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ベガ(R) :基本情報| |BGCOLOR(#FFD9B3):名前|ベガ| |BGCOLOR(#FFD9B3):種族|海種| |BGCOLOR(#FFD9B3):ジョブ|マジシャン| |BGCOLOR(#FFD9B3):召喚コスト|70| |BGCOLOR(#FFD9B3):<タイプ>|黒戦機| |BGCOLOR(#FFD9B3):タイプ|機甲| |BGCOLOR(#FFD9B3):HP|600| |BGCOLOR(#FFD9B3):ATK|100| |BGCOLOR(#FFD9B3):DEF|80| |BGCOLOR(#FFD9B3):覚醒|可| |BGCOLOR(#FFD9B3):超覚醒|可| |BGCOLOR(#FFD9B3):アーツ|有| &br() |>|BGCOLOR(#FFD9B3):アビリティ| |BGCOLOR(#86CC40):CENTER:召喚|ワンタイプⅡアップD| |~|戦場にタイプ"機甲"の自ユニットが1体でもいると、自身の防御力が上がる。 | |BGCOLOR(#FFDC50):CENTER:覚醒|なし| |BGCOLOR(#FF8383):CENTER:超覚醒|真輝『ベガ・マイン』| |~|攻撃力が上がる。&br()さらに、【アームズ】「メルトダウン」が使用できるようになる。 | |>|BGCOLOR(#FFD9B3):| |BGCOLOR(#FFD9B3):ARMS|メルトダウン| |~|範囲内にいるターゲット中の敵ユニット1体のいる場所に、爆弾を設置する。&br()爆弾は一定時間後に爆発し、範囲内にいる敵ユニットにダメージを与え、攻撃力と防御力を一定時間下げる。| |BGCOLOR(#FFD9B3):効果時間|20秒| |BGCOLOR(#FFD9B3):wait時間|20秒| :ステータス| |BGCOLOR(#FFD9B3):状態|BGCOLOR(#FFD9B3):HP|BGCOLOR(#FFD9B3):ATK/DEF| |BGCOLOR(#86CC40):CENTER:召喚|600|100/80〔通常時〕&br()100/130〔機甲がいるとき〕| |BGCOLOR(#FFDC50):CENTER:覚醒|650|130/110〔通常時〕&br()130/160〔機甲がいるとき〕| |BGCOLOR(#FF8383):CENTER:超覚醒|700|240/180〔超覚醒アビリティ発動時〕&br()240/230〔超覚醒アビリティ発動時+機甲がいるとき〕&br()140/230〔超覚醒時;Def〕| :DATA・フレーバーテキスト| #region(close,Ver3.5) |>|>|BGCOLOR(#FFD9B3):Ver3.5| |BGCOLOR(#FFD9B3):全長|4.5[metrt]~|《前方に飛行生物を発見》&br()&br()《――加速――標的を捕捉――攻撃――殲滅完了》&br()&br()《地上に微細菌類を発見》&br()&br()《――降下――標的を捕捉――攻撃――殲滅完了》&br()&br()それは浮遊していた。ただそこにあり、漂っていた。それ以外は何もせず、只々それにとっての”自動”の瞬間を待ち続けていた。&br()&br()何のために殺すだとか、そういった理由はない。彼は、『混沌』を殲滅するためだけに生まれ、わずかでも『混沌』がこの世界に侵攻する”門”となりえる可能性のある生物を、人、獣、鳥、虫に至るまで、別け隔てなく『敵』として消滅させてきた。&br()&br()そこに何かを感じ、思うわけでもなく、ベガは『ベガ』という存在の定義に逆らうことなく、『敵』を殲滅し、『敵』を追い、長い長い時をそのように過ごして、この惑星にまで流れ着いた。&br()&br()もう、この星にほとんど生物は残っていない。ベガの回遊経路より広い行動範囲を持つ鳥類が数種と、地上の微生物を稀に検知する程度だ。&br()&br()あと少しでこの星の”平和”も完成する。そうしたら、次の惑星に――&br()&br()《前方に飛行生物を発見》&br()&br()再びセンサーが生物反応を感知し、捕捉しようと速度を上げたところで、ベガは急停止した。&br()&br()《――――――――!!!》&br()&br()突如、システムの中枢に、未知の『信号』が流れ込んできたのだ。&br()&br()『信号』は解析を待つことなく、システム防壁を突破し、血流のように全身の回路の隅々まで駆け巡った。ベガはその衝撃にぐらりを傾き、メインシステムを緊急停止した。&br()&br()そしてしばらく後、自己診断によるセーフティが確認されると、ベガはゆっくりと再起動し、周囲の索敵を行った。&br()&br()『やはり、この星からではない…一体、何だ?』ベガはそう『思った』。そして『自分』がそう思ったことに『驚き』、『混乱』した。&br()&br()今まで、生物の存在と位置、識別情報のみの解析しか行ってこなかった思考回路に、様々な道の情報が溢れ出す。比較的長期間駐留していたはずのこの惑星の景色まで、まるで知らない場所のように知覚できた。&br()&br()周囲の情報だけではない。自分は一体なぜここにいて――何をしているのだろう――それどころか――自分は一体何ものなのだ――ベガは戸惑った。自身の思考ルーチンには存在しないはずの情報がとめどなく展開されていった&br()&br()これは何かの攻撃だろうか――攻撃ならば『敵』――『敵』ならば殲滅しなければならない――しかし、なぜだろう――どうしても『敵』と識別できない――この信号を発信した存在とはいったい――&br()&br()そしてベガは、その信号の奥底に隠された、ある存在を検知した。自身の体を駆け巡る『思考』も、『信号』の正体もわからない。しかし、その存在は、遥か昔に書き込まれた共有データベースに記録されていた。&br()&br()『…知っている。この機体は――ならば、確認しなければならない』&br()&br()ベガは機体を傾けると、上昇を開始した。&br()&br()不意に、センサーが生物の反応を感知する。しかし、ベガはそのまま加速を続け、飛行する鳥を追い抜くと、星の海へと消えていった。| |BGCOLOR(#FFD9B3):重量|2.0[t]~|~| |BGCOLOR(#FFD9B3):最高速度|20[km/h]|~| |BGCOLOR(#FFD9B3):形式|機甲08型|~| |BGCOLOR(#FFD9B3):目的|『信号』の発信者との邂逅|~| |BGCOLOR(#FFD9B3):『信号』の奥に感知した機体|《黒い機甲》|~| |BGCOLOR(#FFD9B3):イラストレーター|のば|~| #endregion :考察| 復活した機甲シリーズのひとつ、そして海種の今回の大型マジシャン枠である。 80コストのエリザベスや同コストのナグルファルとくらべても引けを取らないステータスに加え、彼の特徴はアームズ持ちであることか。 アームズは設置型。3c後に起動し、範囲内の敵ユニットにA,Dへの-20のウィークと固定ダメージ30を与える。効果時間はwaitと同じ20c。 &br() ウィーク値はコストの割には並程度な上、設置から起爆に時間差があることとアームズの射程の仕様上、意外と近寄らないと設置しづらい。 このため先手を取って相手の主力を弱体化することはやや難しい。 しかし基本的にウィーク持ちは素のステータスは控えめに調整されているのに対し、ベガは本体のステータスも高コストマジシャンとして相応の数字を持っている。 またアームズの範囲自体は設置対象を中心にしてマナタワー分くらいあり、集団戦では設置してから範囲を抜けられることはほとんどない。(ただしアタッカーには抜けられる可能性はある) そのため、ウィーク系マジシャンの潜在的な弱点である、スプレッドだと減衰のため単体のディフェンダーを撃破する仕事がしにくいし他のカードのスマッシュを出すのも忙しい、というものをアーツボタンひとつで解決できる。 しかも効果時間もそれなりに長く、かつて対わだつみ対策になっていた「ステータスの貧弱なウィーク持ちから袋叩きにして撃破する」という動きは、最初にアームズを打てばいいだけな上に本体もそれなりに強いベガにとってはあまり意味がない。 アームズを打てばあとは相手部隊のディフェンダーにターゲットを合わせればA240を叩き込んであっというまに溶けることであろう。 ただしこれは弱点と表裏一体で、ベガ自身ではなく周囲の《機甲》使い魔から崩してこられると一気にデッキとしての脆さが露呈する。(タイプ〈機甲〉カードでかつベガと組ませるのと現実的な中コスト帯は特に、五影剣を中心にDEFが低いものが多いため) 激しい集団戦が予想される場合は10コスト《機甲》はゲート付近に退避させることも視野に入る。 &br() 一方、召喚からアビリティは付いているもののD上昇のアビリティであり、召喚・覚醒の段階で動かせるマジシャンとは言い難い。 またアームズのwaitが20cかつ起爆に3cかかる、というのもこのカードがタワー戦での使いづらさに拍車をかけている。タワー間で行き来する相手を狙っても効果は薄い。(効果時間が長いため、撤退時に背中から殴られないよう一発入れておくくらいはしてもいいかもしれないが……) また相手の赤タワー上での戦闘でも、爆弾が起爆する瞬間にタワーに引っ込まれると効果がないなど他に比べると使いづらさが目立つ。 &br() ウィーク持ちかつ高ステータスというメリットと引き換えにタワー戦の択にするのは困難であることを加味すると、アニュイを入れるよりもスティグマ持ちの完成重視系のカードを絡めるなど、他の海種マジシャンとはデッキ構築にも一考の余地がある。 一応は主力枠に入れられそうな《機甲》は候補が多数あるものの、同じ海種のデネブ・ポルックスの一方は保険として根本に入れておきたい。 もちろん機甲は根本だけにして主力は他から傭兵するのも一つの考え方である。 アビリティによるDの上昇値の高さは、裏を返せばデッキの機甲を倒されると一気に弱体化することであり、ベガ本体よりも《機甲》たちに注意を配るといい。 ただし《機甲》を落としてもATKは下がらないし高コスト故の高HPもあるので、突っ張れば案外突破できることもある。 &br() 単独で戦況を覆すタイプのカードではないものの、丁寧に動かしてやれば集団戦をしっかり支えてくれるだろう。 :キャラクター説明| 過去作より復帰。クラゲの様な形状をした浮遊型の機甲。名の由来は夏の大三角としても有名なこと座α星のベガ。 同型機としてベテルギウス、[[ポセイドン>ver3/ポセイドン]]と[[ノーチラス>ver3/ノーチラス]]により残骸から再生させられたテンペスタが存在する。 過去作では触れた敵にダメージを与えつつ防御低下を付与する罠を置く特殊技を持っており、これとフォーマルハウトによる大量の罠設置は[[スピカ>ver3/ステラ]]やレグルスでの自軍強化や[[デネブ>ver3/デネブ]]の敵へのデバフに並ぶ機甲の基本戦術であった。 色々と印象的であった特殊技は、今作では時限爆弾を敵に仕掛けるアームズとして再現されている。 &br() 今作での個体は[[ツバーン>ver3/ツバーン]]等と同じくある理由から外宇宙の遠い星まで行っていたために『機甲狩り』から免れた生き残り。 遠い星でせっせと自身のプログラムに従い生命体の排除を行っていたが、突然受信した謎の信号により自意識に覚醒。 信号の発信元との接触と自身の存在意義を求めて飛び立っていった。 :関連カード| |>|タイプ”機甲”| |BGCOLOR(#FFEE99):人獣|[[アルキメデス>Ver3/アルキメデス]]| |BGCOLOR(#FFEE99):人獣|[[ガラティン>Ver3/ガラティン]]| |BGCOLOR(#FFEE99):人獣|[[トロイ>Ver3/トロイ]]| |BGCOLOR(#EEEECC):神族|[[イージス>Ver3/イージス]]| |BGCOLOR(#EEEECC):神族|[[デュランダル>Ver3/デュランダル]]| |BGCOLOR(#EEEECC):神族|[[クラウソラス>Ver3/クラウソラス]]| |BGCOLOR(#EEEECC):神族|[[タロス>Ver3/タロス]]| |BGCOLOR(#EEEECC):神族|[[ハバキリ>Ver3/ハバキリ]]| |BGCOLOR(#DDDDEE):魔種|[[ダーインスレイヴ>Ver3/ダーインスレイヴ]]| |BGCOLOR(#CCDDFF):海種|[[ファロス>Ver3/ファロス]]| |BGCOLOR(#CCDDFF):海種|[[トリシューラ>Ver3/トリシューラ]]| |BGCOLOR(#CCDDFF):海種|[[デネブ>Ver3/デネブ]]| |BGCOLOR(#CCDDFF):海種|[[ポルックス>Ver3/ポルックス]]| |BGCOLOR(#CCDDFF):海種|[[ツバーン>Ver3/ツバーン]]| |BGCOLOR(#EECCFF):不死|[[ティルフィング>Ver3/ティルフィング]]| |BGCOLOR(#EECCFF):不死|[[ゲオル・ガラム>Ver3/ゲオル・ガラム]]| |BGCOLOR(#FFE4E1):降魔|[[~廃滅の機神~>Ver3/~廃滅の機神~]]| |BGCOLOR(#FFE4E1):降魔|[[~進撃の白き翼~>Ver3/~進撃の白き翼~]]| ※ステラは"機甲人"であるため対象外 ---- コメント *編集が苦手な方はこちらへ情報提供お願いします #comment_num2(size=85,vsize=3,nsize=30,num=20)
ベガ(R) :基本情報| |BGCOLOR(#FFD9B3):名前|ベガ| |BGCOLOR(#FFD9B3):種族|海種| |BGCOLOR(#FFD9B3):ジョブ|マジシャン| |BGCOLOR(#FFD9B3):召喚コスト|70| |BGCOLOR(#FFD9B3):<タイプ>|黒戦機| |BGCOLOR(#FFD9B3):タイプ|機甲| |BGCOLOR(#FFD9B3):HP|600| |BGCOLOR(#FFD9B3):ATK|100| |BGCOLOR(#FFD9B3):DEF|80| |BGCOLOR(#FFD9B3):覚醒|可| |BGCOLOR(#FFD9B3):超覚醒|可| |BGCOLOR(#FFD9B3):アーツ|有| &br() |>|BGCOLOR(#FFD9B3):アビリティ| |BGCOLOR(#86CC40):CENTER:召喚|ワンタイプⅡアップD| |~|戦場にタイプ"機甲"の自ユニットが1体でもいると、自身の防御力が上がる。 | |BGCOLOR(#FFDC50):CENTER:覚醒|なし| |BGCOLOR(#FF8383):CENTER:超覚醒|真輝『ベガ・マイン』| |~|攻撃力が上がる。&br()さらに、【アームズ】「メルトダウン」が使用できるようになる。 | |>|BGCOLOR(#FFD9B3):| |BGCOLOR(#FFD9B3):ARMS|メルトダウン| |~|範囲内にいるターゲット中の敵ユニット1体のいる場所に、爆弾を設置する。&br()爆弾は一定時間後に爆発し、範囲内にいる敵ユニットにダメージを与え、攻撃力と防御力を一定時間下げる。| |BGCOLOR(#FFD9B3):効果時間|20秒| |BGCOLOR(#FFD9B3):wait時間|20秒| :ステータス| |BGCOLOR(#FFD9B3):状態|BGCOLOR(#FFD9B3):HP|BGCOLOR(#FFD9B3):ATK/DEF| |BGCOLOR(#86CC40):CENTER:召喚|600|100/80〔通常時〕&br()100/130〔機甲がいるとき〕| |BGCOLOR(#FFDC50):CENTER:覚醒|650|130/110〔通常時〕&br()130/160〔機甲がいるとき〕| 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|BGCOLOR(#FFD9B3):全長|4.5[metrt]~|《前方に飛行生物を発見》&br()&br()《――加速――標的を捕捉――攻撃――殲滅完了》&br()&br()《地上に微細菌類を発見》&br()&br()《――降下――標的を捕捉――攻撃――殲滅完了》&br()&br()それは浮遊していた。ただそこにあり、漂っていた。それ以外は何もせず、只々それにとっての”自動”の瞬間を待ち続けていた。&br()&br()何のために殺すだとか、そういった理由はない。彼は、『混沌』を殲滅するためだけに生まれ、わずかでも『混沌』がこの世界に侵攻する”門”となりえる可能性のある生物を、人、獣、鳥、虫に至るまで、別け隔てなく『敵』として消滅させてきた。&br()&br()そこに何かを感じ、思うわけでもなく、ベガは『ベガ』という存在の定義に逆らうことなく、『敵』を殲滅し、『敵』を追い、長い長い時をそのように過ごして、この惑星にまで流れ着いた。&br()&br()もう、この星にほとんど生物は残っていない。ベガの回遊経路より広い行動範囲を持つ鳥類が数種と、地上の微生物を稀に検知する程度だ。&br()&br()あと少しでこの星の”平和”も完成する。そうしたら、次の惑星に――&br()&br()《前方に飛行生物を発見》&br()&br()再びセンサーが生物反応を感知し、捕捉しようと速度を上げたところで、ベガは急停止した。&br()&br()《――――――――!!!》&br()&br()突如、システムの中枢に、未知の『信号』が流れ込んできたのだ。&br()&br()『信号』は解析を待つことなく、システム防壁を突破し、血流のように全身の回路の隅々まで駆け巡った。ベガはその衝撃にぐらりを傾き、メインシステムを緊急停止した。&br()&br()そしてしばらく後、自己診断によるセーフティが確認されると、ベガはゆっくりと再起動し、周囲の索敵を行った。&br()&br()『やはり、この星からではない…一体、何だ?』ベガはそう『思った』。そして『自分』がそう思ったことに『驚き』、『混乱』した。&br()&br()今まで、生物の存在と位置、識別情報のみの解析しか行ってこなかった思考回路に、様々な道の情報が溢れ出す。比較的長期間駐留していたはずのこの惑星の景色まで、まるで知らない場所のように知覚できた。&br()&br()周囲の情報だけではない。自分は一体なぜここにいて――何をしているのだろう――それどころか――自分は一体何ものなのだ――ベガは戸惑った。自身の思考ルーチンには存在しないはずの情報がとめどなく展開されていった&br()&br()これは何かの攻撃だろうか――攻撃ならば『敵』――『敵』ならば殲滅しなければならない――しかし、なぜだろう――どうしても『敵』と識別できない――この信号を発信した存在とはいったい――&br()&br()そしてベガは、その信号の奥底に隠された、ある存在を検知した。自身の体を駆け巡る『思考』も、『信号』の正体もわからない。しかし、その存在は、遥か昔に書き込まれた共有データベースに記録されていた。&br()&br()『…知っている。この機体は――ならば、確認しなければならない』&br()&br()ベガは機体を傾けると、上昇を開始した。&br()&br()不意に、センサーが生物の反応を感知する。しかし、ベガはそのまま加速を続け、飛行する鳥を追い抜くと、星の海へと消えていった。| |BGCOLOR(#FFD9B3):重量|2.0[t]~|~| |BGCOLOR(#FFD9B3):最高速度|20[km/h]|~| |BGCOLOR(#FFD9B3):形式|機甲08型|~| |BGCOLOR(#FFD9B3):目的|『信号』の発信者との邂逅|~| |BGCOLOR(#FFD9B3):『信号』の奥に感知した機体|《黒い機甲》|~| |BGCOLOR(#FFD9B3):イラストレーター|のば|~| #endregion :考察| 復活した機甲シリーズのひとつ、そして海種の今回の大型マジシャン枠である。 80コストのエリザベスや同コストのナグルファルとくらべても引けを取らないステータスに加え、彼の特徴はアームズ持ちであることか。 アームズは設置型。3c後に起動し、範囲内の敵ユニットにA,Dへの-20のウィークと固定ダメージ30を与える。効果時間はwaitと同じ20c。 &br() ウィーク値はコストの割には並程度な上、設置から起爆に時間差があることとアームズの射程の仕様上、意外と近寄らないと設置しづらい。 このため先手を取って相手の主力を弱体化することはやや難しい。 しかし基本的にウィーク持ちは素のステータスは控えめに調整されているのに対し、ベガは本体のステータスも高コストマジシャンとして相応の数字を持っている。 またアームズの範囲自体は設置対象を中心にしてマナタワー分くらいあり、集団戦では設置してから範囲を抜けられることはほとんどない。(ただしアタッカーには抜けられる可能性はある) そのため、ウィーク系マジシャンの潜在的な弱点である、スプレッドだと減衰のため単体のディフェンダーを撃破する仕事がしにくいし他のカードのスマッシュを出すのも忙しい、というものをアーツボタンひとつで解決できる。 しかも効果時間もそれなりに長く、かつて対わだつみ対策になっていた「ステータスの貧弱なウィーク持ちから袋叩きにして撃破する」という動きは、最初にアームズを打てばいいだけな上に本体もそれなりに強いベガにとってはあまり意味がない。 アームズを打てばあとは相手部隊のディフェンダーにターゲットを合わせればA250を叩き込んであっというまに溶けることであろう。 ただしこれは弱点と表裏一体で、ベガ自身ではなく周囲の《機甲》使い魔から崩してこられると一気にデッキとしての脆さが露呈する。(タイプ〈機甲〉カードでかつベガと組ませるのと現実的な中コスト帯は特に、五影剣を中心にDEFが低いものが多いため) 激しい集団戦が予想される場合は10コスト《機甲》はゲート付近に退避させることも視野に入る。 &br() 一方、召喚からアビリティは付いているもののD上昇のアビリティであり、召喚・覚醒の段階で動かせるマジシャンとは言い難い。 またアームズのwaitが20cかつ起爆に3cかかる、というのもこのカードがタワー戦での使いづらさに拍車をかけている。タワー間で行き来する相手を狙っても効果は薄い。(効果時間が長いため、撤退時に背中から殴られないよう一発入れておくくらいはしてもいいかもしれないが……) また相手の赤タワー上での戦闘でも、爆弾が起爆する瞬間にタワーに引っ込まれると効果がないなど他に比べると使いづらさが目立つ。 &br() ウィーク持ちかつ高ステータスというメリットと引き換えにタワー戦の択にするのは困難であることを加味すると、アニュイを入れるよりもスティグマ持ちの完成重視系のカードを絡めるなど、他の海種マジシャンとはデッキ構築にも一考の余地がある。 一応は主力枠に入れられそうな《機甲》は候補が多数あるものの、同じ海種のデネブ・ポルックスの一方は保険として根本に入れておきたい。 もちろん機甲は根本だけにして主力は他から傭兵するのも一つの考え方である。 アビリティによるDの上昇値の高さは、裏を返せばデッキの機甲を倒されると一気に弱体化することであり、ベガ本体よりも《機甲》たちに注意を配るといい。 ただし《機甲》を落としてもATKは下がらないし高コスト故の高HPもあるので、突っ張れば案外突破できることもある。 &br() 単独で戦況を覆すタイプのカードではないものの、丁寧に動かしてやれば集団戦をしっかり支えてくれるだろう。 :キャラクター説明| 過去作より復帰。クラゲの様な形状をした浮遊型の機甲。名の由来は夏の大三角としても有名なこと座α星のベガ。 同型機としてベテルギウス、[[ポセイドン>ver3/ポセイドン]]と[[ノーチラス>ver3/ノーチラス]]により残骸から再生させられたテンペスタが存在する。 過去作では触れた敵にダメージを与えつつ防御低下を付与する罠を置く特殊技を持っており、これとフォーマルハウトによる大量の罠設置は[[スピカ>ver3/ステラ]]やレグルスでの自軍強化や[[デネブ>ver3/デネブ]]の敵へのデバフに並ぶ機甲の基本戦術であった。 色々と印象的であった特殊技は、今作では時限爆弾を敵に仕掛けるアームズとして再現されている。 &br() 今作での個体は[[ツバーン>ver3/ツバーン]]等と同じくある理由から外宇宙の遠い星まで行っていたために『機甲狩り』から免れた生き残り。 遠い星でせっせと自身のプログラムに従い生命体の排除を行っていたが、突然受信した謎の信号により自意識に覚醒。 信号の発信元との接触と自身の存在意義を求めて飛び立っていった。 :関連カード| |>|タイプ”機甲”| |BGCOLOR(#FFEE99):人獣|[[アルキメデス>Ver3/アルキメデス]]| |BGCOLOR(#FFEE99):人獣|[[ガラティン>Ver3/ガラティン]]| |BGCOLOR(#FFEE99):人獣|[[トロイ>Ver3/トロイ]]| |BGCOLOR(#EEEECC):神族|[[イージス>Ver3/イージス]]| |BGCOLOR(#EEEECC):神族|[[デュランダル>Ver3/デュランダル]]| |BGCOLOR(#EEEECC):神族|[[クラウソラス>Ver3/クラウソラス]]| |BGCOLOR(#EEEECC):神族|[[タロス>Ver3/タロス]]| |BGCOLOR(#EEEECC):神族|[[ハバキリ>Ver3/ハバキリ]]| |BGCOLOR(#DDDDEE):魔種|[[ダーインスレイヴ>Ver3/ダーインスレイヴ]]| |BGCOLOR(#CCDDFF):海種|[[ファロス>Ver3/ファロス]]| |BGCOLOR(#CCDDFF):海種|[[トリシューラ>Ver3/トリシューラ]]| |BGCOLOR(#CCDDFF):海種|[[デネブ>Ver3/デネブ]]| |BGCOLOR(#CCDDFF):海種|[[ポルックス>Ver3/ポルックス]]| |BGCOLOR(#CCDDFF):海種|[[ツバーン>Ver3/ツバーン]]| |BGCOLOR(#EECCFF):不死|[[ティルフィング>Ver3/ティルフィング]]| 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