亜人類

この世界観での亜人類の詳しい紹介ページです。


◆エルフ

人類に最も近い容姿を持つ種族。人類との判別は簡単で、個人差はあるが耳が長く、先が尖っているのが特徴。
リピ・オルジ大陸のグラナンド大森林中央部に位置する『ネクタル』の上に育った『セフィロトの大樹』を彼らの故郷とする。
人間社会や他の種族の社会にも帰化している者が多いため、異種族の中では一番身近な存在。

魔法』の扱いにも長け、その気になれば人類に代わって世界を席巻することが可能な力を持つが、
秩序に重きを置き、必要な時以外は争いを好まない(一部例外も存在するが)ため、人類やほかの種族との関係も概ね良好である。
その証拠に、人類やほかの種族の歴史の中にもエルフとの交流を示す資料は多く、文明の発達に大きく貢献しているのは明々白々。
また、『魔法』は得意なものの、格闘技など近接戦闘を苦手とする者が大半を占めているようだ(やはり例外も存在するが)。

一方で他の種族に比べて封建的意識が強いという面もあり、エルフの中でも『魔法』の才能が高い者の発言力は大きく、
才能の低い者、あるいは他種族との混血(所謂ハーフエルフ)はあまり自由な権利を与えられないことがある。
しかし近代でのグローバル化によって、その意識は薄れつつあり、古い体制を壊して平等な社会を生み出そう、という運動も始まっている。




◆人魚

上半身はヒト、下半身は魚類という容姿を持つ種族。男性はマーマン、女性はマーメイドとも呼ばれる。
陸に上がる際には魔法で下半身を足に変化させるため、ますますヒトと変わらない姿になるが側頭部にえらがついているため判別は容易。
太洋上の『ネクタル』の一つがある島『アクウォルタ島』や、ルニオ大陸の『ネクタル』の一つである巨大湖『エルシャ湖』を故郷とする。

古来から閉鎖的な社会を築いてきたためか、存在こそ認知されていたものの、他の種族とのかかわりはそれほど多くなかった。
海中や水中など、彼らの住む都市が他の種族にとって過酷な環境に位置しているのも交流のむずかしさを助長している。
とはいえ、海で遭難した船舶を正しい航路へ導いたという記録が多数残っているなど、かかわりがまったくないというわけでもない。
近年グローバル化によって人間社会や他の種族の社会に出ていく者も増えたが、それでもほとんどの人魚たちが故郷に腰を落ち着けているようだ。

前述のように、この世界に於いてはそれぞれ海に住む人魚と陸地(淡水)に住む人魚がおり、
海を出身とする者は『海人魚』(シーマーメイド/マーマン)、陸地(淡水)を出身とする者は『陸人魚』(グランドマーメイド/マーマン)と区別される。
※海人魚と陸人魚では体形に違いがあるという設定を付ける予定だが、どういう違いがあるかはまだ未定。

彼らの扱う『魔法』に関しては、水の魔法や氷の魔法を得意とする者が多い。
伝統的に歌を歌う文化を持つ彼らであるが、その歌の中には『魔力』を操る特別な歌が存在し、
上位の歌い手となれば、一族に伝わる古歌によって『魔法』を発現させることができる。幻想的な歌声とともに繰り出される魔法は見る者を魅了するという。

また、この世界の人魚たちは、一日に数時間程度は海水、あるいは淡水を浴びなければ体調を崩してしまう、という体質を持つため、
商店などには地上に住まう人魚たちのために海水やミネラルウォーターなどが市販されている。
しかし水をそのまま被るとずぶぬれになってしまうので、多少なりとも問題点があったが、
最近では専用の携帯用霧吹きや、おしゃれ用としてミネラルウォーターに香りを付けた香水も販売されており、より利便性が上がっている。




◆植物族






これからもどしどし増えるかもしれない。

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最終更新:2013年04月24日 01:02