もっ と長い概要

時は20XX年。舞台は関東のとある県の南部に存在する都市、安澄市(あずみし)。
高校二年生進級を迎えようとしていた春、主人公は親の仕事の都合で住み慣れた都会からこの町へと引っ越してきた。

この安澄市にはとある伝承がある。
それは古き時代。世にはびこる邪悪な魔物によって支配されようとしていた日本を、脅威から救った者たち…
――いわゆる退魔師がこの地には存在し、今でも彼らの末裔が人知れずこの町を守っているという。
そんな話を主人公は話半分に聞いていた。

やがて始業式の前日。主人公は自身が転入する高校である『安澄高等学校』の下見に行くが、その帰りに道に迷ってしまう。
途方に暮れ、あてもなく歩いていた主人公を大勢の人影が取り囲む。
だがそれは人間ではなかった。その正体はは人の姿を借り、獲物を待ち構えていた"魔物"だったのだ。

物語の中だけの存在だとばかりに思っていた"魔物"に襲われ、絶体絶命の状況の中。
だが次の瞬間、その"魔物"は主人公をとって喰らうわけでもなく、突然断末魔の悲鳴を上げて倒れ伏した。

頭を抱え、目を閉じていた主人公は、恐る恐るその目を開く。
彼の目の前に立っていたのは、制服姿に日本刀を腰に携えた少女

彼女との出会いを機に、主人公は人と魔物の戦いに巻き込まれることとなるのであった。
最終更新:2012年04月10日 13:19