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障壁の魔法 - (2017/10/08 (日) 01:28:01) の1つ前との変更点
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*部品構造
-大部品: 障壁の魔法 RD:17 評価値:6
--大部品: 障壁による防御魔法 RD:10 評価値:5
---部品: 魔力を組み上げ壁を実体化させる魔法
---大部品: 障壁の展開において RD:4 評価値:3
----部品: 魔力の凝縮と実体化
----部品: 祈りを織り込む
----部品: 効果と詠唱の関連性
----部品: 広範囲への展開
---大部品: 障壁の特徴と防御性能 RD:5 評価値:3
----部品: 視認性と光の透過
----部品: 固さの調節
----部品: 物理的にあらゆるものを通さない
----部品: 熱への耐性
----部品: 展開される場所と移動について
--部品: 非常に繊細な魔力の操作技術の要求
--大部品: 強い伝承制限 RD:3 評価値:2
---部品: 人格面の信頼性
---部品: 魔法制御技術の万全な習得
---部品: 伝承者の記録
--大部品: 障壁展開中の制限及び危険性 RD:3 評価値:2
---部品: 展開中の術者の制限
---部品: 維持に伴う膨大な魔力の消費
---部品: 障壁が破壊される時
*部品定義
**部品: 魔力を組み上げ壁を実体化させる魔法
放出した魔力によって壁を作り出し、脅威から自他を守る防御魔法である。
炎や水などといった属性を持たないが故に、相性に関係なく様々な攻撃や被害を防ぐことが出来る。
この魔法は、藩国に存在した魔法による防壁技術を継承、発展させて生み出されたものである。
この魔法には精密な魔力操作が求められ、また使い方によっては非常に危険な凶器にも成り得る。
そのため防御のための中位魔法(熟達した魔法使いにとっての奥義相当)として知られる。
**部品: 魔力の凝縮と実体化
魔力を術式に通して凝縮させ、かざした手から空間へ展開すると同時に質量と硬度を与える。
これにより自身の魔力とスペースさえあれば、己の望むように障壁を生み出すことが出来る。
また触媒があるとより魔法発動が簡単になる。
障壁の強度は、1人の魔法使いが咄嗟に発動させたもので銃弾を2、3発防ぐ程度となり、
詠唱の長さや魔力の強さ等でより強度を持たせることが可能。
**部品: 祈りを織り込む
この魔法は自身を流れる魔力に、誰か(自分を含む)を守りたいという祈りを織り込むことで
自身の魔力に熱や衝撃にも耐えうる強度を持たせている。
そのため誰かを直接傷つけることを意図しての発動は行えない。
**部品: 効果と詠唱の関連性
この魔法は詠唱を完了すると発動するが、
詠唱の長さが障壁の展開持続時間や強度に関係する。
長い時間をかけた詠唱により展開された障壁はその分強固になるし、
咄嗟に短い詠唱で放てばそれなりに脆弱なものとなる。
**部品: 広範囲への展開
1人の魔力で展開できる障壁の最大サイズは、術者の熟練度や障壁の強固さにもよるが平均約10m四方が限界である。
それ以上の大きさの障壁を展開したい場合、複数人での魔法使用や触媒を伴った魔法の使用が必要となる。
それなりの人数をそろえれば都市全体を障壁で覆うことも不可能ではない。
ただし障壁を恒常的に展開する場合、魔法使いが休憩のために交代するときは、必ず次の魔法使いたちが障壁を展開したことを確認してから魔法を解除するようにする。
**部品: 視認性と光の透過
障壁はほぼ透明で向こうを見ることが出来る。良く見ると障壁を構成する魔力の流れで、壁が薄くプリズムのような輝きを持っていることがわかる。
障壁は弱い光を透過するが、地表に届いた太陽光よりも強い光は散らして消滅させてしまう。
**部品: 固さの調節
魔力の組み上げ方の調節により、障壁の強度は変えることなく、硬度を変えることが可能。
カチカチからもちもち、ふわふわまでその硬度は様々だが、
特別ふわふわな障壁は落下する人を無傷で受け止めたりすることにも使用される。
**部品: 物理的にあらゆるものを通さない
障壁は隙間の無い魔力の壁なので、空気を含むあらゆるものを物理的に通さない。光は前述のとおり例外がある。
そのため、人を含む生物を長時間障壁で囲み、狭いスペースで守る場合、僅かに隙間を作り換気を行えるように気を付ける必要がある。
**部品: 熱への耐性
魔力で出来た障壁は、熱に強い。これは障壁の構造として魔力が複雑に入り乱れ循環しているため、熱が分散されるからである。
そのため熱気を内側に通すことも無ければ、熱で解けるといったことも無い。
**部品: 展開される場所と移動について
障壁は術者から10m以内の一点を起点に、術者の望む形に瞬時展開される。
その場に固定することもできるし、術者の移動と共に移動させることもできる。
**部品: 非常に繊細な魔力の操作技術の要求
魔力を隙間なく組み上げること、またそれによって生み出す障壁を望む大きさ、形で展開するには非常に繊細な魔力の操作技術が必要となる。
魔力操作が未熟だと、誤って異なる場所に魔力を展開し防御の意味をなさなかったり、己や他人を狭い障壁に閉じ込めてしまうことがあるかもしれない。
事故を防ぎ、きちんと防御の役目を果たすためには、魔力操作技術の熟練が必要となる。
**部品: 人格面の信頼性
非常に大きな危険を伴う魔法であるため、この魔法の習得については大きな制限が課せられている。
基本的に玄霧藩国の魔法というのは師から弟子への技術伝承によって学ばれるものであり、年単位の長い修行期間の中で師は弟子の人間性を見極め、
その資質が正しく魔法を行使するものであると確信できた場合に限り、奥義としての中位魔法を伝授するための修行に入る事を許すのである。
魔法使いの師は弟子の心の育成も行わねばならず、資質なきものに奥義を伝承してしまうと、他の魔法使いを含めた周囲からの信用を失う事になる。
魔法によって人々を助ける事で生計を立てる魔法使いにとって、周囲の信用は非常に大切な糧であり、魔法使いは基本的に『善き魔法使い』であるべく努める。
藩国から公示された『善き魔法使いであるための心得』はその参考として使われる。
**部品: 魔法制御技術の万全な習得
弟子が資質あるものだと確信出来ても、強力な魔法を制御するための術を正しく身に着けた後でなければ魔法の伝授は行われない。
基礎となる魔法修行(通常4年かかると言われている)を終えた後、認められたものだけが高度な上位技術の習得を開始できる。
魔力の運用技術、効果調整のための高度な呪文の習得、長くなった呪文の詠唱技術をそれぞれ学び、身に着け、
また精神面での成熟が求めらる水準に達したと認められた時、初めて中位魔法の起動キーとなる呪文の伝承が行われる事となる。
**部品: 伝承者の記録
中位魔法の習得に至った魔法使いは、その存在が非常に大きな戦力であり、場合によっては周囲に対する脅威となり得ると考えられる。
伝承が行われたという時点でその魔法使いに対する信用と身分が国から保証される理由にもなるため、
藩国政府は中位魔法の伝承を受けた魔法使いに対して、国への身元登録の提出を(師の保証も条件として)推奨している。
野に隠れて魔法を研究する魔法使いの存在を法的・倫理的に誤りであるとはしていないが、そういった魔法使いが国で活動する際は、法による制限が多く課せられる事になっている。
**部品: 展開中の術者の制限
障壁展開中は、術者は片手をかざした状態を維持する必要がある。また障壁の維持に集中しなければならないので、他の魔法の使用や激しい運動をすることが出来ない。
**部品: 維持に伴う膨大な魔力の消費
障壁は展開を維持するのに魔力を使用する。障壁のサイズが大きいほど、強度が強いほど、展開時間が長いほどそれぞれ維持に必要な魔力は多くなる。
また攻撃などで障壁に衝撃やダメージが与えられる場合、組み上げた魔力の壁は破損していく。障壁は破損を自動で修復するが、それにも膨大な魔力を消費する。
**部品: 障壁が破壊される時
障壁を保つだけの魔力を供給できなくなった場合、障壁が破壊される。
破壊された場合、魔力が供給できなくなった魔法使いが展開していた全ての障壁が消滅する。
複数人で魔法を使用し障壁を展開していた場合、その魔法使いの魔力によって展開されていた障壁部分のみが破壊され、
穴が開いたようになる。
*提出書式
大部品: 障壁の魔法 RD:17 評価値:6
-大部品: 障壁による防御魔法 RD:10 評価値:5
--部品: 魔力を組み上げ壁を実体化させる魔法
--大部品: 障壁の展開において RD:4 評価値:3
---部品: 魔力の凝縮と実体化
---部品: 祈りを織り込む
---部品: 効果と詠唱の関連性
---部品: 広範囲への展開
--大部品: 障壁の特徴と防御性能 RD:5 評価値:3
---部品: 視認性と光の透過
---部品: 固さの調節
---部品: 物理的にあらゆるものを通さない
---部品: 熱への耐性
---部品: 展開される場所と移動について
-部品: 非常に繊細な魔力の操作技術の要求
-大部品: 強い伝承制限 RD:3 評価値:2
--部品: 人格面の信頼性
--部品: 魔法制御技術の万全な習得
--部品: 伝承者の記録
-大部品: 障壁展開中の制限及び危険性 RD:3 評価値:2
--部品: 展開中の術者の制限
--部品: 維持に伴う膨大な魔力の消費
--部品: 障壁が破壊される時
部品: 魔力を組み上げ壁を実体化させる魔法
放出した魔力によって壁を作り出し、脅威から自他を守る防御魔法である。
炎や水などといった属性を持たないが故に、相性に関係なく様々な攻撃や被害を防ぐことが出来る。
この魔法は、藩国に存在した魔法による防壁技術を継承、発展させて生み出されたものである。
この魔法には精密な魔力操作が求められ、また使い方によっては非常に危険な凶器にも成り得る。
そのため防御のための中位魔法(熟達した魔法使いにとっての奥義相当)として知られる。
部品: 魔力の凝縮と実体化
魔力を術式に通して凝縮させ、かざした手から空間へ展開すると同時に質量と硬度を与える。
これにより自身の魔力とスペースさえあれば、己の望むように障壁を生み出すことが出来る。
また触媒があるとより魔法発動が簡単になる。
障壁の強度は、1人の魔法使いが咄嗟に発動させたもので銃弾を2、3発防ぐ程度となり、
詠唱の長さや魔力の強さ等でより強度を持たせることが可能。
部品: 祈りを織り込む
この魔法は自身を流れる魔力に、誰か(自分を含む)を守りたいという祈りを織り込むことで
自身の魔力に熱や衝撃にも耐えうる強度を持たせている。
そのため誰かを直接傷つけることを意図しての発動は行えない。
部品: 効果と詠唱の関連性
この魔法は詠唱を完了すると発動するが、
詠唱の長さが障壁の展開持続時間や強度に関係する。
長い時間をかけた詠唱により展開された障壁はその分強固になるし、
咄嗟に短い詠唱で放てばそれなりに脆弱なものとなる。
部品: 広範囲への展開
1人の魔力で展開できる障壁の最大サイズは、術者の熟練度や障壁の強固さにもよるが平均約10m四方が限界である。
それ以上の大きさの障壁を展開したい場合、複数人での魔法使用や触媒を伴った魔法の使用が必要となる。
それなりの人数をそろえれば都市全体を障壁で覆うことも不可能ではない。
ただし障壁を恒常的に展開する場合、魔法使いが休憩のために交代するときは、必ず次の魔法使いたちが障壁を展開したことを確認してから魔法を解除するようにする。
部品: 視認性と光の透過
障壁はほぼ透明で向こうを見ることが出来る。良く見ると障壁を構成する魔力の流れで、壁が薄くプリズムのような輝きを持っていることがわかる。
障壁は弱い光を透過するが、地表に届いた太陽光よりも強い光は散らして消滅させてしまう。
部品: 固さの調節
魔力の組み上げ方の調節により、障壁の強度は変えることなく、硬度を変えることが可能。
カチカチからもちもち、ふわふわまでその硬度は様々だが、
特別ふわふわな障壁は落下する人を無傷で受け止めたりすることにも使用される。
部品: 物理的にあらゆるものを通さない
障壁は隙間の無い魔力の壁なので、空気を含むあらゆるものを物理的に通さない。光は前述のとおり例外がある。
そのため、人を含む生物を長時間障壁で囲み、狭いスペースで守る場合、僅かに隙間を作り換気を行えるように気を付ける必要がある。
部品: 熱への耐性
魔力で出来た障壁は、熱に強い。これは障壁の構造として魔力が複雑に入り乱れ循環しているため、熱が分散されるからである。
そのため熱気を内側に通すことも無ければ、熱で解けるといったことも無い。
部品: 展開される場所と移動について
障壁は術者から10m以内の一点を起点に、術者の望む形に瞬時展開される。
その場に固定することもできるし、術者の移動と共に移動させることもできる。
部品: 非常に繊細な魔力の操作技術の要求
魔力を隙間なく組み上げること、またそれによって生み出す障壁を望む大きさ、形で展開するには非常に繊細な魔力の操作技術が必要となる。
魔力操作が未熟だと、誤って異なる場所に魔力を展開し防御の意味をなさなかったり、己や他人を狭い障壁に閉じ込めてしまうことがあるかもしれない。
事故を防ぎ、きちんと防御の役目を果たすためには、魔力操作技術の熟練が必要となる。
部品: 人格面の信頼性
非常に大きな危険を伴う魔法であるため、この魔法の習得については大きな制限が課せられている。
基本的に玄霧藩国の魔法というのは師から弟子への技術伝承によって学ばれるものであり、年単位の長い修行期間の中で師は弟子の人間性を見極め、
その資質が正しく魔法を行使するものであると確信できた場合に限り、奥義としての中位魔法を伝授するための修行に入る事を許すのである。
魔法使いの師は弟子の心の育成も行わねばならず、資質なきものに奥義を伝承してしまうと、他の魔法使いを含めた周囲からの信用を失う事になる。
魔法によって人々を助ける事で生計を立てる魔法使いにとって、周囲の信用は非常に大切な糧であり、魔法使いは基本的に『善き魔法使い』であるべく努める。
藩国から公示された『善き魔法使いであるための心得』はその参考として使われる。
部品: 魔法制御技術の万全な習得
弟子が資質あるものだと確信出来ても、強力な魔法を制御するための術を正しく身に着けた後でなければ魔法の伝授は行われない。
基礎となる魔法修行(通常4年かかると言われている)を終えた後、認められたものだけが高度な上位技術の習得を開始できる。
魔力の運用技術、効果調整のための高度な呪文の習得、長くなった呪文の詠唱技術をそれぞれ学び、身に着け、
また精神面での成熟が求めらる水準に達したと認められた時、初めて中位魔法の起動キーとなる呪文の伝承が行われる事となる。
部品: 伝承者の記録
中位魔法の習得に至った魔法使いは、その存在が非常に大きな戦力であり、場合によっては周囲に対する脅威となり得ると考えられる。
伝承が行われたという時点でその魔法使いに対する信用と身分が国から保証される理由にもなるため、
藩国政府は中位魔法の伝承を受けた魔法使いに対して、国への身元登録の提出を(師の保証も条件として)推奨している。
野に隠れて魔法を研究する魔法使いの存在を法的・倫理的に誤りであるとはしていないが、そういった魔法使いが国で活動する際は、法による制限が多く課せられる事になっている。
部品: 展開中の術者の制限
障壁展開中は、術者は片手をかざした状態を維持する必要がある。また障壁の維持に集中しなければならないので、他の魔法の使用や激しい運動をすることが出来ない。
部品: 維持に伴う膨大な魔力の消費
障壁は展開を維持するのに魔力を使用する。障壁のサイズが大きいほど、強度が強いほど、展開時間が長いほどそれぞれ維持に必要な魔力は多くなる。
また攻撃などで障壁に衝撃やダメージが与えられる場合、組み上げた魔力の壁は破損していく。障壁は破損を自動で修復するが、それにも膨大な魔力を消費する。
部品: 障壁が破壊される時
障壁を保つだけの魔力を供給できなくなった場合、障壁が破壊される。
破壊された場合、魔力が供給できなくなった魔法使いが展開していた全ての障壁が消滅する。
複数人で魔法を使用し障壁を展開していた場合、その魔法使いの魔力によって展開されていた障壁部分のみが破壊され、
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*インポート用定義データ
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*部品構造
*部品構造
-大部品: 障壁の魔法 RD:17 評価値:6
--大部品: 障壁による防御魔法 RD:10 評価値:5
---部品: 魔力を組み上げ壁を実体化させる魔法
---大部品: 障壁の展開において RD:4 評価値:3
----部品: 魔力の凝縮と実体化
----部品: 祈りを織り込む
----部品: 効果と詠唱の関連性
----部品: 広範囲への展開
---大部品: 障壁の特徴と防御性能 RD:5 評価値:3
----部品: 視認性と光の透過
----部品: 固さの調節
----部品: 物理的にあらゆるものを通さない
----部品: 熱への耐性
----部品: 展開される場所と移動について
--部品: 非常に繊細な魔力の操作技術の要求
--大部品: 強い伝承制限 RD:3 評価値:2
---部品: 人格面の信頼性
---部品: 魔法制御技術の万全な習得
---部品: 伝承者の記録
--大部品: 障壁展開中の制限及び危険性 RD:3 評価値:2
---部品: 展開中の術者の制限
---部品: 維持に伴う膨大な魔力の消費
---部品: 障壁が破壊される時
*部品定義
**部品: 魔力を組み上げ壁を実体化させる魔法
放出した魔力によって壁を作り出し、脅威から自他を守る防御魔法である。
炎や水などといった属性を持たないが故に、相性に関係なく様々な攻撃や被害を防ぐことが出来る。
この魔法は、藩国に存在した魔法による防壁技術を継承、発展させて生み出されたものである。
この魔法には精密な魔力操作が求められ、また使い方によっては非常に危険な凶器にも成り得る。
そのため防御のための中位魔法(熟達した魔法使いにとっての奥義相当)として知られる。
**部品: 魔力の凝縮と実体化
魔力を術式に通して凝縮させ、かざした手から空間へ展開すると同時に質量と硬度を与える。
これにより自身の魔力とスペースさえあれば、己の望むように障壁を生み出すことが出来る。
また触媒があるとより魔法発動が簡単になる。
障壁の強度は、1人の魔法使いが咄嗟に発動させたもので銃弾を2、3発防ぐ程度となり、
詠唱の長さや魔力の強さ等でより強度を持たせることが可能。
**部品: 祈りを織り込む
この魔法は自身を流れる魔力に、誰か(自分を含む)を守りたいという祈りを織り込むことで
自身の魔力に熱や衝撃にも耐えうる強度を持たせている。
そのため誰かを直接傷つけることを意図しての発動は行えない。
**部品: 効果と詠唱の関連性
この魔法は詠唱を完了すると発動するが、
詠唱の長さが障壁の展開持続時間や強度に関係する。
長い時間をかけた詠唱により展開された障壁はその分強固になるし、
咄嗟に短い詠唱で放てばそれなりに脆弱なものとなる。
**部品: 広範囲への展開
1人の魔力で展開できる障壁の最大サイズは、術者の熟練度や障壁の強固さにもよるが平均約10m四方が限界である。
それ以上の大きさの障壁を展開したい場合、複数人での魔法使用や触媒を伴った魔法の使用が必要となる。
それなりの人数をそろえれば都市全体を障壁で覆うことも不可能ではない。
ただし障壁を恒常的に展開する場合、魔法使いが休憩のために交代するときは、必ず次の魔法使いたちが障壁を展開したことを確認してから魔法を解除するようにする。
**部品: 視認性と光の透過
障壁はほぼ透明で向こうを見ることが出来る。良く見ると障壁を構成する魔力の流れで、壁が薄くプリズムのような輝きを持っていることがわかる。
障壁は弱い光を透過するが、地表に届いた太陽光よりも強い光は散乱させて七色に輝く。
**部品: 固さの調節
魔力の組み上げ方の調節により、障壁の強度は変えることなく、硬度を変えることが可能。
カチカチからもちもち、ふわふわまでその硬度は様々だが、
特別ふわふわな障壁は落下する人を無傷で受け止めたりすることにも使用される。
**部品: 物理的にあらゆるものを通さない
障壁は隙間の無い魔力の壁なので、空気を含むあらゆるものを物理的に通さない。光は前述のとおり例外がある。
そのため、人を含む生物を長時間障壁で囲み、狭いスペースで守る場合、僅かに隙間を作り換気を行えるように気を付ける必要がある。
**部品: 熱への耐性
魔力で出来た障壁は、熱に強い。これは障壁の構造として魔力が複雑に入り乱れ循環しているため、熱が分散されるからである。
そのため熱気を内側に通すことも無ければ、熱で解けるといったことも無い。
**部品: 展開される場所と移動について
障壁は術者から10m以内の一点を起点に、術者の望む形に瞬時展開される。
その場に固定することもできるし、術者の移動と共に移動させることもできる。
**部品: 非常に繊細な魔力の操作技術の要求
魔力を隙間なく組み上げること、またそれによって生み出す障壁を望む大きさ、形で展開するには非常に繊細な魔力の操作技術が必要となる。
魔力操作が未熟だと、誤って異なる場所に魔力を展開し防御の意味をなさなかったり、己や他人を狭い障壁に閉じ込めてしまうことがあるかもしれない。
事故を防ぎ、きちんと防御の役目を果たすためには、魔力操作技術の熟練が必要となる。
**部品: 人格面の信頼性
非常に大きな危険を伴う魔法であるため、この魔法の習得については大きな制限が課せられている。
基本的に玄霧藩国の魔法というのは師から弟子への技術伝承によって学ばれるものであり、年単位の長い修行期間の中で師は弟子の人間性を見極め、
その資質が正しく魔法を行使するものであると確信できた場合に限り、奥義としての中位魔法を伝授するための修行に入る事を許すのである。
魔法使いの師は弟子の心の育成も行わねばならず、資質なきものに奥義を伝承してしまうと、他の魔法使いを含めた周囲からの信用を失う事になる。
魔法によって人々を助ける事で生計を立てる魔法使いにとって、周囲の信用は非常に大切な糧であり、魔法使いは基本的に『善き魔法使い』であるべく努める。
藩国から公示された『善き魔法使いであるための心得』はその参考として使われる。
**部品: 魔法制御技術の万全な習得
弟子が資質あるものだと確信出来ても、強力な魔法を制御するための術を正しく身に着けた後でなければ魔法の伝授は行われない。
基礎となる魔法修行(通常4年かかると言われている)を終えた後、認められたものだけが高度な上位技術の習得を開始できる。
魔力の運用技術、効果調整のための高度な呪文の習得、長くなった呪文の詠唱技術をそれぞれ学び、身に着け、
また精神面での成熟が求めらる水準に達したと認められた時、初めて中位魔法の起動キーとなる呪文の伝承が行われる事となる。
**部品: 伝承者の記録
中位魔法の習得に至った魔法使いは、その存在が非常に大きな戦力であり、場合によっては周囲に対する脅威となり得ると考えられる。
伝承が行われたという時点でその魔法使いに対する信用と身分が国から保証される理由にもなるため、
藩国政府は中位魔法の伝承を受けた魔法使いに対して、国への身元登録の提出を(師の保証も条件として)推奨している。
野に隠れて魔法を研究する魔法使いの存在を法的・倫理的に誤りであるとはしていないが、そういった魔法使いが国で活動する際は、法による制限が多く課せられる事になっている。
**部品: 展開中の術者の制限
障壁展開中は、術者は片手をかざした状態を維持する必要がある。また障壁の維持に集中しなければならないので、他の魔法の使用や激しい運動をすることが出来ない。
**部品: 維持に伴う膨大な魔力の消費
障壁は展開を維持するのに魔力を使用する。障壁のサイズが大きいほど、強度が強いほど、展開時間が長いほどそれぞれ維持に必要な魔力は多くなる。
また攻撃などで障壁に衝撃やダメージが与えられる場合、組み上げた魔力の壁は破損していく。障壁は破損を自動で修復するが、それにも膨大な魔力を消費する。
**部品: 障壁が破壊される時
障壁を保つだけの魔力を供給できなくなった場合、障壁が破壊される。
破壊された場合、魔力が供給できなくなった魔法使いが展開していた全ての障壁が消滅する。
複数人で魔法を使用し障壁を展開していた場合、その魔法使いの魔力によって展開されていた障壁部分のみが破壊され、
穴が開いたようになる。
*提出書式
大部品: 障壁の魔法 RD:17 評価値:6
-大部品: 障壁による防御魔法 RD:10 評価値:5
--部品: 魔力を組み上げ壁を実体化させる魔法
--大部品: 障壁の展開において RD:4 評価値:3
---部品: 魔力の凝縮と実体化
---部品: 祈りを織り込む
---部品: 効果と詠唱の関連性
---部品: 広範囲への展開
--大部品: 障壁の特徴と防御性能 RD:5 評価値:3
---部品: 視認性と光の透過
---部品: 固さの調節
---部品: 物理的にあらゆるものを通さない
---部品: 熱への耐性
---部品: 展開される場所と移動について
-部品: 非常に繊細な魔力の操作技術の要求
-大部品: 強い伝承制限 RD:3 評価値:2
--部品: 人格面の信頼性
--部品: 魔法制御技術の万全な習得
--部品: 伝承者の記録
-大部品: 障壁展開中の制限及び危険性 RD:3 評価値:2
--部品: 展開中の術者の制限
--部品: 維持に伴う膨大な魔力の消費
--部品: 障壁が破壊される時
部品: 魔力を組み上げ壁を実体化させる魔法
放出した魔力によって壁を作り出し、脅威から自他を守る防御魔法である。
炎や水などといった属性を持たないが故に、相性に関係なく様々な攻撃や被害を防ぐことが出来る。
この魔法は、藩国に存在した魔法による防壁技術を継承、発展させて生み出されたものである。
この魔法には精密な魔力操作が求められ、また使い方によっては非常に危険な凶器にも成り得る。
そのため防御のための中位魔法(熟達した魔法使いにとっての奥義相当)として知られる。
部品: 魔力の凝縮と実体化
魔力を術式に通して凝縮させ、かざした手から空間へ展開すると同時に質量と硬度を与える。
これにより自身の魔力とスペースさえあれば、己の望むように障壁を生み出すことが出来る。
また触媒があるとより魔法発動が簡単になる。
障壁の強度は、1人の魔法使いが咄嗟に発動させたもので銃弾を2、3発防ぐ程度となり、
詠唱の長さや魔力の強さ等でより強度を持たせることが可能。
部品: 祈りを織り込む
この魔法は自身を流れる魔力に、誰か(自分を含む)を守りたいという祈りを織り込むことで
自身の魔力に熱や衝撃にも耐えうる強度を持たせている。
そのため誰かを直接傷つけることを意図しての発動は行えない。
部品: 効果と詠唱の関連性
この魔法は詠唱を完了すると発動するが、
詠唱の長さが障壁の展開持続時間や強度に関係する。
長い時間をかけた詠唱により展開された障壁はその分強固になるし、
咄嗟に短い詠唱で放てばそれなりに脆弱なものとなる。
部品: 広範囲への展開
1人の魔力で展開できる障壁の最大サイズは、術者の熟練度や障壁の強固さにもよるが平均約10m四方が限界である。
それ以上の大きさの障壁を展開したい場合、複数人での魔法使用や触媒を伴った魔法の使用が必要となる。
それなりの人数をそろえれば都市全体を障壁で覆うことも不可能ではない。
ただし障壁を恒常的に展開する場合、魔法使いが休憩のために交代するときは、必ず次の魔法使いたちが障壁を展開したことを確認してから魔法を解除するようにする。
部品: 視認性と光の透過
障壁はほぼ透明で向こうを見ることが出来る。良く見ると障壁を構成する魔力の流れで、壁が薄くプリズムのような輝きを持っていることがわかる。
障壁は弱い光を透過するが、地表に届いた太陽光よりも強い光は散乱させて七色に輝く。
部品: 固さの調節
魔力の組み上げ方の調節により、障壁の強度は変えることなく、硬度を変えることが可能。
カチカチからもちもち、ふわふわまでその硬度は様々だが、
特別ふわふわな障壁は落下する人を無傷で受け止めたりすることにも使用される。
部品: 物理的にあらゆるものを通さない
障壁は隙間の無い魔力の壁なので、空気を含むあらゆるものを物理的に通さない。光は前述のとおり例外がある。
そのため、人を含む生物を長時間障壁で囲み、狭いスペースで守る場合、僅かに隙間を作り換気を行えるように気を付ける必要がある。
部品: 熱への耐性
魔力で出来た障壁は、熱に強い。これは障壁の構造として魔力が複雑に入り乱れ循環しているため、熱が分散されるからである。
そのため熱気を内側に通すことも無ければ、熱で解けるといったことも無い。
部品: 展開される場所と移動について
障壁は術者から10m以内の一点を起点に、術者の望む形に瞬時展開される。
その場に固定することもできるし、術者の移動と共に移動させることもできる。
部品: 非常に繊細な魔力の操作技術の要求
魔力を隙間なく組み上げること、またそれによって生み出す障壁を望む大きさ、形で展開するには非常に繊細な魔力の操作技術が必要となる。
魔力操作が未熟だと、誤って異なる場所に魔力を展開し防御の意味をなさなかったり、己や他人を狭い障壁に閉じ込めてしまうことがあるかもしれない。
事故を防ぎ、きちんと防御の役目を果たすためには、魔力操作技術の熟練が必要となる。
部品: 人格面の信頼性
非常に大きな危険を伴う魔法であるため、この魔法の習得については大きな制限が課せられている。
基本的に玄霧藩国の魔法というのは師から弟子への技術伝承によって学ばれるものであり、年単位の長い修行期間の中で師は弟子の人間性を見極め、
その資質が正しく魔法を行使するものであると確信できた場合に限り、奥義としての中位魔法を伝授するための修行に入る事を許すのである。
魔法使いの師は弟子の心の育成も行わねばならず、資質なきものに奥義を伝承してしまうと、他の魔法使いを含めた周囲からの信用を失う事になる。
魔法によって人々を助ける事で生計を立てる魔法使いにとって、周囲の信用は非常に大切な糧であり、魔法使いは基本的に『善き魔法使い』であるべく努める。
藩国から公示された『善き魔法使いであるための心得』はその参考として使われる。
部品: 魔法制御技術の万全な習得
弟子が資質あるものだと確信出来ても、強力な魔法を制御するための術を正しく身に着けた後でなければ魔法の伝授は行われない。
基礎となる魔法修行(通常4年かかると言われている)を終えた後、認められたものだけが高度な上位技術の習得を開始できる。
魔力の運用技術、効果調整のための高度な呪文の習得、長くなった呪文の詠唱技術をそれぞれ学び、身に着け、
また精神面での成熟が求めらる水準に達したと認められた時、初めて中位魔法の起動キーとなる呪文の伝承が行われる事となる。
部品: 伝承者の記録
中位魔法の習得に至った魔法使いは、その存在が非常に大きな戦力であり、場合によっては周囲に対する脅威となり得ると考えられる。
伝承が行われたという時点でその魔法使いに対する信用と身分が国から保証される理由にもなるため、
藩国政府は中位魔法の伝承を受けた魔法使いに対して、国への身元登録の提出を(師の保証も条件として)推奨している。
野に隠れて魔法を研究する魔法使いの存在を法的・倫理的に誤りであるとはしていないが、そういった魔法使いが国で活動する際は、法による制限が多く課せられる事になっている。
部品: 展開中の術者の制限
障壁展開中は、術者は片手をかざした状態を維持する必要がある。また障壁の維持に集中しなければならないので、他の魔法の使用や激しい運動をすることが出来ない。
部品: 維持に伴う膨大な魔力の消費
障壁は展開を維持するのに魔力を使用する。障壁のサイズが大きいほど、強度が強いほど、展開時間が長いほどそれぞれ維持に必要な魔力は多くなる。
また攻撃などで障壁に衝撃やダメージが与えられる場合、組み上げた魔力の壁は破損していく。障壁は破損を自動で修復するが、それにも膨大な魔力を消費する。
部品: 障壁が破壊される時
障壁を保つだけの魔力を供給できなくなった場合、障壁が破壊される。
破壊された場合、魔力が供給できなくなった魔法使いが展開していた全ての障壁が消滅する。
複数人で魔法を使用し障壁を展開していた場合、その魔法使いの魔力によって展開されていた障壁部分のみが破壊され、
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*インポート用定義データ
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