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291 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2010/01/23(土) 18:32:15 ID:9aVVYU+G0 投下してみます。 男A「宮永の奴須賀にチョコをあげたらしいぞ・・・」 男B「うわマジかよ・・・まああいつらいつも一緒だしな~」 男C「おいあいつらが来たぞ」 京太郎「でさ~昨日の晩パソコンが壊れてさ」 咲「京ちゃんじゃあ昨日の夜は大変だったねぇ~」 京太郎「それで今日パソコンの部品を・・・ってなんなんだよお前ら」 男A「須賀見ちまったぜ~昨日宮永にチョコ貰ってただろ」 京太郎「まあな・・・」 男B「えっ・・・マジだったのかよ!!!」 男C「今ココに新しいカップルが誕生しました!!!」 京太郎「おい・・・俺たちはまだ付き合ってないぞ・・・」 男A「それで、お前らもうヤったの?」 京太郎「だから~まだ俺たち付き合って・・・って俺の話を無視すんなー」 男A「宮永お前もう須賀とヤっただろ」 咲「私はまだ・・・そんなこと・・・」 男B「ねー初エッチの時どうだった?痛くなかった?」 咲「だから私は・・・」 男C「やっぱ初めては須賀の部屋の部屋か?それとも以外に野外プレイだったりして~」 男A「マジかよ~お前ら野外とはなかなかマニアックな趣味だな~」 男B「宮永も大変だなヤってばかりいると・・・そのうち性病になっちまうぜ~」 男C「ハッハッハッハッそれマジでウけるし」 京太郎「お前らいい加減に・・・っておい咲何処行くんだよー咲待てよ!!!」 タッタッタッタッタ 咲「グスッ・・・」 京太郎「待てよー」 京太郎「咲ーーーーーー!!!!!」 咲「またあの夢見ちゃった・・・グスッ・・・」 咲「京ちゃん・・・グスッ・・・」 292 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2010/01/23(土) 18:33:34 ID:9aVVYU+G0 2月13日学校 放課後 旧校舎麻雀部部室 優希「明日は恋する乙女の日バレンタインデーだじぇ」 和「フフッそうですね・・・優希」 優希「犬楽しみにしておけよ・・・私のおかげでお前はチョコが0個という惨めな思いをしないで済むのだじぇー!」 京「はいはい、楽しみにしてますよ・・・」 優希「照れるな照れるな、まあ楽しみにしてろよ犬!!」 京太郎(しかし今年は多分こいつの1つだけか・・・いや咲がもしかしたら・・・でもありえないよな・・・) 優希「のどちゃんは誰かにチョコをあげるのか?」 和「私はお父様にチョコをあげようと思っています。」 優希「で・・・お父さんの他に気になってる人にあげたりしないのかしないのか?」 和「私は・・・(なんでここで須賀君の顔が・・・)そんな男性いません///」 優希「そうなのか・・・で咲ちゃんは?」 咲「えっ・・・」 優希「だから咲ちゃんは誰かにチョコをあげるのか~?」 咲「私は特に誰にも・・・」 優希「なんだーだったらチョコは今年は私一人だけだな犬!」 京太郎「ああ・・・そうだな・・・」 咲「私もう今日は用事があるから先に帰るね・・・」 優希「まさか・・・咲ちゃんチョコを作る用事か~?」ニヤニヤ 咲「違うよ!とっとにかく帰るね。さよなら」 優希「なんか今日は咲ちゃん様子がおかしいじぇ~」 和「私もそう感じていました・・・」 まこ「おい京太郎アンタ咲とケンカでもしたんか?」 京太郎「いや・・・別に何も・・・」 まこ「なんか今日はアンタもおかしいぞ・・・なにかあったらワシに言うてみぃ・・・」 京太郎「いや・・・大丈夫です・・・気にしないでください・・・」 まこ(なんか今年のバレンタインデーは一騒動ありそうじゃな・・・) 293 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2010/01/23(土) 18:34:18 ID:9aVVYU+G0 同時刻 風越高校 コーチ「おいっ池田ァーーー!!テメェ部活サボって何見てやがる!!!」 華菜「すみませんコーチ・・・でもサボってたワケじゃないし!!」 コーチ「テメェこれはどう見たってサボってるじゃねえか!!!」 華菜「コーチこれは映像研究です!!サボってたわけじゃないし!!!」 コーチ「こんな男子個人一回戦なんてみたってなんも役にはたたねぇよ!ボケが!!!」 美穂子「コーチそれは違います。例え一回戦でも見て得るものは必ずあります。」 華菜「キャプテン・・・」 コーチ「チッ!これを見終わったらちゃんと練習に参加しろよ!!」 華菜「キャプテン・・・助かったし~華菜ちゃん超感謝してるし!!!」 美穂子「フフッどういたしまして・・・ところで華菜それを毎日見てるけど誰か気になってる人でもいるのかしら?」 華菜「うっ・・・はい実は・・・」 美穂子「なるほど・・・あの清澄高校の子が華菜が気になる人なのね」 華菜「はい、そうです・・・キャプテンどうやったらあの人と距離を縮める事ができますか?」 美穂子「そうねぇ~明日はバレンタインデーだからチョコを作って持ってってあげたらどうかしら?」 華菜「それは絶対ダメだし!!向こうは華菜ちゃんの事を知らないから絶対失敗するし・・・」 美穂子「それは違うわ華菜・・・あなたが今日心をこめてチョコを作ればあの人の心にも絶対に届くわ」 華菜「キャプテン!!ありがとうございました今日家に帰ったら頑張ってチョコを作るし」 美穂子「頑張ってね華菜!!もしよければそのチョコ作り私も手伝ってもいいかしら?」 華菜「もちろんだし!!キャプテンと一緒なら絶対アイツも落とせるし!!」 美穂子「じゃあ今日部活が終わったら一緒に材料買いに行きましょうね」 華菜「分かりました!!」 294 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2010/01/23(土) 18:37:25 ID:9aVVYU+G0 咲の自宅 咲「ただいま・・・」 照「おかえりー咲」 咲「お姉ちゃん帰ってきてたの?」 照「うんさっきついたばかりだけど・・・」 咲「この匂いはまさかお姉ちゃんチョコを作ってるの?」 照「うん///そうなんだ・・・///」 咲「へぇ~いったい誰にあげるの?教えてよ~」 照「実は・・・京ちゃんにあげようと思ってるんだ///」 咲「えっ・・・」 照「私ずっと京ちゃんと離れ離れだったからちょっとでもその時間を消せたらな~って思ってて・・・」 咲「そっそうなんだ・・・」 照「そういえば咲は京ちゃんにチョコあげないの?」 咲「えっ・・・まああげるつもりだけど・・・」 照「あんたチョコはもう準備してあるの?」 咲「それは大丈夫だから・・・心配しないで・・・」 照「それならいいけど・・・」 咲「わっ私宿題をやらなきゃいけないんだった・・・夕飯になったら呼んでね~」 照「ちょっと待ちなさい!咲」 咲(ごめんね・・・お姉ちゃん・・・) 照(一体咲に何があったのかしら・・・) 2月13日夜 優希(フフッ私のチョコは完璧だじぇ~明日はあの犬が驚くところが眼に浮かぶじぇ~) 和(これはお父様の分・・・そしてこっちのチョコは・・・) 華菜(キャプテンと一緒に作ったチョコ絶対あいつに渡すし!) 照(京ちゃん喜んでくれるといいな・・・) 咲(京ちゃん・・・) 295 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2010/01/23(土) 18:38:36 ID:9aVVYU+G0 2月14日昼 まこ「というワケでミーティングは終了じゃ。みんな昼休みに呼び出してすまんのう~」 優希「全然大丈夫だじぇ~」 和「それにみなさんと食事ができると嬉しいです。」 咲「・・・」 京太郎「ふー食った食ったごちそうさん」 優希「よしメシを食ったな犬・・・それじゃー優希ちゃんからのバレンタインプレゼントだじぇ~」 咲「!!!」 京太郎「なんなんだよ・・・それ・・・」 優希「そらこれをみろこのタコスチョコを!!!」 京太郎「それ・・・食えるんだろうな・・・」 優希「もちろんタコス生地の中にチョコクリーム、バナナ、イチゴをトッピングした究極のタコスなのだ!!!」 京太郎「これタコスじゃなくて・・・クレープっぽくないか?」 優希「小さい事は気にするな!さあ早く食え!!」 京太郎「パクッうっなかなかいけるな・・・クレープの生地が少し硬くなったと思えばいけるな・・・」 優希「そうだろそうだろ」 京太郎「でも俺の為にわざわざ作ってくれたんだろ・・・ありがとうな(なでなで)」 優希「恥ずかしいじぇ~///ダーリン///」 まこ「これで京太郎はようやく1個目か・・・まだまだ少ないの~」 京太郎「うっこっこれから貰えるはずです・・・」 和「須賀君が貰ったチョコは1個だけじゃありません。カバンの中を見てみてください・・・///」 京太郎「カバンの中か・・・なんだこれ・・・」ビリビリバリバリ 優希「どれどれ・・・これはチョコレートだじぇ~」 咲「!!!!」 京太郎「おーなかなかウマそうだな~どれ・・・パクッ」 和「どっどうですか?///」 京太郎「う・・・ウマいこれはかなりウマい!!!」 和(ホッ・・・良かった・・・) まこ「和さっきからそのチョコの事をやけに気にしとったけんどまさか・・・」 和「ちっ違います。そっそんな事はありません!!///」 まこ「ふーん、まあそういう事にしといたるわ」 京太郎(このチョコまさか和が・・・いやそんな事はないか・・・) まこ「おっ・・・もうそろそろ昼休みが終わるから早く帰りんしゃい」 咲(優希ちゃんも和ちゃんも京ちゃんにチョコをあげて・・・私なにやってんだろ・・・) 296 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2010/01/23(土) 18:40:22 ID:9aVVYU+G0 2月14日放課後 風越高校 華菜(やっと授業が終わったし!!これから清澄高校へ行くし!!!) 女子A「華菜今日パフェ食べにいかない?おいしい店みつけたんだけど・・・」 華菜「ごめんだし・・・今日は大切な用事があるからいけないし・・・」 女子A「そう・・・じゃあまた明日ねバイバイ」 華菜「バイバイ」 華菜(よし今からダッシュで行くし!!!) タッタッタッタッタ 華菜(この廊下を曲がれば下駄箱だし!!あとちょっとで・・・)ドンッ!! 華菜「痛っ・・・大丈夫だし?」 ?「痛っお前ちゃんと前見て・・・池田ァーーーー!!!!」 華菜「ゲッ!!!コーチ!!!!」 コーチ「テメェ”ゲッ”ってなんだ!!いつもお前の事世話してやってんだろうがコラァ!!」 華菜「ごめんなさいだし・・・コーチちょっと急いでるんで失礼するし」 コーチ「テメェ・・・これから部活があるのに何処行くつもりだオラァ!!!」ガシッ 華菜「ごめんなさいコーチ・・・華菜ちゃん大切な用事があるんだし」 コーチ「なんだその大切な用事ってのは・・・言ってみろや・・・」 華菜「そっそれは・・・」 コーチ「なんだコーチに言えない用事かテメェ!!!ブッ殺すぞオラァ!!!!」 華菜(ああコーチに殺されるし・・・) 美穂子「池田さんは今日歯の治療がある為帰らせてあげてくださいコーチ」 華菜(キャプテーーーーーン) コーチ「チッ・・・さっさと行きな・・・」 華菜「ありがとうございました!!キャプテン!コーチ!!」 タッタッタッタッタ コーチ「で・・・本当の理由は一体何なんだ?」 美穂子「華菜は今日気になっている男性にチョコをあげに行くんです」 コーチ「池田の分際で恋愛とは・・・帰ってきたらたっぷりしごいてやる!!」 美穂子「フフフ・・・」(頑張ってね華菜・・・) 297 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2010/01/23(土) 18:41:44 ID:9aVVYU+G0 同時刻 清澄高校 京太郎(やべー遅刻しちまう・・・俺の担任いつもHR長いからな・・・) ?「京ちゃーーーん!!!」 京太郎(咲か・・・?でもあいつ先に行ったはずだし・・・) ぎゅっ ?「だーれだ?」 京太郎(誰だ俺の後ろで抱き付いてるヤツ・・・ヤベェ胸の感触がダイレクトに・・・///) ?「もーう誰か分かんないの?」 京太郎「まさか・・・照さん?」 照「そうだよ京ちゃん気付くの遅いよ~」 京太郎「ハハッごめんなさい・・・帰ってきてるとは思わなくって・・・」 照「フフッもういいよ京ちゃん気にしないで・・・」 京太郎「それで照さんなんで清澄なんかに来たんですか?」 照「京ちゃんに会いたくって・・・」 京太郎「じゃあ俺に一体なんの用ですか?」 照「バレンタインに直接会いに来るってこれしかないでしょ!!!はいバレンタインチョコ!!!」 京太郎「ええっ!!照さんが俺にチョコを・・・」 照「なに・・・私のチョコは嫌なの?」 京太郎「いや照さんから貰えるなんて以外だったから・・・別に嫌だって訳じゃないですよ!!」 照「じゃあ・・・早く食べてよ・・・」 京太郎「頂きますうっめー!!!!甘いようでほろ苦い・・・いい味だしてますね!!」 照「ありがとう京ちゃん・・・そういえば咲からチョコ貰った?」 京太郎「いや・・・咲はもうチョコくれないと思いますよ・・・」 照「ちょっとそれ・・・どうゆう意味?」 京太郎「俺部活に遅れるといけないんで失礼します!」 照「ちょっと・・・京ちゃん・・・」 タッタッタッタッタ 照(一体咲と京ちゃんの間で何が起こってるの?) 298 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2010/01/23(土) 19:08:06 ID:9aVVYU+G0 清澄高校 麻雀部部室 京太郎「遅れてすみませんでした!!」 まこ「どうして遅れたんじゃ・・・京太郎・・・」 京太郎「部長それは・・・」 ぎゅっ ?「だーれだ?」 京太郎「抱きつくのは辞めてください竹井先輩・・・」 久「えっやっぱバレちゃったか・・・」 まこ「相変わらずじゃのーそれより京太郎なんで遅れたんじゃ」 京太郎「それは・・・」 久「それは宮永照さんにチョコを貰ってその後イチャイチャしてたからよね須賀ク~ン」 京太郎「みっ見てたんですか・・・」(だから最初に抱きついてきたのか・・・) 久「ええあんた達かなり目立ってたわよ~まあ道のど真ん中であんな事やってちゃね~」 咲(えっ!!!お姉ちゃんが京ちゃんにチョコを・・・京ちゃんにイチャついてたってどういう事・・・) まこ「ほーうモテる男は辛いのう~」キラーン 久「それで須賀君はいくつチョコを貰ったの?」 京太郎「それは・・・」 まこ「優希、和、宮永照と今の所3個じゃな・・・」 京太郎「ちょ・・・」 和「ちょっと待って下さい!!!わっ私は須賀君にチョコをあげていません!!!!」 まこ「和よ・・・はよう吐いて気を楽にしんしゃい・・・」 和「わっ私は・・・///私は・・・///」 京太郎「もういいじゃないですか部長・・・和が違うって言ってるからそれでいいじゃないですか・・・」 299 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2010/01/23(土) 19:10:09 ID:9aVVYU+G0 和「須賀君・・・///」 久「それで須賀君は今3つチョコを受け取っているわけね・・・」 京太郎「はいそうです。」 久「それじゃあ今から須賀君は4つ目のチョコを受け取ろうとしてるわけね・・・」 京太郎「どういう意味ですか・・・それ?」 久「こうゆう事よ・・・はい須賀君私からバレンタインチョコ!!!」 京太郎「えっマジで・・・ありがとうございます!!」 咲(えっ竹井先輩まで京ちゃんにチョコを・・・) 優希(こんなに多いんじゃ勝ち目がないじぇー・・・) 和(まさか須賀君がこんなにチョコを貰えるとは・・・) 京太郎「それじゃあ頂きまーすパクッウマい!!!」 久「そうフフフ・・・一生懸命作ったかいがあったわ・・・あっそうだ須賀君食べさせてあげる」 咲・優希・和「!!!!!!!」 京太郎「ええっここじゃ恥ずかしいですよ・・・///」 久「いいじゃないさあ行くわよはいあーん」 京太郎「じゃっじゃあ・・・あーん///」(ヤベードキドキしてきた・・・チョコどころじゃないな・・・) 久「どう・・・おいしい?」 京太郎「はいとてもおいしいです!!」 久「フフ・・・ありがとうあっ須賀君チョコが付いてるわよとってあげるわね・・・」 京太郎「すみません先輩何から何まで・・・」 優希(なんかすごくいい雰囲気だじぇ~) 和(この状況をなんとか打開しないと・・・先輩に須賀君を取られてしまいます) 咲(京ちゃん・・・) まこ「ほーういい雰囲気じゃのう~」ニヤニヤ 久「ちょっとまこやめなさいよ・・・変な雰囲気になっちゃうでしょ・・・///」 京太郎「ハハハ・・・」 咲(胸が苦しい・・・こんなに苦しいのは初めて・・・もうこんな所に居たくないよ・・・) 300 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2010/01/23(土) 19:11:34 ID:9aVVYU+G0 ガタッ まこ「どうした咲急に立ち上がって?」 咲「私今日はもう帰ります・・・」 まこ「咲急に何を・・・」 咲「失礼します!!!!」 タッタッタッタッタ 京太郎「おいっ咲何処行くんだ!!!」 久「待ちなさい!!須賀君!!!」 京太郎「待つわけには行きませんよ!!アイツはまだあの時の事を引きずっているから・・・」 久「あの時の事って一体何?」 京太郎「言うわけにはいきませんよ・・・こんな事にみんなを巻き込むわけには・・・」 久「何いってんのよ・・・私たち仲間じゃない・・・ねっみんな」 優希「そうだじぇ~!!私たちは仲間だじぇ~!!」 和「優希や先輩の言うとおりです・・・私達は仲間です・・ねっ須賀君」 まこ「そうじゃ京太郎これ以上一人で背負いこむな・・・」 京太郎「みんな・・・分かりましたそれじゃあお話しします・・・」 301 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2010/01/23(土) 19:19:10 ID:9aVVYU+G0 京太郎「これは2年前の話なんですけども・・・     それまで俺は普通にバレンタインチョコを貰ってたんです。     でも中学2年のバレンタインにチョコを貰ってる時に     たまたまクラスの奴に見られてしまって・・・     そこでかなり酷いからかわれ方をされてしまって・・・     俺は小さい頃から咲の事でいろいろからかわれて来たから     大丈夫だったんですけど・・・咲はからかわれたのが俺の知る限りじゃ     初めてだったんです・・・そこでからかわれている時俺は咲を守ってやれなかった・・・     だからさっき出ていったのは多分みんなが俺にチョコをあげてるのに     自分だけあげられなくて辛くなって出て行ったんだと思います。     だから俺はあの時咲を助けてあげられなかった分今苦しんでる咲を     助けてやりたいんです。」 まこ「そうか・・・そんな事があったんか・・・」 優希「京太郎はわるくないじぇ~悪いのはそのからかった奴らだじぇ~」 和「酷い人たちもいるものですね・・・須賀君は悪くないです!!」 京太郎「ありがとう・・・優希・・・和・・・」 久「とりあえずこれからしなきゃいけない事は分かってるわね・・・須賀君?」 京太郎「早く咲を見つけて咲を救ってやることです!!!」 久「よしそれじゃあみんなで咲を探すわよ!!!」 全員「オーーーーーーー!!!!!」 久「まずまこあなたはこの旧校舎を探して!!」 まこ「分かった!!まかせんしゃい!!!」 久「そして優希は新校舎の方を探して!!!」 優希「分かったじぇ~」 久「和はグランドの方をお願い!!」 和「分かりました!!!」 久「須賀君は正門の方を頼むわ!!!」 京太郎「分かりました!!!」 和「先輩はどうされるのですか?」 久「私はココに残るわ・・・もしかしたら帰ってくるかもしれないし・・・」 優希「了解だじぇ~」 久「とりあえず見つけたらメールで連絡してね!さぁみんなで咲を探すわよ!!!」 全員「オーーーーーーーーー!!!!!!!!!」 咲「グスッ京ちゃん・・・京ちゃぁん」 照「おーい咲どうしたのそんな所で・・・あなた部活は?」 咲「グスッお姉ちゃん・・・グスッ」 照「咲どうしたの?まさか京ちゃんにフラれちゃったの?」 咲「グスッ違・・・グスッ」 照「とりあえずそこのベンチに座って・・・涙を拭きなさい・・・」 咲「グスッありが・・・グスッ」 304 名前:291[sage] 投稿日:2010/01/23(土) 23:49:14 ID:9aVVYU+G0 連投規制されてて中途半端なところで切ってスマン・・・ 数十分経過・・・ 照「少し落ち着いたようね・・・」 咲「ありがとう・・・お姉ちゃん・・・」 照「一体何があったの教えて?」 咲「私ここ2年くらいチョコ京ちゃんにあげてないんだ・・・」 照「どうして?京ちゃんとの間に何かあったの?」 咲「実はね私中学2年の時まで京ちゃんにチョコをあげてたんだ・・・   でも中学2年の時にそれをクラスの男子に見られて・・・   そしてそれをネタにされて私おもいっきりからかわれちゃったの・・・   京ちゃんは優しく慰めてくれたんだけどそれ以来京ちゃんにチョコを   あげようとするとその事が蘇ってきて渡せなくって・・・   そして今日の為にチョコも準備したんだけど優希ちゃんや和ちゃんや   お姉ちゃんや先輩がチョコをあげてる姿を見てたら自分だけが   京ちゃんにチョコをあげれないのが悲しくなってきて・・・」 照「それでここまで来ちゃった訳ね」 咲「うんそうなの・・・」 照「酷いヤツもいるものねーまあ男子ってどいつもこいつも   ガキみたいなのばっかでいつもつまらない事でワーワー盛り上がってるし   いつまでたっても成長しない奴らばかりだからさ・・・   でもね咲そのからかった事にかんしてはそいつらが悪くても   それを理由にいつまでも京ちゃんにチョコをあげられないのは   アンタのせいよ!!!」 咲「えっ・・・」 照「今のアンタはそのからかわれた事を理由に自分の殻に   閉じこもって今ある現実から逃げてるだけよ!!!!!!   今日京ちゃんにチョコをあげた子達だって   みんな不安な現実と戦いながら今日を迎えたの!!!!   そしてみんな自分の殻を破って京ちゃんにチョコを渡したの!!!   それなのにアンタは何?京ちゃんにチョコをあげられないのを   都合のいい理由をつけて現実から逃げてるだけじゃないの!!!!   今アンタがやる事は現実を見つめ京ちゃんにチョコをあげて   自分の殻を破る事!!!!これは今やらなきゃならない事なの!!!!!」 305 名前:291[sage] 投稿日:2010/01/23(土) 23:50:47 ID:9aVVYU+G0 咲「でも・・・出来るかどうか分からないよ・・・」 照「あなたに私の話を聞かせてあげる・・・」 咲「お姉ちゃんの話?」 照「私ねつい最近まであなたと仲違いしてきたけどあなたのせいじゃないの・・・」 咲「えっ?どうゆう意味?」 照「私はね負けるのが怖かったの・・・あなただけじゃなくて他の人にも・・・   あなたは子供の時から恐ろしい才能を見せつけてきたわ・・・   だから私は姉という立場を上手く使ってあなたを陥れようとしていたの・・・   でもある日気付いたのそれはただ私が自分の殻に閉じこもって   今ある現実から目をそらしてきただけだって・・・   まあ気付くまで随分時間がかかっちゃったけどね・・・」 咲「お姉ちゃん・・・」 照「だからあなたにも出来るわ・・・咲   麻雀も人生も配牌だけで勝ち負けが決まるものじゃないわ・・・   さあおしゃべりはここまで!!今あなたの想いを京ちゃんに伝える時よ!!!」 咲「分かったよお姉ちゃん!!私自分の気持ちを京ちゃんに伝える!!!そしてもう逃げない!!!!」 照「よし!行って来い!!」 咲「行ってきます!!お姉ちゃん!!!」 タッタッタッタッタ 京太郎「あっ照さん!!咲見ませんでしたか?」 照「咲ならあっちに行ったわよ」 京太郎「ありがとうございます照さん」 照「待って!」 京太郎「何ですか?」 照「あの子にちゃんと向き合ってあげてね」 京太郎「分かりましたそれじゃあ」    タッタッタッタッタ 照(何やってんだろ私・・・私だって京ちゃんの事・・・) 306 名前:291[sage] 投稿日:2010/01/23(土) 23:53:36 ID:9aVVYU+G0 京太郎(咲はどのへんだ?照さんはこっちの方だって言ってたのに・・・) 咲「京ちゃん?」 京太郎「咲!!!!!」 咲「京ちゃん!!!」 京太郎・咲「あの」 京太郎「先に言えよ・・・」 咲「京ちゃんから言って・・・」 京太郎「ごめん咲お前があの時の事で苦しんでるのに助けてやれなくって・・・」 咲「ううん・・・私こそごめんあの時の事はもう過ぎたのに   いつまでも悩んでそれでみんなに迷惑かけて・・・   だからそれを乗り越えるためにこれを受け取って京ちゃん!!!」 京太郎「これは・・・バレンタインチョコ・・・くれるのか俺に・・・」 咲「うん!さあ早く食べて!!」 京太郎「頂きます!ウマいよこの味全然変わってないな」 咲「ありがとう京ちゃんあと大事な話があるの・・・」 京太郎「なんだ大事な話って?」 咲「私ね京ちゃんの事好・・・」 ?「やっと見つけたしーーーー!!!!」 京太郎「なっなんだお前は?」 ?「初めまして風越高校の池田華菜っていうし!久しぶりだし清澄の大将!!」 咲「お・・・お久しぶりです・・・」 京太郎「で池田サンあんたは何の用だ?」 華菜「須賀京太郎お前にプレゼントがあって来たんだし!!」 京太郎「俺に・・・何だ?」 華菜「これを見ろバレンタインチョコだし!!!!」 京太郎「えっマジで・・・」 華菜「さあどんどん食べるといいし!!!」 307 名前:291[sage] 投稿日:2010/01/23(土) 23:54:59 ID:9aVVYU+G0 京太郎(なあ咲やっぱ食べなきゃダメか?) 咲(当たり前じゃんあの人がせっかく作ってきてくれたんだから) 京太郎「じゃあ・・・頂きますうんなかなかイケるな」 華菜「そうだろーなぜなら華菜ちゃんとキャプテンが共に作った夢のコラボレーションだし」 京太郎「なぬ!!!もっとそれを俺に・・・」 咲「京ちゃん」ゴゴゴゴゴ 京太郎「いや・・・やっぱりいいです・・・」 久「おーーい須賀くーーーん」 京太郎「先輩・・・みんな・・・」 優希「京太郎・・・咲ちゃんは?」 京太郎「もう大丈夫だ」 和「それではもう一安心ですね」 咲「皆さんごめんなさいみんなに凄く迷惑かけちゃって私・・・」 まこ「もうええって咲・・・ちゃんとチョコはあげれたか?」 咲「はい」 照「どうやら上手くいったようね・・・」 咲「お姉ちゃんのおかげだよ・・・本当にありがとうお姉ちゃん」 照「ううんあなたがしっかり頑張ったからよ・・・」 久「所であなた風越の子よね?ここで何してるの?」 華菜「華菜ちゃんはそこの須賀京太郎にチョコをあげに来たんだし!!」 まこ「ほー・・・随分大収穫じゃったの京太郎」キラーン 京太郎「そんな事ないですよ・・・止めてください」 まこ「それで京太郎ここだけの話誰のチョコが一番ウマかったんじゃ?」 京太郎「それは・・・」 女性陣(じぃーーーーーーーーーーーー) 京太郎「ゴメンやっぱりパスで」 タッタッタッタッタ 久「あっコラ逃げてんじゃないわよ!!」 咲「京ちゃん待ってよ~」 照「京ちゃん待ちなさいよ!!」 優希「京太郎は本当は私のチョコが一番ウマかったんだじぇ~」 京太郎「そんな事ある訳ねーだろバーカ!」 優希「犬のクセにムカツクじぇ~」 和「須賀君せめてあのチョコの感想だけでも・・・」 華菜「須賀京太郎待つし~まだチョコが余ってるし!!」 まこ「京太郎もこれからが大変じゃな・・・」 おしまい #comment
291 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2010/01/23(土) 18:32:15 ID:9aVVYU+G0 投下してみます。 男A「宮永の奴須賀にチョコをあげたらしいぞ・・・」 男B「うわマジかよ・・・まああいつらいつも一緒だしな~」 男C「おいあいつらが来たぞ」 京太郎「でさ~昨日の晩パソコンが壊れてさ」 咲「京ちゃんじゃあ昨日の夜は大変だったねぇ~」 京太郎「それで今日パソコンの部品を・・・ってなんなんだよお前ら」 男A「須賀見ちまったぜ~昨日宮永にチョコ貰ってただろ」 京太郎「まあな・・・」 男B「えっ・・・マジだったのかよ!!!」 男C「今ココに新しいカップルが誕生しました!!!」 京太郎「おい・・・俺たちはまだ付き合ってないぞ・・・」 男A「それで、お前らもうヤったの?」 京太郎「だから~まだ俺たち付き合って・・・って俺の話を無視すんなー」 男A「宮永お前もう須賀とヤっただろ」 咲「私はまだ・・・そんなこと・・・」 男B「ねー初エッチの時どうだった?痛くなかった?」 咲「だから私は・・・」 男C「やっぱ初めては須賀の部屋の部屋か?それとも以外に野外プレイだったりして~」 男A「マジかよ~お前ら野外とはなかなかマニアックな趣味だな~」 男B「宮永も大変だなヤってばかりいると・・・そのうち性病になっちまうぜ~」 男C「ハッハッハッハッそれマジでウけるし」 京太郎「お前らいい加減に・・・っておい咲何処行くんだよー咲待てよ!!!」 タッタッタッタッタ 咲「グスッ・・・」 京太郎「待てよー」 京太郎「咲ーーーーーー!!!!!」 咲「またあの夢見ちゃった・・・グスッ・・・」 咲「京ちゃん・・・グスッ・・・」 292 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2010/01/23(土) 18:33:34 ID:9aVVYU+G0 2月13日学校 放課後 旧校舎麻雀部部室 優希「明日は恋する乙女の日バレンタインデーだじぇ」 和「フフッそうですね・・・優希」 優希「犬楽しみにしておけよ・・・私のおかげでお前はチョコが0個という惨めな思いをしないで済むのだじぇー!」 京「はいはい、楽しみにしてますよ・・・」 優希「照れるな照れるな、まあ楽しみにしてろよ犬!!」 京太郎(しかし今年は多分こいつの1つだけか・・・いや咲がもしかしたら・・・でもありえないよな・・・) 優希「のどちゃんは誰かにチョコをあげるのか?」 和「私はお父様にチョコをあげようと思っています。」 優希「で・・・お父さんの他に気になってる人にあげたりしないのかしないのか?」 和「私は・・・(なんでここで須賀君の顔が・・・)そんな男性いません///」 優希「そうなのか・・・で咲ちゃんは?」 咲「えっ・・・」 優希「だから咲ちゃんは誰かにチョコをあげるのか~?」 咲「私は特に誰にも・・・」 優希「なんだーだったらチョコは今年は私一人だけだな犬!」 京太郎「ああ・・・そうだな・・・」 咲「私もう今日は用事があるから先に帰るね・・・」 優希「まさか・・・咲ちゃんチョコを作る用事か~?」ニヤニヤ 咲「違うよ!とっとにかく帰るね。さよなら」 優希「なんか今日は咲ちゃん様子がおかしいじぇ~」 和「私もそう感じていました・・・」 まこ「おい京太郎アンタ咲とケンカでもしたんか?」 京太郎「いや・・・別に何も・・・」 まこ「なんか今日はアンタもおかしいぞ・・・なにかあったらワシに言うてみぃ・・・」 京太郎「いや・・・大丈夫です・・・気にしないでください・・・」 まこ(なんか今年のバレンタインデーは一騒動ありそうじゃな・・・) 293 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2010/01/23(土) 18:34:18 ID:9aVVYU+G0 同時刻 風越高校 コーチ「おいっ池田ァーーー!!テメェ部活サボって何見てやがる!!!」 華菜「すみませんコーチ・・・でもサボってたワケじゃないし!!」 コーチ「テメェこれはどう見たってサボってるじゃねえか!!!」 華菜「コーチこれは映像研究です!!サボってたわけじゃないし!!!」 コーチ「こんな男子個人一回戦なんてみたってなんも役にはたたねぇよ!ボケが!!!」 美穂子「コーチそれは違います。例え一回戦でも見て得るものは必ずあります。」 華菜「キャプテン・・・」 コーチ「チッ!これを見終わったらちゃんと練習に参加しろよ!!」 華菜「キャプテン・・・助かったし~華菜ちゃん超感謝してるし!!!」 美穂子「フフッどういたしまして・・・ところで華菜それを毎日見てるけど誰か気になってる人でもいるのかしら?」 華菜「うっ・・・はい実は・・・」 美穂子「なるほど・・・あの清澄高校の子が華菜が気になる人なのね」 華菜「はい、そうです・・・キャプテンどうやったらあの人と距離を縮める事ができますか?」 美穂子「そうねぇ~明日はバレンタインデーだからチョコを作って持ってってあげたらどうかしら?」 華菜「それは絶対ダメだし!!向こうは華菜ちゃんの事を知らないから絶対失敗するし・・・」 美穂子「それは違うわ華菜・・・あなたが今日心をこめてチョコを作ればあの人の心にも絶対に届くわ」 華菜「キャプテン!!ありがとうございました今日家に帰ったら頑張ってチョコを作るし」 美穂子「頑張ってね華菜!!もしよければそのチョコ作り私も手伝ってもいいかしら?」 華菜「もちろんだし!!キャプテンと一緒なら絶対アイツも落とせるし!!」 美穂子「じゃあ今日部活が終わったら一緒に材料買いに行きましょうね」 華菜「分かりました!!」 294 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2010/01/23(土) 18:37:25 ID:9aVVYU+G0 咲の自宅 咲「ただいま・・・」 照「おかえりー咲」 咲「お姉ちゃん帰ってきてたの?」 照「うんさっきついたばかりだけど・・・」 咲「この匂いはまさかお姉ちゃんチョコを作ってるの?」 照「うん///そうなんだ・・・///」 咲「へぇ~いったい誰にあげるの?教えてよ~」 照「実は・・・京ちゃんにあげようと思ってるんだ///」 咲「えっ・・・」 照「私ずっと京ちゃんと離れ離れだったからちょっとでもその時間を消せたらな~って思ってて・・・」 咲「そっそうなんだ・・・」 照「そういえば咲は京ちゃんにチョコあげないの?」 咲「えっ・・・まああげるつもりだけど・・・」 照「あんたチョコはもう準備してあるの?」 咲「それは大丈夫だから・・・心配しないで・・・」 照「それならいいけど・・・」 咲「わっ私宿題をやらなきゃいけないんだった・・・夕飯になったら呼んでね~」 照「ちょっと待ちなさい!咲」 咲(ごめんね・・・お姉ちゃん・・・) 照(一体咲に何があったのかしら・・・) 2月13日夜 優希(フフッ私のチョコは完璧だじぇ~明日はあの犬が驚くところが眼に浮かぶじぇ~) 和(これはお父様の分・・・そしてこっちのチョコは・・・) 華菜(キャプテンと一緒に作ったチョコ絶対あいつに渡すし!) 照(京ちゃん喜んでくれるといいな・・・) 咲(京ちゃん・・・) 295 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2010/01/23(土) 18:38:36 ID:9aVVYU+G0 2月14日昼 まこ「というワケでミーティングは終了じゃ。みんな昼休みに呼び出してすまんのう~」 優希「全然大丈夫だじぇ~」 和「それにみなさんと食事ができると嬉しいです。」 咲「・・・」 京太郎「ふー食った食ったごちそうさん」 優希「よしメシを食ったな犬・・・それじゃー優希ちゃんからのバレンタインプレゼントだじぇ~」 咲「!!!」 京太郎「なんなんだよ・・・それ・・・」 優希「そらこれをみろこのタコスチョコを!!!」 京太郎「それ・・・食えるんだろうな・・・」 優希「もちろんタコス生地の中にチョコクリーム、バナナ、イチゴをトッピングした究極のタコスなのだ!!!」 京太郎「これタコスじゃなくて・・・クレープっぽくないか?」 優希「小さい事は気にするな!さあ早く食え!!」 京太郎「パクッうっなかなかいけるな・・・クレープの生地が少し硬くなったと思えばいけるな・・・」 優希「そうだろそうだろ」 京太郎「でも俺の為にわざわざ作ってくれたんだろ・・・ありがとうな(なでなで)」 優希「恥ずかしいじぇ~///ダーリン///」 まこ「これで京太郎はようやく1個目か・・・まだまだ少ないの~」 京太郎「うっこっこれから貰えるはずです・・・」 和「須賀君が貰ったチョコは1個だけじゃありません。カバンの中を見てみてください・・・///」 京太郎「カバンの中か・・・なんだこれ・・・」ビリビリバリバリ 優希「どれどれ・・・これはチョコレートだじぇ~」 咲「!!!!」 京太郎「おーなかなかウマそうだな~どれ・・・パクッ」 和「どっどうですか?///」 京太郎「う・・・ウマいこれはかなりウマい!!!」 和(ホッ・・・良かった・・・) まこ「和さっきからそのチョコの事をやけに気にしとったけんどまさか・・・」 和「ちっ違います。そっそんな事はありません!!///」 まこ「ふーん、まあそういう事にしといたるわ」 京太郎(このチョコまさか和が・・・いやそんな事はないか・・・) まこ「おっ・・・もうそろそろ昼休みが終わるから早く帰りんしゃい」 咲(優希ちゃんも和ちゃんも京ちゃんにチョコをあげて・・・私なにやってんだろ・・・) 296 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2010/01/23(土) 18:40:22 ID:9aVVYU+G0 2月14日放課後 風越高校 華菜(やっと授業が終わったし!!これから清澄高校へ行くし!!!) 女子A「華菜今日パフェ食べにいかない?おいしい店みつけたんだけど・・・」 華菜「ごめんだし・・・今日は大切な用事があるからいけないし・・・」 女子A「そう・・・じゃあまた明日ねバイバイ」 華菜「バイバイ」 華菜(よし今からダッシュで行くし!!!) タッタッタッタッタ 華菜(この廊下を曲がれば下駄箱だし!!あとちょっとで・・・)ドンッ!! 華菜「痛っ・・・大丈夫だし?」 ?「痛っお前ちゃんと前見て・・・池田ァーーーー!!!!」 華菜「ゲッ!!!コーチ!!!!」 コーチ「テメェ”ゲッ”ってなんだ!!いつもお前の事世話してやってんだろうがコラァ!!」 華菜「ごめんなさいだし・・・コーチちょっと急いでるんで失礼するし」 コーチ「テメェ・・・これから部活があるのに何処行くつもりだオラァ!!!」ガシッ 華菜「ごめんなさいコーチ・・・華菜ちゃん大切な用事があるんだし」 コーチ「なんだその大切な用事ってのは・・・言ってみろや・・・」 華菜「そっそれは・・・」 コーチ「なんだコーチに言えない用事かテメェ!!!ブッ殺すぞオラァ!!!!」 華菜(ああコーチに殺されるし・・・) 美穂子「池田さんは今日歯の治療がある為帰らせてあげてくださいコーチ」 華菜(キャプテーーーーーン) コーチ「チッ・・・さっさと行きな・・・」 華菜「ありがとうございました!!キャプテン!コーチ!!」 タッタッタッタッタ コーチ「で・・・本当の理由は一体何なんだ?」 美穂子「華菜は今日気になっている男性にチョコをあげに行くんです」 コーチ「池田の分際で恋愛とは・・・帰ってきたらたっぷりしごいてやる!!」 美穂子「フフフ・・・」(頑張ってね華菜・・・) 297 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2010/01/23(土) 18:41:44 ID:9aVVYU+G0 同時刻 清澄高校 京太郎(やべー遅刻しちまう・・・俺の担任いつもHR長いからな・・・) ?「京ちゃーーーん!!!」 京太郎(咲か・・・?でもあいつ先に行ったはずだし・・・) ぎゅっ ?「だーれだ?」 京太郎(誰だ俺の後ろで抱き付いてるヤツ・・・ヤベェ胸の感触がダイレクトに・・・///) ?「もーう誰か分かんないの?」 京太郎「まさか・・・照さん?」 照「そうだよ京ちゃん気付くの遅いよ~」 京太郎「ハハッごめんなさい・・・帰ってきてるとは思わなくって・・・」 照「フフッもういいよ京ちゃん気にしないで・・・」 京太郎「それで照さんなんで清澄なんかに来たんですか?」 照「京ちゃんに会いたくって・・・」 京太郎「じゃあ俺に一体なんの用ですか?」 照「バレンタインに直接会いに来るってこれしかないでしょ!!!はいバレンタインチョコ!!!」 京太郎「ええっ!!照さんが俺にチョコを・・・」 照「なに・・・私のチョコは嫌なの?」 京太郎「いや照さんから貰えるなんて以外だったから・・・別に嫌だって訳じゃないですよ!!」 照「じゃあ・・・早く食べてよ・・・」 京太郎「頂きますうっめー!!!!甘いようでほろ苦い・・・いい味だしてますね!!」 照「ありがとう京ちゃん・・・そういえば咲からチョコ貰った?」 京太郎「いや・・・咲はもうチョコくれないと思いますよ・・・」 照「ちょっとそれ・・・どうゆう意味?」 京太郎「俺部活に遅れるといけないんで失礼します!」 照「ちょっと・・・京ちゃん・・・」 タッタッタッタッタ 照(一体咲と京ちゃんの間で何が起こってるの?) 298 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2010/01/23(土) 19:08:06 ID:9aVVYU+G0 清澄高校 麻雀部部室 京太郎「遅れてすみませんでした!!」 まこ「どうして遅れたんじゃ・・・京太郎・・・」 京太郎「部長それは・・・」 ぎゅっ ?「だーれだ?」 京太郎「抱きつくのは辞めてください竹井先輩・・・」 久「えっやっぱバレちゃったか・・・」 まこ「相変わらずじゃのーそれより京太郎なんで遅れたんじゃ」 京太郎「それは・・・」 久「それは宮永照さんにチョコを貰ってその後イチャイチャしてたからよね須賀ク~ン」 京太郎「みっ見てたんですか・・・」(だから最初に抱きついてきたのか・・・) 久「ええあんた達かなり目立ってたわよ~まあ道のど真ん中であんな事やってちゃね~」 咲(えっ!!!お姉ちゃんが京ちゃんにチョコを・・・京ちゃんにイチャついてたってどういう事・・・) まこ「ほーうモテる男は辛いのう~」キラーン 久「それで須賀君はいくつチョコを貰ったの?」 京太郎「それは・・・」 まこ「優希、和、宮永照と今の所3個じゃな・・・」 京太郎「ちょ・・・」 和「ちょっと待って下さい!!!わっ私は須賀君にチョコをあげていません!!!!」 まこ「和よ・・・はよう吐いて気を楽にしんしゃい・・・」 和「わっ私は・・・///私は・・・///」 京太郎「もういいじゃないですか部長・・・和が違うって言ってるからそれでいいじゃないですか・・・」 299 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2010/01/23(土) 19:10:09 ID:9aVVYU+G0 和「須賀君・・・///」 久「それで須賀君は今3つチョコを受け取っているわけね・・・」 京太郎「はいそうです。」 久「それじゃあ今から須賀君は4つ目のチョコを受け取ろうとしてるわけね・・・」 京太郎「どういう意味ですか・・・それ?」 久「こうゆう事よ・・・はい須賀君私からバレンタインチョコ!!!」 京太郎「えっマジで・・・ありがとうございます!!」 咲(えっ竹井先輩まで京ちゃんにチョコを・・・) 優希(こんなに多いんじゃ勝ち目がないじぇー・・・) 和(まさか須賀君がこんなにチョコを貰えるとは・・・) 京太郎「それじゃあ頂きまーすパクッウマい!!!」 久「そうフフフ・・・一生懸命作ったかいがあったわ・・・あっそうだ須賀君食べさせてあげる」 咲・優希・和「!!!!!!!」 京太郎「ええっここじゃ恥ずかしいですよ・・・///」 久「いいじゃないさあ行くわよはいあーん」 京太郎「じゃっじゃあ・・・あーん///」(ヤベードキドキしてきた・・・チョコどころじゃないな・・・) 久「どう・・・おいしい?」 京太郎「はいとてもおいしいです!!」 久「フフ・・・ありがとうあっ須賀君チョコが付いてるわよとってあげるわね・・・」 京太郎「すみません先輩何から何まで・・・」 優希(なんかすごくいい雰囲気だじぇ~) 和(この状況をなんとか打開しないと・・・先輩に須賀君を取られてしまいます) 咲(京ちゃん・・・) まこ「ほーういい雰囲気じゃのう~」ニヤニヤ 久「ちょっとまこやめなさいよ・・・変な雰囲気になっちゃうでしょ・・・///」 京太郎「ハハハ・・・」 咲(胸が苦しい・・・こんなに苦しいのは初めて・・・もうこんな所に居たくないよ・・・) 300 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2010/01/23(土) 19:11:34 ID:9aVVYU+G0 ガタッ まこ「どうした咲急に立ち上がって?」 咲「私今日はもう帰ります・・・」 まこ「咲急に何を・・・」 咲「失礼します!!!!」 タッタッタッタッタ 京太郎「おいっ咲何処行くんだ!!!」 久「待ちなさい!!須賀君!!!」 京太郎「待つわけには行きませんよ!!アイツはまだあの時の事を引きずっているから・・・」 久「あの時の事って一体何?」 京太郎「言うわけにはいきませんよ・・・こんな事にみんなを巻き込むわけには・・・」 久「何いってんのよ・・・私たち仲間じゃない・・・ねっみんな」 優希「そうだじぇ~!!私たちは仲間だじぇ~!!」 和「優希や先輩の言うとおりです・・・私達は仲間です・・ねっ須賀君」 まこ「そうじゃ京太郎これ以上一人で背負いこむな・・・」 京太郎「みんな・・・分かりましたそれじゃあお話しします・・・」 301 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2010/01/23(土) 19:19:10 ID:9aVVYU+G0 京太郎「これは2年前の話なんですけども・・・     それまで俺は普通にバレンタインチョコを貰ってたんです。     でも中学2年のバレンタインにチョコを貰ってる時に     たまたまクラスの奴に見られてしまって・・・     そこでかなり酷いからかわれ方をされてしまって・・・     俺は小さい頃から咲の事でいろいろからかわれて来たから     大丈夫だったんですけど・・・咲はからかわれたのが俺の知る限りじゃ     初めてだったんです・・・そこでからかわれている時俺は咲を守ってやれなかった・・・     だからさっき出ていったのは多分みんなが俺にチョコをあげてるのに     自分だけあげられなくて辛くなって出て行ったんだと思います。     だから俺はあの時咲を助けてあげられなかった分今苦しんでる咲を     助けてやりたいんです。」 まこ「そうか・・・そんな事があったんか・・・」 優希「京太郎はわるくないじぇ~悪いのはそのからかった奴らだじぇ~」 和「酷い人たちもいるものですね・・・須賀君は悪くないです!!」 京太郎「ありがとう・・・優希・・・和・・・」 久「とりあえずこれからしなきゃいけない事は分かってるわね・・・須賀君?」 京太郎「早く咲を見つけて咲を救ってやることです!!!」 久「よしそれじゃあみんなで咲を探すわよ!!!」 全員「オーーーーーーー!!!!!」 久「まずまこあなたはこの旧校舎を探して!!」 まこ「分かった!!まかせんしゃい!!!」 久「そして優希は新校舎の方を探して!!!」 優希「分かったじぇ~」 久「和はグランドの方をお願い!!」 和「分かりました!!!」 久「須賀君は正門の方を頼むわ!!!」 京太郎「分かりました!!!」 和「先輩はどうされるのですか?」 久「私はココに残るわ・・・もしかしたら帰ってくるかもしれないし・・・」 優希「了解だじぇ~」 久「とりあえず見つけたらメールで連絡してね!さぁみんなで咲を探すわよ!!!」 全員「オーーーーーーーーー!!!!!!!!!」 咲「グスッ京ちゃん・・・京ちゃぁん」 照「おーい咲どうしたのそんな所で・・・あなた部活は?」 咲「グスッお姉ちゃん・・・グスッ」 照「咲どうしたの?まさか京ちゃんにフラれちゃったの?」 咲「グスッ違・・・グスッ」 照「とりあえずそこのベンチに座って・・・涙を拭きなさい・・・」 咲「グスッありが・・・グスッ」 304 名前:291[sage] 投稿日:2010/01/23(土) 23:49:14 ID:9aVVYU+G0 連投規制されてて中途半端なところで切ってスマン・・・ 数十分経過・・・ 照「少し落ち着いたようね・・・」 咲「ありがとう・・・お姉ちゃん・・・」 照「一体何があったの教えて?」 咲「私ここ2年くらいチョコ京ちゃんにあげてないんだ・・・」 照「どうして?京ちゃんとの間に何かあったの?」 咲「実はね私中学2年の時まで京ちゃんにチョコをあげてたんだ・・・   でも中学2年の時にそれをクラスの男子に見られて・・・   そしてそれをネタにされて私おもいっきりからかわれちゃったの・・・   京ちゃんは優しく慰めてくれたんだけどそれ以来京ちゃんにチョコを   あげようとするとその事が蘇ってきて渡せなくって・・・   そして今日の為にチョコも準備したんだけど優希ちゃんや和ちゃんや   お姉ちゃんや先輩がチョコをあげてる姿を見てたら自分だけが   京ちゃんにチョコをあげれないのが悲しくなってきて・・・」 照「それでここまで来ちゃった訳ね」 咲「うんそうなの・・・」 照「酷いヤツもいるものねーまあ男子ってどいつもこいつも   ガキみたいなのばっかでいつもつまらない事でワーワー盛り上がってるし   いつまでたっても成長しない奴らばかりだからさ・・・   でもね咲そのからかった事にかんしてはそいつらが悪くても   それを理由にいつまでも京ちゃんにチョコをあげられないのは   アンタのせいよ!!!」 咲「えっ・・・」 照「今のアンタはそのからかわれた事を理由に自分の殻に   閉じこもって今ある現実から逃げてるだけよ!!!!!!   今日京ちゃんにチョコをあげた子達だって   みんな不安な現実と戦いながら今日を迎えたの!!!!   そしてみんな自分の殻を破って京ちゃんにチョコを渡したの!!!   それなのにアンタは何?京ちゃんにチョコをあげられないのを   都合のいい理由をつけて現実から逃げてるだけじゃないの!!!!   今アンタがやる事は現実を見つめ京ちゃんにチョコをあげて   自分の殻を破る事!!!!これは今やらなきゃならない事なの!!!!!」 305 名前:291[sage] 投稿日:2010/01/23(土) 23:50:47 ID:9aVVYU+G0 咲「でも・・・出来るかどうか分からないよ・・・」 照「あなたに私の話を聞かせてあげる・・・」 咲「お姉ちゃんの話?」 照「私ねつい最近まであなたと仲違いしてきたけどあなたのせいじゃないの・・・」 咲「えっ?どうゆう意味?」 照「私はね負けるのが怖かったの・・・あなただけじゃなくて他の人にも・・・   あなたは子供の時から恐ろしい才能を見せつけてきたわ・・・   だから私は姉という立場を上手く使ってあなたを陥れようとしていたの・・・   でもある日気付いたのそれはただ私が自分の殻に閉じこもって   今ある現実から目をそらしてきただけだって・・・   まあ気付くまで随分時間がかかっちゃったけどね・・・」 咲「お姉ちゃん・・・」 照「だからあなたにも出来るわ・・・咲   麻雀も人生も配牌だけで勝ち負けが決まるものじゃないわ・・・   さあおしゃべりはここまで!!今あなたの想いを京ちゃんに伝える時よ!!!」 咲「分かったよお姉ちゃん!!私自分の気持ちを京ちゃんに伝える!!!そしてもう逃げない!!!!」 照「よし!行って来い!!」 咲「行ってきます!!お姉ちゃん!!!」 タッタッタッタッタ 京太郎「あっ照さん!!咲見ませんでしたか?」 照「咲ならあっちに行ったわよ」 京太郎「ありがとうございます照さん」 照「待って!」 京太郎「何ですか?」 照「あの子にちゃんと向き合ってあげてね」 京太郎「分かりましたそれじゃあ」    タッタッタッタッタ 照(何やってんだろ私・・・私だって京ちゃんの事・・・) 306 名前:291[sage] 投稿日:2010/01/23(土) 23:53:36 ID:9aVVYU+G0 京太郎(咲はどのへんだ?照さんはこっちの方だって言ってたのに・・・) 咲「京ちゃん?」 京太郎「咲!!!!!」 咲「京ちゃん!!!」 京太郎・咲「あの」 京太郎「先に言えよ・・・」 咲「京ちゃんから言って・・・」 京太郎「ごめん咲お前があの時の事で苦しんでるのに助けてやれなくって・・・」 咲「ううん・・・私こそごめんあの時の事はもう過ぎたのに   いつまでも悩んでそれでみんなに迷惑かけて・・・   だからそれを乗り越えるためにこれを受け取って京ちゃん!!!」 京太郎「これは・・・バレンタインチョコ・・・くれるのか俺に・・・」 咲「うん!さあ早く食べて!!」 京太郎「頂きます!ウマいよこの味全然変わってないな」 咲「ありがとう京ちゃんあと大事な話があるの・・・」 京太郎「なんだ大事な話って?」 咲「私ね京ちゃんの事好・・・」 ?「やっと見つけたしーーーー!!!!」 京太郎「なっなんだお前は?」 ?「初めまして風越高校の池田華菜っていうし!久しぶりだし清澄の大将!!」 咲「お・・・お久しぶりです・・・」 京太郎「で池田サンあんたは何の用だ?」 華菜「須賀京太郎お前にプレゼントがあって来たんだし!!」 京太郎「俺に・・・何だ?」 華菜「これを見ろバレンタインチョコだし!!!!」 京太郎「えっマジで・・・」 華菜「さあどんどん食べるといいし!!!」 307 名前:291[sage] 投稿日:2010/01/23(土) 23:54:59 ID:9aVVYU+G0 京太郎(なあ咲やっぱ食べなきゃダメか?) 咲(当たり前じゃんあの人がせっかく作ってきてくれたんだから) 京太郎「じゃあ・・・頂きますうんなかなかイケるな」 華菜「そうだろーなぜなら華菜ちゃんとキャプテンが共に作った夢のコラボレーションだし」 京太郎「なぬ!!!もっとそれを俺に・・・」 咲「京ちゃん」ゴゴゴゴゴ 京太郎「いや・・・やっぱりいいです・・・」 久「おーーい須賀くーーーん」 京太郎「先輩・・・みんな・・・」 優希「京太郎・・・咲ちゃんは?」 京太郎「もう大丈夫だ」 和「それではもう一安心ですね」 咲「皆さんごめんなさいみんなに凄く迷惑かけちゃって私・・・」 まこ「もうええって咲・・・ちゃんとチョコはあげれたか?」 咲「はい」 照「どうやら上手くいったようね・・・」 咲「お姉ちゃんのおかげだよ・・・本当にありがとうお姉ちゃん」 照「ううんあなたがしっかり頑張ったからよ・・・」 久「所であなた風越の子よね?ここで何してるの?」 華菜「華菜ちゃんはそこの須賀京太郎にチョコをあげに来たんだし!!」 まこ「ほー・・・随分大収穫じゃったの京太郎」キラーン 京太郎「そんな事ないですよ・・・止めてください」 まこ「それで京太郎ここだけの話誰のチョコが一番ウマかったんじゃ?」 京太郎「それは・・・」 女性陣(じぃーーーーーーーーーーーー) 京太郎「ゴメンやっぱりパスで」 タッタッタッタッタ 久「あっコラ逃げてんじゃないわよ!!」 咲「京ちゃん待ってよ~」 照「京ちゃん待ちなさいよ!!」 優希「京太郎は本当は私のチョコが一番ウマかったんだじぇ~」 京太郎「そんな事ある訳ねーだろバーカ!」 優希「犬のクセにムカツクじぇ~」 和「須賀君せめてあのチョコの感想だけでも・・・」 華菜「須賀京太郎待つし~まだチョコが余ってるし!!」 まこ「京太郎もこれからが大変じゃな・・・」 おしまい #comment

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