<p>こなた「やらないか」<br /> かがみ「やらねーよ」<br /><br /> こなた「やらないか」<br /> つかさ「なにするの?」<br /><br /> こなた「やらないか」<br /> みゆき「何をですか?」<br /><br /> こなた「かがみは私と同類♪」<br /> かがみ「……orz」</p> <hr width="100%" size="2" /><p>-饅頭-<br /><br /> こなた「よいしょっと」<br /> みゆき「どうしたんですか、泉さん?こんな大量の饅頭…」<br /> こなた「いやね、お父さんが差し入れに饅頭もらったんだけどね…なんかやけくそみたいに量が多くてさ、みんなで食べてくれって」<br /> かがみ「…う」<br /> こなた「ん?どったの、かがみ?」<br /> かがみ「わ、わたしはちょっと饅頭は苦手だからさ…つかさももうすぐ来るし、三人で食べてよ」<br /> こなた「…みゆきさん、こりゃアレかな」<br /> みゆき「…はい、恐らくそうだと思われます」<br /> かがみ「な、なによ…」<br /> こなた「まあまあ、かがみ。そんな策を弄さなくても、ちゃんとかがみには多めにあげるからさ」<br /> みゆき「そうですよ。遠慮なさらないで下さい」<br /> かがみ「は?あんたらなに言って…ちょ、待って…」<br /><br /><br /><br /> かがみ「…うーん…うーん…」<br /> つかさ「もう!ゆきちゃんもこなちゃんもなにやってるの!」<br /> みゆき「すいません…」<br /> こなた「ごめんなさい…」<br /> つかさ「お姉ちゃん、饅頭にアレルギーあるんだから!食べるの嫌がってたでしょ!?」<br /> みゆき「落語の饅頭怖いかと思いまして…」<br /> こなた「まさか、かがみに食べられないモノが存在するとは…」</p> <hr width="100%" size="2" /><p>-くしゃみ-<br /><br /> こなた「はーっくしょいっ!ちくしょうめー」<br /> かがみ「オヤジ全開のくしゃみだな…」<br /> こなた「うるさいなー。しょうがないじゃん、手加減きかないんだから」<br /> つかさ「でも、もうちょっとやりようが…」<br /> かがみ「あんたはそんなんだから…ふ…ふぇ…ぶえっくしょいっ!おらっしゃー!」<br /> こなた「………」<br /> つかさ「………」<br /> かがみ「ち、ちょっと待って!引かないでよ!違うの!こなたにつられたのよ!」<br /> こなた「いや、つられてもそれは…」<br /> みゆき「…くちゅんっ」<br /> かがみ「………」<br /> こなた「………」<br /> みゆき「…最近、急に冷えましたよね」<br /> こなた「さて、かがみんや。このかわいいのを、どうしてくれようか」<br /> かがみ「そうねえ…」<br /> みゆき「え?え?あ、あの、なんですか?」<br /> つかさ「…二人共理不尽だよ…」</p> <hr width="100%" size="2" /><p>みゆき「うふふ、そうなんですか」<br /> かがみ「そうなのよ。でうわっ」<br /> みゆき「泉さん」<br /> こなた「やふー」<br /> かがみ「ちょっとこなた……」<br /> こなた「当ててんのよ」<br /> かがみ「何をだよ……」<br /> みゆき「?」<br /><br /><br /> みゆき「泉さん、この間の『当ててんのよ』ってどういう意味なんでしょうか?」<br /> こなた「んー? なんで?」<br /> みゆき「いえ、私も兄にやってみたのですが、顔を真っ赤にされて『何か欲しいものでもあるのか』と言われまして」<br /> こなた「……」<br /><br /> 『み、みゆき背中に……』<br /> 『当ててんのよ。うふふ』<br /><br /> こなた(ダメだ! やばい、いろいろな意味でこの人は危険すぎるぅぅぅぅ!)</p> <hr width="100%" size="2" /><p>昼食のじかん<br /><br /> こなた「ねえ、つかさ・・・」<br /> つかさ「何?こなちゃん。」<br /> こなた「チョココロネって・・・どこから食べる?」<br /> つかさ「え?」<br /> こなた「ねえ、つかさ・・・教えて・・・お願い・・・教えて・・・」<br /> つかさ「ヒィッ!?」<br /> こなた「チョココロネ・・・どこから食べるの・・・オシエテエエエエエエエェェェェェェ・・・」<br /> つかさ「わ・・・私は頭からかなあ・・・」<br /> こなた「アタマってどっち・・・」<br /> つかさ「ほ、細い方じゃないかな・・・」<br /> こなた「ナ ン デ ヨ !」<br /> こなた「ナンデ細いホウガ頭だとおモうノヨ・・・!?つかさがそう言ウのなラソウナノカナァ!?オシエテヨオオオオオオオオオオオオア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙!」<br /><br /> つかさ「イヤアアアアアアアアアアアアア!!!」<br /><br /><br /> ・・・・・。<br /><br /><br /> つかさ「ていう夢を(ry」<br /> みゆき「正夢になるのがお決まりですねわかります」<br /> こなた「ねーよwwwwww」</p> <hr width="100%" size="2" /><p>- 誤爆 -<br /><br /> 「あの、これ誕生日プレゼントです。受け取ってください!」<br /> と、見知らぬ女子がかがみに袋を差し出しそう言う。<br /> 「あの・・・人違いじゃないの・・・?」<br /> すると彼女は突然「誤爆したwwwwww」と言い去っていった。<br /><br /> 「誤爆・・・?」<br /> とりあえずかがみは気にしないようにした。<br /><br /> 「あのう・・・昨日は本当に申し訳ありませんでした・・・」今度はみゆきが話しかけてきた。<br /> 「え、昨日何か謝られるようなことされたっけ」<br /> ・・・。<br /> 「すみません。誤爆です」<br /> またか・・・。<br /> かがみには「誤爆」が何なのかわからなかった。<br /> (誤爆・・・ねぇ、新しい遊びなのかしら)<br /> 「誤爆」という単語があまりに気になり、次の授業に集中できなかった。<br /> 因みに授業中に先生も誤爆しました。<br /> 授業が終わると、<br /> 「ねぇねぇこなちゃん。さっきねー」<br /> 「みゆきさーん、教科書貸してー」<br /> 「いいネタ思い付いた!」<br /> 「らっきー☆ちゃんねるー!」「伝説の少女A!」<br /> 「何とかしてよドラ○も~ん!」<br /> 「ア○ロ行っきま(ry」<br /> 「禁則事(ry」<br /> 「事件は会議(ry」<br /><br /><br /> そしてかがみは確信する。<br /> これは「誤爆病」という病気であることを。</p> <hr width="100%" size="2" /><p>-てす-<br /><br /> かがみ「今回のテスト、すごく難しかったわね」<br /> みゆき「そうですね、私も結構苦戦しました」<br /> こなた「ギョヘエエエエエエェェェェ!!!!!!?」<br /> かがみ「何叫んでるんだお前は」<br /> こなた「だって・・・」<br /> かがみ「さて、順位でも見てみるかな」<br /> みゆき「当然学年トップはこのみゆきさm絵柄江ェェ餌ェぇ枝ぇ!!!!!?」<br /> かがみ「みゆきまで何奇声挙げてグヘヘヘエェ餌江亜唖娃具和唖娃ァァアァ!!!!!!?」<br /> こなた「人って、ここまで変われるもんなのか?」<br /><br /><br /> つかさ「みんななんで学年トップが誰かを確認して奇声挙げてるのかな~♪」</p> <hr width="100%" size="2" /><p>-そんな感じ-<br /><br /> みゆき「今朝の新聞で見たのですが、ジンバブエで百兆zドル札が発行されたそうです」<br /> つかさ「ひゃくちょっ!?…凄いね、それだけあったら何買えるんだろ…」<br /> こなた「んー、DVD‐BOXくらいかな」<br /> つかさ「…へ?」<br /> みゆき「日本円に換算すると、約二万七千円相当らしいです…」<br /> つかさ「ギャップが凄すぎるね…」<br /><br /><br /> かがみ「…こなた…んなもんに例えるな…話が一気に軽くなる…」<br /> みき「かがみ…うわごとでツッコミ入れてないで、風邪の時くらい大人しく寝てなさい」</p> <hr width="100%" size="2" /><p><br /> -境地-</p> <p>みさお「あやのーまだ終わんねー?」<br /> あやの「あ、うん、もうちょっと。これだけ片付けるから」<br /> みさお「墨?何に使ってたんだ?」<br /> あやの「茶室に飾る掛け軸をね、茶道部のみんなで作ってたの…ほら、あそこに掛かってるの」<br /> みさお「へー、どれどれ…」</p> <p>『生涯一背景』</p> <p>みさお「…何があった…あやの…」<br /> あやの「んー、何て言うか…悟りが開けた、みたいな?」<br /> みさお「…そ、そっか…ってかいいのか茶道部…この掛け軸で…」</p> <hr /><p>-知恵-</p> <p>かがみ「…こほっ、こほっ…」<br /> みゆき「大丈夫ですか?あまり無理はしないほうが…」<br /> かがみ「うん、大丈夫…この程度で休んでなんかいられないわよ」<br /> みゆき「そうですか…でも、無理を感じたらすぐにでも早退なさった方が…」<br /> かがみ「分かってるって」<br /> こなた「ふと思ったんだけど…風邪の民間療法って、なんか変なの多いよね」<br /> つかさ「うん、コレってどういう根拠があるんだろ?って思うよね」<br /> みゆき「そうですね。ネギをお尻の穴に突っ込むとか、よく意味が分かりませんよね」<br /> つかさ「…ゆきちゃん」<br /> こなた「…いきなりソレがきたか」<br /> みゆき「え、あ、あれ?な、なにかおかしかったですか?」</p> <p> </p> <p>かがみ「…ねえ、こなた…お願いが」<br /> こなた「全身全霊をもってお断りする」</p> <hr /><p>「やふー、かがみー風邪の具合どう?」<br /> 「あ、こなた…まだちょっと熱があるのよね…」<br /> 「ふーん、そっかそっか」<br /> 「なっ!?ちょっ!何で布団に入って来るの!?」<br /> 「かがみが寂しそうだから添い寝をねー」<br /> 「バ、バカ…風邪移るわよ…」<br /> 「いいよー。そうしたらかがみが治るし、わたしは学校休めるし」<br /> 「そんなの…わ、わたしが困るわよ…」<br /> 「どうして?」<br /> 「治って学校行って…あんたが休んでたら…その…さ、寂しいじゃない」<br /> 「んー…あーもー!かがみー!」<br /> 「きゃっ!?ちょ、ちょっとこなた…あ…」<br /> 「大丈夫だよかがみ…わたしバカだから、風邪なんて平気だよ…だから…ね?」<br /> 「もう…ホントにバカなんだから…ん…」</p> <p> </p> <p>ひより「よし、イケるっ!」<br /> こなた「…どこに?」<br /> ひより「………ほぅあっ!?先輩!?なしてアニ研に!?」<br /> こなた「いや、あの人がね…」<br /> こう「泉先輩、どーぞこちらに!…誰か!泉先輩にお茶お出しして!」<br /> ひより「何があったんスか…?」<br /> こなた「ゲーセンでちょっと…ね」</p> <hr /><p>原作6巻P139より</p> <p><br /> かがみ「日下部は、峰岸のカレシ知ってるのよね?」<br /> みさお「そりゃもー、よ~~~く知ってるよんっ」<br /> あやの「(〃'д';」<br /> かがみ「やっぱ、カッコよかったりしちゃうわけ? 峰岸の相手だし」<br /> みさお「ぶぶっ!! ないない。それはない! ありえねー!!」<br /> あやの「(〃・o・;」<br /> みさお「ダラしないし、ムッツリだし、あんなんカレシにしたら大変だぜ?」<br /> あやの「そんなコトないもん」<br /> かがみ「人の彼氏に何つーことを」<br /> あやの「いいところもいっぱいあるのにヒドいよ」<br /> かがみ「よしよし」<br /> みさお「うぇえ!? だ、だって身内って、何か褒め辛いじゃん!!」</p> <p>かがみ(っていうか、今のセリフ、みんな日下部にも当てはまってるから。自覚ないのかコイツ?)</p> <hr /><p>かがみ「こなたはラノベとか読まないの?」<br /> こなた「だって字ィ多いし」<br /> かがみ「そう言わずに読んでみなさいよ♪」<br /> こなた「グワァァ!目がぁぁ!頭が痛むぅぅ!湿疹がぁ!」<br /> かがみ「こ、こなた!?」<br /> こなた「かがみ!早くその本閉じて!死んじゃうよぉ!」<br /> かがみ「わかったわ!」<br /> こなた「おさまった・・・」<br /> かがみ「今のは?」<br /> こなた「今まで黙ってたけど・・・私、過度のラノベアレルギーで・・・」<br /> かがみ「そんな・・・」<br /> こなた「ごめん」</p> <p>かがみ「そんな病気あるわけないだろ!早く読んでみなさいって!」<br /> こなた「チッ、バレたか」<br /> かがみ「そこまで読みたくないなら、私にも考えがあるわ」<br /> こなた「何?」<br /> かがみ「それを今すぐ読まないなら私はこの窓から飛びおりてやるわ!」<br /> こなた「そんなのハッタリだ!ケガじゃすまないぞ!」<br /> かがみ「私は本気よ」<br /> こなた「・・・。」<br /> かがみ「読まないようね・・・じゃあ、さよなら!」ヒュッ<br /> こなた「かがみ!」</p> <p>こなた「そんな・・・本当に落ちるなんて・・・こんなことなら、読めばよかった・・・」</p> <p>みゆき「さっきからあの人たちは何をやってるんでしょうか?」<br /> つかさ「窓の外ってベランダじゃなかったっけ」</p> <hr /><p>つかさ「はい、こなちゃん。これあげる」<br /> こなた「ん?なにこれ?チョコ……にしては珍しい色してるけど?」<br /> つかさ「えっとね、2月と言えば節分とバレンタインでしょ?」<br /> こなた「まあ、定番のイベントだよね」<br /> つかさ「だからね、チョコをきなこでコーティングしてみたの」<br /> こなた「おおー、さすがはつかさ。器用なことするねぇ」<br /> つかさ「えへへ。義理チョコだからあんまり手が込んでないけど」<br /> こなた「いやいやいや!どこかの不器用な姉にも見習って欲しいものですなー」ニヨニヨ<br /> かがみ「……ひょっとしなくても、それは私の事だよな」</p> <p> ☆</p> <p>―翌日―</p> <p>かがみ「はい、これあんたにあげるわよ」<br /> こなた「うわっ!ナニコレ!?なんか無駄に大きいヨ!?」<br /> かがみ「ほら、2月と言えば節分とバレンタインでしょ?」<br /> こなた「ということは……まさか……!!」<br /> つかさ「だからね、恵方巻をチョコでコーティングしてみたの」<br /> こなた「……さ、さすがはかがみ。ある意味ものスゴく器用だよ……」ゴクリ<br /> かがみ「か、勘違いしないで!義理よ、義理!さ、早く食べなさ――」</p> <p>こなた は にげだした!</p> <p> </p> <p>しかし まわりこまれてしまった!</p> <p> </p> <p> </p> <p>おお!こなた よ しんでしまうとは なさけない!</p> <p> ☆</p> <p>こなた「――みたいな展開でしょ、どうせ?」<br /> かがみ「……あんたは本当に失礼なヤツだな。そんな料理つくるやついねーよ」</p> <hr /><p>―日常の危険―<br /> こなた「実は人って日常的に死と隣合わせだよね」<br /> かがみ「そうか?」<br /> つかさ「そういえば大地震っていつ来るかわからないらしいね」<br /> こなた「ひょっとしたら明日大地震が来て死んじゃうかもしれないし」<br /> みゆき「大地震に限ったことでもありませんけどね」<br /> かがみ「でもそんなの気にしてたらまともに生活も出来ないでしょ」</p> <p>と、こんな会話を交わしながら4人で下校した次の日の学校の職員室に黒井の声が響いた。<br /> 黒井「何ィ!?高良が何もないところで転んで骨折!?<br /> 柊が階段から落ちて巻き添えくらった姉と姉妹いっしょに重症!?<br /> 泉がテレビでN○Kのおかあ○んといっ○ょを見てカッターで手首切って自殺未遂!?」 </p> <hr />
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