*Bemuseサーバについて - [[公式による解説>>https://t.co/nsOnevLIAt]] がありますが、 ・英語で記述されていること ・開発者自身による解説のため、客観的にわかりづらい部分がある事 などがあるので、このページで改めてサーバ構築方法を解説します。 *Bemuseサーバって何よ? BMSプレイヤー「Bemuse」の機能の一つ。 Bemuseはサーバにファイルを置くことにより、 DLを介さずにブラウザその場でプレイすることが出来るが、 そのサーバを各々が作成し、アップロードする事が可能。 つまるところ、ネット上にそれぞれのBMSパッケージを作ることが出来ると考えればわかりやすいか。 ともすれば、煩雑であったBMS導入の手間を一気に簡略化することができ、 界隈の間口も広まるかもしれない。 *で、どうやんの? 現状ではまだ情報が整っていないため、完全に確かな情報ではないが、 サーバ管理者側で環境構築が出来ていれば、 &bold(){サーバ利用者は通常のファイルのアップロードだけで可能。} 現時点で猫缶サーバで作成できることが確認済み。 猫缶サーバの利用者であれば今から作ることが出来る。 他のサーバについては情報待ち。 *作成工程 ものすごくざっくりと説明すると、 1.既存のBMS&bold(){(とbmson)}をBemuse専用のフォーマットに変換 2.ファイルをサーバにアップロード 3.アドレスを適当に広める という工程になる。&bold(){公式解説に書いてある内容の9割は1の部分。} 1の過程はあくまでファイルの変換であり、ローカルでの作業である。サーバ云々は関係なし。 また、公式解説にて手順自体は殆ど説明されている。 &bold(){ただし、現在、殆どの操作はCUI上で行う。} 普段GUIだけを使っている人にとっては面食らうかも知れない。 *作成チュートリアル(win) 1.必要なファイルをインストールする。Node.js,SoX,QuickTime Player,qaac、 及び公式ツールのBemuse-toolsの5つが必要。 bemuse-tools:公式ツール。全ての操作は(つっても2種類くらいだが)このツールを介して行う。 Node.js:bemuse-toolsはこのエンジンの上で動作する。 つまりこれがないとbemuse-toolsが動かない。 SoX,QuickTime Player,qaac:bemuse-toolsがファイルを変換する際にこれらを利用する。 Node.js:[[ここ>>https://nodejs.org/en/]]の真ん中にでかでかとある緑ボタンでDL。あとは普通にインストール。 SoX:[[ここ>>http://sourceforge.net/projects/sox/files/sox/]]にいき、Looking for the latest version?から。普通にインストール。 QuickTime Player:おなじみ。[[ここ>>http://www.apple.com/quicktime/download/]]からどうぞ。普通にインストール。 qaac:[[ここ>>https://sites.google.com/site/qaacpage/]]から左のcabinetに移動、qaac_2.52.zipをDL。&bold(){導入方法は後述。} 2.環境変数設定 環境変数なんてさわったことねー!てひともいそうです。 ここの手順はコマンドプロンプトにてSoX、qaacがコマンドとして使えるようにする為に必要な手順。 ・まずはqaac内にあるqaac.exeとrefalac.exeをSoXをインストールしたフォルダに移動させる。 (libflac-8.dllやらなんやらdllファイルがいっぱいあるところ) ・環境変数を設定する。 コントロールパネル⇒システム⇒システムの詳細設定(左メニュー)⇒環境変数 ⇒システム環境変数、Pathを編集を押し、( ;C:\Program Files (x86)\sox-14-4-2 )をコピペ (デフォルトの場所にインストールした場合。セミコロンも忘れずに)⇒で、OK ・コマンドプロンプト(スタート⇒すべてのプログラム⇒アクセサリの中にあります)を起動。 &bold(){(node -v)(sox --version)(qaac)をそれぞれ打ち込み、} &bold(){いずれもエラー(内部コマンド~てやつ)がでなければOK。} 3.bemuse-toolsをインストールする ・先程と同じく、コマンドプロンプトを起動。(npm install -g bemuse-tools)と打ち込む。 これによりbemuse-toolsがインストールされる。(暫く時間が掛かるので待つ) ・(bemuse-tools)と打ち込み、エラー(内部(ry)がでなければOK。これにて全ての環境が整う。 4.BMSをコンバートしてみる。 ・予めBemuseサーバとしてのフォルダを作成する。 ・適当なBMSファイルを見繕ってそのフォルダに入れる。 そのまま移動するよりはコピーした方が良い。 ・&bold(){現在、画像ファイルがあると正しく変換されない。} &bold(){bms系列、及び音声ファイル以外は削除する。} ・コマンドプロンプトにて、( bemuse-tools pack [BMSフォルダのアドレス] )を実行。 コンバートされる。(そこそこ時間かかる) ・変換が完了すると、BMSフォルダにAssetフォルダが出来ている。 この中に圧縮音声ファイルが入っている。 元の音声ファイルはいらないので削除。&bold(){間違えてBMSファイルまで消さないように。} 5.Bemuseサーバのindexファイルを作成する。 ・コマンドプロンプトで(cd [サーバのフォルダのアドレス] )を実行し、移動する。 ・(bemuse-tools index)を実行。間違いなければbmsリストが作成される (色つきでいろいろ出力される) ・index.cacheとindex.jsonが作成されている。これで全てのファイルの生成が完了。 6.アップロードして遊ぶ ・サーバフォルダを好きなところにアップロードする(圧縮とかしないように) ・アドレスは bemuse.ninja/?BEMUSE_MUSIC_SERVER=[サーバ上のフォルダのアドレス] となる。 ・&bold(){終わり!あとは遊びつくせ!!!!}