秋、ロッカーの中

京太郎「俺が三年生?」@ ウィキ内検索 / 「秋、ロッカーの中」で検索した結果

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  • 秋、ロッカーの中
    久「明日、美穂子が来るってさ」 京太郎「みほっちゃんが? なんでまた」 久「なんでって、遊びに来るんでしょ」 京太郎「ふーん、遊びにね」 久「あ、変なことは考えないようにね」 京太郎「別に変なことなんて考えてないって。ただちょっと一緒にご飯でもって思っただけだ」 久「つまり、可愛い女の子を誘ってご飯を、あわよくばその先をと」 京太郎「言ってない、そこまで言ってないから」 久「私だったら別にいいわよ?」 京太郎「じゃあ飯食いに行こうぜ。今日のレディースランチはうまそうだし」 久「その後は?」 京太郎「そうだな……保健室にでも寝に行くか?」 久「あら、いいの?」 京太郎「じょ、冗談だから……」 京太郎「というわけで、明日みほっちゃんが遊びに来るらしい」...
  • 二年編
    ...次の目標  秋、ロッカーの中  秋、月見の夜に  九月二十一日、プレゼントの意味  九月二十四日、お揃い 秋、まこの苦労日記その2  秋、キャットチャンバー  秋、初めての学校祭  秋、祭りの後と後の祭りは全然違う 秋、二人と一人 秋、牌のお兄さん 秋、こどな 秋、苗字と名前 冬、旅行に行こう 冬休み、小悪魔 冬休み、ゆきみだいふく  冬、記憶と縁 冬休み、神社の娘と王者の進路相談 冬休み、はとこ 二月二日、誕生日プレゼント 冬、王者の休日  二月十四日、テンパリングとテンパることは別物である 冬、蓼食う虫もなんとやら 冬、鎖でつなぐもの  二月二十三日、普段余裕ぶってる人は不意打ちに弱か...
  • 九月二十四日、お揃い
    ...だったな」※『二年、秋、ロッカーの中』を参照 美穂子「私はそこまでイヤじゃ……」 京太郎「まあそれは置いとくか……今日は俺に会いに来たとか?」 美穂子「あ、久と約束があって」 京太郎「なんだ、久ちゃんの用事ってそれか」 美穂子「誕生日だからどこかに出かけようっていう話になったんです」 京太郎「なるほどなるほどー……って、誕生日?」 美穂子「はい、今日で17歳です」 京太郎「マジか。なんにも用意してない」 美穂子「気持ちだけで十分ですから」 京太郎「待て、約束までまだ時間あんの?」 美穂子「えっと、少しなら」 京太郎「よし、じゃあプレゼント買いに行くか」 京太郎(とは言ったものの、金はあまりない) 京太郎(しかも何を買えばいいのかよくわからない...
  • 一年、エピローグ――if
    一年、エピローグ――if 京太郎「今日から俺ら二人かー」 久「名前だけの幽霊だったらいるわよ」 京太郎「いないのと同じだな」 久「ま、部の存続に役立つからまだマシね」 京太郎「わお、すっげー上から目線」 久「それよりも部活動紹介のことよ」 京太郎「それってまだ一月以上先だろ」 久「準備は早いほうがいいの。なんたって、来年度はやることが山ほどあるんだから……」 京太郎「……久ちゃん」 久「もちろん手伝ってくれるわよね?」 京太郎「当たり前だろ」 久「でも……よいしょっと」 久「しばらくは二人きりも、悪くないかもね」 京太郎「いきなり人の膝の上に乗ってなんだよ」 久「ちょっと小学校の頃思い出したからさ」 京太郎「ああ、罰ゲームで椅子にな...
  • 秋、こどな
    咏「撮影の仕事? いーよ」 「即決ですか」 咏「たまにはいいんじゃね? 京都でゆっくり観光ってのもさ」 「あの、仕事ですよね?」 咏「わっかんねー、全てがわっかんねー」フリフリ 「まったくあなたは……」ハァ 咏「ため息つくと幸せが逃げるぜぃ?」 「誰のせいだと……!」 咏「えりちゃんは頭かったいなー」 「三尋木プロはその逆みたいですね!」 咏「怒ると小ジワ増えちゃうんじゃね? 知らんけど」 「あぁもう!」 「とにかく! 当日はしっかりとした態度でお願いしますよ!」 咏「うーん……ま、なんとかなるっしょ」 「はぁ……あとわかってるとは思いますが、修学旅行シーズンなので注意してくださいね」 咏「あー、やっぱり若く見えちゃうって罪かねぃ?」 ...
  • 秋、天照大神
    照「菫、そこをどうにか」 菫「ダメだ! ダメだったらダメだ!」 淡「なになにー? なんかもめてんの?」 誠子「さっきからずっとあの調子でさ……」 尭深「宮永先輩が休みに長野に帰りたがってるんだけど、部長がそれを止めてるみたい」 淡「ふーん」 淡(長野……そういえば、テルとキョータローって幼なじみなんだっけ) 淡(ということは家とかも近いのかな?) 淡(……いーこと思いついちゃった!) 照「む……どうして許してくれないの?」 菫「一人で帰ると言ってるからだろうが! 今回はこっちで車を出すこともできないんだからな!」 照「そんな大げさな」 菫「ほーう? ならこの一年で迷子になった回数を言ってやろうか?」 照「……菫は卑怯だと思う」 淡「まーまー、こ...
  • 秋、星に願いを
    優希「やっと終わったじぇー」 和「今日はいっぱい打ちましたね」 咲「秋の大会、私たちも出るんだよね?」 まこ「まぁ、出る出ないは自由じゃがの」 京太郎「おいーっす」 和「先輩、お疲れ様です」スッ 京太郎「お、おう……近いな」 優希「先輩は部活サボってどこ行ってたんだじぇ」 咲「そういえば部長もいなかったよね?」 まこ「来月には学祭に学生議会の入れ替わりもあるしの。ああ見えて忙しいわな」 京太郎「そして俺はその手伝いだよ……」 優希「よくよく考えたら部長も副部長もいないとか」 京太郎「もう次期部長に任せるってことだな」 まこ「ま、ほどほどに頑張っちゃるけぇ」 優希「そしてその次の部長は私だじぇ!」 咲「優希ちゃんが?」 京太郎...
  • 秋、恋敵?
    竜華「……」ピッピッ 竜華「送信……っと」ピッ 竜華「……」ソワソワ 怜「……あれ、どう思う?」 セーラ「竜華がどうかしたんか?」 怜「怪しい、めっちゃ怪しい」 セーラ「だから、なんの話やねんて」 怜「見てわからんの?」 セーラ「うーむ、まるで恋する乙女……みたいな?」 怜「えっ」 セーラ「ちょい待てや。その顔なんやその顔」 怜「まさかセーラが一発で当てるとは思わんかった」 セーラ「え、当たってたんか? ほとんど当てずっぽうなんやけど」 怜「ちょっ、うちの驚き返さんかい」 竜華「あっ」ピロリン 竜華「……ふふっ」 怜「……」 セーラ「あー……」 怜「むぅ」プクー セーラ「いやまぁ、その…...
  • 三年編
    優希との出会い 春、和の初恋? 春、インハイチャンプ  四月十八日、復讐帳 初夏、最後の一人  (中学二年、三月、照との別れ) 初夏、不和 和の悩み 咲との微妙な関係 優希の好物 初夏、合宿 初夏、家庭訪問@原村家 初夏、最後の県予選 初夏、鏡 初夏、見えない彼女の見つけ方 初夏、決意 初夏、県予選決勝戦 初夏、東風とビギナーズラック 初夏、個人戦9位と卓上の天使 初夏、花天月地――嶺上の花と海底の月  そのころの阿知賀編 初夏、男子個人戦 初夏、南風 初夏、代償 初夏、いつも傍にあるもの 六月十七日、料理の練習 初夏、好きこそものの上手なれ 初夏、お兄ちゃんと一緒...
  • 秋、仮装麻雀大会
    咏「あー、つっまんねー」 えり「何言ってるんですか、打ち合わせ進めますよ」 咏「ん~、アドリブでいいんじゃね?」 えり「真面目にやってください!」 咏「えりちゃんさぁ、そんなカッカしてると疲れない?」 えり「誰のせいだと?」ピキピキ 咏「小じわ増えちゃうぜぃ?」 えり「黙りなさい!」ギリギリ 咏「いひゃいいひゃい!」 咏「まったく……福与アナを少しは見習ってほしいねぃ」ヒリヒリ えり「彼女とあなたを組ませたら色々と終わりでしょうに」 咏「この組み合わせがいいってこと?」 えり「遺憾ながら」 咏「またまた照れちゃって」 えり「はいはい、それより仕事の話ですけど」 咏「打ち合わせなら十分したっしょ」 えり「それはまた後です。こ...
  • 秋、膝枕の日
    京太郎「お、清水谷からメールだ」 京太郎「なになに? 秋の大会にレギュラーで出場決定だって?」 京太郎「清水谷もやるなぁ。ま、今んとこ清澄には無縁の話だよな」 京太郎「返信しとくか。そういや園城寺は元気かな?」 竜華「あ、須賀くんから返信来とる。ふんふん、怜は元気かって?」 怜「どしたん? 出会い系でもやってる?」 竜華「須賀くんとメール中」 怜「ほんまに竜華チャラいわぁ」 竜華「なんで!?」 京太郎「怜は今日も元気いっぱいにだらけてますって? なんだそりゃ」 京太郎「あー、なんか腹減ってきたな。これが食欲の秋か……」 京太郎「秋といえばなんですか……っと」 竜華「秋といえば? ……なんやろか」 怜「なになにー?」 竜華「怜は秋といったらな...
  • 中学一年、秋、約束
    照「京ちゃん、お昼」 京太郎「いや、慌てなくても給食は逃げないから」 照「でもプリンはなくなるかもしれない」 京太郎「んなわけあるか。人数分用意されてるのに」 照「だれかが欲張って二個持ってくかもしれない」 京太郎「安心しろよ。一番やりそうな奴は見張っておくから」ジッ 照「まさかもう犯人に目星が……名探偵?」 京太郎「というかそんな事する奴は一人しか思い浮かばない」 照「許せない……私が先にとって守らないと」 京太郎「はい確保ー」ガシッ 照「離して、プリンが取られちゃう」 京太郎「落ち着け、まだ授業中授業中」 照「無事手に入った」ホクホク 京太郎「だから言ったろ」 照「でも今後そういうことが起こらないとも限らない」 京太郎「多分照ちゃ...
  • 秋、バイト執事再び
    京太郎「誕生会?」 ハギヨシ『はい。身内でのささやかなものですが、是非とも参加していただけないかと』 京太郎「そういうことならオーケーです」 ハギヨシ『ありがとうございます』 京太郎「なんか持ってくものとかあります? プレゼントはもちろん用意していきますけど」 ハギヨシ『それでしたら、京太郎くんは手ぶらで構いません』 京太郎「え、プレゼントはいらないってことですか?」 ハギヨシ『君が誕生日を祝ってくれる……それがなによりの贈り物になりますから』 京太郎「うーん、わかりました」 ハギヨシ『では、前日にもう一度連絡します』 京太郎「オッケーです。それじゃ、また」 ハギヨシ『はい、おやすみなさい』 京太郎「とは言っても、なんもなしってのもな」 京太郎「衣の誕生日……...
  • 秋、初めての学校祭
    京太郎「もうすぐ学祭で、そのあと選挙か」 京太郎「出し物の用意にギターの練習、それに久ちゃんのサポート」 京太郎「地味にやること多いな……」 京太郎「さて、次の曲は……」ペラ 「京太郎ー、電話ー!」 京太郎「あん?」 「ほら、またあの子からよ。姉帯さんだっけ?」 京太郎「マジで?」 「もう、こんなことで嘘なんてつかないわよ」 京太郎「まあ、そうだよな」 「はい、保留にしてるから」 京太郎「ん、サンキュー」 「しっかりやるのよ!」グッ 京太郎「なにそのサムズアップ」 豊音『もしもし、京太郎くんですかっ』 京太郎「これで違ったらどうするんだよ」 豊音『あ、京太郎くん!』 京太郎「元気だったか?」 豊音『...
  • 秋、月見の夜に
    純「んー、今日の仕事もおしまいかー」 京太郎「だな、俺もそろそろ帰るか」 純「もう帰るのか? ゆっくりしていってもいいと思うけど」 京太郎「それもいいけど、明日は早いから」 純「麻雀部の朝練でもあるのか?」 京太郎「まぁ、部員獲得のための方策をな」 純「ふーん……あれ? お前のとこって個人戦上位いなかったっけ?」 京太郎「ああ、久ちゃんな」 純「学校的にも当然ほっとかないだろうし、宣伝にもなるんじゃねーの?」 京太郎「それな……そのはずだったんだけどな……」 純「そ、そうか……よくわからないけど聞かないでおく」 京太郎「そういや、今月は結構龍門渕に来てるような気がするな」 純「そうだっけ? バイトは久々のような気がするけど」 京太郎「バイトはな。あとは誕生日が...
  • 秋、苗字と名前
    京太郎「あー、疲れたー」 「起き抜けに何言ってるのよ。まだ若いんだからシャキッとしなさいよ」 京太郎「つっても最近忙しすぎてさ……修学旅行が終わってやっと落ち着いたんだよ」 「そういえば、なにか進展あったの?」 京太郎「進展? 何の話さ」 「だからぁ、久ちゃんのことよ」 京太郎「そういや最近生徒会長になったな。あれ、学生着会長だっけ?」 「もう、そういうことじゃなくて! 男女の仲よ!」 京太郎「またそれか……ないよ」 「えー? 修学旅行なのに? 夜這いとか夜這いとか」 京太郎「そもそもずっと野郎と一緒だったし……あ、そういえばはやりんに会えたな」 「あんた好きよねぇ」 京太郎「いいだろ、俺の中では永遠にアイドルなんだよ」 「そんなことばっか言ってるから恋人ができ...
  • 中学一年、秋、約束A
    照「……」フラフラ 京太郎『……わかったよ。目、閉じてくれ』 久『んっ――』 照「ここ、どこだっけ?」 照「……迷子になっちゃった」 照「そもそも、なんで麻雀やってたのかな……」 『じゃあ、夏の大会で三連覇。これでどうだ』 照「私の理由……京ちゃんとの……」 照「京ちゃん、お昼」 京太郎「いや、慌てなくても給食は逃げないから」 照「でもプリンはなくなるかもしれない」 京太郎「んなわけあるか。人数分用意されてるのに」 照「だれかが欲張って二個持ってくかもしれない」 京太郎「安心しろよ。一番やりそうな奴は見張っておくから」ジッ 照「まさかもう犯人に目星が……名探偵?」 京太郎「というかそんな事する奴は一人しか思い浮かばない」 ...
  • 秋、次の目標
    久「暇ね……」 京太郎「暇だな……」 久「なんで新入部員、現れないのかしら」 京太郎「なんでって、そりゃあれがまずかったんだろ」 久「……ちょっと頑張っただけじゃない」 京太郎「頑張りすぎだ。おかげで怖がってだれも寄り付かなくなったろ」 久「だって新入部員の実力はみないといけないじゃない」 京太郎「だったら少しは手加減しろって。全員飛ばしてどうすんだよ」 久「仕方ないじゃない……嬉しかったんだもん」 京太郎「まぁ、そうだよな」 久「部長も同じ気持ちだったのかな……」 京太郎「さぁな……でも、喜んでくれたことは確かだろ」 まこ「おはようです」 京太郎「お、染谷か。今日は遅かったな」 久「とはいっても暇なんだけどね」 まこ「掃除当番ですよ。そ...
  • 一年編
    入学式、久との再会 春、美穂子登場 春、二人のあいだにある壁 美穂子再び 初夏、久との対立 初夏、美穂子への依頼 初夏、美穂子との特訓 初夏、決戦前夜 決戦 初夏、リスタート (その後の美穂子) 夏、新たな出会い 夏、欠けた月 夏、初めての執事(アルバイト) 夏、衣の麻雀講座 今宵、月が満ちるとも 夏休み、遠征初日 夏休み、松実姉妹 夏休み、遠征二日目――鹿児島 夏休み、眠り姫 夏休み、遠征三日目――大阪 夏休み、目覚めぬ未来 夏休み、遠征四日目――岩手 夏休み、八尺(実際には六尺五寸) 夏休み、遠征最終日――東京 夏休み、グランドマスター 夏の始まり 秋、バイト執事再...
  • その他
    中学二年、三月、照との別れ――if 中学三年、if、これからもずっと  もしもの未来、ある日の朝  二年、if、冬の二等辺三角形 一年、初夏、決戦前夜――if 一年、今宵、月が満ちるとも――if 一年、秋、祭りの後で――if 一年、エピローグ――if 一年、三月、温泉のあとのマッサージ(意味深)――if 二年、夏、スリーピングビューティ――if 二年、秋、初めての学校祭――if 二年、秋、こどな――if 二年、冬、鎖でつなぐもの――if 二年、三月、湯煙大作戦――if 三年、if、魔物に愛された男 三年、夏、一足先の出立・一番星――if 三年、if、両手に抱えきれないほどの花を 三年、夏、クレプスキュール――if  三年、夏、クレプスキュール――i...
  • 秋、笑顔が似合う彼女
    京太郎「死ぬ……いっそ殺せ!」 ゆみ「久しぶりに会ったと思ったらなんだ……介錯はしないぞ?」 京太郎「もう問題集は見たくないんだぁ……」 ゆみ「もしかして受験勉強か? 意外だな」 京太郎「俺もまさかこんなことになるなんて思わなかったよ……くそっ」ダン ゆみ「とりあえず店の中で騒ぐのはやめにしないか?」 ゆみ「ふむ、久と同じ大学か……」 京太郎「わかってるよ? どこの学部行くにしたって足りないもの三昧だって」 ゆみ「しかし進学しないとして、就職のあては?」 京太郎「えっと、執事とか温泉旅館とか……神社に婿入り?」 ゆみ「よし、何も心配ないな。話は終わりにしよう」 京太郎「見捨てないで加治木さまっ」ガシッ ゆみ「ええい、まとわりつくんじゃないっ」 京太郎「...
  • 秋、二人と一人
    京太郎「いよいよか」 一太「いよいよだね」 久「……ええ」 まこ「候補者が複数出たのは議会長だけですか」 久「なんというか、神様は私の前に障害物を置くのが好きなのかしらね?」 まこ「他の候補者を障害物扱い……」 京太郎「ま、久ちゃんだったらその方が案外上手くいくかもだしな」 久「そうね。内木くん、時間は?」 一太「えっと……そろそろ向かったほうがいいね」 京太郎「じゃ、行くか」 久「うん」 一太「負けないでくれよ? じゃないとここまでサポートしたぼくの立つ瀬がなくなる」 久「当たり前じゃない」 京太郎「お前なぁ、なにツンデレっぽいこと言ってんだ、よっ」ガシッ 一太「いたたたっ、ツンデレもなにもその通りだろ!?」 京太郎「またまたぁ、結構楽し...
  • 秋、祭りの後で
    京太郎「……zzz」 竜華「あれ、須賀くん寝ちゃった」 竜華「あない頑張ってたし、仕方ないか」 怜「……むぅ」 竜華「怜、起きたん?」 怜「竜華の浮気者ー」 竜華「浮気て……」 怜「男に膝枕許すとは……竜華やっぱチャラいー」 竜華「もう、またそれ?」 怜「つーん、どうせうちは捨てられた女やしー」 竜華「はいはい、また今度膝枕したるから」 怜「はい予約頂きましたっ」 竜華「にしても……」 京太郎「……」スー 竜華「男の人の寝顔って、案外可愛いかも」 怜「……竜華が女の顔しとる」 京太郎(あー、なんか柔くて気持ちいー)モミモミ 「ひゃっ」 京太郎(俺、寝てたんだっけ? あ、頭の上の方にも柔らかいもの...
  • 秋、距離の縮め方
    透華「北海道に行きますわ!」 京太郎「あ、うん。いってらっしゃい」 透華「あなたも来なさい」 京太郎「もしかしてと思ってたけど、やっぱりそのパターンか」 透華「じゃあこの後のパターンもわかっていますわね?」 京太郎「準備して即出発だろ?」 透華「わかっているならよろしい」 京太郎「今回の面子は?」 透華「ハギヨシとあなたですわ」 京太郎「よし、頑張るか!」 透華(この気合の入りよう……ふふ、ようやく執事としての自覚が芽生えてきたみたいですわね) 京太郎(ハギヨシさんと一緒だもんな……カッコ悪いところは見せられないってな) 京太郎「ということで北海道行ってくるわ」 純「あー、そういえばグループの系列のホテルがオープンするとか」 京太郎「ってことは...
  • 秋、牌のお兄さん
    はやり「えー、咏ちゃんずるいー」 咏「ずるいもなにも、偶然会っちゃったもんは仕方なくね?」 健夜「へぇ、咏ちゃんも京太郎くんに会ったんだね」 咏「お、小鍛冶さんも? いやぁ、中々に興味深いねぃ。能力とか色々」 はやり「とか?」 健夜「色々?」 咏「実は連絡先も交換してたり」 はやり「なにそれー! ずーるーいー!」 健夜「あ、実は私も」 はやり「裏切り者っ!?」 はやり「い、いいもん……だって京太郎くんは牌のお姉さんのファンだって言ってくれたし」 咏「でも結局会えなきゃ意味ないんだよねぃ」 はやり「うっ」 健夜「憧れや尊敬って、結構距離感じるよね」 はやり「うぐっ」 はやり「いいもんいいもん! こうなったら長野での仕事を取ればいいんだから!...
  • 秋、キャットチャンバー
    久「あーもう、この時期やること多すぎー」 まこ「選挙出るんでしたっけ?」 久「それに加えて学祭の準備だってあるし……さらに選挙の後は修学旅行よ?」 まこ「あー、それは大した詰め込みっぷりで」 久「これだったら、学祭ぐらい6月か7月に回してもいいと思うんだけど」 まこ「それはそれでインハイの予選とかぶりそうですけども」 久「春夏秋冬どの時期でも大会やってるからいいんじゃない?」 まこ「はぁ」 久「それにしても、今日はお客さんいないの?」 まこ「もうちょい遅くならないと常連も来ないですよ」 久「せっかく休みの日に気晴らしにきたのにねー」プルルル 久「あれ、靖子から? ……もしもし」 靖子『色々忙しそうにしてるみたいだけど、元気?』 久「忙しくて暇で死にそう」 ...
  • 夏、大阪の姉妹
    「もう快っ勝やな」 「油断してしてはるとつまづきますよ?」 「さっきセーラからジュース代ふんだくっ……やなくてもろたし、言うことなしや!」 「それとこれと関係あらへんでしょ」 「もうこれで団体戦の汚名はすすがれたに違いないっ」 「どうして人からお金とって汚名返上ですか」 「恭子……もうちょいツッコミの温度上げてくれへん?」 「そうは言うても、さっき愛宕プロから調子乗らせるなって釘刺されましたから」 「まさかのおかん直通!?」 久「どうして、どうしてなのよ……」 「……泣いとる人とすれ違ったときはどうボケたらええんやろな?」 「ボケることから頭離してください」 「うちからボケとツッコミを取ったら、ただの麻雀が強い美少女になってまうやろ」 「十分やないですか」 ...
  • 秋、ころたんリサーチ
    京太郎「うーむ、お金がない!」 久「もう、学祭前に不景気なこと言わないでよ」 京太郎「んなこと言ったってないもんはないんだよなぁ」 久「あんた例のバイトで稼いでなかったっけ? 夏も優希のタコス代、半分自腹だったんでしょ?」 京太郎「そうだよ、それに加えて今月の誕生日ラッシュ……去年もこの時期は金欠だったよ」 久「お小遣いは?」 京太郎「百円の飲み物を一日一本飲んでたら丁度なくなるぐらいには貰ってる」 久「つまり三千円ね」 京太郎「ザッツライト」 京太郎「というわけで今日はアルバイトに行ってくる」 久「えー? 手伝ってくれるんじゃないの?」 京太郎「もう手伝いまくったよ。あとは一太に丸投げしてくれ」 久「もうしてるわよ」 京太郎「……それもそうか」 久...
  • 大星淡
    京太郎→淡 京太郎「あいつは……バカだな」 京太郎「おまけにアホで生意気でやかましくてバカだ」 京太郎「でも憎めないよな。まぁ、あんだけオープンに好かれて悪い気はしないってのもあるんだけど」 京太郎「バカな子ほど可愛いって言葉もあるしな」 京太郎「あいつの前で言ったらすっごい調子乗りそうだから絶対言わないけど」 京太郎「あと意外と発育いいよな」 京太郎「まだまだ成長期ってことなのかね」 淡→京太郎 淡「キョータロー? とーぜん私のもの!」 淡「口では認めようとしないけど、ホント素直じゃないよねー」 淡「だってキスまでしたんだもん。すっごいドキドキしちゃった……」テレテレ 淡「あ、でもしょっちゅう他の女の子と一緒にいるのは気に入らないかも」 淡「まったく、...
  • 二年、秋、こどな――if
    えり「私はそろそろ……着物を返さないといけませんから」 京太郎「気をつけて」 咏「じゃあ、後でねー」 えり「三尋木プロ、あなたはハメを外し過ぎないように」 咏「わかってるっての」 えり「それでは……」 咏「で、これからど-すんのさ?」 京太郎「さぁな……最大の目的はほぼ果たしちゃったし」 咏「ってことは暇人ってわけだ」 京太郎「噛み砕くとそうなる」 咏「じゃあ、暇人同士ご一緒にどーですか?」 京太郎「まぁ、一人よりも二人の方が楽しいか」 京太郎「というわけで、しばらくよろしくな」 咏「しょうがない、面倒見てやっかねぃ」 京太郎「むしろ逆のような気もしてくるな……」 咏「よーし、雀荘行くかー」 京太郎「それは勘弁してください」 ...
  • 秋、幸せの受け渡し
    竜華「……はぁ」 怜「幸せ一個もーらい」 竜華「なにそれ」 怜「ため息で逃げた幸せをもらいました、みたいな?」 竜華「……でもそれで怜の体、良くなるんやったらありかも」 怜「ちょっ、マジトーンで返すのやめて」 怜「それは置いといて、竜華の好きな人のことやけど」 竜華「――っ、す、好きな人!?」 怜「物憂げな表情にため息……恋煩いやん」 竜華「こ、恋煩い!?」 怜「反応がワンパターンやなぁ。もっとバリエーション増やさんと」 竜華「むぅ、じゃあ怜には気になる人はおらへんの?」 怜「それで、うちがいるゆーたらどうするん?」 竜華「……ショックやわぁ」ズーン 怜(これで、相手も同じっちゅーこと竜華が知ったらどうなるんやろなぁ) 怜「それはと...
  • 秋、欲張り娘にご褒美を
    初美「秋ですねー」 巴「もうすぐ冬だけどね」 初美「冬とは言っても、ここらはあんまり雪が降らないのですよ」 巴「そのかわり、降ったら大変なんだけどね……」 初美「この前はまさかの大雪でしたねー」 霞「あら、二人ともこんなところにいたのね」 初美「おやつですかー?」 霞「残念、はずれね」 初美「ちぇっ、おっぱいおばけはけちくさいのですよ」ボソッ 霞「……初美ちゃん?」ピキッ 初美「な、なにも言ってないのですよー」 巴「と、ところでなにかあったんですか?」 霞「そろそろコタツを出そうと思って。二人も手伝ってくれるかしら?」 初美「おコタ!」 巴「もうずいぶん寒くなってきましたからね」 霞「小蒔ちゃんも寒そうにしてるし、そろそろ出してもいい...
  • Aルート
    夏、勝敗の後に残るものA (中学一年、秋、約束A) 夏、再会 エピローグA エンディング――約束の行方
  • 三尋木咏
    京太郎→咏 京太郎「なんだよあのこどな」 京太郎「あそこまで大人気ない大人も珍しいんじゃないか?」 京太郎「そもそも最初は年下のフリしてたし」 京太郎「婿養子とか人をからかいすぎだっての」 京太郎「でもなんだかんだ言って年上なんだよなぁ」 京太郎「曲がりなりにも相談には乗ってくれるし」 京太郎「さて、どういうつもりで着物を送りつけてきたんだかな」 咏→京太郎 二年、夏、大阪の姉妹以降 咏「須賀京太郎? あー、あのお兄さん」 咏「腕前はともかく、そのオカルトってやつ? には興味があるねぃ」 咏「あれ使いこなせばもしかするともしかしちゃうんじゃね? 知らんけど」 咏「他のプロも興味持つと思うぜぃ」 咏「女性関係? いや、知らんし」 二回目 二年、秋...
  • どこかの未来、あったか家族計画
    京太郎「……暑い!」 宥「そうかなぁ? あったかいよ?」 京太郎「もうすぐ九月で気温も下がってくるかもしれないけどな? 今はまだ八月なんだよ!」 宥「?」 京太郎「不思議そうな顔するな! あーもう、ストーブ切るぞ」ピッ 宥「あ、待って!」 京太郎「んでもって窓開ける! 熱がこもって空気が澱んでるからな」ガラッ 宥「うぅ……風が冷たいぃ」プルプル 京太郎「普通それは涼しいって言うんだ」 宥「京太郎くん、ひどい……」 京太郎「ひどくて結構。光熱費だってかさむんだからな」 宥「むぅ……えいっ」ムギュッ 京太郎「なんだ、抗議は受け付けないぞ?」 宥「抗議じゃなくて、交換条件はダメ?」 京太郎「まぁ、ものによる」 宥「寒いから、京太郎くんが...
  • EX
    小学二年、出会い 小学五年、幼馴染 小学五年、嫉妬 小学五年、十月二十七日、憧憬 小学五年、二月十八日、ケーキのようなパフェのようなプリン 中学一年、秋、約束 中学一年、十一月十一日、細長い棒状のお菓子 中学二年、初夏、ゆみとの出会い 中学二年、夏、試合観戦 中学二年、元日、二人の願い 中学二年、三月、照との別れ 中学三年、初夏、空白
  • プラグイン/ニュース
    ニュース @wikiのwikiモードでは #news(興味のある単語) と入力することで、あるキーワードに関連するニュース一覧を表示することができます 詳しくはこちらをご覧ください。 =>http //www1.atwiki.jp/guide/pages/266.html#id_542badf7 たとえば、#news(ゲーム)と入力すると以下のように表示されます。 愛媛FC、サポーター130人とゲームで交流深める - 愛媛新聞 可愛い見た目で超絶難度なゼリー融合パズルゲーム「ユウゴウパズル」プレイレビュー - GIGAZINE 好評につき第2弾開催!オンライン・クレーンゲームで自宅から全国を旅する、全国ご当地ラーメンフェア開催:時事ドットコム - 時事通信 今売れてるPC対応ゲームコントローラーTOP10、ロジクールのゲームパッドが首位 2021/...
  • 秋、空いた穴を埋めるもの
    姫子「ふーん、週末に里帰りね」 煌「この前の三連休に行ければよかったんだけど、忙しくてどうも」 姫子「あはは、頑張れ新部長」 煌「もう、そんなこと言って自分だけ楽する気でしょ」 姫子「えー? むしろ先輩たちがかせしよると、こっちはやりづらいというか」 煌「そう、それ。それなんだよね……」 姫子「なんか困っとーと?」 煌「困ってるというか……その、白水元部長が」 姫子「ぶちょ、やなくて先輩が?」 煌「手伝ってくれるのはありがたいんだけど……気を使いすぎというか、過保護みたいな」 姫子「あー……」 煌「この前なんかちょっと昔の牌譜探してたら――」 哩『牌譜? そいやったら私が探しとく』 姫子「そんくらいならまだ問題はなかと思うけど?」 煌「それだけじゃ...
  • 秋、絵描きの彼女と秋の夜空と
    「ねぇねぇ、どの子にするのよー」 「そうだそうだ、早く決めた方がいいぞー」 京太郎「……」 「あんまり待たせてると後が怖いわよー?」 「ははは、痴情のもつれで刺されたなんて笑えないからな」 京太郎「うるさいよあんたら!」 京太郎「そもそも駆け落ちしてくっついた人達がこっちの恋愛に口出すってどういうことよ!?」 「やぁねぇ、だから口出すんじゃない」 「そもそも口出すだけで他はなんにもしてないじゃないか」 京太郎「そ、そりゃそうだけどさ」 「それに俺たちが本気で介入したらすぐにゲームセットだぞ?」 京太郎「……具体的には?」 「そうねぇ……」 「そうだな……」 「今頃神境で子作りに励んでるんじゃない?」 「ニュージーランドに挨拶に行ってたり...
  • 二年、秋、初めての学校祭――if
    豊音「ここだよ。さっき歩いてる時に見かけたんだ」 京太郎「休憩所?」 豊音「疲れたんだったら、いいかなって」 京太郎「それはいいんだけど……」 京太郎(なんでこの部屋、こんなカーテンで見えなくしてんの?) 京太郎(まさか……休憩所って書いてヤリ部屋とか読むわけじゃないよな?) 豊音「仮眠をとりたい人用にベッドもあるって!」 京太郎「マジか……アウト気味だな」 豊音「ほら、入ろ?」グイッ 京太郎「ちょっ」 京太郎「……」 豊音「なんか、薄暗いね」 京太郎「……」 豊音「それに、なんか変な声も……」 京太郎「……」 豊音「みんな風邪ひきさんなのかな?」 京太郎(……あかん、予想が的中したっぽい) 京太郎(しかもこの...
  • 秋、旅館の娘と将来の就職先
    京太郎「んー、最近暇だな」 久「それ、部活への顔出しが絶対じゃなくなったからじゃない?」 京太郎「そうだよなぁ……しかし、みんな忙しないよな」 久「だんだん受験シーズンが近づいてるからでしょ」 京太郎「このクラスで暇そうにしてるのなんて、推薦決まってる久ちゃんと一太ぐらいのもんだ」 久「サラッと自分抜かないの、この暇人」 京太郎「でも俺、進学するって決めてるわけじゃないからな」 久「……まだ進路決めてなかったわけ」 京太郎「進学か就職かフリーマンくらいにはしぼってるぞ」 久「それは進路じゃなくて方向って言うの」 京太郎「まったくだ」 久「でもね、受験するにしたって大分スタート出遅れてるわよ?」 京太郎「もう十一月だしなぁ」 久「一応出願はしたんでしょ?」 ...
  • 秋、まこの苦労日記その2
    「ねぇねぇ、須賀先輩と竹井先輩って付き合ってるのかな?」 まこ「はぁ? なんでまた」 「いいから教えてよー」 まこ「まあ、付き合ってはおらんじゃろ」 「それ本当? なら良かったー」 まこ「あー、あれか。ひょっとして先輩のことを?」 「そう、そうなの!」 「私、竹井先輩の大ファンなの!」 まこ「……は?」 「私も!」 「あたしもよ!」 「私だって!」 「わ、私は須賀先輩がいいなぁ」 まこ「どっから湧いて出た!?」 「知らないの? インターハイ終わってからファンクラブできたんだけど」 まこ「いやいや、それなら入部してあげたほうが喜ぶじゃろが」 「それとこれとは別! 遠くから見守るのがいいんだから」 まこ「はぁ……」...
  • 瑞原はやり
    京太郎→はやり 京太郎「はやりん? 永遠のアイドルだろ」 京太郎「キツいだのなんだのって言ってるやつはわかってないよな」 京太郎「胸? ち、違うし。そこしか見てないわけじゃないし」 京太郎「冗談抜きにすると、久ちゃんに会う前は心の支えだったしな……」 京太郎「にしても驚くぐらい男の影がないというか」 京太郎「いつまでも結婚しないでくれるのはファンとしても嬉しいけどさ」 京太郎「もしだれも貰わないなら俺が貰っちゃうぞー、なんてな」 京太郎「いや、でもはやりんは男より女の子の方が好きなのか? ……だったら結婚するわけないか」 はやり→京太郎 二年、秋、牌のお兄さん以降 はやり「京太郎くんですかー?」 はやり「えっと、将来有望な男の子だと思います☆」 はやり「実は私も密...
  • 一年、秋、祭りの後で――if
    京太郎「……校舎、人いないな」 竜華「うん……みんな外に出とるから」 京太郎「俺らは外に出ないのか?」 竜華「こんなとこ、他の人に見せられへんよ」 京太郎「まぁ、傍から見れば腕組んでるただのカップルだからな」 竜華「し、仕方ないやん」カァァ 京太郎「わかってるよ。お、なんか始まるみたいだな」 京太郎「へぇ……花火か。すごいな」 竜華「うん……」 京太郎「……綺麗だな」 竜華「うん」ギュッ 京太郎「――っ」 京太郎(いやいやいや、そんな強くしがみつかれたら胸が!) 京太郎(こんなところに二人っきりって状況もヤバイし……) 京太郎「な、なあ……一瞬だけ離れてもらってもいいか?」 竜華「暑苦しい?」 京太郎「いや、ちょっと腕がし...
  • 秋、祭りの後と後の祭りは全然違う
    豊音「う~ん」 京太郎「おーい」 豊音「もう無理だよぉ」ムニャムニャ 京太郎「姉帯さんやー」 豊音「ダメだってばぁ、京太郎くぅん」モゾモゾ 「なに、今の声?」 「もしかしていたしちゃってるとか?」 「こんなとこでか……とんだ上級者だな」 京太郎「お願いだからもう起きてっ」 豊音「んー、すっきりしたかも!」 京太郎「それはよかった……」 豊音「うん、いい夢見ちゃったよー」 京太郎「どんな?」 豊音「えっとね、京太郎くんのお母さんとお父さんに挨拶して」 京太郎「ふんふん」 豊音「それから私のお父さんに挨拶しに行って」 京太郎「ふんふん」 豊音「もう夜遅いからって京太郎くんを泊めて」 京太郎「なるほ...
  • 秋、衣の誕生日(略してころたん)
    メイド「京太郎くーん、次こっちお願ーい」 京太郎「あいよー」 メイド「国広さんはこっちお願いねー」 一「は、はいっ」 メイド「あ、二人共それ終わったら向こうの大部屋の掃除お願いしまーす」 京太郎「りょーかい」 一「わ、わかりました!」 一「つ、疲れた……」 京太郎「大丈夫か?」 一「どうして君は平然としてるのさ。一時的なアルバイトなんでしょ?」 京太郎「だから、夏休みの時に一週間ぐらいバイトしてたんだって」 一「たった一週間であんな動きを身につけたの!?」 京太郎「まぁ、初日に厳しい修行があったからな……」 一「わ、遠い目してる」 京太郎「でも俺なんてまだまだだ。ハギヨシさんには遠く及ばないよ」 一「すごいんだね、萩原さんって」 ...
  • 夏、ストーカーズ
    三年、夏、ストーカーズ 京太郎「うーむ」 和「どうかしたんですか?」 京太郎「どうも最近、誰かに見られてるような気がして」 和「えっ」 和(も、もしかして目で追ってるのに気づいてくれたんでしょうかっ) 和「せ、先輩――」 京太郎「とりあえずそこの二人、出てきなさい」 優希「じぇっ」ガタッ 咲「わっ」ガタッ 和「ふ、二人とも何してるんですか!?」 優希「のどちゃんに怪しい動きがないか監視中だじぇ」 咲「わ、私は京ちゃんが変なことしないように」 京太郎「片付けしてる最中になにが起こるっていうんだよ……」 和「と、とにかく! 先輩の言ってる視線は二人のことじゃないんですか?」 京太郎「……お前ら、放課後に俺のことつけたりしてるか?」 ...
  • 三年、秋、空いた穴を埋めるもの――if
    京太郎「こうしてるとさ、去年のインハイ思い出すな」 哩「あん時もベンチ座って、飲み物飲んで……やっけ?」 京太郎「そうだな。こんなに付き合いが続くとは思ってなかったけど」 哩「そこは同意見やね。ばってん、まさかいきなり訪ねてくっとは」 京太郎「だから悪かったって。ちゃんと伝えなかった鶴田も悪い」 哩「責任転嫁? 感心せんね」 京太郎「お前な、散々買い物付き合わされたあげくラーメン奢らされたんだぞ?」 哩「姫子……すまんね、後で言っとく」 京太郎「ははっ、思いっきり保護者みたいな言い方だな」 京太郎「いや、でも……だからか」 哩「どがんした?」 京太郎「お前さ、もしかして寂しかったりするのか?」 哩「……」 京太郎「うちの母親もさ、もう一人でできるって言って...
  • 小学五年、幼馴染
    京太郎「久ちゃん転校かよー、これで俺らの無敵コンビも終わりかー」 久「そんなコンビ組んだ覚えないし」 京太郎「えー? 色々やったじゃん。水道の蛇口のネジ外したりさ」 久「あ、あれは京太郎がやろうって言うから……」 京太郎「うっそだー」 久「嘘じゃないし!」 京太郎「じゃあ油性と水性のペンを取り替えてたのは?」 久「うっ」 京太郎「ほらー」 久「うっさい!」ベシッ 京太郎「いてっ」 久「もう……これでお別れなのにムードもへったくれもないじゃない」 京太郎「小五のガキがムードとか気にしてどうすんのさ」 久「別にいいでしょっ」 京太郎「でもさ……寂しくなるよな」 久「……うん」 久「……あのさ、一個約束してよ」 京太郎「うん...
  • 初夏、ストーカー?
    京太郎「うーむ」 久「どうかしたの? 唸ってもツキは良くならないわよ」 京太郎「部長とは結構いい勝負してたんだけどな……」ジッ まこ「あの、わしがどうかしました?」 久「染谷さんが強くて良かったって話よ」 まこ「はぁ、ありがとうございます?」 京太郎「もっと誇れって。俺が見てきた中でも結構な強者だと思うぞ」 まこ「……あてにしてもいいんですかね」 京太郎「酷いなおい」 久「気持ちはわかるけど、京太郎は妙な連中を引き寄せやすいのよね」 京太郎「まぁ、色々いたな……って、そうじゃない!」 久「だからなによ」 京太郎「いや、最近どうも誰かに見られてるんだよな」 久「自意識過剰じゃないの?」 京太郎「そうだったら良かったんだけどな……」 まこ「ふむ...
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