KNOPPIX は Debian GNU/Linux を素に作られています。KNOPPIX 固有でないところは、Debian GNU/Linux スレッドテンプレ など Debian関係の情報を参考にするとよいでしょう。
KNOPPIX を稼働させるには、次の要件を満たしていることが必要とされています。
KNOPPIX に関する全般的な紹介は、KNOPPIX-CD の中の KNOPPIX/index_jp.html に日本語で用意されています。これは、KNOPPIX Informationが原文(ドイツ語)です。英語版もあります。
ダウンロードされる実際のファイルサイズは 650MB を越えるため、700MB の記憶容量をもつメディアを用意する必要があります。
DVD用のISOをCDに焼こうとしていませんか?
まずブートオプション knoppix testcd でCDがちゃんと焼けてるかチェックしてください。
つぎにブートオプション knoppix acpi=off noapic nolapic pci=bios を試してみてください。
起動したらオプションの項目を1つずつ外してみて、支障ない範囲を見つけると良いでしょう。
Knoppix 6.4 では NVidia のビデオチップの標準ドライバは nouveau になっています。ビデオドライバがうまく動作しない場合、ブートオプション knoppix nomodeset xmodule=nv を試してみてください。
フレームバッファモード(ビデオアクセラレーションなし)で起動する場合は、たとえば fb1024x768 vga=791 を指定します。
Knoppix 6.7 以降ではブートオプション knoppix64 で64ビットカーネルで起動できます(DVD版のみ)。
ブートオプション adriane で、読み上げ機能(英語)付きのテキスト・ユーザーインターフェース画面で起動します。日本語公式版では ADRIANE が削除されているため出来ません。
KNOPPIXでは毎回CDから起動する方法を採っているため、通常の起動・終了方法ではメーラーやブラウザー、フォントなどその時の設定はすべてその場限りのものとなってしまいます。頻繁に起動させる機会が多い人にとっては、これでは困りますが、ちゃんと便利な方法が用意されています。
メインメニュー >Knoppix >Configure >個人の設定の保存 から設定します。予め手順に従って、個人設定のデータを一時的に適当な場所に保存しておき、CDから起動させる際、そのデータを読み込んでやるわけです。
ライブCDの部屋 というサイトにも Knoppix 日本語版(LCR版) が公開されています。かつて配布されていたAIST版が本家公認の日本語版に当たるのに対して、こちらのバージョンはそういった位置付けにありません。特徴はいろいろありますが、その1つに日本語入力環境が次のうちから選択可能となっています。
KNOPPIX は CD から起動するLinuxなのでインストール作業は必要ありませんが、ハードディスクにインストールして利用することも可能です。
ブートオプション knoppix tohd=/dev/sda1 (SATAではなくIDEのハードディスクの場合は /dev/hda1)で、CDをハードディスクにコピーし、そこから起動します。このインストール方法でのWindowsなどとのマルチブートはできません。
Knoppix wiki に Hd Install HowTo という文書がありますのでよく読んでください。
できません。
Knoppix 6.4 は USBフラッシュメモリにインストールすることができます。
CDで起動したKnoppixから、端末画面で flash-knoppix コマンドを実行してください。