Fate/Reverse ―東京虚無聖杯戦争―内検索 / 「《宇宙の支配者 パイロン》」で検索した結果

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  • 《宇宙の支配者 パイロン》
    漆黒に塗りつぶされる膨大な宇宙空間の中を、宛てもなく彷徨う一つの生命があった。 それは進化に進化を重ねて不老不死の存在へと昇華された生命体。 進化の果てに肉体すら持つ必要のなくなった不定形精神体。 彼は、不老不死の存在として生を受けてから2億年もの間、宇宙を旅してきた。 しかしその旅のほとんどは何もすることのない、「退屈」で埋め尽くされていた。 死とは無縁の命を持ち、気が遠くなるほどの時間。 その中で少しでも退屈を紛らわすために、彼はある趣味を持つに至った。 それは、惑星のコレクション。 宇宙空間を進みながら、彼は自ら勝ち取ってきた惑星を見る。 自分の身体の一部を公転軸にして回り続ける美しい星々の数々。 これらをいつでも見れるというだけでも彼の退屈は薄れ、彩られた一時を過ごせるというものだ。 この中には、その惑星に住んでいた生命体から勝ち取ったものも...
  • クラス別一覧(異)
    ...rstcc 170 《宇宙の支配者 パイロン》 イレギュラー パイロン ◆ZjW0Ah9nuU 175 ジャック・ブライト&エクストラクラス ジャック・ブライト ピノキオ アトム ◆YmTNkZYqTk 剣 弓 槍 騎 魔 暗 狂 異 NO.1~NO.50 NO.51~NO.100 NO.101~NO.150 NO.151~NO.200 参戦作品別一覧
  • NO.151~NO.200
    ...tPX0. 170 《宇宙の支配者 パイロン》 イレギュラー パイロン ◆ZjW0Ah9nuU 171 雪城ほのか&セイバー 雪城ほのか セイバー 大神一郎 ◆CKro7V0jEc 172 滝澤政道&ライダー 滝澤政道 ライダー 哀川潤 ◆As6lpa2ikE 173 クラリス&バーサーカー クラリス バーサーカー ラムレッダ ◆HQRzDweJVY 174 逆らい難き運命の中で 羽鳥智世 アーチャー アポロガイスト ◆diyGoJHtcc 175 ジャック・ブライト&エクストラクラス ジャック・ブライト ピノキオ アトム ◆YmTNkZYqTk 176 γ&セイバー γ(ガンマ) セイバー 幻騎士 ◆EwmRvV7fnM 177 スティーブン・スティール&セイバー スティーブン・スティール セイバー ジャン・ピエール・ポルナレフ ◆TA71t/cXVo NO.1~NO.50...
  • 雪城ほのか&セイバー
    ...投下順 Back 《宇宙の支配者 パイロン》 Next 滝澤政道&ライダー
  • 春日野椿&アーチャー
    ...魂の彷徨 Next 《宇宙の支配者 パイロン》
  • 参戦作品別一覧
    ...レギュラー 170 《宇宙の支配者 パイロン》 ラグナ=ザ=ブラッドエッジ BLAZBLUE セイバー 136 アルフォンス・エルリック&セイバー ネク リンダキューブアゲイン マスター 035 ネク&アサシン ジャケット Hot Line Miami マスター 120 愛を取り戻せ! 藤田茂 SIREN2 マスター 041 藤田茂&ライダー ダン・バロウズ クロックタワー2 ランサー 130 鷹野三四@ランサー 矢島透 かまいたちの夜2 監獄島のわらべ歌/妄想編 マスター 149 無題 デズモンド・マイルズ アサシングリード マスター 123 アサシンxアサシン ワン ドラッグ・オン・ドラグーン3 ライダー 127 殺生院キアラ&ライダー ギレン・ザビ 機動戦士ガンダムオンライン アサシン 116 ラウ・ル・クルーゼ&アサシン 成歩堂龍一 逆転裁判 キャスターの使い魔 108 杉下...
  • 十六夜咲夜&セイヴァー
    無我夢中で、走っていた。 必死に逃げていた。 何が何だか、解らない。 「はぁ―――――はぁっ―――――――!」 暗い夜道を、駆け抜けていた。 私は、あのバケモノから逃げていた。 『そう怯えることはない、お嬢さん』 バケモノが、私の前に降り立った。 ヒトの形をしているのに、それはバケモノにしか見えなかった。 紅い瞳を輝かせながら、バケモノは笑っていた。 なんで。 私は、さっきまで逃げていたはずなのに。 追い掛けてきたこのバケモノから、逃げていたはずなのに。 なんで、こんなに簡単に、追い付いて――――― 『喜びたまえ。君は果てしない快楽に悶えながら逝くことになる』 バケモノが、笑っていた。 ゆらりとその身を揺らしながら、私へと迫っていた。 何を言っているのか、意味が分からなかった。 ただただ...
  • 安部菜々&キャスター
    「ただいまー…」 そんなことを言っても、返事は返ってきません。 そもそも自分は一人暮らしなのだから当然でした。 それでも何となく、帰宅の挨拶をしてみたくなってしまうのです。 つまるところ、ちょっぴり寂しい。 気持ちを紛らわせる為に挨拶をしてみたくなるのです。 住居であるアパートの部屋に帰宅し、私は靴を脱いで玄関へと上がりました。 スーパーの袋を両手にぶら下げ、台所にそれを置きました。 「ふー…特売間に合ってよかった…」 床に置いたスーパーの袋を見下ろし、そんなことをぼやいてみる。 夕方の特売で野菜が安売りしていたので急いで買いました。 他にも適当に調味料を買ったので、今日の夕飯は野菜炒めにするつもりです。 こう見えて家事には慣れています。 上京して、一人暮らしを始めてからそれなりに経つから。 地元―――――じゃなかった、ウサミン星で...
  • 犬養&ライダー
    【二日目】 東京都千代田区霞が関。 その一角に聳え立つは、東京最大―――つまり日本国最大の警察組織である警視庁。 今その一室において、刑事部捜査一課の名だたる面々が集まり意見を交わしあっていた。 「容疑者と思わしき人物について、目撃者による証言を纏めてみた。  まず性別は男性、195㎝前後で年齢は20代後半程度との事だ。  そして一番目立つ外見特徴として、顔から全身にかけて刺青が施されているらしい」 「犯行の手口等を見る限り、信じがたいかもしれませんが無差別殺人の線が高いです。  計画的な犯行と呼ぶには、どこか行き当たりばったりな面が多く……街頭カメラの映像についても現在、確認を急いでいます」  彼等が取り組んでいる事案は、江藤区を中心として起きた謎の殺人鬼による大量殺人事件。 ここに集められた者達は、その早期解決を目指すために設置された特別対策本...
  • ランカ・リー&ライダー
    その日、少女――ランカ・リーは、いつも通りの日常を過ごしていた。 東京のライブハウスを中心に、人気急上昇中の歌手として話題を集め、メジャーデビューも間近か?などと雑誌に書かれている、アイドルシンガー。それが、ランカの日常だ。 今日もお気に入りの衣装でステージに立ち、観客でいっぱいとなったライブハウスで歌い、踊り、ファンと交流し。 今日の予定が全て終わったのは、もう日付が変わろうかという時間だった。 マネージャーと別れ、タクシーに乗るために駅へと歩く。 時間が遅く、人通りの少なくなった裏通りの公園を歩いているということもあり、無意識のうちに早足となっていた。 いつからだっただろうか。 そんな『当たり前』だった日常に、僅かな違和感を感じるようになったのは。 歌うことに対してではない。ランカは、これまでもずっと歌を生業としてきた。 数多くのファンが彼女の歌を求め、憧...
  • STEEEL!!!!!
    ―――それは、ハエ取り紙に張り付いていたキイチゴでした。 ㈹㈹㈹㈹㈹㈹㈹㈹㈹㈹ 「さて、果し合状に書かれていた場所はここかなマスター?」 「ええ、可愛らしい字でしたけど、どんなサーヴァントなのかしらね?」 東京のとある公園。待機していた住居のポストに今朝入っていた手紙に 書かれていた指定ポイントへやって来たダンディーな紳士風の男、 セイバーのサーヴァント「ダルタニアン」とコンスタンス似の女性マスターは ベンチに腰掛け挑戦者が来るのを待っていた。 「ええ、可愛らしい字でしたけど、どんなサーヴァントなのかしらね?」 「……いや、多分ていうか絶対あれじゃないかな?」 「え!?」 ガシャコーン、ガシャコーン 「ふしゅー……すこー……」 公園の入り口からけたたましい金属音と共に歩いてきたのは、 子供の様...
  • アンジェラ・バルザック&ライダー
        われわれはどこから来たのか              われわれは何者か                  われわれはどこへ行くのか                  ▼  ▼  ▼ 前を向けば、高架脇に等間隔で並ぶ道路灯。 目まぐるしい速度で近づき、加速する視界からはみ出して消えていく。 横へ目をやれば、ハイウェイを見下ろすように群立するビルディング。 この街の繁栄の象徴、二十一世紀のモノリス達。 後へ振り返れば、訓練された猟犬めいて追いすがってくるヘッドライトの群れ。 マシンに跨った追跡者が、食らいつく機会を狙っている。 再び前方へと視線を戻して深夜零時の闇の向こうを見据え、アンジェラ・バルザックは舌打ちしたい気持ちをぐっと抑えた。 彼女が駆るのは真紅と白でペイントされたモンスターバイク。 優に時速...
  • 門矢士&ライダー
     与えられた役割などない。  家も職業も何もなく、ただ当てもなくさまようだけ。強いて言うなら、浮浪者というのが、彼に与えられた役割だった。  才能に不自由しない天才の彼なら、その気になれば明日にでも、職も住所も得られるだろうが。 「蛇足だな」  幕引きにしてはお粗末じゃないか。  バイクのエンジンを止めると、彼は一人そう呟く。  あのまま終わっていたならば、それなりに綺麗ではあったろうにと。  彼は壊す者だった。  幾多の世界を渡り歩き、それぞれの世界を壊すことだけが、彼に与えられた物語だった。  彼の行き着いた世界は、その法則を歪ませて、あり得ない事態を引き起こしてしまう。  世界を語る主人公は、彼の力によって倒され、その物語を終わらせてしまう。  他人の物語をぶち壊し、身勝手に打ち切ってしまうこと。それだけが彼の在り方だった。  そんなお粗末な...
  • NO.1~NO.50
    No. タイトル マスター クラス 真名 作者 01 門矢士&ライダー 門矢士 ライダー 兜甲児 ◆.QrNUkmVxI 02 夢見る人形(諸事情により削除) 青い、青い空(SCP-8900-EX-Sky Blue Sky) クリエイター エドワード・ザイン - 03 汝は竜なり、罪在りき 馳尾勇路 バーサーカー ヴラド三世 ◆yy7mpGr1KA 04 出張の時間 浅野学秀 ライダー 殺せんせー ◆TQfDOEK7YU 05 松野カラ松&アサシン 松野カラ松 アサシン 宮本明 ◆.wDX6sjxsc 06 霊烏路空&キャスター 霊烏路 空 キャスター さまようものもしくはアンブローズ・デクスターもしくは[削除済み] ◆Jnb5qDKD06 07 檜山達之&セイヴァー 檜山達之 セイヴァー 乾巧 ◆CKro7V0jEc 08 二宮飛鳥&アサシン 二宮飛鳥 アサシン 零崎曲識 ◆As6lpa...
  • アイリス=トンプソン&セイバー
    アイリス=トンプソン。 それが私の名前。 けれど、その名前を授けてくれたパパとママに最後に呼ばれたのは一体どれ程前の事だろう。 もう何年も呼ばれていない気もする。 SCP-105-A 私のもう一つの名前。 再び此処に戻ってくる前は、公的な場以外ではあまり呼ばれなかった名前。 今は、極力此方の名前で呼ぶよう、私を監視する人や、此処にいる研究者の人達は心がけているらしい。 釈然としない、始めてきた時と同じ囚人の様な扱いだと思う。 でも、仕方ない。 私は収容違反を犯そうとしたのだから。 後悔はしていない。暗殺者になるくらいなら、今の生活の方が遥かにマシだ。 事実、此処での生活はことさら酷い物ではない。三食しっかり食べさせてくれるし部屋も狭くなく快適。 逃げ出す前は自由に施設の外にも出れた。 悪魔で、“前”は、だが。 殺し屋まがいの事をさせられるより良心的とは言...
  • 相田マナ&セイバー(ヒビノ・ミライ)
         01/5つの誓い・11の誓い 「ウルトラ5つの誓い! ひとつ! 腹ペコのまま学校に行かぬこと!」  満天の星空の下、青年の声が響く。  星に負けないほど、その声は輝いていた。 「プリキュア5つの誓い! ひとつ! プリキュアたる者、いつも前を向いて歩き続けること!」  そして青年に続くように、少女は大声を響かせた。  その声もまた、夜の闇を振り払うほどに眩さで溢れていた。 「ウルトラ5つの誓い! ひとつ! 土の上を裸足で走り回って遊ぶこと!」 「プリキュア5つの誓い! ひとつ! 愛は与えるもの!」  二人の叫びは重なる。  共に誰かを思いやる気持ちと、誰かを守りたいという強い愛が込められた宣言だった。 「ウルトラ5つの誓い! ひとつ! 天気のいい日には布団を干すこと!」 「プリキュア5つの誓い! ひとつ! 愛するこ...
  • 芽兎めう&ライダー
     ――バイストン・ウェルの物語を、覚えている者は幸せである。  ――私達はその記憶を記されて、この地上に生まれてきたにも関わらず、思い出すことのできない性を持たされたから。  ――それ故に、ミ・フェラリオの伝える次の物語を伝えよう……。 ◆ ◆ ◆ ◆ ◆  ……電車の走る音が、彼の頭の上を過ぎ去った。  真上で二つの電車がすれ違っているのを感じた。  ――多くの人の意思が頭上を通り過ぎ去っていく。  そこは、電気街から少し外れ、一見のどかにも見える野原が近い場所だった。  洞穴のように広い、トンネルの下である。トンネルの上は、そのまま線路が作られ、そこを電車が通っているらしい。  光は太い壁のせいでほとんど通わず、左右の端にだけ巨大な真昼の光が差していた。  まるで前衛アートのような解読不能のラクガキが、トンネ...
  • 間桐臓硯&キャスター
    【二日目】 「ふぅむ……あのサーヴァントめ、予想以上に暴れ回りよったのう」 東京都は江東区、国博物館。 時は、朝日が昇り始めるよりも少し前。 その館長室において、館長―――その役割を与えられた人物―――は深くため息をついていた。 事態が、彼の想像していた以上の状況を迎えているが故に。 成功といえば成功であり、失敗といえば失敗……メリットもデメリットも双方抱えてしまった、そういう状況であった。 「ククク……まあ物は考えようだぜ、マスター?  この状況も、最悪ってほどじゃない……なら、開き直っちまった方が楽だ」 その傍らに立つは、邪悪な笑みを浮かべた白髪の少年。 十代半ばから後半程度の外見だが、その身から発せられているオーラはあまりにも年不相応に邪悪だ。 いや……そもそも年齢云々以前の問題として、彼が放つ邪気は人間の出せるそれではないレベル...
  • 古畑任三郎&セイバー
     ――えー……みなさん。ご無沙汰しております、古畑任三郎です。  早速ですが、みなさんにとって、『英雄』、もしくは、『ヒーロー』とは、どんな人たちの事でしょうか?  子供たちにとっては、スポーツ選手やテレビのヒーロー。  ファンにとっては、SMAP。  特にええ、木村くんなんかは、いかにも『ヒーロー』って感じです。んふふふふふふ。  ……私ですか? そうですねぇ、んー、……私にとってみれば、そう、シャーロック・ホームズが心のヒーローです。  ところで、世の中がこれだけのヒーローで溢れているとして、もし、ヒーローだけが行き着く場所があるとすれば、どんなに豪華な面々が揃っているんでしょうねぇ?  気になりませんか? 私は、すごく気になります。 ♪~       □■        □□□ ...
  • 鷹野三四@ランサー
    大きな城のリトルジョン 元気な男の子と遊んでる チョキチョキ頭を刻んだら 中から出てきた赤い水 大きな城のリトルジョン かわいい女の子と遊んでる チョキチョキ瞳を刻んだら 中から出てきた白い水 大きな城のリトルジョン 小さな坊やと遊んでる チョキチョキお腹を刻んだら 中から出てきた赤い紐 大きな城のリトルジョン 大きな城のリトルジョン 大きな城のリトルジョン 「マスター、何度も言ってるでしょ? 生活習慣をきちんとしないとダメだって」 「分かってるよ」 俺が聖杯戦争に参加してしばらく経った。今のところ他の主従と遭遇はしていない。 少し口うるさいサーヴァントがつくようになったこと以外はいつもの日常となんら変わらないように思える。 「だから風邪を引くのよ。ほら、ポカリスエット飲んで。おかゆも作ったから」...
  • Welcome to Tokyo crazy world!
    アイテム番号:SCP-■■■ オブジェクトクラス:Euclid 特別収容プロトコル [編集済み] 概要:SCP-■■■は[削除済み]のように見える器です。器(SCP-■■■-1)は『聖杯戦争』という現象によって    作成された聖遺物とされています。    SCP-■■■-1を構成するのは一般的な[削除済み]であり、特筆すべき点はありません。    記事中にある『聖杯戦争』についての概要は付録SCP-■■■:東京虚無聖杯戦争を参照して下さい。 ◆ 安藤は明かりも点けず、リビングでテレビを眺めていた。 相変わらず例の殺人鬼のニュース・特集、あることないこと人々が語りあう。 近隣住人や地元の人間のインタビュー。 どれもこれも参考にはならない。 殺人鬼は禍々しい刺青のある男。 彼を捉えた防犯カメラの映像が流れながら、アナウ...
  • 宝具一覧
    宝具一覧 五十音順です。 後で種別やランク別に見られるようにもしたいと思っています。 あ行 『悪竜の血鎧(アーマー・オブ・ファヴニール)』 ランク B+ 種別 対人宝具 レンジ - 防御対象 1人 使用者 セイバー(ジークフリート) 効果 Bランク以下の物理攻撃と魔術を完全に無効化する。Aランク以上の攻撃でもその威力を大幅に減少させ、Bランク分の防御数値を差し引いたダメージとして計上する。正当な英雄から宝具を使用された場合は、B+相当の防御数値を得る。唯一、背中は防御数値が得られず、隠す事もできない。 『狂る狂る廻る殺人鬼(アイザック・フォスター)』 ランク D 種別 対人宝具 使用者 アサシン(アイザック・フォスター) 効果 生前、連続殺人鬼であったアサシンの逸話がそのまま己の一部として宝具へと昇華した。彼が戦闘体勢に入った瞬間から狂化:Eが付与され、殺人鬼としての狂った...
  • それさえも最低で最高な日々
    <交通費+ランドセルランド入場料+食事代=?> 「ん~~~~~~………」 絶叫マシーンが勢ぞろいする東京――否、(絶叫系において)日本一のテーマパーク・ランドセルランド。 一番乗りした来客たちが早速キャーキャーと絶叫し合う中。 神原駿河は、何故かアトラクションには向かわず、売店の方に足を運んでいた。 皆が皆、我先に乗ろうとする。その為、既に3時間待ちの文字がいくつか目に止まるほど、どのアトラクションも混雑していた。 だからこそ。 アトラクションに向かう人々の流れに逆らい、駿河は先にお土産を買ってしまおうと思いつく。 今回の読みは正解らしい。 ちらほら駿河以外にもグッズを買う者や、飲み物などを買う客の姿はあるが 長蛇の列と比較すれば天国と地獄だった。 『何をしている』 そこに、駿河のサーヴァントであるアヴェンジャーが念話で声をかけ...
  • あの日死んだ生贄の名前を僕達はまだ知らない
    東京都江戸川区。 安藤は身を毛布で包みながら、自室でノートパソコンを起動させていた。 インターネットでニュース映像を再生する。 昨晩、大規模な虐殺が発生した。 あの刺青男は、最初の出現場所・江東区から中央区、千代田区と移動しているようだ。 しかし、その中で謎の男性の姿があったという。 少女を連れたフードを被った男。 文面ではこれだけの情報しかなかった。 フードを被った男が、殺人鬼の共犯者だとか。少女は彼らの人質ではないか。などと憶測が飛び交う。 ネット上では、昨晩にかけて発生した虐殺の映像が出回っている。 野次馬たちが撮った映像……中には異常なものが撮影されていたと云うが、安藤は見なかった。 見なくても分かる。 文面だけの情報だけで十分過ぎる。 頭部を抱えていた少女、人を喰っていた男。――その二人を連れた殺人鬼。 そして、今朝のニュース。...
  • 結城リト&ランサー
     始まりは、いつも、そう――――…………少し、えっちいハプニングから始まる。 ◆ ◆ ◆ ◆ ◆  ……日本の一般的な高校生ならば経験があるだろう。  班ごとのローテーションで放課後に回って来る、「掃除当番」という仕事。  社会経験を積む為の一つのシミュレーションとして、生徒の情緒を鍛える日本特有の教育プログラムだ。  共学の場合、多くは、男女混合の班が割り当てられ、それは口下手な男子にも女子との事務会話の口実になる。  故に、面倒でも実は嫌いじゃないという人間も少なくない。  ――――が、そんな事は、ここから先の話には、実はあまり関係ない。 「うわああああああああああああっ!!!!!!!!」  結城リトが自身のあるべき姿を思い出したのは、掃除の時間であった。  モップに躓いて、体のバランスを崩し、転落した先に――同じ班の女...
  • Welcome To The Black Parade!
    . ――――アベル……アベル、我が息子よ。聞こえるか。 暗黒の静寂を切り裂くかのような、穏やかながら威厳を帯びた声色がアベルの耳に届く。 確か、自分は死んだ。殺された。 『隻眼の王』に殺されたのだ。それで終わりたかったのに。 不愉快である。 となれば、きっとここはあの忌々しい『棺』の内部なんだろう。 苛立ちを意味でアベルが、呪文の如く語り続ける声の主へ返答したのだ。 「私を呼んだのは、お前で。私をどうにかしようとしたのも、お前なのは知っていた」 しかし、どうでもいい。 何を目論んでいようが知ったこっちゃない。 結果として『隻眼の王』はアベルを殺したうえ、アベルは『隻眼の王』に殺された。 故に、思い通り往かないのが不満なのかもしれない。 だけど、それがアベルと――あの『隻眼の王』の在り方なのだ。 声は続けた。 ――――聖杯を...
  • ハイリスクハイスクールの交錯
    老婦人にとっての最寄り駅に降り、彼女と共に行動していたジークとランサーは寝静まり返っている住宅街を歩む。 ジークとランサー、老婦人はしばし、他愛のない会話を楽しんだ後。 目的地である老婦人の自宅に到着した。 周囲の一軒家と比較したら一際古びたもので、老婦人曰く。もう主人も先に立ってしまった為、一人暮らしなのだとか。 老婦人が「ちょっと待ってて」とジークを呼びとめ。 自宅からどこかの神社のお守りを持って来た。 「今は物騒だからね。これを持ってれば神様が守ってくれるわ」 「しかし、これは――」 「いいのいいの! 後先ないような年寄りよりも、若いあんたが持っていた方がいいわ」 申し訳なさによる抵抗があったものの、ジークは老婦人の心使いを受け取り。 彼女に対し「ありがとう」とちっぽけで、けれど純粋な礼を告げた。 老婦人は言う。 「あんたみ...
  • 葛西善次郎&キャスター
    次のニュースです。 今日、渋谷区のテナントビル一棟が全焼しました。 死亡者○○人、重軽傷者△△人 周辺から火の気がない処から出火したことで、放火の疑いがあるとみられます。 今月渋谷区で起こった火災事件は□□件目になり、警察は渋谷区での警戒を強めていくとのことです。 ―――――渋谷区――― 東京都最大の繁華街の一つ。 多くの人間がこの街に訪れる。 特に駅前のスクランブル交差点には多くの人間が溢れかえる。 さらに週末の夜となれば、スクランブルでは人にぶつからず歩くのは難しいだろう。 行きかう人の喋り声、アスファルトを踏みしめる靴の音、巨大ディスプレイから流れるCM。 これらの音が合わさって一種のBGMのようにも聞こえてくる。 そんな人ごみに自分の存在感を紛れ込ますように交差点を渡る男が一人。 葛西は歩きながらポケットにあるマッチ箱からマッチを取り出し、タ...
  • 甲斐享&ライダー
    【1日目 23 09】 「うぅ……っ」  甲斐享の眼前では、顔中が涙と血に塗れた男が、助けを乞うように蠢いていた。  目の周りが紫に腫れ、鼻が折れ曲がり、前歯が折れて、地面に二、三本散らばっている。  散らばった歯は半分が真っ赤に染まっていて、行為が多少行き過ぎていた事を享自身に伝えていた。  ただ、それ以上の骨折は男の身体に残されていない。  あるのは、何度とない「気を遣った殴打」の痕跡だけだ。  やり過ぎるくらいが丁度良い塩梅と考えて、享は手を止める。 「……ぁっ、ころさないで……」  それでも、今この時は、男は生命を脅かされているような恐怖を抱いており、「殺さないでくれ」「やめてくれ」と弱弱しい言葉で泣きじゃくっていた。  他者を威嚇するように金髪に染め上げた短い髪や、口髭は、その光景を一層哀れに見せている。  これが、判断能力...
  • 海東大樹&バーサーカー
    【1日目】  天井の細長いライトが床に反射し、昼間のように明るく、その場全体を照らしていた。  それでいて、地中にいる静謐さだけを残している――そんな地下駐車場に、男が二人いた。  都内の某有名デパートの地下でありながら、車がこれ以上出入りする気配はない。  時間としては、既に閉店時間を一時間回っているのだから、当然だろう。  来るとすれば警備員か、残業している店員たちか。――だが、その僅かな人たちも、これからここに来る事は、無い。  つまり、ここには、この二人だけの時間が展開できる条件が揃っていた。 「さて、話してもらおうかな、僕を襲った理由――」  二人の男の内の一人――『海東大樹』の指先は、引き金に掛かっていた。  引き金、と言うと当然ながらそれは銃を握っているという事なのだが、彼の持つ銃の形状は普通の銃とは少し違う。  持ち手と引き金の上には...
  • みつよハロウィン
    東京都チェイテ城内。 ハロウィンドレスに身を纏った少女のキャスター、エリザベート・バートリーは飾り付けを終えて満足げであった。 一体どうして彼女がハロウィン風味に変貌しているか。 経緯などは長くなってしまうので少々省く。 エリザベートの目的は一つのみ。ハロウィンを楽しむ事。 準備をしっかりしておきつつ、エリザベートは不満を漏らしていた。 「全く! 私(アタシ)がここまで手間かけなくちゃ駄目ってどういうこと?!   どうしようもないカボチャのブタどもね! マスターもそう思わない?」 彼女のマスターは、いわば肥満体形の中年男性であり。 エリザベートに要求されて制作した菓子を並べていたが、皮肉籠った返事をかえす。 「お前が散々頼むから仕方なく作ってやってるんだ。前にも話したが、俺はもう菓子なんかこりごりなんだよ」 「わ、分かってるわよ。アナタのお菓子...
  • 桜田門外の変
    東京都千代田区日比谷公園。 その敷地内にあるベンチに座る1人の議員が、ある有名な料亭に連絡を取っていた。 殺人鬼の刺青男と、その共犯者が今なお拘束されず、東京都内に放りこまれているのに。 呑気なものだと思われるだろうが。議員が聖杯戦争のマスターだと知れば、少々印象が変わるかもしれない。 「もしもし? 今晩予約を入れて貰いたいのだが、大丈夫かな?  人数は私を含めて四人。もしかしたら二、三人増えるかも分からないけど――」 議員の名は『ウィルソン・フィリップス』。 どうにも不自然な話。アメリカ人が何故か日本の参議院議員の1人として、東京に存在していた。 あまりに異端極まりない。 聖杯戦争の舞台は日本で――その中心『東京』。 決してマスターに選ばれる人間は『日本人』とは限らない。 逆にマスターが『日本人ではない』のならば、日本の東京において『ウィルソ...
  • 誰が為の世界
    非常に面倒極まりない事態へ発展したとナイブズは舌打つ。 自らの行動を見返せば、大トカゲの討伐には加担していないのは明白なのだが、問題なのは東京23区の抹消という異常極まりない手段。 舞台となっている『東京』に如何なる支障が発生したのは知ったものではないものの。 主催者側、もとい。先導アイチらが必要最低限の援助すらしない。 施しが欲しければアヴェンジャーの討伐を実行しろとのこと。 高槻泉。有名小説家の一人だ。噂だけ頼っても住所程度、下調べが可能そうだ。 余程の事情で討伐を要求すならもったいぶらず、個人情報の全てを明らかにしてしまってもいいだろうに。 あくまで穏便に通達で討伐令を発表したのは、大トカゲ(ライダーの宝具)打倒を令呪で強制した為。 サーヴァントたちの反感を警戒。 もしくは、さほど重要な討伐令でもないからか。 それこそ大トカゲのような、令呪で強制も可能である...
  • タダ&キャスター
    誰もいない、寒々としたビルであった。 かつてはオフィスとして使われていたのだろうが、今ではがらんどう、埃が積もるばかりの廃ビルだった。 不況のあおりを受けたのか、はたまた状況の変化で立地に価値がなくなったのか、いかなる理由かこのビルからは人が消えていた。 雑多な人々が行きかう街、東京。 道では深夜であってもそれなりに人が行きかっている。歓楽街のチカチカするネオンサインを遠目に、オフィス街においても未だ光が灯っていた。 そこは、そんな街にぽっかりとできた空白。社会におけるデッドスペース。 ――厭な臭いがする。 エレベーターは止まり、電灯一つ付かない。 それでいて窓はぴっちりと閉ざされており、外界からは完全に遮断されているように見える。 そんなほの暗い灰色に包まれながら、彼は階段を一段、一段と上っていく。 靴音が空虚に響く中、鼻に来る埃の臭いを嗅いで彼は顔...
  • until death do them part
    東京都千代田区にある警察署。 警視庁が崩落寸前の状態のため、あらゆる事件は千代田区内各所にある警察署で賄われていた。 その一つに神原駿河は拘置されている。 テロリストの一味、だけならば松野トド松も同じだが。 仲間を同じ場所に留めておくのは悪い。仮に刺青男――アベルらが救出しに襲撃した場合、参考人二人も失うハメになる。 故に、勢力を分散させるべく、別々の警察署で聴取をしている。 尤も、マスコミも分散させる目的もあり。 先ほど確保された神原駿河に至っては、確保した周辺の警察署にいる。 まだ詳細な情報の発表がない以上、マスコミも松野トド松と同じ場所に移動させられたと推測していた。 しかし、残念な事に松野トド松はアベルとは無関係だった。 仮にアベルが彼と対面すれば、大した人間ではないと軽視し、即惨殺する事だろう。 舞台は神原駿河の居る警察署となる。 例の―...
  • 踊る聖杯戦争~東京23区から脱出せよ!~
    東京上空では無数のヘリコプターが飛び交い、テレビ局の他にも警察のヘリも混じっていた。 現場は騒然としている。 怪物が暴走した周辺は既に崩落状態。ポカンと巨大な穴が大きく開かれている。 混乱した人々が、落ち着きを取り戻した頃。 避難所でテレビの映像を頼りに、人々は状況把握に勤しんでいた。 このような状況下でもアナウンサーは実況を続ける。 『現在、生中継でお送りしております。先ほど入った情報によりますと―――  警察及び消防、自衛隊が現場に急行しております。生存者の救出。目撃されたテロリストの確保を行うとの事です。  怪物は――未だ、姿を確認できておりません。繰り返します。現在……』 ワラワラと集る虫と同じ行為をする人間を睨むナイブズ。 この現場が撮影されている事も把握できた。迂闊に神隠しの少女をカメラに移せば、それは大規模な被害が発生することだろう。 ナイブ...
  • 世界 止めて
    東京都江東区。 早朝から動き出した信長とそのサーヴァント、アーチャーことセラス。 彼らは車である場所に移動していたのだが、その最中でも情報屋『ミスターフラッグ』から渡された資料を整理していた。 車の運転手は、セラスの存在をどのような目で見ているのだろうか? 少々、気にしているが聖杯戦争の状況下で緊張感は持つべきである。 「ようし、大体まとまったな」 「結構短時間で終わった気がしますが」 「何。刺青のバカを除外してあるから当然だ」 刺青のバーサーカー以外の情報を一つ一つ整理し、大体の目星をつけることから始まった。 ①刺青のバーサーカーと行動している人喰いのサーヴァントとそのマスター(桐敷沙子) ②美術館で暴れたらしきサーヴァント(容姿がいかにもそうだったので)とそのマスターらしき少女 ③『神隠し』の主犯者と思しき少女のサーヴァ...
  • 間違った世界と正しい世界
    やっぱり駄目ね。 ルーシーは気分転換にショッピング街を歩みながらも、憂鬱な溜息を一つ。 勇気を振り絞って、あの刺青男を探そうにも彼はすでに新宿区から離れてしまっていた。 往く当てもない。 だが、鍵は彼しか握っていないのだ。何としてでも、彼を見つけなくてはならない。 「あの夢……」 ルーシーが頼りにしていたのは、今朝まで自分が体験していた不思議な夢であった。 あれが彼の夢で……彼の体験したものならば…… 携帯電話の検索機能を表示し、ルーシーはある番号を打ち込む。 「SCP………確か、076。……出る訳ないわね」 物は試しに『SCP財団』も検索してみたが、それらしいものが一切検索結果として表示されない。 途方にくれるルーシー。 そんな彼女を心配したのか、一人の青年が声をかける。 「あのすみません。どうかなさいましたか? あ、えーと英語じゃ...
  • 考えろ、マクガイバー
    東京都新宿区。 今朝、刺青男の事件が発生したが、すっかり現場は片づけられている。 現場が交通量の多い交差点であった為、時間を要したとはいえ、優先されて残骸は撤収された。 やっぱりかぁ。トド松は溜息をつく。 帰宅しようと地下鉄などを使用する為、足を運んでみたが運転を見合わせている状態だった。 当然だ。 トド松のいたアルバイト先がキャスター(ヨマ)によって襲撃された。 表では『ガス爆発』として報道されている。実際は違う。それ以上の理由が思いつかないだけなのだ。 しかし『ガス爆発』ならば、周辺の警戒をしなくてはならない。 地下鉄なんて以ての外だ。 電車という公共交通機関を手段として失った人々は、バスやタクシー、迎えに来て貰うなど。 様々な別手段で解決しようとする。 トド松には、それらが叶わなかった。 一刻も早く渋谷区から脱出したい。悠長にバスを待ってい...
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