藩国国営大工房

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ページ作成:玄霧 できた・・・ #ls() #contents *部品構造 -大部品: 玄霧藩国国営大工房 RD:33 評価値:8 --部品: 工房で働くためには --部品: 機密と制約 --部品: 一般的な工房設備 --大部品: 魔法の細工工房 RD:12 評価値:6 ---大部品: 護符の細工工房 RD:8 評価値:5 ----部品: 樹木の若芽の採取 ----部品: ヤドリギの蔓の採取 ----部品: 限定された生産量 ----部品: 矢避けの魔法を込める技術 ----部品: 金糸による細工の仕上げ ----部品: 祈りを込めるための祭壇 ----部品: 備品と在庫の管理を行う ----部品: 師弟関係による技術の伝承 ---大部品: 幻影の指輪工房 RD:4 評価値:3 ----部品: 基本はオーダーメイド ----部品: 藩国産の木材や貴金属を使用 ----部品: 模様による意味 ----部品: 焦点具になる宝石のカット --大部品: 藩国秘伝食品工房 RD:8 評価値:5 ---大部品: 薬草酒工房 RD:4 評価値:3 ----部品: 熟成倉庫 ----部品: ハーブ乾燥室 ----部品: 浸漬と蒸留 ----部品: 配合について ---大部品: レンバス工房 RD:4 評価値:3 ----部品: 男子禁制 ----部品: 下処理部門 ----部品: 配合と仕上げの責任者 ----部品: 普段は畑の管理もする --大部品: 医薬品工房 RD:5 評価値:3 ---部品: 薬効の研究を行う ---部品: 薬品の製造部門を持つ ---部品: 薬品抽出技術 ---部品: 生産物を出荷可能な状態に密封する ---部品: 厳格な生産物管理 --部品: その他様々な貴重品の工房も併設 --大部品: 国営工房用倉庫 RD:4 評価値:3 ---部品: 各工房に倉庫を併設 ---部品: 管理倉庫の分散 ---部品: より厳重な警備体制 ---部品: 製品の管理 *部品定義 **部品: 工房で働くためには 腕前に関しては、新人ならば考慮されないが、経験者は明確に実技検査を行う。 また、政庁による厳格な審査を通過し、人間性や経歴の検査を行い、合格した者が所属できる。 **部品: 機密と制約 藩国が主となる工房であるため、機密事項も多い。 そのため、ここで働く際には必ず「工場内で機密とされるもの」や「設備・施設の内容」等、外に漏らしては行けないとされる内容を書類で渡され、それを口外しない、というサインを書く決まりがある。 これを破ると重い罰則が科せられる。 **部品: 一般的な工房設備 工房における必要な設備は一通りそろっている。 その中でも特徴的な物だけを抜き出しているため省略されてるが、基本的にすべての工房には作業室や休憩所など、一般的に必要とされる設備は全て備わっているものとする。 **部品: 樹木の若芽の採取 藩国の政庁がある巨木。その若芽を分けてもらい、護符の材料としている。 このとき、護符を作るために必要な最低限の数だけを取ることはもちろん、ひとつの枝から取るのではなく、必ず別の枝から取るようにすることで、樹木の生長に与える影響を少なくする。 **部品: ヤドリギの蔓の採取 工房の職人は護衛などを雇い、森へ分け入ってヤドリギの蔓の入手を行う。 職人自らが赴くのは、護符の素材として用いるに十分な生長をしているヤドリギを見分ける必要があるためだ。 また、ヤドリギの蔓は護符を作成するために必要最低限の数しか採取してはいけないこととなっている。それは次の年も、また次の年も森から自然の恵みを分けてもらうために必要な礼儀である。 **部品: 限定された生産量 原料が貴重であり、採取しすぎることで今後原料の採取ができなくなることを防ぐため、生産数が限定されている。 また、原料が貴重であることに加えて、そもそも要求される技術水準が高く、ひとつ作成するために時間がかかることから、大量生産するには職人の確保が必要となる。 **部品: 矢避けの魔法を込める技術 工房で作成される護符は特別な製法が必要とされる。若芽を台座に埋め込み、ヤドリギの蔓と金糸で編み込む。 この過程、特に編み込んでいく作業を行う時には矢避けの魔法も共に編み込む感覚で作成する必要があり、単純な細工技術を超えた技量を求められる。 **部品: 金糸による細工の仕上げ 護符を作る際にヤドリギの蔓と共に編み込まれる金糸は、金箔を張り付けた紙を使用した撚糸であり、これを用いて翼の形を象ることが、細工ものとしての美しさを大きく左右する。そして美しいことは魔術的な工芸品として、一つの完成度の指標となる。 **部品: 祈りを込めるための祭壇 護符は完成からしばらくの間、大神殿の祭壇に供えられ、神官が将来使用する者の安全を祈念する期間がとられる。 この期間中は神官でなくとも、申請すれば祭壇へ案内され、護符へ祈りを捧げることができる。護符を制作した工房の職人はもちろん、藩国の医療部隊員や、その家族、友人知人などが訪れることが多い。 **部品: 備品と在庫の管理を行う これは職人として弟子入りした際に耳にタコができるほど聞かされることになる話だが、仕事に使う道具、材料、そして制作したものをしっかりと管理することを叩き込まれる。 普段はどこにしまうのか、手入れを定期的に行っているか、消耗品であれば予備があるか、製品の在庫切れや過剰在庫がないかを、常に意識して仕事を行うことが重要である。 **部品: 師弟関係による技術の伝承 技術というものは使わなければ錆びつき、伝えなければ途絶えてしまうものでもある。 技術を伝える、その一つの形として、既に技術を修めた者が師となり、次世代の育成のために弟子を取り、教え導く方法を取る。 この師匠が、十分に技術の伝承が完了したと認めた者だけが、独り立ちをし、また師匠として弟子を取ることが許される。 **部品: 基本はオーダーメイド 幻影使いの指輪を主に作るため、一人一人のオーダーメイドに答えている。 性能はそのままに、様々なデザインで個性を出せる代わりに、値段は高い。 なお、オーダーメイド代は国が一度支払い、分割で返済も可能のため、利用するものもそこそこいる。 **部品: 藩国産の木材や貴金属を使用 ベースは、国内で取れる間伐材や、林業用の材木が使われることが多い。 また、素材の相性もあるので、使える材料は主に国内産の物で絞られている。 が、ワンポイントのアクセントくらいなら、輸入品で賄うこともある。 **部品: 模様による意味 オーダーメイドを含め、全ての指輪に細かく模様が彫り込まれる。 これは特殊な魔法の回路などではなく、細かい模様の組み合わせやパターンにより、幻影を出す際のイメージの補助になるため、とされている。 **部品: 焦点具になる宝石のカット 古来より宝石には魔力が宿るといわれる。 幻影使いの指輪にもどこかに宝石が使われており、デザインやサイズに合わせたカットが必要になるため、カット専門の職人が存在する。 **部品: 熟成倉庫 この部門のみ、通常の工房と違い、熟成専用の倉庫が存在する。 倉庫の管理も薬草酒造りの一環であり、工房内で責任者を決めて管理される。 **部品: ハーブ乾燥室 生で使うハーブもあれば、乾燥させて使うハーブもある。 乾燥度合いにより薬効が変わることもあるため、専用の乾燥室が存在する。 **部品: 浸漬と蒸留 薬草酒を作る際には、何度もこの作業が繰り返される。 浸漬の回数ごと、蒸留の回数ごとに専門の場所が用意され、薬効が混ざらないよう、品質が落ちないよう、厳密に管理されている。 **部品: 配合について 秘伝レシピを知る者は3人まで、という藩国の決まりの元、レシピを知る者が最後の配合を行う。 100種類を超えるハーブや蜂蜜・砂糖の分量などを知られないため、立ち入り禁止のブレンド室が存在し、入室はレシピを知る者しか不可能である。 **部品: 男子禁制 古来よりレンバスを作ることが出来るのは女性のみ、という言い伝えがあるため、男子禁制である。 担当の警備員も女性を使うため、出会いが少ないと若干不評だが、国内ではこの仕事に就くものは尊敬の対象になるため、そこそこモテる側面もある。 **部品: 下処理部門 レンバスを作る際に大事な生地の準備や配合する原料の下処理を行う部門。 最終仕上げをするのはレシピを知る三人だけだが、この部門の下処理が決め手になる。 **部品: 配合と仕上げの責任者 3人の責任者(レシピを知る者)により、混ぜ合わせ、焼きあがれてレンバスは完成する。 その三人が作業する場所は、三人以外の誰も入ってはいけないとされるため、警備も厳重に行われている。 **部品: 普段は畑の管理もする レンバスを焼き上げる作業をする際以外は、レンバス用の穀物を育てている畑の管理もしている。 手摘みで取られる穀物である必要があるので、収穫の際には工房の女性総出で行うことになる。 **部品: 薬効の研究を行う 採集された薬草について、薬効の解析を行い、薬草同士の配合などによって薬効の向上が見られるか、あるいは別の症状に効果を得ることができるかといった研究を行っている。 このとき、効果の確認には基本的に成長と繁殖の容易なマウスの一種を使用する。人に対する治験は、マウスによる実験で十分な安全性が確認されたあとの最終段階で、慎重の上に慎重を期して行う。 **部品: 薬品の製造部門を持つ 原材料から薬効物質を抽出して薬品を製造することが主な業務となる。抽出方法は薬品ごとに様々で、煎じて煮だすもの、乾燥させて粉にするもの、磨り潰して軟膏に混ぜ込むものなど多岐にわたり、専門的な知識が必要となる。 **部品: 薬品抽出技術 原材料には植物性・動物性・菌類由来などさまざまあるが、いずれも化学的物質として適切な環境・手法・機材を用いて抽出・精製することで医薬品として要求される品質を与えられる。また、医療の現場で要求される出荷量を担保するために、抽出率を上げることが重要視されている。 **部品: 生産物を出荷可能な状態に密封する 薬物の安定性には、温度・遮光性・揮発性・結晶状態など、様々な状態が求められるため、品質を落とすことなく密封して医療の現場で封を切ったときには間違いなく使用できる状態で保管するための容器に封入する技術も必要である。 強力な医薬品ほど投与時には厳密な適量使用が必要であり、過量投与は時によって患者の生命を脅かしうる一方、確実な作用が期待されるものでなくてはならない。 **部品: 厳格な生産物管理 薬物の薬効によって、劇薬・毒物指定を受けるものもこの工房では生産されるため、原材料の仕入れ量、生産された薬品の品質と生産量、出荷先は厳密に管理され、監査を受ける。仕入れの横流し、濃度を落とすことでの不正行為なども含め、あってはならないことである。職業倫理を徹底するためには勤務に対する充分な報酬が約束される半面、不正行為にかかわったものは収監され厳罰を受けることになる。 **部品: その他様々な貴重品の工房も併設 専用の工房としては書かれていないが、魔法使い用の杖だとか、魔法医がもつ銀のメスだとか、そういった管理が必要な魔法の品々。 そのほか、国レベルで管理が必要なレシピの品や、機材等を作る工房も存在する。 **部品: 各工房に倉庫を併設 各工房に、管理用の倉庫を併設している。 この倉庫にいったんまとめられ、品質と数量のチェックを経て、管理倉庫に搬入される。 **部品: 管理倉庫の分散 国営工場の施設内に、いくつかの管理倉庫が存在する。 国内の通常の倉庫がいろんな場所に分けることでリスクを分散しているのと同様に、倉庫自体を何棟かに分けることでリスクの分散をしている。 **部品: より厳重な警備体制 通常の倉庫よりも、厳重な警備体制が敷かれている。 警備員の数もそうだが、詰所等の併設でより集中しての警備と、工房や倉庫への入退も身分証の提示が求められる。 顔見知りであっても顔パスで通すことは厳しく禁止されている。 **部品: 製品の管理 権限により入ってもよいところが定められる等、一般的な倉庫における管理よりも厳しく管理されている。 たとえ工房の責任者でも、倉庫の管理における権限が無くては入れないため若干不便だが、その分管理は厳重である。 *提出書式 大部品: 玄霧藩国国営大工房 RD:33 評価値:8 -部品: 工房で働くためには -部品: 機密と制約 -部品: 一般的な工房設備 -大部品: 魔法の細工工房 RD:12 評価値:6 --大部品: 護符の細工工房 RD:8 評価値:5 ---部品: 樹木の若芽の採取 ---部品: ヤドリギの蔓の採取 ---部品: 限定された生産量 ---部品: 矢避けの魔法を込める技術 ---部品: 金糸による細工の仕上げ ---部品: 祈りを込めるための祭壇 ---部品: 備品と在庫の管理を行う ---部品: 師弟関係による技術の伝承 --大部品: 幻影の指輪工房 RD:4 評価値:3 ---部品: 基本はオーダーメイド ---部品: 藩国産の木材や貴金属を使用 ---部品: 模様による意味 ---部品: 焦点具になる宝石のカット -大部品: 藩国秘伝食品工房 RD:8 評価値:5 --大部品: 薬草酒工房 RD:4 評価値:3 ---部品: 熟成倉庫 ---部品: ハーブ乾燥室 ---部品: 浸漬と蒸留 ---部品: 配合について --大部品: レンバス工房 RD:4 評価値:3 ---部品: 男子禁制 ---部品: 下処理部門 ---部品: 配合と仕上げの責任者 ---部品: 普段は畑の管理もする -大部品: 医薬品工房 RD:5 評価値:3 --部品: 薬効の研究を行う --部品: 薬品の製造部門を持つ --部品: 薬品抽出技術 --部品: 生産物を出荷可能な状態に密封する --部品: 厳格な生産物管理 -部品: その他様々な貴重品の工房も併設 -大部品: 国営工房用倉庫 RD:4 評価値:3 --部品: 各工房に倉庫を併設 --部品: 管理倉庫の分散 --部品: より厳重な警備体制 --部品: 製品の管理 部品: 工房で働くためには 腕前に関しては、新人ならば考慮されないが、経験者は明確に実技検査を行う。 また、政庁による厳格な審査を通過し、人間性や経歴の検査を行い、合格した者が所属できる。 部品: 機密と制約 藩国が主となる工房であるため、機密事項も多い。 そのため、ここで働く際には必ず「工場内で機密とされるもの」や「設備・施設の内容」等、外に漏らしては行けないとされる内容を書類で渡され、それを口外しない、というサインを書く決まりがある。 これを破ると重い罰則が科せられる。 部品: 一般的な工房設備 工房における必要な設備は一通りそろっている。 その中でも特徴的な物だけを抜き出しているため省略されてるが、基本的にすべての工房には作業室や休憩所など、一般的に必要とされる設備は全て備わっているものとする。 部品: 樹木の若芽の採取 藩国の政庁がある巨木。その若芽を分けてもらい、護符の材料としている。 このとき、護符を作るために必要な最低限の数だけを取ることはもちろん、ひとつの枝から取るのではなく、必ず別の枝から取るようにすることで、樹木の生長に与える影響を少なくする。 部品: ヤドリギの蔓の採取 工房の職人は護衛などを雇い、森へ分け入ってヤドリギの蔓の入手を行う。 職人自らが赴くのは、護符の素材として用いるに十分な生長をしているヤドリギを見分ける必要があるためだ。 また、ヤドリギの蔓は護符を作成するために必要最低限の数しか採取してはいけないこととなっている。それは次の年も、また次の年も森から自然の恵みを分けてもらうために必要な礼儀である。 部品: 限定された生産量 原料が貴重であり、採取しすぎることで今後原料の採取ができなくなることを防ぐため、生産数が限定されている。 また、原料が貴重であることに加えて、そもそも要求される技術水準が高く、ひとつ作成するために時間がかかることから、大量生産するには職人の確保が必要となる。 部品: 矢避けの魔法を込める技術 工房で作成される護符は特別な製法が必要とされる。若芽を台座に埋め込み、ヤドリギの蔓と金糸で編み込む。 この過程、特に編み込んでいく作業を行う時には矢避けの魔法も共に編み込む感覚で作成する必要があり、単純な細工技術を超えた技量を求められる。 部品: 金糸による細工の仕上げ 護符を作る際にヤドリギの蔓と共に編み込まれる金糸は、金箔を張り付けた紙を使用した撚糸であり、これを用いて翼の形を象ることが、細工ものとしての美しさを大きく左右する。そして美しいことは魔術的な工芸品として、一つの完成度の指標となる。 部品: 祈りを込めるための祭壇 護符は完成からしばらくの間、大神殿の祭壇に供えられ、神官が将来使用する者の安全を祈念する期間がとられる。 この期間中は神官でなくとも、申請すれば祭壇へ案内され、護符へ祈りを捧げることができる。護符を制作した工房の職人はもちろん、藩国の医療部隊員や、その家族、友人知人などが訪れることが多い。 部品: 備品と在庫の管理を行う これは職人として弟子入りした際に耳にタコができるほど聞かされることになる話だが、仕事に使う道具、材料、そして制作したものをしっかりと管理することを叩き込まれる。 普段はどこにしまうのか、手入れを定期的に行っているか、消耗品であれば予備があるか、製品の在庫切れや過剰在庫がないかを、常に意識して仕事を行うことが重要である。 部品: 師弟関係による技術の伝承 技術というものは使わなければ錆びつき、伝えなければ途絶えてしまうものでもある。 技術を伝える、その一つの形として、既に技術を修めた者が師となり、次世代の育成のために弟子を取り、教え導く方法を取る。 この師匠が、十分に技術の伝承が完了したと認めた者だけが、独り立ちをし、また師匠として弟子を取ることが許される。 部品: 基本はオーダーメイド 幻影使いの指輪を主に作るため、一人一人のオーダーメイドに答えている。 性能はそのままに、様々なデザインで個性を出せる代わりに、値段は高い。 なお、オーダーメイド代は国が一度支払い、分割で返済も可能のため、利用するものもそこそこいる。 部品: 藩国産の木材や貴金属を使用 ベースは、国内で取れる間伐材や、林業用の材木が使われることが多い。 また、素材の相性もあるので、使える材料は主に国内産の物で絞られている。 が、ワンポイントのアクセントくらいなら、輸入品で賄うこともある。 部品: 模様による意味 オーダーメイドを含め、全ての指輪に細かく模様が彫り込まれる。 これは特殊な魔法の回路などではなく、細かい模様の組み合わせやパターンにより、幻影を出す際のイメージの補助になるため、とされている。 部品: 焦点具になる宝石のカット 古来より宝石には魔力が宿るといわれる。 幻影使いの指輪にもどこかに宝石が使われており、デザインやサイズに合わせたカットが必要になるため、カット専門の職人が存在する。 部品: 熟成倉庫 この部門のみ、通常の工房と違い、熟成専用の倉庫が存在する。 倉庫の管理も薬草酒造りの一環であり、工房内で責任者を決めて管理される。 部品: ハーブ乾燥室 生で使うハーブもあれば、乾燥させて使うハーブもある。 乾燥度合いにより薬効が変わることもあるため、専用の乾燥室が存在する。 部品: 浸漬と蒸留 薬草酒を作る際には、何度もこの作業が繰り返される。 浸漬の回数ごと、蒸留の回数ごとに専門の場所が用意され、薬効が混ざらないよう、品質が落ちないよう、厳密に管理されている。 部品: 配合について 秘伝レシピを知る者は3人まで、という藩国の決まりの元、レシピを知る者が最後の配合を行う。 100種類を超えるハーブや蜂蜜・砂糖の分量などを知られないため、立ち入り禁止のブレンド室が存在し、入室はレシピを知る者しか不可能である。 部品: 男子禁制 古来よりレンバスを作ることが出来るのは女性のみ、という言い伝えがあるため、男子禁制である。 担当の警備員も女性を使うため、出会いが少ないと若干不評だが、国内ではこの仕事に就くものは尊敬の対象になるため、そこそこモテる側面もある。 部品: 下処理部門 レンバスを作る際に大事な生地の準備や配合する原料の下処理を行う部門。 最終仕上げをするのはレシピを知る三人だけだが、この部門の下処理が決め手になる。 部品: 配合と仕上げの責任者 3人の責任者(レシピを知る者)により、混ぜ合わせ、焼きあがれてレンバスは完成する。 その三人が作業する場所は、三人以外の誰も入ってはいけないとされるため、警備も厳重に行われている。 部品: 普段は畑の管理もする レンバスを焼き上げる作業をする際以外は、レンバス用の穀物を育てている畑の管理もしている。 手摘みで取られる穀物である必要があるので、収穫の際には工房の女性総出で行うことになる。 部品: 薬効の研究を行う 採集された薬草について、薬効の解析を行い、薬草同士の配合などによって薬効の向上が見られるか、あるいは別の症状に効果を得ることができるかといった研究を行っている。 このとき、効果の確認には基本的に成長と繁殖の容易なマウスの一種を使用する。人に対する治験は、マウスによる実験で十分な安全性が確認されたあとの最終段階で、慎重の上に慎重を期して行う。 部品: 薬品の製造部門を持つ 原材料から薬効物質を抽出して薬品を製造することが主な業務となる。抽出方法は薬品ごとに様々で、煎じて煮だすもの、乾燥させて粉にするもの、磨り潰して軟膏に混ぜ込むものなど多岐にわたり、専門的な知識が必要となる。 部品: 薬品抽出技術 原材料には植物性・動物性・菌類由来などさまざまあるが、いずれも化学的物質として適切な環境・手法・機材を用いて抽出・精製することで医薬品として要求される品質を与えられる。また、医療の現場で要求される出荷量を担保するために、抽出率を上げることが重要視されている。 部品: 生産物を出荷可能な状態に密封する 薬物の安定性には、温度・遮光性・揮発性・結晶状態など、様々な状態が求められるため、品質を落とすことなく密封して医療の現場で封を切ったときには間違いなく使用できる状態で保管するための容器に封入する技術も必要である。 強力な医薬品ほど投与時には厳密な適量使用が必要であり、過量投与は時によって患者の生命を脅かしうる一方、確実な作用が期待されるものでなくてはならない。 部品: 厳格な生産物管理 薬物の薬効によって、劇薬・毒物指定を受けるものもこの工房では生産されるため、原材料の仕入れ量、生産された薬品の品質と生産量、出荷先は厳密に管理され、監査を受ける。仕入れの横流し、濃度を落とすことでの不正行為なども含め、あってはならないことである。職業倫理を徹底するためには勤務に対する充分な報酬が約束される半面、不正行為にかかわったものは収監され厳罰を受けることになる。 部品: その他様々な貴重品の工房も併設 専用の工房としては書かれていないが、魔法使い用の杖だとか、魔法医がもつ銀のメスだとか、そういった管理が必要な魔法の品々。 そのほか、国レベルで管理が必要なレシピの品や、機材等を作る工房も存在する。 部品: 各工房に倉庫を併設 各工房に、管理用の倉庫を併設している。 この倉庫にいったんまとめられ、品質と数量のチェックを経て、管理倉庫に搬入される。 部品: 管理倉庫の分散 国営工場の施設内に、いくつかの管理倉庫が存在する。 国内の通常の倉庫がいろんな場所に分けることでリスクを分散しているのと同様に、倉庫自体を何棟かに分けることでリスクの分散をしている。 部品: より厳重な警備体制 通常の倉庫よりも、厳重な警備体制が敷かれている。 警備員の数もそうだが、詰所等の併設でより集中しての警備と、工房や倉庫への入退も身分証の提示が求められる。 顔見知りであっても顔パスで通すことは厳しく禁止されている。 部品: 製品の管理 権限により入ってもよいところが定められる等、一般的な倉庫における管理よりも厳しく管理されている。 たとえ工房の責任者でも、倉庫の管理における権限が無くては入れないため若干不便だが、その分管理は厳重である。 *インポート用定義データ [ { "title": "玄霧藩国国営大工房", "part_type": "group", "children": [ { "title": "工房で働くためには", "description": "腕前に関しては、新人ならば考慮されないが、経験者は明確に実技検査を行う。\nまた、政庁による厳格な審査を通過し、人間性や経歴の検査を行い、合格した者が所属できる。", "part_type": "part" }, { "title": "機密と制約", "description": "藩国が主となる工房であるため、機密事項も多い。\nそのため、ここで働く際には必ず「工場内で機密とされるもの」や「設備・施設の内容」等、外に漏らしては行けないとされる内容を書類で渡され、それを口外しない、というサインを書く決まりがある。\nこれを破ると重い罰則が科せられる。", "part_type": "part" }, { "title": "一般的な工房設備", "description": "工房における必要な設備は一通りそろっている。\nその中でも特徴的な物だけを抜き出しているため省略されてるが、基本的にすべての工房には作業室や休憩所など、一般的に必要とされる設備は全て備わっているものとする。", "part_type": "part" }, { "title": "魔法の細工工房", "part_type": "group", "children": [ { "title": "護符の細工工房", "children": [ { "title": 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ページ作成:玄霧 できた・・・ #ls() #contents *部品構造 -大部品: 玄霧藩国国営大工房 RD:33 評価値:8 --部品: 工房で働くためには --部品: 機密と制約 --部品: 一般的な工房設備 --大部品: 魔法の細工工房 RD:12 評価値:6 ---大部品: 護符の細工工房 RD:8 評価値:5 ----部品: 樹木の若芽の採取 ----部品: ヤドリギの蔓の採取 ----部品: 限定された生産量 ----部品: 矢避けの魔法を込める技術 ----部品: 金糸による細工の仕上げ ----部品: 祈りを込めるための祭壇 ----部品: 備品と在庫の管理を行う ----部品: 師弟関係による技術の伝承 ---大部品: 幻影の指輪工房 RD:4 評価値:3 ----部品: 基本はオーダーメイド ----部品: 藩国産の木材や貴金属を使用 ----部品: 模様による意味 ----部品: 焦点具になる宝石のカット --大部品: 藩国秘伝食品工房 RD:8 評価値:5 ---大部品: 薬草酒工房 RD:4 評価値:3 ----部品: 熟成倉庫 ----部品: ハーブ乾燥室 ----部品: 浸漬と蒸留 ----部品: 配合について ---大部品: レンバス工房 RD:4 評価値:3 ----部品: 男子禁制 ----部品: 下処理部門 ----部品: 配合と仕上げの責任者 ----部品: 普段は畑の管理もする --大部品: 医薬品工房 RD:5 評価値:3 ---部品: 薬効の研究を行う ---部品: 薬品の製造部門を持つ ---部品: 薬品抽出技術 ---部品: 生産物を出荷可能な状態に密封する ---部品: 厳格な生産物管理 --部品: その他様々な貴重品の工房も併設 --大部品: 国営工房用倉庫 RD:4 評価値:3 ---部品: 各工房に倉庫を併設 ---部品: 管理倉庫の分散 ---部品: より厳重な警備体制 ---部品: 製品の管理 *部品定義 **部品: 工房で働くためには 腕前に関しては、新人ならば考慮されないが、経験者は明確に実技検査を行う。 また、政庁による厳格な審査を通過し、人間性や経歴の検査を行い、合格した者が所属できる。 **部品: 機密と制約 藩国が主となる工房であるため、機密事項も多い。 そのため、ここで働く際には必ず「工場内で機密とされるもの」や「設備・施設の内容」等、外に漏らしては行けないとされる内容を書類で渡され、それを口外しない、というサインを書く決まりがある。 これを破ると重い罰則が科せられる。 **部品: 一般的な工房設備 工房における必要な設備は一通りそろっている。 その中でも特徴的な物だけを抜き出しているため省略されているが、基本的にすべての工房には作業室や休憩所など、一般的に必要とされる設備は全て備わっているものとする。 **部品: 樹木の若芽の採取 藩国の政庁がある巨木。その若芽を分けてもらい、護符の材料としている。 このとき、護符を作るために必要な最低限の数だけを取ることはもちろん、ひとつの枝から取るのではなく、必ず別の枝から取るようにすることで、樹木の生長に与える影響を少なくする。 **部品: ヤドリギの蔓の採取 工房の職人は護衛などを雇い、森へ分け入ってヤドリギの蔓の入手を行う。 職人自らが赴くのは、護符の素材として用いるに十分な生長をしているヤドリギを見分ける必要があるためだ。 また、ヤドリギの蔓は護符を作成するために必要最低限の数しか採取してはいけないこととなっている。それは次の年も、また次の年も森から自然の恵みを分けてもらうために必要な礼儀である。 **部品: 限定された生産量 原料が貴重であり、採取しすぎることで今後原料の採取ができなくなることを防ぐため、生産数が限定されている。 また、原料が貴重であることに加えて、そもそも要求される技術水準が高く、ひとつ作成するために時間がかかることから、大量生産するには職人の確保が必要となる。 **部品: 矢避けの魔法を込める技術 工房で作成される護符は特別な製法が必要とされる。若芽を台座に埋め込み、ヤドリギの蔓と金糸で編み込む。 この過程、特に編み込んでいく作業を行う時には矢避けの魔法も共に編み込む感覚で作成する必要があり、単純な細工技術を超えた技量を求められる。 **部品: 金糸による細工の仕上げ 護符を作る際にヤドリギの蔓と共に編み込まれる金糸は、金箔を張り付けた紙を使用した撚糸であり、これを用いて翼の形を象ることが、細工ものとしての美しさを大きく左右する。そして美しいことは魔術的な工芸品として、一つの完成度の指標となる。 **部品: 祈りを込めるための祭壇 護符は完成からしばらくの間、大神殿の祭壇に供えられ、神官が将来使用する者の安全を祈念する期間がとられる。 この期間中は神官でなくとも、申請すれば祭壇へ案内され、護符へ祈りを捧げることができる。護符を制作した工房の職人はもちろん、藩国の医療部隊員や、その家族、友人知人などが訪れることが多い。 **部品: 備品と在庫の管理を行う これは職人として弟子入りした際に耳にタコができるほど聞かされることになる話だが、仕事に使う道具、材料、そして制作したものをしっかりと管理することを叩き込まれる。 普段はどこにしまうのか、手入れを定期的に行っているか、消耗品であれば予備があるか、製品の在庫切れや過剰在庫がないかを、常に意識して仕事を行うことが重要である。 **部品: 師弟関係による技術の伝承 技術というものは使わなければ錆びつき、伝えなければ途絶えてしまうものでもある。 技術を伝える、その一つの形として、既に技術を修めた者が師となり、次世代の育成のために弟子を取り、教え導く方法を取る。 この師匠が、十分に技術の伝承が完了したと認めた者だけが、独り立ちをし、また師匠として弟子を取ることが許される。 **部品: 基本はオーダーメイド 幻影使いの指輪を主に作るため、一人一人のオーダーメイドに答えている。 性能はそのままに、様々なデザインで個性を出せる代わりに、値段は高い。 なお、オーダーメイド代は国が一度支払い、分割で返済も可能のため、利用するものもそこそこいる。 **部品: 藩国産の木材や貴金属を使用 ベースは、国内で取れる間伐材や、林業用の材木が使われることが多い。 また、素材の相性もあるので、使える材料は主に国内産の物で絞られている。 が、ワンポイントのアクセントくらいなら、輸入品で賄うこともある。 **部品: 模様による意味 オーダーメイドを含め、全ての指輪に細かく模様が彫り込まれる。 これは特殊な魔法の回路などではなく、細かい模様の組み合わせやパターンにより、幻影を出す際のイメージの補助になるため、とされている。 **部品: 焦点具になる宝石のカット 古来より宝石には魔力が宿るといわれる。 幻影使いの指輪にもどこかに宝石が使われており、デザインやサイズに合わせたカットが必要になるため、カット専門の職人が存在する。 **部品: 熟成倉庫 この部門のみ、通常の工房と違い、熟成専用の倉庫が存在する。 倉庫の管理も薬草酒造りの一環であり、工房内で責任者を決めて管理される。 **部品: ハーブ乾燥室 生で使うハーブもあれば、乾燥させて使うハーブもある。 乾燥度合いにより薬効が変わることもあるため、専用の乾燥室が存在する。 **部品: 浸漬と蒸留 薬草酒を作る際には、何度もこの作業が繰り返される。 浸漬の回数ごと、蒸留の回数ごとに専門の場所が用意され、薬効が混ざらないよう、品質が落ちないよう、厳密に管理されている。 **部品: 配合について 秘伝レシピを知る者は3人まで、という藩国の決まりの元、レシピを知る者が最後の配合を行う。 100種類を超えるハーブや蜂蜜・砂糖の分量などを知られないため、立ち入り禁止のブレンド室が存在し、入室はレシピを知る者しか不可能である。 **部品: 男子禁制 古来よりレンバスを作ることが出来るのは女性のみ、という言い伝えがあるため、男子禁制である。 担当の警備員も女性を使うため、出会いが少ないと若干不評だが、国内ではこの仕事に就くものは尊敬の対象になるため、そこそこモテる側面もある。 **部品: 下処理部門 レンバスを作る際に大事な生地の準備や配合する原料の下処理を行う部門。 最終仕上げをするのはレシピを知る三人だけだが、この部門の下処理が決め手になる。 **部品: 配合と仕上げの責任者 3人の責任者(レシピを知る者)により、混ぜ合わせ、焼きあがれてレンバスは完成する。 その三人が作業する場所は、三人以外の誰も入ってはいけないとされるため、警備も厳重に行われている。 **部品: 普段は畑の管理もする レンバスを焼き上げる作業をする際以外は、レンバス用の穀物を育てている畑の管理もしている。 手摘みで取られる穀物である必要があるので、収穫の際には工房の女性総出で行うことになる。 **部品: 薬効の研究を行う 採集された薬草について、薬効の解析を行い、薬草同士の配合などによって薬効の向上が見られるか、あるいは別の症状に効果を得ることができるかといった研究を行っている。 このとき、効果の確認には基本的に成長と繁殖の容易なマウスの一種を使用する。人に対する治験は、マウスによる実験で十分な安全性が確認されたあとの最終段階で、慎重の上に慎重を期して行う。 **部品: 薬品の製造部門を持つ 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腕前に関しては、新人ならば考慮されないが、経験者は明確に実技検査を行う。 また、政庁による厳格な審査を通過し、人間性や経歴の検査を行い、合格した者が所属できる。 部品: 機密と制約 藩国が主となる工房であるため、機密事項も多い。 そのため、ここで働く際には必ず「工場内で機密とされるもの」や「設備・施設の内容」等、外に漏らしては行けないとされる内容を書類で渡され、それを口外しない、というサインを書く決まりがある。 これを破ると重い罰則が科せられる。 部品: 一般的な工房設備 工房における必要な設備は一通りそろっている。 その中でも特徴的な物だけを抜き出しているため省略されているが、基本的にすべての工房には作業室や休憩所など、一般的に必要とされる設備は全て備わっているものとする。 部品: 樹木の若芽の採取 藩国の政庁がある巨木。その若芽を分けてもらい、護符の材料としている。 このとき、護符を作るために必要な最低限の数だけを取ることはもちろん、ひとつの枝から取るのではなく、必ず別の枝から取るようにすることで、樹木の生長に与える影響を少なくする。 部品: ヤドリギの蔓の採取 工房の職人は護衛などを雇い、森へ分け入ってヤドリギの蔓の入手を行う。 職人自らが赴くのは、護符の素材として用いるに十分な生長をしているヤドリギを見分ける必要があるためだ。 また、ヤドリギの蔓は護符を作成するために必要最低限の数しか採取してはいけないこととなっている。それは次の年も、また次の年も森から自然の恵みを分けてもらうために必要な礼儀である。 部品: 限定された生産量 原料が貴重であり、採取しすぎることで今後原料の採取ができなくなることを防ぐため、生産数が限定されている。 また、原料が貴重であることに加えて、そもそも要求される技術水準が高く、ひとつ作成するために時間がかかることから、大量生産するには職人の確保が必要となる。 部品: 矢避けの魔法を込める技術 工房で作成される護符は特別な製法が必要とされる。若芽を台座に埋め込み、ヤドリギの蔓と金糸で編み込む。 この過程、特に編み込んでいく作業を行う時には矢避けの魔法も共に編み込む感覚で作成する必要があり、単純な細工技術を超えた技量を求められる。 部品: 金糸による細工の仕上げ 護符を作る際にヤドリギの蔓と共に編み込まれる金糸は、金箔を張り付けた紙を使用した撚糸であり、これを用いて翼の形を象ることが、細工ものとしての美しさを大きく左右する。そして美しいことは魔術的な工芸品として、一つの完成度の指標となる。 部品: 祈りを込めるための祭壇 護符は完成からしばらくの間、大神殿の祭壇に供えられ、神官が将来使用する者の安全を祈念する期間がとられる。 この期間中は神官でなくとも、申請すれば祭壇へ案内され、護符へ祈りを捧げることができる。護符を制作した工房の職人はもちろん、藩国の医療部隊員や、その家族、友人知人などが訪れることが多い。 部品: 備品と在庫の管理を行う これは職人として弟子入りした際に耳にタコができるほど聞かされることになる話だが、仕事に使う道具、材料、そして制作したものをしっかりと管理することを叩き込まれる。 普段はどこにしまうのか、手入れを定期的に行っているか、消耗品であれば予備があるか、製品の在庫切れや過剰在庫がないかを、常に意識して仕事を行うことが重要である。 部品: 師弟関係による技術の伝承 技術というものは使わなければ錆びつき、伝えなければ途絶えてしまうものでもある。 技術を伝える、その一つの形として、既に技術を修めた者が師となり、次世代の育成のために弟子を取り、教え導く方法を取る。 この師匠が、十分に技術の伝承が完了したと認めた者だけが、独り立ちをし、また師匠として弟子を取ることが許される。 部品: 基本はオーダーメイド 幻影使いの指輪を主に作るため、一人一人のオーダーメイドに答えている。 性能はそのままに、様々なデザインで個性を出せる代わりに、値段は高い。 なお、オーダーメイド代は国が一度支払い、分割で返済も可能のため、利用するものもそこそこいる。 部品: 藩国産の木材や貴金属を使用 ベースは、国内で取れる間伐材や、林業用の材木が使われることが多い。 また、素材の相性もあるので、使える材料は主に国内産の物で絞られている。 が、ワンポイントのアクセントくらいなら、輸入品で賄うこともある。 部品: 模様による意味 オーダーメイドを含め、全ての指輪に細かく模様が彫り込まれる。 これは特殊な魔法の回路などではなく、細かい模様の組み合わせやパターンにより、幻影を出す際のイメージの補助になるため、とされている。 部品: 焦点具になる宝石のカット 古来より宝石には魔力が宿るといわれる。 幻影使いの指輪にもどこかに宝石が使われており、デザインやサイズに合わせたカットが必要になるため、カット専門の職人が存在する。 部品: 熟成倉庫 この部門のみ、通常の工房と違い、熟成専用の倉庫が存在する。 倉庫の管理も薬草酒造りの一環であり、工房内で責任者を決めて管理される。 部品: ハーブ乾燥室 生で使うハーブもあれば、乾燥させて使うハーブもある。 乾燥度合いにより薬効が変わることもあるため、専用の乾燥室が存在する。 部品: 浸漬と蒸留 薬草酒を作る際には、何度もこの作業が繰り返される。 浸漬の回数ごと、蒸留の回数ごとに専門の場所が用意され、薬効が混ざらないよう、品質が落ちないよう、厳密に管理されている。 部品: 配合について 秘伝レシピを知る者は3人まで、という藩国の決まりの元、レシピを知る者が最後の配合を行う。 100種類を超えるハーブや蜂蜜・砂糖の分量などを知られないため、立ち入り禁止のブレンド室が存在し、入室はレシピを知る者しか不可能である。 部品: 男子禁制 古来よりレンバスを作ることが出来るのは女性のみ、という言い伝えがあるため、男子禁制である。 担当の警備員も女性を使うため、出会いが少ないと若干不評だが、国内ではこの仕事に就くものは尊敬の対象になるため、そこそこモテる側面もある。 部品: 下処理部門 レンバスを作る際に大事な生地の準備や配合する原料の下処理を行う部門。 最終仕上げをするのはレシピを知る三人だけだが、この部門の下処理が決め手になる。 部品: 配合と仕上げの責任者 3人の責任者(レシピを知る者)により、混ぜ合わせ、焼きあがれてレンバスは完成する。 その三人が作業する場所は、三人以外の誰も入ってはいけないとされるため、警備も厳重に行われている。 部品: 普段は畑の管理もする レンバスを焼き上げる作業をする際以外は、レンバス用の穀物を育てている畑の管理もしている。 手摘みで取られる穀物である必要があるので、収穫の際には工房の女性総出で行うことになる。 部品: 薬効の研究を行う 採集された薬草について、薬効の解析を行い、薬草同士の配合などによって薬効の向上が見られるか、あるいは別の症状に効果を得ることができるかといった研究を行っている。 このとき、効果の確認には基本的に成長と繁殖の容易なマウスの一種を使用する。人に対する治験は、マウスによる実験で十分な安全性が確認されたあとの最終段階で、慎重の上に慎重を期して行う。 部品: 薬品の製造部門を持つ 原材料から薬効物質を抽出して薬品を製造することが主な業務となる。抽出方法は薬品ごとに様々で、煎じて煮だすもの、乾燥させて粉にするもの、磨り潰して軟膏に混ぜ込むものなど多岐にわたり、専門的な知識が必要となる。 部品: 薬品抽出技術 原材料には植物性・動物性・菌類由来などさまざまあるが、いずれも化学的物質として適切な環境・手法・機材を用いて抽出・精製することで医薬品として要求される品質を与えられる。また、医療の現場で要求される出荷量を担保するために、抽出率を上げることが重要視されている。 部品: 生産物を出荷可能な状態に密封する 薬物の安定性には、温度・遮光性・揮発性・結晶状態など、様々な状態が求められるため、品質を落とすことなく密封して医療の現場で封を切ったときには間違いなく使用できる状態で保管するための容器に封入する技術も必要である。 強力な医薬品ほど投与時には厳密な適量使用が必要であり、過量投与は時によって患者の生命を脅かしうる一方、確実な作用が期待されるものでなくてはならない。 部品: 厳格な生産物管理 薬物の薬効によって、劇薬・毒物指定を受けるものもこの工房では生産されるため、原材料の仕入れ量、生産された薬品の品質と生産量、出荷先は厳密に管理され、監査を受ける。仕入れの横流し、濃度を落とすことでの不正行為なども含め、あってはならないことである。職業倫理を徹底するためには勤務に対する充分な報酬が約束される半面、不正行為にかかわったものは収監され厳罰を受けることになる。 部品: その他様々な貴重品の工房も併設 専用の工房としては書かれていないが、魔法使い用の杖だとか、魔法医がもつ銀のメスだとか、そういった管理が必要な魔法の品々。 そのほか、国レベルで管理が必要なレシピの品や、機材等を作る工房も存在する。 部品: 各工房に倉庫を併設 各工房に、管理用の倉庫を併設している。 この倉庫にいったんまとめられ、品質と数量のチェックを経て、管理倉庫に搬入される。 部品: 管理倉庫の分散 国営工場の施設内に、いくつかの管理倉庫が存在する。 国内の通常の倉庫がいろんな場所に分けることでリスクを分散しているのと同様に、倉庫自体を何棟かに分けることでリスクの分散をしている。 部品: より厳重な警備体制 通常の倉庫よりも、厳重な警備体制が敷かれている。 警備員の数もそうだが、詰所等の併設でより集中しての警備と、工房や倉庫への入退も身分証の提示が求められる。 顔見知りであっても顔パスで通すことは厳しく禁止されている。 部品: 製品の管理 権限により入ってもよいところが定められる等、一般的な倉庫における管理よりも厳しく管理されている。 たとえ工房の責任者でも、倉庫の管理における権限が無くては入れないため若干不便だが、その分管理は厳重である。 *インポート用定義データ [ { "title": "玄霧藩国国営大工房", "part_type": "group", "children": [ { "title": "工房で働くためには", "description": "腕前に関しては、新人ならば考慮されないが、経験者は明確に実技検査を行う。\nまた、政庁による厳格な審査を通過し、人間性や経歴の検査を行い、合格した者が所属できる。", "part_type": "part" }, { "title": "機密と制約", "description": "藩国が主となる工房であるため、機密事項も多い。\nそのため、ここで働く際には必ず「工場内で機密とされるもの」や「設備・施設の内容」等、外に漏らしては行けないとされる内容を書類で渡され、それを口外しない、というサインを書く決まりがある。\nこれを破ると重い罰則が科せられる。", "part_type": "part" }, { "title": "一般的な工房設備", "description": "工房における必要な設備は一通りそろっている。\nその中でも特徴的な物だけを抜き出しているため省略されているが、基本的にすべての工房には作業室や休憩所など、一般的に必要とされる設備は全て備わっているものとする。", "part_type": "part" }, { "title": "魔法の細工工房", "part_type": "group", "children": [ { "title": "護符の細工工房", "children": [ { "title": "樹木の若芽の採取", "description": "藩国の政庁がある巨木。その若芽を分けてもらい、護符の材料としている。\nこのとき、護符を作るために必要な最低限の数だけを取ることはもちろん、ひとつの枝から取るのではなく、必ず別の枝から取るようにすることで、樹木の生長に与える影響を少なくする。", "expanded": true, "part_type": "part" }, { "title": "ヤドリギの蔓の採取", "description": "工房の職人は護衛などを雇い、森へ分け入ってヤドリギの蔓の入手を行う。\n職人自らが赴くのは、護符の素材として用いるに十分な生長をしているヤドリギを見分ける必要があるためだ。\nまた、ヤドリギの蔓は護符を作成するために必要最低限の数しか採取してはいけないこととなっている。それは次の年も、また次の年も森から自然の恵みを分けてもらうために必要な礼儀である。", "expanded": true, "part_type": "part" }, { "title": "限定された生産量", "description": "原料が貴重であり、採取しすぎることで今後原料の採取ができなくなることを防ぐため、生産数が限定されている。\nまた、原料が貴重であることに加えて、そもそも要求される技術水準が高く、ひとつ作成するために時間がかかることから、大量生産するには職人の確保が必要となる。", "part_type": "part" }, { "title": "矢避けの魔法を込める技術", "description": "工房で作成される護符は特別な製法が必要とされる。若芽を台座に埋め込み、ヤドリギの蔓と金糸で編み込む。\nこの過程、特に編み込んでいく作業を行う時には矢避けの魔法も共に編み込む感覚で作成する必要があり、単純な細工技術を超えた技量を求められる。", "expanded": true, "part_type": "part" }, { "title": "金糸による細工の仕上げ", "description": "護符を作る際にヤドリギの蔓と共に編み込まれる金糸は、金箔を張り付けた紙を使用した撚糸であり、これを用いて翼の形を象ることが、細工ものとしての美しさを大きく左右する。そして美しいことは魔術的な工芸品として、一つの完成度の指標となる。", "part_type": "part" }, { "title": "祈りを込めるための祭壇", "description": "護符は完成からしばらくの間、大神殿の祭壇に供えられ、神官が将来使用する者の安全を祈念する期間がとられる。\nこの期間中は神官でなくとも、申請すれば祭壇へ案内され、護符へ祈りを捧げることができる。護符を制作した工房の職人はもちろん、藩国の医療部隊員や、その家族、友人知人などが訪れることが多い。", "expanded": true, "part_type": "part" }, { "title": "備品と在庫の管理を行う", "description": "これは職人として弟子入りした際に耳にタコができるほど聞かされることになる話だが、仕事に使う道具、材料、そして制作したものをしっかりと管理することを叩き込まれる。\n普段はどこにしまうのか、手入れを定期的に行っているか、消耗品であれば予備があるか、製品の在庫切れや過剰在庫がないかを、常に意識して仕事を行うことが重要である。", "part_type": "part" }, { "title": "師弟関係による技術の伝承", "description": "技術というものは使わなければ錆びつき、伝えなければ途絶えてしまうものでもある。\n技術を伝える、その一つの形として、既に技術を修めた者が師となり、次世代の育成のために弟子を取り、教え導く方法を取る。\nこの師匠が、十分に技術の伝承が完了したと認めた者だけが、独り立ちをし、また師匠として弟子を取ることが許される。", "part_type": "part" } ], "expanded": false, "part_type": "group" }, { "title": "幻影の指輪工房", "part_type": "group", "children": [ { "title": "基本はオーダーメイド", "description": "幻影使いの指輪を主に作るため、一人一人のオーダーメイドに答えている。\n性能はそのままに、様々なデザインで個性を出せる代わりに、値段は高い。\nなお、オーダーメイド代は国が一度支払い、分割で返済も可能のため、利用するものもそこそこいる。", "part_type": "part" }, { "title": "藩国産の木材や貴金属を使用", "description": "ベースは、国内で取れる間伐材や、林業用の材木が使われることが多い。\nまた、素材の相性もあるので、使える材料は主に国内産の物で絞られている。\nが、ワンポイントのアクセントくらいなら、輸入品で賄うこともある。", "part_type": "part" }, { "title": "模様による意味", "description": "オーダーメイドを含め、全ての指輪に細かく模様が彫り込まれる。\nこれは特殊な魔法の回路などではなく、細かい模様の組み合わせやパターンにより、幻影を出す際のイメージの補助になるため、とされている。", "part_type": "part" }, { "title": "焦点具になる宝石のカット", "description": "古来より宝石には魔力が宿るといわれる。\n幻影使いの指輪にもどこかに宝石が使われており、デザインやサイズに合わせたカットが必要になるため、カット専門の職人が存在する。", "part_type": "part" } ], "expanded": false } ], "expanded": false }, { "title": "藩国秘伝食品工房", "part_type": "group", "children": [ { "title": "薬草酒工房", "part_type": "group", "children": [ { "title": "熟成倉庫", "description": "この部門のみ、通常の工房と違い、熟成専用の倉庫が存在する。\n倉庫の管理も薬草酒造りの一環であり、工房内で責任者を決めて管理される。", "part_type": "part" }, { "title": "ハーブ乾燥室", "description": "生で使うハーブもあれば、乾燥させて使うハーブもある。\n乾燥度合いにより薬効が変わることもあるため、専用の乾燥室が存在する。", "part_type": "part" }, { "title": "浸漬と蒸留", "description": "薬草酒を作る際には、何度もこの作業が繰り返される。\n浸漬の回数ごと、蒸留の回数ごとに専門の場所が用意され、薬効が混ざらないよう、品質が落ちないよう、厳密に管理されている。", "part_type": "part" }, { "title": "配合について", "description": "秘伝レシピを知る者は3人まで、という藩国の決まりの元、レシピを知る者が最後の配合を行う。\n100種類を超えるハーブや蜂蜜・砂糖の分量などを知られないため、立ち入り禁止のブレンド室が存在し、入室はレシピを知る者しか不可能である。", "part_type": "part" } ], "expanded": false }, { "title": "レンバス工房", "part_type": "group", "children": [ { "title": "男子禁制", "description": "古来よりレンバスを作ることが出来るのは女性のみ、という言い伝えがあるため、男子禁制である。\n担当の警備員も女性を使うため、出会いが少ないと若干不評だが、国内ではこの仕事に就くものは尊敬の対象になるため、そこそこモテる側面もある。", "part_type": "part" }, { "title": "下処理部門", "description": "レンバスを作る際に大事な生地の準備や配合する原料の下処理を行う部門。\n最終仕上げをするのはレシピを知る三人だけだが、この部門の下処理が決め手になる。", "part_type": "part" }, { "title": "配合と仕上げの責任者", "description": "3人の責任者(レシピを知る者)により、混ぜ合わせ、焼きあがれてレンバスは完成する。\nその三人が作業する場所は、三人以外の誰も入ってはいけないとされるため、警備も厳重に行われている。", "part_type": "part" }, { "title": "普段は畑の管理もする", "description": "レンバスを焼き上げる作業をする際以外は、レンバス用の穀物を育てている畑の管理もしている。\n手摘みで取られる穀物である必要があるので、収穫の際には工房の女性総出で行うことになる。", "part_type": "part" } ], "expanded": false } ], "expanded": false }, { "title": "医薬品工房", "children": [ { "title": "薬効の研究を行う", "description": "採集された薬草について、薬効の解析を行い、薬草同士の配合などによって薬効の向上が見られるか、あるいは別の症状に効果を得ることができるかといった研究を行っている。\nこのとき、効果の確認には基本的に成長と繁殖の容易なマウスの一種を使用する。人に対する治験は、マウスによる実験で十分な安全性が確認されたあとの最終段階で、慎重の上に慎重を期して行う。", "part_type": "part", "expanded": true }, { "title": "薬品の製造部門を持つ", "description": "原材料から薬効物質を抽出して薬品を製造することが主な業務となる。抽出方法は薬品ごとに様々で、煎じて煮だすもの、乾燥させて粉にするもの、磨り潰して軟膏に混ぜ込むものなど多岐にわたり、専門的な知識が必要となる。", "expanded": true, "part_type": "part" }, { "title": "薬品抽出技術", "description": "原材料には植物性・動物性・菌類由来などさまざまあるが、いずれも化学的物質として適切な環境・手法・機材を用いて抽出・精製することで医薬品として要求される品質を与えられる。また、医療の現場で要求される出荷量を担保するために、抽出率を上げることが重要視されている。", "part_type": "part", "expanded": true }, { "title": "生産物を出荷可能な状態に密封する", "description": "薬物の安定性には、温度・遮光性・揮発性・結晶状態など、様々な状態が求められるため、品質を落とすことなく密封して医療の現場で封を切ったときには間違いなく使用できる状態で保管するための容器に封入する技術も必要である。\n強力な医薬品ほど投与時には厳密な適量使用が必要であり、過量投与は時によって患者の生命を脅かしうる一方、確実な作用が期待されるものでなくてはならない。", "part_type": "part" }, { "title": "厳格な生産物管理", "description": "薬物の薬効によって、劇薬・毒物指定を受けるものもこの工房では生産されるため、原材料の仕入れ量、生産された薬品の品質と生産量、出荷先は厳密に管理され、監査を受ける。仕入れの横流し、濃度を落とすことでの不正行為なども含め、あってはならないことである。職業倫理を徹底するためには勤務に対する充分な報酬が約束される半面、不正行為にかかわったものは収監され厳罰を受けることになる。", "part_type": "part" } ], "expanded": false, "part_type": "group" }, { "title": "その他様々な貴重品の工房も併設", "description": "専用の工房としては書かれていないが、魔法使い用の杖だとか、魔法医がもつ銀のメスだとか、そういった管理が必要な魔法の品々。\nそのほか、国レベルで管理が必要なレシピの品や、機材等を作る工房も存在する。", "part_type": "part", "expanded": true }, { "title": "国営工房用倉庫", "part_type": "group", "children": [ { "title": "各工房に倉庫を併設", "description": "各工房に、管理用の倉庫を併設している。\nこの倉庫にいったんまとめられ、品質と数量のチェックを経て、管理倉庫に搬入される。", "part_type": "part", "expanded": true }, { "title": "管理倉庫の分散", "description": 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