっていた筋肉がしっかりと収縮が可能となることにより筋ポンプの働きが正常化し、全体の血流が良くなることから、体温の上昇、冷えの改善が期待できる。 部品: 怪我の予防 ウォームアップとして動的なストレッチを運動前に行うことにより、体温が上昇し、身体のパフォーマンスは向上する。 また、柔軟性を日ごろから高めておくことで肉離れ・ぎっくり腰などの怪我の予防にもつながる。 部品: クールダウン効果 運動のあとにストレッチを行うことにより、損傷した筋肉の回復を早め、成長を促すことができる。 また興奮した神経や筋を落ち着かせ、疲労物質の代謝を促進し、疲れがたまらないようにする効果もある。 部品: ストレスの解消 ストレッチはストレス解消の助けとなる。 凝りかたまった筋肉が原因の圧迫感や息苦しさを軽減する一因となるほか、単純に身体を動かすことは気分転換になる。 身体がやわらかくなると、心もやわらかくなるともいえるだろう。 部品: 料理は段取りが一番 手早く料理をこなすのに大事なことは、段取りである。 あれボウルどこだっけ、皿出したっけ、はスムーズな調理の邪魔であり、火を通しすぎておいしくなくなるなどの原因にもなる。 一人でやるときは勿論、皆で料理するときも、まずは段取り最優先である。 道具、食材、盛り付け皿、水回りの整理、キッチンの整理ができていればこそ、手際よい調理が出来る。 部品: 家庭料理主体 野菜炒めやみそ汁、シチュー、カレー。 肉じゃがやハンバーグ。 家で出てくるような、ボリュームがあってみんなが好きそうな料理の数々。 このあたりを抑えておけば、誰かに振舞う時も安心できるだろう。 から揚げをおいしく揚げる、というのもポイントが高い気がする。 部品: 節約料理レシピ 趣味で料理をする人なら、だれもが覚える時間短縮&節約レシピの数々。 ダイコンの葉を刻んで醤油であえるだけのご飯のお供とか、美味しいよね。 個人的にはニンジンをピーラーで向いた後の皮のキンピラとかが好き。ゴミも減るし。 部品: 大鍋料理の経験 大きな鍋で大量に作るのは、実はコストパフォーマンスがよい。 汁物が特にそうだが、肉じゃがや芋煮のようなものも、手間と労力をかんがえると、保存さえ効けば実は大きな鍋で一気に作ったほうがいい。 肉じゃが作りすぎちゃって、は実際に起こりうるのだ。本当に。 部品: カレーは正義 大きな鍋さえあれば一気に大量に作れ、大体何を入れても味がまとまり、味についての文句を言う人も少ない。 二日目や三日目になったら、カレードリアや焼きカレー、ダシで伸ばして和風カレーやカレーうどん。 痛む前に処理するのは大事だが、冷凍してしまえばそれもある程度解決できる。 家庭料理として、数種類のカレーを抑えておけば、まずもって間違いはない。 難点は、カレールーが手に入らない環境では出来ないことだ。 部品: お菓子作りは科学 分量を正確に測れるかどうかが、お菓子の出来栄えを決める。即ちお菓子作りは科学なのだ。 自分や恋人用に手の込んだものを作るのもいいが、クッキーを大量生産して近所の子供に配るのも一興である。 部品: 凝った細工 趣味でお菓子をつくるからこそ、普通ではめったにしない凝った細工をしてみたりもする。 プチシューいっぱい作ってクロカンブッシュつくったり、鼈甲飴で文字作ってみたりと、凝れば凝るほど見栄えも良くなる。 もちろん、センスがあったらの話だが。 それはそれとして、お菓子を作っていると色々細工に凝りたくなるのは確かだ。 部品: 魔法で作られた品 魔法を使って作られた品であり、機械による生産はできず、また、それを試すことも禁じられている。 作成時に魔法で作られており、この品自体は魔法が使えなくても使用することができる。 部品: 祈りの護符の効果(防壁) 魔法によって作られた防壁が発動し、使用者を攻撃から守る。 銃弾を数発防げる程度の効果を持ち、それ単体で使用者の安全を確保するというよりは、使用者が安全を確保するための時間を稼ぐ、補助的な使用を想定している。 部品: 危機感による発動 魔法によって、使用者の危機感に反応して効果が発動する仕組みになっている。 完全な不意打ちに対しては発動できないケースもあるが、自身が危険を感じることができれば発動が間に合うこともある。 部品: 魔除けの素材 魔法を使い、利用者を危険から守るために、素材には玄霧藩国の政庁の大木の若芽、ヤドリギの蔓、金糸など、魔除けになる素材を使って作成されている。 部品: 魔除けの素材 魔法を使い、利用者を危険から守るために、素材には玄霧藩国の政庁の大木の若芽、ヤドリギの蔓、金糸など、魔除けになる素材を使って作成されている。 部品: デザイン 小さな台座に政庁の大木の若芽を埋め、それをヤドリギの蔓でつつみ、ヤドリギの蔓を金糸で翼のように編み込んだお守り。 このデザインは、闇を払う金の翼という伝承になぞらえたものになっている。 大きさは5×10cmくらいで、首から提げたりポケットにしまうことを想定している。 部品: 祈りの込められた品 魔法による防御が組み込まれた品であるが、その上で、この品には使用者の安全を願う、作成者の祈りが込められている。 それは直接的には危険から守る手段にはならないかもしれないが、使用者にとって、無事を祈る人々が待っているということを思い出すことで、絶望的な状況でも諦めず生き残ろうとする意思を保つことができる。 部品: 作成に至る経緯 過去、人々を救うために国外へ出兵した玄霧藩国の名医部隊が敵の襲撃にあい、隊員18名が全て殉職したという痛ましい事件が起きた。 藩国政府は彼ら医療部隊の奮闘と奉仕に敬意と感謝を示し、そして彼らの魂が安らかであらんことを願い、慰霊碑の建立を行うなどの対応を行った。 そして、このような悲劇を繰り返さないよう、出兵する藩国民の安全を守るためのお守りの作成を決定した。 部品: 役目を終えたあとの扱い このお守りは、基本的には一度使用したらただの木のお守りとなって使えなくなる、一回限りのお守りである。 一度使用が終わった後は、基本的には神殿で焚き上げられる事になっているが、使用者によっては悪影響がないか確認した上で、大切に保管しているものもいる。 部品: 読書同好会について 読書同好会には「三度の飯よりも本が好き」と胸を張れる者ばかりが集まっている。同好会において「好き」を表現する方法は基本的に制限されない。そのため、数人で集まって本の好きなところを語り合う会員もいれば、一人で黙々と本を読み耽ることを好む人もいる。また、本を読むだけでなく、個人でも複数人でも本を作る会員も存在する。 部品: 活動拠点 規定された活動拠点はなく、会員の良識に一任されている。会員の家で少人数で集まり活動することもあれば、一室を借りて大人数で活動することもある。 部品: シンボルマーク 読書同好会のシンボルマークはリンゴの傍で眠る猫がが描かれる。シンボルマークは同好会に在籍していることを証明するものであり、同時に同好会員である責任を背負うものである。会員が作った本には必ずシンボルマークをつけなければならない。 部品: ワインレッドの栞 同好会に在籍すると、会員証としてワインレッドの栞が贈られる。本来の用途でも使い勝手がいいように上質なワインレッドの紙にシンボルマークが描かれている。 部品: 本が好きであること 同好会に在籍する一番大切な資格は、ただひとつ「本が好き」それだけである。その気持ちがあれば年齢も性別も種族関係なく同好会への扉が開かれる。 部品: 本を、人を批判しないこと 他の会員が好きな本や作った本の批判を口に出してはならない。同好会を円滑に活動するための最低限の礼儀であり、努力である。 部品: 本に優劣をつけない 「たとえ面白いと思わなかった本も、それは他の人の好きな本である」ということを忘れてはならない。もちろん、同様に本に優劣をつけることも好まれない。 部品: 読み聞かせボランティア 保育園の時期に読書に触れることは大事であり、同好会は読書への関心を深めることへの手助けとして、有志を募ってボランティアを毎年開催している。 部品: ブックマーケット 月に一度、ブックマーケットを開催している。同好会会員の作った絵本や児童書、小説がマーケットに出している。会員によってはファンがつくこともあり、交流の場ともなっている。 部品: 再現料理の会 物語を読んでいると気が抜くと涎が出てしまいそうになる料理に出会うことがある。再現料理の会は、そういった本の中の料理を再現し、登場人物の気持ちを味わうことを目的としている。 部品: 聖地巡礼 テーマになった一冊の物語を軸に、関連する地域や料理などを巡り、より物語を身近に感じさせるイベントとして開催されている。 *インポート用定義データ [ { "title": "あご", "children": [ { "title": "あごの容姿", "description": "森国民の特徴である長い髪を「治療の邪魔になる」と肩より短い程度にカットし、前髪をヘアピンで留めている。\n女性にしては高い身長を持ち、細身であるためひょろりとした印象を見るものに与える。\n髪は春の芽吹きのような淡い黄緑色で、丸目がちな瞳は角度によっては金に見える薄い檸檬色をしている。\nくるくると表情をよく変えるため、成人済みの女性だが年齢より幼く見られがちである。", "part_type": "part", "expanded": true }, { "title": "あごの性格や性質", "description": "好奇心旺盛であまり人見知りしない。笑顔でいることが多く、陰陽でいえば陽の性質である。\n社交的に見える反面、一人の時間も大切にしており、家でゆっくりと料理をしたり、本を読みながらお茶を飲んだりすることも好んでいる。", "part_type": "part", "expanded": true }, { "title": "今までの来歴", "description": "幼いころは虚弱体質であり、さまざまな医者にかかっていたが、第二次性長期ごろより段々と改善し、健康体になった。\nその経験から医療への道を志し、身近な医療をと鍼灸あん摩マッサージの免許を取る。\n後に戦場に向かう医師を見て、自身も治療の幅を広げるため柔道および柔道整復術を学び、実践的戦闘技術と急性外傷への対応技術を取得する。", "part_type": "part", "expanded": true }, { "title": "おやつを持ち歩く", "description": "常に数種類の飴やクッキー・ビスケットなど軽くとれる嗜好品を持ち歩いている。\n自分で食べるほかにも、気軽にプレゼントして一緒に食べるなどコミュニケーションツールとしても使用できる。", "part_type": "part", "expanded": true }, { "title": "玄霧の民", "part_type": "group", "children": [ { "title": "森国人", "part_type": "group", "children": [ { "title": "森国人の身体的特徴", "part_type": "group", "children": [ { "title": "長い耳", "description": "長い耳とはいわゆるエルフ耳である。大きさはまちまちだが、耳の先がとがっているのが特徴であり耳たぶは短めである。長さと関係あるかは不明であるが、遠くの、あるいは小さな音を捉える能力にも優れている。 ", "part_type": "part", "expanded": true }, { "title": "長身痩躯", "description": "種族的な特徴として肥満体になりにくく痩せた体つきをしている者が多い。総じて、細い見かけによらず膂力はあり衣服を脱ぐとしっかり筋肉のついた引き締まった体つきをしている。また他国人と比べて背丈は高めが標準である。", "part_type": "part" }, { "title": "長い髪", "description": "森国人の髪の色にこれと決まった特徴傾向はない。髪型としては男女の別なく長髪が伝統と言える。もちろん髪型を選ぶのは個人の自由であり、短髪を好む者もいて、それが咎められることはない。 ", "part_type": "part", "expanded": true } ], "expanded": true }, { "title": "革製の日常着", "description": "天然繊維の肌着の上に身体にぴったり付くデザインのなめし革の胴着を着用するのが、森国人の伝統的な日常活動時の服装である。ズボン、スカート、長靴など様々な部分に皮革が多く用いられるが、もちろん、必要に迫られたり職業によってはこの限りではない。 ", "part_type": "part", "expanded": true }, { "title": " 瞑想通信を使うことが出来る", "description": "森国人の特徴として瞑想通信を使用できる。瞑想通信を使うには道具の補助や数人がかりでの瞑想など、入念な準備が必要となる。 ", "part_type": "part", "expanded": true }, { "title": "基本の職業適性", "description": "人種的に、理力・魔法との親和性がとくに高い。その他に、優れた視力と聴力や自然の中での隠密行動に長けていることから忍者、また指先の器用さに優れる者が多く整備士・医師などにむいているとも言われる。 ", "part_type": "part", "expanded": true }, { "title": "森国人の習慣", "description": "自然を大切にし、森を切り拓かないまま森の中に村を築く。樹木をそのまま活かす木造建築物を好み、自然環境を破壊しない生活を送ることを良しとする。 ", "part_type": "part", "expanded": true }, { "title": "森の恵みを得る", "description": "森国人は、その名の通り森で暮らしてきたという歴史から、自然の恵みを採集活用する技能に長けている。森とともに生きるというライフスタイルをもち、資源の獲りすぎによる種の絶滅が起こらないように生活を律してきた。近年では開けた場所で畑作も行っているが、森を減らすことは本末転倒として嫌う傾向が強い。森がなくなることは災害を呼ぶという伝承を伝えており、森の手入れのための間伐は行うが必要以上の伐採は戒められている。\n", "part_type": "part", "expanded": true } ], "expanded": true }, { "title": "玄霧藩国の森国人", "description": " 森国人国家と一口で言っても、国が違えば気性も少しずつ異なるものである。玄霧藩国では、よく言えば職人気質、別の言い方をすればオタク気質の、おのおのが自分のウデを磨き上げることに熱意を見いだす傾向があった。それは各人の好みによっていろいろな方面に向けられたものであったが、家庭の娯楽としての食事、ひいては美味しい家庭料理を作ることへむけても発揮され、家族・友人の喜ぶ顔を見ようと自分の腕を磨くことにみな熱心に取り組む様子もみられた。それは他者を癒すことに感じる喜びともつながっていった。\n", "part_type": "part" } ], "expanded": true }, { "title": "あはき師", "part_type": "group", "children": [ { "title": "あはき師とは", "description": "あはき師とは「あん摩マッサージ指圧師」「鍼師」「灸師」の3つの国家資格をもったものの俗称である。\n「あん摩マッサージ指圧師」「鍼師」「灸師」それぞれの頭文字をとった俗称であり、医療従事者としての活躍が期待される。", "part_type": "part", "expanded": true }, { "title": "3年間の養成課程と国家試験", "description": "あはき師になるためには「あん摩マッサージ指圧師」「鍼師」「灸師」の3つの国家資格が必要である。\n国家試験の受験資格は、「あん摩マッサージ指圧師」「鍼師」「灸師」の専門課程のある養成学校で3年以上養成課程を修了することで与えられる。\n3つの専門課程は大部分で重なっており、国家試験も同日に開催されるため、同時に取得することが可能である。\n国家試験で一定基準に達する点数をとり、合格した者のみが「あん摩マッサージ指圧師」「鍼師」「灸師」を名乗り業することを許可される。", "expanded": true, "part_type": "part" }, { "title": "あん摩マッサージ指圧師", "part_type": "group", "children": [ { "title": "あん摩マッサージ指圧とは", "description": "あん摩とは、術者の手指を用い、薄い衣服の上から遠心性(中心部から末梢にかけて)の刺激を強弱をつけて与える手技療法である。\n主として筋肉へとアプローチし、筋組織の循環を向上させ生体の機能調節を図る。\nマッサージとは、術者の手指を用い、生体の皮膚に直接求心性(末梢から中心)への刺激を与える施術である。\n求心性の手技により、血液・リンパ液の還流を促し、新陳代謝機能の向上を図る。\n指圧療法とは徒手を用いて、全身の体表に定められた部位を主に漸増、漸減の垂直圧の一点圧を遠心性(中心から末梢)に与える手技療法である。\n押圧操作による圧反射機転により、生体に備わっている自然治癒力の働きを促進し、神経・筋の機能を調整する。\n\nあん摩マッサージ指圧師はこれらあん摩・マッサージ・指圧それぞれの意義と効能の違いを理解し、その施術を使い分けることにより、患者の状況に合わせた適切な治療を選択し、行う。", "part_type": "part" }, { "title": "あん摩マッサージ指圧の治療作用", "description": "あん摩マッサージ指圧により「興奮作用」「鎮痛作用」「反射作用」の3つの効果が期待できる。\n\n「興奮作用」とは、病的に機能が減退した神経・筋に対して、その機能を高め減退している機能を回復させる作用のことである。\nこの手技は弱い刺激を与え、時間も短く行う。\n運動麻痺、知覚鈍麻、知覚脱失などに対して治療効果があるのは主としてこの興奮作用によるものである。\n「鎮痛作用」とは、病的に機能が亢進している神経や筋に対してその機能亢進を抑え、沈静させる作用のことである。\nこの手技は強い刺激を与え、時間も長く行う。\n神経痛・筋痙攣・筋緊張・知覚過敏・筋肉痛などに対して治療効果があるのはこの鎮痛作用によるものが大きい。\n「反射作用」とは、疾病部位から離れた部位に対して施術を行い、反転機能を解して神経や筋、内蔵などに刺激を与え、異常機能の調整を図る作用のことである。\n興奮的効果と鎮痛的効果の両方が期待できる。 ", "part_type": "part", "expanded": true } ], "expanded": true }, { "title": "鍼灸師", "part_type": "group", "children": [ { "title": "鍼灸術とは", "description": "鍼術とは、鍼を用い身体の一定部位に接触または穿刺刺入し、生体に機械的刺激を与える施術方式である。\n灸術とは、一定の方式に従い艾(もぐさ)を燃焼させ、またはそれにかわる物質を用いて身体表面の一定部位に温熱的刺激を与える施術方式である。\nどちらも施術によって起こる効果的な生体反応を利用する。\n生活機能の変調を矯正し、保健及び疾病の予防または治療に広く応用できる施術である。\n\n", "part_type": "part", "expanded": true }, { "title": "鍼灸の成り立ち", "description": "鍼灸治療の生まれは経験療法である。\n原始的な人間が外傷を受けたり痛みを覚えたとき、本能的にその部に手を当て圧したり、舐めたり、泥や葉をつけるなどした。\nやがて文明が進歩し火を利用するようになると、暖めることで局部の温熱が疼痛を軽減することを経験し、局所的温熱刺激である灸法が生まれた。\nまた、細くて鋭い石器で皮膚を切り、膿を排出させたりして疾病の治療ができることを経験し、以降道具の発達に従い金属製の鍼が治療に応用されるようになった。\nそしてどちらもより効果的な場合に応じた治療が選択されるようになり、時間の経過とともにそれらの経験が集積されたと考える。", "part_type": "part", "expanded": true }, { "title": "鍼灸治療による作用", "description": "鍼灸治療によって以下の治療作用が期待できる。\n・「調整作用」 組織、器官に一定の刺激を与えて、その機能を調整する。\n・「興奮作用」 知覚の鈍麻や消失、運動麻痺などの神経機能の減弱及び内蔵諸器官の機能減退に対して興奮を促す。\n・「鎮静作用」 疼痛や痙攣のような異常に興奮が起きる疾患に対して鎮静を促す。\n・「誘導作用」 局所の血行障害に対し、患部に施術して血流を他の健康部から誘導する。もしくは局所の充血や炎症の際に少々隔たった部分に施術し、血液をそちらに誘導し患部の血流を調整する。\n・「鎮痛作用」 内因性モルヒネ様物質の発生あるいは下行性抑制などの機序により鎮痛作用を発現させる。\n・「消炎作用」 施術により白血球が増加し、施術部位に遊走する。血流改善により病的滲出物などの吸収を促進させ、生体の防衛能力を高める。\n・「転調作用」 自律神経失調やアレルギー体質を改善し、体質を強壮にする。\n・「反射作用」 痛み刺激あるいは温熱刺激による反射機転を介して組織、臓器の機能を鼓舞あるいは抑制する。\n\n特に灸術においては施術後の血液像(赤血球、血色素量など)、血液凝固時間の短縮などの循環器系の作用が認められ、\n「増血作用」「止血作用」「強心作用」があるとされている。", "part_type": "part", "expanded": true } ], "expanded": true }, { "title": "医学的な知識と理解", "part_type": "group", "children": [ { "title": "医学の知識と理解", "description": "あはき師は、患者の生体へ触れることを業とする。\nそのため、筋・骨格・内臓・神経・脈管・感覚器などを主とした解剖学的知識や生理学への知識は基本となる。\nまた患者の病態を正しく把握するためにも病理学や臨床医学への理解も求められる。", "expanded": true, "part_type": "part" }, { "title": "作用への理解と適切な選択", "description": "あはき師は治療するにあたって、「その施術を行うことにより期待できる作用」への理解が必要である。\nまんぜんと施術するだけではなく、如何なる目的でどこにどれくらいの刺激を与えるかを思考、選択することが大切だ。\n生体の反応を観察し、適切な刺激量を与えることで十分な治療効果を挙げることができる。 ", "part_type": "part", "expanded": true }, { "title": "東洋医学の思考と理解", "description": "東洋医学とは、人とは自然の一部であるという考え方のひとつである。\n「陰陽学説」「気血津液の仕組み」「五行学説」「五臓のはたらき」「経絡経穴」などに基づく人体の捉え方と治療方法も、治療にとって大事な選択の一つである。\n", "part_type": "part", "expanded": true } ], "expanded": true }, { "title": "施術上の注意点", "part_type": "group", "children": [ { "title": "リスク管理", "description": "施術における医療事故には十分気をつけ、危機意識を持つ。\n環境、器具、作業方法、手順などを点検し適切な対策を行う。\n常に安全に関する知識・技術の水準を一定に保ち、細心の注意を払い治療にあたらなければならない。\n\n万が一事故が発生した時は速やかな処理対応をを行い損害を最小限にし、再発防止に努める。\n", "part_type": "part", "expanded": true }, { "title": "禁忌部位", "description": "刺鍼を避けるべき部位として、外生殖器、臍部、眼球、急性炎症の患部、新生児の大泉門などがある。\nまた、肺、胸膜、心臓、腎臓、脊髄および延髄などの中枢神経系、大血管などは刺鍼により障害が起こった場合は重篤な問題になりやすいので、特に注意が必要である。\n灸術においては顔面部や化膿を起こしやすい部位、浅層に大血管がある部位、皮膚病の患部などへの直接灸は避ける。", "part_type": "part", "expanded": true }, { "title": "安全刺入", "description": "過剰な刺激や事故を防止するため、刺入深度と角度には細心の注意を払う。\n解剖学構造を十分に理解し、患者の体格を考慮して、部位によっては刺入方向を横刺、斜刺などにして対応する。", "part_type": "part", "expanded": true }, { "title": "鍼灸治療の禁忌", "description": "鍼灸療法は生体の反応性を応用した治療であり、病態や症状の改善を目的に施術が行われてきたため、疾患名で絶対的な禁忌を定めることは難しい。\nしかし、一般には\n・安静が必要な場合\n・刺激を与えることで有害な作用を起こす場合\n・免疫機能が低下し、感染の危険性が高い場合\nは鍼灸治療を避ける。\nまた、\n・妊娠中\n・救急救命や手術を必要としている場合\n・出血性の疾患\n・悪性腫瘍の腫瘍部への治療\nも治療の選択をすべきでないとされている。", "part_type": "part", "expanded": true }, { "title": "清潔と消毒", "description": "手指を用い患者の体表に触れる施術のため、特に手指の清潔には注意しなければならない。\n汚れが入らずまた患者の皮膚を傷つけぬよう指の爪は短く切り、ヤスリなどを用いて丸める。\n施術開始前には石鹸水でよく洗い、クロルヘキシジン、含水アルコールなどを用いて消毒する。\n感染症のリスクから、用いる道具も清潔と滅菌を心がける。\n滅菌されていない道具を生体に用いることは禁止されている。\n可能ならばディスポーザブル(使い捨て)タイプの道具を用いることが推奨されている。", "expanded": true, "part_type": "part" }, { "title": "あん摩マッサージ指圧における禁忌とその対応", "description": "あん摩マッサージ指圧を行っても効果のない、あるいは施術により病状が悪化するものがある。\nこれを禁忌症と呼び、その施術は禁止されている。\nもし患者が治療を求めてきた場合でも施術を行わず、上記のことを説明した上で適切な医師や病院に行くよう誘導、指示し、施術者もまた医師の判断を仰ぐ。\n医師から施術するよう指示を受け、また施術者自身もその治療が適切であると判断した場合はこの限りではない。\n以下に禁忌症の一例を示す。\n\n・急性の伝染病、熱性病\n・悪性腫瘍\n・急性中毒(昆虫毒・蛇毒など)\n・急性炎症(虫垂炎など)\n・出血性疾患(喀血、吐血、脳出血直後)\n・外傷(創傷部、骨折、脱臼直後)\n・重症の内臓疾患", "part_type": "part", "expanded": true } ], "expanded": true }, { "title": "四診能力", "description": "四診とは「問診」「望診」「聞診」「切診」を表す言葉である。\n\n「問診」とは患者本人から訴えや既往歴、全身の状態などを聞くことである。質問用紙に記入してもらう方法もあり、両方を併用することもある。\n「望診」とは目で観察することである。顔色、全身の動きや姿勢、舌の状態などをよく診て病態の把握に努める。\n「聞診」とは呼吸の状態、声の張りなどの音を聴くことと、口臭や排泄物の匂いをかいで判断することである。\n「切診」とは患者に直接触れて診断するものをいう。脈の状態を診る脈診や腹を診る腹診もこれに含まれる。\n\n鍼灸師は患者の状態を正しく把握し、治療に活かすためこの四診の能力が求められる。", "expanded": true, "part_type": "part" }, { "title": "コミュニケーション能力", "description": "患者と対話する必要があるためコミュニケーション能力は必須である。\nそれは上手な問診や説明ができるというだけではなく、良好な信頼関係を築くための力である。\n患者のメンタルケアや術後の満足感にも深いつながりを持つ。\n", "part_type": "part", "expanded": true }, { "title": "自身の健康管理", "description": "患者を健康にするためにも、まずは自分自身が健康であることに気をつけねばならない。\n自身のコンディションは治療の質にも影響するため、自己マネジメント能力が必要である。", "part_type": "part", "expanded": true }, { "title": "清潔な衣類", "description": "服装に定めはないが、動きやすく清潔な衣類を着用する。\n医師との区別をつけるため、淡色のケーシー型の白衣を着用するものが大半である。\n外気温に応じて下にシャツを着る、上にパーカーを羽織るなどして調整する。", "part_type": "part", "expanded": true }, { "title": "あはき師の持ち物", "part_type": "group", "children": [ { "title": "鍼灸道具", "description": "鍼灸師は鍼灸治療のために「鍼」「もぐさ」「線香」「消毒用品」「灰皿」などを適切な範囲内で持ち歩く。\n\n鍼は鍼体が1寸(30ミリ)から3寸(90ミリ)の長さで、太さが1番(0.16ミリ)から5番(0.24ミリ)のものが一般的である。\n針先の形状は鍼尖の少し上方から細く鋭利になっている。刺入しやすく、疼痛も少ない。\n材質は金・銀・ステンレスが主流であり、ステンレスのものはディスポーザブル(使い捨て)が推奨されている。\nまた、刺入する鍼以外でも円鍼や鍉鍼といった皮膚刺激を主体とした鍼もあり、小児や刺激量の少ない施術に利用される。\n\n艾(もぐさ)は蓬の葉を乾燥させ、石臼でひいて篩にかけ、不純物を除去し作られる。\n柔らかで芳香のよい、熱刺激の緩和なものが上質である。\n線香は樹皮や葉などの粉末を原料とし、着色料や香料などを適量混ぜて練り、乾燥させたものである。\n灸に着火する際に用いる。\n", "part_type": "part", "expanded": true }, { "title": "手ぬぐい", "description": "治療家として、手ぬぐいを所持しているものが多い。\nおよそ33センチ×90センチの綿でできた白地のものが一般的だが、意匠をこらしたものや染めがはいった手ぬぐいを好んで使用する施術者もいる。\nいずれにせよ清潔を心がける。\n有事の際は引き裂いて包帯や三角巾の代用にもなる。\n", "part_type": "part", "expanded": true } ], "expanded": true }, { "title": "信頼される施術者", "part_type": "group", "children": [ { "title": "生涯研修", "description": "免許を取ったからそれで終わりというわけではなく、むしろ免許を取得し、臨床の現場に出てからが学修の本番である。\n目の前の患者をばくぜんと治療していくだけではなく、症例ごとに真摯に向き合い生涯の研鑽を怠らないことが信頼に足る施術者への道筋である。", "part_type": "part", "expanded": true }, { "title": "数々の臨床経験", "description": "書物や講義で学んだだけではなく、実際患者に触れ、治療し、その結果を診ることで更に次に活かせる。\n多数の症例の経験と一連の試行錯誤は、治療の大切な指針である。", "part_type": "part", "expanded": true }, { "title": "包括的な思考", "description": "施術中に治療するだけではなく、患者をとりまく環境を幅広くとらえケアできることが期待される。\n養生法の指導や健康づくりのアドバイスなど、単に症状だけを診るのではなく包括的に患者の生活を考えられてこそ信頼のできる施術者であるといえる。", "part_type": "part", "expanded": true }, { "title": "地域社会との連携", "description": "地域の医療、福祉との連携も大事なことである。\n患者を紹介する際には、患者について把握している内容を整理して正確に示した紹介書を書くことが推奨されている。\nまた逆に患者の紹介を受けた場合は、依頼された事項に対する反応や経過報告を行うことにより双方向性の医療、福祉が築かれる。", "part_type": "part", "expanded": true }, { "title": "身近な存在", "description": "施術者は、尊敬される存在であると同時に身近な存在であることも大事である。\n治療に関する話だけではなく、少しの身体の変化や心に抱える悩みなども気軽に相談できるような信頼関係の構築に努める。\nまた負担なく治療に通える環境を作ることも大切だ。", "part_type": "part", "expanded": true }, { "title": "継続的な治療", "description": "悪化した症状を緩和させるだけではなく、継続的に治療を受けてもらうことで身体を健康な状態で保つことも大切である。\nしかし、実際は症状が出てから治療を求める患者が多い。\n継続的な治療を推進するためには、治療の必要性の十分な説明や、施術に対する満足感、爽快感、施術中の心地よさなど総じて高い水準が要求される。\nそれらをクリアし、病気の時も健康な時も継続的な治療を提供できてこそ信頼に足る施術者であるといえるだろう。", "part_type": "part" } ], "expanded": true }, { "title": "実戦的な柔道技術", "part_type": "group", "children": [ { "title": "柔道とは", "description": "柔道とは、投げる、抑える、絞める、打つ、蹴るなどの技を用いて、相手を制す徒手格闘術のひとつである。\nスポーツ的な試合では当て身技は禁止されているが、実戦的に柔道を用いる際はこの限りではない。", "part_type": "part", "expanded": true }, { "title": "投げ技", "description": "投げ技とはその名のとおり相手を投げ倒す技である。\n立ったままの姿勢で投げ倒す立ち技と、自分の身体を倒しながら相手を投げる捨て身技とがある。\n相手を殺傷することを必ずしも目的とせず、自分の体勢を崩さず相手を制すことで、自らの命を守る技術としても優秀である。\n無論攻撃的な手段に用いるのも有効だ。体勢を崩し反撃能力を失った相手にとどめをさすのは比較的容易だろう。", "part_type": "part" }, { "title": "固め技", "description": "固め技とは相手の身体を抑え込んで起き上がれないようにしたり、相手を絞めて制したり、関節を伸ばしたり曲げたりひねったりして、相手の動きを封じる技である。\n実力の優るものが使えば、相手を傷つけずに制圧することができるが、実戦においては危険が大きく、頸部を絞め窒息による気絶など、逆関節を取り・関節の破壊などを目的として行うほうが適切である。", "part_type": "part" }, { "title": "当て身技", "description": "相手の生理的弱点(急所)を手、足、頭などで突く、打つ、蹴るなどして制する技である。\n急所としては眼球、頭頂中央部、眉間、こめかみ、みぞおち、ひばら、下腹部、睾丸などがある。\n危険性が高いため、試合などのスポーツ面では禁止されており、実戦でも使用には十分な注意を払う。", "part_type": "part" }, { "title": "柔道の鍛錬とその経験", "description": "基礎的な鍛錬はもちろん、スポーツでの柔道と実戦での柔道の違いはしっかりと区別することが大切である。\n練習法には形と乱取りの二つの形式があり、この二つの練習法を組み合わせ日々鍛錬を重ねることにより、技術の向上を得ることができる。", "part_type": "part" } ], "expanded": true }, { "title": "柔道整復術", "part_type": "group", "children": [ { "title": "柔道整復術とはなにか", "description": "柔道整復術とは、骨・筋肉・関節・靭帯などの運動器に発生する骨折・脱臼・捻挫・挫傷・打撲などの損傷に対し、手術をしない「非観血的療法」で行う手技療法のことをいう。\n整復や固定を行うことにより、人間の持つ自然治癒能力を最大限に発揮させる治療術のことである、", "part_type": "part", "expanded": true }, { "title": "整復法", "description": "整復法とは骨折した箇所を元の状態に戻す、また肩などの関節が脱臼やずれた場合に元に戻すために操作する技術の事をいう。\n患部のみでなく、周囲の状態を把握し、施術することが大切である。", "part_type": "part", "expanded": true }, { "title": "固定法", "description": "固定法とは骨折や脱臼などをした箇所に三角巾や包帯、副木などを使って患部を固定する治療法の事をいう。\n患部を固定する事によって無理な動きを封じ、治療効果を高めることができる。\n固定の仕方や使う材料は、患者に合わせて調整する。", "part_type": "part", "expanded": true }, { "title": "後療法", "description": "後療法とは物理療法・運動療法・手技療法の3つの治療法それぞれを相乗的に作用させて、損傷した組織を回復させる治療法の事をいう。\n運動療法は患者の機能回復やリハビリテーションを目的として行われることが多い。\nそれぞれの患者の状態に合わせて適時適切な療法を選択し、行うことが重要である。", "part_type": "part", "expanded": true }, { "title": "テーピング療法", "description": "テーピング療法とは負傷を予防、もしくは負傷した部位の悪化を防止するために、関節、筋肉などにテープを巻いて固定することである。\n主に可動域の制限、障害部位の補強を目的として行う。", "part_type": "part" } ], "expanded": true }, { "title": "応急手当の知識と能力", "description": "医療従事者として応急手当及び救命手当の知識と人命を救う勇気、つまり実行能力がある。\n有事の際は傷病者や周囲を観察し、協力を求めることはもちろん、気道確保、心臓マッサージ、人工呼吸、止血などの手当てを状況に応じて適切に判断し、実行する。\n", "part_type": "part" } ], "expanded": true }, { "title": "ストレッチ好き", "part_type": "group", "children": [ { "title": "ストレッチの実践と布教活動", "description": "あごはストレッチを好み、常々周囲にもストレッチの有用性を説き、自身も暇を見つけてはこまめなストレッチを行っている。\n一人で行うだけではなく、患者や同僚や友人など周囲の人間を誘い合わせて行うのも楽しみの一つである。\n自身でストレッチのやり方や注意点を書いたチラシを作り、無料配布している。", "part_type": "part" }, { "title": "ストレッチ", "part_type": "group", "children": [ { "title": "ストレッチとはなにか", "description": "ストレッチとは、身体の筋肉を良好な状態にするために引っ張り伸ばす運動のことである。\n主に静的ストレッチと動的ストレッチの2つに分類され、それらを使い分けることで心身を健康な状態に保つ。 ", "part_type": "part", "expanded": true }, { "title": "静的と動的のちがい", "description": "静的ストレッチとは、筋肉をゆっくりと可動域の範囲内で伸ばし、反動をつけずに10~30秒ほど同じ姿勢で止まったまま行うストレッチのことをいう。\n主に筋肉の可動性の向上や、乳酸などの老廃物を流す疲労回復効果を目的として行う。\n動的ストレッチはそれとは逆に、身体を動かし、反動をつけて筋肉を伸張させるストレッチのことをいう。\n心拍数や体温を上げ、筋肉の柔軟性の向上させ、怪我の予防や運動前のウォーミングアップに効果がある。\n\n目的に応じてこれらストレッチを使い分けることで身体パフォーマンスの向上に繋がる。", "part_type": "part", "expanded": true }, { "title": " 無理は禁物", "description": "何事もやりすぎは厳禁である。\nストレッチも痛みが出ない程度の力で、各々の関節可動域の範囲内で少しずつ動かしていくことが肝心である。\nまたストレッチの最中は息を止めず、自然な呼吸を心がける。開始前後に深呼吸をするのもよいだろう。 ", "part_type": "part", "expanded": true }, { "title": "続けることが大事", "description": "一日に数時間やるものではなく、一日10分程度を毎日こつこつと継続するのが効果的である。\n朝一番、風呂上り、就寝前など習慣づけを行い、日々の生活に取り入れる。\n誰かと誘い合わせて一緒に行うのも良いだろう。 ", "part_type": "part" }, { "title": "運動不足の解消", "description": "適度なストレッチを継続して行うことで、デスクワークの人間では特に不足しがちな運動量を補うことができる。\n激しいスポーツにはしり込みする人でも、少しのストレッチを行うことが運動をはじめるきっかけとなったりもする。", "part_type": "part" }, { "title": "柔軟性の向上", "description": "ストレッチを行うことにより、筋肉ならびに結合組織の柔軟性を高め、関節可動域を広げる効果が期待できる。\n柔軟性を十分に確保することにより、素早い動きやしなやかな動きが可能になり、身体能力のアップにもつながる。 ", "part_type": "part" }, { "title": " 基礎代謝の向上", "description": "可動域が拡大することで、筋肉の収縮が容易になる。\nそのため、同じ動作でも消費カロリーが上がり、結果として基礎代謝の向上につながる。\nまた、硬くなっていた筋肉がしっかりと収縮が可能となることにより筋ポンプの働きが正常化し、全体の血流が良くなることから、体温の上昇、冷えの改善が期待できる。", "part_type": "part" }, { "title": "怪我の予防", "description": "ウォームアップとして動的なストレッチを運動前に行うことにより、体温が上昇し、身体のパフォーマンスは向上する。\nまた、柔軟性を日ごろから高めておくことで肉離れ・ぎっくり腰などの怪我の予防にもつながる。\n", "part_type": "part", "expanded": true }, { "title": "クールダウン効果", "description": "運動のあとにストレッチを行うことにより、損傷した筋肉の回復を早め、成長を促すことができる。\nまた興奮した神経や筋を落ち着かせ、疲労物質の代謝を促進し、疲れがたまらないようにする効果もある。 ", "part_type": "part" }, { "title": "ストレスの解消", "description": "ストレッチはストレス解消の助けとなる。\n凝りかたまった筋肉が原因の圧迫感や息苦しさを軽減する一因となるほか、単純に身体を動かすことは気分転換になる。\n身体がやわらかくなると、心もやわらかくなるともいえるだろう。\n", "part_type": "part", "expanded": true } ], "expanded": true } ], "expanded": true }, { "title": "趣味:料理", "part_type": "group", "children": [ { "title": "料理は段取りが一番", "description": "手早く料理をこなすのに大事なことは、段取りである。\nあれボウルどこだっけ、皿出したっけ、はスムーズな調理の邪魔であり、火を通しすぎておいしくなくなるなどの原因にもなる。\n一人でやるときは勿論、皆で料理するときも、まずは段取り最優先である。\n道具、食材、盛り付け皿、水回りの整理、キッチンの整理ができていればこそ、手際よい調理が出来る。\n", "part_type": "part" }, { "title": "家庭料理主体", "description": "野菜炒めやみそ汁、シチュー、カレー。\n肉じゃがやハンバーグ。\n家で出てくるような、ボリュームがあってみんなが好きそうな料理の数々。\nこのあたりを抑えておけば、誰かに振舞う時も安心できるだろう。\nから揚げをおいしく揚げる、というのもポイントが高い気がする。", "part_type": "part" }, { "title": "節約料理レシピ", "description": " 趣味で料理をする人なら、だれもが覚える時間短縮&節約レシピの数々。\nダイコンの葉を刻んで醤油であえるだけのご飯のお供とか、美味しいよね。\n個人的にはニンジンをピーラーで向いた後の皮のキンピラとかが好き。ゴミも減るし。\n", "part_type": "part" }, { "title": "大鍋料理の経験", "description": " 大きな鍋で大量に作るのは、実はコストパフォーマンスがよい。\n汁物が特にそうだが、肉じゃがや芋煮のようなものも、手間と労力をかんがえると、保存さえ効けば実は大きな鍋で一気に作ったほうがいい。\n肉じゃが作りすぎちゃって、は実際に起こりうるのだ。本当に。\n", "part_type": "part" }, { "title": "カレーは正義", "description": " 大きな鍋さえあれば一気に大量に作れ、大体何を入れても味がまとまり、味についての文句を言う人も少ない。\n二日目や三日目になったら、カレードリアや焼きカレー、ダシで伸ばして和風カレーやカレーうどん。\n痛む前に処理するのは大事だが、冷凍してしまえばそれもある程度解決できる。\n\n家庭料理として、数種類のカレーを抑えておけば、まずもって間違いはない。\n\n難点は、カレールーが手に入らない環境では出来ないことだ。\n", "part_type": "part" }, { "title": "お菓子作りは科学", "description": "分量を正確に測れるかどうかが、お菓子の出来栄えを決める。即ちお菓子作りは科学なのだ。\n自分や恋人用に手の込んだものを作るのもいいが、クッキーを大量生産して近所の子供に配るのも一興である。 ", "part_type": "part" }, { "title": "凝った細工", "description": "趣味でお菓子をつくるからこそ、普通ではめったにしない凝った細工をしてみたりもする。\nプチシューいっぱい作ってクロカンブッシュつくったり、鼈甲飴で文字作ってみたりと、凝れば凝るほど見栄えも良くなる。\nもちろん、センスがあったらの話だが。\nそれはそれとして、お菓子を作っていると色々細工に凝りたくなるのは確かだ。 ", "part_type": "part" } ], "expanded": true }, { "title": "祈りの護符", "part_type": "group", "children": [ { "title": "魔法で作られた品", "description": "魔法を使って作られた品であり、機械による生産はできず、また、それを試すことも禁じられている。\n作成時に魔法で作られており、この品自体は魔法が使えなくても使用することができる。 ", "part_type": "part" }, { "title": "祈りの護符の効果(防壁)", "description": " 魔法によって作られた防壁が発動し、使用者を攻撃から守る。\n銃弾を数発防げる程度の効果を持ち、それ単体で使用者の安全を確保するというよりは、使用者が安全を確保するための時間を稼ぐ、補助的な使用を想定している。", "part_type": "part" }, { "title": "危機感による発動", "description": "魔法によって、使用者の危機感に反応して効果が発動する仕組みになっている。\n完全な不意打ちに対しては発動できないケースもあるが、自身が危険を感じることができれば発動が間に合うこともある。 ", "part_type": "part" }, { "title": "魔除けの素材", "description": "魔法を使い、利用者を危険から守るために、素材には玄霧藩国の政庁の大木の若芽、ヤドリギの蔓、金糸など、魔除けになる素材を使って作成されている。 ", "part_type": "part" }, { "title": " 魔除けの素材", "description": " 魔法を使い、利用者を危険から守るために、素材には玄霧藩国の政庁の大木の若芽、ヤドリギの蔓、金糸など、魔除けになる素材を使って作成されている。", "part_type": "part" }, { "title": "デザイン", "description": "小さな台座に政庁の大木の若芽を埋め、それをヤドリギの蔓でつつみ、ヤドリギの蔓を金糸で翼のように編み込んだお守り。\nこのデザインは、闇を払う金の翼という伝承になぞらえたものになっている。\n大きさは5×10cmくらいで、首から提げたりポケットにしまうことを想定している。", "part_type": "part" }, { "title": "祈りの込められた品", "description": "魔法による防御が組み込まれた品であるが、その上で、この品には使用者の安全を願う、作成者の祈りが込められている。\nそれは直接的には危険から守る手段にはならないかもしれないが、使用者にとって、無事を祈る人々が待っているということを思い出すことで、絶望的な状況でも諦めず生き残ろうとする意思を保つことができる。 ", "part_type": "part" }, { "title": "作成に至る経緯", "description": "過去、人々を救うために国外へ出兵した玄霧藩国の名医部隊が敵の襲撃にあい、隊員18名が全て殉職したという痛ましい事件が起きた。\n藩国政府は彼ら医療部隊の奮闘と奉仕に敬意と感謝を示し、そして彼らの魂が安らかであらんことを願い、慰霊碑の建立を行うなどの対応を行った。\nそして、このような悲劇を繰り返さないよう、出兵する藩国民の安全を守るためのお守りの作成を決定した。 ", "part_type": "part" }, { "title": "役目を終えたあとの扱い", "description": " このお守りは、基本的には一度使用したらただの木のお守りとなって使えなくなる、一回限りのお守りである。\n一度使用が終わった後は、基本的には神殿で焚き上げられる事になっているが、使用者によっては悪影響がないか確認した上で、大切に保管しているものもいる。\n", "part_type": "part" } ], "expanded": true }, { "title": "読書同好会", "part_type": "group", "children": [ { "title": "同好会について", "part_type": "group", "children": [ { "title": "読書同好会について", "description": "読書同好会には「三度の飯よりも本が好き」と胸を張れる者ばかりが集まっている。同好会において「好き」を表現する方法は基本的に制限されない。そのため、数人で集まって本の好きなところを語り合う会員もいれば、一人で黙々と本を読み耽ることを好む人もいる。また、本を読むだけでなく、個人でも複数人でも本を作る会員も存在する。", "part_type": "part" }, { "title": "活動拠点", "description": "規定された活動拠点はなく、会員の良識に一任されている。会員の家で少人数で集まり活動することもあれば、一室を借りて大人数で活動することもある。", "part_type": "part" }, { "title": "シンボルマーク", "description": "読書同好会のシンボルマークはリンゴの傍で眠る猫がが描かれる。シンボルマークは同好会に在籍していることを証明するものであり、同時に同好会員である責任を背負うものである。会員が作った本には必ずシンボルマークをつけなければならない。", "part_type": "part" }, { "title": "ワインレッドの栞", "description": "同好会に在籍すると、会員証としてワインレッドの栞が贈られる。本来の用途でも使い勝手がいいように上質なワインレッドの紙にシンボルマークが描かれている。", "part_type": "part" } ], "expanded": true }, { "title": "在籍資格", "part_type": "group", "children": [ { "title": "本が好きであること", "description": "同好会に在籍する一番大切な資格は、ただひとつ「本が好き」それだけである。その気持ちがあれば年齢も性別も種族関係なく同好会への扉が開かれる。", "part_type": "part" }, { "title": "本を、人を批判しないこと", "description": "他の会員が好きな本や作った本の批判を口に出してはならない。同好会を円滑に活動するための最低限の礼儀であり、努力である。", "part_type": "part" }, { "title": "本に優劣をつけない", "description": "「たとえ面白いと思わなかった本も、それは他の人の好きな本である」ということを忘れてはならない。もちろん、同様に本に優劣をつけることも好まれない。", "part_type": "part" } ], "expanded": true }, { "title": "同好会主催のイベント", "part_type": "group", "children": [ { "title": "読み聞かせボランティア", "description": "保育園の時期に読書に触れることは大事であり、同好会は読書への関心を深めることへの手助けとして、有志を募ってボランティアを毎年開催している。", "part_type": "part" }, { "title": "ブックマーケット", "description": "月に一度、ブックマーケットを開催している。同好会会員の作った絵本や児童書、小説がマーケットに出している。会員によってはファンがつくこともあり、交流の場ともなっている。", "part_type": "part" }, { "title": "再現料理の会", "description": "物語を読んでいると気が抜くと涎が出てしまいそうになる料理に出会うことがある。再現料理の会は、そういった本の中の料理を再現し、登場人物の気持ちを味わうことを目的としている。", "part_type": "part" }, { "title": "聖地巡礼", "description": "テーマになった一冊の物語を軸に、関連する地域や料理などを巡り、より物語を身近に感じさせるイベントとして開催されている。", "part_type": "part" } ], "expanded": true } ], "expanded": true } ], "expanded": true, "part_type": "group" } ]
*部品構造 -大部品: あご RD:90 評価値:11 --部品: あごの容姿 --部品: あごの性格や性質 --部品: 今までの来歴 --部品: おやつを持ち歩く --大部品: 玄霧の民 RD:9 評価値:5 ---大部品: 森国人 RD:8 評価値:5 ----大部品: 森国人の身体的特徴 RD:3 評価値:2 -----部品: 長い耳 -----部品: 長身痩躯 -----部品: 長い髪 ----部品: 革製の日常着 ----部品: 瞑想通信を使うことが出来る ----部品: 基本の職業適性 ----部品: 森国人の習慣 ----部品: 森の恵みを得る ---部品: 玄霧藩国の森国人 --大部品: あはき師 RD:39 評価値:9 ---部品: あはき師とは ---部品: 3年間の養成課程と国家試験 ---大部品: あん摩マッサージ指圧師 RD:2 評価値:1 ----部品: あん摩マッサージ指圧とは ----部品: あん摩マッサージ指圧の治療作用 ---大部品: 鍼灸師 RD:3 評価値:2 ----部品: 鍼灸術とは ----部品: 鍼灸の成り立ち ----部品: 鍼灸治療による作用 ---大部品: 医学的な知識と理解 RD:3 評価値:2 ----部品: 医学の知識と理解 ----部品: 作用への理解と適切な選択 ----部品: 東洋医学の思考と理解 ---大部品: 施術上の注意点 RD:6 評価値:4 ----部品: リスク管理 ----部品: 禁忌部位 ----部品: 安全刺入 ----部品: 鍼灸治療の禁忌 ----部品: 清潔と消毒 ----部品: あん摩マッサージ指圧における禁忌とその対応 ---部品: 四診能力 ---部品: コミュニケーション能力 ---部品: 自身の健康管理 ---部品: 清潔な衣類 ---大部品: あはき師の持ち物 RD:2 評価値:1 ----部品: 鍼灸道具 ----部品: 手ぬぐい ---大部品: 信頼される施術者 RD:6 評価値:4 ----部品: 生涯研修 ----部品: 数々の臨床経験 ----部品: 包括的な思考 ----部品: 地域社会との連携 ----部品: 身近な存在 ----部品: 継続的な治療 ---大部品: 実戦的な柔道技術 RD:5 評価値:3 ----部品: 柔道とは ----部品: 投げ技 ----部品: 固め技 ----部品: 当て身技 ----部品: 柔道の鍛錬とその経験 ---大部品: 柔道整復術 RD:5 評価値:3 ----部品: 柔道整復術とはなにか ----部品: 整復法 ----部品: 固定法 ----部品: 後療法 ----部品: テーピング療法 ---部品: 応急手当の知識と能力 --大部品: ストレッチ好き RD:11 評価値:5 ---部品: ストレッチの実践と布教活動 ---大部品: ストレッチ RD:10 評価値:5 ----部品: ストレッチとはなにか ----部品: 静的と動的のちがい ----部品: 無理は禁物 ----部品: 続けることが大事 ----部品: 運動不足の解消 ----部品: 柔軟性の向上 ----部品: 基礎代謝の向上 ----部品: 怪我の予防 ----部品: クールダウン効果 ----部品: ストレスの解消 --大部品: 趣味:料理 RD:7 評価値:4 ---部品: 料理は段取りが一番 ---部品: 家庭料理主体 ---部品: 節約料理レシピ ---部品: 大鍋料理の経験 ---部品: カレーは正義 ---部品: お菓子作りは科学 ---部品: 凝った細工 --大部品: 祈りの護符 RD:9 評価値:5 ---部品: 魔法で作られた品 ---部品: 祈りの護符の効果(防壁) ---部品: 危機感による発動 ---部品: 魔除けの素材 ---部品: 魔除けの素材 ---部品: デザイン ---部品: 祈りの込められた品 ---部品: 作成に至る経緯 ---部品: 役目を終えたあとの扱い --大部品: 読書同好会 RD:11 評価値:5 ---大部品: 同好会について RD:4 評価値:3 ----部品: 読書同好会について ----部品: 活動拠点 ----部品: シンボルマーク ----部品: ワインレッドの栞 ---大部品: 在籍資格 RD:3 評価値:2 ----部品: 本が好きであること ----部品: 本を、人を批判しないこと ----部品: 本に優劣をつけない ---大部品: 同好会主催のイベント RD:4 評価値:3 ----部品: 読み聞かせボランティア ----部品: ブックマーケット ----部品: 再現料理の会 ----部品: 聖地巡礼 *部品定義 **部品: あごの容姿 森国民の特徴である長い髪を「治療の邪魔になる」と肩より短い程度にカットし、前髪をヘアピンで留めている。 女性にしては高い身長を持ち、細身であるためひょろりとした印象を見るものに与える。 髪は春の芽吹きのような淡い黄緑色で、丸目がちな瞳は角度によっては金に見える薄い檸檬色をしている。 くるくると表情をよく変えるため、成人済みの女性だが年齢より幼く見られがちである。 **部品: あごの性格や性質 好奇心旺盛であまり人見知りしない。笑顔でいることが多く、陰陽でいえば陽の性質である。 社交的に見える反面、一人の時間も大切にしており、家でゆっくりと料理をしたり、本を読みながらお茶を飲んだりすることも好んでいる。 **部品: 今までの来歴 幼いころは虚弱体質であり、さまざまな医者にかかっていたが、第二次性長期ごろより段々と改善し、健康体になった。 その経験から医療への道を志し、身近な医療をと鍼灸あん摩マッサージの免許を取る。 後に戦場に向かう医師を見て、自身も治療の幅を広げるため柔道および柔道整復術を学び、実践的戦闘技術と急性外傷への対応技術を取得する。 **部品: おやつを持ち歩く 常に数種類の飴やクッキー・ビスケットなど軽くとれる嗜好品を持ち歩いている。 自分で食べるほかにも、気軽にプレゼントして一緒に食べるなどコミュニケーションツールとしても使用できる。 **部品: 長い耳 長い耳とはいわゆるエルフ耳である。大きさはまちまちだが、耳の先がとがっているのが特徴であり耳たぶは短めである。長さと関係あるかは不明であるが、遠くの、あるいは小さな音を捉える能力にも優れている。 **部品: 長身痩躯 種族的な特徴として肥満体になりにくく痩せた体つきをしている者が多い。総じて、細い見かけによらず膂力はあり衣服を脱ぐとしっかり筋肉のついた引き締まった体つきをしている。また他国人と比べて背丈は高めが標準である。 **部品: 長い髪 森国人の髪の色にこれと決まった特徴傾向はない。髪型としては男女の別なく長髪が伝統と言える。もちろん髪型を選ぶのは個人の自由であり、短髪を好む者もいて、それが咎められることはない。 **部品: 革製の日常着 天然繊維の肌着の上に身体にぴったり付くデザインのなめし革の胴着を着用するのが、森国人の伝統的な日常活動時の服装である。ズボン、スカート、長靴など様々な部分に皮革が多く用いられるが、もちろん、必要に迫られたり職業によってはこの限りではない。 **部品: 瞑想通信を使うことが出来る 森国人の特徴として瞑想通信を使用できる。瞑想通信を使うには道具の補助や数人がかりでの瞑想など、入念な準備が必要となる。 **部品: 基本の職業適性 人種的に、理力・魔法との親和性がとくに高い。その他に、優れた視力と聴力や自然の中での隠密行動に長けていることから忍者、また指先の器用さに優れる者が多く整備士・医師などにむいているとも言われる。 **部品: 森国人の習慣 自然を大切にし、森を切り拓かないまま森の中に村を築く。樹木をそのまま活かす木造建築物を好み、自然環境を破壊しない生活を送ることを良しとする。 **部品: 森の恵みを得る 森国人は、その名の通り森で暮らしてきたという歴史から、自然の恵みを採集活用する技能に長けている。森とともに生きるというライフスタイルをもち、資源の獲りすぎによる種の絶滅が起こらないように生活を律してきた。近年では開けた場所で畑作も行っているが、森を減らすことは本末転倒として嫌う傾向が強い。森がなくなることは災害を呼ぶという伝承を伝えており、森の手入れのための間伐は行うが必要以上の伐採は戒められている。 **部品: 玄霧藩国の森国人 森国人国家と一口で言っても、国が違えば気性も少しずつ異なるものである。玄霧藩国では、よく言えば職人気質、別の言い方をすればオタク気質の、おのおのが自分のウデを磨き上げることに熱意を見いだす傾向があった。それは各人の好みによっていろいろな方面に向けられたものであったが、家庭の娯楽としての食事、ひいては美味しい家庭料理を作ることへむけても発揮され、家族・友人の喜ぶ顔を見ようと自分の腕を磨くことにみな熱心に取り組む様子もみられた。それは他者を癒すことに感じる喜びともつながっていった。 **部品: あはき師とは あはき師とは「あん摩マッサージ指圧師」「鍼師」「灸師」の3つの国家資格をもったものの俗称である。 「あん摩マッサージ指圧師」「鍼師」「灸師」それぞれの頭文字をとった俗称であり、医療従事者としての活躍が期待される。 **部品: 3年間の養成課程と国家試験 あはき師になるためには「あん摩マッサージ指圧師」「鍼師」「灸師」の3つの国家資格が必要である。 国家試験の受験資格は、「あん摩マッサージ指圧師」「鍼師」「灸師」の専門課程のある養成学校で3年以上養成課程を修了することで与えられる。 3つの専門課程は大部分で重なっており、国家試験も同日に開催されるため、同時に取得することが可能である。 国家試験で一定基準に達する点数をとり、合格した者のみが「あん摩マッサージ指圧師」「鍼師」「灸師」を名乗り業することを許可される。 **部品: あん摩マッサージ指圧とは あん摩とは、術者の手指を用い、薄い衣服の上から遠心性(中心部から末梢にかけて)の刺激を強弱をつけて与える手技療法である。 主として筋肉へとアプローチし、筋組織の循環を向上させ生体の機能調節を図る。 マッサージとは、術者の手指を用い、生体の皮膚に直接求心性(末梢から中心)への刺激を与える施術である。 求心性の手技により、血液・リンパ液の還流を促し、新陳代謝機能の向上を図る。 指圧療法とは徒手を用いて、全身の体表に定められた部位を主に漸増、漸減の垂直圧の一点圧を遠心性(中心から末梢)に与える手技療法である。 押圧操作による圧反射機転により、生体に備わっている自然治癒力の働きを促進し、神経・筋の機能を調整する。 あん摩マッサージ指圧師はこれらあん摩・マッサージ・指圧それぞれの意義と効能の違いを理解し、その施術を使い分けることにより、患者の状況に合わせた適切な治療を選択し、行う。 **部品: あん摩マッサージ指圧の治療作用 あん摩マッサージ指圧により「興奮作用」「鎮痛作用」「反射作用」の3つの効果が期待できる。 「興奮作用」とは、病的に機能が減退した神経・筋に対して、その機能を高め減退している機能を回復させる作用のことである。 この手技は弱い刺激を与え、時間も短く行う。 運動麻痺、知覚鈍麻、知覚脱失などに対して治療効果があるのは主としてこの興奮作用によるものである。 「鎮痛作用」とは、病的に機能が亢進している神経や筋に対してその機能亢進を抑え、沈静させる作用のことである。 この手技は強い刺激を与え、時間も長く行う。 神経痛・筋痙攣・筋緊張・知覚過敏・筋肉痛などに対して治療効果があるのはこの鎮痛作用によるものが大きい。 「反射作用」とは、疾病部位から離れた部位に対して施術を行い、反転機能を解して神経や筋、内蔵などに刺激を与え、異常機能の調整を図る作用のことである。 興奮的効果と鎮痛的効果の両方が期待できる。 **部品: 鍼灸術とは 鍼術とは、鍼を用い身体の一定部位に接触または穿刺刺入し、生体に機械的刺激を与える施術方式である。 灸術とは、一定の方式に従い艾(もぐさ)を燃焼させ、またはそれにかわる物質を用いて身体表面の一定部位に温熱的刺激を与える施術方式である。 どちらも施術によって起こる効果的な生体反応を利用する。 生活機能の変調を矯正し、保健及び疾病の予防または治療に広く応用できる施術である。 **部品: 鍼灸の成り立ち 鍼灸治療の生まれは経験療法である。 原始的な人間が外傷を受けたり痛みを覚えたとき、本能的にその部に手を当て圧したり、舐めたり、泥や葉をつけるなどした。 やがて文明が進歩し火を利用するようになると、暖めることで局部の温熱が疼痛を軽減することを経験し、局所的温熱刺激である灸法が生まれた。 また、細くて鋭い石器で皮膚を切り、膿を排出させたりして疾病の治療ができることを経験し、以降道具の発達に従い金属製の鍼が治療に応用されるようになった。 そしてどちらもより効果的な場合に応じた治療が選択されるようになり、時間の経過とともにそれらの経験が集積されたと考える。 **部品: 鍼灸治療による作用 鍼灸治療によって以下の治療作用が期待できる。 ・「調整作用」 組織、器官に一定の刺激を与えて、その機能を調整する。 ・「興奮作用」 知覚の鈍麻や消失、運動麻痺などの神経機能の減弱及び内蔵諸器官の機能減退に対して興奮を促す。 ・「鎮静作用」 疼痛や痙攣のような異常に興奮が起きる疾患に対して鎮静を促す。 ・「誘導作用」 局所の血行障害に対し、患部に施術して血流を他の健康部から誘導する。もしくは局所の充血や炎症の際に少々隔たった部分に施術し、血液をそちらに誘導し患部の血流を調整する。 ・「鎮痛作用」 内因性モルヒネ様物質の発生あるいは下行性抑制などの機序により鎮痛作用を発現させる。 ・「消炎作用」 施術により白血球が増加し、施術部位に遊走する。血流改善により病的滲出物などの吸収を促進させ、生体の防衛能力を高める。 ・「転調作用」 自律神経失調やアレルギー体質を改善し、体質を強壮にする。 ・「反射作用」 痛み刺激あるいは温熱刺激による反射機転を介して組織、臓器の機能を鼓舞あるいは抑制する。 特に灸術においては施術後の血液像(赤血球、血色素量など)、血液凝固時間の短縮などの循環器系の作用が認められ、 「増血作用」「止血作用」「強心作用」があるとされている。 **部品: 医学の知識と理解 あはき師は、患者の生体へ触れることを業とする。 そのため、筋・骨格・内臓・神経・脈管・感覚器などを主とした解剖学的知識や生理学への知識は基本となる。 また患者の病態を正しく把握するためにも病理学や臨床医学への理解も求められる。 **部品: 作用への理解と適切な選択 あはき師は治療するにあたって、「その施術を行うことにより期待できる作用」への理解が必要である。 まんぜんと施術するだけではなく、如何なる目的でどこにどれくらいの刺激を与えるかを思考、選択することが大切だ。 生体の反応を観察し、適切な刺激量を与えることで十分な治療効果を挙げることができる。 **部品: 東洋医学の思考と理解 東洋医学とは、人とは自然の一部であるという考え方のひとつである。 「陰陽学説」「気血津液の仕組み」「五行学説」「五臓のはたらき」「経絡経穴」などに基づく人体の捉え方と治療方法も、治療にとって大事な選択の一つである。 **部品: リスク管理 施術における医療事故には十分気をつけ、危機意識を持つ。 環境、器具、作業方法、手順などを点検し適切な対策を行う。 常に安全に関する知識・技術の水準を一定に保ち、細心の注意を払い治療にあたらなければならない。 万が一事故が発生した時は速やかな処理対応をを行い損害を最小限にし、再発防止に努める。 **部品: 禁忌部位 刺鍼を避けるべき部位として、外生殖器、臍部、眼球、急性炎症の患部、新生児の大泉門などがある。 また、肺、胸膜、心臓、腎臓、脊髄および延髄などの中枢神経系、大血管などは刺鍼により障害が起こった場合は重篤な問題になりやすいので、特に注意が必要である。 灸術においては顔面部や化膿を起こしやすい部位、浅層に大血管がある部位、皮膚病の患部などへの直接灸は避ける。 **部品: 安全刺入 過剰な刺激や事故を防止するため、刺入深度と角度には細心の注意を払う。 解剖学構造を十分に理解し、患者の体格を考慮して、部位によっては刺入方向を横刺、斜刺などにして対応する。 **部品: 鍼灸治療の禁忌 鍼灸療法は生体の反応性を応用した治療であり、病態や症状の改善を目的に施術が行われてきたため、疾患名で絶対的な禁忌を定めることは難しい。 しかし、一般には ・安静が必要な場合 ・刺激を与えることで有害な作用を起こす場合 ・免疫機能が低下し、感染の危険性が高い場合 は鍼灸治療を避ける。 また、 ・妊娠中 ・救急救命や手術を必要としている場合 ・出血性の疾患 ・悪性腫瘍の腫瘍部への治療 も治療の選択をすべきでないとされている。 **部品: 清潔と消毒 手指を用い患者の体表に触れる施術のため、特に手指の清潔には注意しなければならない。 汚れが入らずまた患者の皮膚を傷つけぬよう指の爪は短く切り、ヤスリなどを用いて丸める。 施術開始前には石鹸水でよく洗い、クロルヘキシジン、含水アルコールなどを用いて消毒する。 感染症のリスクから、用いる道具も清潔と滅菌を心がける。 滅菌されていない道具を生体に用いることは禁止されている。 可能ならばディスポーザブル(使い捨て)タイプの道具を用いることが推奨されている。 **部品: あん摩マッサージ指圧における禁忌とその対応 あん摩マッサージ指圧を行っても効果のない、あるいは施術により病状が悪化するものがある。 これを禁忌症と呼び、その施術は禁止されている。 もし患者が治療を求めてきた場合でも施術を行わず、上記のことを説明した上で適切な医師や病院に行くよう誘導、指示し、施術者もまた医師の判断を仰ぐ。 医師から施術するよう指示を受け、また施術者自身もその治療が適切であると判断した場合はこの限りではない。 以下に禁忌症の一例を示す。 ・急性の伝染病、熱性病 ・悪性腫瘍 ・急性中毒(昆虫毒・蛇毒など) ・急性炎症(虫垂炎など) ・出血性疾患(喀血、吐血、脳出血直後) ・外傷(創傷部、骨折、脱臼直後) ・重症の内臓疾患 **部品: 四診能力 四診とは「問診」「望診」「聞診」「切診」を表す言葉である。 「問診」とは患者本人から訴えや既往歴、全身の状態などを聞くことである。質問用紙に記入してもらう方法もあり、両方を併用することもある。 「望診」とは目で観察することである。顔色、全身の動きや姿勢、舌の状態などをよく診て病態の把握に努める。 「聞診」とは呼吸の状態、声の張りなどの音を聴くことと、口臭や排泄物の匂いをかいで判断することである。 「切診」とは患者に直接触れて診断するものをいう。脈の状態を診る脈診や腹を診る腹診もこれに含まれる。 鍼灸師は患者の状態を正しく把握し、治療に活かすためこの四診の能力が求められる。 **部品: コミュニケーション能力 患者と対話する必要があるためコミュニケーション能力は必須である。 それは上手な問診や説明ができるというだけではなく、良好な信頼関係を築くための力である。 患者のメンタルケアや術後の満足感にも深いつながりを持つ。 **部品: 自身の健康管理 患者を健康にするためにも、まずは自分自身が健康であることに気をつけねばならない。 自身のコンディションは治療の質にも影響するため、自己マネジメント能力が必要である。 **部品: 清潔な衣類 服装に定めはないが、動きやすく清潔な衣類を着用する。 医師との区別をつけるため、淡色のケーシー型の白衣を着用するものが大半である。 外気温に応じて下にシャツを着る、上にパーカーを羽織るなどして調整する。 **部品: 鍼灸道具 鍼灸師は鍼灸治療のために「鍼」「もぐさ」「線香」「消毒用品」「灰皿」などを適切な範囲内で持ち歩く。 鍼は鍼体が1寸(30ミリ)から3寸(90ミリ)の長さで、太さが1番(0.16ミリ)から5番(0.24ミリ)のものが一般的である。 針先の形状は鍼尖の少し上方から細く鋭利になっている。刺入しやすく、疼痛も少ない。 材質は金・銀・ステンレスが主流であり、ステンレスのものはディスポーザブル(使い捨て)が推奨されている。 また、刺入する鍼以外でも円鍼や鍉鍼といった皮膚刺激を主体とした鍼もあり、小児や刺激量の少ない施術に利用される。 艾(もぐさ)は蓬の葉を乾燥させ、石臼でひいて篩にかけ、不純物を除去し作られる。 柔らかで芳香のよい、熱刺激の緩和なものが上質である。 線香は樹皮や葉などの粉末を原料とし、着色料や香料などを適量混ぜて練り、乾燥させたものである。 灸に着火する際に用いる。 **部品: 手ぬぐい 治療家として、手ぬぐいを所持しているものが多い。 およそ33センチ×90センチの綿でできた白地のものが一般的だが、意匠をこらしたものや染めがはいった手ぬぐいを好んで使用する施術者もいる。 いずれにせよ清潔を心がける。 有事の際は引き裂いて包帯や三角巾の代用にもなる。 **部品: 生涯研修 免許を取ったからそれで終わりというわけではなく、むしろ免許を取得し、臨床の現場に出てからが学修の本番である。 目の前の患者をばくぜんと治療していくだけではなく、症例ごとに真摯に向き合い生涯の研鑽を怠らないことが信頼に足る施術者への道筋である。 **部品: 数々の臨床経験 書物や講義で学んだだけではなく、実際患者に触れ、治療し、その結果を診ることで更に次に活かせる。 多数の症例の経験と一連の試行錯誤は、治療の大切な指針である。 **部品: 包括的な思考 施術中に治療するだけではなく、患者をとりまく環境を幅広くとらえケアできることが期待される。 養生法の指導や健康づくりのアドバイスなど、単に症状だけを診るのではなく包括的に患者の生活を考えられてこそ信頼のできる施術者であるといえる。 **部品: 地域社会との連携 地域の医療、福祉との連携も大事なことである。 患者を紹介する際には、患者について把握している内容を整理して正確に示した紹介書を書くことが推奨されている。 また逆に患者の紹介を受けた場合は、依頼された事項に対する反応や経過報告を行うことにより双方向性の医療、福祉が築かれる。 **部品: 身近な存在 施術者は、尊敬される存在であると同時に身近な存在であることも大事である。 治療に関する話だけではなく、少しの身体の変化や心に抱える悩みなども気軽に相談できるような信頼関係の構築に努める。 また負担なく治療に通える環境を作ることも大切だ。 **部品: 継続的な治療 悪化した症状を緩和させるだけではなく、継続的に治療を受けてもらうことで身体を健康な状態で保つことも大切である。 しかし、実際は症状が出てから治療を求める患者が多い。 継続的な治療を推進するためには、治療の必要性の十分な説明や、施術に対する満足感、爽快感、施術中の心地よさなど総じて高い水準が要求される。 それらをクリアし、病気の時も健康な時も継続的な治療を提供できてこそ信頼に足る施術者であるといえるだろう。 **部品: 柔道とは 柔道とは、投げる、抑える、絞める、打つ、蹴るなどの技を用いて、相手を制す徒手格闘術のひとつである。 スポーツ的な試合では当て身技は禁止されているが、実戦的に柔道を用いる際はこの限りではない。 **部品: 投げ技 投げ技とはその名のとおり相手を投げ倒す技である。 立ったままの姿勢で投げ倒す立ち技と、自分の身体を倒しながら相手を投げる捨て身技とがある。 相手を殺傷することを必ずしも目的とせず、自分の体勢を崩さず相手を制すことで、自らの命を守る技術としても優秀である。 無論攻撃的な手段に用いるのも有効だ。体勢を崩し反撃能力を失った相手にとどめをさすのは比較的容易だろう。 **部品: 固め技 固め技とは相手の身体を抑え込んで起き上がれないようにしたり、相手を絞めて制したり、関節を伸ばしたり曲げたりひねったりして、相手の動きを封じる技である。 実力の優るものが使えば、相手を傷つけずに制圧することができるが、実戦においては危険が大きく、頸部を絞め窒息による気絶など、逆関節を取り・関節の破壊などを目的として行うほうが適切である。 **部品: 当て身技 相手の生理的弱点(急所)を手、足、頭などで突く、打つ、蹴るなどして制する技である。 急所としては眼球、頭頂中央部、眉間、こめかみ、みぞおち、ひばら、下腹部、睾丸などがある。 危険性が高いため、試合などのスポーツ面では禁止されており、実戦でも使用には十分な注意を払う。 **部品: 柔道の鍛錬とその経験 基礎的な鍛錬はもちろん、スポーツでの柔道と実戦での柔道の違いはしっかりと区別することが大切である。 練習法には形と乱取りの二つの形式があり、この二つの練習法を組み合わせ日々鍛錬を重ねることにより、技術の向上を得ることができる。 **部品: 柔道整復術とはなにか 柔道整復術とは、骨・筋肉・関節・靭帯などの運動器に発生する骨折・脱臼・捻挫・挫傷・打撲などの損傷に対し、手術をしない「非観血的療法」で行う手技療法のことをいう。 整復や固定を行うことにより、人間の持つ自然治癒能力を最大限に発揮させる治療術のことである、 **部品: 整復法 整復法とは骨折した箇所を元の状態に戻す、また肩などの関節が脱臼やずれた場合に元に戻すために操作する技術の事をいう。 患部のみでなく、周囲の状態を把握し、施術することが大切である。 **部品: 固定法 固定法とは骨折や脱臼などをした箇所に三角巾や包帯、副木などを使って患部を固定する治療法の事をいう。 患部を固定する事によって無理な動きを封じ、治療効果を高めることができる。 固定の仕方や使う材料は、患者に合わせて調整する。 **部品: 後療法 後療法とは物理療法・運動療法・手技療法の3つの治療法それぞれを相乗的に作用させて、損傷した組織を回復させる治療法の事をいう。 運動療法は患者の機能回復やリハビリテーションを目的として行われることが多い。 それぞれの患者の状態に合わせて適時適切な療法を選択し、行うことが重要である。 **部品: テーピング療法 テーピング療法とは負傷を予防、もしくは負傷した部位の悪化を防止するために、関節、筋肉などにテープを巻いて固定することである。 主に可動域の制限、障害部位の補強を目的として行う。 **部品: 応急手当の知識と能力 医療従事者として応急手当及び救命手当の知識と人命を救う勇気、つまり実行能力がある。 有事の際は傷病者や周囲を観察し、協力を求めることはもちろん、気道確保、心臓マッサージ、人工呼吸、止血などの手当てを状況に応じて適切に判断し、実行する。 **部品: ストレッチの実践と布教活動 あごはストレッチを好み、常々周囲にもストレッチの有用性を説き、自身も暇を見つけてはこまめなストレッチを行っている。 一人で行うだけではなく、患者や同僚や友人など周囲の人間を誘い合わせて行うのも楽しみの一つである。 自身でストレッチのやり方や注意点を書いたチラシを作り、無料配布している。 **部品: ストレッチとはなにか ストレッチとは、身体の筋肉を良好な状態にするために引っ張り伸ばす運動のことである。 主に静的ストレッチと動的ストレッチの2つに分類され、それらを使い分けることで心身を健康な状態に保つ。 **部品: 静的と動的のちがい 静的ストレッチとは、筋肉をゆっくりと可動域の範囲内で伸ばし、反動をつけずに10~30秒ほど同じ姿勢で止まったまま行うストレッチのことをいう。 主に筋肉の可動性の向上や、乳酸などの老廃物を流す疲労回復効果を目的として行う。 動的ストレッチはそれとは逆に、身体を動かし、反動をつけて筋肉を伸張させるストレッチのことをいう。 心拍数や体温を上げ、筋肉の柔軟性の向上させ、怪我の予防や運動前のウォーミングアップに効果がある。 目的に応じてこれらストレッチを使い分けることで身体パフォーマンスの向上に繋がる。 **部品: 無理は禁物 何事もやりすぎは厳禁である。 ストレッチも痛みが出ない程度の力で、各々の関節可動域の範囲内で少しずつ動かしていくことが肝心である。 またストレッチの最中は息を止めず、自然な呼吸を心がける。開始前後に深呼吸をするのもよいだろう。 **部品: 続けることが大事 一日に数時間やるものではなく、一日10分程度を毎日こつこつと継続するのが効果的である。 朝一番、風呂上り、就寝前など習慣づけを行い、日々の生活に取り入れる。 誰かと誘い合わせて一緒に行うのも良いだろう。 **部品: 運動不足の解消 適度なストレッチを継続して行うことで、デスクワークの人間では特に不足しがちな運動量を補うことができる。 激しいスポーツにはしり込みする人でも、少しのストレッチを行うことが運動をはじめるきっかけとなったりもする。 **部品: 柔軟性の向上 ストレッチを行うことにより、筋肉ならびに結合組織の柔軟性を高め、関節可動域を広げる効果が期待できる。 柔軟性を十分に確保することにより、素早い動きやしなやかな動きが可能になり、身体能力のアップにもつながる。 **部品: 基礎代謝の向上 可動域が拡大することで、筋肉の収縮が容易になる。 そのため、同じ動作でも消費カロリーが上がり、結果として基礎代謝の向上につながる。 また、硬くなっていた筋肉がしっかりと収縮が可能となることにより筋ポンプの働きが正常化し、全体の血流が良くなることから、体温の上昇、冷えの改善が期待できる。 **部品: 怪我の予防 ウォームアップとして動的なストレッチを運動前に行うことにより、体温が上昇し、身体のパフォーマンスは向上する。 また、柔軟性を日ごろから高めておくことで肉離れ・ぎっくり腰などの怪我の予防にもつながる。 **部品: クールダウン効果 運動のあとにストレッチを行うことにより、損傷した筋肉の回復を早め、成長を促すことができる。 また興奮した神経や筋を落ち着かせ、疲労物質の代謝を促進し、疲れがたまらないようにする効果もある。 **部品: ストレスの解消 ストレッチはストレス解消の助けとなる。 凝りかたまった筋肉が原因の圧迫感や息苦しさを軽減する一因となるほか、単純に身体を動かすことは気分転換になる。 身体がやわらかくなると、心もやわらかくなるともいえるだろう。 **部品: 料理は段取りが一番 手早く料理をこなすのに大事なことは、段取りである。 あれボウルどこだっけ、皿出したっけ、はスムーズな調理の邪魔であり、火を通しすぎておいしくなくなるなどの原因にもなる。 一人でやるときは勿論、皆で料理するときも、まずは段取り最優先である。 道具、食材、盛り付け皿、水回りの整理、キッチンの整理ができていればこそ、手際よい調理が出来る。 **部品: 家庭料理主体 野菜炒めやみそ汁、シチュー、カレー。 肉じゃがやハンバーグ。 家で出てくるような、ボリュームがあってみんなが好きそうな料理の数々。 このあたりを抑えておけば、誰かに振舞う時も安心できるだろう。 から揚げをおいしく揚げる、というのもポイントが高い気がする。 **部品: 節約料理レシピ 趣味で料理をする人なら、だれもが覚える時間短縮&節約レシピの数々。 ダイコンの葉を刻んで醤油であえるだけのご飯のお供とか、美味しいよね。 個人的にはニンジンをピーラーで向いた後の皮のキンピラとかが好き。ゴミも減るし。 **部品: 大鍋料理の経験 大きな鍋で大量に作るのは、実はコストパフォーマンスがよい。 汁物が特にそうだが、肉じゃがや芋煮のようなものも、手間と労力をかんがえると、保存さえ効けば実は大きな鍋で一気に作ったほうがいい。 肉じゃが作りすぎちゃって、は実際に起こりうるのだ。本当に。 **部品: カレーは正義 大きな鍋さえあれば一気に大量に作れ、大体何を入れても味がまとまり、味についての文句を言う人も少ない。 二日目や三日目になったら、カレードリアや焼きカレー、ダシで伸ばして和風カレーやカレーうどん。 痛む前に処理するのは大事だが、冷凍してしまえばそれもある程度解決できる。 家庭料理として、数種類のカレーを抑えておけば、まずもって間違いはない。 難点は、カレールーが手に入らない環境では出来ないことだ。 **部品: お菓子作りは科学 分量を正確に測れるかどうかが、お菓子の出来栄えを決める。即ちお菓子作りは科学なのだ。 自分や恋人用に手の込んだものを作るのもいいが、クッキーを大量生産して近所の子供に配るのも一興である。 **部品: 凝った細工 趣味でお菓子をつくるからこそ、普通ではめったにしない凝った細工をしてみたりもする。 プチシューいっぱい作ってクロカンブッシュつくったり、鼈甲飴で文字作ってみたりと、凝れば凝るほど見栄えも良くなる。 もちろん、センスがあったらの話だが。 それはそれとして、お菓子を作っていると色々細工に凝りたくなるのは確かだ。 **部品: 魔法で作られた品 魔法を使って作られた品であり、機械による生産はできず、また、それを試すことも禁じられている。 作成時に魔法で作られており、この品自体は魔法が使えなくても使用することができる。 **部品: 祈りの護符の効果(防壁) 魔法によって作られた防壁が発動し、使用者を攻撃から守る。 銃弾を数発防げる程度の効果を持ち、それ単体で使用者の安全を確保するというよりは、使用者が安全を確保するための時間を稼ぐ、補助的な使用を想定している。 **部品: 危機感による発動 魔法によって、使用者の危機感に反応して効果が発動する仕組みになっている。 完全な不意打ちに対しては発動できないケースもあるが、自身が危険を感じることができれば発動が間に合うこともある。 **部品: 魔除けの素材 魔法を使い、利用者を危険から守るために、素材には玄霧藩国の政庁の大木の若芽、ヤドリギの蔓、金糸など、魔除けになる素材を使って作成されている。 **部品: 魔除けの素材 魔法を使い、利用者を危険から守るために、素材には玄霧藩国の政庁の大木の若芽、ヤドリギの蔓、金糸など、魔除けになる素材を使って作成されている。 **部品: デザイン 小さな台座に政庁の大木の若芽を埋め、それをヤドリギの蔓でつつみ、ヤドリギの蔓を金糸で翼のように編み込んだお守り。 このデザインは、闇を払う金の翼という伝承になぞらえたものになっている。 大きさは5×10cmくらいで、首から提げたりポケットにしまうことを想定している。 **部品: 祈りの込められた品 魔法による防御が組み込まれた品であるが、その上で、この品には使用者の安全を願う、作成者の祈りが込められている。 それは直接的には危険から守る手段にはならないかもしれないが、使用者にとって、無事を祈る人々が待っているということを思い出すことで、絶望的な状況でも諦めず生き残ろうとする意思を保つことができる。 **部品: 作成に至る経緯 過去、人々を救うために国外へ出兵した玄霧藩国の名医部隊が敵の襲撃にあい、隊員18名が全て殉職したという痛ましい事件が起きた。 藩国政府は彼ら医療部隊の奮闘と奉仕に敬意と感謝を示し、そして彼らの魂が安らかであらんことを願い、慰霊碑の建立を行うなどの対応を行った。 そして、このような悲劇を繰り返さないよう、出兵する藩国民の安全を守るためのお守りの作成を決定した。 **部品: 役目を終えたあとの扱い このお守りは、基本的には一度使用したらただの木のお守りとなって使えなくなる、一回限りのお守りである。 一度使用が終わった後は、基本的には神殿で焚き上げられる事になっているが、使用者によっては悪影響がないか確認した上で、大切に保管しているものもいる。 **部品: 読書同好会について 読書同好会には「三度の飯よりも本が好き」と胸を張れる者ばかりが集まっている。同好会において「好き」を表現する方法は基本的に制限されない。そのため、数人で集まって本の好きなところを語り合う会員もいれば、一人で黙々と本を読み耽ることを好む人もいる。また、本を読むだけでなく、個人でも複数人でも本を作る会員も存在する。 **部品: 活動拠点 規定された活動拠点はなく、会員の良識に一任されている。会員の家で少人数で集まり活動することもあれば、一室を借りて大人数で活動することもある。 **部品: シンボルマーク 読書同好会のシンボルマークはリンゴの傍で眠る猫がが描かれる。シンボルマークは同好会に在籍していることを証明するものであり、同時に同好会員である責任を背負うものである。会員が作った本には必ずシンボルマークをつけなければならない。 **部品: ワインレッドの栞 同好会に在籍すると、会員証としてワインレッドの栞が贈られる。本来の用途でも使い勝手がいいように上質なワインレッドの紙にシンボルマークが描かれている。 **部品: 本が好きであること 同好会に在籍する一番大切な資格は、ただひとつ「本が好き」それだけである。その気持ちがあれば年齢も性別も種族関係なく同好会への扉が開かれる。 **部品: 本を、人を批判しないこと 他の会員が好きな本や作った本の批判を口に出してはならない。同好会を円滑に活動するための最低限の礼儀であり、努力である。 **部品: 本に優劣をつけない 「たとえ面白いと思わなかった本も、それは他の人の好きな本である」ということを忘れてはならない。もちろん、同様に本に優劣をつけることも好まれない。 **部品: 読み聞かせボランティア 保育園の時期に読書に触れることは大事であり、同好会は読書への関心を深めることへの手助けとして、有志を募ってボランティアを毎年開催している。 **部品: ブックマーケット 月に一度、ブックマーケットを開催している。同好会会員の作った絵本や児童書、小説がマーケットに出している。会員によってはファンがつくこともあり、交流の場ともなっている。 **部品: 再現料理の会 物語を読んでいると気が抜くと涎が出てしまいそうになる料理に出会うことがある。再現料理の会は、そういった本の中の料理を再現し、登場人物の気持ちを味わうことを目的としている。 **部品: 聖地巡礼 テーマになった一冊の物語を軸に、関連する地域や料理などを巡り、より物語を身近に感じさせるイベントとして開催されている。 *提出書式 大部品: あご RD:90 評価値:11 -部品: あごの容姿 -部品: あごの性格や性質 -部品: 今までの来歴 -部品: おやつを持ち歩く -大部品: 玄霧の民 RD:9 評価値:5 --大部品: 森国人 RD:8 評価値:5 ---大部品: 森国人の身体的特徴 RD:3 評価値:2 ----部品: 長い耳 ----部品: 長身痩躯 ----部品: 長い髪 ---部品: 革製の日常着 ---部品: 瞑想通信を使うことが出来る ---部品: 基本の職業適性 ---部品: 森国人の習慣 ---部品: 森の恵みを得る --部品: 玄霧藩国の森国人 -大部品: あはき師 RD:39 評価値:9 --部品: あはき師とは --部品: 3年間の養成課程と国家試験 --大部品: あん摩マッサージ指圧師 RD:2 評価値:1 ---部品: あん摩マッサージ指圧とは ---部品: あん摩マッサージ指圧の治療作用 --大部品: 鍼灸師 RD:3 評価値:2 ---部品: 鍼灸術とは ---部品: 鍼灸の成り立ち ---部品: 鍼灸治療による作用 --大部品: 医学的な知識と理解 RD:3 評価値:2 ---部品: 医学の知識と理解 ---部品: 作用への理解と適切な選択 ---部品: 東洋医学の思考と理解 --大部品: 施術上の注意点 RD:6 評価値:4 ---部品: リスク管理 ---部品: 禁忌部位 ---部品: 安全刺入 ---部品: 鍼灸治療の禁忌 ---部品: 清潔と消毒 ---部品: あん摩マッサージ指圧における禁忌とその対応 --部品: 四診能力 --部品: コミュニケーション能力 --部品: 自身の健康管理 --部品: 清潔な衣類 --大部品: あはき師の持ち物 RD:2 評価値:1 ---部品: 鍼灸道具 ---部品: 手ぬぐい --大部品: 信頼される施術者 RD:6 評価値:4 ---部品: 生涯研修 ---部品: 数々の臨床経験 ---部品: 包括的な思考 ---部品: 地域社会との連携 ---部品: 身近な存在 ---部品: 継続的な治療 --大部品: 実戦的な柔道技術 RD:5 評価値:3 ---部品: 柔道とは ---部品: 投げ技 ---部品: 固め技 ---部品: 当て身技 ---部品: 柔道の鍛錬とその経験 --大部品: 柔道整復術 RD:5 評価値:3 ---部品: 柔道整復術とはなにか ---部品: 整復法 ---部品: 固定法 ---部品: 後療法 ---部品: テーピング療法 --部品: 応急手当の知識と能力 -大部品: ストレッチ好き RD:11 評価値:5 --部品: ストレッチの実践と布教活動 --大部品: ストレッチ RD:10 評価値:5 ---部品: ストレッチとはなにか ---部品: 静的と動的のちがい ---部品: 無理は禁物 ---部品: 続けることが大事 ---部品: 運動不足の解消 ---部品: 柔軟性の向上 ---部品: 基礎代謝の向上 ---部品: 怪我の予防 ---部品: クールダウン効果 ---部品: ストレスの解消 -大部品: 趣味:料理 RD:7 評価値:4 --部品: 料理は段取りが一番 --部品: 家庭料理主体 --部品: 節約料理レシピ --部品: 大鍋料理の経験 --部品: カレーは正義 --部品: お菓子作りは科学 --部品: 凝った細工 -大部品: 祈りの護符 RD:9 評価値:5 --部品: 魔法で作られた品 --部品: 祈りの護符の効果(防壁) --部品: 危機感による発動 --部品: 魔除けの素材 --部品: 魔除けの素材 --部品: デザイン --部品: 祈りの込められた品 --部品: 作成に至る経緯 --部品: 役目を終えたあとの扱い -大部品: 読書同好会 RD:11 評価値:5 --大部品: 同好会について RD:4 評価値:3 ---部品: 読書同好会について ---部品: 活動拠点 ---部品: シンボルマーク ---部品: ワインレッドの栞 --大部品: 在籍資格 RD:3 評価値:2 ---部品: 本が好きであること ---部品: 本を、人を批判しないこと ---部品: 本に優劣をつけない --大部品: 同好会主催のイベント RD:4 評価値:3 ---部品: 読み聞かせボランティア ---部品: ブックマーケット ---部品: 再現料理の会 ---部品: 聖地巡礼 部品: あごの容姿 森国民の特徴である長い髪を「治療の邪魔になる」と肩より短い程度にカットし、前髪をヘアピンで留めている。 女性にしては高い身長を持ち、細身であるためひょろりとした印象を見るものに与える。 髪は春の芽吹きのような淡い黄緑色で、丸目がちな瞳は角度によっては金に見える薄い檸檬色をしている。 くるくると表情をよく変えるため、成人済みの女性だが年齢より幼く見られがちである。 部品: あごの性格や性質 好奇心旺盛であまり人見知りしない。笑顔でいることが多く、陰陽でいえば陽の性質である。 社交的に見える反面、一人の時間も大切にしており、家でゆっくりと料理をしたり、本を読みながらお茶を飲んだりすることも好んでいる。 部品: 今までの来歴 幼いころは虚弱体質であり、さまざまな医者にかかっていたが、第二次性長期ごろより段々と改善し、健康体になった。 その経験から医療への道を志し、身近な医療をと鍼灸あん摩マッサージの免許を取る。 後に戦場に向かう医師を見て、自身も治療の幅を広げるため柔道および柔道整復術を学び、実践的戦闘技術と急性外傷への対応技術を取得する。 部品: おやつを持ち歩く 常に数種類の飴やクッキー・ビスケットなど軽くとれる嗜好品を持ち歩いている。 自分で食べるほかにも、気軽にプレゼントして一緒に食べるなどコミュニケーションツールとしても使用できる。 部品: 長い耳 長い耳とはいわゆるエルフ耳である。大きさはまちまちだが、耳の先がとがっているのが特徴であり耳たぶは短めである。長さと関係あるかは不明であるが、遠くの、あるいは小さな音を捉える能力にも優れている。 部品: 長身痩躯 種族的な特徴として肥満体になりにくく痩せた体つきをしている者が多い。総じて、細い見かけによらず膂力はあり衣服を脱ぐとしっかり筋肉のついた引き締まった体つきをしている。また他国人と比べて背丈は高めが標準である。 部品: 長い髪 森国人の髪の色にこれと決まった特徴傾向はない。髪型としては男女の別なく長髪が伝統と言える。もちろん髪型を選ぶのは個人の自由であり、短髪を好む者もいて、それが咎められることはない。 部品: 革製の日常着 天然繊維の肌着の上に身体にぴったり付くデザインのなめし革の胴着を着用するのが、森国人の伝統的な日常活動時の服装である。ズボン、スカート、長靴など様々な部分に皮革が多く用いられるが、もちろん、必要に迫られたり職業によってはこの限りではない。 部品: 瞑想通信を使うことが出来る 森国人の特徴として瞑想通信を使用できる。瞑想通信を使うには道具の補助や数人がかりでの瞑想など、入念な準備が必要となる。 部品: 基本の職業適性 人種的に、理力・魔法との親和性がとくに高い。その他に、優れた視力と聴力や自然の中での隠密行動に長けていることから忍者、また指先の器用さに優れる者が多く整備士・医師などにむいているとも言われる。 部品: 森国人の習慣 自然を大切にし、森を切り拓かないまま森の中に村を築く。樹木をそのまま活かす木造建築物を好み、自然環境を破壊しない生活を送ることを良しとする。 部品: 森の恵みを得る 森国人は、その名の通り森で暮らしてきたという歴史から、自然の恵みを採集活用する技能に長けている。森とともに生きるというライフスタイルをもち、資源の獲りすぎによる種の絶滅が起こらないように生活を律してきた。近年では開けた場所で畑作も行っているが、森を減らすことは本末転倒として嫌う傾向が強い。森がなくなることは災害を呼ぶという伝承を伝えており、森の手入れのための間伐は行うが必要以上の伐採は戒められている。 部品: 玄霧藩国の森国人 森国人国家と一口で言っても、国が違えば気性も少しずつ異なるものである。玄霧藩国では、よく言えば職人気質、別の言い方をすればオタク気質の、おのおのが自分のウデを磨き上げることに熱意を見いだす傾向があった。それは各人の好みによっていろいろな方面に向けられたものであったが、家庭の娯楽としての食事、ひいては美味しい家庭料理を作ることへむけても発揮され、家族・友人の喜ぶ顔を見ようと自分の腕を磨くことにみな熱心に取り組む様子もみられた。それは他者を癒すことに感じる喜びともつながっていった。 部品: あはき師とは あはき師とは「あん摩マッサージ指圧師」「鍼師」「灸師」の3つの国家資格をもったものの俗称である。 「あん摩マッサージ指圧師」「鍼師」「灸師」それぞれの頭文字をとった俗称であり、医療従事者としての活躍が期待される。 部品: 3年間の養成課程と国家試験 あはき師になるためには「あん摩マッサージ指圧師」「鍼師」「灸師」の3つの国家資格が必要である。 国家試験の受験資格は、「あん摩マッサージ指圧師」「鍼師」「灸師」の専門課程のある養成学校で3年以上養成課程を修了することで与えられる。 3つの専門課程は大部分で重なっており、国家試験も同日に開催されるため、同時に取得することが可能である。 国家試験で一定基準に達する点数をとり、合格した者のみが「あん摩マッサージ指圧師」「鍼師」「灸師」を名乗り業することを許可される。 部品: あん摩マッサージ指圧とは あん摩とは、術者の手指を用い、薄い衣服の上から遠心性(中心部から末梢にかけて)の刺激を強弱をつけて与える手技療法である。 主として筋肉へとアプローチし、筋組織の循環を向上させ生体の機能調節を図る。 マッサージとは、術者の手指を用い、生体の皮膚に直接求心性(末梢から中心)への刺激を与える施術である。 求心性の手技により、血液・リンパ液の還流を促し、新陳代謝機能の向上を図る。 指圧療法とは徒手を用いて、全身の体表に定められた部位を主に漸増、漸減の垂直圧の一点圧を遠心性(中心から末梢)に与える手技療法である。 押圧操作による圧反射機転により、生体に備わっている自然治癒力の働きを促進し、神経・筋の機能を調整する。 あん摩マッサージ指圧師はこれらあん摩・マッサージ・指圧それぞれの意義と効能の違いを理解し、その施術を使い分けることにより、患者の状況に合わせた適切な治療を選択し、行う。 部品: あん摩マッサージ指圧の治療作用 あん摩マッサージ指圧により「興奮作用」「鎮痛作用」「反射作用」の3つの効果が期待できる。 「興奮作用」とは、病的に機能が減退した神経・筋に対して、その機能を高め減退している機能を回復させる作用のことである。 この手技は弱い刺激を与え、時間も短く行う。 運動麻痺、知覚鈍麻、知覚脱失などに対して治療効果があるのは主としてこの興奮作用によるものである。 「鎮痛作用」とは、病的に機能が亢進している神経や筋に対してその機能亢進を抑え、沈静させる作用のことである。 この手技は強い刺激を与え、時間も長く行う。 神経痛・筋痙攣・筋緊張・知覚過敏・筋肉痛などに対して治療効果があるのはこの鎮痛作用によるものが大きい。 「反射作用」とは、疾病部位から離れた部位に対して施術を行い、反転機能を解して神経や筋、内蔵などに刺激を与え、異常機能の調整を図る作用のことである。 興奮的効果と鎮痛的効果の両方が期待できる。 部品: 鍼灸術とは 鍼術とは、鍼を用い身体の一定部位に接触または穿刺刺入し、生体に機械的刺激を与える施術方式である。 灸術とは、一定の方式に従い艾(もぐさ)を燃焼させ、またはそれにかわる物質を用いて身体表面の一定部位に温熱的刺激を与える施術方式である。 どちらも施術によって起こる効果的な生体反応を利用する。 生活機能の変調を矯正し、保健及び疾病の予防または治療に広く応用できる施術である。 部品: 鍼灸の成り立ち 鍼灸治療の生まれは経験療法である。 原始的な人間が外傷を受けたり痛みを覚えたとき、本能的にその部に手を当て圧したり、舐めたり、泥や葉をつけるなどした。 やがて文明が進歩し火を利用するようになると、暖めることで局部の温熱が疼痛を軽減することを経験し、局所的温熱刺激である灸法が生まれた。 また、細くて鋭い石器で皮膚を切り、膿を排出させたりして疾病の治療ができることを経験し、以降道具の発達に従い金属製の鍼が治療に応用されるようになった。 そしてどちらもより効果的な場合に応じた治療が選択されるようになり、時間の経過とともにそれらの経験が集積されたと考える。 部品: 鍼灸治療による作用 鍼灸治療によって以下の治療作用が期待できる。 ・「調整作用」 組織、器官に一定の刺激を与えて、その機能を調整する。 ・「興奮作用」 知覚の鈍麻や消失、運動麻痺などの神経機能の減弱及び内蔵諸器官の機能減退に対して興奮を促す。 ・「鎮静作用」 疼痛や痙攣のような異常に興奮が起きる疾患に対して鎮静を促す。 ・「誘導作用」 局所の血行障害に対し、患部に施術して血流を他の健康部から誘導する。もしくは局所の充血や炎症の際に少々隔たった部分に施術し、血液をそちらに誘導し患部の血流を調整する。 ・「鎮痛作用」 内因性モルヒネ様物質の発生あるいは下行性抑制などの機序により鎮痛作用を発現させる。 ・「消炎作用」 施術により白血球が増加し、施術部位に遊走する。血流改善により病的滲出物などの吸収を促進させ、生体の防衛能力を高める。 ・「転調作用」 自律神経失調やアレルギー体質を改善し、体質を強壮にする。 ・「反射作用」 痛み刺激あるいは温熱刺激による反射機転を介して組織、臓器の機能を鼓舞あるいは抑制する。 特に灸術においては施術後の血液像(赤血球、血色素量など)、血液凝固時間の短縮などの循環器系の作用が認められ、 「増血作用」「止血作用」「強心作用」があるとされている。 部品: 医学の知識と理解 あはき師は、患者の生体へ触れることを業とする。 そのため、筋・骨格・内臓・神経・脈管・感覚器などを主とした解剖学的知識や生理学への知識は基本となる。 また患者の病態を正しく把握するためにも病理学や臨床医学への理解も求められる。 部品: 作用への理解と適切な選択 あはき師は治療するにあたって、「その施術を行うことにより期待できる作用」への理解が必要である。 まんぜんと施術するだけではなく、如何なる目的でどこにどれくらいの刺激を与えるかを思考、選択することが大切だ。 生体の反応を観察し、適切な刺激量を与えることで十分な治療効果を挙げることができる。 部品: 東洋医学の思考と理解 東洋医学とは、人とは自然の一部であるという考え方のひとつである。 「陰陽学説」「気血津液の仕組み」「五行学説」「五臓のはたらき」「経絡経穴」などに基づく人体の捉え方と治療方法も、治療にとって大事な選択の一つである。 部品: リスク管理 施術における医療事故には十分気をつけ、危機意識を持つ。 環境、器具、作業方法、手順などを点検し適切な対策を行う。 常に安全に関する知識・技術の水準を一定に保ち、細心の注意を払い治療にあたらなければならない。 万が一事故が発生した時は速やかな処理対応をを行い損害を最小限にし、再発防止に努める。 部品: 禁忌部位 刺鍼を避けるべき部位として、外生殖器、臍部、眼球、急性炎症の患部、新生児の大泉門などがある。 また、肺、胸膜、心臓、腎臓、脊髄および延髄などの中枢神経系、大血管などは刺鍼により障害が起こった場合は重篤な問題になりやすいので、特に注意が必要である。 灸術においては顔面部や化膿を起こしやすい部位、浅層に大血管がある部位、皮膚病の患部などへの直接灸は避ける。 部品: 安全刺入 過剰な刺激や事故を防止するため、刺入深度と角度には細心の注意を払う。 解剖学構造を十分に理解し、患者の体格を考慮して、部位によっては刺入方向を横刺、斜刺などにして対応する。 部品: 鍼灸治療の禁忌 鍼灸療法は生体の反応性を応用した治療であり、病態や症状の改善を目的に施術が行われてきたため、疾患名で絶対的な禁忌を定めることは難しい。 しかし、一般には ・安静が必要な場合 ・刺激を与えることで有害な作用を起こす場合 ・免疫機能が低下し、感染の危険性が高い場合 は鍼灸治療を避ける。 また、 ・妊娠中 ・救急救命や手術を必要としている場合 ・出血性の疾患 ・悪性腫瘍の腫瘍部への治療 も治療の選択をすべきでないとされている。 部品: 清潔と消毒 手指を用い患者の体表に触れる施術のため、特に手指の清潔には注意しなければならない。 汚れが入らずまた患者の皮膚を傷つけぬよう指の爪は短く切り、ヤスリなどを用いて丸める。 施術開始前には石鹸水でよく洗い、クロルヘキシジン、含水アルコールなどを用いて消毒する。 感染症のリスクから、用いる道具も清潔と滅菌を心がける。 滅菌されていない道具を生体に用いることは禁止されている。 可能ならばディスポーザブル(使い捨て)タイプの道具を用いることが推奨されている。 部品: あん摩マッサージ指圧における禁忌とその対応 あん摩マッサージ指圧を行っても効果のない、あるいは施術により病状が悪化するものがある。 これを禁忌症と呼び、その施術は禁止されている。 もし患者が治療を求めてきた場合でも施術を行わず、上記のことを説明した上で適切な医師や病院に行くよう誘導、指示し、施術者もまた医師の判断を仰ぐ。 医師から施術するよう指示を受け、また施術者自身もその治療が適切であると判断した場合はこの限りではない。 以下に禁忌症の一例を示す。 ・急性の伝染病、熱性病 ・悪性腫瘍 ・急性中毒(昆虫毒・蛇毒など) ・急性炎症(虫垂炎など) ・出血性疾患(喀血、吐血、脳出血直後) ・外傷(創傷部、骨折、脱臼直後) ・重症の内臓疾患 部品: 四診能力 四診とは「問診」「望診」「聞診」「切診」を表す言葉である。 「問診」とは患者本人から訴えや既往歴、全身の状態などを聞くことである。質問用紙に記入してもらう方法もあり、両方を併用することもある。 「望診」とは目で観察することである。顔色、全身の動きや姿勢、舌の状態などをよく診て病態の把握に努める。 「聞診」とは呼吸の状態、声の張りなどの音を聴くことと、口臭や排泄物の匂いをかいで判断することである。 「切診」とは患者に直接触れて診断するものをいう。脈の状態を診る脈診や腹を診る腹診もこれに含まれる。 鍼灸師は患者の状態を正しく把握し、治療に活かすためこの四診の能力が求められる。 部品: コミュニケーション能力 患者と対話する必要があるためコミュニケーション能力は必須である。 それは上手な問診や説明ができるというだけではなく、良好な信頼関係を築くための力である。 患者のメンタルケアや術後の満足感にも深いつながりを持つ。 部品: 自身の健康管理 患者を健康にするためにも、まずは自分自身が健康であることに気をつけねばならない。 自身のコンディションは治療の質にも影響するため、自己マネジメント能力が必要である。 部品: 清潔な衣類 服装に定めはないが、動きやすく清潔な衣類を着用する。 医師との区別をつけるため、淡色のケーシー型の白衣を着用するものが大半である。 外気温に応じて下にシャツを着る、上にパーカーを羽織るなどして調整する。 部品: 鍼灸道具 鍼灸師は鍼灸治療のために「鍼」「もぐさ」「線香」「消毒用品」「灰皿」などを適切な範囲内で持ち歩く。 鍼は鍼体が1寸(30ミリ)から3寸(90ミリ)の長さで、太さが1番(0.16ミリ)から5番(0.24ミリ)のものが一般的である。 針先の形状は鍼尖の少し上方から細く鋭利になっている。刺入しやすく、疼痛も少ない。 材質は金・銀・ステンレスが主流であり、ステンレスのものはディスポーザブル(使い捨て)が推奨されている。 また、刺入する鍼以外でも円鍼や鍉鍼といった皮膚刺激を主体とした鍼もあり、小児や刺激量の少ない施術に利用される。 艾(もぐさ)は蓬の葉を乾燥させ、石臼でひいて篩にかけ、不純物を除去し作られる。 柔らかで芳香のよい、熱刺激の緩和なものが上質である。 線香は樹皮や葉などの粉末を原料とし、着色料や香料などを適量混ぜて練り、乾燥させたものである。 灸に着火する際に用いる。 部品: 手ぬぐい 治療家として、手ぬぐいを所持しているものが多い。 およそ33センチ×90センチの綿でできた白地のものが一般的だが、意匠をこらしたものや染めがはいった手ぬぐいを好んで使用する施術者もいる。 いずれにせよ清潔を心がける。 有事の際は引き裂いて包帯や三角巾の代用にもなる。 部品: 生涯研修 免許を取ったからそれで終わりというわけではなく、むしろ免許を取得し、臨床の現場に出てからが学修の本番である。 目の前の患者をばくぜんと治療していくだけではなく、症例ごとに真摯に向き合い生涯の研鑽を怠らないことが信頼に足る施術者への道筋である。 部品: 数々の臨床経験 書物や講義で学んだだけではなく、実際患者に触れ、治療し、その結果を診ることで更に次に活かせる。 多数の症例の経験と一連の試行錯誤は、治療の大切な指針である。 部品: 包括的な思考 施術中に治療するだけではなく、患者をとりまく環境を幅広くとらえケアできることが期待される。 養生法の指導や健康づくりのアドバイスなど、単に症状だけを診るのではなく包括的に患者の生活を考えられてこそ信頼のできる施術者であるといえる。 部品: 地域社会との連携 地域の医療、福祉との連携も大事なことである。 患者を紹介する際には、患者について把握している内容を整理して正確に示した紹介書を書くことが推奨されている。 また逆に患者の紹介を受けた場合は、依頼された事項に対する反応や経過報告を行うことにより双方向性の医療、福祉が築かれる。 部品: 身近な存在 施術者は、尊敬される存在であると同時に身近な存在であることも大事である。 治療に関する話だけではなく、少しの身体の変化や心に抱える悩みなども気軽に相談できるような信頼関係の構築に努める。 また負担なく治療に通える環境を作ることも大切だ。 部品: 継続的な治療 悪化した症状を緩和させるだけではなく、継続的に治療を受けてもらうことで身体を健康な状態で保つことも大切である。 しかし、実際は症状が出てから治療を求める患者が多い。 継続的な治療を推進するためには、治療の必要性の十分な説明や、施術に対する満足感、爽快感、施術中の心地よさなど総じて高い水準が要求される。 それらをクリアし、病気の時も健康な時も継続的な治療を提供できてこそ信頼に足る施術者であるといえるだろう。 部品: 柔道とは 柔道とは、投げる、抑える、絞める、打つ、蹴るなどの技を用いて、相手を制す徒手格闘術のひとつである。 スポーツ的な試合では当て身技は禁止されているが、実戦的に柔道を用いる際はこの限りではない。 部品: 投げ技 投げ技とはその名のとおり相手を投げ倒す技である。 立ったままの姿勢で投げ倒す立ち技と、自分の身体を倒しながら相手を投げる捨て身技とがある。 相手を殺傷することを必ずしも目的とせず、自分の体勢を崩さず相手を制すことで、自らの命を守る技術としても優秀である。 無論攻撃的な手段に用いるのも有効だ。体勢を崩し反撃能力を失った相手にとどめをさすのは比較的容易だろう。 部品: 固め技 固め技とは相手の身体を抑え込んで起き上がれないようにしたり、相手を絞めて制したり、関節を伸ばしたり曲げたりひねったりして、相手の動きを封じる技である。 実力の優るものが使えば、相手を傷つけずに制圧することができるが、実戦においては危険が大きく、頸部を絞め窒息による気絶など、逆関節を取り・関節の破壊などを目的として行うほうが適切である。 部品: 当て身技 相手の生理的弱点(急所)を手、足、頭などで突く、打つ、蹴るなどして制する技である。 急所としては眼球、頭頂中央部、眉間、こめかみ、みぞおち、ひばら、下腹部、睾丸などがある。 危険性が高いため、試合などのスポーツ面では禁止されており、実戦でも使用には十分な注意を払う。 部品: 柔道の鍛錬とその経験 基礎的な鍛錬はもちろん、スポーツでの柔道と実戦での柔道の違いはしっかりと区別することが大切である。 練習法には形と乱取りの二つの形式があり、この二つの練習法を組み合わせ日々鍛錬を重ねることにより、技術の向上を得ることができる。 部品: 柔道整復術とはなにか 柔道整復術とは、骨・筋肉・関節・靭帯などの運動器に発生する骨折・脱臼・捻挫・挫傷・打撲などの損傷に対し、手術をしない「非観血的療法」で行う手技療法のことをいう。 整復や固定を行うことにより、人間の持つ自然治癒能力を最大限に発揮させる治療術のことである、 部品: 整復法 整復法とは骨折した箇所を元の状態に戻す、また肩などの関節が脱臼やずれた場合に元に戻すために操作する技術の事をいう。 患部のみでなく、周囲の状態を把握し、施術することが大切である。 部品: 固定法 固定法とは骨折や脱臼などをした箇所に三角巾や包帯、副木などを使って患部を固定する治療法の事をいう。 患部を固定する事によって無理な動きを封じ、治療効果を高めることができる。 固定の仕方や使う材料は、患者に合わせて調整する。 部品: 後療法 後療法とは物理療法・運動療法・手技療法の3つの治療法それぞれを相乗的に作用させて、損傷した組織を回復させる治療法の事をいう。 運動療法は患者の機能回復やリハビリテーションを目的として行われることが多い。 それぞれの患者の状態に合わせて適時適切な療法を選択し、行うことが重要である。 部品: テーピング療法 テーピング療法とは負傷を予防、もしくは負傷した部位の悪化を防止するために、関節、筋肉などにテープを巻いて固定することである。 主に可動域の制限、障害部位の補強を目的として行う。 部品: 応急手当の知識と能力 医療従事者として応急手当及び救命手当の知識と人命を救う勇気、つまり実行能力がある。 有事の際は傷病者や周囲を観察し、協力を求めることはもちろん、気道確保、心臓マッサージ、人工呼吸、止血などの手当てを状況に応じて適切に判断し、実行する。 部品: ストレッチの実践と布教活動 あごはストレッチを好み、常々周囲にもストレッチの有用性を説き、自身も暇を見つけてはこまめなストレッチを行っている。 一人で行うだけではなく、患者や同僚や友人など周囲の人間を誘い合わせて行うのも楽しみの一つである。 自身でストレッチのやり方や注意点を書いたチラシを作り、無料配布している。 部品: ストレッチとはなにか ストレッチとは、身体の筋肉を良好な状態にするために引っ張り伸ばす運動のことである。 主に静的ストレッチと動的ストレッチの2つに分類され、それらを使い分けることで心身を健康な状態に保つ。 部品: 静的と動的のちがい 静的ストレッチとは、筋肉をゆっくりと可動域の範囲内で伸ばし、反動をつけずに10~30秒ほど同じ姿勢で止まったまま行うストレッチのことをいう。 主に筋肉の可動性の向上や、乳酸などの老廃物を流す疲労回復効果を目的として行う。 動的ストレッチはそれとは逆に、身体を動かし、反動をつけて筋肉を伸張させるストレッチのことをいう。 心拍数や体温を上げ、筋肉の柔軟性の向上させ、怪我の予防や運動前のウォーミングアップに効果がある。 目的に応じてこれらストレッチを使い分けることで身体パフォーマンスの向上に繋がる。 部品: 無理は禁物 何事もやりすぎは厳禁である。 ストレッチも痛みが出ない程度の力で、各々の関節可動域の範囲内で少しずつ動かしていくことが肝心である。 またストレッチの最中は息を止めず、自然な呼吸を心がける。開始前後に深呼吸をするのもよいだろう。 部品: 続けることが大事 一日に数時間やるものではなく、一日10分程度を毎日こつこつと継続するのが効果的である。 朝一番、風呂上り、就寝前など習慣づけを行い、日々の生活に取り入れる。 誰かと誘い合わせて一緒に行うのも良いだろう。 部品: 運動不足の解消 適度なストレッチを継続して行うことで、デスクワークの人間では特に不足しがちな運動量を補うことができる。 激しいスポーツにはしり込みする人でも、少しのストレッチを行うことが運動をはじめるきっかけとなったりもする。 部品: 柔軟性の向上 ストレッチを行うことにより、筋肉ならびに結合組織の柔軟性を高め、関節可動域を広げる効果が期待できる。 柔軟性を十分に確保することにより、素早い動きやしなやかな動きが可能になり、身体能力のアップにもつながる。 部品: 基礎代謝の向上 可動域が拡大することで、筋肉の収縮が容易になる。 そのため、同じ動作でも消費カロリーが上がり、結果として基礎代謝の向上につながる。 また、硬くなっていた筋肉がしっかりと収縮が可能となることにより筋ポンプの働きが正常化し、全体の血流が良くなることから、体温の上昇、冷えの改善が期待できる。 部品: 怪我の予防 ウォームアップとして動的なストレッチを運動前に行うことにより、体温が上昇し、身体のパフォーマンスは向上する。 また、柔軟性を日ごろから高めておくことで肉離れ・ぎっくり腰などの怪我の予防にもつながる。 部品: クールダウン効果 運動のあとにストレッチを行うことにより、損傷した筋肉の回復を早め、成長を促すことができる。 また興奮した神経や筋を落ち着かせ、疲労物質の代謝を促進し、疲れがたまらないようにする効果もある。 部品: ストレスの解消 ストレッチはストレス解消の助けとなる。 凝りかたまった筋肉が原因の圧迫感や息苦しさを軽減する一因となるほか、単純に身体を動かすことは気分転換になる。 身体がやわらかくなると、心もやわらかくなるともいえるだろう。 部品: 料理は段取りが一番 手早く料理をこなすのに大事なことは、段取りである。 あれボウルどこだっけ、皿出したっけ、はスムーズな調理の邪魔であり、火を通しすぎておいしくなくなるなどの原因にもなる。 一人でやるときは勿論、皆で料理するときも、まずは段取り最優先である。 道具、食材、盛り付け皿、水回りの整理、キッチンの整理ができていればこそ、手際よい調理が出来る。 部品: 家庭料理主体 野菜炒めやみそ汁、シチュー、カレー。 肉じゃがやハンバーグ。 家で出てくるような、ボリュームがあってみんなが好きそうな料理の数々。 このあたりを抑えておけば、誰かに振舞う時も安心できるだろう。 から揚げをおいしく揚げる、というのもポイントが高い気がする。 部品: 節約料理レシピ 趣味で料理をする人なら、だれもが覚える時間短縮&節約レシピの数々。 ダイコンの葉を刻んで醤油であえるだけのご飯のお供とか、美味しいよね。 個人的にはニンジンをピーラーで向いた後の皮のキンピラとかが好き。ゴミも減るし。 部品: 大鍋料理の経験 大きな鍋で大量に作るのは、実はコストパフォーマンスがよい。 汁物が特にそうだが、肉じゃがや芋煮のようなものも、手間と労力をかんがえると、保存さえ効けば実は大きな鍋で一気に作ったほうがいい。 肉じゃが作りすぎちゃって、は実際に起こりうるのだ。本当に。 部品: カレーは正義 大きな鍋さえあれば一気に大量に作れ、大体何を入れても味がまとまり、味についての文句を言う人も少ない。 二日目や三日目になったら、カレードリアや焼きカレー、ダシで伸ばして和風カレーやカレーうどん。 痛む前に処理するのは大事だが、冷凍してしまえばそれもある程度解決できる。 家庭料理として、数種類のカレーを抑えておけば、まずもって間違いはない。 難点は、カレールーが手に入らない環境では出来ないことだ。 部品: お菓子作りは科学 分量を正確に測れるかどうかが、お菓子の出来栄えを決める。即ちお菓子作りは科学なのだ。 自分や恋人用に手の込んだものを作るのもいいが、クッキーを大量生産して近所の子供に配るのも一興である。 部品: 凝った細工 趣味でお菓子をつくるからこそ、普通ではめったにしない凝った細工をしてみたりもする。 プチシューいっぱい作ってクロカンブッシュつくったり、鼈甲飴で文字作ってみたりと、凝れば凝るほど見栄えも良くなる。 もちろん、センスがあったらの話だが。 それはそれとして、お菓子を作っていると色々細工に凝りたくなるのは確かだ。 部品: 魔法で作られた品 魔法を使って作られた品であり、機械による生産はできず、また、それを試すことも禁じられている。 作成時に魔法で作られており、この品自体は魔法が使えなくても使用することができる。 部品: 祈りの護符の効果(防壁) 魔法によって作られた防壁が発動し、使用者を攻撃から守る。 銃弾を数発防げる程度の効果を持ち、それ単体で使用者の安全を確保するというよりは、使用者が安全を確保するための時間を稼ぐ、補助的な使用を想定している。 部品: 危機感による発動 魔法によって、使用者の危機感に反応して効果が発動する仕組みになっている。 完全な不意打ちに対しては発動できないケースもあるが、自身が危険を感じることができれば発動が間に合うこともある。 部品: 魔除けの素材 魔法を使い、利用者を危険から守るために、素材には玄霧藩国の政庁の大木の若芽、ヤドリギの蔓、金糸など、魔除けになる素材を使って作成されている。 部品: 魔除けの素材 魔法を使い、利用者を危険から守るために、素材には玄霧藩国の政庁の大木の若芽、ヤドリギの蔓、金糸など、魔除けになる素材を使って作成されている。 部品: デザイン 小さな台座に政庁の大木の若芽を埋め、それをヤドリギの蔓でつつみ、ヤドリギの蔓を金糸で翼のように編み込んだお守り。 このデザインは、闇を払う金の翼という伝承になぞらえたものになっている。 大きさは5×10cmくらいで、首から提げたりポケットにしまうことを想定している。 部品: 祈りの込められた品 魔法による防御が組み込まれた品であるが、その上で、この品には使用者の安全を願う、作成者の祈りが込められている。 それは直接的には危険から守る手段にはならないかもしれないが、使用者にとって、無事を祈る人々が待っているということを思い出すことで、絶望的な状況でも諦めず生き残ろうとする意思を保つことができる。 部品: 作成に至る経緯 過去、人々を救うために国外へ出兵した玄霧藩国の名医部隊が敵の襲撃にあい、隊員18名が全て殉職したという痛ましい事件が起きた。 藩国政府は彼ら医療部隊の奮闘と奉仕に敬意と感謝を示し、そして彼らの魂が安らかであらんことを願い、慰霊碑の建立を行うなどの対応を行った。 そして、このような悲劇を繰り返さないよう、出兵する藩国民の安全を守るためのお守りの作成を決定した。 部品: 役目を終えたあとの扱い このお守りは、基本的には一度使用したらただの木のお守りとなって使えなくなる、一回限りのお守りである。 一度使用が終わった後は、基本的には神殿で焚き上げられる事になっているが、使用者によっては悪影響がないか確認した上で、大切に保管しているものもいる。 部品: 読書同好会について 読書同好会には「三度の飯よりも本が好き」と胸を張れる者ばかりが集まっている。同好会において「好き」を表現する方法は基本的に制限されない。そのため、数人で集まって本の好きなところを語り合う会員もいれば、一人で黙々と本を読み耽ることを好む人もいる。また、本を読むだけでなく、個人でも複数人でも本を作る会員も存在する。 部品: 活動拠点 規定された活動拠点はなく、会員の良識に一任されている。会員の家で少人数で集まり活動することもあれば、一室を借りて大人数で活動することもある。 部品: シンボルマーク 読書同好会のシンボルマークはリンゴの傍で眠る猫がが描かれる。シンボルマークは同好会に在籍していることを証明するものであり、同時に同好会員である責任を背負うものである。会員が作った本には必ずシンボルマークをつけなければならない。 部品: ワインレッドの栞 同好会に在籍すると、会員証としてワインレッドの栞が贈られる。本来の用途でも使い勝手がいいように上質なワインレッドの紙にシンボルマークが描かれている。 部品: 本が好きであること 同好会に在籍する一番大切な資格は、ただひとつ「本が好き」それだけである。その気持ちがあれば年齢も性別も種族関係なく同好会への扉が開かれる。 部品: 本を、人を批判しないこと 他の会員が好きな本や作った本の批判を口に出してはならない。同好会を円滑に活動するための最低限の礼儀であり、努力である。 部品: 本に優劣をつけない 「たとえ面白いと思わなかった本も、それは他の人の好きな本である」ということを忘れてはならない。もちろん、同様に本に優劣をつけることも好まれない。 部品: 読み聞かせボランティア 保育園の時期に読書に触れることは大事であり、同好会は読書への関心を深めることへの手助けとして、有志を募ってボランティアを毎年開催している。 部品: ブックマーケット 月に一度、ブックマーケットを開催している。同好会会員の作った絵本や児童書、小説がマーケットに出している。会員によってはファンがつくこともあり、交流の場ともなっている。 部品: 再現料理の会 物語を読んでいると気が抜くと涎が出てしまいそうになる料理に出会うことがある。再現料理の会は、そういった本の中の料理を再現し、登場人物の気持ちを味わうことを目的としている。 部品: 聖地巡礼 テーマになった一冊の物語を軸に、関連する地域や料理などを巡り、より物語を身近に感じさせるイベントとして開催されている。 *インポート用定義データ [ { "title": "あご", "children": [ { "title": "あごの容姿", "description": "森国民の特徴である長い髪を「治療の邪魔になる」と肩より短い程度にカットし、前髪をヘアピンで留めている。\n女性にしては高い身長を持ち、細身であるためひょろりとした印象を見るものに与える。\n髪は春の芽吹きのような淡い黄緑色で、丸目がちな瞳は角度によっては金に見える薄い檸檬色をしている。\nくるくると表情をよく変えるため、成人済みの女性だが年齢より幼く見られがちである。", "part_type": "part", "expanded": true }, { "title": "あごの性格や性質", "description": "好奇心旺盛であまり人見知りしない。笑顔でいることが多く、陰陽でいえば陽の性質である。\n社交的に見える反面、一人の時間も大切にしており、家でゆっくりと料理をしたり、本を読みながらお茶を飲んだりすることも好んでいる。", "part_type": "part", "expanded": true }, { "title": "今までの来歴", "description": "幼いころは虚弱体質であり、さまざまな医者にかかっていたが、第二次性長期ごろより段々と改善し、健康体になった。\nその経験から医療への道を志し、身近な医療をと鍼灸あん摩マッサージの免許を取る。\n後に戦場に向かう医師を見て、自身も治療の幅を広げるため柔道および柔道整復術を学び、実践的戦闘技術と急性外傷への対応技術を取得する。", "part_type": "part", "expanded": true }, { "title": "おやつを持ち歩く", "description": "常に数種類の飴やクッキー・ビスケットなど軽くとれる嗜好品を持ち歩いている。\n自分で食べるほかにも、気軽にプレゼントして一緒に食べるなどコミュニケーションツールとしても使用できる。", "part_type": "part", "expanded": true }, { "title": "玄霧の民", "part_type": "group", "children": [ { "title": "森国人", "part_type": "group", "children": [ { "title": "森国人の身体的特徴", "part_type": "group", "children": [ { "title": "長い耳", "description": "長い耳とはいわゆるエルフ耳である。大きさはまちまちだが、耳の先がとがっているのが特徴であり耳たぶは短めである。長さと関係あるかは不明であるが、遠くの、あるいは小さな音を捉える能力にも優れている。 ", "part_type": "part", "expanded": true }, { "title": "長身痩躯", "description": "種族的な特徴として肥満体になりにくく痩せた体つきをしている者が多い。総じて、細い見かけによらず膂力はあり衣服を脱ぐとしっかり筋肉のついた引き締まった体つきをしている。また他国人と比べて背丈は高めが標準である。", "part_type": "part" }, { "title": "長い髪", "description": "森国人の髪の色にこれと決まった特徴傾向はない。髪型としては男女の別なく長髪が伝統と言える。もちろん髪型を選ぶのは個人の自由であり、短髪を好む者もいて、それが咎められることはない。 ", "part_type": "part", "expanded": true } ], "expanded": true }, { "title": "革製の日常着", "description": "天然繊維の肌着の上に身体にぴったり付くデザインのなめし革の胴着を着用するのが、森国人の伝統的な日常活動時の服装である。ズボン、スカート、長靴など様々な部分に皮革が多く用いられるが、もちろん、必要に迫られたり職業によってはこの限りではない。 ", "part_type": "part", "expanded": true }, { "title": " 瞑想通信を使うことが出来る", "description": "森国人の特徴として瞑想通信を使用できる。瞑想通信を使うには道具の補助や数人がかりでの瞑想など、入念な準備が必要となる。 ", "part_type": "part", "expanded": true }, { "title": "基本の職業適性", "description": "人種的に、理力・魔法との親和性がとくに高い。その他に、優れた視力と聴力や自然の中での隠密行動に長けていることから忍者、また指先の器用さに優れる者が多く整備士・医師などにむいているとも言われる。 ", "part_type": "part", "expanded": true }, { "title": "森国人の習慣", "description": "自然を大切にし、森を切り拓かないまま森の中に村を築く。樹木をそのまま活かす木造建築物を好み、自然環境を破壊しない生活を送ることを良しとする。 ", "part_type": "part", "expanded": true }, { "title": "森の恵みを得る", "description": "森国人は、その名の通り森で暮らしてきたという歴史から、自然の恵みを採集活用する技能に長けている。森とともに生きるというライフスタイルをもち、資源の獲りすぎによる種の絶滅が起こらないように生活を律してきた。近年では開けた場所で畑作も行っているが、森を減らすことは本末転倒として嫌う傾向が強い。森がなくなることは災害を呼ぶという伝承を伝えており、森の手入れのための間伐は行うが必要以上の伐採は戒められている。\n", "part_type": "part", "expanded": true } ], "expanded": true }, { "title": "玄霧藩国の森国人", "description": "森国人国家と一口で言っても、国が違えば気性も少しずつ異なるものである。玄霧藩国では、よく言えば職人気質、別の言い方をすればオタク気質の、おのおのが自分のウデを磨き上げることに熱意を見いだす傾向があった。それは各人の好みによっていろいろな方面に向けられたものであったが、家庭の娯楽としての食事、ひいては美味しい家庭料理を作ることへむけても発揮され、家族・友人の喜ぶ顔を見ようと自分の腕を磨くことにみな熱心に取り組む様子もみられた。それは他者を癒すことに感じる喜びともつながっていった。\n", "part_type": "part", "expanded": true } ], "expanded": true }, { "title": "あはき師", "part_type": "group", "children": [ { "title": "あはき師とは", "description": "あはき師とは「あん摩マッサージ指圧師」「鍼師」「灸師」の3つの国家資格をもったものの俗称である。\n「あん摩マッサージ指圧師」「鍼師」「灸師」それぞれの頭文字をとった俗称であり、医療従事者としての活躍が期待される。", "part_type": "part", "expanded": true }, { "title": "3年間の養成課程と国家試験", "description": "あはき師になるためには「あん摩マッサージ指圧師」「鍼師」「灸師」の3つの国家資格が必要である。\n国家試験の受験資格は、「あん摩マッサージ指圧師」「鍼師」「灸師」の専門課程のある養成学校で3年以上養成課程を修了することで与えられる。\n3つの専門課程は大部分で重なっており、国家試験も同日に開催されるため、同時に取得することが可能である。\n国家試験で一定基準に達する点数をとり、合格した者のみが「あん摩マッサージ指圧師」「鍼師」「灸師」を名乗り業することを許可される。", "expanded": true, "part_type": "part" }, { "title": "あん摩マッサージ指圧師", "part_type": "group", "children": [ { "title": "あん摩マッサージ指圧とは", "description": "あん摩とは、術者の手指を用い、薄い衣服の上から遠心性(中心部から末梢にかけて)の刺激を強弱をつけて与える手技療法である。\n主として筋肉へとアプローチし、筋組織の循環を向上させ生体の機能調節を図る。\nマッサージとは、術者の手指を用い、生体の皮膚に直接求心性(末梢から中心)への刺激を与える施術である。\n求心性の手技により、血液・リンパ液の還流を促し、新陳代謝機能の向上を図る。\n指圧療法とは徒手を用いて、全身の体表に定められた部位を主に漸増、漸減の垂直圧の一点圧を遠心性(中心から末梢)に与える手技療法である。\n押圧操作による圧反射機転により、生体に備わっている自然治癒力の働きを促進し、神経・筋の機能を調整する。\n\nあん摩マッサージ指圧師はこれらあん摩・マッサージ・指圧それぞれの意義と効能の違いを理解し、その施術を使い分けることにより、患者の状況に合わせた適切な治療を選択し、行う。", "part_type": "part" }, { "title": "あん摩マッサージ指圧の治療作用", "description": "あん摩マッサージ指圧により「興奮作用」「鎮痛作用」「反射作用」の3つの効果が期待できる。\n\n「興奮作用」とは、病的に機能が減退した神経・筋に対して、その機能を高め減退している機能を回復させる作用のことである。\nこの手技は弱い刺激を与え、時間も短く行う。\n運動麻痺、知覚鈍麻、知覚脱失などに対して治療効果があるのは主としてこの興奮作用によるものである。\n「鎮痛作用」とは、病的に機能が亢進している神経や筋に対してその機能亢進を抑え、沈静させる作用のことである。\nこの手技は強い刺激を与え、時間も長く行う。\n神経痛・筋痙攣・筋緊張・知覚過敏・筋肉痛などに対して治療効果があるのはこの鎮痛作用によるものが大きい。\n「反射作用」とは、疾病部位から離れた部位に対して施術を行い、反転機能を解して神経や筋、内蔵などに刺激を与え、異常機能の調整を図る作用のことである。\n興奮的効果と鎮痛的効果の両方が期待できる。 ", "part_type": "part", "expanded": true } ], "expanded": true }, { "title": "鍼灸師", "part_type": "group", "children": [ { "title": "鍼灸術とは", "description": "鍼術とは、鍼を用い身体の一定部位に接触または穿刺刺入し、生体に機械的刺激を与える施術方式である。\n灸術とは、一定の方式に従い艾(もぐさ)を燃焼させ、またはそれにかわる物質を用いて身体表面の一定部位に温熱的刺激を与える施術方式である。\nどちらも施術によって起こる効果的な生体反応を利用する。\n生活機能の変調を矯正し、保健及び疾病の予防または治療に広く応用できる施術である。\n\n", "part_type": "part", "expanded": true }, { "title": "鍼灸の成り立ち", "description": "鍼灸治療の生まれは経験療法である。\n原始的な人間が外傷を受けたり痛みを覚えたとき、本能的にその部に手を当て圧したり、舐めたり、泥や葉をつけるなどした。\nやがて文明が進歩し火を利用するようになると、暖めることで局部の温熱が疼痛を軽減することを経験し、局所的温熱刺激である灸法が生まれた。\nまた、細くて鋭い石器で皮膚を切り、膿を排出させたりして疾病の治療ができることを経験し、以降道具の発達に従い金属製の鍼が治療に応用されるようになった。\nそしてどちらもより効果的な場合に応じた治療が選択されるようになり、時間の経過とともにそれらの経験が集積されたと考える。", "part_type": "part", "expanded": true }, { "title": "鍼灸治療による作用", "description": "鍼灸治療によって以下の治療作用が期待できる。\n・「調整作用」 組織、器官に一定の刺激を与えて、その機能を調整する。\n・「興奮作用」 知覚の鈍麻や消失、運動麻痺などの神経機能の減弱及び内蔵諸器官の機能減退に対して興奮を促す。\n・「鎮静作用」 疼痛や痙攣のような異常に興奮が起きる疾患に対して鎮静を促す。\n・「誘導作用」 局所の血行障害に対し、患部に施術して血流を他の健康部から誘導する。もしくは局所の充血や炎症の際に少々隔たった部分に施術し、血液をそちらに誘導し患部の血流を調整する。\n・「鎮痛作用」 内因性モルヒネ様物質の発生あるいは下行性抑制などの機序により鎮痛作用を発現させる。\n・「消炎作用」 施術により白血球が増加し、施術部位に遊走する。血流改善により病的滲出物などの吸収を促進させ、生体の防衛能力を高める。\n・「転調作用」 自律神経失調やアレルギー体質を改善し、体質を強壮にする。\n・「反射作用」 痛み刺激あるいは温熱刺激による反射機転を介して組織、臓器の機能を鼓舞あるいは抑制する。\n\n特に灸術においては施術後の血液像(赤血球、血色素量など)、血液凝固時間の短縮などの循環器系の作用が認められ、\n「増血作用」「止血作用」「強心作用」があるとされている。", "part_type": "part", "expanded": true } ], "expanded": true }, { "title": "医学的な知識と理解", "part_type": "group", "children": [ { "title": "医学の知識と理解", "description": "あはき師は、患者の生体へ触れることを業とする。\nそのため、筋・骨格・内臓・神経・脈管・感覚器などを主とした解剖学的知識や生理学への知識は基本となる。\nまた患者の病態を正しく把握するためにも病理学や臨床医学への理解も求められる。", "expanded": true, "part_type": "part" }, { "title": "作用への理解と適切な選択", "description": "あはき師は治療するにあたって、「その施術を行うことにより期待できる作用」への理解が必要である。\nまんぜんと施術するだけではなく、如何なる目的でどこにどれくらいの刺激を与えるかを思考、選択することが大切だ。\n生体の反応を観察し、適切な刺激量を与えることで十分な治療効果を挙げることができる。 ", "part_type": "part", "expanded": true }, { "title": "東洋医学の思考と理解", "description": "東洋医学とは、人とは自然の一部であるという考え方のひとつである。\n「陰陽学説」「気血津液の仕組み」「五行学説」「五臓のはたらき」「経絡経穴」などに基づく人体の捉え方と治療方法も、治療にとって大事な選択の一つである。\n", "part_type": "part", "expanded": true } ], "expanded": true }, { "title": "施術上の注意点", "part_type": "group", "children": [ { "title": "リスク管理", "description": "施術における医療事故には十分気をつけ、危機意識を持つ。\n環境、器具、作業方法、手順などを点検し適切な対策を行う。\n常に安全に関する知識・技術の水準を一定に保ち、細心の注意を払い治療にあたらなければならない。\n\n万が一事故が発生した時は速やかな処理対応をを行い損害を最小限にし、再発防止に努める。\n", "part_type": "part", "expanded": true }, { "title": "禁忌部位", "description": "刺鍼を避けるべき部位として、外生殖器、臍部、眼球、急性炎症の患部、新生児の大泉門などがある。\nまた、肺、胸膜、心臓、腎臓、脊髄および延髄などの中枢神経系、大血管などは刺鍼により障害が起こった場合は重篤な問題になりやすいので、特に注意が必要である。\n灸術においては顔面部や化膿を起こしやすい部位、浅層に大血管がある部位、皮膚病の患部などへの直接灸は避ける。", "part_type": "part", "expanded": true }, { "title": "安全刺入", "description": "過剰な刺激や事故を防止するため、刺入深度と角度には細心の注意を払う。\n解剖学構造を十分に理解し、患者の体格を考慮して、部位によっては刺入方向を横刺、斜刺などにして対応する。", "part_type": "part", "expanded": true }, { "title": "鍼灸治療の禁忌", "description": "鍼灸療法は生体の反応性を応用した治療であり、病態や症状の改善を目的に施術が行われてきたため、疾患名で絶対的な禁忌を定めることは難しい。\nしかし、一般には\n・安静が必要な場合\n・刺激を与えることで有害な作用を起こす場合\n・免疫機能が低下し、感染の危険性が高い場合\nは鍼灸治療を避ける。\nまた、\n・妊娠中\n・救急救命や手術を必要としている場合\n・出血性の疾患\n・悪性腫瘍の腫瘍部への治療\nも治療の選択をすべきでないとされている。", "part_type": "part", "expanded": true }, { "title": "清潔と消毒", "description": "手指を用い患者の体表に触れる施術のため、特に手指の清潔には注意しなければならない。\n汚れが入らずまた患者の皮膚を傷つけぬよう指の爪は短く切り、ヤスリなどを用いて丸める。\n施術開始前には石鹸水でよく洗い、クロルヘキシジン、含水アルコールなどを用いて消毒する。\n感染症のリスクから、用いる道具も清潔と滅菌を心がける。\n滅菌されていない道具を生体に用いることは禁止されている。\n可能ならばディスポーザブル(使い捨て)タイプの道具を用いることが推奨されている。", "expanded": true, "part_type": "part" }, { "title": "あん摩マッサージ指圧における禁忌とその対応", "description": "あん摩マッサージ指圧を行っても効果のない、あるいは施術により病状が悪化するものがある。\nこれを禁忌症と呼び、その施術は禁止されている。\nもし患者が治療を求めてきた場合でも施術を行わず、上記のことを説明した上で適切な医師や病院に行くよう誘導、指示し、施術者もまた医師の判断を仰ぐ。\n医師から施術するよう指示を受け、また施術者自身もその治療が適切であると判断した場合はこの限りではない。\n以下に禁忌症の一例を示す。\n\n・急性の伝染病、熱性病\n・悪性腫瘍\n・急性中毒(昆虫毒・蛇毒など)\n・急性炎症(虫垂炎など)\n・出血性疾患(喀血、吐血、脳出血直後)\n・外傷(創傷部、骨折、脱臼直後)\n・重症の内臓疾患", "part_type": "part", "expanded": true } ], "expanded": true }, { "title": "四診能力", "description": "四診とは「問診」「望診」「聞診」「切診」を表す言葉である。\n\n「問診」とは患者本人から訴えや既往歴、全身の状態などを聞くことである。質問用紙に記入してもらう方法もあり、両方を併用することもある。\n「望診」とは目で観察することである。顔色、全身の動きや姿勢、舌の状態などをよく診て病態の把握に努める。\n「聞診」とは呼吸の状態、声の張りなどの音を聴くことと、口臭や排泄物の匂いをかいで判断することである。\n「切診」とは患者に直接触れて診断するものをいう。脈の状態を診る脈診や腹を診る腹診もこれに含まれる。\n\n鍼灸師は患者の状態を正しく把握し、治療に活かすためこの四診の能力が求められる。", "expanded": true, "part_type": "part" }, { "title": "コミュニケーション能力", "description": "患者と対話する必要があるためコミュニケーション能力は必須である。\nそれは上手な問診や説明ができるというだけではなく、良好な信頼関係を築くための力である。\n患者のメンタルケアや術後の満足感にも深いつながりを持つ。\n", "part_type": "part", "expanded": true }, { "title": "自身の健康管理", "description": "患者を健康にするためにも、まずは自分自身が健康であることに気をつけねばならない。\n自身のコンディションは治療の質にも影響するため、自己マネジメント能力が必要である。", "part_type": "part", "expanded": true }, { "title": "清潔な衣類", "description": "服装に定めはないが、動きやすく清潔な衣類を着用する。\n医師との区別をつけるため、淡色のケーシー型の白衣を着用するものが大半である。\n外気温に応じて下にシャツを着る、上にパーカーを羽織るなどして調整する。", "part_type": "part", "expanded": true }, { "title": "あはき師の持ち物", "part_type": "group", "children": [ { "title": "鍼灸道具", "description": "鍼灸師は鍼灸治療のために「鍼」「もぐさ」「線香」「消毒用品」「灰皿」などを適切な範囲内で持ち歩く。\n\n鍼は鍼体が1寸(30ミリ)から3寸(90ミリ)の長さで、太さが1番(0.16ミリ)から5番(0.24ミリ)のものが一般的である。\n針先の形状は鍼尖の少し上方から細く鋭利になっている。刺入しやすく、疼痛も少ない。\n材質は金・銀・ステンレスが主流であり、ステンレスのものはディスポーザブル(使い捨て)が推奨されている。\nまた、刺入する鍼以外でも円鍼や鍉鍼といった皮膚刺激を主体とした鍼もあり、小児や刺激量の少ない施術に利用される。\n\n艾(もぐさ)は蓬の葉を乾燥させ、石臼でひいて篩にかけ、不純物を除去し作られる。\n柔らかで芳香のよい、熱刺激の緩和なものが上質である。\n線香は樹皮や葉などの粉末を原料とし、着色料や香料などを適量混ぜて練り、乾燥させたものである。\n灸に着火する際に用いる。\n", "part_type": "part", "expanded": true }, { "title": "手ぬぐい", "description": "治療家として、手ぬぐいを所持しているものが多い。\nおよそ33センチ×90センチの綿でできた白地のものが一般的だが、意匠をこらしたものや染めがはいった手ぬぐいを好んで使用する施術者もいる。\nいずれにせよ清潔を心がける。\n有事の際は引き裂いて包帯や三角巾の代用にもなる。\n", "part_type": "part", "expanded": true } ], "expanded": true }, { "title": "信頼される施術者", "part_type": "group", "children": [ { "title": "生涯研修", "description": "免許を取ったからそれで終わりというわけではなく、むしろ免許を取得し、臨床の現場に出てからが学修の本番である。\n目の前の患者をばくぜんと治療していくだけではなく、症例ごとに真摯に向き合い生涯の研鑽を怠らないことが信頼に足る施術者への道筋である。", "part_type": "part", "expanded": true }, { "title": "数々の臨床経験", "description": "書物や講義で学んだだけではなく、実際患者に触れ、治療し、その結果を診ることで更に次に活かせる。\n多数の症例の経験と一連の試行錯誤は、治療の大切な指針である。", "part_type": "part", "expanded": true }, { "title": "包括的な思考", "description": "施術中に治療するだけではなく、患者をとりまく環境を幅広くとらえケアできることが期待される。\n養生法の指導や健康づくりのアドバイスなど、単に症状だけを診るのではなく包括的に患者の生活を考えられてこそ信頼のできる施術者であるといえる。", "part_type": "part", "expanded": true }, { "title": "地域社会との連携", "description": "地域の医療、福祉との連携も大事なことである。\n患者を紹介する際には、患者について把握している内容を整理して正確に示した紹介書を書くことが推奨されている。\nまた逆に患者の紹介を受けた場合は、依頼された事項に対する反応や経過報告を行うことにより双方向性の医療、福祉が築かれる。", "part_type": "part", "expanded": true }, { "title": "身近な存在", "description": "施術者は、尊敬される存在であると同時に身近な存在であることも大事である。\n治療に関する話だけではなく、少しの身体の変化や心に抱える悩みなども気軽に相談できるような信頼関係の構築に努める。\nまた負担なく治療に通える環境を作ることも大切だ。", "part_type": "part", "expanded": true }, { "title": "継続的な治療", "description": "悪化した症状を緩和させるだけではなく、継続的に治療を受けてもらうことで身体を健康な状態で保つことも大切である。\nしかし、実際は症状が出てから治療を求める患者が多い。\n継続的な治療を推進するためには、治療の必要性の十分な説明や、施術に対する満足感、爽快感、施術中の心地よさなど総じて高い水準が要求される。\nそれらをクリアし、病気の時も健康な時も継続的な治療を提供できてこそ信頼に足る施術者であるといえるだろう。", "part_type": "part" } ], "expanded": true }, { "title": "実戦的な柔道技術", "part_type": "group", "children": [ { "title": "柔道とは", "description": "柔道とは、投げる、抑える、絞める、打つ、蹴るなどの技を用いて、相手を制す徒手格闘術のひとつである。\nスポーツ的な試合では当て身技は禁止されているが、実戦的に柔道を用いる際はこの限りではない。", "part_type": "part", "expanded": true }, { "title": "投げ技", "description": "投げ技とはその名のとおり相手を投げ倒す技である。\n立ったままの姿勢で投げ倒す立ち技と、自分の身体を倒しながら相手を投げる捨て身技とがある。\n相手を殺傷することを必ずしも目的とせず、自分の体勢を崩さず相手を制すことで、自らの命を守る技術としても優秀である。\n無論攻撃的な手段に用いるのも有効だ。体勢を崩し反撃能力を失った相手にとどめをさすのは比較的容易だろう。", "part_type": "part" }, { "title": "固め技", "description": "固め技とは相手の身体を抑え込んで起き上がれないようにしたり、相手を絞めて制したり、関節を伸ばしたり曲げたりひねったりして、相手の動きを封じる技である。\n実力の優るものが使えば、相手を傷つけずに制圧することができるが、実戦においては危険が大きく、頸部を絞め窒息による気絶など、逆関節を取り・関節の破壊などを目的として行うほうが適切である。", "part_type": "part" }, { "title": "当て身技", "description": "相手の生理的弱点(急所)を手、足、頭などで突く、打つ、蹴るなどして制する技である。\n急所としては眼球、頭頂中央部、眉間、こめかみ、みぞおち、ひばら、下腹部、睾丸などがある。\n危険性が高いため、試合などのスポーツ面では禁止されており、実戦でも使用には十分な注意を払う。", "part_type": "part" }, { "title": "柔道の鍛錬とその経験", "description": "基礎的な鍛錬はもちろん、スポーツでの柔道と実戦での柔道の違いはしっかりと区別することが大切である。\n練習法には形と乱取りの二つの形式があり、この二つの練習法を組み合わせ日々鍛錬を重ねることにより、技術の向上を得ることができる。", "part_type": "part" } ], "expanded": true }, { "title": "柔道整復術", "part_type": "group", "children": [ { "title": "柔道整復術とはなにか", "description": "柔道整復術とは、骨・筋肉・関節・靭帯などの運動器に発生する骨折・脱臼・捻挫・挫傷・打撲などの損傷に対し、手術をしない「非観血的療法」で行う手技療法のことをいう。\n整復や固定を行うことにより、人間の持つ自然治癒能力を最大限に発揮させる治療術のことである、", "part_type": "part", "expanded": true }, { "title": "整復法", "description": "整復法とは骨折した箇所を元の状態に戻す、また肩などの関節が脱臼やずれた場合に元に戻すために操作する技術の事をいう。\n患部のみでなく、周囲の状態を把握し、施術することが大切である。", "part_type": "part", "expanded": true }, { "title": "固定法", "description": "固定法とは骨折や脱臼などをした箇所に三角巾や包帯、副木などを使って患部を固定する治療法の事をいう。\n患部を固定する事によって無理な動きを封じ、治療効果を高めることができる。\n固定の仕方や使う材料は、患者に合わせて調整する。", "part_type": "part", "expanded": true }, { "title": "後療法", "description": "後療法とは物理療法・運動療法・手技療法の3つの治療法それぞれを相乗的に作用させて、損傷した組織を回復させる治療法の事をいう。\n運動療法は患者の機能回復やリハビリテーションを目的として行われることが多い。\nそれぞれの患者の状態に合わせて適時適切な療法を選択し、行うことが重要である。", "part_type": "part", "expanded": true }, { "title": "テーピング療法", "description": "テーピング療法とは負傷を予防、もしくは負傷した部位の悪化を防止するために、関節、筋肉などにテープを巻いて固定することである。\n主に可動域の制限、障害部位の補強を目的として行う。", "part_type": "part" } ], "expanded": true }, { "title": "応急手当の知識と能力", "description": "医療従事者として応急手当及び救命手当の知識と人命を救う勇気、つまり実行能力がある。\n有事の際は傷病者や周囲を観察し、協力を求めることはもちろん、気道確保、心臓マッサージ、人工呼吸、止血などの手当てを状況に応じて適切に判断し、実行する。\n", "part_type": "part" } ], "expanded": true }, { "title": "ストレッチ好き", "part_type": "group", "children": [ { "title": "ストレッチの実践と布教活動", "description": "あごはストレッチを好み、常々周囲にもストレッチの有用性を説き、自身も暇を見つけてはこまめなストレッチを行っている。\n一人で行うだけではなく、患者や同僚や友人など周囲の人間を誘い合わせて行うのも楽しみの一つである。\n自身でストレッチのやり方や注意点を書いたチラシを作り、無料配布している。", "part_type": "part" }, { "title": "ストレッチ", "part_type": "group", "children": [ { "title": "ストレッチとはなにか", "description": "ストレッチとは、身体の筋肉を良好な状態にするために引っ張り伸ばす運動のことである。\n主に静的ストレッチと動的ストレッチの2つに分類され、それらを使い分けることで心身を健康な状態に保つ。 ", "part_type": "part", "expanded": true }, { "title": "静的と動的のちがい", "description": "静的ストレッチとは、筋肉をゆっくりと可動域の範囲内で伸ばし、反動をつけずに10~30秒ほど同じ姿勢で止まったまま行うストレッチのことをいう。\n主に筋肉の可動性の向上や、乳酸などの老廃物を流す疲労回復効果を目的として行う。\n動的ストレッチはそれとは逆に、身体を動かし、反動をつけて筋肉を伸張させるストレッチのことをいう。\n心拍数や体温を上げ、筋肉の柔軟性の向上させ、怪我の予防や運動前のウォーミングアップに効果がある。\n\n目的に応じてこれらストレッチを使い分けることで身体パフォーマンスの向上に繋がる。", "part_type": "part", "expanded": true }, { "title": " 無理は禁物", "description": "何事もやりすぎは厳禁である。\nストレッチも痛みが出ない程度の力で、各々の関節可動域の範囲内で少しずつ動かしていくことが肝心である。\nまたストレッチの最中は息を止めず、自然な呼吸を心がける。開始前後に深呼吸をするのもよいだろう。 ", "part_type": "part", "expanded": true }, { "title": "続けることが大事", "description": "一日に数時間やるものではなく、一日10分程度を毎日こつこつと継続するのが効果的である。\n朝一番、風呂上り、就寝前など習慣づけを行い、日々の生活に取り入れる。\n誰かと誘い合わせて一緒に行うのも良いだろう。 ", "part_type": "part" }, { "title": "運動不足の解消", "description": "適度なストレッチを継続して行うことで、デスクワークの人間では特に不足しがちな運動量を補うことができる。\n激しいスポーツにはしり込みする人でも、少しのストレッチを行うことが運動をはじめるきっかけとなったりもする。", "part_type": "part" }, { "title": "柔軟性の向上", "description": "ストレッチを行うことにより、筋肉ならびに結合組織の柔軟性を高め、関節可動域を広げる効果が期待できる。\n柔軟性を十分に確保することにより、素早い動きやしなやかな動きが可能になり、身体能力のアップにもつながる。 ", "part_type": "part" }, { "title": " 基礎代謝の向上", "description": "可動域が拡大することで、筋肉の収縮が容易になる。\nそのため、同じ動作でも消費カロリーが上がり、結果として基礎代謝の向上につながる。\nまた、硬くなっていた筋肉がしっかりと収縮が可能となることにより筋ポンプの働きが正常化し、全体の血流が良くなることから、体温の上昇、冷えの改善が期待できる。", "part_type": "part" }, { "title": "怪我の予防", "description": "ウォームアップとして動的なストレッチを運動前に行うことにより、体温が上昇し、身体のパフォーマンスは向上する。\nまた、柔軟性を日ごろから高めておくことで肉離れ・ぎっくり腰などの怪我の予防にもつながる。\n", "part_type": "part", "expanded": true }, { "title": "クールダウン効果", "description": "運動のあとにストレッチを行うことにより、損傷した筋肉の回復を早め、成長を促すことができる。\nまた興奮した神経や筋を落ち着かせ、疲労物質の代謝を促進し、疲れがたまらないようにする効果もある。 ", "part_type": "part" }, { "title": "ストレスの解消", "description": "ストレッチはストレス解消の助けとなる。\n凝りかたまった筋肉が原因の圧迫感や息苦しさを軽減する一因となるほか、単純に身体を動かすことは気分転換になる。\n身体がやわらかくなると、心もやわらかくなるともいえるだろう。\n", "part_type": "part", "expanded": true } ], "expanded": true } ], "expanded": true }, { "title": "趣味:料理", "part_type": "group", "children": [ { "title": "料理は段取りが一番", "description": "手早く料理をこなすのに大事なことは、段取りである。\nあれボウルどこだっけ、皿出したっけ、はスムーズな調理の邪魔であり、火を通しすぎておいしくなくなるなどの原因にもなる。\n一人でやるときは勿論、皆で料理するときも、まずは段取り最優先である。\n道具、食材、盛り付け皿、水回りの整理、キッチンの整理ができていればこそ、手際よい調理が出来る。\n", "part_type": "part" }, { "title": "家庭料理主体", "description": "野菜炒めやみそ汁、シチュー、カレー。\n肉じゃがやハンバーグ。\n家で出てくるような、ボリュームがあってみんなが好きそうな料理の数々。\nこのあたりを抑えておけば、誰かに振舞う時も安心できるだろう。\nから揚げをおいしく揚げる、というのもポイントが高い気がする。", "part_type": "part" }, { "title": "節約料理レシピ", "description": " 趣味で料理をする人なら、だれもが覚える時間短縮&節約レシピの数々。\nダイコンの葉を刻んで醤油であえるだけのご飯のお供とか、美味しいよね。\n個人的にはニンジンをピーラーで向いた後の皮のキンピラとかが好き。ゴミも減るし。\n", "part_type": "part" }, { "title": "大鍋料理の経験", "description": " 大きな鍋で大量に作るのは、実はコストパフォーマンスがよい。\n汁物が特にそうだが、肉じゃがや芋煮のようなものも、手間と労力をかんがえると、保存さえ効けば実は大きな鍋で一気に作ったほうがいい。\n肉じゃが作りすぎちゃって、は実際に起こりうるのだ。本当に。\n", "part_type": "part" }, { "title": "カレーは正義", "description": " 大きな鍋さえあれば一気に大量に作れ、大体何を入れても味がまとまり、味についての文句を言う人も少ない。\n二日目や三日目になったら、カレードリアや焼きカレー、ダシで伸ばして和風カレーやカレーうどん。\n痛む前に処理するのは大事だが、冷凍してしまえばそれもある程度解決できる。\n\n家庭料理として、数種類のカレーを抑えておけば、まずもって間違いはない。\n\n難点は、カレールーが手に入らない環境では出来ないことだ。\n", "part_type": "part" }, { "title": "お菓子作りは科学", "description": "分量を正確に測れるかどうかが、お菓子の出来栄えを決める。即ちお菓子作りは科学なのだ。\n自分や恋人用に手の込んだものを作るのもいいが、クッキーを大量生産して近所の子供に配るのも一興である。 ", "part_type": "part" }, { "title": "凝った細工", "description": "趣味でお菓子をつくるからこそ、普通ではめったにしない凝った細工をしてみたりもする。\nプチシューいっぱい作ってクロカンブッシュつくったり、鼈甲飴で文字作ってみたりと、凝れば凝るほど見栄えも良くなる。\nもちろん、センスがあったらの話だが。\nそれはそれとして、お菓子を作っていると色々細工に凝りたくなるのは確かだ。 ", "part_type": "part" } ], "expanded": true }, { "title": "祈りの護符", "part_type": "group", "children": [ { "title": "魔法で作られた品", "description": "魔法を使って作られた品であり、機械による生産はできず、また、それを試すことも禁じられている。\n作成時に魔法で作られており、この品自体は魔法が使えなくても使用することができる。 ", "part_type": "part" }, { "title": "祈りの護符の効果(防壁)", "description": " 魔法によって作られた防壁が発動し、使用者を攻撃から守る。\n銃弾を数発防げる程度の効果を持ち、それ単体で使用者の安全を確保するというよりは、使用者が安全を確保するための時間を稼ぐ、補助的な使用を想定している。", "part_type": "part" }, { "title": "危機感による発動", "description": "魔法によって、使用者の危機感に反応して効果が発動する仕組みになっている。\n完全な不意打ちに対しては発動できないケースもあるが、自身が危険を感じることができれば発動が間に合うこともある。 ", "part_type": "part" }, { "title": "魔除けの素材", "description": "魔法を使い、利用者を危険から守るために、素材には玄霧藩国の政庁の大木の若芽、ヤドリギの蔓、金糸など、魔除けになる素材を使って作成されている。 ", "part_type": "part" }, { "title": " 魔除けの素材", "description": " 魔法を使い、利用者を危険から守るために、素材には玄霧藩国の政庁の大木の若芽、ヤドリギの蔓、金糸など、魔除けになる素材を使って作成されている。", "part_type": "part" }, { "title": "デザイン", "description": "小さな台座に政庁の大木の若芽を埋め、それをヤドリギの蔓でつつみ、ヤドリギの蔓を金糸で翼のように編み込んだお守り。\nこのデザインは、闇を払う金の翼という伝承になぞらえたものになっている。\n大きさは5×10cmくらいで、首から提げたりポケットにしまうことを想定している。", "part_type": "part" }, { "title": "祈りの込められた品", "description": "魔法による防御が組み込まれた品であるが、その上で、この品には使用者の安全を願う、作成者の祈りが込められている。\nそれは直接的には危険から守る手段にはならないかもしれないが、使用者にとって、無事を祈る人々が待っているということを思い出すことで、絶望的な状況でも諦めず生き残ろうとする意思を保つことができる。 ", "part_type": "part" }, { "title": "作成に至る経緯", "description": "過去、人々を救うために国外へ出兵した玄霧藩国の名医部隊が敵の襲撃にあい、隊員18名が全て殉職したという痛ましい事件が起きた。\n藩国政府は彼ら医療部隊の奮闘と奉仕に敬意と感謝を示し、そして彼らの魂が安らかであらんことを願い、慰霊碑の建立を行うなどの対応を行った。\nそして、このような悲劇を繰り返さないよう、出兵する藩国民の安全を守るためのお守りの作成を決定した。 ", "part_type": "part" }, { "title": "役目を終えたあとの扱い", "description": " このお守りは、基本的には一度使用したらただの木のお守りとなって使えなくなる、一回限りのお守りである。\n一度使用が終わった後は、基本的には神殿で焚き上げられる事になっているが、使用者によっては悪影響がないか確認した上で、大切に保管しているものもいる。\n", "part_type": "part" } ], "expanded": true }, { "title": "読書同好会", "part_type": "group", "children": [ { "title": "同好会について", "part_type": "group", "children": [ { "title": "読書同好会について", "description": "読書同好会には「三度の飯よりも本が好き」と胸を張れる者ばかりが集まっている。同好会において「好き」を表現する方法は基本的に制限されない。そのため、数人で集まって本の好きなところを語り合う会員もいれば、一人で黙々と本を読み耽ることを好む人もいる。また、本を読むだけでなく、個人でも複数人でも本を作る会員も存在する。", "part_type": "part" }, { "title": "活動拠点", "description": "規定された活動拠点はなく、会員の良識に一任されている。会員の家で少人数で集まり活動することもあれば、一室を借りて大人数で活動することもある。", "part_type": "part" }, { "title": "シンボルマーク", "description": "読書同好会のシンボルマークはリンゴの傍で眠る猫がが描かれる。シンボルマークは同好会に在籍していることを証明するものであり、同時に同好会員である責任を背負うものである。会員が作った本には必ずシンボルマークをつけなければならない。", "part_type": "part" }, { "title": "ワインレッドの栞", "description": "同好会に在籍すると、会員証としてワインレッドの栞が贈られる。本来の用途でも使い勝手がいいように上質なワインレッドの紙にシンボルマークが描かれている。", "part_type": "part" } ], "expanded": true }, { "title": "在籍資格", "part_type": "group", "children": [ { "title": "本が好きであること", "description": "同好会に在籍する一番大切な資格は、ただひとつ「本が好き」それだけである。その気持ちがあれば年齢も性別も種族関係なく同好会への扉が開かれる。", "part_type": "part" }, { "title": "本を、人を批判しないこと", "description": "他の会員が好きな本や作った本の批判を口に出してはならない。同好会を円滑に活動するための最低限の礼儀であり、努力である。", "part_type": "part" }, { "title": "本に優劣をつけない", "description": "「たとえ面白いと思わなかった本も、それは他の人の好きな本である」ということを忘れてはならない。もちろん、同様に本に優劣をつけることも好まれない。", "part_type": "part" } ], "expanded": true }, { "title": "同好会主催のイベント", "part_type": "group", "children": [ { "title": "読み聞かせボランティア", "description": "保育園の時期に読書に触れることは大事であり、同好会は読書への関心を深めることへの手助けとして、有志を募ってボランティアを毎年開催している。", "part_type": "part" }, { "title": "ブックマーケット", "description": "月に一度、ブックマーケットを開催している。同好会会員の作った絵本や児童書、小説がマーケットに出している。会員によってはファンがつくこともあり、交流の場ともなっている。", "part_type": "part" }, { "title": "再現料理の会", "description": "物語を読んでいると気が抜くと涎が出てしまいそうになる料理に出会うことがある。再現料理の会は、そういった本の中の料理を再現し、登場人物の気持ちを味わうことを目的としている。", "part_type": "part" }, { "title": "聖地巡礼", "description": "テーマになった一冊の物語を軸に、関連する地域や料理などを巡り、より物語を身近に感じさせるイベントとして開催されている。", "part_type": "part" } ], "expanded": true } ], "expanded": true } ], "expanded": true, "part_type": "group" } ]

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