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    <title>6</title>
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    <description>
      少女、彼女――いや、神がそこにはいた。 

「ど・・どう云う事だ」 

京極堂が答える。 

「関口君、ある意味君の専門分野だろ、こう云った症状は」 

私の専門分野？ 
私は神を見やり。 
私に心当たりあり。 

――多重人格・・・――それなら。 

「古手梨花は幼少期から、実験体として用いられてきた」 

――幼少期の精神的外傷はその後の人格形成に大きな影を落とす―― 

その時、私が何故か思い出したのは――あの、入江医師の顔で――仕草で――言葉で―― 

「ま・ま、まさか・・・あ・・な・・」 
「止せ、関口、それは&quot;言葉にする必要は無い&quot;」 

ああ、そうだ、言葉にする必要なんか無い。 

京極堂は云った。 

「貴方がこの雛見沢連続怪死事件の筋書きを書いた、首謀者ですね」 

神はゆっくりと頷いた。 

ああ――この存在がきっかけだったのだ。 

京極堂は云う。 

「貴方が誕生したのは、少なくとも５年以上前です。 
　貴方は鷹野三四さんを取り込み、この事件を計画した」 

神は微動だにしない。 

「鷹野さんは優秀です。資金と施設さえあれば、病原体をすぐに特定出来ると思っていたのでしょう。 
　けど、それは見つからなかった、そんな時貴方が誕生した。鷹野さんは貴方に神を見たのでしょう」 

劇的な回心と云うやつか。 

「そして、貴方はある計画を立てる――それは決意と云ってもいいかもしれない――」 

――&quot;貴方は神になろうとした&quot;。 

神になるだと―― 
そんな事の為に―― 
村人全員を殺す？―― 

「馬鹿げてる！馬鹿げてるぞ京極堂、僕はそんな、そんな&quot;理由&quot;は認めない！！」 

京極堂ではなく神が答えた。 

私が生まれたのは―― 
私の体に流れるのは―― 
私の存在する必然性は―― 

その声は神のものではなく、&quot;少女のものだった&quot;。 

ああ――&quot;それが理由なんだ&quot;。 

そこには神ではなく、一人の少女がいた。 

京極堂は云う。 

「貴方は神なんかじゃない、貴方は古手梨花と云う名の少女に生まれた、一つの人格にすぎない」 

少女は頷いた。 

「そして、今日貴方の計画は瓦解し、雛見沢症候群の研究も崩壊した」 

少女は頷いた。 

「もう、誰も貴方を傷つけません」 

少女は頷いた。 


――貴方の出番は終わったのです。 


少女はその言葉に安心した顔を浮かべ―― 

私の方を振り向くと、唇を動かし―― 

まるで、糸が切れるかの様に―― 

ゆっくりと私の腕の中へ―― 


落ちた。 

どこか遠くで、再び何かが啼いた。 
私は両腕に少女の形を感じていた。 

全てに、始末を付けよう。 

「京極堂、彼女が今回の事件の首謀者だったとして、 
　古手梨花が云っていた『羽入』とは一体何なんだ？ 
　そして何故、古手梨花は過去を反芻し続けたんだ？」 

京極堂は答える 

「それは、生物の本能の為せる業だよ。彼女、いや彼か、まあ『オヤシロ様』とでも云うべきかな。 
　古手梨花の中で『オヤシロ様』が誕生して、自らの命を絶つ事で神になろうとしたんだ。 
　けれどもそれは、同じ肉体を共有している古手梨花にとっては唯の突発的な死だ。 
　だから、彼女、古手梨花の心は自分の体の死に納得する必要があったんだ」 

――それで生まれたのが『羽入』、&quot;彼女は二重人格ではなく三重人格だったんだ&quot;。 

そうか、いやそうだろうな。 

「『羽入』の役割は彼女の心の保護だ、そこで行われたのが過去と運命の編纂だよ。 
　夥しい数の、死の運命を体験すれば、誰だって思うだろ――仕方がないって」 

――木を隠すには森の中さ。 

羽入は彼女の心を保護する為に生まれたのか。 

「勿論、『羽入』だって、もうお役御免さ。彼女はこれからも生きていくんだから――」 



私の外の世界では、 
木場が鷹野三四を連れて行こうとしていた。 

京極堂は大きく溜め息を吐くと、鷹野三四を見やり。 

「鷹野さん、一つ確認させてください。 
　関口君達、『月刊實録犯罪』に告発文を出したのは貴女達ですね」 

鷹野三四は表情で答えた。 
私は京極堂に尋ねた。 

「なぜ、そんな事をしたんだ、僕らを呼んで一体何が――」 

京極堂は答える。 

「関口君、君はね&quot;物語の語り部として選ばれたんだよ&quot;。 
　誰かが語らなければ物語は始まらない、もし君がいなければ 
　それこそ偽装されたまま、自然災害と云う形で決着してしまう」 

――だから君は生きているんだよ、そうじゃなければとっくに殺されているよ。 

ああ、だから京極堂は東京へ帰れと―― 

「他にも仕掛けは多々支度されている、例えば連続怪死事件が[[綿流し]]の日に起こるのもそうだし、 
　鷹野さんが用意した擬態の死体が、一日前に殺されていたりね」 
「な、何故そんな事を？」 

――神の存在には怪異、いや奇跡が必須なんだ。 

結局は人の業なのだ。 
そう全てが人の業なのだ。 

何処かから飛ばされてきた雲がまた、少しずつ月を、世界を、覆っていく。 
京極堂はその月を見詰めていた。 

「京極堂、この子はどうなるのかな？」 
「関口君、この事件は刻（とき）の流れの中で少しずつきえ去る様な事件だ。 
　決して、表沙汰になる様な物ではないよ――事実が現実になるわけじゃない」 

そうだろうな、我々以外の人間にはこの事件は現実にはならない。 

幕が―― 
降りていく―― 

その様を見ている友人の横顔に、私は思うところがあった。 
祭具殿で鷹野三四に親近感を持ったのは、私に似ていただけではなかった。 
彼女は私だけではなく、この古い友人にも何処か似ている所があったのだ。 

「京極堂、一ついいか？、僕が祭具殿で聞いた子供が跳ねる様な音は何だったんだろう」 
「関口君、それは祭りの最中だろ、何かの合図で鳴らした花火が反響しただけだろうな」 

くだらない、実にくだらない――そして現実的だ。 
けれど、我々は――科学は――それを暴いて。 

「くだらないな」 

パンドラの匡の中には最後に希望が残されていたと云うが――そんなものが存在するのだろうか？ 

降りてきた帷（とばり）が京極堂を黒衣の殺し屋に戻していく。 
京極堂は云った。 


「この世には不思議なことなど何もないのだよ、関口君」 












----


後書きに代えて 

始めにこの物語を書き始めたきっかけは、 
『ひぐらしをミステリーとして成立させるにはどうすればいいか？』でした 

「ひぐらしのなく頃に」は残念ながらミステリー（推理物）とは呼べない作品だったのですが 
（作者の方が推理小説自体に詳しくなかったそうなので、故意に詐称したわけではないでしょうが・・） 

ならば、ミステリーとして成立させるには何が必要かと考えた時に 
出題編で以下の物が提示、もしくは最低でも示唆されなくてはならないだろうと思いました 

・精神を錯乱させ、殺人衝動を増幅し、検死では発見されずに、 
　末期になると喉を掻きむしって自殺する未知の病気の存在 

・特定の人物にしか知覚されない、謎の生命体の存在 

・平行世界（？）の同時間軸を何度も繰り返し生きている人物の存在 

・殺人の隠蔽等ができうる特殊部隊の存在 

・１０００人単位で人間を殺害する、国家規模の計画の存在 

・警察内部にいる内通者の存在 

それらを組み込んで物語を創作してみました、いかがだったでしょうか？ 
もちろん、これでも狭義のミステリーとしては失格でしょうが（メタ視点の悪用は、悪魔としても・・） 

と言っても、結局ほとんどの部分が写経しただけになっているので、 
到底、自慢出来たものではないですけども（苦笑） 

もう少し、物語に組み込めたら良かったのかもしれないのですが、 
そうすると物語があまりに歪になってしまうので・・ 

さて、ここからは感想とさせてもらいます 

矢っ張り一番の感想としては「推理物は完結してから発表すべきだ」です（苦笑） 

後から読み返してみると、もっと伏線を張れた場所（ミスリード含めて）が多々あり、 
「勿体ないなあ」っと言うのが素直な感想です（文章の稚拙さは仕方ないとしても） 

とは言え、それこそ原稿用紙２枚以上の文章を書いたのが高校の卒業文集以来という事もあり、 
最初の投稿の段階で心が折れそうに成っていたました（苦笑） 
あの状態では皆さんの叱咤激励が無ければ、完結まで辿り着けなかったのは間違いないので、 
これも致し方ないのかとも思います 

内容については（自画自賛になるのですが） 
私的には関口君が走っている所は、なかなかどうして上手く書けているのではと思います 

他には、「この人物はもっと賢いはずだ」等のご批判があるとも思いますが、 
この世界には『作者よりも優れた人物を創り出す事は出来ない』と言う、 
悲しい不文律が御座いますので、どうぞご容赦ください 

また、作中では回収出来てない謎（関口君が思い出そうとしていた物、等）は、 
それぞれの原作で明かされています 
機会がありましたら、原作の方を手に取って頂けましたら、 
２次創作をした者としても、幸いだと思います（ただ、それぞれ癖の強い、人を選ぶ作品ですが・・・） 

さて、それではお付き合い頂きました、 
全ての読者の方に再びの厚い御礼を申しあげまして 

最後にこの言葉を使用させて貰います、ご愛読ありがとうございました 


『一刻も早い、科学の再婚の成就を願って』 











----


[[六月二十二日（水）]] 

物語が終わっても世界は、現実は、刻（とき）は、止まる事なく流れ続けていく。 

――この世には不思議なことなど何もないのだよ、関口君。 

黒衣の殺し屋は私を向き。 

「さあ次は、&quot;君の番だよ関口君&quot;」 

そう云った。 

「どう云う意味だ？、京極堂」 
「そのままの意味だよ、関口君」 

？ 

「いい加減にしろよ、まだ解らないのか」 

？？ 

「みんな気が付いているだろうに――最後まで手がかかるな、君は」 

？？？ 

「本当におかしいんだよ、あまりにね」 

おかしい？――何が？ 

「&quot;関口君。今日は一体いつだ？&quot;」 

&quot;いつ&quot;？――何時？ 

闇が少しずつ光を、世界を浸食する。 

「世界は理に基づいて成りっているんだ、それが破綻しているならそれは――」 

――偽りの世界なんだ。 

「きょ、・・京極堂・・・」 

黒衣の殺し屋は告げた。 

「いいかい、関口君。 
　&quot;六月の、この日付の、この曜日の、この時間に、あの形の月が出るのはおかしいんだ&quot;」 

――&quot;今は昭和五十八年じゃない、もっと過去なんだよ&quot;。 

地面がぐらりと揺らぐ―― 

「&quot;いい加減に自覚しろ、関口巽！、目を覚ますんだ！！&quot;」 

世界がぐにゃりと歪む―― 

『&quot;仮想の世界の中にいる観測者には、その世界が仮想であると云う事が自覚出来ないんだ&quot;』 

―まったく、昭和五十八年なら、僕らはもう還暦を過ぎた老人だよ・・・ 
――刻が経てば言葉は風化するし、僕はあんな間違った日本語は使わないぞ・・・ 
―――大体、パンドラの匡って一体なんだい、拙いんだよ君は、同じ事を何度も考えたり・・・ 

闇が広がっていく――私は腕の中にいる少女に――何故だか謝らなくてはいけない気がして―― 

遠くで――何かが泣いている、鳴いている、啼いている。 

ああ、あれは・・・せみ？・・・ひぐらし？・・・とり？・・・とり！？ 

「鳥！！」 

その途端。 
川辺の、葦の間に居た小さなモノが、まるで熟れた果実を壁にぶつけたかのように、 
ぱっと弾けたように見えた。飛沫が散った。 
羽音。 
鳥が飛び立ったのだ。 
それだけだ。馬鹿馬鹿しい。 
元の木阿弥だ。川の水雲（もずく）となって流れてしまえ。 
どろどろどろどろどろ。川が流れる。 

――御免よ。本当に御免よ。 

――本当は嫌いなんかじゃないんだよ。 

川の音がする。水が――。 

水が流れて行く。 

どこも変わらぬ煤けた風景。私は天を仰ぐ。 
曇っているのに空がやけに明るい。 
今日は暑くなるかもしれないな。 
そんな予感がする。 

そうだ、あいつのところに行こう――。 
急にそう思った。 
私は、後ろを見ることをやめて歩き始めた。 
見ないでも――生きていけるものだろうか。それとも、見ないではいられないものなのだろうか。 
それとも――。 
蜩の声がする。 
何も云わずに飛び出して来たのだから、妻は心配しているだろうな――帰ったら謝らなくては―― 
――そうだ、謝ろう――私はそんなことを考える。そして私は日常に埋没していく。 




やがて――。 
私は長い坂の下に立った。 
どこまでもだらだらといい加減な傾斜で続いている長い坂道を登り詰めたところが―― 
――目指す京極堂である。 

昭和二十七年、梅雨も明けようかと云う日のことである。 





「後神の刻」～神貶し編（解答編）～　＜完＞     </description>
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    <title>画廊</title>
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    <description>
      **最初の妖怪紹介ページもどき

*後神
#ref(usirogami.JPG)

*橋姫
#ref(hashihime.jpg)

*鬼
#ref(oni.jpg)    </description>
    <dc:date>2010-06-12T19:38:23+09:00</dc:date>
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  </item>
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    <title>トップページ</title>
    <link>https://w.atwiki.jp/kyougokusure/pages/1.html</link>
    <description>
      #ref(logo_up.png)

**ここは２ｃｈのスレッド「京極堂と前原圭一を同じ部屋に閉じ込めてみた」に投稿された物語の保管庫です。


#ref(http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/f/f2/Sekien_Ushirogami.jpg)


うしろ神は臆病神に 
つきたる神也。 
前にあるかとすれば、 
忽焉として後にありて、 
人のうしろがみを 
ひくといへり。 
―――今昔百鬼拾遺／下之巻・雨 





みなさん気軽に編集していってください。

 

現行スレ

http://love6.2ch.net/test/read.cgi/mystery/1195825399/    </description>
    <dc:date>2010-06-12T19:32:13+09:00</dc:date>
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  </item>
    <item rdf:about="https://w.atwiki.jp/kyougokusure/pages/15.html">
    <title>ＳＳ</title>
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    <description>
      **短編が置いてあります。

*一発ネタ

-[[ギャグ系]]
-[[シリアス系]]
-[[典型的な雛見沢症候群]]
-[[文庫紹介文風]]

*会話文のみ

-[[オヤシロ様考察]]


*繋がってるっぽいもの（投下順）

|タイトル|登場人物|場所|
|[[彼女は人間でなく──]]|関口巽、中禅寺秋彦|京極堂|
|[[白澤の娘]]|沼上蓮次、多々良勝五郎、赤坂衛、里村紘市| |
|[[鬼の話]]|関口巽、宮村加奈男| |
|[[歓喜の歌が]]|沼上蓮次、多々良勝五郎、入江京介、大石蔵人、木場修太郎、青木文蔵、里村紘市|入江診療所→&amp;br()古手神社社務所|
|[[綿流し]]|関口巽、中禅寺秋彦|お祭会場|
|[[下僕達の不運]]|本島俊夫、榎木津礼二郎、園崎お魎、園崎茜、益田龍一|園崎本家|
|[[さかさま]]|沼上蓮次、多々良勝五郎、榎木津礼二郎、益田龍一、本島俊夫| |
|[[祭囃子]]|入江京介| |
|[[罪滅し]]|関口巽、古手梨花| |
|[[橋姫の幻]]|園崎詩音| |    </description>
    <dc:date>2010-06-12T16:32:03+09:00</dc:date>
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  </item>
    <item rdf:about="https://w.atwiki.jp/kyougokusure/pages/65.html">
    <title>オヤシロ様考察</title>
    <link>https://w.atwiki.jp/kyougokusure/pages/65.html</link>
    <description>
      &#039;&#039;木場&#039;&#039;「俺の知り合いに大石って麻雀の滅法強い親父がいるんだがよ。 
あいつの管轄の雛見沢村―ほら、ちょっと前にダム作るだ作らないだで騒いでたろ―その村で連続怪死事件が起きてやがんだ。 
[[綿流し]]ってぇ祭が来る度に毎年二人も消えてるってのに犯人がわからねぇ上に害者に共通点も全く見つからねぇ。 
地元じゃオヤシロ様の祟りだなんて呼ばれてる始末だ。」 
&#039;&#039;鳥口&#039;&#039;「うへえ。祟りとは薄気味の悪い話で。師匠、オヤシロ様なんて妖怪いるんですか？」 
&#039;&#039;京極&#039;&#039;「僕は弟子を取った覚えなどないよ鳥口君。 
それに雛見沢のオヤシロ様は妖怪ではない。」 

&#039;&#039;関口&#039;&#039;「じゃあなんだっていうんだい。その、オヤシロ様ってのは」 

&#039;&#039;京極&#039;&#039;「煩いなぁ君は何をそんなに興奮しているんだ。 
いいかい、元々雛見沢村は鬼ヶ淵村と言う名前だったんだが名称の由来となる少し変わった伝承があるんだ。 
長くなるから簡単に話すが、村にはその名の通り鬼ヶ淵と呼ばれる沼があったんだがその沼から人喰い鬼が湧き出てきて村中を荒らしまわるようになったそうだ。 
その鬼たちをオヤシロ様―お社様、あるいはお八代様と記されているようだね―が調伏し、鬼たちに人の姿を与え村人と仲良く共に暮らせるように見守った…とされているのさ。 
オヤシロ様は古手神社に村の守り神として奉られている存在と言うわけだ。」 
&#039;&#039;鳥口&#039;&#039;「うへえ。今度は人喰い鬼ですか…くわばらくわばら。 
でも何故その守り神が村人を守るどころか祟るんで？」 
&#039;&#039;木場&#039;&#039;「そうだぜ京極堂。神さんが祟るったぁどういう了見でぃ。奉っても祟られるんじゃ道理が通らねぇ本末転倒じゃねえか。」 
&#039;&#039;京極&#039;&#039;「それは旦那だって公僕の身であってもすべからく国民の味方…ってわけじゃないでしょう。」 
&#039;&#039;木場&#039;&#039;「当たりめぇだ！俺はあくまで遵法者の味方だからな。」 
&#039;&#039;京極&#039;&#039;「それと同じですよ。村の守り神だからって無条件で村人を守るわけじゃない。僕だって只働きは御免です。 
…鳥口君、君はさっきからガツガツ羊羹を食べているが食うのに困ったことはあるかい？」 
&#039;&#039;鳥口&#039;&#039;「い、いえ、これは僕なりの流儀みたいなもんで…お陰様で毎日しっかり三食食べれてますからおかわりはおかまいなく。」 
&#039;&#039;京極&#039;&#039;「そんなことは聞いていないし残念ながらおかわりもないよ。それはともかく君は餓死するようなことはないわけだ。 
日本は今、この関口君でさえ食いっぱぐれることはない時代になったが昔は飢饉なんて起きようものなら文字通り死活問題だ。 
そんな時代の中、地方の村が生き抜くためには個人の習慣より村の慣習が優先される。そうでなくては生きてゆけないからね。 
今のご時世では時代錯誤だなんだと騒がれるんだろうが個人の自由なんてものを掲げて足並みを乱していては村全体が損害を被ることになりかねない。苦しくとも団結しなければ立ち行かない時代だったのだ。 
村人一人一人が明後日の方向を向いてちゃお話にならない。 
そこで村の権力者たちは村を一枚岩にまとめるべくその土地で力を発揮する絶対的な戒律、ルールを必要とした。 
村人が村から出ること、外部の者が村に入ることは許されないと神官が神の定めた戒律として村人に伝える。この禁忌を犯せば祟られるぞ…とね。 
つまり守り神だったオヤシロ様は村をひとつの共同体として円滑に作動させるためのシステムとして組み込まれたんだ。 
事実、御三家と呼ばれる園崎家、公由家、古手家は堅固なヒエラルキーを作り上げダム戦争の際には村はひとつの共同体、一枚岩としてまとまり国から見事ダム計画の凍結なる結果を勝ち得たわけだ。 
こうした流れの中で元々の守り神としての性質に祟り神としての側面が加えられていったのだろう。 
それがオヤシロ様の祟りと言うわけだ。まぁ神様自身からしたら迷惑な話だろうけどね。」     </description>
    <dc:date>2010-06-12T16:30:57+09:00</dc:date>
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  </item>
    <item rdf:about="https://w.atwiki.jp/kyougokusure/pages/17.html">
    <title>シリアス系</title>
    <link>https://w.atwiki.jp/kyougokusure/pages/17.html</link>
    <description>
      シリアスなｓｓ置き場です。

-&amp;link_anchor(1){文士、雛見沢へ}
-&amp;link_anchor(2){京極堂ｖｓ鷹野三四}
-&amp;link_anchor(3){京極堂ｖｓ竜宮レナ}













**&amp;aname(1,option=nolink){文士、雛見沢へ}

「嘘だ。」 

そうだ、嘘だ。 
嘘だったんだ。嘘だったんだよ。あの夜もあの夏も────うそだったんだ。なあんだ。 

この世には────不思議な事など─────で──ない事など──── 

ああ、あれは蛙 
あれは赤児 
あれは―――あれはあれは 

あれは私だ。逃げて行くのは私だ。 
張り付けられているのはあのひと。あれは 
「せきぐちさま」 

嘘だ。嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘嘘嘘嘘嘘嘘 


だから赦してくれ。謝っているじゃないか。 
こんなに謝っているじゃないか。 

────蝉が───白い大きな────赤い、あかいあかい────ああ、ああ煩い煩い蝉が────せんせいひぐらしが───関口先生、着きましたよ。 

「────何処に、着いたって？敦っちゃん。雑司ヶ谷か？それとも逗子か箱根か大磯か───」 
「もう、また寝ぼけてらっしゃる。」 
自動車のドアが開けられて、ガラスに反射した真夏の陽光が私の両目を刺す。 
「雛見沢村に着きましたよ────」 
30年間変わることのない中禅寺敦子の朗らかな声が、私を胡乱な微睡みから昭和58年六月に引っ張り上げた。 

ああ────ひぐらしが───ないている。






















**&amp;aname(2,option=nolink){京極堂ｖｓ鷹野三四}

「そこまでです。鷹野三四さん」 
よく通る声が夏の森に木霊する。 
いつのまにか蝉の声は、ひぐらしの声に代わっていた。 
「今さら古手さんを殺したところでどうにもなりません。小此木ニ尉も山狗も投降し、もうじき此処にも番犬部隊がくるでしょう。」 
漆黒の陰陽師――中禅寺さんが鷹野さんと対峙する。 
「この村にダム戦争以来続く祟りはこの子供達が祓いました。そして、貴女に憑いた鬼を落すのが僕の仕事です」 
「何を訳のわからないことを。無駄ではないわ。女王感染者が死んでも何も起きないと高を括る事が本当に政府はできるかしら？それにお祖父ちゃんの研究が間違ってるはず無い。くすくすくす」 
確かにここで梨花ちゃんを殺されてしまったら水の泡だ。 
しかし中禅寺さんは動じない。 
「女王感染者死亡による集団発症は――やはり発生する可能性は低いでしょう。一個体の死亡でコミュニティが崩壊するという仕組みは生物として脆弱すぎます。」 
「そんなはずないわ！お祖父ちゃんの研究では」 
「確かに高野先生は優秀で柔軟な思考をお持ちのかたでした。しかし、その研究を地に落そうとしているのは貴女です。田無美代子さん」 
「な、何を馬鹿な。それにどうして――どうしてその名前を？」 
薄笑いを浮かべていた鷹野さんが一転して狼狽のようすを見せる。 
「戦時中、先生の研究は軍上層部には見向きもされませんでしたが、陸軍のある男はそれに興味を持っていました。僕はその男の下で研究をしていたので戦中、戦後に幾度か、手紙で意見のやりとりをしていたのです。そこに貴女のことも書いてありました」 
畳み掛けるように中禅寺さんは続ける。 

以下数レスにわたる憑きもの落しは各自脳内で。 




















**&amp;aname(3,option=nolink){京極堂ｖｓ竜宮レナ}

嘘だっ！ 

京極堂「嘘ではありません。然し貴方が其れを嘘と云うのなら、慥かに 
言葉は――全て嘘だ。しかし全ての言葉を嘘とするなら、世界は 
成り立たないのです。何故なら我々は言葉を通して世界を保持している。 
良いですか、言葉は世界に対して何の効力も持たない。林檎を青いと云っても 
林檎はいつまでも――赤い。言葉に影響されるのは人間だけなのです。 
そう、人に対してのみ言葉はかなりの影響力を持つ。世界は言葉の上に 
成り立っているからです。人間が――言葉を通して世界を見ている限りね。 
即ち他人の言葉を嘘であると否定するのは、間違っては居ないが――」 
「……？」 
「世界を破壊するほどの影響力を持つのです」     </description>
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    <title>歓喜の歌が</title>
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      俺は腹を立てていた。 
なんだかこう書くと俺が短気であるように思われるかもしれないが 
決してそんなことはない。本来は気の長い人間である。 
ところがセンセイにかかるといとも簡単に腹が立つ。 
センセイは常に最短距離を進む。 
一番早く行ける道を行くのではない。 
地図上の最短距離を進むのだ。 
街の中ならばまだいい。しかし山の中など沢や勾配を関係なしに直進する。 
だから迷う。 
直進しているはずなのに迷う。 
そして怪我をする。獣道ですらないところを歩くのだから当然である。 
しかも、センセイが怪我をするなら自業自得というものだが怪我をするのは俺なのだ。 
聖人君子だって舌打ちくらいしそうなものだと思う。 
そしてほうほうの体で雛見沢に辿り着いた俺は唯一の医療機関である入江診療所へと駆け込んだのである。 

「面白い方ですねぇ」 

診療後玄関口で、院長の入江は女のように束ねた髪を靡かせながら云った。 
若いながら好好爺じみている目の先にはセンセイがいた。 
ぶつぶつ何かを数えながら診療所の壁沿いを歩いている。 

「蟻でも数えてるんでしょう」 

「何か異変を感じたらいつでもいらしてください」 

一瞬、入江の目が鋭くなったような気がする─── 
いや、気のせいだろう。 
連続殺人事件が起こった村だということで、きっと俺も気が立っているのだ。 
また足が痛みだしたらお世話になるとしよう。 

「ふろいでしぇえねるげってるふんげん」 

俺の診療が終わったことに気付いたセンセイは歌いながらこちらへ近付いてきた。 

「何かのおまじないですかね？」 

やはり柔らかい目をしている医者は俺に問い掛けてきた。 
「発音が悪いのと音痴なせいでわかりにくいですけど歓喜の歌ですね、きっと」 
余りのはずれっぷりに立っていたはずの腹がくすぐられはじめている。 
そしてその事実が再び俺の腹を立てた。 

「センセイのせいで俺が怪我したっていうのに何歌ってるんだよ！」 

「沼上さんが怪我したのは沼上さんのせいだろう。それにこの場所には歓喜の歌がよく合う」 

──────地上にただ一人でも 
心を分かち合う魂があると言える者は歓呼せよ───── 

確かそんな歌詞だった。 
こんな小さな村だ。 
皆で心を理解しあえば惨劇は起きるはずがない。 
あの写真の美しい少女───古手梨花も死ぬことなどない。 
センセイはそう云いたい───わけがない。 
そんなに深く考えているとは思えない。 
大方この高台から見える美しい景色に昂り、知った歌が口をついただけだろう。 
気がつくと歓喜の歌はいつの間にか遠ざかり 
目的地、古手神社へと向かっていた。 
突然俺たちに職務質問をかけた三人は刑事であるらしかった。 
警察に足止めを喰らうのは最早慣れっこになっている。 
未解決の殺人事件が起こった小さな村を見慣れない男が二人連れで歩いていれば尚更だろう。 
しかし、今回は驚くほど早く解放された。 
村を訪れる切っ掛けとなった赤坂の名が聞いたのだ。 
三人の内最も年配の大石は地元の刑事だが、赤坂と懇意にしているらしい。 
世の中は狭い。 
解放されたのはいいのだが、宿代わりに貸してもらっている神社の社務所で捜査会議を開くのはいただけない。 
俺は事件に関わるのはまっぴら御免だ。 
オヤシロ様のことを少し調べられたらそれでいい。 

「五年前の誘拐事件では敵はそれなりの組織力を持ってたらしいですね」 

殺人事件だけでなく誘拐まで起こっていたのか。 
田舎の村の割に物騒過ぎる。 

「ええ、私たちも少ぉし痛い目見せられちゃいましたからねえ」 

「敵の正体がわからねえことには動きづらくて仕方ねえな」 

三人の刑事──大石、木場、青木は真剣に顔を突き合わせている。 
矢張り興宮の警察署でやればいいと思う。 
しかし「話を聞いて居ればオヤシロ様の正体に近付けるかもしれないじゃないか」 
と主張するセンセイのせいで三人の刑事は留まっている。 
俺達の同席を大石が易々と許可したところを見ると、赤坂は随分信頼されているのだろう。 

「そうだ、人数いるならどこかに根城があるはずじゃあねえか」 

「雛見沢にそんなものあったら目立ってしょうがありませんよ。あるとしたら興宮でしょう」 

「待ってください大石さん。何度も興宮とを往復したらそれこそ目立ちますし 
　少なくとも詰め所の様なところはあるかもしれません」 

「山狩りでもするか？」 

「怪しい建物ならあるじゃないですか」 

予想もしなかった場所からの唐突な声に会議は刹那停止した。 
全員の目がセンセイを捕える。 

「ほら、あの、ぬ───なんとか診療所」 

「入江診療所のことですか？」 

「そうその診療所。あれは変ですよね」 

「俺も入江ってのには会ったが別段怪しいとは思わなかったぞ」 

木場の言葉に青木も頷いた。 

「僕は今は在野の妖怪研究家ですがね、昔は理系だったんですよ 
　だから戦争にも行かずにすみました」 

木場と大石の表情が僅に歪む。 

二人とも随分丈夫そうな体をしているから、先の戦争にはそれなりの想いが在るのだろう。 

「建築も一応修めてるんですよ。ところで地盤の弱い土地の簡単な見分け方知ってます？」 

「粘土質の土地──とか？」 

青木はしどろもどろに答えているが、俺にもその程度の知識しかない。 

「今の僕らの研究分野にも関わるもっと簡単な方法があるんですよ。ね、沼上さん」 

「えっ俺は知らないよ」 

「勉強不足だね。沼、芦、池等の漢字がつく土地は地盤が弱いことが多いんです」 

「昔は水場だったからってえことか」 

「そうです、後は沢や淵も──」 

「雛見沢に鬼ヶ淵ですか」 

「そんな土地のしかも高台というのは医療機関の立地としては些か不自然ですよ。 
　例えば興宮から繋がる道沿いの林を切り開いた方がよっぽどいい」 

「しかし予算の都合ということもありますし、それだけでは──」 

「大石さん、こんな小さな村の診療所に地下室は必要ですかね？」 

「入江診療所に地下室があるんですか！」 

「基礎の配筋が見えてたんで数えてみたらどうも多いんですよ」 

─────あの時か！ 

「それに換気口も多すぎる」 

─────換気の歌。 

気分が昂ったわけでもなかった。ただの駄洒落だ。 

「あれは地下があるとしか思えませんね。 
　高台に立てたのも建築中の地下室を村人に見られないためだと考えれば辻褄があいます」 

センセイの癖に冴えすぎている。 
気味が悪い。 
青木と大石はセンセイに賛辞を送っている。 
一方木場はどこかへ電話をかけていた。 
早速入江診療所への調査を考えているようだ。 
電話口から声がきこえる。 

「いいけど───伝承通り喉を掻きむしった死体が出たら解剖してもいい？」 

世間は狭い。




|[[前&gt;白澤の娘]]|次|    </description>
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    <title>橋姫の幻</title>
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    <description>
      漆黒の夜空に白ゐ月が浮かんでゐる 

私は 

どこで間違つてしまつたのだらうか。 

彼らを殺してしまつたからだらうか 

彼との約束を忘れ去ってしまつていたからだらうか。 

彼は私を恨んでゐるに違いない。 

私は鬼に浸食されてゐく 

血とともに私が流れてゐく 

私は醜い嫉妬の鬼―――――橋姫だ 

全ては――橋姫の幻だったのだ 

鬼は冥府に帰らなければなるまい 

嗚呼、使いの鴉がやってきた    </description>
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    <title>文庫紹介文風</title>
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    <description>
      すべては決まっていることなのです――少女は静にそう告げた。 
山深い寒村で起こる、毎年一人が死に一人が消える祟り。 
疑心に駆られ、鬼に魅入られる物達。 
誘われるように雛見沢村を訪れる文士・関口、探偵・榎木津等に迫る事件の跫。村に潜む憑き物を、京極堂は落とす事ができるのか？ 



人か、祟りか、偶然か――。 
京極堂、蜩の鳴く村へ。    </description>
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    <title>罪滅し</title>
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    <description>
      ――――罪滅ぼしなのですよ、と少女は云った。 

｢僕はずっと見て観ぬ振りを――しているのです。昔も、今も。きっとこれからも。だからきっと僕は死に続けるのです。ずっと。ずっと。｣ 

可憐で幼けな容姿にも関わらず老婆と話をしている錯覚に陥る。 

――だからこれは御仕置きなのです。と老婆のような少女が結んだ。 

何もせずただ見て居ることが罪ならば私だってずっと見ていた。ただ見ていた。 
――――何もせず。 

｢貴方だって殺されていくのをただ見られるのは厭でしょう。｣ 

厭だ。 
否、本当に厭なのだろうか。 
置いてきぼりにされるのは寂しい。 
寂しい。助けて。 
厭だ、厭だ、厭だ。 
嗚呼でも独りは―――楽だ。


私はわからない、と伝えると少女は激昂した。 

―――馬鹿にするな 
鬼の形相とは善く云ったものだ。 

似合わない。入れ物と中身がちぐはぐだ。 
まるで下手な声優が吹き替えた外国映画のようだとぼんやり思う。 

ややあって少女が一息着く。 
｢余所見れば雛見澤は愚かしく、狂っているように見えるでしょう。しかし我々は田舎者だが阿呆じゃない。何人かの年寄りは外で暮らす方法を知っているのですよ―――誰ひとり行動に移さないし口外はしないですけれども｣ 

一体何故。知っていたならば今頃―――今頃あの人は。私は。 

｢ここの村人は皆子供なのです。幼いのです。親離れ出来ていないのです。親鳥から離れた雛は生きていくのは難しいでしょう。巣立ち方を知っていてもまだ巣立てる程成長できていない。｣ 

じりじりと太陽が肌を焦がす。 
少女は汗ひとつ掻いていない。 

｢だから我々にオヤシロ様が憑いているのでなく、我々がオヤシロ様に憑いているのですよ。親子の情に理由がないように理なんてそこにはないのです。―――だから子を持たない者が親の気持ちを解せぬように、余所者には決して解せないのですよ。｣ 


私はなんだか拒絶された気になる。 
私も――私も仲間に入れてはくれぬだろうか。 

すると少女は困ったような顔になり懇願した。 

｢憑物を落とさないで下さい。この村に憑いているものは僕の大切なものなのです。｣ 

――お友達に伝えてください。 

そう括ると老婆のような少女は林の中に消えた。    </description>
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