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ゆるゆる らき☆すた神判 - (2007/08/15 (水) 05:43:16) の1つ前との変更点
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★ゆるゆる らき☆すた神判 第1話★<br>
<br>
──『こなた……起きなさい、こなた……』<br>
<br>
こなた「あと五分、あと五分~」<br>
<br>
──『こら、そうくんみたいなこと言ってるんじゃありません』<br>
<br>
こなた「そうくん……? あれ、ここはどこ? なんでお母さんがいるの?」<br>
かなた「ここはあなたの夢の中です。今日は大事な話があって会いにきました」<br>
こなた「夢のわりには現実感があるけど……大事な話ってなに?」<br>
かなた「あなたのまわりで最近変わったことが起きていませんか?」<br>
こなた「変わったこと……? なんかあったかな?」<br>
かなた「忘れているか、もしくは、おそらくこれから起こります」<br>
こなた「なんで?」<br>
かなた「それは、あなたの周りに魔女がいるからです」<br>
こなた「魔女?」<br>
かなた「そうです。無免許魔女が何人かあなたの町に潜んでいます」<br>
こなた「魔女って免許制だったんだ……」<br>
かなた「もっとも、無免許というより無自覚ですが」<br>
こなた「でも、なんで私が関係あるの?」<br>
かなた「あなたに探させるよう、白羽の矢が立ったのです」<br>
こなた「え~、面倒くさいなぁ~。やりたくないよ~」<br>
かなた「そういうことをいうと完璧善人にしてしまいますよ?」<br>
こなた「え!? それってどういうこと?」<br>
かなた「こなたはご近所の山田さんを知っていますか?」<br>
こなた「山田さんっていうと……玄関開けっ放しでどなたもご自由に家にお入りくださいとか、<br>
朝と夕方に駅の近くの交差点で偶像を拝んで3時間くらい渋滞させてる人?」<br>
かなた「そうです。あの人は元々悪人でした」<br>
こなた「今ではお父さんに匹敵する変人だよ……」<br>
かなた「それが、神様の力によって善人にされたのです」<br>
こなた「あれが善人なの!? 変人の間違いじゃ……ってことは、私もああなるの!?」<br>
かなた「こなたの場合はちょっと違うかな」<br>
こなた「どんなふうに?」<br>
かなた「まず、今の夜更かし中心の生活から早寝早起きが基本になります」<br>
こなた「ええっ!! ネトゲーが出来なくなるよ……」<br>
かなた「そして、バリバリ勉強するようになります。宿題を写すなんてもってのほかです」<br>
こなた「ええええっ!! 勉強やだー!! かがみ助けてー!!」<br>
かなた「それと、アニメイトやゲーマーズやとらのあなで散財できなくなります」<br>
こなた「オタクである私の生きがいがあああああああ!!」<br>
かなた「どうです? やる気になりましたか?」<br>
こなた「私頑張って魔女探しするよ!! まかせて!!」<br>
かなた「頼もしいわ、こなた」<br>
こなた「ところで……ねえ、お母さん?」<br>
かなた「なんですか、こなた?」<br>
こなた「この際だから、お父さん善人にしてくれない?」<br>
かなた「それは無理です」<br>
こなた「な、なんで!?」<br>
かなた「そうくんの変態パワーは神様でも太刀打ちできないの」<br>
こなた「お父さんの変態パワーって一体……」<br>
かなた「では頼みましたよ。大変だろうけど頑張ってね、こなた」<br>
こなた「お父さんのことがかなり気になるけど……頑張るよ!」<br>
<br>
──そして、こなたは再び眠りにつき、久方の母との再会の場も消えた。<br>
<br>
かなた「こなたは今の生活態度より善人にしてしまったほうが母としてはいいのだけど……もう遅いわね……」<br>
<br>
→To be continued...<br>
<hr size="2" width="100%">
★ゆるゆる らき☆すた神判 第2話★<br>
<br>
──始まりの夢から覚めたこなた、昨夜の夢は真実か幻か……。<br>
<br>
こなた「ふぁ~あ……昨日はなんか変な夢見ちゃったな」<br>
そうじろう「こなた、おはよう」<br>
こなた「おはよー、お父さん」<br>
そうじろう「どうした、こなた? 浮かない顔をして?」<br>
こなた「いやね、夢でお母さんが『魔女探しをしなさい』って言ってきたんだよ」<br>
そうじろう「おお、ついにこなたに指令が回ってきたか!」<br>
こなた「お父さん何か知ってるの?」<br>
そうじろう「うむ。魔女探しは実にすばらしいものだぞ!」<br>
こなた「なんで?」<br>
そうじろう「魔女の印を見つけるためには体を触ったりして恥ずかしがらせて、体を火照らせる必要があるのだ!!」<br>
こなた「えー!! そんなことしなきゃいけないの!? 私まったく同性愛趣味無いのに……」<br>
<br>
──ぼーぜんとするこなた。それを見て元気付けるかのようにそうじろうは言う。<br>
<br>
そうじろう「萌えの為、お母さんの為だ。百合道を突き進むのだ、こなた!」<br>
こなた「萌えの為って……善人にはなりたくないからしかたないか……とほほ」<br>
そうじろう「まあ、善人は大変だしな」<br>
こなた「ところで、お父さんは何でそんなことを知ってるの?」<br>
そうじろう「お父さんも昔かなたから指令を受けそうになってな……」<br>
こなた「え!?」<br>
そうじろう「でも、魔女を探す手順の話しになった途端キャンセルされたんだ……悲しかったぞ……」<br>
<br>
──そうじろうは拳を握り締め涙を流す。が、こなたは呆れ顔。<br>
<br>
こなた「悲しかったって……そりゃ、お母さんもお父さんにこれ以上変態になって欲しくないだろうし……」<br>
そうじろう「それはそうと……とりあえず、怪しいと思った人物をつけまわし、調べるチャンスがきたら徹底的に調べるのだ!!」<br>
こなた「なんかやばい人だよぅ、それじゃあ……はぁ、お父さんのようになりたくないなぁ……」<br>
そうじろう「父の背中を見て育て!!」<br>
こなた「やだ。でも、一体誰を調べればいいんだろ?」<br>
<br>
──考え込むこなた。そこに自信たっぷりにそうじろうが言った。<br>
<br>
そうじろう「そうだな、お父さんの見たところ……まずこなたの友達3人が怪しいと思う」<br>
こなた「友達3人?」<br>
そうじろう「そう、柊姉妹と高良さんだ」<br>
こなた「つかさ、かがみ、みゆきさんか……」<br>
そうじろう「さあ、ぐずぐずしていられないぞ! 準備が出来たら早速神判に取り掛かるのだ!!」<br>
こなた「今日は休日だし、明日から始めるよ」<br>
そうじろう「そっか、それもそうだな」<br>
こなた「まずはつかさからいくかなぁ……でも、百合だなんて、ひよりんに知られたら同人誌にかかれちゃうよ……」<br>
そうじろう「ところでこなた、ものは相談なんだが」<br>
こなた「なに?」<br>
そうじろう「その神判のときはお父さんが変わっt」<br>
こなた「ゆい姉さんにこれから電話してもいい?」<br>
そうじろう「いや、今のは聞かなかったことにしてくれ」<br>
こなた「ああ……これから一体どうなるんだろ……」<br>
<br>
──肩をがっくりと落とし、自分の部屋に戻るこなたであった。その後ネトゲーでしばらく現実逃避するが。<br>
<br>
→To be continued...<br>
<hr size="2" width="100%">
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★ゆるゆる らき☆すた神判 第1話★<br>
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──『こなた……起きなさい、こなた……』<br>
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こなた「あと五分、あと五分~」<br>
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──『こら、そうくんみたいなこと言ってるんじゃありません』<br>
<br>
こなた「そうくん……? あれ、ここはどこ? なんでお母さんがいるの?」<br>
かなた「ここはあなたの夢の中です。今日は大事な話があって会いにきました」<br>
こなた「夢のわりには現実感があるけど……大事な話ってなに?」<br>
かなた「あなたのまわりで最近変わったことが起きていませんか?」<br>
こなた「変わったこと……? なんかあったかな?」<br>
かなた「忘れているか、もしくは、おそらくこれから起こります」<br>
こなた「なんで?」<br>
かなた「それは、あなたの周りに魔女がいるからです」<br>
こなた「魔女?」<br>
かなた「そうです。無免許魔女が何人かあなたの町に潜んでいます」<br>
こなた「魔女って免許制だったんだ……」<br>
かなた「もっとも、無免許というより無自覚ですが」<br>
こなた「でも、なんで私が関係あるの?」<br>
かなた「あなたに探させるよう、白羽の矢が立ったのです」<br>
こなた「え~、面倒くさいなぁ~。やりたくないよ~」<br>
かなた「そういうことをいうと完璧善人にしてしまいますよ?」<br>
こなた「え!? それってどういうこと?」<br>
かなた「こなたはご近所の山田さんを知っていますか?」<br>
こなた「山田さんっていうと……玄関開けっ放しでどなたもご自由に家にお入りくださいとか、<br>
朝と夕方に駅の近くの交差点で偶像を拝んで3時間くらい渋滞させてる人?」<br>
かなた「そうです。あの人は元々悪人でした」<br>
こなた「今ではお父さんに匹敵する変人だよ……」<br>
かなた「それが、神様の力によって善人にされたのです」<br>
こなた「あれが善人なの!? 変人の間違いじゃ……ってことは、私もああなるの!?」<br>
かなた「こなたの場合はちょっと違うかな」<br>
こなた「どんなふうに?」<br>
かなた「まず、今の夜更かし中心の生活から早寝早起きが基本になります」<br>
こなた「ええっ!! ネトゲーが出来なくなるよ……」<br>
かなた「そして、バリバリ勉強するようになります。宿題を写すなんてもってのほかです」<br>
こなた「ええええっ!! 勉強やだー!! かがみ助けてー!!」<br>
かなた「それと、アニメイトやゲーマーズやとらのあなで散財できなくなります」<br>
こなた「オタクである私の生きがいがあああああああ!!」<br>
かなた「どうです? やる気になりましたか?」<br>
こなた「私頑張って魔女探しするよ!! まかせて!!」<br>
かなた「頼もしいわ、こなた」<br>
こなた「ところで……ねえ、お母さん?」<br>
かなた「なんですか、こなた?」<br>
こなた「この際だから、お父さん善人にしてくれない?」<br>
かなた「それは無理です」<br>
こなた「な、なんで!?」<br>
かなた「そうくんの変態パワーは神様でも太刀打ちできないの」<br>
こなた「お父さんの変態パワーって一体……」<br>
かなた「では頼みましたよ。大変だろうけど頑張ってね、こなた」<br>
こなた「お父さんのことがかなり気になるけど……頑張るよ!」<br>
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──そして、こなたは再び眠りにつき、久方の母との再会の場も消えた。<br>
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かなた「こなたは今の生活態度より善人にしてしまったほうが母としてはいいのだけど……もう遅いわね……」<br>
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→To be continued...<br>
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★ゆるゆる らき☆すた神判 第2話★<br>
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──始まりの夢から覚めたこなた、昨夜の夢は真実か幻か……。<br>
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こなた「ふぁ~あ……昨日はなんか変な夢見ちゃったな」<br>
そうじろう「こなた、おはよう」<br>
こなた「おはよー、お父さん」<br>
そうじろう「どうした、こなた? 浮かない顔をして?」<br>
こなた「いやね、夢でお母さんが『魔女探しをしなさい』って言ってきたんだよ」<br>
そうじろう「おお、ついにこなたに指令が回ってきたか!」<br>
こなた「お父さん何か知ってるの?」<br>
そうじろう「うむ。魔女探しは実にすばらしいものだぞ!」<br>
こなた「なんで?」<br>
そうじろう「魔女の印を見つけるためには体を触ったりして恥ずかしがらせて、体を火照らせる必要があるのだ!!」<br>
こなた「えー!! そんなことしなきゃいけないの!? 私まったく同性愛趣味無いのに……」<br>
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──ぼーぜんとするこなた。それを見て元気付けるかのようにそうじろうは言う。<br>
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そうじろう「萌えの為、お母さんの為だ。百合道を突き進むのだ、こなた!」<br>
こなた「萌えの為って……善人にはなりたくないからしかたないか……とほほ」<br>
そうじろう「まあ、善人は大変だしな」<br>
こなた「ところで、お父さんは何でそんなことを知ってるの?」<br>
そうじろう「お父さんも昔かなたから指令を受けそうになってな……」<br>
こなた「え!?」<br>
そうじろう「でも、魔女を探す手順の話しになった途端キャンセルされたんだ……悲しかったぞ……」<br>
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──そうじろうは拳を握り締め涙を流す。が、こなたは呆れ顔。<br>
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こなた「悲しかったって……そりゃ、お母さんもお父さんにこれ以上変態になって欲しくないだろうし……」<br>
そうじろう「それはそうと……とりあえず、怪しいと思った人物をつけまわし、調べるチャンスがきたら徹底的に調べるのだ!!」<br>
こなた「なんかやばい人だよぅ、それじゃあ……はぁ、お父さんのようになりたくないなぁ……」<br>
そうじろう「父の背中を見て育て!!」<br>
こなた「やだ。でも、一体誰を調べればいいんだろ?」<br>
<br>
──考え込むこなた。そこに自信たっぷりにそうじろうが言った。<br>
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そうじろう「そうだな、お父さんの見たところ……まずこなたの友達3人が怪しいと思う」<br>
こなた「友達3人?」<br>
そうじろう「そう、柊姉妹と高良さんだ」<br>
こなた「つかさ、かがみ、みゆきさんか……」<br>
そうじろう「さあ、ぐずぐずしていられないぞ! 準備が出来たら早速神判に取り掛かるのだ!!」<br>
こなた「今日は休日だし、明日から始めるよ」<br>
そうじろう「そっか、それもそうだな」<br>
こなた「まずはつかさからいくかなぁ……でも、百合だなんて、ひよりんに知られたら同人誌にかかれちゃうよ……」<br>
そうじろう「ところでこなた、ものは相談なんだが」<br>
こなた「なに?」<br>
そうじろう「その神判のときはお父さんが変わっt」<br>
こなた「ゆい姉さんにこれから電話してもいい?」<br>
そうじろう「いや、今のは聞かなかったことにしてくれ」<br>
こなた「ああ……これから一体どうなるんだろ……」<br>
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──肩をがっくりと落とし、自分の部屋に戻るこなたであった。その後ネトゲーでしばらく現実逃避するが。<br>
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→To be continued...<br>
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★ゆるゆる らき☆すた神判 第3話★<br>
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──徹夜でネトゲーをし、眠い表情で駅前のバス乗り場に向かうこなた。<br>
<br>
こなた「ふぁ~あ、眠い……また黒井先生の授業中に寝るかな……」<br>
<br>
──後ろのほうでこなたを見つけたつかさが早足でやってくる。<br>
<br>
つかさ「あ、こなちゃんだ。おはよ~」<br>
こなた「おはよ~、つかさ。ちょっと遅くなったから先に行ってたと思ったよ」<br>
つかさ「ちょっとあって、今日は私も出るのが遅かったの」<br>
こなた「どしたの? そういえば、今日はかがみと一緒じゃないの?」<br>
<br>
──こなたの問いにちょっと暗くつかさは答えた。<br>
<br>
つかさ「お姉ちゃんは今日風邪引いちゃったんでお休みなんだ……」<br>
こなた「そうなんだ……(むむ、これは1人ずつ調べるチャーンス!)」<br>
つかさ「お姉ちゃん、季節の変わり目とか結構弱いみたいだから……」<br>
こなた「みゆきさん理論でいくとかがみんは私と同類だからねぇ」<br>
つかさ「あはは……でも、それお姉ちゃんに言わないほうがいいよ」<br>
<br>
──そうこう話しているうちに通学バスがやってきて乗り込む2人。<br>
<br>
こなた「かがみの具合ってどんな感じなの?」<br>
つかさ「いつもよりちょっと熱が高くて、結構ふらふらしてるみたい」<br>
こなた「そっか……(じゃあ、多少無茶しても窓から逃げれば追ってこないな……)」<br>
つかさ「だから、早く帰ってあげたいんだけど、今日日直で遅くなるから心配なんだ……」<br>
こなた「それじゃあ、学校が終わったらその代わりといってはなんだけど、私がお見舞いに行くよ」<br>
つかさ「えっ、本当!! きっとお姉ちゃん喜ぶよう~」<br>
こなた「いやいや、礼には及ばんよ(その純粋な目で見られると私も心苦しい……)」<br>
つかさ「こなちゃん優しいなぁ~。あ、バスが学校に着いたね」<br>
こなた「そだね。降りよっか」<br>
<br>
──ぞろぞろと降りるほかの生徒と共にバスを降りて校舎へ向かう2人。<br>
<br>
こなた「(さて、かがみがいないチャンスにつかさをサッと調べたいけど……)」<br>
つかさ「こなちゃん?」<br>
こなた「ん?」<br>
つかさ「どうしたの? さっきから黙って考え事しているみたい」<br>
こなた「い、いや、なんでもないよ」<br>
つかさ「そう?」<br>
こなた「そそ。でもさぁ、こういうときに魔法とか使えればサクッと病気とか治せそうだよねぇ」<br>
つかさ「えっ!! そ、そうだね……」<br>
こなた「どったのつかさ?」<br>
つかさ「あ、なんでもないよ、こなちゃん」<br>
こなた「実はつかさは魔法が使えたりして~」<br>
つかさ「あはは……そうだといいよねぇ」<br>
<br>
──笑顔で話しつつも何となくお茶を濁したような感じで話すつかさ。<br>
<br>
こなた「まあ、現実はそんなに簡単に行かないか」<br>
つかさ「そうそう」<br>
こなた「(あやしい感じだ……どこかで調べられれば……) あれ?」<br>
<br>
──ふらっとするこなた。<br>
<br>
つかさ「大丈夫!? こなちゃん、具合でも悪いの?」<br>
こなた「徹夜でネトゲーしたからかな……。ちょっとめまいが……」<br>
つかさ「大変だよ!! 風邪かもしれないし保健室いこ!!」<br>
こなた「うん、そうしよう……(これはいい機会かも。保健の先生はまだいないはず……)」<br>
つかさ「こなちゃん、私につかまって」<br>
こなた「ありがとう、つかさ」<br>
<br>
──2人は保健室へ向かっていった。<br>
<br>
こなた「(いよいよ本格的に魔女探しを開始か……)」<br>
つかさ「どうしたの?」<br>
こなた「な、なんでもないよ。ささっ、保健室へ行こう」<br>
つかさ「うん!」<br>
<br>
いよいよ神判始まり。まずはつかさがこなたの魔の手に……w<br>
<br>
→To be continued...<br>
<hr size="2" width="100%">
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