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「階川敦子」(2017/11/17 (金) 21:45:20) の最新版変更点
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*部品構造
-大部品: 階川敦子 RD:113 評価値:11
--大部品: 階川敦子さんってこういう人 RD:10 評価値:5
---部品: 階川敦子とは
---部品: 外見・人種的特徴と思われるもの
---部品: 優しげで献身的でどこかはかなかった
---部品: 自分自身の幸せについて
---部品: 大変だった過去と守ってくれた人たち
---部品: 辛い記憶は忘れられるならそのほうがいい
---部品: 昔と比べると落ち着いたかも?
---部品: 自分を勘定に入れるのは難しいこと
---部品: 新婚です
---部品: お母さんになるんです
--大部品: 階川雅成との関係性 RD:11 評価値:6
---部品: 新婚夫婦であるとアララさんに名乗りました
---部品: 出会いというには一方的に
---部品: ゴロネコ藩国で暮らしていたころ
---部品: 関係性の変化は誘拐と救出から
---部品: 守るしさらわれたら必ず救い出す
---部品: 玄霧藩国での暮らし
---部品: 不安にさせたり甘えられなかったり
---部品: B雅戌と会った事がある
---部品: 子供ができたころ
---部品: 新年の夢の約束の話
---部品: 再会とその後は
--大部品: 生活能力について RD:5 評価値:4
---部品: 一人暮らし経験がある
---部品: 多分色々出来ると思うんです
---大部品: 家事技術 RD:3 評価値:3
----部品: 家計を考えた炊事能力
----部品: 家庭の掃除能力
----部品: 日常で使用する衣服の洗濯能力
--大部品: 数多い秘密 RD:4 評価値:3
---部品: 『鋸山B』という存在の特殊性
---部品: 親は知恵者と男装裕子先生!?
---部品: ある秘密を握るというが
---部品: ヒロインという存在、プリンセスという存在
--大部品: 多才と呼んで差し支えないのでは RD:81 評価値:10
---部品: 教養ある人物としての顔
---部品: 助言してくれたりする
---大部品: お話し上手 RD:6 評価値:4
----部品: お話上手とは
----大部品: 聞く力 RD:2 評価値:2
-----部品: 話しやすい空気をつくる
-----部品: 質問上手
----大部品: 会話術 RD:1 評価値:1
-----部品: 巧みな説明
----大部品: 色仕掛け RD:2 評価値:2
-----部品: 相手のツボを探る
-----部品: 自分をアピールする
---大部品: 情報収集能力 RD:13 評価値:6
----部品: 情報を集めるということ
----大部品: メディアから RD:3 評価値:3
-----部品: 目的のものを探し出す
-----部品: 要点をかいつまむ
-----部品: 記録を写す
----大部品: 現場や状況から RD:3 評価値:3
-----部品: 注意深い調査
-----部品: 危険性の考慮
-----部品: そこに至るまでの経緯の考慮
----大部品: 人や知的生物から RD:4 評価値:3
-----部品: 会話から得る情報
-----部品: 表情や動作の観察
-----部品: 外見への注目
-----部品: 相手の力量を量る
----部品: 自身の活動跡について
----部品: ダミーへの注意
---大部品: メードプリンセス階川敦子 RD:60 評価値:10
----部品: メードプリンセス足りうる高度な教育を受けられているとしたら
----大部品: メードプリンセス RD:59 評価値:10
-----部品: メードにしてプリンセス
-----部品: 当代一人きり
-----部品: 感じ取れる気品
-----部品: プリンセスは現れる
-----部品: 呼ばれるための条件
-----部品: ただの笑顔
-----部品: 本人は恥ずかしそう
-----大部品: 可能性のあるメード RD:45 評価値:9
------大部品: ハイ・バトルメード RD:45 評価値:9
-------大部品: 選ばれし者 RD:29 評価値:8
--------大部品: ハイパーメードお局さん(満天星国版) RD:26 評価値:8
---------部品: ハイパー、そしてお局
---------部品: 満天星国における条件
---------大部品: バトルメードとしての経験 RD:20 評価値:7
----------大部品: バトルメード(満天星国版) RD:20 評価値:7
-----------部品: 概要
-----------部品: メードになるまで
-----------大部品: 職能 RD:7 評価値:5
------------部品: 掃除
------------部品: 洗濯
------------部品: 料理
------------部品: 接客・給仕
------------部品: 身辺警護
------------部品: 遺失物の捜索
------------部品: 応急手当
-----------大部品: 技術 RD:4 評価値:3
------------部品: よく通る声
------------部品: 柔らかな笑顔
------------部品: 長時間労働に耐える健脚
------------部品: マッサージ
-----------大部品: 戦闘用技術 RD:6 評価値:4
------------部品: メード格闘術
------------部品: M・C・Q・C
------------部品: 箒型銃射撃術
------------部品: 箒型銃格闘術
------------部品: I=Dパイロット技能
------------部品: メード防御術
-----------部品: 王女のための援軍
---------大部品: 磨かれた技術 RD:3 評価値:3
----------部品: 12年以上の経験
----------大部品: 戦闘も手を抜かない RD:2 評価値:2
-----------部品: 洗練された動き
-----------部品: 士族用I=D搭乗資格
---------部品: 宰相への奏上
--------部品: 新たなるメード
--------部品: 満天星国における選考基準
--------部品: 最重要要素:かわいさ
-------大部品: より広範かつ質の高い職務 RD:7 評価値:5
--------部品: 手作業と思えぬ掃除
--------部品: 洗濯機は使っておりません
--------部品: 整理・整頓
--------部品: 星付に並ぶ料理
--------部品: 存在を感じさせない給仕
--------部品: 秘書要らずの事務能力
--------部品: 万全のボディガード
-------大部品: 洗練された技術 RD:4 評価値:3
--------部品: 混雑の中でも届く声
--------部品: エレガントな所作
--------部品: 市場での交渉術
--------部品: エアバイク操縦術
-------大部品: ハイ・戦闘技術 RD:3 評価値:3
--------部品: メード武闘術
--------部品: メード射撃の達人
--------部品: エプロンドレス攻防術
-------大部品: かわいい RD:2 評価値:2
--------部品: 容姿のかわいさ
--------部品: 仕草までかわいい
-----大部品: メードとしての働き方 RD:4 評価値:3
------部品: プリンセスであってもメード
------部品: 手ずから行う掃除
------大部品: バトルも優雅 RD:2 評価値:2
-------部品: プリンセス闘法・メード流
-------部品: プリンセス射撃術・メード流
-----大部品: 身だしなみ RD:3 評価値:3
------部品: メード服(プリンセス仕様)
------部品: エプロンドレス(プリンセス仕様)
------部品: 箒型銃(プリンセス仕様)
--大部品: 特殊な能力と思しきもの RD:2 評価値:2
---部品: 共感力としてのシンパシーがあるのなら
---部品: 絶技を無効化できるとされる能力について
*部品定義
**部品: 階川敦子とは
階川敦子は玄霧藩国に済んでいる人物で、若い女性。しながわのぶこ、と読む。
階川雅成というPCの個人ACEである。昔の名前は鋸山信子B(通称鋸山Bまたは鋸B)。
人の心を癒し支える達人とされるが、普通に喜び、笑い、悲しみ、楽しむし、傷つくことも当然ある。
多分、どこにでもいていい普通の女の人である。かわいいというか素敵な人だと、階川雅成は感じている。
**部品: 外見・人種的特徴と思われるもの
シーズン1終了後時期のシーズンオフ時点では、白い肌、金髪碧眼でそばかす以外完璧と言われる美少女(15歳)であり、
それから紆余曲折あったシーズン4時点でも外見的に特別大きな変化はないと思われる。当時は細身だった。
(人間としての範囲で、成長によって背が伸びていたり、コンディションによって体型がある程度変動することはあるだろう)
他世界出身であるという事はないようなので、種族的には北国人系である可能性が高いと思われる。
**部品: 優しげで献身的でどこかはかなかった
美しい外見であるが冷たい印象はなく、穏やかで優しく、相手を安心させてくれる雰囲気をまとっている。
そして周囲の人物によく気を回し、相手の幸せを思いやって助ける事を普通のこととしている。
その献身的なあり方はとても健気に見えるし、彼女の魅力の中でも大きなものだろうが、
同時にその微笑みにはかなさを感じる部分もある。いつその輝きが失われてもおかしくないのではと思わせるような、そんなはかなさである。
**部品: 自分自身の幸せについて
はかなさの理由、少なくともT10前の頃についてのその理由は『彼女が彼女自身の幸せについては度外視しているから』だと思われた。
誰かのために自分を捨てて尽くせる献身的態度は、相手の幸せにはつながるが、そこに自分の幸せがない。
『相手の幸せが自分の幸せ』と言えるのはお互いにちゃんと余裕がある状況だからこそのものなので、
自分の幸せを捨てるあり方のままであれば、それははかなくも見えるというものだ。
シーズン4現在の彼女は、そうではないと思われる。
**部品: 大変だった過去と守ってくれた人たち
辛い過去がある。これはプレイヤー起因であり、本来受けるべきでない苦しみを背負っていた時期が彼女にはある。
本来はそれで死んでいてもおかしくなかったし、公的には一度死んだとされていた。
彼女が生きているのは、その苦しみが不当であると、彼女に幸せでいて欲しいと願い、助けてくれた人たちがいるからである。
ヴィクトリー・タキガワ氏、松井総一郎氏がその一部であると思われるが、他にも沢山いるようだ。
プレイヤーの罪をACEが影ながら軽減してくれた例であり、プレイヤーとしての階川雅成の拭いされない罪の一つである。
もちろん、そういった過去の先に今があり、今が辛くないのであれば、過去は過去だ。
**部品: 辛い記憶は忘れられるならそのほうがいい
辛かった時期の記憶は封印されているらしい。そのことについて話されたことはない。
忘れられているなら、それは忘れたほうがいいことなのだ。辛い過去を乗り越える事が成長につながるなどという事もあるが、
本当に辛くて自分を壊すような記憶なら、忘れたほうがよっぽど成長できるし幸せにだってなれる。
**部品: 昔と比べると落ち着いたかも?
公的に一度死んだとされた時期以降の彼女は、少女というより女性という印象を強めた傾向がある。
全般的に落ち着いた雰囲気である割合が増え、どこか大人になったように見えるからだ。
生活環境の違いによるものかもしれないし、会っている人間が違うからかもしれない。
成長した可能性だってもちろんある。どうであれ、好ましいものだ。少女性が強かった時期も可愛かったけれど。
**部品: 自分を勘定に入れるのは難しいこと
誰かの幸せを願って自分を勘定に入れないというのは、献身の美徳とも取れるしあり方として美しくもある。
そして一途に頑張れるのであれば、それは優れた資質であるともいえるだろう。
でも同時に、自分の幸せというスコアの獲得を放棄したプレイングによって、限られた獲得スコアをより美しく見せているだけとも言えてしまう。
そういった生き方をしてきた人間にとって、自分の幸せを勘定に入れ、自分と相手の幸せの両方のスコアを獲得するためのプレイングを選ぶのは怖い事だし、難しい事と取れるのだ。
それでも階川敦子は自分を幸せにすべきであるし、彼女の周りの人の幸せも得て一緒に幸せになるべきだ。
案外、自分と相手の両方の幸せというのは、想像より簡単に手に入ったりするかもしれないが。
**部品: 新婚です
階川雅成との家族関係は新婚夫婦であるとの自己申告がある。
結婚式は挙げられていないし、なんなら正式なプロポーズというよりも「一緒にいて欲しい」という願いを受けただけなのだが、
それでも夫婦である、婚姻関係であると思ってくれていることは、相手にとってはただ幸せなことだ。
同時に、自身が婚姻関係にあり、その関係として自身を必要とされていると彼女が認識してくれているのは、喜ばしい話ではないだろうか。
**部品: お母さんになるんです
階川敦子は人の妻であるが、人の子の母親でもある。
妊娠が確定したのはT18終盤時点。具体的な出産時期は未確定。A世界の時間経過状況によっては、T21時点でまだ出産していない可能性も存在する。
妊娠当初は、瘴気による子供への悪影響を危惧していたが、ある夢の世界においては、子供が生まれる未来を信じて待つ姿が見られた。
きっと素敵な母親になります。
**部品: 新婚夫婦であるとアララさんに名乗りました
階川雅成との関係は、新婚の夫婦であるとされる。
結婚式は社会情勢や機会が不足しているために明確な実施はされていないが、必ず実施すると階川雅成は宣言している。
両者の相互理解は(一般的なアイドレスプレイヤー夫婦との比較で言えば)あまり深くなく、まだまだぎこちない所もある。
想いは確かにそこに存在するが、それが正しく使われるには蓄積が足りていないという事だ。蓄積のための未来が強く求められる。
もちろん、子供という新しい家族と一緒に作られていく未来である。
**部品: 出会いというには一方的に
基本的に雅戌だった階川雅成が鋸山Bだった階川敦子に惹かれたところから、両者の関係はスタートしている。
鋸山Bが小笠原で支えていたある人物の恋路を雅戌は応援しており、その応援が鋸山Bの幸せにつながるという認識が、結果的に悲しみを呼んだ。
幸せであってほしかった人が悲しみを背負い、死んだかもしれず、そしてその責任の一端が自分にあるという意識は、
自分の恋愛を考えていなかった雅戌が直接的に誰かの運命に足を踏み入れる強い動機となっている。
なお、彼女の所在が掴めた後、最初に実施したのはバレンタインでお菓子を贈る事であり、直接会う時点で既に『お菓子を送ってくれた謎の人』という関係性であったという。
**部品: ゴロネコ藩国で暮らしていたころ
鋸山Bとしての彼女が公的に一度死亡した後に隠れ住んでいたのは、ゴロネコ藩国だった。
森の中にビルが建設されつつあったその国のアパートの一室で一人暮らしをしており、雅戌はそこを幾度か訪問し、
他愛のない、というには話すべき内容がそもそも思いつけなかった結果によるぎこちない会話をしていた。
**部品: 関係性の変化は誘拐と救出から
関係性の大きな変化をもたらしたのは、鋸山Bとしての彼女がセプテントリオン系の組織に誘拐されたことがきっかけである。
生体兵器の実験材料としての誘拐であったとされ、非人道的な扱いを受けた彼女を、激昂した雅戌が救出し、クローニングによる体組織再構成の協力を受ける事で治療してもらうこととなった。
(苦痛の記憶については封印措置が取られた)
雅戌がNWにおいて銃を人に向けて撃ったのはこの時が唯一である。
そして表向きの法律上は合法であった誘拐組織を攻撃した咎で雅戌は逮捕され、処刑を受けるところを法官組織による事実関係の明確化によって救われた。
これをもって試練突破となり、両者の関係性は微笑青空勲章によって結ばれたPLと個人ACEになったのである。
**部品: 守るしさらわれたら必ず救い出す
該当の事件をきっかけとしてか、鋸山B改め階川敦子は幾度もその身を狙われることとなり、
殺害を目的とされるというよりは誘拐を受けるというべき攻撃に度々見舞われた。
雅戌改め階川雅成は、これを色々な手段で防ぎ、守り、さらわれた事を後で知った時はすぐ救出する日々を送った。
未来においても、もし彼女が狙われるのであれば、これを守るのが階川雅成である。
**部品: 玄霧藩国での暮らし
玄霧藩国での暮らしぶりについては、描写された回数が多くなく、あまり詳しくはわかっていない。
A世界では(個人邸宅を持っていなかったので)政庁職員用の住宅施設で二人暮らしをしていたが、
生活の中で、世界経済や政治などについてよく調べている様子などが見受けられたこともあり、読み物は好きだったようだ。
**部品: 不安にさせたり甘えられなかったり
階川雅戌という男も、自身の幸せを求める事に慣れない人間だった。
誰かに頼るのが下手で、誰かに弱みを見せるのが苦手だった。
そんな男が辛い思いをしていた時、支えになろうとした階川敦子は、自身が頼ってもらえなかったと気づいて少し傷ついたりしている。
かつての彼女であれば、どんな男からでも弱音を聞き出して励ましてあげられたかもしれないが、
その時の彼女は、多分昔のようには出来ていなかった。きっとその時既に、彼女は自分の幸せを捨てる事をやめていたのだ。
のちに男は深く反省し、ちゃんと辛いときは正直に話すことを彼女に誓っている。涙目で。
**部品: B雅戌と会った事がある
B世界の存在が発覚し、彼らが表立って行動し始めた時期、階川敦子を口説くB雅戌の姿が目撃されている。
口説き文句は「みんなで幸せになろうよ」的なものであったらしく、妙にチャラいがそれはそれとして。
直後に現れた階川雅成による護衛戦闘を目撃した彼女は、AとBの雅戌が存在することを知り、両者の違いも見て知ったACEの一人である。
**部品: 子供ができたころ
A世界に迷宮が出現し、世界全体が瘴気に覆われる頃、階川敦子は体調不良をおこし、お腹を気にしていた。
これはと考えた周囲の人物による依頼によって彼女は医者の診断を受け、その結果として妊娠が発覚した。
世界情勢がとことん悪い時期であったので、精神的にあまり安定していなかった彼女はとても不安にかられていたが、
父となる男としての階川雅成は、(子供があしき存在に変質するという)不安の原因である瘴気を止めると宣言。
どうか信じて待っていてほしいとの願いを彼女に告げ、その世話を藩国の政庁職員に託し、
迷宮突破のための超陣営組織の主導者の一人として大戦力を率いて迷宮に突入していった。
その事前準備として迷宮が土壁で覆われた事により、瘴気の被害は減っていたようだが、
父となる彼が迷宮で苦闘を繰り広げている間も、母となる彼女は玄霧藩国で子供を守りながら生きていたはずである。
**部品: 新年の夢の約束の話
結局、迷宮は攻略されたものの、A世界のプレイヤー達は抜け殻のB世界に漂着していた。
元の世界への帰還がならず、状況の進行がわずかずつ進みゆく中、ある世界で階川敦子と階川雅成が並び立つ姿が目撃されている。
その場所はエレメンタルローズ世界、およびドリームパークシステム内の夢世界であった。
これらは実際におきた出来事ではないかもしれない。しかし、新年の夢の中で、二人は互いが夫婦であることを確認し、
生まれてくる子供への加護を竜に願い、そして必ず再会することを約束して抱き合った。
この約束は必ず守ると誓われ、そして確かに守られた。
なお、STG式神の城(アイドレス版)上の二人の出展作品はAの魔法陣ガンパレード。突撃銃と砲撃支援、士魂号召喚による戦闘なので、多分敦子さんは後ろで応援しているだけ。
**部品: 再会とその後は
T20の開始とともに、A世界に残されたACEたちの救出作戦が実施された。
階川敦子もその救出対象の一人であり、無事救出が行われたとみられている。
作戦指揮担当者は階川雅成。約束を果たすために戻ってきた彼女の夫である。
作戦成功による帰還中の夜明けの船内で、公示としての責任を果たし終えた彼はただ万感の思いを込めて、再会を喜ぶ言葉を発した。
(なお、この作戦中に自力脱出が不可能だった乳幼児がダガーウーマンによって救助されている事例が報告されており、指揮官はその赤子を自分の子だと思って震えたという)
**部品: 一人暮らし経験がある
ゴロネコ藩国在住時代、階川敦子は一人暮らしをしていた。
ある程度の自活能力があることが想定され、かつ生活環境が(FEG資本による)中物理施設のアパートメントでのものだったので、
魔法によらない、中物理環境における一般的な生活技術を持つと推定される。
**部品: 多分色々出来ると思うんです
おにぎりを作っていたことがある。
それ以外の生活・料理などの描写はなさそうなのだが、しっかりとした教育を受けて育った様子が見受けられる事から、
家事能力も高いのではないか、という説がある一個人の中で根強い。
メードプリンセスという最上級メードの能力が披露された姿を見たことがないので、そこまでスゴイのかどうかも含めて不確定なのであるが。
**部品: 家計を考えた炊事能力
日々の食事を用意し、その後片付けをする能力。
単に調理技術だけでなく、予算に合わせた材料の調達や、体調を考えた栄養バランス、ある程度幅のあるレパートリーによる味の変化など、幾つかの要素が含まれる。
**部品: 家庭の掃除能力
生活をする上でどうしても汚れは溜まるため、これらを掃除する能力が求められる。
掃除器具については物理域にもよるが、箒や雑巾、掃除機といった基本的なものから特定の掃除活動に特化した独特なものまでいろいろ存在する。
毎日住宅の隅々まで掃除する必要は必ずしもなく、使用頻度の高い場所や汚れの目立つ場所を重点的に掃除する者や、ある程度のルールに従って(1日ごとに掃除する部屋を変えるなど)掃除を行う者も多い。
いずれにしても、住環境を清潔に保つことは、体と心の健康に重要である。
**部品: 日常で使用する衣服の洗濯能力
人が生きるために必要なものと言えば衣食住が挙げられることが多い。洗濯はその中の衣服を清潔に保ち、継続して使用するために必要である。
衣服の種類によっては水温や洗剤、干し方にもある程度の指定があることも多くこれらを適切に使い分けることも能力のうちとなる。
ただし、家庭で洗濯できる範囲には限りがあり、専門的な技術や設備が必要な衣服(例えば夜会服やドレスを家で洗濯する者はいないだろう)を家庭内で無理に洗濯することはしない。
**部品: 『鋸山B』という存在の特殊性
そもそも名前にBとつくが、別にB世界由来の人物ではない。
本来、小笠原ゲーム(現在でいう生活ゲーム)の恋愛苦戦者へのサポート役として宰相によって投入された人材で、
鋸山という(クローンなどではないようで性格や外見が違う)先任者が退役した後、その後継として登場したのがきっかけである。
宰相のいわく『男を落とす最強のキャラ』であり、その人物像は男が求める精神的な癒しを献身によってもたらすことがコンセプトだったようだ。
その後、記憶の封印措置などがあったため、現在はその能力を発揮していないまたは限定されていると思われるが、
ごく限られた人物しか持たないみなし職業による特異能力がデータとして残っているため、潜在能力は計り知れない。
**部品: 親は知恵者と男装裕子先生!?
登録上の母親は知恵者で父親は男装裕子先生だそうである。そんなばかな。
とはいえこの登録内容の肝は、親がAであるという事でもある。ちゃんとした結婚式がしたいならば宰相に挨拶にいくべきではないのかという話だ。
**部品: ある秘密を握るというが
システム2におけるデータでは『宰相の秘密を握るゆえに命を狙われる』という特殊を持っていた。
この秘密が何であるのか、どうすれば狙われなくなるのかについて、夫である階川雅成は触れたことがないし彼女に聞いた事もない。
詳しく聞くべきかどうかの判断材料もなく、また彼女に複数回かけられた記憶封印措置にも関わると思われるからである。
秘密を知るかどうかの話はともかく、どうにかしたいと思うのであればまず宰相と話をすべきであろう。
**部品: ヒロインという存在、プリンセスという存在
システム2におけるみなし職業に<ヒロイン><プリンセス>という未開示職業を持っていた。
ヒロインはかの青の厚志と同じもの、プリンセスはプリンセスであろうからして、一人の人物が背負うネタとしてはかなり意味合いが強い。
彼女が世界観上で大きな役割を果たしうる生まれの存在であるのは事実のようで、そんな子を知らぬ間に傷物にしていた男はどうしたらいいのか迷う部分もある。
どのみち、強い運命は危険を呼ぶので、その危険と戦い続ける事は彼女と共に生きる上で絶対に譲れないものだ。
**部品: 教養ある人物としての顔
政治経済軍事にとあれこれ悩む事の多い人物と関わる際、彼女は博識な顔を見せる事が多い。
世の中がどういう仕組みで動いていて、なぜ今現在おきているような事態になるのか、それを毎回適切に認識している。
同時に、周囲の住民が何を不安に思い、何が問題だと感じているのかという視点にたってものを考える事も出来る。
思考能力がよく育ってなければこうはいかないので、しっかりとした教育を受けて育ったことが伺えるエピソードと言えるだろう。
**部品: 助言してくれたりする
話題選びの一環として、政治経済についての分析情報から助言してくれたりする。かなり適切だ。
もちろん、適切に説明されたからと言って相手が必ず喜ぶわけではなかったりもするのだが(かわいい)、
政治経済の意見を求める相手として頼る場合、彼女はとても有益なパートナー足りうる。
**部品: お話上手とは
お話上手とは、字の通りお話が上手なもののことである。
単に人と話すのが上手というだけでなく、総合的にコミュニケーション能力に秀で、情報と感情のやり取りに優れた力量を持つもののことをいう。
**部品: 話しやすい空気をつくる
話を聞くにあたり、相手にとって話しやすい空気を作ることは重要である。
表情や仕草で、相手が進んで話を出来る空間をその場に提供する。
例えば、適切な相槌をうつことで相手に「この人は話をきちんと聞いてくれているな」という満足感を与えるとともに、相手の気持ちを尊重していることを伝え、共感や同調で円滑な雰囲気を場に与えることができる。
また、同意を示すときに頷く、疑問のときに首を傾げる、否定するときは横に手をふるなど、仕草も言葉と同様に重要である。
話を聞き、受け止めていますよというのが目に見えてわかり、相手が話しやすい空気をつくるために有効なテクニックの1つである。
**部品: 質問上手
相手の話をひたすら聞くだけでなく、聞きながら質問をして話を広げていくというのも重要だ。
相手に「自分の話に好奇心をもっている」と思わせ会話がスムーズに広がると共に、必要な情報を手に入れる。
**部品: 巧みな説明
物事を相手にわかりやすく伝えるためには、相手の知識や状況を配慮し、それに合わせた適切な説明をすることが重要である。
自分が話したい事に気を取られず、聞き手の気持ちを尊重し、シンプルに結論から伝えるなど要点を絞り、相手に理解をしてもらえるよう最大限の努力を行う。
**部品: 相手のツボを探る
色仕掛けは単に性的な事柄のみではなく、相手の好みが重要となってくる。
事前の調査があればこしたことはないが、対話の最中でも会話のやり取りや目線などから相手の好みや性癖を探り、相手が何を好ましく思い魅力的に感じるのかのツボを探るのが大切だ。
**部品: 自分をアピールする
自分を相手に売り込む、つまり相手に自分の魅力をアピールするのが色仕掛けの重要な点の一つである。
相手のツボが胸なら胸を強調する仕草をさりげなく行うといった単純な方法ももちろん有効であろう。
また、目線が合ったとき数秒目を合わせた後にはにかんだ笑顔を見せる、会話の端々に好意を示し「ひょっとしてこの人は自分に好意を抱いているのではないか」という期待を持たせるように上手く言動を調整するなど、いかに自分が相手にとって魅力的にうつるか考え、行動する。
**部品: 情報を集めるということ
何か行動を起こす前に必要なものとは情報である。
情報を元に予測を行い、それに基づきリスク管理と行動決定を行うことで、行動の成功率は段違いに上がる。
このとき情報は正確なものでなければならず、また物事のあらゆる側面から集めるのが好ましい。
そのため情報と一口に言えど種類は様々である。
情報収集力に長けた人物とは、求める情報に応じて情報源を絞り、効率よく正確な情報を集めることが出来る人のことを指す。
**部品: 目的のものを探し出す
メディアから情報を得る場合、まず求める情報に関連するそれらを探し、集める必要がある。
紙媒体なら図書館や本屋でかき集めて調べるのが最も良いかもしれないし、誰か個人の所有する本や書類、もしかしたら手紙が必要かもしれない。政府保管の書類にしか記されていないかもしれない。
データならネットワークにあるものかもしれないし、厳重なセキュリティの元記録媒体に保存されているかもしれない。
そういった求める情報が有りそうな場所への知識、それを手に入れるためのコネや手段があればあるほど、情報を手に入れやすい。
**部品: 要点をかいつまむ
媒体に記録されていること全てが必要な情報とは限らない。迅速に情報を収集する為、要点を把握し、重要な箇所だけを詳細に確認する必要がある。
**部品: 記録を写す
手に入れた文書等が持ち出せない場合、情報を正確に写す用意をしておく必要がある。メモや写真等方法は様々。
特に予め急いで写す必要があることがわかっている場合、情報収集時はそれなりの準備をもちろんしていく。
**部品: 注意深い調査
現場を調べる場合、そこに存在する全ての物が情報となる。
一見してわかる情報の他、
非常に小さな手がかりが残されていたり、通常では見えない場所に情報が潜んでいることもある。
魔法や技術で隠蔽されているかもしれない。
また何気ない物や状態でも、論理的に考えれば矛盾を孕んでいる可能性がある。
五感全てを活用し、思考を働かせながら情報を獲得する事に励む。
**部品: 危険性の考慮
何かの調査を行う場合、周囲や己の安全に気を配らなければ、思わぬ被害をこうむることがある。
毒性の植物だったり、人為的に仕掛けられた罠であったり、ぽっかり空いた穴だったり。
そういった危険に気を配り、手袋などの道具を効果的に使いながら調査を行う必要がある。
**部品: そこに至るまでの経緯の考慮
出来事とは、目に見えているものだけがすべてではない。
そこに至るまでの経緯を手に入れた情報と知識を元に推測することによって、
更なる情報を得ることができたり、目の前の情報に惑わされず正しい情報を獲得することが出来る。
**部品: 会話から得る情報
相手が知っている情報や知識を得るには、会話をして話してもらうのが最も簡単である。
相手の話しやすい雰囲気を作り、的確な質問で情報を引き出すテクニックは非常に有用だ。
また多くの人物から話を聞くことでより正確な情報を入手することが出来る。
**部品: 表情や動作の観察
言葉よりも時に雄弁に表情や人の動作が情報を語ることもある。
会話をしながら相手の反応を伺い真実を探ったり、体の動かし方で相手の調子を確認したり、時には攻撃手段等を想定することが出来る。
**部品: 外見への注目
相手の外見によって、相手自身のことや、相手が置かれている状況や今の状態を推測することが出来る。
服装、清潔感、怪我の跡や靴の泥等、注意深く見れば見る程、相手のパーソナリティがわかるのだ。
**部品: 相手の力量を量る
咄嗟の行動や運動時の身のこなし、戦闘の動き等から、相手の戦闘時の力量を量ることは大切な技術だ。
それには武器や道具、魔法などの肉体以外の要素もすべてまとめて情報として活用する。
相手が自分より強いのか弱いのかを正確に把握することで、無駄な怪我を避けることが出来る。
そして相手の動きをよく知ることで対処を行うことが出来る。
相手の力量を量るにはそれなりの戦闘の知識が必要なこともある。
**部品: 自身の活動跡について
自身が情報を集めていたことを誰かに知られたくない場合、自身が活動した痕跡を残さないことが重要だ。
その為には内密に行動したり、怪しまれないように自分の行動に注意を払ったり、
調べた場所の完璧な復元を行ったりする必要がある。
また逆に、自分が調査済みであることを他の誰かに知らせたい場合、あえて痕跡を残すこともある。
それを行うことで共に調査する味方の時間節約をしたり、敵対する相手の警戒心を焦り注意を惹きつけることが出来る。
**部品: ダミーへの注意
入手した情報がすべて正しいとは限らない。誰かに作為的に用意された偽物(ダミー)の可能性もある。
そのため常に手に入れた情報に疑いを持ち、それにまつわるより多くの情報を入手して、
その情報が信頼できるかどうか判断するように心がける。
**部品: メードプリンセス足りうる高度な教育を受けられているとしたら
システム2時点でのみなし職業に<メードプリンセス>というものを持っていた。
これは帝國におけるメード職の頂点に立つ超高級職業であり、非常に高い技能を持っている証でもある。
小笠原への投入前の時期に宰相によって教育環境を用意された可能性が高く、技術習得の場は間違いなく帝國であろう。
本データにおいては満天星国版メードの系譜として記載されているが、仮に流派の違いがあっても能力的な差異はないと思われる。
それで結局一体何者なんだ。ヒロインなのかプリンセスなのかメードなのかそれともプリンセスなのか。
そこを知るのはまた別のお話だろうが。
**部品: メードにしてプリンセス
人数だけでなく種類までも豊富に発展してきたバトルメード。あまりにも増えたその頂点に立つ者こそがメードプリンセスである。
**部品: 当代一人きり
プリンセスと呼ばれる者は当代において一人しかいない。多少の気品を感じるものは数多いるだろう。しかし思わず跪かずにはいられないような、それほどの風格を持つ者が同時に現れることはない。
**部品: 感じ取れる気品
元々掃除、洗濯や炊事を行うのがメードの職能である。故に薄汚れているとされるのが一般的であるし、かわいさの象徴ハイ・バトルメードですら優雅に行動することが限界でありあくまでもメードという部分は感じられた。しかし、プリンセスは違う。その風格は見るだけですべての者に伝わるのだ。
**部品: プリンセスは現れる
メードプリンセスとなるには経歴は関係ない。正確に言えば経験を積んでメードとしての能力が高い方がなりやすいが、必ずしもそうとは限らない。ただ、その能力ではなく、あふれ出る気品によってのみ定義される。故に彼女たちは『現れる』と言われるのだ。
**部品: 呼ばれるための条件
条件とはいうものの、募集を行うわけではない。実際にそこにいてプリンセスと感じることがすべてである。なので現役を退いた隠居メードは対象外とされるし、一方メードガイが対象内となることもある。その上で満天星国メード協会による判定が行われ、メード服、エプロンドレスが与えられる。
**部品: ただの笑顔
メードプリンセスの笑顔は美しいとか、かわいいとか、そういった領域で語るものではない。それはただの笑顔。それ以上でもそれ以下でもないが、それ故に見た者の心に届くのだ。
**部品: 本人は恥ずかしそう
いかに周りからプリンセスと呼ばれようとも、本人は貴族でも王族でもない、ただのメードである。だからいつまでたっても慣れないのだというのは本人の言葉である。
**部品: ハイパー、そしてお局
メードにも上下関係がある。代表的なもので言えば雑務全般をこなすものと、家全体を把握・統括し指示を行うものである。バトルメードの間では後者の中でも特に長く勤めた者をこう呼ぶ。ハイパーメードお局さんと。
**部品: 満天星国における条件
メードの中でも勤続年数が長く、おおよそ干支を一回りしていること。その上で能力が高く、他のメードたちにも慕われることでお局さんと呼ばれ、その働きぶりを満天星国メード協会が確認することでハイパーメードとなる。
**部品: 概要
わんわん帝國が誇る仕えて戦う万能メード、それがバトルメードである。館から戦場まで主人のために尽くすのがその職務となっている。
**部品: メードになるまで
わんわん帝國でバトルメードとなるための道はただ一つ。メード学校に通う事である。ただのメードとしての教育だけではなくバトル、つまり戦闘訓練も行われるため、卒業までに要する期間は4年とされている。
**部品: 掃除
部屋の清掃はメードの主たる仕事の一つである。それがなされたことを主人に悟られぬよう不在の間に行われるのが基本である。
**部品: 洗濯
服だけでなくベッドシーツも清潔に保つことで主人の心の平静のの一助とする。生地を傷めないように丁寧に行いながらも素早く行うのだ。
**部品: 料理
主人の健康を第一に考え栄養素のバランスを整えつつ、それでいて味にもこだわることで初めてメードとして合格とされる。
**部品: 接客・給仕
主人の役職が重要であればあるほど来客は多い。その応対を補佐し、円滑に進むようにするのも重要な仕事である。
**部品: 身辺警護
バトルメードの名が表す通り戦闘もお手の物だ。いざとなればメード格闘術、箒型銃を駆使して敵から主人を守りきる。
**部品: 遺失物の捜索
いくら館を綺麗に保っていても、主が失せ物をすることはある。そういった時にそれを速やかに探しだしてそっと差し出すのもメードの仕事である。
**部品: 応急手当
メードの業務は小さな怪我と隣り合わせである。どれだけ慣れても細かいささくれによる切り傷やあかぎれからは逃れられない。そういう時のために適切に応急処置を行い、速やかに業務に戻ることも必要とされる。主が怪我をした際にもその経験は役に立つことがある。
**部品: よく通る声
主人の話を邪魔せず、それでいてしっかりと相手に伝わるトーンで話す。決して表に出ないがそこにいる、メードという存在を示す技術である。
**部品: 柔らかな笑顔
主人だけでなく来客にも向けられるその笑顔は人の警戒心を解き、場を自然と和ませる効果がある。習得できる技術であるからこそすべてのバトルメードが使えるのだ。
**部品: 長時間労働に耐える健脚
長い時間立ったり座ったりを繰り返すメードであればこそ、その足腰は丈夫でなくてはならない。そのためメード学校ではしっかりと鍛え上げられ、その後も鍛練は欠かさない。
**部品: マッサージ
長時間の労働に耐えた後は癒しが必要となる。そのために彼女たちが身に着けてるのがマッサージである。自らの疲労を軽減するだけでなく、主に請われればその腕を振るうこともある。共に働く犬士にも人気で、休憩時間にはお互いの癒しタイムとなることも多い。
**部品: メード格闘術
メードの服装はお世辞にも激しい行動に向いてはいない。その恰好のままいつでも主人を外敵から守るために、銃を使用できないような環境下でも敵と相対するために自らの身体を武器とするべく磨かれた技術。ハイキックは基本的に使わず、エレガントではないのでパンチではなく掌底を主とする。
**部品: M・C・Q・C
メード・クローズド・クォーター・コンバットの略。近接格闘の中でも、特に主人のほぼ間近にまで近付かれてしまった場合の技術を指す。相手に接した状態から打・投・極の組み合わせの中で最適なものを選択。箒型銃は使えないその状態でも速やかに敵を無力化する。その上でメード服を乱さないのが一人前のメードである。
**部品: 箒型銃射撃術
バトルメードは傍目に戦闘要員であると勘付かれてはならない。そのため、箒型銃を携帯するのが基本となる。しかし通常の突撃銃と異なるそれを正確に標的に当てるためには特殊な射撃術が必要となるのだ。
**部品: 箒型銃格闘術
箒型銃の柄を利用して打撃、防御、拘束を行う一連の技術。外見が箒であるということを除けば基本的には薙刀の撮り回しに近い。
**部品: I=Dパイロット技能
帝國のバトルメードが操るのはエアバイクだけではない。I=Dもその範囲に含まれており、有事の際には犬士と共に戦場を駆け廻る。
**部品: メード防御術
敵の存在が分かった瞬間からではなく、その攻撃が行われた瞬間からが戦闘である。その時にまず行うべきなのは攻撃ではなく防御である。箒型銃による防御はあくまでも敵と相対した時のもの。緊急時に主と自らの命を守るため、その場にある物を利用しなければ自らのエプロンドレスを用いて被害を最小限にする。
**部品: 王女のための援軍
バトルメードは各藩国にいるものなれど、その忠誠はぽち王女に向けられている。かのお方が望むのであればバトルメードは何処でも奉仕に往くのだ。
**部品: 12年以上の経験
バトルメードとして長年仕えてきた彼女たちには他のメードに無い物がある。さまざまなトラブルを乗り越えたその解決策、未然に防ぐための改善案、それらは彼女たちだからこそ持ち得るものである。
**部品: 洗練された動き
お局さんたちは若いメードに比べて身体能力は落ちている。しかし、無駄が削ぎ落されたことによって雑務、戦闘の両面において一般のバトルメードを凌駕する動きを見せるのである。
**部品: 士族用I=D搭乗資格
十分な経験を積んだ彼女たちにはI=Dも相応しい物が割り当てられる。王族や士族のみに許されたI=Dに搭乗できるのはその技量があるからこそである。
**部品: 宰相への奏上
彼女たちの中にも序列はある。より長く経験を積み誰よりもメードとして洗練されたものには、藩国ではなく帝國全土を統べる宰相への奏上の権利が与えられる。ただしほんの一握りに限られるため、実際に行われたことはほとんどない。
**部品: 新たなるメード
歳月を経て、経過ぎてお局さんになるのではない。それを通り越して引退して隠居するのでもない。それとはまったく別の、ある意味異質とも呼べるメード。バトルメードにしてバトルメードに非ず、ただただ優秀であるがために、そしてかわいいがために選ばれたメード。それがハイ・バトルメードである。
**部品: 満天星国における選考基準
基本として現役であるため、隠居メードからは選ばれない。経験は不問であるため勤続年数は短い場合もあるが、最低でもお局さんの能力・技術を全て上回っていることが前提である。だが12年以上勤めた者を超えることは容易ではなく、かわいさを保ったままのお局さんが認定されることも少なくはない。
**部品: 最重要要素:かわいさ
厳しい選考基準の中でも最も重要なものが、そう、かわいさであるっ!かわいければメードガイでも可!前述の通り経験不問=年齢も不問である!これが満天星国メード協会による公式の基準である。緩いように見えるがこの認定は会長直々に行われるため、かなり狭き門となっている。
**部品: 手作業と思えぬ掃除
凡百のバトルメードには真似できぬ速度、正確さで汚れやゴミを排除してゆくその様は部屋を塗り替えているように錯覚するほどと言われる。
**部品: 洗濯機は使っておりません
機械の力を使えばあっという間に終わるそれを、人力で、それでいて一切の油汚れ・泥汚れを残さずに洗浄してみせる。
**部品: 整理・整頓
掃除と混同する人間が多いが、本来は別の行動である。部屋にあるものは時が過ぎる毎に増減するが、それをもっとも効率よく使えるように整えるのもメードの仕事である。
**部品: 星付に並ぶ料理
栄養のバランスを考えるところまでは普通のメードでもできる。星付のレストランという程の味を再現するほどの能力を持ってこそ選ばれしものである。
**部品: 存在を感じさせない給仕
かわいく、そして完璧な給仕をすればこそ人の印象に強く残る物だ。だが影に徹し主人を立てるその仕事は来客者の記憶には残らない。
**部品: 秘書要らずの事務能力
家の中で行われる事務処理だけでなく会食の手配や他家との取次等の家の外にまで、主人の補佐のためであれば何でもお手伝いする。彼女たちを雇った主人の中には秘書を兼任させるものも多いと言う。
**部品: 万全のボディガード
詰んだ経験と傑出した戦闘能力。それらが合わさることで主人の安全は完璧に保たれる。箒型銃による射撃だけでなく近接戦闘にも対応したその動きはどんなに接近されても確実に主を守るのだ。
**部品: 混雑の中でも届く声
家の中が騒がしい時でも、にぎやかな市場に居る時でも、彼女の声は必ず目的の者に届く。主のために最速で勤めを果たすために習得した技術である。
**部品: エレガントな所作
その仕草の端々に見られる美しさ、それはその行動がすべてエレガントであればこそ感じられるものである。人に見えぬ仕事をしている時でもそれは崩れない。
**部品: 市場での交渉術
家を預かるからには食料をはじめとした消耗品を調達するのもメードの仕事である。より良い物を、より主人の負担にならぬように手に入れる交渉術もまた必要とされる技術である。
**部品: エアバイク操縦術
帝國に普及するエアバイクの操縦もバトルメードであればお手の物である。裾がめくれないように美しく乗る技術は女性だけでなくメードガイにこそ必要とされるものである。
**部品: メード武闘術
研ぎ澄まされた拳はメード服をはためかせ、主の敵を粉砕する。もはやそれは格闘の範疇に非ず、武闘として昇華されている。寸止めすらも体得した彼女の拳は相手をただ制圧することを可能とする。
**部品: メード射撃の達人
箒型銃による射撃は単純な突撃銃に比べて習熟が必要とされる。それを用いてただ撃つのではなく、より速やかに敵を制圧するための技術として昇華させたのが彼女たちである。
**部品: エプロンドレス攻防術
ハイ・バトルメードの外見上の特徴はそのエプロンドレスにある。極端に長い腰紐がリボンのようにひらひらと舞うその姿は美しさをも連想させる。しかし何も武器がない場合、それこそが武器となる。敵をいなし、拘束し、締め上げる。そのかわいさからは想像もできない的確な攻撃が敵の速やかな排除につながるのだ。
**部品: 容姿のかわいさ
もっとも重要にしてただのバトルメードを『ハイ』と呼ばれるまでにする唯一の要素。これなくしてハイ・バトルメードはなく、ハイ・バトルメードである以上ただ存在を目にしただけでかわいいと言えるのである。
**部品: 仕草までかわいい
ともすればあざといともとられそうではあるが、そのエレガントそのものである仕草の端々には可愛さが溢れている。見ているだけで癒しを感じ取れるほどである。
**部品: プリンセスであってもメード
どんなに気品があってもメードはメードである。仕えるべき主を持ち、従事している館では雑務をこなし、掃除を行い、炊事も担当するのだ。その本分はプリンセスと呼ばれても変わらない。
**部品: 手ずから行う掃除
本物のプリンセスは掃除をしない。しても掃除は下手かもしれない。だがメードプリンセスであれば話は別だ。動作の美しさは無駄が削ぎ落されることで生まれる。プリンセスほどの美しい動きであれば無駄と呼ばれる部分はそれこそ無に等しい。ありとあらゆる汚れを逡巡もせずに消し去ってゆく。
**部品: プリンセス闘法・メード流
メードプリンセスとはいうが彼女はバトルメードなのである。いざというときは接近戦で自ら敵と相対することもある。しかし重ねて言うが、彼女はプリンセスでもあるのだ、直接敵を殴る蹴るなどの野蛮な技は使わない。相手の力を利用し制圧する、合気とも呼ばれる技術に近い技でもって戦うのだ。
**部品: プリンセス射撃術・メード流
バトルメードである以上、彼女も持っていて使用するものがある。そう、箒型銃だ。プリンセス闘法で敵が怯み、勝手に倒れてゆくのは前述の通り。その威光が及ぶ範囲は何も接近戦に限らない。銃を構えたその姿を見た者は一時心を奪われ、そして心をも射抜かれる。
**部品: メード服(プリンセス仕様)
プリンセスであると認められた者には、国から専用のメード服が支給される。材質からデザインまでこだわりぬかれたその服は、実用性を失うギリギリまで美しさを追求したオーダーメイド。これを纏って初めてメードプリンセスと名乗ることを許される。
**部品: エプロンドレス(プリンセス仕様)
ハイ・バトルメードではかわいさを重視したデザインとなっていたが、今度は違う。メード服のデザインに合わせて豪華ではなく優雅に見えるシルエットとなっている。かつ汚れが付いても大丈夫なように洗濯が容易な素材、もちろん防弾のものを使用している。
**部品: 箒型銃(プリンセス仕様)
メード服同様箒型銃もカスタムメイドである。その性能は威力や速射性よりも取り回しや安定性に重きを置かれ、いついかなる時も持ち歩き仕事に使用してもすぐさま戦闘に移れるように配慮されている。個人の自由で更なる変更が認められており、レーザー銃への切り替えも可能である。
**部品: 共感力としてのシンパシーがあるのなら
システム2時点でのみなし職業の最後の一つとして<シンパシー>という未開示職業も持つ。
シンパシストは同調によって相手の能力を写し取れる能力者であったが、それと同じものであるかどうかは不明である。
階川敦子という人物の場合、元来相手の心情を把握した上でベストな対応を行う事で癒すのが職務であったため、同調というより共感の能力を持っていた可能性はある。
ただし雅戌と会って以降の彼女がこれら特殊な能力を使った様子は一切なく、記憶にかけられた封印措置によるものも含め、能力制限を受けて普通の暮らしをしているものと解釈される。
**部品: 絶技を無効化できるとされる能力について
NWCでの宰相談話上、絶技無効化能力持ちである旨も語られている。
世界の切り札であるヴィクトリーの盾としての運用も想定候補の一つであったようであり(もちろんヴィクトリー本人はそんなこと望まないしむしろ彼女を守ろうとするだろうが)、
この能力が使われる事は原則としてあってはならないと考えられる。
*提出書式
大部品: 階川敦子 RD:113 評価値:11
-大部品: 階川敦子さんってこういう人 RD:10 評価値:5
--部品: 階川敦子とは
--部品: 外見・人種的特徴と思われるもの
--部品: 優しげで献身的でどこかはかなかった
--部品: 自分自身の幸せについて
--部品: 大変だった過去と守ってくれた人たち
--部品: 辛い記憶は忘れられるならそのほうがいい
--部品: 昔と比べると落ち着いたかも?
--部品: 自分を勘定に入れるのは難しいこと
--部品: 新婚です
--部品: お母さんになるんです
-大部品: 階川雅成との関係性 RD:11 評価値:6
--部品: 新婚夫婦であるとアララさんに名乗りました
--部品: 出会いというには一方的に
--部品: ゴロネコ藩国で暮らしていたころ
--部品: 関係性の変化は誘拐と救出から
--部品: 守るしさらわれたら必ず救い出す
--部品: 玄霧藩国での暮らし
--部品: 不安にさせたり甘えられなかったり
--部品: B雅戌と会った事がある
--部品: 子供ができたころ
--部品: 新年の夢の約束の話
--部品: 再会とその後は
-大部品: 生活能力について RD:5 評価値:4
--部品: 一人暮らし経験がある
--部品: 多分色々出来ると思うんです
--大部品: 家事技術 RD:3 評価値:3
---部品: 家計を考えた炊事能力
---部品: 家庭の掃除能力
---部品: 日常で使用する衣服の洗濯能力
-大部品: 数多い秘密 RD:4 評価値:3
--部品: 『鋸山B』という存在の特殊性
--部品: 親は知恵者と男装裕子先生!?
--部品: ある秘密を握るというが
--部品: ヒロインという存在、プリンセスという存在
-大部品: 多才と呼んで差し支えないのでは RD:81 評価値:10
--部品: 教養ある人物としての顔
--部品: 助言してくれたりする
--大部品: お話し上手 RD:6 評価値:4
---部品: お話上手とは
---大部品: 聞く力 RD:2 評価値:2
----部品: 話しやすい空気をつくる
----部品: 質問上手
---大部品: 会話術 RD:1 評価値:1
----部品: 巧みな説明
---大部品: 色仕掛け RD:2 評価値:2
----部品: 相手のツボを探る
----部品: 自分をアピールする
--大部品: 情報収集能力 RD:13 評価値:6
---部品: 情報を集めるということ
---大部品: メディアから RD:3 評価値:3
----部品: 目的のものを探し出す
----部品: 要点をかいつまむ
----部品: 記録を写す
---大部品: 現場や状況から RD:3 評価値:3
----部品: 注意深い調査
----部品: 危険性の考慮
----部品: そこに至るまでの経緯の考慮
---大部品: 人や知的生物から RD:4 評価値:3
----部品: 会話から得る情報
----部品: 表情や動作の観察
----部品: 外見への注目
----部品: 相手の力量を量る
---部品: 自身の活動跡について
---部品: ダミーへの注意
--大部品: メードプリンセス階川敦子 RD:60 評価値:10
---部品: メードプリンセス足りうる高度な教育を受けられているとしたら
---大部品: メードプリンセス RD:59 評価値:10
----部品: メードにしてプリンセス
----部品: 当代一人きり
----部品: 感じ取れる気品
----部品: プリンセスは現れる
----部品: 呼ばれるための条件
----部品: ただの笑顔
----部品: 本人は恥ずかしそう
----大部品: 可能性のあるメード RD:45 評価値:9
-----大部品: ハイ・バトルメード RD:45 評価値:9
------大部品: 選ばれし者 RD:29 評価値:8
-------大部品: ハイパーメードお局さん(満天星国版) RD:26 評価値:8
--------部品: ハイパー、そしてお局
--------部品: 満天星国における条件
--------大部品: バトルメードとしての経験 RD:20 評価値:7
---------大部品: バトルメード(満天星国版) RD:20 評価値:7
----------部品: 概要
----------部品: メードになるまで
----------大部品: 職能 RD:7 評価値:5
-----------部品: 掃除
-----------部品: 洗濯
-----------部品: 料理
-----------部品: 接客・給仕
-----------部品: 身辺警護
-----------部品: 遺失物の捜索
-----------部品: 応急手当
----------大部品: 技術 RD:4 評価値:3
-----------部品: よく通る声
-----------部品: 柔らかな笑顔
-----------部品: 長時間労働に耐える健脚
-----------部品: マッサージ
----------大部品: 戦闘用技術 RD:6 評価値:4
-----------部品: メード格闘術
-----------部品: M・C・Q・C
-----------部品: 箒型銃射撃術
-----------部品: 箒型銃格闘術
-----------部品: I=Dパイロット技能
-----------部品: メード防御術
----------部品: 王女のための援軍
--------大部品: 磨かれた技術 RD:3 評価値:3
---------部品: 12年以上の経験
---------大部品: 戦闘も手を抜かない RD:2 評価値:2
----------部品: 洗練された動き
----------部品: 士族用I=D搭乗資格
--------部品: 宰相への奏上
-------部品: 新たなるメード
-------部品: 満天星国における選考基準
-------部品: 最重要要素:かわいさ
------大部品: より広範かつ質の高い職務 RD:7 評価値:5
-------部品: 手作業と思えぬ掃除
-------部品: 洗濯機は使っておりません
-------部品: 整理・整頓
-------部品: 星付に並ぶ料理
-------部品: 存在を感じさせない給仕
-------部品: 秘書要らずの事務能力
-------部品: 万全のボディガード
------大部品: 洗練された技術 RD:4 評価値:3
-------部品: 混雑の中でも届く声
-------部品: エレガントな所作
-------部品: 市場での交渉術
-------部品: エアバイク操縦術
------大部品: ハイ・戦闘技術 RD:3 評価値:3
-------部品: メード武闘術
-------部品: メード射撃の達人
-------部品: エプロンドレス攻防術
------大部品: かわいい RD:2 評価値:2
-------部品: 容姿のかわいさ
-------部品: 仕草までかわいい
----大部品: メードとしての働き方 RD:4 評価値:3
-----部品: プリンセスであってもメード
-----部品: 手ずから行う掃除
-----大部品: バトルも優雅 RD:2 評価値:2
------部品: プリンセス闘法・メード流
------部品: プリンセス射撃術・メード流
----大部品: 身だしなみ RD:3 評価値:3
-----部品: メード服(プリンセス仕様)
-----部品: エプロンドレス(プリンセス仕様)
-----部品: 箒型銃(プリンセス仕様)
-大部品: 特殊な能力と思しきもの RD:2 評価値:2
--部品: 共感力としてのシンパシーがあるのなら
--部品: 絶技を無効化できるとされる能力について
部品: 階川敦子とは
階川敦子は玄霧藩国に済んでいる人物で、若い女性。しながわのぶこ、と読む。
階川雅成というPCの個人ACEである。昔の名前は鋸山信子B(通称鋸山Bまたは鋸B)。
人の心を癒し支える達人とされるが、普通に喜び、笑い、悲しみ、楽しむし、傷つくことも当然ある。
多分、どこにでもいていい普通の女の人である。かわいいというか素敵な人だと、階川雅成は感じている。
部品: 外見・人種的特徴と思われるもの
シーズン1終了後時期のシーズンオフ時点では、白い肌、金髪碧眼でそばかす以外完璧と言われる美少女(15歳)であり、
それから紆余曲折あったシーズン4時点でも外見的に特別大きな変化はないと思われる。当時は細身だった。
(人間としての範囲で、成長によって背が伸びていたり、コンディションによって体型がある程度変動することはあるだろう)
他世界出身であるという事はないようなので、種族的には北国人系である可能性が高いと思われる。
部品: 優しげで献身的でどこかはかなかった
美しい外見であるが冷たい印象はなく、穏やかで優しく、相手を安心させてくれる雰囲気をまとっている。
そして周囲の人物によく気を回し、相手の幸せを思いやって助ける事を普通のこととしている。
その献身的なあり方はとても健気に見えるし、彼女の魅力の中でも大きなものだろうが、
同時にその微笑みにはかなさを感じる部分もある。いつその輝きが失われてもおかしくないのではと思わせるような、そんなはかなさである。
部品: 自分自身の幸せについて
はかなさの理由、少なくともT10前の頃についてのその理由は『彼女が彼女自身の幸せについては度外視しているから』だと思われた。
誰かのために自分を捨てて尽くせる献身的態度は、相手の幸せにはつながるが、そこに自分の幸せがない。
『相手の幸せが自分の幸せ』と言えるのはお互いにちゃんと余裕がある状況だからこそのものなので、
自分の幸せを捨てるあり方のままであれば、それははかなくも見えるというものだ。
シーズン4現在の彼女は、そうではないと思われる。
部品: 大変だった過去と守ってくれた人たち
辛い過去がある。これはプレイヤー起因であり、本来受けるべきでない苦しみを背負っていた時期が彼女にはある。
本来はそれで死んでいてもおかしくなかったし、公的には一度死んだとされていた。
彼女が生きているのは、その苦しみが不当であると、彼女に幸せでいて欲しいと願い、助けてくれた人たちがいるからである。
ヴィクトリー・タキガワ氏、松井総一郎氏がその一部であると思われるが、他にも沢山いるようだ。
プレイヤーの罪をACEが影ながら軽減してくれた例であり、プレイヤーとしての階川雅成の拭いされない罪の一つである。
もちろん、そういった過去の先に今があり、今が辛くないのであれば、過去は過去だ。
部品: 辛い記憶は忘れられるならそのほうがいい
辛かった時期の記憶は封印されているらしい。そのことについて話されたことはない。
忘れられているなら、それは忘れたほうがいいことなのだ。辛い過去を乗り越える事が成長につながるなどという事もあるが、
本当に辛くて自分を壊すような記憶なら、忘れたほうがよっぽど成長できるし幸せにだってなれる。
部品: 昔と比べると落ち着いたかも?
公的に一度死んだとされた時期以降の彼女は、少女というより女性という印象を強めた傾向がある。
全般的に落ち着いた雰囲気である割合が増え、どこか大人になったように見えるからだ。
生活環境の違いによるものかもしれないし、会っている人間が違うからかもしれない。
成長した可能性だってもちろんある。どうであれ、好ましいものだ。少女性が強かった時期も可愛かったけれど。
部品: 自分を勘定に入れるのは難しいこと
誰かの幸せを願って自分を勘定に入れないというのは、献身の美徳とも取れるしあり方として美しくもある。
そして一途に頑張れるのであれば、それは優れた資質であるともいえるだろう。
でも同時に、自分の幸せというスコアの獲得を放棄したプレイングによって、限られた獲得スコアをより美しく見せているだけとも言えてしまう。
そういった生き方をしてきた人間にとって、自分の幸せを勘定に入れ、自分と相手の幸せの両方のスコアを獲得するためのプレイングを選ぶのは怖い事だし、難しい事と取れるのだ。
それでも階川敦子は自分を幸せにすべきであるし、彼女の周りの人の幸せも得て一緒に幸せになるべきだ。
案外、自分と相手の両方の幸せというのは、想像より簡単に手に入ったりするかもしれないが。
部品: 新婚です
階川雅成との家族関係は新婚夫婦であるとの自己申告がある。
結婚式は挙げられていないし、なんなら正式なプロポーズというよりも「一緒にいて欲しい」という願いを受けただけなのだが、
それでも夫婦である、婚姻関係であると思ってくれていることは、相手にとってはただ幸せなことだ。
同時に、自身が婚姻関係にあり、その関係として自身を必要とされていると彼女が認識してくれているのは、喜ばしい話ではないだろうか。
部品: お母さんになるんです
階川敦子は人の妻であるが、人の子の母親でもある。
妊娠が確定したのはT18終盤時点。具体的な出産時期は未確定。A世界の時間経過状況によっては、T21時点でまだ出産していない可能性も存在する。
妊娠当初は、瘴気による子供への悪影響を危惧していたが、ある夢の世界においては、子供が生まれる未来を信じて待つ姿が見られた。
きっと素敵な母親になります。
部品: 新婚夫婦であるとアララさんに名乗りました
階川雅成との関係は、新婚の夫婦であるとされる。
結婚式は社会情勢や機会が不足しているために明確な実施はされていないが、必ず実施すると階川雅成は宣言している。
両者の相互理解は(一般的なアイドレスプレイヤー夫婦との比較で言えば)あまり深くなく、まだまだぎこちない所もある。
想いは確かにそこに存在するが、それが正しく使われるには蓄積が足りていないという事だ。蓄積のための未来が強く求められる。
もちろん、子供という新しい家族と一緒に作られていく未来である。
部品: 出会いというには一方的に
基本的に雅戌だった階川雅成が鋸山Bだった階川敦子に惹かれたところから、両者の関係はスタートしている。
鋸山Bが小笠原で支えていたある人物の恋路を雅戌は応援しており、その応援が鋸山Bの幸せにつながるという認識が、結果的に悲しみを呼んだ。
幸せであってほしかった人が悲しみを背負い、死んだかもしれず、そしてその責任の一端が自分にあるという意識は、
自分の恋愛を考えていなかった雅戌が直接的に誰かの運命に足を踏み入れる強い動機となっている。
なお、彼女の所在が掴めた後、最初に実施したのはバレンタインでお菓子を贈る事であり、直接会う時点で既に『お菓子を送ってくれた謎の人』という関係性であったという。
部品: ゴロネコ藩国で暮らしていたころ
鋸山Bとしての彼女が公的に一度死亡した後に隠れ住んでいたのは、ゴロネコ藩国だった。
森の中にビルが建設されつつあったその国のアパートの一室で一人暮らしをしており、雅戌はそこを幾度か訪問し、
他愛のない、というには話すべき内容がそもそも思いつけなかった結果によるぎこちない会話をしていた。
部品: 関係性の変化は誘拐と救出から
関係性の大きな変化をもたらしたのは、鋸山Bとしての彼女がセプテントリオン系の組織に誘拐されたことがきっかけである。
生体兵器の実験材料としての誘拐であったとされ、非人道的な扱いを受けた彼女を、激昂した雅戌が救出し、クローニングによる体組織再構成の協力を受ける事で治療してもらうこととなった。
(苦痛の記憶については封印措置が取られた)
雅戌がNWにおいて銃を人に向けて撃ったのはこの時が唯一である。
そして表向きの法律上は合法であった誘拐組織を攻撃した咎で雅戌は逮捕され、処刑を受けるところを法官組織による事実関係の明確化によって救われた。
これをもって試練突破となり、両者の関係性は微笑青空勲章によって結ばれたPLと個人ACEになったのである。
部品: 守るしさらわれたら必ず救い出す
該当の事件をきっかけとしてか、鋸山B改め階川敦子は幾度もその身を狙われることとなり、
殺害を目的とされるというよりは誘拐を受けるというべき攻撃に度々見舞われた。
雅戌改め階川雅成は、これを色々な手段で防ぎ、守り、さらわれた事を後で知った時はすぐ救出する日々を送った。
未来においても、もし彼女が狙われるのであれば、これを守るのが階川雅成である。
部品: 玄霧藩国での暮らし
玄霧藩国での暮らしぶりについては、描写された回数が多くなく、あまり詳しくはわかっていない。
A世界では(個人邸宅を持っていなかったので)政庁職員用の住宅施設で二人暮らしをしていたが、
生活の中で、世界経済や政治などについてよく調べている様子などが見受けられたこともあり、読み物は好きだったようだ。
部品: 不安にさせたり甘えられなかったり
階川雅戌という男も、自身の幸せを求める事に慣れない人間だった。
誰かに頼るのが下手で、誰かに弱みを見せるのが苦手だった。
そんな男が辛い思いをしていた時、支えになろうとした階川敦子は、自身が頼ってもらえなかったと気づいて少し傷ついたりしている。
かつての彼女であれば、どんな男からでも弱音を聞き出して励ましてあげられたかもしれないが、
その時の彼女は、多分昔のようには出来ていなかった。きっとその時既に、彼女は自分の幸せを捨てる事をやめていたのだ。
のちに男は深く反省し、ちゃんと辛いときは正直に話すことを彼女に誓っている。涙目で。
部品: B雅戌と会った事がある
B世界の存在が発覚し、彼らが表立って行動し始めた時期、階川敦子を口説くB雅戌の姿が目撃されている。
口説き文句は「みんなで幸せになろうよ」的なものであったらしく、妙にチャラいがそれはそれとして。
直後に現れた階川雅成による護衛戦闘を目撃した彼女は、AとBの雅戌が存在することを知り、両者の違いも見て知ったACEの一人である。
部品: 子供ができたころ
A世界に迷宮が出現し、世界全体が瘴気に覆われる頃、階川敦子は体調不良をおこし、お腹を気にしていた。
これはと考えた周囲の人物による依頼によって彼女は医者の診断を受け、その結果として妊娠が発覚した。
世界情勢がとことん悪い時期であったので、精神的にあまり安定していなかった彼女はとても不安にかられていたが、
父となる男としての階川雅成は、(子供があしき存在に変質するという)不安の原因である瘴気を止めると宣言。
どうか信じて待っていてほしいとの願いを彼女に告げ、その世話を藩国の政庁職員に託し、
迷宮突破のための超陣営組織の主導者の一人として大戦力を率いて迷宮に突入していった。
その事前準備として迷宮が土壁で覆われた事により、瘴気の被害は減っていたようだが、
父となる彼が迷宮で苦闘を繰り広げている間も、母となる彼女は玄霧藩国で子供を守りながら生きていたはずである。
部品: 新年の夢の約束の話
結局、迷宮は攻略されたものの、A世界のプレイヤー達は抜け殻のB世界に漂着していた。
元の世界への帰還がならず、状況の進行がわずかずつ進みゆく中、ある世界で階川敦子と階川雅成が並び立つ姿が目撃されている。
その場所はエレメンタルローズ世界、およびドリームパークシステム内の夢世界であった。
これらは実際におきた出来事ではないかもしれない。しかし、新年の夢の中で、二人は互いが夫婦であることを確認し、
生まれてくる子供への加護を竜に願い、そして必ず再会することを約束して抱き合った。
この約束は必ず守ると誓われ、そして確かに守られた。
なお、STG式神の城(アイドレス版)上の二人の出展作品はAの魔法陣ガンパレード。突撃銃と砲撃支援、士魂号召喚による戦闘なので、多分敦子さんは後ろで応援しているだけ。
部品: 再会とその後は
T20の開始とともに、A世界に残されたACEたちの救出作戦が実施された。
階川敦子もその救出対象の一人であり、無事救出が行われたとみられている。
作戦指揮担当者は階川雅成。約束を果たすために戻ってきた彼女の夫である。
作戦成功による帰還中の夜明けの船内で、公示としての責任を果たし終えた彼はただ万感の思いを込めて、再会を喜ぶ言葉を発した。
(なお、この作戦中に自力脱出が不可能だった乳幼児がダガーウーマンによって救助されている事例が報告されており、指揮官はその赤子を自分の子だと思って震えたという)
部品: 一人暮らし経験がある
ゴロネコ藩国在住時代、階川敦子は一人暮らしをしていた。
ある程度の自活能力があることが想定され、かつ生活環境が(FEG資本による)中物理施設のアパートメントでのものだったので、
魔法によらない、中物理環境における一般的な生活技術を持つと推定される。
部品: 多分色々出来ると思うんです
おにぎりを作っていたことがある。
それ以外の生活・料理などの描写はなさそうなのだが、しっかりとした教育を受けて育った様子が見受けられる事から、
家事能力も高いのではないか、という説がある一個人の中で根強い。
メードプリンセスという最上級メードの能力が披露された姿を見たことがないので、そこまでスゴイのかどうかも含めて不確定なのであるが。
部品: 家計を考えた炊事能力
日々の食事を用意し、その後片付けをする能力。
単に調理技術だけでなく、予算に合わせた材料の調達や、体調を考えた栄養バランス、ある程度幅のあるレパートリーによる味の変化など、幾つかの要素が含まれる。
部品: 家庭の掃除能力
生活をする上でどうしても汚れは溜まるため、これらを掃除する能力が求められる。
掃除器具については物理域にもよるが、箒や雑巾、掃除機といった基本的なものから特定の掃除活動に特化した独特なものまでいろいろ存在する。
毎日住宅の隅々まで掃除する必要は必ずしもなく、使用頻度の高い場所や汚れの目立つ場所を重点的に掃除する者や、ある程度のルールに従って(1日ごとに掃除する部屋を変えるなど)掃除を行う者も多い。
いずれにしても、住環境を清潔に保つことは、体と心の健康に重要である。
部品: 日常で使用する衣服の洗濯能力
人が生きるために必要なものと言えば衣食住が挙げられることが多い。洗濯はその中の衣服を清潔に保ち、継続して使用するために必要である。
衣服の種類によっては水温や洗剤、干し方にもある程度の指定があることも多くこれらを適切に使い分けることも能力のうちとなる。
ただし、家庭で洗濯できる範囲には限りがあり、専門的な技術や設備が必要な衣服(例えば夜会服やドレスを家で洗濯する者はいないだろう)を家庭内で無理に洗濯することはしない。
部品: 『鋸山B』という存在の特殊性
そもそも名前にBとつくが、別にB世界由来の人物ではない。
本来、小笠原ゲーム(現在でいう生活ゲーム)の恋愛苦戦者へのサポート役として宰相によって投入された人材で、
鋸山という(クローンなどではないようで性格や外見が違う)先任者が退役した後、その後継として登場したのがきっかけである。
宰相のいわく『男を落とす最強のキャラ』であり、その人物像は男が求める精神的な癒しを献身によってもたらすことがコンセプトだったようだ。
その後、記憶の封印措置などがあったため、現在はその能力を発揮していないまたは限定されていると思われるが、
ごく限られた人物しか持たないみなし職業による特異能力がデータとして残っているため、潜在能力は計り知れない。
部品: 親は知恵者と男装裕子先生!?
登録上の母親は知恵者で父親は男装裕子先生だそうである。そんなばかな。
とはいえこの登録内容の肝は、親がAであるという事でもある。ちゃんとした結婚式がしたいならば宰相に挨拶にいくべきではないのかという話だ。
部品: ある秘密を握るというが
システム2におけるデータでは『宰相の秘密を握るゆえに命を狙われる』という特殊を持っていた。
この秘密が何であるのか、どうすれば狙われなくなるのかについて、夫である階川雅成は触れたことがないし彼女に聞いた事もない。
詳しく聞くべきかどうかの判断材料もなく、また彼女に複数回かけられた記憶封印措置にも関わると思われるからである。
秘密を知るかどうかの話はともかく、どうにかしたいと思うのであればまず宰相と話をすべきであろう。
部品: ヒロインという存在、プリンセスという存在
システム2におけるみなし職業に<ヒロイン><プリンセス>という未開示職業を持っていた。
ヒロインはかの青の厚志と同じもの、プリンセスはプリンセスであろうからして、一人の人物が背負うネタとしてはかなり意味合いが強い。
彼女が世界観上で大きな役割を果たしうる生まれの存在であるのは事実のようで、そんな子を知らぬ間に傷物にしていた男はどうしたらいいのか迷う部分もある。
どのみち、強い運命は危険を呼ぶので、その危険と戦い続ける事は彼女と共に生きる上で絶対に譲れないものだ。
部品: 教養ある人物としての顔
政治経済軍事にとあれこれ悩む事の多い人物と関わる際、彼女は博識な顔を見せる事が多い。
世の中がどういう仕組みで動いていて、なぜ今現在おきているような事態になるのか、それを毎回適切に認識している。
同時に、周囲の住民が何を不安に思い、何が問題だと感じているのかという視点にたってものを考える事も出来る。
思考能力がよく育ってなければこうはいかないので、しっかりとした教育を受けて育ったことが伺えるエピソードと言えるだろう。
部品: 助言してくれたりする
話題選びの一環として、政治経済についての分析情報から助言してくれたりする。かなり適切だ。
もちろん、適切に説明されたからと言って相手が必ず喜ぶわけではなかったりもするのだが(かわいい)、
政治経済の意見を求める相手として頼る場合、彼女はとても有益なパートナー足りうる。
部品: お話上手とは
お話上手とは、字の通りお話が上手なもののことである。
単に人と話すのが上手というだけでなく、総合的にコミュニケーション能力に秀で、情報と感情のやり取りに優れた力量を持つもののことをいう。
部品: 話しやすい空気をつくる
話を聞くにあたり、相手にとって話しやすい空気を作ることは重要である。
表情や仕草で、相手が進んで話を出来る空間をその場に提供する。
例えば、適切な相槌をうつことで相手に「この人は話をきちんと聞いてくれているな」という満足感を与えるとともに、相手の気持ちを尊重していることを伝え、共感や同調で円滑な雰囲気を場に与えることができる。
また、同意を示すときに頷く、疑問のときに首を傾げる、否定するときは横に手をふるなど、仕草も言葉と同様に重要である。
話を聞き、受け止めていますよというのが目に見えてわかり、相手が話しやすい空気をつくるために有効なテクニックの1つである。
部品: 質問上手
相手の話をひたすら聞くだけでなく、聞きながら質問をして話を広げていくというのも重要だ。
相手に「自分の話に好奇心をもっている」と思わせ会話がスムーズに広がると共に、必要な情報を手に入れる。
部品: 巧みな説明
物事を相手にわかりやすく伝えるためには、相手の知識や状況を配慮し、それに合わせた適切な説明をすることが重要である。
自分が話したい事に気を取られず、聞き手の気持ちを尊重し、シンプルに結論から伝えるなど要点を絞り、相手に理解をしてもらえるよう最大限の努力を行う。
部品: 相手のツボを探る
色仕掛けは単に性的な事柄のみではなく、相手の好みが重要となってくる。
事前の調査があればこしたことはないが、対話の最中でも会話のやり取りや目線などから相手の好みや性癖を探り、相手が何を好ましく思い魅力的に感じるのかのツボを探るのが大切だ。
部品: 自分をアピールする
自分を相手に売り込む、つまり相手に自分の魅力をアピールするのが色仕掛けの重要な点の一つである。
相手のツボが胸なら胸を強調する仕草をさりげなく行うといった単純な方法ももちろん有効であろう。
また、目線が合ったとき数秒目を合わせた後にはにかんだ笑顔を見せる、会話の端々に好意を示し「ひょっとしてこの人は自分に好意を抱いているのではないか」という期待を持たせるように上手く言動を調整するなど、いかに自分が相手にとって魅力的にうつるか考え、行動する。
部品: 情報を集めるということ
何か行動を起こす前に必要なものとは情報である。
情報を元に予測を行い、それに基づきリスク管理と行動決定を行うことで、行動の成功率は段違いに上がる。
このとき情報は正確なものでなければならず、また物事のあらゆる側面から集めるのが好ましい。
そのため情報と一口に言えど種類は様々である。
情報収集力に長けた人物とは、求める情報に応じて情報源を絞り、効率よく正確な情報を集めることが出来る人のことを指す。
部品: 目的のものを探し出す
メディアから情報を得る場合、まず求める情報に関連するそれらを探し、集める必要がある。
紙媒体なら図書館や本屋でかき集めて調べるのが最も良いかもしれないし、誰か個人の所有する本や書類、もしかしたら手紙が必要かもしれない。政府保管の書類にしか記されていないかもしれない。
データならネットワークにあるものかもしれないし、厳重なセキュリティの元記録媒体に保存されているかもしれない。
そういった求める情報が有りそうな場所への知識、それを手に入れるためのコネや手段があればあるほど、情報を手に入れやすい。
部品: 要点をかいつまむ
媒体に記録されていること全てが必要な情報とは限らない。迅速に情報を収集する為、要点を把握し、重要な箇所だけを詳細に確認する必要がある。
部品: 記録を写す
手に入れた文書等が持ち出せない場合、情報を正確に写す用意をしておく必要がある。メモや写真等方法は様々。
特に予め急いで写す必要があることがわかっている場合、情報収集時はそれなりの準備をもちろんしていく。
部品: 注意深い調査
現場を調べる場合、そこに存在する全ての物が情報となる。
一見してわかる情報の他、
非常に小さな手がかりが残されていたり、通常では見えない場所に情報が潜んでいることもある。
魔法や技術で隠蔽されているかもしれない。
また何気ない物や状態でも、論理的に考えれば矛盾を孕んでいる可能性がある。
五感全てを活用し、思考を働かせながら情報を獲得する事に励む。
部品: 危険性の考慮
何かの調査を行う場合、周囲や己の安全に気を配らなければ、思わぬ被害をこうむることがある。
毒性の植物だったり、人為的に仕掛けられた罠であったり、ぽっかり空いた穴だったり。
そういった危険に気を配り、手袋などの道具を効果的に使いながら調査を行う必要がある。
部品: そこに至るまでの経緯の考慮
出来事とは、目に見えているものだけがすべてではない。
そこに至るまでの経緯を手に入れた情報と知識を元に推測することによって、
更なる情報を得ることができたり、目の前の情報に惑わされず正しい情報を獲得することが出来る。
部品: 会話から得る情報
相手が知っている情報や知識を得るには、会話をして話してもらうのが最も簡単である。
相手の話しやすい雰囲気を作り、的確な質問で情報を引き出すテクニックは非常に有用だ。
また多くの人物から話を聞くことでより正確な情報を入手することが出来る。
部品: 表情や動作の観察
言葉よりも時に雄弁に表情や人の動作が情報を語ることもある。
会話をしながら相手の反応を伺い真実を探ったり、体の動かし方で相手の調子を確認したり、時には攻撃手段等を想定することが出来る。
部品: 外見への注目
相手の外見によって、相手自身のことや、相手が置かれている状況や今の状態を推測することが出来る。
服装、清潔感、怪我の跡や靴の泥等、注意深く見れば見る程、相手のパーソナリティがわかるのだ。
部品: 相手の力量を量る
咄嗟の行動や運動時の身のこなし、戦闘の動き等から、相手の戦闘時の力量を量ることは大切な技術だ。
それには武器や道具、魔法などの肉体以外の要素もすべてまとめて情報として活用する。
相手が自分より強いのか弱いのかを正確に把握することで、無駄な怪我を避けることが出来る。
そして相手の動きをよく知ることで対処を行うことが出来る。
相手の力量を量るにはそれなりの戦闘の知識が必要なこともある。
部品: 自身の活動跡について
自身が情報を集めていたことを誰かに知られたくない場合、自身が活動した痕跡を残さないことが重要だ。
その為には内密に行動したり、怪しまれないように自分の行動に注意を払ったり、
調べた場所の完璧な復元を行ったりする必要がある。
また逆に、自分が調査済みであることを他の誰かに知らせたい場合、あえて痕跡を残すこともある。
それを行うことで共に調査する味方の時間節約をしたり、敵対する相手の警戒心を焦り注意を惹きつけることが出来る。
部品: ダミーへの注意
入手した情報がすべて正しいとは限らない。誰かに作為的に用意された偽物(ダミー)の可能性もある。
そのため常に手に入れた情報に疑いを持ち、それにまつわるより多くの情報を入手して、
その情報が信頼できるかどうか判断するように心がける。
部品: メードプリンセス足りうる高度な教育を受けられているとしたら
システム2時点でのみなし職業に<メードプリンセス>というものを持っていた。
これは帝國におけるメード職の頂点に立つ超高級職業であり、非常に高い技能を持っている証でもある。
小笠原への投入前の時期に宰相によって教育環境を用意された可能性が高く、技術習得の場は間違いなく帝國であろう。
本データにおいては満天星国版メードの系譜として記載されているが、仮に流派の違いがあっても能力的な差異はないと思われる。
それで結局一体何者なんだ。ヒロインなのかプリンセスなのかメードなのかそれともプリンセスなのか。
そこを知るのはまた別のお話だろうが。
部品: メードにしてプリンセス
人数だけでなく種類までも豊富に発展してきたバトルメード。あまりにも増えたその頂点に立つ者こそがメードプリンセスである。
部品: 当代一人きり
プリンセスと呼ばれる者は当代において一人しかいない。多少の気品を感じるものは数多いるだろう。しかし思わず跪かずにはいられないような、それほどの風格を持つ者が同時に現れることはない。
部品: 感じ取れる気品
元々掃除、洗濯や炊事を行うのがメードの職能である。故に薄汚れているとされるのが一般的であるし、かわいさの象徴ハイ・バトルメードですら優雅に行動することが限界でありあくまでもメードという部分は感じられた。しかし、プリンセスは違う。その風格は見るだけですべての者に伝わるのだ。
部品: プリンセスは現れる
メードプリンセスとなるには経歴は関係ない。正確に言えば経験を積んでメードとしての能力が高い方がなりやすいが、必ずしもそうとは限らない。ただ、その能力ではなく、あふれ出る気品によってのみ定義される。故に彼女たちは『現れる』と言われるのだ。
部品: 呼ばれるための条件
条件とはいうものの、募集を行うわけではない。実際にそこにいてプリンセスと感じることがすべてである。なので現役を退いた隠居メードは対象外とされるし、一方メードガイが対象内となることもある。その上で満天星国メード協会による判定が行われ、メード服、エプロンドレスが与えられる。
部品: ただの笑顔
メードプリンセスの笑顔は美しいとか、かわいいとか、そういった領域で語るものではない。それはただの笑顔。それ以上でもそれ以下でもないが、それ故に見た者の心に届くのだ。
部品: 本人は恥ずかしそう
いかに周りからプリンセスと呼ばれようとも、本人は貴族でも王族でもない、ただのメードである。だからいつまでたっても慣れないのだというのは本人の言葉である。
部品: ハイパー、そしてお局
メードにも上下関係がある。代表的なもので言えば雑務全般をこなすものと、家全体を把握・統括し指示を行うものである。バトルメードの間では後者の中でも特に長く勤めた者をこう呼ぶ。ハイパーメードお局さんと。
部品: 満天星国における条件
メードの中でも勤続年数が長く、おおよそ干支を一回りしていること。その上で能力が高く、他のメードたちにも慕われることでお局さんと呼ばれ、その働きぶりを満天星国メード協会が確認することでハイパーメードとなる。
部品: 概要
わんわん帝國が誇る仕えて戦う万能メード、それがバトルメードである。館から戦場まで主人のために尽くすのがその職務となっている。
部品: メードになるまで
わんわん帝國でバトルメードとなるための道はただ一つ。メード学校に通う事である。ただのメードとしての教育だけではなくバトル、つまり戦闘訓練も行われるため、卒業までに要する期間は4年とされている。
部品: 掃除
部屋の清掃はメードの主たる仕事の一つである。それがなされたことを主人に悟られぬよう不在の間に行われるのが基本である。
部品: 洗濯
服だけでなくベッドシーツも清潔に保つことで主人の心の平静のの一助とする。生地を傷めないように丁寧に行いながらも素早く行うのだ。
部品: 料理
主人の健康を第一に考え栄養素のバランスを整えつつ、それでいて味にもこだわることで初めてメードとして合格とされる。
部品: 接客・給仕
主人の役職が重要であればあるほど来客は多い。その応対を補佐し、円滑に進むようにするのも重要な仕事である。
部品: 身辺警護
バトルメードの名が表す通り戦闘もお手の物だ。いざとなればメード格闘術、箒型銃を駆使して敵から主人を守りきる。
部品: 遺失物の捜索
いくら館を綺麗に保っていても、主が失せ物をすることはある。そういった時にそれを速やかに探しだしてそっと差し出すのもメードの仕事である。
部品: 応急手当
メードの業務は小さな怪我と隣り合わせである。どれだけ慣れても細かいささくれによる切り傷やあかぎれからは逃れられない。そういう時のために適切に応急処置を行い、速やかに業務に戻ることも必要とされる。主が怪我をした際にもその経験は役に立つことがある。
部品: よく通る声
主人の話を邪魔せず、それでいてしっかりと相手に伝わるトーンで話す。決して表に出ないがそこにいる、メードという存在を示す技術である。
部品: 柔らかな笑顔
主人だけでなく来客にも向けられるその笑顔は人の警戒心を解き、場を自然と和ませる効果がある。習得できる技術であるからこそすべてのバトルメードが使えるのだ。
部品: 長時間労働に耐える健脚
長い時間立ったり座ったりを繰り返すメードであればこそ、その足腰は丈夫でなくてはならない。そのためメード学校ではしっかりと鍛え上げられ、その後も鍛練は欠かさない。
部品: マッサージ
長時間の労働に耐えた後は癒しが必要となる。そのために彼女たちが身に着けてるのがマッサージである。自らの疲労を軽減するだけでなく、主に請われればその腕を振るうこともある。共に働く犬士にも人気で、休憩時間にはお互いの癒しタイムとなることも多い。
部品: メード格闘術
メードの服装はお世辞にも激しい行動に向いてはいない。その恰好のままいつでも主人を外敵から守るために、銃を使用できないような環境下でも敵と相対するために自らの身体を武器とするべく磨かれた技術。ハイキックは基本的に使わず、エレガントではないのでパンチではなく掌底を主とする。
部品: M・C・Q・C
メード・クローズド・クォーター・コンバットの略。近接格闘の中でも、特に主人のほぼ間近にまで近付かれてしまった場合の技術を指す。相手に接した状態から打・投・極の組み合わせの中で最適なものを選択。箒型銃は使えないその状態でも速やかに敵を無力化する。その上でメード服を乱さないのが一人前のメードである。
部品: 箒型銃射撃術
バトルメードは傍目に戦闘要員であると勘付かれてはならない。そのため、箒型銃を携帯するのが基本となる。しかし通常の突撃銃と異なるそれを正確に標的に当てるためには特殊な射撃術が必要となるのだ。
部品: 箒型銃格闘術
箒型銃の柄を利用して打撃、防御、拘束を行う一連の技術。外見が箒であるということを除けば基本的には薙刀の撮り回しに近い。
部品: I=Dパイロット技能
帝國のバトルメードが操るのはエアバイクだけではない。I=Dもその範囲に含まれており、有事の際には犬士と共に戦場を駆け廻る。
部品: メード防御術
敵の存在が分かった瞬間からではなく、その攻撃が行われた瞬間からが戦闘である。その時にまず行うべきなのは攻撃ではなく防御である。箒型銃による防御はあくまでも敵と相対した時のもの。緊急時に主と自らの命を守るため、その場にある物を利用しなければ自らのエプロンドレスを用いて被害を最小限にする。
部品: 王女のための援軍
バトルメードは各藩国にいるものなれど、その忠誠はぽち王女に向けられている。かのお方が望むのであればバトルメードは何処でも奉仕に往くのだ。
部品: 12年以上の経験
バトルメードとして長年仕えてきた彼女たちには他のメードに無い物がある。さまざまなトラブルを乗り越えたその解決策、未然に防ぐための改善案、それらは彼女たちだからこそ持ち得るものである。
部品: 洗練された動き
お局さんたちは若いメードに比べて身体能力は落ちている。しかし、無駄が削ぎ落されたことによって雑務、戦闘の両面において一般のバトルメードを凌駕する動きを見せるのである。
部品: 士族用I=D搭乗資格
十分な経験を積んだ彼女たちにはI=Dも相応しい物が割り当てられる。王族や士族のみに許されたI=Dに搭乗できるのはその技量があるからこそである。
部品: 宰相への奏上
彼女たちの中にも序列はある。より長く経験を積み誰よりもメードとして洗練されたものには、藩国ではなく帝國全土を統べる宰相への奏上の権利が与えられる。ただしほんの一握りに限られるため、実際に行われたことはほとんどない。
部品: 新たなるメード
歳月を経て、経過ぎてお局さんになるのではない。それを通り越して引退して隠居するのでもない。それとはまったく別の、ある意味異質とも呼べるメード。バトルメードにしてバトルメードに非ず、ただただ優秀であるがために、そしてかわいいがために選ばれたメード。それがハイ・バトルメードである。
部品: 満天星国における選考基準
基本として現役であるため、隠居メードからは選ばれない。経験は不問であるため勤続年数は短い場合もあるが、最低でもお局さんの能力・技術を全て上回っていることが前提である。だが12年以上勤めた者を超えることは容易ではなく、かわいさを保ったままのお局さんが認定されることも少なくはない。
部品: 最重要要素:かわいさ
厳しい選考基準の中でも最も重要なものが、そう、かわいさであるっ!かわいければメードガイでも可!前述の通り経験不問=年齢も不問である!これが満天星国メード協会による公式の基準である。緩いように見えるがこの認定は会長直々に行われるため、かなり狭き門となっている。
部品: 手作業と思えぬ掃除
凡百のバトルメードには真似できぬ速度、正確さで汚れやゴミを排除してゆくその様は部屋を塗り替えているように錯覚するほどと言われる。
部品: 洗濯機は使っておりません
機械の力を使えばあっという間に終わるそれを、人力で、それでいて一切の油汚れ・泥汚れを残さずに洗浄してみせる。
部品: 整理・整頓
掃除と混同する人間が多いが、本来は別の行動である。部屋にあるものは時が過ぎる毎に増減するが、それをもっとも効率よく使えるように整えるのもメードの仕事である。
部品: 星付に並ぶ料理
栄養のバランスを考えるところまでは普通のメードでもできる。星付のレストランという程の味を再現するほどの能力を持ってこそ選ばれしものである。
部品: 存在を感じさせない給仕
かわいく、そして完璧な給仕をすればこそ人の印象に強く残る物だ。だが影に徹し主人を立てるその仕事は来客者の記憶には残らない。
部品: 秘書要らずの事務能力
家の中で行われる事務処理だけでなく会食の手配や他家との取次等の家の外にまで、主人の補佐のためであれば何でもお手伝いする。彼女たちを雇った主人の中には秘書を兼任させるものも多いと言う。
部品: 万全のボディガード
詰んだ経験と傑出した戦闘能力。それらが合わさることで主人の安全は完璧に保たれる。箒型銃による射撃だけでなく近接戦闘にも対応したその動きはどんなに接近されても確実に主を守るのだ。
部品: 混雑の中でも届く声
家の中が騒がしい時でも、にぎやかな市場に居る時でも、彼女の声は必ず目的の者に届く。主のために最速で勤めを果たすために習得した技術である。
部品: エレガントな所作
その仕草の端々に見られる美しさ、それはその行動がすべてエレガントであればこそ感じられるものである。人に見えぬ仕事をしている時でもそれは崩れない。
部品: 市場での交渉術
家を預かるからには食料をはじめとした消耗品を調達するのもメードの仕事である。より良い物を、より主人の負担にならぬように手に入れる交渉術もまた必要とされる技術である。
部品: エアバイク操縦術
帝國に普及するエアバイクの操縦もバトルメードであればお手の物である。裾がめくれないように美しく乗る技術は女性だけでなくメードガイにこそ必要とされるものである。
部品: メード武闘術
研ぎ澄まされた拳はメード服をはためかせ、主の敵を粉砕する。もはやそれは格闘の範疇に非ず、武闘として昇華されている。寸止めすらも体得した彼女の拳は相手をただ制圧することを可能とする。
部品: メード射撃の達人
箒型銃による射撃は単純な突撃銃に比べて習熟が必要とされる。それを用いてただ撃つのではなく、より速やかに敵を制圧するための技術として昇華させたのが彼女たちである。
部品: エプロンドレス攻防術
ハイ・バトルメードの外見上の特徴はそのエプロンドレスにある。極端に長い腰紐がリボンのようにひらひらと舞うその姿は美しさをも連想させる。しかし何も武器がない場合、それこそが武器となる。敵をいなし、拘束し、締め上げる。そのかわいさからは想像もできない的確な攻撃が敵の速やかな排除につながるのだ。
部品: 容姿のかわいさ
もっとも重要にしてただのバトルメードを『ハイ』と呼ばれるまでにする唯一の要素。これなくしてハイ・バトルメードはなく、ハイ・バトルメードである以上ただ存在を目にしただけでかわいいと言えるのである。
部品: 仕草までかわいい
ともすればあざといともとられそうではあるが、そのエレガントそのものである仕草の端々には可愛さが溢れている。見ているだけで癒しを感じ取れるほどである。
部品: プリンセスであってもメード
どんなに気品があってもメードはメードである。仕えるべき主を持ち、従事している館では雑務をこなし、掃除を行い、炊事も担当するのだ。その本分はプリンセスと呼ばれても変わらない。
部品: 手ずから行う掃除
本物のプリンセスは掃除をしない。しても掃除は下手かもしれない。だがメードプリンセスであれば話は別だ。動作の美しさは無駄が削ぎ落されることで生まれる。プリンセスほどの美しい動きであれば無駄と呼ばれる部分はそれこそ無に等しい。ありとあらゆる汚れを逡巡もせずに消し去ってゆく。
部品: プリンセス闘法・メード流
メードプリンセスとはいうが彼女はバトルメードなのである。いざというときは接近戦で自ら敵と相対することもある。しかし重ねて言うが、彼女はプリンセスでもあるのだ、直接敵を殴る蹴るなどの野蛮な技は使わない。相手の力を利用し制圧する、合気とも呼ばれる技術に近い技でもって戦うのだ。
部品: プリンセス射撃術・メード流
バトルメードである以上、彼女も持っていて使用するものがある。そう、箒型銃だ。プリンセス闘法で敵が怯み、勝手に倒れてゆくのは前述の通り。その威光が及ぶ範囲は何も接近戦に限らない。銃を構えたその姿を見た者は一時心を奪われ、そして心をも射抜かれる。
部品: メード服(プリンセス仕様)
プリンセスであると認められた者には、国から専用のメード服が支給される。材質からデザインまでこだわりぬかれたその服は、実用性を失うギリギリまで美しさを追求したオーダーメイド。これを纏って初めてメードプリンセスと名乗ることを許される。
部品: エプロンドレス(プリンセス仕様)
ハイ・バトルメードではかわいさを重視したデザインとなっていたが、今度は違う。メード服のデザインに合わせて豪華ではなく優雅に見えるシルエットとなっている。かつ汚れが付いても大丈夫なように洗濯が容易な素材、もちろん防弾のものを使用している。
部品: 箒型銃(プリンセス仕様)
メード服同様箒型銃もカスタムメイドである。その性能は威力や速射性よりも取り回しや安定性に重きを置かれ、いついかなる時も持ち歩き仕事に使用してもすぐさま戦闘に移れるように配慮されている。個人の自由で更なる変更が認められており、レーザー銃への切り替えも可能である。
部品: 共感力としてのシンパシーがあるのなら
システム2時点でのみなし職業の最後の一つとして<シンパシー>という未開示職業も持つ。
シンパシストは同調によって相手の能力を写し取れる能力者であったが、それと同じものであるかどうかは不明である。
階川敦子という人物の場合、元来相手の心情を把握した上でベストな対応を行う事で癒すのが職務であったため、同調というより共感の能力を持っていた可能性はある。
ただし雅戌と会って以降の彼女がこれら特殊な能力を使った様子は一切なく、記憶にかけられた封印措置によるものも含め、能力制限を受けて普通の暮らしをしているものと解釈される。
部品: 絶技を無効化できるとされる能力について
NWCでの宰相談話上、絶技無効化能力持ちである旨も語られている。
世界の切り札であるヴィクトリーの盾としての運用も想定候補の一つであったようであり(もちろんヴィクトリー本人はそんなこと望まないしむしろ彼女を守ろうとするだろうが)、
この能力が使われる事は原則としてあってはならないと考えられる。