#ls() #contents *部品構造 *部品構造 -大部品: 空間固定術式の開発 RD:47 評価値:9 --大部品: 術式の概要 RD:9 評価値:5 ---部品: 空間転移を止める術式 ---部品: 予兆の検知 ---部品: 空間のゆがみを抑止する ---部品: その規模と出力 ---部品: 管理中枢の構造 ---部品: 影響圏について ---部品: 高物理域技術による空間転移が起きた場合 ---部品: 位相のずれた世界への複数展開 ---部品: 霧の結界が展開されたケースの例 --大部品: 開発しなければならない理由 RD:6 評価値:4 ---部品: 転移魔法の濫用を知る ---部品: 空間転移の危険性の認識 ---部品: 転移魔法を封印する術式の開発決定 ---部品: 大統領からの開発への認可 ---部品: 抑止策の大枠とその中における空間固定術式の役割 ---部品: 国民への説明 --大部品: 術式の開発過程 RD:9 評価値:5 ---部品: 転移魔法の術式研究 ---部品: 宰相からの技術協力 ---部品: 原理の分析と抑止技術の開発 ---大部品: 数学河童氏の指導 RD:3 評価値:2 ----部品: 数学河童氏を招いた経緯について ----部品: 指導の結果 ----部品: 問題が起きた際の相談と、協力のお礼 ---部品: 限定的な実験と実証 ---部品: 確立された術式の実用化 ---部品: 研究情報の秘匿性 --大部品: 術式中枢の敷設 RD:5 評価値:3 ---部品: 機密設備としての設計 ---部品: 選りすぐりの術者による施術 ---部品: 敷設箇所の整備 ---部品: 魔力供給方法とその維持 ---部品: 術式の保全環境 --大部品: 防備体制について RD:18 評価値:7 ---大部品: 大神殿の再建 RD:6 評価値:4 ----部品: 大神殿設立の経緯 ----部品: カヴァーとしての大神殿 ----部品: 祭神:白蛇様 ----部品: きちんとした説明を行う ----部品: 蛇神の僧侶たち ----部品: 基本的な設備 ---大部品: 物理的な防備 RD:4 評価値:3 ----部品: 地理的な防備の厚さ ----部品: 警戒要員の配置 ----部品: 警戒要員への定期的な監査と待遇の安定 ----部品: 人以外の監視設備 ---大部品: 魔法的な防備 RD:5 評価値:3 ----部品: 外部からの書き換え対策 ----部品: 術式の構造的強度 ----部品: 定期的な検査 ----部品: 警報魔術の敷設 ----部品: 神性による防備 ---大部品: 法的な防備 RD:2 評価値:1 ----部品: 空間転移魔法の禁止に関する法令 ----部品: 転移可能状況を作り出そうとすることの禁止 ---部品: 防衛部隊の出動環境 *部品定義 **部品: 空間転移を止める術式 空間転移魔法やそれに類する技術による空間転移、時空にダメージを与える効果を防ぐ術式だそうです。詳細もうちょっと足したい。 **部品: 予兆の検知 空間転移が起きる際、その予兆となる波のようなものが検知できるそうなので、探査術式が常に励起状態にあれば実際に空間転移が発生する前に対応が可能になりますね。 **部品: 空間のゆがみを抑止する 空間転移というのはつまり、空間をゆがませたことで生じる距離感覚のずれを利用して移動する技術なわけで、まずこのゆがみを抑えてしまえば空間転移自体ができないことになります。 **部品: その規模と出力 術式の設備としての規模は大きいものではなく、5×5×5mの立方体くらいのサイズ感のイメージ。 ただし魔法としての効果範囲は大きいし効果の確実性を高める必要があるので、それを維持するために必要な魔力の量も大きい。 **部品: 管理中枢の構造 術式のなんか凄い感じの説明をここにいれたい。他のところで説明しているのが構造的な設定なので技術的な説明をなんとか **部品: 影響圏について 基本的には玄霧藩国1国を対象にした設備という想定になる。他の国でも空間転移が横行してるようならその時考えましょうね。 **部品: 高物理域技術による空間転移が起きた場合 機械によるテレポートやワープなどが行われる場合も、空間のゆがみが発生する事には変わりないので同じように対処できちゃうししちゃう。 そもそも機械式の空間固定装置は宰相府に設置されてるはずなので、両者が邪魔し合わないように相互作用として空間転移を抑制する形になる。 **部品: 位相のずれた世界への複数展開 空間固定装置の影響圏は基本的にこの世界すべてに対してのものであるのだが、実は、この世界の裏側、少し位相のずれた世界に移動するだけでその影響圏から外れてしまう。 これの対策として、位相の少しずれた世界、さらに少しずれた世界、という、比較的利用されやすい裏側の世界にも空間固定術式を展開しておく。 **部品: 霧の結界が展開されたケースの例 玄霧藩国(A世界側)で行われていた空間固定装置の対策例として、霧の結界を使って世界を自分のいる箇所だけ一部切り離し、空間固定装置の影響から外れたところで改めて空間転移を行う、という抜け道が使われていた。 この場合、結界によって切り離された世界が辿り着きうる位相にある世界座標を調べ、その位相においても空間固定術式を展開する事で対応が可能となる。 更なる抜け道が発生しないためには、法的規制や代替手段の明確化、国民の認識の変化が必要になる。 **部品: 転移魔法の濫用を知る 玄霧藩国民の主な移動手段として、転移魔法が多用されているという事が発覚した。 そもそもA世界においては空間固定装置の力で転移魔法が使われていなかったはずであったため、これには大変驚いた。 魔法文明の強くなりがちなB世界の玄霧藩国においても、転移魔法の多用は確認されうる事態であったため、急ぎこの対策が取られる事となる。 **部品: 空間転移の危険性の認識 そもそもなぜ空間転移がいけないのか、どう危険なのかという話をしなければならない。どういうことだかある程度わかりやすく。 **部品: 転移魔法を封印する術式の開発決定 危険な空間転移が多用されているとわかったところで、この魔法が多用される状況を止めなければならない。 国民の意識への訴えかけや法整備は当然として、技術的にも抑制をかけなければならないと考えられ、転移魔法を封印する術式の研究・開発が決定された。 なお、この技術はB世界でのみ使われる想定であり、魔法技術の危険性がB世界よりも高くなるA世界においては、安全性が確認されるまでは使う事ができない。 **部品: 大統領からの開発への認可 空間転移の封印技術の開発をするためには、まず空間転移技術について知らなければならない。 この技術そのものが禁忌とされるものであるため、研究に携わる人員がごく限られたものに絞られるのは当然として、 まず共和国大統領是空とおる氏にこの開発計画についての認可を得る必要があった。 空間固定技術の必要性は共有できているため、後は開発環境の機密防衛と、施設の防御がしっかり行えるかどうかの査定を受けるのが目的である。 **部品: 抑止策の大枠とその中における空間固定術式の役割 転移魔法の抑止策の中で、空間固定術式の在り方は中核であるがすべてではなく、他にも多数の施策が存在する。 法的な転移魔法の禁止、国民への啓蒙と代替移動手段の開発・明示などがそうであり、ただ国民を縛るだけでない、より穏当かつ安全な決着のつけ方が目指された。 **部品: 国民への説明 そもそも国民にとって、それまで当たり前のように使われてきた転移魔法がいきなり禁止されるとなればそれは大ごとであり国からの不当な圧力と感じられうる。 この認識を是正して正しい意図を伝えるためには、空間転移の危険性の共有が不可欠であり、それを踏まえて安全のために転移魔法を封印する術式が使われる旨を布告されることとなる。 なお、国民に対しては『転移魔法の封印術式』として説明され『空間固定術式』としての説明はされない想定である。技術の詳細が伝わる事による危険を避けるため。 **部品: 転移魔法の術式研究 空間固定術式の開発にあたって、まず最初に行われる必要があったのは、既に行われている転移魔法の実態の解明である。 どういった術式を使って、どういった原理による転移が行われているのか。それを調べる必要があった。 非常に危険な研究であるために担当者はごく限られており、藩王玄霧弦耶、摂政階川雅成が自ら研究に参加する事となっている。 国民のうち、情報の秘匿に対する理解と信頼のできる人材に協力を仰ぎ、合意の上で人道的かつ危険でないやり方での研究が行われた。 人道的、というのはつまり、苦痛を伴う人体実験や対象の感覚・感性を塗り替えてしまうような精神的浸食の禁止であり、危険でないとは人体損壊や拷問などが行われない事のほか、 転移失敗による死傷や行方不明の阻止、また実験目的の転移が多発する事の禁止などである。 これらの失敗を抑制する上で、基礎的な空間転移知識を外部から得ることは必要不可欠だった。 **部品: 宰相からの技術協力 空間転移の基礎原理については、魔法によるものでも科学によるものでも共通(アプローチは異なる)であるため、 宰相府により一部情報を提供してもらう事によって研究時の事故や危険を防止する事となった。 当然ながら最高機密である。 **部品: 原理の分析と抑止技術の開発 転移魔法についての理解と分析が進んだところで、ようやく抑止技術の開発に移れる。 転移の発生する仕組みがわかれば、後はその発生を阻害する条件を探し、その条件の中から世界に対するダメージがより小さく、 かつ実現性の高い手段を探すだけの作業である。 転移魔法自体が高度な術式である以上、その成功条件というのも限られるものであるため、阻害方法を探す事は難しくはなかった。 あとはその実現性である。 **部品: 数学河童氏を招いた経緯について 空間転移の阻害術式を実現させる上で、玄霧藩国独自の魔法理論では技術的にどうしても足りない部分が発生せざるを得なかった。 この問題を解消するには自国内では現時点で不可能という結論に至った藩王玄霧は、個人の伝手で友人である鷺坂祐介氏に相談。 そういったことに詳しく、説明をすれば手を貸してくれそう。呪いについて解呪の数式を計算したこともあるよ。ということで、数学河童氏を紹介してもらった。 そうした経緯から、直接見ていただくために藩国にお招きし、状況の説明、問題点の説明などを行い、助力を願うこととなった。 **部品: 指導の結果 数学河童氏は数学の神であり、魔法も、突き詰めていけば理論から生まれるものである。 あえて「魔法理論」と呼ぶが、解析した空間移動魔法の波形とその逆波形の割り出しなど、様々な問題に関して玄霧藩国側で解析・開発した理論をレポートに起こし、それを数学河童氏に提出。 レポートをチェックして頂き、不備の指摘等に始まり、一部の理論については授業の形式で教えていただくことが出来た。 これにより、術式理論の基礎が完成するに至った。 **部品: 問題が起きた際の相談と、協力のお礼 全てを数学河童氏に頼ることは簡単だが、それではよくわからないまま術式を運用することになりかねない。 そのため、基礎理念の完成と共に、数学河童氏には「ご協力のおかげで光明が見えました。あとは我々で頑張ります」と伝え、同時に「今後もし、何か問題があった場合はまた、相談に乗っていただけるでしょうか」とお伺いを立てた。 数学河童氏の返答を聞き、開発者一同は感謝をこめ、畑でもいだ後綺麗な河で冷やしたきゅうりと、藩国特産品であるワサビ弁当・・・の、子供用であるかっぱ巻きをお礼とお土産として進呈した。 **部品: 限定的な実験と実証 具体的な術式理論の目途が立ってきたところで、実際に効果があるかどうかを試す実証実験が行われる事となった。 当然、いきなり全国規模で展開するわけにもいかないし想定外の失敗のリスクもあるため、効果範囲はごく狭く、これも他と同じく極秘のものとして行われた。 数回のトラブルで実験中断を挟んだものの、確度のきわめて高い実証結果が得られるにいたった。 これによって、空間固定術式の実用化の道が正しく開かれた事になる。 **部品: 確立された術式の実用化 技術としての信頼性が確保されたことで、後はこれの規模を拡大させるために安定化を目指さなければならない。 広い範囲に、一定の効果量を、半永久的に持続させる事のできる仕組み、というのは、これまた技術的にハードルが多数存在する難しいものである。 とはいえ既存の技術と理論を少しずつ拡張して安定化していく作業なので飛躍の度合いは小さく、幸いにして玄霧藩国の藩王と摂政はこういう作業がとても好きだった。 **部品: 研究情報の秘匿性 再三語られてきたことだが、この研究内容は非常に危険なものであり、決して外部に知られてはいけない情報として扱われている。 この計画が実施されている事を知るもの自体が多くなく、仮に知ってしまった場合は重い守秘義務が課せられる事となった。 また、大統領がこの件を危険度の高い案件だと考えた事もあり、定期的に直接の監査を実施してくれたことも、機密保持の観点から非情にありがたい事となった。 **部品: 機密設備としての設計 藩国の重要施設であり、そういった機能を持つ術式が用意されていると発表はされているものの、術式の実際の場所や機能の詳細、設備状況などは当然ながら機密であり、 これらが外部に流出しないような敷設計画が立てられる事となった。 必要な資材や魔力の流れなどは多くのダミー情報の中に紛れさせ、物資や人の流れなどからの特定が非常に難しくなるよう細心の注意が払われる事となる。 **部品: 選りすぐりの術者による施術 術式の起動のためには、実力の高い術者が必要不可欠となる。 規模の大きな術式であるために研究段階の頃のような2名体制ではさすがに手が足りず、このためとして特別に国外から、 白魔法使い・マジカルポリスを擁するゴロネコ藩国のYOT氏、理力建築士・錬金術師を擁する共和国随一の大魔法使いたる海法紀光氏の協力を得る事となった。 これまた、両名の参加については複数の偽装が行われ、表向きは国交と貿易に関する別の目的で来国したことにされている。 **部品: 敷設箇所の整備 秘密の術式敷設箇所としては、大神殿の地下が選ばれた。 藩国施設の中でも特に安全性が高いのと、環状線の駅が近いために元々防備が厚い施設だからである。 国家としての玄霧藩国は医療技術の高さによって神殿による治癒効果を願うものが少ないが、駅に近いモニュメントとしての神殿は人々になじみのあるものであり、 そこの安全性が高い事に不信を抱かれる懸念は低いと考えられた。 **部品: 魔力供給方法とその維持 魔力の設定内容次第デース ああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ **部品: 術式の保全環境 どうやって術式の機能を維持しているかの保守点検説明ですな。そんなに難しい話じゃないと思うんだけども。 **部品: 大神殿設立の経緯 そもそも、玄霧藩国としては地形の改善等がひと段落し、駅ビルの完成を目途に大神殿を再建する予定であった。 過去の恩義を藩王玄霧は忘れておらず、大神殿を作業予定の上位に入れていたのだ。 そして、今回の空間固定術式の設置場所として地理・条件共に最適だったため、これを更に繰り上げ、最優先とした。 国民には心のよりどころとして、憩いの場としてのシンボルが必要であると伝えられている。 **部品: カヴァーとしての大神殿 一般国民には、大神殿の地下に空間固定術式の起点があるなどとは一切知らされていない。 そのため、カヴァーとしての再建という側面は強かったが、本来の大神殿の用途は全て兼ね備えたものが再建された 形だけではなく、本来の用途に足るものを作ることで「カヴァーとしての性能」も上げることとなるからだ。 **部品: 祭神:白蛇様 玄霧藩国で古くから祀られているのは、巨大な白い蛇である。 白蛇様と呼ばれるその巨大白蛇は、一説によると、かのウィングバイパー神と同一視される存在であるという。 **部品: きちんとした説明を行う 白蛇様は、実際に存在する神である。 大神殿におわす神々にすら秘密で設置するのも確実に問題であるとして、1体1での白蛇様と会話にて玄霧が説明することとなった。 **部品: 蛇神の僧侶たち 祭神が白蛇様のため、この大神殿に通い・泊まり込んで修行する神官・僧侶たちは、「蛇神の僧侶」と呼ばれる。 健康と医学をつかさどるとされる白蛇様の加護か、蛇神の僧侶たちはエルフにしては体格が良いものが多い。 彼らの誰かが常に大神殿にいるため、問題が起きた際にはいち早く察知できる。 **部品: 基本的な設備 泊まり込みの僧侶(神官たち)が日頃の生活を送るための炊事場やトイレ等の必要な設備はそろっている。 そのほかには白蛇様を祭る祭壇、緊急時の避難場所としてのスペースとしての手入れもなされている。 **部品: 地理的な防備の厚さ 先に述べられた通り、大神殿という位置状況がまず防御性の高いものである。 警備の人数が根本的に多いだけでなく、緊急時の避難施設として作られている事から物理的な耐久性も高い。 **部品: 警戒要員の配置 環状線の駅の警備部隊(大神殿の警備を兼ねる)とは別に、極秘任務部隊としての警戒要員も配置されている。 警備系の職員の中で特に信頼性の高いと判断された人員が選ばれ、他の警備部隊に紛れながら空間固定術式に関連する設備への干渉がないかを常に警戒している。 有事の際は戦闘部隊を呼び出す他、施設の警備段階を強化する権限を持つ。警備を解除する権限は藩王摂政しか持たないため、誤って警備を強化してしまった場合は華族が直接出向かなければならない。 **部品: 警戒要員への定期的な監査と待遇の安定 専属の警戒要員は機密に触れる役職にあるため、彼らの素性や素行は情報保全のための調査対象に含まれる。 具体的には定期的な素行と金回りの調査などだが、もちろん締め付けが強い分だけその待遇はよい。 給料も他の同系職よりも高いし、交代制による24時間の監視体制を維持する負担がある分だけ休日も多い。 また、常に同じ人員が配置されているわけではなく、一定期間ごとに入れ替えが行われ、癒着などが発生しづらいよう対策が取られている。 **部品: 人以外の監視設備 人員だけじゃなくて監視装置みたいなのもあっていいよなーと思うんだけど機械式カメラでいいのか悪いのか。 **部品: 外部からの書き換え対策 外部から術式の効果そのものに介入しようと試みる場合、まずその中枢設備のある場所にたどり着かなければ干渉は非情に難しい。 玄霧藩国内にいればその効果範囲には必ず入っているわけだが、既に発生している効果そのものに介入しても、それはただの現象に反応しているだけにすぎず、 術式への影響力はないからである。 **部品: 術式の構造的強度 空間固定術式を解除しようと考える人間が中枢設備にたどり着いた場合も、術式の書き換えについては強い封印が施されており、藩王と摂政の2名が揃っていなければ認証することができない。 もちろん、中枢設備を物理的に破壊されてしまえばそれまでではある。 **部品: 定期的な検査 定期的に稼働状況はチェックされてるしおかしいところがあれば気付くよって感じの設定。動作異常が検知されれば時差の問題でリアル的にはすぐ対応できる。 **部品: 警報魔術の敷設 術式への不正な干渉があった場合、その干渉の成功失敗に関わらず、警戒要員及び藩国華族に対して即座に連絡が伝わるよう、警報魔術が施されている。 通達があれば素早く対応に動くこととなり、賊を捕まえたり術式の保全を行ったりといった対策が取られる。 **部品: 神性による防備 大神殿に敷設されているということは、すなわち邪悪からの攻撃に対して神による防御が行われているという事でもある。 魔法的攻撃だけでなく、闇の勢力による干渉があれば、これは大神殿に祀られた神への攻撃ともみなされる。 **部品: 空間転移魔法の禁止に関する法令 空間固定術式の展開に先立ち、空間転移魔法の使用と手段を問わず空間転移を行う事そのものの禁止が法的に定められる。 詳しい法的内容はもうちょっと埋めたいが、どちらかというと法令アイドレスとして別途作成してそれなりの評価値を出すべきかも。 **部品: 転移可能状況を作り出そうとすることの禁止 転移をすることだけでなく、転移が出来るような環境を作ろうとすることも禁止されている。 要は空間固定術式の抜け穴を狙ったり、空間固定術式を破壊するのは法的にダメよってこと。 法を守らない相手には通じないが、法の抑止効果があるだけで実際に襲ってくるような奴は減るはずだね。 **部品: 防衛部隊の出動環境 警戒部隊や各種設備の監視情報を受けて、異常があれば即座に対応部隊が派遣される事となる。 元々、大神殿は藩国の主要施設の一つであるために移動経路が整っており、有事の際は藩国で編成された対応部隊が迅速に駆け付けられる環境がある。 どういった部隊が向かう事になるのかは、そのターンの玄霧藩国の編成状況に左右される。 *提出書式 大部品: 空間固定術式の開発 RD:47 評価値:9 -大部品: 術式の概要 RD:9 評価値:5 --部品: 空間転移を止める術式 --部品: 予兆の検知 --部品: 空間のゆがみを抑止する --部品: その規模と出力 --部品: 管理中枢の構造 --部品: 影響圏について --部品: 高物理域技術による空間転移が起きた場合 --部品: 位相のずれた世界への複数展開 --部品: 霧の結界が展開されたケースの例 -大部品: 開発しなければならない理由 RD:6 評価値:4 --部品: 転移魔法の濫用を知る --部品: 空間転移の危険性の認識 --部品: 転移魔法を封印する術式の開発決定 --部品: 大統領からの開発への認可 --部品: 抑止策の大枠とその中における空間固定術式の役割 --部品: 国民への説明 -大部品: 術式の開発過程 RD:9 評価値:5 --部品: 転移魔法の術式研究 --部品: 宰相からの技術協力 --部品: 原理の分析と抑止技術の開発 --大部品: 数学河童氏の指導 RD:3 評価値:2 ---部品: 数学河童氏を招いた経緯について ---部品: 指導の結果 ---部品: 問題が起きた際の相談と、協力のお礼 --部品: 限定的な実験と実証 --部品: 確立された術式の実用化 --部品: 研究情報の秘匿性 -大部品: 術式中枢の敷設 RD:5 評価値:3 --部品: 機密設備としての設計 --部品: 選りすぐりの術者による施術 --部品: 敷設箇所の整備 --部品: 魔力供給方法とその維持 --部品: 術式の保全環境 -大部品: 防備体制について RD:18 評価値:7 --大部品: 大神殿の再建 RD:6 評価値:4 ---部品: 大神殿設立の経緯 ---部品: カヴァーとしての大神殿 ---部品: 祭神:白蛇様 ---部品: きちんとした説明を行う ---部品: 蛇神の僧侶たち ---部品: 基本的な設備 --大部品: 物理的な防備 RD:4 評価値:3 ---部品: 地理的な防備の厚さ ---部品: 警戒要員の配置 ---部品: 警戒要員への定期的な監査と待遇の安定 ---部品: 人以外の監視設備 --大部品: 魔法的な防備 RD:5 評価値:3 ---部品: 外部からの書き換え対策 ---部品: 術式の構造的強度 ---部品: 定期的な検査 ---部品: 警報魔術の敷設 ---部品: 神性による防備 --大部品: 法的な防備 RD:2 評価値:1 ---部品: 空間転移魔法の禁止に関する法令 ---部品: 転移可能状況を作り出そうとすることの禁止 --部品: 防衛部隊の出動環境 部品: 空間転移を止める術式 空間転移魔法やそれに類する技術による空間転移、時空にダメージを与える効果を防ぐ術式だそうです。詳細もうちょっと足したい。 部品: 予兆の検知 空間転移が起きる際、その予兆となる波のようなものが検知できるそうなので、探査術式が常に励起状態にあれば実際に空間転移が発生する前に対応が可能になりますね。 部品: 空間のゆがみを抑止する 空間転移というのはつまり、空間をゆがませたことで生じる距離感覚のずれを利用して移動する技術なわけで、まずこのゆがみを抑えてしまえば空間転移自体ができないことになります。 部品: その規模と出力 術式の設備としての規模は大きいものではなく、5×5×5mの立方体くらいのサイズ感のイメージ。 ただし魔法としての効果範囲は大きいし効果の確実性を高める必要があるので、それを維持するために必要な魔力の量も大きい。 部品: 管理中枢の構造 術式のなんか凄い感じの説明をここにいれたい。他のところで説明しているのが構造的な設定なので技術的な説明をなんとか 部品: 影響圏について 基本的には玄霧藩国1国を対象にした設備という想定になる。他の国でも空間転移が横行してるようならその時考えましょうね。 部品: 高物理域技術による空間転移が起きた場合 機械によるテレポートやワープなどが行われる場合も、空間のゆがみが発生する事には変わりないので同じように対処できちゃうししちゃう。 そもそも機械式の空間固定装置は宰相府に設置されてるはずなので、両者が邪魔し合わないように相互作用として空間転移を抑制する形になる。 部品: 位相のずれた世界への複数展開 空間固定装置の影響圏は基本的にこの世界すべてに対してのものであるのだが、実は、この世界の裏側、少し位相のずれた世界に移動するだけでその影響圏から外れてしまう。 これの対策として、位相の少しずれた世界、さらに少しずれた世界、という、比較的利用されやすい裏側の世界にも空間固定術式を展開しておく。 部品: 霧の結界が展開されたケースの例 玄霧藩国(A世界側)で行われていた空間固定装置の対策例として、霧の結界を使って世界を自分のいる箇所だけ一部切り離し、空間固定装置の影響から外れたところで改めて空間転移を行う、という抜け道が使われていた。 この場合、結界によって切り離された世界が辿り着きうる位相にある世界座標を調べ、その位相においても空間固定術式を展開する事で対応が可能となる。 更なる抜け道が発生しないためには、法的規制や代替手段の明確化、国民の認識の変化が必要になる。 部品: 転移魔法の濫用を知る 玄霧藩国民の主な移動手段として、転移魔法が多用されているという事が発覚した。 そもそもA世界においては空間固定装置の力で転移魔法が使われていなかったはずであったため、これには大変驚いた。 魔法文明の強くなりがちなB世界の玄霧藩国においても、転移魔法の多用は確認されうる事態であったため、急ぎこの対策が取られる事となる。 部品: 空間転移の危険性の認識 そもそもなぜ空間転移がいけないのか、どう危険なのかという話をしなければならない。どういうことだかある程度わかりやすく。 部品: 転移魔法を封印する術式の開発決定 危険な空間転移が多用されているとわかったところで、この魔法が多用される状況を止めなければならない。 国民の意識への訴えかけや法整備は当然として、技術的にも抑制をかけなければならないと考えられ、転移魔法を封印する術式の研究・開発が決定された。 なお、この技術はB世界でのみ使われる想定であり、魔法技術の危険性がB世界よりも高くなるA世界においては、安全性が確認されるまでは使う事ができない。 部品: 大統領からの開発への認可 空間転移の封印技術の開発をするためには、まず空間転移技術について知らなければならない。 この技術そのものが禁忌とされるものであるため、研究に携わる人員がごく限られたものに絞られるのは当然として、 まず共和国大統領是空とおる氏にこの開発計画についての認可を得る必要があった。 空間固定技術の必要性は共有できているため、後は開発環境の機密防衛と、施設の防御がしっかり行えるかどうかの査定を受けるのが目的である。 部品: 抑止策の大枠とその中における空間固定術式の役割 転移魔法の抑止策の中で、空間固定術式の在り方は中核であるがすべてではなく、他にも多数の施策が存在する。 法的な転移魔法の禁止、国民への啓蒙と代替移動手段の開発・明示などがそうであり、ただ国民を縛るだけでない、より穏当かつ安全な決着のつけ方が目指された。 部品: 国民への説明 そもそも国民にとって、それまで当たり前のように使われてきた転移魔法がいきなり禁止されるとなればそれは大ごとであり国からの不当な圧力と感じられうる。 この認識を是正して正しい意図を伝えるためには、空間転移の危険性の共有が不可欠であり、それを踏まえて安全のために転移魔法を封印する術式が使われる旨を布告されることとなる。 なお、国民に対しては『転移魔法の封印術式』として説明され『空間固定術式』としての説明はされない想定である。技術の詳細が伝わる事による危険を避けるため。 部品: 転移魔法の術式研究 空間固定術式の開発にあたって、まず最初に行われる必要があったのは、既に行われている転移魔法の実態の解明である。 どういった術式を使って、どういった原理による転移が行われているのか。それを調べる必要があった。 非常に危険な研究であるために担当者はごく限られており、藩王玄霧弦耶、摂政階川雅成が自ら研究に参加する事となっている。 国民のうち、情報の秘匿に対する理解と信頼のできる人材に協力を仰ぎ、合意の上で人道的かつ危険でないやり方での研究が行われた。 人道的、というのはつまり、苦痛を伴う人体実験や対象の感覚・感性を塗り替えてしまうような精神的浸食の禁止であり、危険でないとは人体損壊や拷問などが行われない事のほか、 転移失敗による死傷や行方不明の阻止、また実験目的の転移が多発する事の禁止などである。 これらの失敗を抑制する上で、基礎的な空間転移知識を外部から得ることは必要不可欠だった。 部品: 宰相からの技術協力 空間転移の基礎原理については、魔法によるものでも科学によるものでも共通(アプローチは異なる)であるため、 宰相府により一部情報を提供してもらう事によって研究時の事故や危険を防止する事となった。 当然ながら最高機密である。 部品: 原理の分析と抑止技術の開発 転移魔法についての理解と分析が進んだところで、ようやく抑止技術の開発に移れる。 転移の発生する仕組みがわかれば、後はその発生を阻害する条件を探し、その条件の中から世界に対するダメージがより小さく、 かつ実現性の高い手段を探すだけの作業である。 転移魔法自体が高度な術式である以上、その成功条件というのも限られるものであるため、阻害方法を探す事は難しくはなかった。 あとはその実現性である。 部品: 数学河童氏を招いた経緯について 空間転移の阻害術式を実現させる上で、玄霧藩国独自の魔法理論では技術的にどうしても足りない部分が発生せざるを得なかった。 この問題を解消するには自国内では現時点で不可能という結論に至った藩王玄霧は、個人の伝手で友人である鷺坂祐介氏に相談。 そういったことに詳しく、説明をすれば手を貸してくれそう。呪いについて解呪の数式を計算したこともあるよ。ということで、数学河童氏を紹介してもらった。 そうした経緯から、直接見ていただくために藩国にお招きし、状況の説明、問題点の説明などを行い、助力を願うこととなった。 部品: 指導の結果 数学河童氏は数学の神であり、魔法も、突き詰めていけば理論から生まれるものである。 あえて「魔法理論」と呼ぶが、解析した空間移動魔法の波形とその逆波形の割り出しなど、様々な問題に関して玄霧藩国側で解析・開発した理論をレポートに起こし、それを数学河童氏に提出。 レポートをチェックして頂き、不備の指摘等に始まり、一部の理論については授業の形式で教えていただくことが出来た。 これにより、術式理論の基礎が完成するに至った。 部品: 問題が起きた際の相談と、協力のお礼 全てを数学河童氏に頼ることは簡単だが、それではよくわからないまま術式を運用することになりかねない。 そのため、基礎理念の完成と共に、数学河童氏には「ご協力のおかげで光明が見えました。あとは我々で頑張ります」と伝え、同時に「今後もし、何か問題があった場合はまた、相談に乗っていただけるでしょうか」とお伺いを立てた。 数学河童氏の返答を聞き、開発者一同は感謝をこめ、畑でもいだ後綺麗な河で冷やしたきゅうりと、藩国特産品であるワサビ弁当・・・の、子供用であるかっぱ巻きをお礼とお土産として進呈した。 部品: 限定的な実験と実証 具体的な術式理論の目途が立ってきたところで、実際に効果があるかどうかを試す実証実験が行われる事となった。 当然、いきなり全国規模で展開するわけにもいかないし想定外の失敗のリスクもあるため、効果範囲はごく狭く、これも他と同じく極秘のものとして行われた。 数回のトラブルで実験中断を挟んだものの、確度のきわめて高い実証結果が得られるにいたった。 これによって、空間固定術式の実用化の道が正しく開かれた事になる。 部品: 確立された術式の実用化 技術としての信頼性が確保されたことで、後はこれの規模を拡大させるために安定化を目指さなければならない。 広い範囲に、一定の効果量を、半永久的に持続させる事のできる仕組み、というのは、これまた技術的にハードルが多数存在する難しいものである。 とはいえ既存の技術と理論を少しずつ拡張して安定化していく作業なので飛躍の度合いは小さく、幸いにして玄霧藩国の藩王と摂政はこういう作業がとても好きだった。 部品: 研究情報の秘匿性 再三語られてきたことだが、この研究内容は非常に危険なものであり、決して外部に知られてはいけない情報として扱われている。 この計画が実施されている事を知るもの自体が多くなく、仮に知ってしまった場合は重い守秘義務が課せられる事となった。 また、大統領がこの件を危険度の高い案件だと考えた事もあり、定期的に直接の監査を実施してくれたことも、機密保持の観点から非情にありがたい事となった。 部品: 機密設備としての設計 藩国の重要施設であり、そういった機能を持つ術式が用意されていると発表はされているものの、術式の実際の場所や機能の詳細、設備状況などは当然ながら機密であり、 これらが外部に流出しないような敷設計画が立てられる事となった。 必要な資材や魔力の流れなどは多くのダミー情報の中に紛れさせ、物資や人の流れなどからの特定が非常に難しくなるよう細心の注意が払われる事となる。 部品: 選りすぐりの術者による施術 術式の起動のためには、実力の高い術者が必要不可欠となる。 規模の大きな術式であるために研究段階の頃のような2名体制ではさすがに手が足りず、このためとして特別に国外から、 白魔法使い・マジカルポリスを擁するゴロネコ藩国のYOT氏、理力建築士・錬金術師を擁する共和国随一の大魔法使いたる海法紀光氏の協力を得る事となった。 これまた、両名の参加については複数の偽装が行われ、表向きは国交と貿易に関する別の目的で来国したことにされている。 部品: 敷設箇所の整備 秘密の術式敷設箇所としては、大神殿の地下が選ばれた。 藩国施設の中でも特に安全性が高いのと、環状線の駅が近いために元々防備が厚い施設だからである。 国家としての玄霧藩国は医療技術の高さによって神殿による治癒効果を願うものが少ないが、駅に近いモニュメントとしての神殿は人々になじみのあるものであり、 そこの安全性が高い事に不信を抱かれる懸念は低いと考えられた。 部品: 魔力供給方法とその維持 魔力の設定内容次第デース ああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ 部品: 術式の保全環境 どうやって術式の機能を維持しているかの保守点検説明ですな。そんなに難しい話じゃないと思うんだけども。 部品: 大神殿設立の経緯 そもそも、玄霧藩国としては地形の改善等がひと段落し、駅ビルの完成を目途に大神殿を再建する予定であった。 過去の恩義を藩王玄霧は忘れておらず、大神殿を作業予定の上位に入れていたのだ。 そして、今回の空間固定術式の設置場所として地理・条件共に最適だったため、これを更に繰り上げ、最優先とした。 国民には心のよりどころとして、憩いの場としてのシンボルが必要であると伝えられている。 部品: カヴァーとしての大神殿 一般国民には、大神殿の地下に空間固定術式の起点があるなどとは一切知らされていない。 そのため、カヴァーとしての再建という側面は強かったが、本来の大神殿の用途は全て兼ね備えたものが再建された 形だけではなく、本来の用途に足るものを作ることで「カヴァーとしての性能」も上げることとなるからだ。 部品: 祭神:白蛇様 玄霧藩国で古くから祀られているのは、巨大な白い蛇である。 白蛇様と呼ばれるその巨大白蛇は、一説によると、かのウィングバイパー神と同一視される存在であるという。 部品: きちんとした説明を行う 白蛇様は、実際に存在する神である。 大神殿におわす神々にすら秘密で設置するのも確実に問題であるとして、1体1での白蛇様と会話にて玄霧が説明することとなった。 部品: 蛇神の僧侶たち 祭神が白蛇様のため、この大神殿に通い・泊まり込んで修行する神官・僧侶たちは、「蛇神の僧侶」と呼ばれる。 健康と医学をつかさどるとされる白蛇様の加護か、蛇神の僧侶たちはエルフにしては体格が良いものが多い。 彼らの誰かが常に大神殿にいるため、問題が起きた際にはいち早く察知できる。 部品: 基本的な設備 泊まり込みの僧侶(神官たち)が日頃の生活を送るための炊事場やトイレ等の必要な設備はそろっている。 そのほかには白蛇様を祭る祭壇、緊急時の避難場所としてのスペースとしての手入れもなされている。 部品: 地理的な防備の厚さ 先に述べられた通り、大神殿という位置状況がまず防御性の高いものである。 警備の人数が根本的に多いだけでなく、緊急時の避難施設として作られている事から物理的な耐久性も高い。 部品: 警戒要員の配置 環状線の駅の警備部隊(大神殿の警備を兼ねる)とは別に、極秘任務部隊としての警戒要員も配置されている。 警備系の職員の中で特に信頼性の高いと判断された人員が選ばれ、他の警備部隊に紛れながら空間固定術式に関連する設備への干渉がないかを常に警戒している。 有事の際は戦闘部隊を呼び出す他、施設の警備段階を強化する権限を持つ。警備を解除する権限は藩王摂政しか持たないため、誤って警備を強化してしまった場合は華族が直接出向かなければならない。 部品: 警戒要員への定期的な監査と待遇の安定 専属の警戒要員は機密に触れる役職にあるため、彼らの素性や素行は情報保全のための調査対象に含まれる。 具体的には定期的な素行と金回りの調査などだが、もちろん締め付けが強い分だけその待遇はよい。 給料も他の同系職よりも高いし、交代制による24時間の監視体制を維持する負担がある分だけ休日も多い。 また、常に同じ人員が配置されているわけではなく、一定期間ごとに入れ替えが行われ、癒着などが発生しづらいよう対策が取られている。 部品: 人以外の監視設備 人員だけじゃなくて監視装置みたいなのもあっていいよなーと思うんだけど機械式カメラでいいのか悪いのか。 部品: 外部からの書き換え対策 外部から術式の効果そのものに介入しようと試みる場合、まずその中枢設備のある場所にたどり着かなければ干渉は非情に難しい。 玄霧藩国内にいればその効果範囲には必ず入っているわけだが、既に発生している効果そのものに介入しても、それはただの現象に反応しているだけにすぎず、 術式への影響力はないからである。 部品: 術式の構造的強度 空間固定術式を解除しようと考える人間が中枢設備にたどり着いた場合も、術式の書き換えについては強い封印が施されており、藩王と摂政の2名が揃っていなければ認証することができない。 もちろん、中枢設備を物理的に破壊されてしまえばそれまでではある。 部品: 定期的な検査 定期的に稼働状況はチェックされてるしおかしいところがあれば気付くよって感じの設定。動作異常が検知されれば時差の問題でリアル的にはすぐ対応できる。 部品: 警報魔術の敷設 術式への不正な干渉があった場合、その干渉の成功失敗に関わらず、警戒要員及び藩国華族に対して即座に連絡が伝わるよう、警報魔術が施されている。 通達があれば素早く対応に動くこととなり、賊を捕まえたり術式の保全を行ったりといった対策が取られる。 部品: 神性による防備 大神殿に敷設されているということは、すなわち邪悪からの攻撃に対して神による防御が行われているという事でもある。 魔法的攻撃だけでなく、闇の勢力による干渉があれば、これは大神殿に祀られた神への攻撃ともみなされる。 部品: 空間転移魔法の禁止に関する法令 空間固定術式の展開に先立ち、空間転移魔法の使用と手段を問わず空間転移を行う事そのものの禁止が法的に定められる。 詳しい法的内容はもうちょっと埋めたいが、どちらかというと法令アイドレスとして別途作成してそれなりの評価値を出すべきかも。 部品: 転移可能状況を作り出そうとすることの禁止 転移をすることだけでなく、転移が出来るような環境を作ろうとすることも禁止されている。 要は空間固定術式の抜け穴を狙ったり、空間固定術式を破壊するのは法的にダメよってこと。 法を守らない相手には通じないが、法の抑止効果があるだけで実際に襲ってくるような奴は減るはずだね。 部品: 防衛部隊の出動環境 警戒部隊や各種設備の監視情報を受けて、異常があれば即座に対応部隊が派遣される事となる。 元々、大神殿は藩国の主要施設の一つであるために移動経路が整っており、有事の際は藩国で編成された対応部隊が迅速に駆け付けられる環境がある。 どういった部隊が向かう事になるのかは、そのターンの玄霧藩国の編成状況に左右される。 *インポート用定義データ [ { "title": "空間固定術式の開発", "part_type": "group", "children": [ { "title": "術式の概要", "part_type": "group", "children": [ { "title": "空間転移を止める術式", "description": "空間転移魔法やそれに類する技術による空間転移、時空にダメージを与える効果を防ぐ術式だそうです。詳細もうちょっと足したい。", "part_type": "part", "expanded": true }, { "title": "予兆の検知", "description": "空間転移が起きる際、その予兆となる波のようなものが検知できるそうなので、探査術式が常に励起状態にあれば実際に空間転移が発生する前に対応が可能になりますね。", "part_type": "part" }, { "title": "空間のゆがみを抑止する", "description": "空間転移というのはつまり、空間をゆがませたことで生じる距離感覚のずれを利用して移動する技術なわけで、まずこのゆがみを抑えてしまえば空間転移自体ができないことになります。", "part_type": "part" }, { "title": "その規模と出力", "description": "術式の設備としての規模は大きいものではなく、5×5×5mの立方体くらいのサイズ感のイメージ。\nただし魔法としての効果範囲は大きいし効果の確実性を高める必要があるので、それを維持するために必要な魔力の量も大きい。", "part_type": "part" }, { "title": "管理中枢の構造", "description": "術式のなんか凄い感じの説明をここにいれたい。他のところで説明しているのが構造的な設定なので技術的な説明をなんとか", "part_type": "part" }, { "title": "影響圏について", "description": "基本的には玄霧藩国1国を対象にした設備という想定になる。他の国でも空間転移が横行してるようならその時考えましょうね。", "part_type": "part" }, { "title": "高物理域技術による空間転移が起きた場合", "description": "機械によるテレポートやワープなどが行われる場合も、空間のゆがみが発生する事には変わりないので同じように対処できちゃうししちゃう。\nそもそも機械式の空間固定装置は宰相府に設置されてるはずなので、両者が邪魔し合わないように相互作用として空間転移を抑制する形になる。", "part_type": "part" }, { "title": "位相のずれた世界への複数展開", "description": "空間固定装置の影響圏は基本的にこの世界すべてに対してのものであるのだが、実は、この世界の裏側、少し位相のずれた世界に移動するだけでその影響圏から外れてしまう。\nこれの対策として、位相の少しずれた世界、さらに少しずれた世界、という、比較的利用されやすい裏側の世界にも空間固定術式を展開しておく。", "part_type": "part" }, { "title": "霧の結界が展開されたケースの例", "description": "玄霧藩国(A世界側)で行われていた空間固定装置の対策例として、霧の結界を使って世界を自分のいる箇所だけ一部切り離し、空間固定装置の影響から外れたところで改めて空間転移を行う、という抜け道が使われていた。\nこの場合、結界によって切り離された世界が辿り着きうる位相にある世界座標を調べ、その位相においても空間固定術式を展開する事で対応が可能となる。\n更なる抜け道が発生しないためには、法的規制や代替手段の明確化、国民の認識の変化が必要になる。", "part_type": "part" } ], "expanded": false }, { "title": "開発しなければならない理由", "part_type": "group", "children": [ { "title": "転移魔法の濫用を知る", "description": "玄霧藩国民の主な移動手段として、転移魔法が多用されているという事が発覚した。\nそもそもA世界においては空間固定装置の力で転移魔法が使われていなかったはずであったため、これには大変驚いた。\n魔法文明の強くなりがちなB世界の玄霧藩国においても、転移魔法の多用は確認されうる事態であったため、急ぎこの対策が取られる事となる。", "part_type": "part" }, { "title": "空間転移の危険性の認識", "description": "そもそもなぜ空間転移がいけないのか、どう危険なのかという話をしなければならない。どういうことだかある程度わかりやすく。", "part_type": "part" }, { "title": "転移魔法を封印する術式の開発決定", "description": "危険な空間転移が多用されているとわかったところで、この魔法が多用される状況を止めなければならない。\n国民の意識への訴えかけや法整備は当然として、技術的にも抑制をかけなければならないと考えられ、転移魔法を封印する術式の研究・開発が決定された。\nなお、この技術はB世界でのみ使われる想定であり、魔法技術の危険性がB世界よりも高くなるA世界においては、安全性が確認されるまでは使う事ができない。", "part_type": "part" }, { "title": "大統領からの開発への認可", "description": "空間転移の封印技術の開発をするためには、まず空間転移技術について知らなければならない。\nこの技術そのものが禁忌とされるものであるため、研究に携わる人員がごく限られたものに絞られるのは当然として、\nまず共和国大統領是空とおる氏にこの開発計画についての認可を得る必要があった。\n空間固定技術の必要性は共有できているため、後は開発環境の機密防衛と、施設の防御がしっかり行えるかどうかの査定を受けるのが目的である。", "part_type": "part" }, { "title": "抑止策の大枠とその中における空間固定術式の役割", "description": "転移魔法の抑止策の中で、空間固定術式の在り方は中核であるがすべてではなく、他にも多数の施策が存在する。\n法的な転移魔法の禁止、国民への啓蒙と代替移動手段の開発・明示などがそうであり、ただ国民を縛るだけでない、より穏当かつ安全な決着のつけ方が目指された。", "part_type": "part" }, { "title": "国民への説明", "description": "そもそも国民にとって、それまで当たり前のように使われてきた転移魔法がいきなり禁止されるとなればそれは大ごとであり国からの不当な圧力と感じられうる。\nこの認識を是正して正しい意図を伝えるためには、空間転移の危険性の共有が不可欠であり、それを踏まえて安全のために転移魔法を封印する術式が使われる旨を布告されることとなる。\nなお、国民に対しては『転移魔法の封印術式』として説明され『空間固定術式』としての説明はされない想定である。技術の詳細が伝わる事による危険を避けるため。", "part_type": "part" } ], "expanded": false }, { "title": "術式の開発過程", "part_type": "group", "children": [ { "title": "転移魔法の術式研究", "description": "空間固定術式の開発にあたって、まず最初に行われる必要があったのは、既に行われている転移魔法の実態の解明である。\nどういった術式を使って、どういった原理による転移が行われているのか。それを調べる必要があった。\n非常に危険な研究であるために担当者はごく限られており、藩王玄霧弦耶、摂政階川雅成が自ら研究に参加する事となっている。\n国民のうち、情報の秘匿に対する理解と信頼のできる人材に協力を仰ぎ、合意の上で人道的かつ危険でないやり方での研究が行われた。\n人道的、というのはつまり、苦痛を伴う人体実験や対象の感覚・感性を塗り替えてしまうような精神的浸食の禁止であり、危険でないとは人体損壊や拷問などが行われない事のほか、\n転移失敗による死傷や行方不明の阻止、また実験目的の転移が多発する事の禁止などである。\nこれらの失敗を抑制する上で、基礎的な空間転移知識を外部から得ることは必要不可欠だった。", "part_type": "part", "expanded": true }, { "title": "宰相からの技術協力", "description": "空間転移の基礎原理については、魔法によるものでも科学によるものでも共通(アプローチは異なる)であるため、\n宰相府により一部情報を提供してもらう事によって研究時の事故や危険を防止する事となった。\n当然ながら最高機密である。", "part_type": "part", "expanded": true }, { "title": "原理の分析と抑止技術の開発", "description": "転移魔法についての理解と分析が進んだところで、ようやく抑止技術の開発に移れる。\n転移の発生する仕組みがわかれば、後はその発生を阻害する条件を探し、その条件の中から世界に対するダメージがより小さく、\nかつ実現性の高い手段を探すだけの作業である。\n転移魔法自体が高度な術式である以上、その成功条件というのも限られるものであるため、阻害方法を探す事は難しくはなかった。\nあとはその実現性である。", "part_type": "part" }, { "title": "数学河童氏の指導", "part_type": "group", "children": [ { "title": "数学河童氏を招いた経緯について", "description": "空間転移の阻害術式を実現させる上で、玄霧藩国独自の魔法理論では技術的にどうしても足りない部分が発生せざるを得なかった。\nこの問題を解消するには自国内では現時点で不可能という結論に至った藩王玄霧は、個人の伝手で友人である鷺坂祐介氏に相談。\nそういったことに詳しく、説明をすれば手を貸してくれそう。呪いについて解呪の数式を計算したこともあるよ。ということで、数学河童氏を紹介してもらった。\nそうした経緯から、直接見ていただくために藩国にお招きし、状況の説明、問題点の説明などを行い、助力を願うこととなった。", "part_type": "part", "expanded": true }, { "title": "指導の結果", "description": "数学河童氏は数学の神であり、魔法も、突き詰めていけば理論から生まれるものである。\nあえて「魔法理論」と呼ぶが、解析した空間移動魔法の波形とその逆波形の割り出しなど、様々な問題に関して玄霧藩国側で解析・開発した理論をレポートに起こし、それを数学河童氏に提出。\nレポートをチェックして頂き、不備の指摘等に始まり、一部の理論については授業の形式で教えていただくことが出来た。\nこれにより、術式理論の基礎が完成するに至った。", "part_type": "part", "expanded": true }, { "title": "問題が起きた際の相談と、協力のお礼", "description": "全てを数学河童氏に頼ることは簡単だが、それではよくわからないまま術式を運用することになりかねない。\nそのため、基礎理念の完成と共に、数学河童氏には「ご協力のおかげで光明が見えました。あとは我々で頑張ります」と伝え、同時に「今後もし、何か問題があった場合はまた、相談に乗っていただけるでしょうか」とお伺いを立てた。\n数学河童氏の返答を聞き、開発者一同は感謝をこめ、畑でもいだ後綺麗な河で冷やしたきゅうりと、藩国特産品であるワサビ弁当・・・の、子供用であるかっぱ巻きをお礼とお土産として進呈した。", "part_type": "part", "expanded": true } ], "expanded": true }, { "title": "限定的な実験と実証", "description": "具体的な術式理論の目途が立ってきたところで、実際に効果があるかどうかを試す実証実験が行われる事となった。\n当然、いきなり全国規模で展開するわけにもいかないし想定外の失敗のリスクもあるため、効果範囲はごく狭く、これも他と同じく極秘のものとして行われた。\n数回のトラブルで実験中断を挟んだものの、確度のきわめて高い実証結果が得られるにいたった。\nこれによって、空間固定術式の実用化の道が正しく開かれた事になる。", "part_type": "part", "expanded": true }, { "title": "確立された術式の実用化", "description": "技術としての信頼性が確保されたことで、後はこれの規模を拡大させるために安定化を目指さなければならない。\n広い範囲に、一定の効果量を、半永久的に持続させる事のできる仕組み、というのは、これまた技術的にハードルが多数存在する難しいものである。\nとはいえ既存の技術と理論を少しずつ拡張して安定化していく作業なので飛躍の度合いは小さく、幸いにして玄霧藩国の藩王と摂政はこういう作業がとても好きだった。", "part_type": "part", "expanded": true }, { "title": "研究情報の秘匿性", "description": "再三語られてきたことだが、この研究内容は非常に危険なものであり、決して外部に知られてはいけない情報として扱われている。\nこの計画が実施されている事を知るもの自体が多くなく、仮に知ってしまった場合は重い守秘義務が課せられる事となった。\nまた、大統領がこの件を危険度の高い案件だと考えた事もあり、定期的に直接の監査を実施してくれたことも、機密保持の観点から非情にありがたい事となった。", "part_type": "part" } ], "expanded": false }, { "title": "術式中枢の敷設", "part_type": "group", "children": [ { "title": "機密設備としての設計", "description": "藩国の重要施設であり、そういった機能を持つ術式が用意されていると発表はされているものの、術式の実際の場所や機能の詳細、設備状況などは当然ながら機密であり、\nこれらが外部に流出しないような敷設計画が立てられる事となった。\n必要な資材や魔力の流れなどは多くのダミー情報の中に紛れさせ、物資や人の流れなどからの特定が非常に難しくなるよう細心の注意が払われる事となる。", "part_type": "part" }, { "title": "選りすぐりの術者による施術", "description": "術式の起動のためには、実力の高い術者が必要不可欠となる。\n規模の大きな術式であるために研究段階の頃のような2名体制ではさすがに手が足りず、このためとして特別に国外から、\n白魔法使い・マジカルポリスを擁するゴロネコ藩国のYOT氏、理力建築士・錬金術師を擁する共和国随一の大魔法使いたる海法紀光氏の協力を得る事となった。\nこれまた、両名の参加については複数の偽装が行われ、表向きは国交と貿易に関する別の目的で来国したことにされている。", "part_type": "part" }, { "title": "敷設箇所の整備", "description": "秘密の術式敷設箇所としては、大神殿の地下が選ばれた。\n藩国施設の中でも特に安全性が高いのと、環状線の駅が近いために元々防備が厚い施設だからである。\n国家としての玄霧藩国は医療技術の高さによって神殿による治癒効果を願うものが少ないが、駅に近いモニュメントとしての神殿は人々になじみのあるものであり、\nそこの安全性が高い事に不信を抱かれる懸念は低いと考えられた。", "part_type": "part" }, { "title": "魔力供給方法とその維持", "description": "魔力の設定内容次第デース ああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ", "part_type": "part" }, { "title": "術式の保全環境", "description": "どうやって術式の機能を維持しているかの保守点検説明ですな。そんなに難しい話じゃないと思うんだけども。", "part_type": "part" } ], "expanded": false }, { "title": "防備体制について", "part_type": "group", "children": [ { "title": "大神殿の再建", "part_type": "group", "children": [ { "title": "大神殿設立の経緯", "description": "そもそも、玄霧藩国としては地形の改善等がひと段落し、駅ビルの完成を目途に大神殿を再建する予定であった。\n過去の恩義を藩王玄霧は忘れておらず、大神殿を作業予定の上位に入れていたのだ。\nそして、今回の空間固定術式の設置場所として地理・条件共に最適だったため、これを更に繰り上げ、最優先とした。\n国民には心のよりどころとして、憩いの場としてのシンボルが必要であると伝えられている。", "part_type": "part" }, { "title": "カヴァーとしての大神殿", "description": "一般国民には、大神殿の地下に空間固定術式の起点があるなどとは一切知らされていない。\nそのため、カヴァーとしての再建という側面は強かったが、本来の大神殿の用途は全て兼ね備えたものが再建された\n形だけではなく、本来の用途に足るものを作ることで「カヴァーとしての性能」も上げることとなるからだ。", "part_type": "part" }, { "title": "祭神:白蛇様", "description": "玄霧藩国で古くから祀られているのは、巨大な白い蛇である。\n白蛇様と呼ばれるその巨大白蛇は、一説によると、かのウィングバイパー神と同一視される存在であるという。", "part_type": "part" }, { "title": "きちんとした説明を行う", "description": "白蛇様は、実際に存在する神である。\n大神殿におわす神々にすら秘密で設置するのも確実に問題であるとして、1体1での白蛇様と会話にて玄霧が説明することとなった。\n", "part_type": "part" }, { "title": "蛇神の僧侶たち", "description": "祭神が白蛇様のため、この大神殿に通い・泊まり込んで修行する神官・僧侶たちは、「蛇神の僧侶」と呼ばれる。\n健康と医学をつかさどるとされる白蛇様の加護か、蛇神の僧侶たちはエルフにしては体格が良いものが多い。\n彼らの誰かが常に大神殿にいるため、問題が起きた際にはいち早く察知できる。", "part_type": "part" }, { "title": "基本的な設備", "description": "泊まり込みの僧侶(神官たち)が日頃の生活を送るための炊事場やトイレ等の必要な設備はそろっている。\nそのほかには白蛇様を祭る祭壇、緊急時の避難場所としてのスペースとしての手入れもなされている。", "part_type": "part", "expanded": true } ], "expanded": true }, { "title": "物理的な防備", "part_type": "group", "children": [ { "title": "地理的な防備の厚さ", "description": "先に述べられた通り、大神殿という位置状況がまず防御性の高いものである。\n警備の人数が根本的に多いだけでなく、緊急時の避難施設として作られている事から物理的な耐久性も高い。", "part_type": "part" }, { "title": "警戒要員の配置", "description": "環状線の駅の警備部隊(大神殿の警備を兼ねる)とは別に、極秘任務部隊としての警戒要員も配置されている。\n警備系の職員の中で特に信頼性の高いと判断された人員が選ばれ、他の警備部隊に紛れながら空間固定術式に関連する設備への干渉がないかを常に警戒している。\n有事の際は戦闘部隊を呼び出す他、施設の警備段階を強化する権限を持つ。警備を解除する権限は藩王摂政しか持たないため、誤って警備を強化してしまった場合は華族が直接出向かなければならない。", "part_type": "part" }, { "title": "警戒要員への定期的な監査と待遇の安定", "description": "専属の警戒要員は機密に触れる役職にあるため、彼らの素性や素行は情報保全のための調査対象に含まれる。\n具体的には定期的な素行と金回りの調査などだが、もちろん締め付けが強い分だけその待遇はよい。\n給料も他の同系職よりも高いし、交代制による24時間の監視体制を維持する負担がある分だけ休日も多い。\nまた、常に同じ人員が配置されているわけではなく、一定期間ごとに入れ替えが行われ、癒着などが発生しづらいよう対策が取られている。", "part_type": "part" }, { "title": "人以外の監視設備", "description": "人員だけじゃなくて監視装置みたいなのもあっていいよなーと思うんだけど機械式カメラでいいのか悪いのか。", "part_type": "part", "expanded": true } ], "expanded": false }, { "title": "魔法的な防備", "part_type": "group", "children": [ { "title": "外部からの書き換え対策", "description": "外部から術式の効果そのものに介入しようと試みる場合、まずその中枢設備のある場所にたどり着かなければ干渉は非情に難しい。\n玄霧藩国内にいればその効果範囲には必ず入っているわけだが、既に発生している効果そのものに介入しても、それはただの現象に反応しているだけにすぎず、\n術式への影響力はないからである。", "part_type": "part" }, { "title": "術式の構造的強度", "description": "空間固定術式を解除しようと考える人間が中枢設備にたどり着いた場合も、術式の書き換えについては強い封印が施されており、藩王と摂政の2名が揃っていなければ認証することができない。\nもちろん、中枢設備を物理的に破壊されてしまえばそれまでではある。", "part_type": "part" }, { "title": "定期的な検査", "description": "定期的に稼働状況はチェックされてるしおかしいところがあれば気付くよって感じの設定。動作異常が検知されれば時差の問題でリアル的にはすぐ対応できる。", "part_type": "part" }, { "title": "警報魔術の敷設", "description": "術式への不正な干渉があった場合、その干渉の成功失敗に関わらず、警戒要員及び藩国華族に対して即座に連絡が伝わるよう、警報魔術が施されている。\n通達があれば素早く対応に動くこととなり、賊を捕まえたり術式の保全を行ったりといった対策が取られる。", "part_type": "part" }, { "title": "神性による防備", "description": "大神殿に敷設されているということは、すなわち邪悪からの攻撃に対して神による防御が行われているという事でもある。\n魔法的攻撃だけでなく、闇の勢力による干渉があれば、これは大神殿に祀られた神への攻撃ともみなされる。", "part_type": "part" } ], "expanded": false }, { "title": "法的な防備", "part_type": "group", "children": [ { "title": "空間転移魔法の禁止に関する法令", "description": "空間固定術式の展開に先立ち、空間転移魔法の使用と手段を問わず空間転移を行う事そのものの禁止が法的に定められる。\n詳しい法的内容はもうちょっと埋めたいが、どちらかというと法令アイドレスとして別途作成してそれなりの評価値を出すべきかも。", "part_type": "part" }, { "title": "転移可能状況を作り出そうとすることの禁止", "description": "転移をすることだけでなく、転移が出来るような環境を作ろうとすることも禁止されている。\n要は空間固定術式の抜け穴を狙ったり、空間固定術式を破壊するのは法的にダメよってこと。\n法を守らない相手には通じないが、法の抑止効果があるだけで実際に襲ってくるような奴は減るはずだね。", "part_type": "part" } ], "expanded": false }, { "title": "防衛部隊の出動環境", "description": "警戒部隊や各種設備の監視情報を受けて、異常があれば即座に対応部隊が派遣される事となる。\n元々、大神殿は藩国の主要施設の一つであるために移動経路が整っており、有事の際は藩国で編成された対応部隊が迅速に駆け付けられる環境がある。\nどういった部隊が向かう事になるのかは、そのターンの玄霧藩国の編成状況に左右される。", "part_type": "part" } ], "expanded": true } ], "expanded": true } ]