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アーデルハイド公国。荒廃するファルガイアの中で、唯一国らしく機能している国。その城下町に入るための巨大な門の前では、人々が長蛇の列を作っていた。 「…あーもー。何時になったら町に入れるんだよー」  列の中ほどでかがみと共に並んでいるこなたは、うんざりとした表情でそう言った。 「なんなのかしらね、この列…」  普段ならこなたの態度をたしなめるかがみも、数時間にわたる渋滞にすっかり音をあげていた。 「わたしも帽子買っときゃ良かったなー…」  こなたに貸してもらったスカーフで日差しを防ぎながらそう言うかがみに、こなたは胡散臭げな視線を向けた。 「いや、帽子云々よりその黒コートが暑そうなんだけど…」 「これ?そうでもないわよ。熱を通さないで風を通すように作ってあるから、見た目ほど暑くないのよね。荒野を旅する渡り鳥用に作ったコートだそうよ」 「…そうなんだ…ずるいなー…」 「いや、ずるいって言われても…」  二人がそんなとりとめの無い話をしている間も、列はゆっくりと前に進んでいた。  ようやく門の全容が見えてきた辺りで、こなたは何人かの兵士らしき人達が町に入ろうとしている人々を取り調べているのを見た。 「かがみ、なんか検問やってるみたいだよ」  こなたが隣のかがみにそう言うと、かがみはうんざりとした顔を見せた。 「検問?めんどうねー…」 「通れるのかな」 「指名手配されてるような悪人じゃないんだし、いけるんじゃない?渡り鳥ってのがどれほど信用されてるか知らないけど」  話している間にも列は進み、こなた達の前にいかにもと言った感じの兵士が立ちはだかった。 「…君たちは?ここになにしに?」  兵士も疲れているのか、かなりぶっきらぼうな質問をこなた達にしてきた。 「えーっと、わたし達は渡り鳥で、この町に人探しを…」  かがみの答えに、兵士はいかにも胡散臭げなものを見るような顔をした。 「渡り鳥?君たちが?…怪しいな」  少し怪しくなってきた雲行きに、こなたは困ったようにかがみのコートの袖を引いた。 「まさか、ここまできて入れないってオチは無いよね?」 「…それはわたしもホンキで避けたいわよ」  こなた達がひそひそと話してる間に、別の兵士がやってきてこなた達の前に居る兵士の肩を叩いた。 「おい、この子アレじゃないか?メリア村のクニークルス」 「え?…ああ、そう言えば兎耳に黒いコート…」  兵士達の話を聞きながら、かがみは自分のツインテールの髪をさわった。 「兎耳って…これ?」 「多分ねー」  兵士は持っていたボードに何か書き込んだ後、後ろにある門を指差した。 「ま、あんたなら大丈夫だろ。通ってもいいぞ」 「…どうも」  二人は兵士に軽く頭を下げて門へと向かった。 「…二つ名通りの真面目さだと、この町で仕事が出来るとは思えんがな…」  そして、背後から聞こえてきた兵士の呟きに、お互い顔を見合わせて首をかしげた。 ― わいるど☆あーむずLS ― 第五話『魔女と悪漢娘』 「しっかし、かがみ有名だねー。こんな町にまで名前売れてるとか」  城壁を隔てた向こうの荒野とはうって変わった、中世ヨーロッパを思わせる静かな町並み。その中を歩きながら、こなたはにやけた表情でそう言った。 「…恥ずかしいから嫌なんだけど…」  かがみは大きくため息をつくと、気分を変えるかのように町並みを見渡した。 「なんか平和な町ね。行商人が治安悪くなってるって言ってたけど、別の町だったのかしら」 「そういや、そんなこと言ってたね…」  こなたはかがみにそう答えながら、アガートラームをホルスターから引き抜いた。 「ねえ、お仲間の反応って具体的な位置わかんないの?この町けっこう広そうなんだけど」 『わからないね。この町のどこかってのはわかるけど』  こなたの質問に、アガートラームはそう即答した。 「…こなたがそいつのこと、ポンコツって呼ぶ気持ちがわかるわ」  そのやり取りを見ていたかがみが、ため息混じりにそう言った。 『うわあ。キミまで僕をポンコツ認定か』  喚くアガートラームを無視して、かがみは辺りを見渡した。 「どこかで情報集めないとね。制服やらなんやらでわたしたち目立つんだから、誰か知ってる可能性は高いはずよ」 「んじゃー…あそこでどうかな」  こなたが指差したのは、INNと書かれたコウモリの形をした看板が飾られた建物だった。 「…宿屋?」  かがみが良くわからないといった風に首をかしげた。 「そ、宿屋の一階は酒場になってるのが、こういう世界のお約束だよ」 「なるほどね」  宿屋に入ったかがみが中を見渡すと、確かにこなたの言ったとおり酒場のような内装になっていた。 「へー、ホントに酒場だ」 「かがみの村にはこういうのなかったの?」  感心するかがみにこなたがそう聞くと、かがみが首を横に振った。 「あの村、宿屋が無いのよ。旅人は適当な空家に寝泊りしてたから」  こなたにそう答えながら、従業員がいないかかがみが探すと、カウンターで本を読んでいる少女がいることに気がついた。 「あの、すいません…」  かがみはその少女に近づき声をかけた。こなたと同じくらいの背丈。透き通るような白い肌に金髪、紅い眼と、どこか現実離れした風貌だ。少女はかがみの声が聞こえていないのか、まったく反応しなかった。 「すいません」  かがみが今度は少し強めの声で言うと、少女はようやく顔をかがみの方に向けた。 「なんじゃ、客か?今いいところだから、後にせい」  そして妙に年寄りくさい口調でそう言った。 「えー…」  店としてまったくやる気の無い少女の言葉にかがみが唖然としてると、こなたが横から顔を出してきた。 「お腹空いたからさ、何か食べさせてよ」 「ちょっとこなた。わたし達は情報集めに…」  かがみは勝手に話を進めるこなたを止めようとしたが、こなたは人差し指を顔の前で振りかがみの言葉を遮った。 「こういうところじゃね、まず注文をするのが筋だよ。話を聞くのはそれからだよ」 「たしかにそうだけど…ってかこの人商売する気ないじゃない…」  二人がそう話していると、少女は本をカウンターの上に置き、こなた達の方を向いた。 「まったく、うるさい小童共じゃの。おちおち本も読んでられんわ…で、注文はなんじゃ?」  少女がめんどくさそうにそう言うと、こなたは店の中を見渡した。 「えーっと、メニューとかは…」 「そんなもんないぞ。とりあえず大盛りヤキソバセシリアスペシャルがお勧めじゃ。今なら半額じゃぞ?」 「う、うん、じゃあそれで…」 「…適当すぎるわ…」  少女のあんまりな応対に流石のこなたも困った顔をし、かがみは額に手を置いてため息をついた。 「ほれ、食うがよい」  少女がテーブルの上に置いた皿を見て、こなたとかがみは言葉を失った。宴会にでも使われてそうな大皿に、これでもかというくらいに山と盛られたヤキソバ。少なく見積もっても十人前くらいはありそうだ。 「あの…これ、お幾らでしょうか?」 「10ギャラじゃ」  あまりの多さに不安になったかがみがそう聞くと、少女はカウンターに戻りながら答えた。 「…高いの?」  貨幣価値が分からないこなたが、かがみにそう耳打ちすると、かがみはため息をついた。 「アシュレーさんのとこのヤキソバパンが一個2ギャラよ…」 「…原材料を疑いたくなる値段設定だね…」  二人がボソボソと話し合ってると、カウンターで読書を再開していた少女が何かを思い出したように顔を上げた。 「そうそう、残すと罰金じゃからな」 「横暴な!」 「詐欺じゃないの、それ!?」  少女の言葉にこなたとかがみは思わず席を立って抗議したが、少女は涼しい顔で受け流して再び読書に没頭し始めた。こなたとかがみは同時にため息をつくと、目の前のヤキソバという名の難題を見上げた。 「…食べるしかないね」 「…そうね」  二人は備え付けてあった箸を手に取ると、不退転の決意を持ってヤキソバに取り掛かった。 「…驚いたの。まさか完食するとはの。お主らを少し見直したぞ」  少女は空になった皿を片付けながら、テーブルの上で突っ伏すこなたとかがみにそう言った。 「…流石だねかがみ…あそこから一気にいくなんて…」 「…あんたの援護があったからよ…グッジョブだわ。こなた…」  当の二人はお互いの健闘を称えあい、突っ伏したまま拳をあわせた。 『かっこよくきめてるつもりだろうけど、傍から見てるとすごくかっこわるいよ』  そして、アガートラームがそう呟いた。こなたは唇についているヤキソバのソースを指で拭うと、無言でアガートラームの銃身に塗りつけた。 『うわっ!汚いなっ!』  文句を言ってきたアガートラームを無視して、こなたは顔を上げた。 「…意外と美味しかったのがまた複雑…」 「…そうね…」  かがみもこなたの言葉に同意しながら体を起こした。 「そういや、食べてるときに目に入って気になったんだけど…」  こなたはそう言いながら店の壁の一角を指差した。 「あの顔写真、なんなんだろ?」  かがみがそちらを見ると、こなたの言うとおりいくつかの顔写真が適当に張り出されていた。 「…金額が書いてるわね。西部劇とかである手配書ってやつじゃない?」  そう呟いたかがみの言葉に反応して、本を読んでいた少女が顔を上げた。 「ここはそういう賞金首の情報の斡旋をしとるからの。かっこよく言えばバウンティハンターギルドじゃ」 「へえ…そう言うのがあるって事は、やっぱりこの町危ないのかしら…ちょっとこの町のこと教えてもらえますか?」  かがみが少女にそう言うと、少女はカウンターを出て二人と同じテーブルについた。 「ここより北にあるアークティカという国は知っとるかの?」  少女の言葉に、こなたとかがみは顔を見合わせ、同時に首を横に振った。 「三年ほど前にの、その国が一晩で滅ぶという事件があったんじゃ。ファルガイアでちゃんとした国家というのは、こことそのアークティカしかなかったでの。難を逃れた住民のほとんどがこの国に流れてきおった」  少女はそこで言葉を区切り、コップを手に取り水を飲んだ。 「…わたしの水」 「での…」  こなたが非難がましい目で見たが、少女は気にも留めずに話を続けた。 「…タイミングの悪いことに大公が亡くなっての。その娘があとを継いだんじゃが…統治者として能力が無いというわけではないのじゃが、如何せん若くての。移民をうまくまとめる事が出来ずに、賞金稼ぎのような制度が出来るような事態になってしまったというわけじゃ」  少女は不満気なため息をつき、腕を組んで目を瞑った。 「…見た感じ、そこまで物騒な町には見えなかったんですけど」  かがみがそう言うと、少女は片目を開けてかがみを見た。 「お主ら、町に入って真っ直ぐここに来たのではないか?この辺りは表町じゃからの。さほど治安は悪くない。裏町の方は大変じゃぞ。女を散らしたくなければ近づかん方が賢明じゃ」  少女の言葉に、かがみとこなたが顔を見合わせる。 「…なんかやりにくそうね」 「だね…やることやってとっととここ出た方がよさそうだね」  そしてかがみは、なんとなく手配書が張ってある壁の方を見た。さっきは気がつかなかったが、一番下の方に自分たちとさほど変わらない歳の女の子の顔写真があるのを見つけた。 「こんな女の子まで賞金首なんだ…ヴァージニア・マックスウェル…賞金額10ギャラ?」  かがみが思わず少女の方を見ると、少女はなんとも言えない表情でため息をついた。 「そいつは少し特殊での。悪人ではない…というかむしろ正義感のある渡り鳥なんじゃが、やり方がいきすぎたり金が無いとかでつまらん犯罪を犯したりするもんでな。プラスマイナスで、そんな賞金がかかってはとっ捕まる、というのを繰り返してるのじゃ」 「はあ、なるほど…」 「町の人間は冗談交じりに悪漢娘などと呼んどるの」 「…ちなみに、今回のこれはどういうわけで?」 「食い逃げじゃ。さっき主らが平らげたヤキソバのな」 「一人で、ですか…?」 「いや、腹空かせたガキどもを何人か連れてじゃ。裏町にいる親無しの連中じゃろうて」  迷惑だけど憎めない。かがみはヴァージニアをそんな感じの人物だと想像した。ある意味こなたに通じるものがあるなと、こなたの方を見てみるが、そこにこなたの姿は無かった。 「こなた?また勝手に動いて…」  かがみが店の中を見回すと、こなたは壁の一角で凍りついたように固まっていた。かがみは首をかしげながらこなたの側に向かった。 「どうしたの、こなた?なんか変なものでも見つけた?」 「か、かがみ…これ…これ…」  こなたが恐る恐るといった感じに、壁を指差す。そして、そちらを見たかがみも、こなたと同じように固まってしまった。 「それは賞金稼ぎ達のランキング表なんじゃが…どうかしたのか?」  こなたとかがみの様子のおかしさに少女がそう聞くと、こなたが壁に貼られた紙を指差しながら顔だけを少女の方に向けた。 「こ、これってなんのランキング…?」 「なんのと言われてものう…見ての通り獲得賞金額のランキングじゃ」  少女がそう答えると、こなたとかがみは顔を見合わせ、もう一度張り紙を見た。 「…なんで…」 「…つかさがトップに…」  賞金稼ぎのランキング。その第一位には、確かに柊つかさの名が書いてあった。 「お主ら、あのノーブルレッドと知り合いなのか?」  二人の呟きに首をかしげながら、少女がそう聞いてきた。 「ノーブルレッド?」  かがみが少女の方を見ながらそう聞き返した。 「うむ…血の貴婦人、暁の魔女と評される伝説の種族じゃ。高い魔力とそれを自在に操る技を例えられて、その種族の名が二つ名に付けられたのじゃ」 「高い魔力…?」 「つかさが…?」  にわかには信じがたく、こなたとかがみはただ顔を見合わせるだけだった。 「マリアベルさん!ヴァージニアさんは来てる!?」  突然、店の入り口が開け放たれ、一人の少女が早足で入ってきた。こなたとかがみがそちらを向き、そして張り紙を見たときのように固まった。  上半身を覆う飾り気の無いポンチョに、シンプルな柄のキュロットスカート。頭にはトレードマークとも言える大きな黄色いリボン。その少女は間違いなく、柊つかさその人だった。 「つ、つかさ…」   かがみがつかさの方に一歩足を踏み出し、そして一気に加速してつかさに向かって走り出した。 「つかさーっ!!」  つかさの名を呼びながら抱きつこうとした瞬間、つかさはかがみの方を見ずに、身体をずらしてその突進をかわした。さらにすれ違いざまに足を引っ掛ける。 「え…わぷっ!?」  かがみは走ってきた勢いそのままに転び、床に顔を打ち付けた。そのかがみの背につかさが膝立ちで乗り、かがみ両手を背中側にまわして右手で押さえつけた。さらに左手でポンチョの中から銃身の短いショットガンらしきARMを引き抜き、かがみの高等部に突きつけた。 「…ふー…びっくりしたー」  のん気にそう言いながらつかさは店の中を見渡し、唖然としているこなたと目が合った。 「…え…あ、あれ?…もしかして…こなちゃん?」  混乱したようにそう言いながらも、かがみを押さえつける手は緩めないつかさ。こなたは冷や汗を垂らしながら、無言で下を指差した。 「え、えーっと…」  つかさはゆっくりと顔を動かし、自分が押さえつけている人物を見て、もう一度こなたの方を見た。 「も、もしかして…お姉ちゃん…?」  恐る恐るそう言うつかさに、こなたは無言で頷いた。 「ご…ごめんなさーいっ!!」  つかさは謝りながら、かがみの背中から飛び降りた。 「うう…ごめんなさいお姉ちゃん…」  壁際に膝を抱えて座り込んでいるかがみに、つかさが懸命に謝っている。こなたはそのすぐ側のテーブルで、名前がマリアベルだとわかった少女に淹れてもらったお茶をすすっていた。 「それにしてもつかさ、かがみ組み伏せるなんてすごいね」  こなたがそう言うと、つかさは顔だけをこなたの方に向けた。 「う、うん…色々頑張ってたら、ああ言う事できるようになってて…」 「色々ってなにを頑張ったらあんなことできるように…」 「一年くらい、賞金首の人と争うようなことばかりしてたから…」  つかさが口にした言葉に、こなたは冷や汗をたらした。 「い、いち…ねん…?」 「うん。それくらいだよね、マリアベルさん」  つかさがカウンターでの読書に戻ったマリアベルの方を向きそう言うと、マリアベルは本から目を離さずに頷いた。 「うむ。お主がヴァー子に連れられてここに来て、それくらい経つかの」  それを聞いて、つかさが再びこなたの方を向こうとした時、後ろに引っ張られる感じがした。つかさがそちらを見ると、うつむいたかがみがつかさのポンチョの先を掴んでいた。 「つかさ…一年間…つらくなかった?寂しくなかった?」  かがみがうつむいたままそう聞くと、つかさも同じようにうつむいた。 「…寂しかったよ…だて、もう誰にも会えないと思ってたもん…お姉ちゃんにも…」  つかさは、そのままかがみの胸にもたれかかった。 「お姉ちゃん…お姉ちゃん…うぁぁぁぁぁん!お姉ちゃぁぁぁぁん!」  そして、大声で泣き出したつかさの頭をかがみは優しくなでつけた。 「つかさ…よく、頑張ったわね…」  そのかがみもまた、つかさの頭撫でながら泣いていた。  こなたは店のドアを後ろ手に閉めると、手近な壁にもたれかかった。 『君はあの場にいなくてよかったのかい?』  アガートラームがそう聞くと、こなたは呆れたようにため息をついた。 「空気読みなよ、ポンコツ。いくらわたしでもあの二人を邪魔するほど野暮じゃないよ。マリアベルさんだって奥に引っ込んでたでしょ?」 『そんなものかねえ…』 「そんなもんだよ…ってあれ?」  ふと、こなたは店の窓に張り付いて中を覗いている一人の少女を見つけた。 「…んー…なんか入りづらいことになってるわねー…」  眉間にしわをよせてそう呟く少女の顔を、こなたは覚えていた。 『捕まえたら10ギャラになるんじゃないか?』 「だねえ…」  先ほど見た手配書の中でもっとも金額の低い賞金首、ヴァージニア・マックスウェル。悪漢娘と呼ばれる渡り鳥の少女だ。 ― つづく ― 次回予告 つかさです。 アークティカを滅ぼした災厄。それがアーデルハイドに根付いていることを聞いたわたしたちは、それが潜むお城の地下を目指します。 次回わいるど☆あーむずLS第六話『緑の災厄』 んー…こういうのって、わたしたちだけでどうにか出来るのかなあ? **コメント・感想フォーム #comment(below,size=50,nsize=50,vsize=3)

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