らき☆すた バトルロワイヤル

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黒井「今からバトルロワイヤルをしてもらうで」 

朝、いつものように学校に行ったとこまでは覚えている。 
しかし、いつの間にか寝てしまったようで、起きたとき、私たちは別の校舎内にいた。 

そして、その言葉はついさっき私たちに告げられた言葉だった。 

見たこともない校舎内で、違う学校のようだ。 
そして、自衛隊っぽい兵が数人先生の後ろにいて、銃を持っていた。 

こなた「先生・・今何て・・」 

誰もつっこまないので、私がつっこんだ。 

黒井「せやから、バトルロワイヤルやって。」 

当たり前のことを話しているかんじに明るく言う先生。

みんなは信じられないという表情だった。 

ざわざわ・・・ 

黒井「こら、うるさいで。まだ話の途中やろ」 

バンッ 

兵の銃口から煙が上がっていた。 

天井に穴が開いている。 


教室内は静まり返った。 

黒井「殺し合いやから武器を支給するで。入ってるもんはランダムやさかい、文句いわんでなー」 

つかさ「はうぅ・・・」 

隣でつかさが半泣き状態で((((;゚Д゚)))ガクガクブルブルしていた。 

黒井「あと、ここは無人島や。周り全部海やからな」 

黒井「まぁ、以上で大まかなルール説明は終了や。あー、ちなみに期間は無制限やから、最後の1人になるまでまたーり 
やっといてくれればおkやで。まあ、食料は限られてるさかい、あまりまたーりもしてられへんけどな」 

つかさ「こなちゃん・・・・・」 

つかさの視線がこちらにとんできた。 

こなた「き、きっと大丈夫だよ」 

落ち着かせようとちょっと明るく言った。 

黒井「そうや、今回はクラス単位やなくて一部シャッフルしたわ。その方が面白そうやしな」 

確かに教室を見渡すと見たことない人も数人いる。 

黒井「まぁぼちぼち始めるでー準備はええかー?」 

黒井「泉ー」 

こなた「は、はい・・・」 
黒井「健闘を祈るでー」 


リュックを受け取り、こなたは教室を出た。 


こなた「・・・とりあえずどうしよう」 

校庭に出て、キョロキョロ辺りを見回す。 



こなた「そうだ。まず武器とか確認しなきゃ」 


校庭の草の陰にかくれれもらったリュックを開けた。 

入っていたのはパン2個、ペットボトルの水、地図、鉛筆、コンパス、そして拳銃に、 
詰め替え用の弾だった。 

こなた「拳銃かあ・・・ハズレじゃないけど、当たりってワケでもないなあ。 
・・・まあ使う気はさらさらないけど・・・」 


拳銃をリュックに入れて草の陰から顔を少し出す。 

こなた「ここから出た方がいいのかな?でも、出てもどこに行けばいいのか・・・」 

数分がたった。 

その間にいろいろ人が出てきていた。 

幸いこなたは気づかれることなく、まだ草のかげにいた。 



こなた「ぁっあれは・・・おーい!!つかさー、かがみー!」 

2人を見かけて草のかげからとびだし、呼びかけた。 

かがみ「ふわっ!?びっくりしたあ、こなたかあ・・・」 
こなた「えへへ、ごめんごめん」 
かがみ「にしても警戒心ないわねえっ!一応私たち、殺し合いに参加させられてるのよ?」 
こなた「うぐう・・・」 
つかさ「こなちゃん、ずっとあそこに隠れてたの?」 
こなた「うん。だって何したらいいか分からなかったし・・・」

バンッ 

銃声が聞こえた。 

3人はビクッとして顔を見合わせる。 

つかさ「ふぇえっ、今の音・・・・」 

かがみ「・・・とりあえず、どっか隠れるところを探しましょ。ここにいたら危険だし・・・」 
こなた「うんっ、わかった」 

3人はいったん校舎から離れて森に入った。 

するとバンガローのような建物が見えてきた。 

かがみ「こんなところにバンガロー?」 
こなた「入る?」 
つかさ「入っちゃっていいの?」 
こなた「いいんじゃん?だってカギかかってないし」 

ギィとドアを開けてこなたが行った。 

かがみ「ばっ!・・あんた、誰かいるかもしれないのに無用心に開けるな!」 
こなた「あ、ごめんっ・・・」 
かがみ「もう、あんたは・・・」 
つかさ「でも、見たところ誰もいなそうだね」 

3人はバンガローに入ることにした。 

こなた「そーいえばつかさとかがみの武器は何だった?」 
つかさ「あ、そういえばまだ見てないやー」 

かがみの武器は日本刀、つかさの武器はライフルだった。 

こなた「・・・いいなー。」 
かがみ「何が「いいなー。」よ。あんたのは?」 
こなた「私のなんてただの拳銃だよ・・・」 
かがみ「十分じゃないの!」 
こなた「まあ・・・ねえ」 
つかさ「ところで、これからどうするの?」 
かがみ「んー・・・どうしよっか。ずっと隠れているわけにも行かないしね・・」 
こなた「殺し合いのゲームを中断させることってできないのかな」 
かがみ「逃げるってこと?」 
こなた「違うよ。根元から、こう、ぶっつんと」 
つかさ「ど、どゆこと?」 
こなた「つまり、みんなで協力してゲームを止めるんだよ」 


続く・・・(多分 








****まだまとめられていません****







ゆたか「いませんね・・・。」 
あやの「この島、けっこう広いのね・・・。」 

─────ガサガサガサ 

ゆたか「──!?誰か来るっ」 

逃げる間もなく2人の影が現れた。 

あやの「み、みさちゃん?」 
みさお「あ、あやのっ!!」 

みなみ「・・・ゆたか!」 
ゆたか「みなみちゃん!」 

みさお「おお~っ、良かったぁー。何時間も歩いて誰にも逢わなくてさ」 
あやの「そうなの?私たちも誰にも逢わなくて・・・」 
みさお「放送聞いたけど、ホントに始まってんだな」 
あやの「うん、そうみたいだけど・・・」 
ゆたか「私たち、どうしたらいいんでしょう・・・」 

みんな「・・・・・・・。」 

みさお「人を殺すなんて、とてもじゃないけどできねーよな」 
ゆたか「私たちもいずれ誰かに殺され・・・」 
みなみ「・・・そんなことさせない」 
みさお「そ、そーだぜ。きっと、何か方法があるはずだ。みんなが助かる方法が・・・」 
あやの「でも、その方法って?周りは海で逃げることもできないのに」 
ゆたか「そうですよね・・・」 
みさお「・・・うーん、やっぱ柊と合流した方がいいかもな」 
あやの「柊ちゃんと?」 
みさお「あいつならきっと、方法くらい考えついてるんじゃないかな」 

4人の方針は決まった。 



つかさ「暗くなってきたねぇ───。」 

ふいにつかさがつぶやいた。 

かがみ「そうね。今何時かしら?」 
こなた「午後6時ごろじゃない?」 
かがみ「もうそんなに?」 
こなた「いや、細かくはわかんないけどさ・・・。」 
かがみ「結局誰にも逢わなかったわね。」 
こなた「うん・・・また明日にしよっか。今日は疲れたし・・・休める場所を探そか。」 



一方、また4人は・・・ 

大きな茂みの塊の中で寝ることにした。 

みさお「ここならだいぶ見つかりにくいと思うぜ。」 
あやの「そうね。」 
みさお「そういえば、さっきあやの、何か言いかけてなかったか?」 
あやの「ああ・・・実は・・・高良ちゃんが・・・人殺しを・・・」 
みさお「ッ!?嘘だろっ?あの高良さんが?」 
みなみ「そんなのありえない・・・。」 
ゆたか「でも、峰岸先輩が見たって・・・。」 
みさお「にわかには信じられねぇけど。」 
あやの「私も目を疑ったわよ・・・でも、殺されかけたのよ?」 
みさお「まあ、それはまず置いとこうぜ・・・本人に逢わないとなんとも」 
ゆたか「そうですね。・・・そういえば、お腹すきましたね・・・。」 
みさお「あ、確かバッグん中に少し食料なかったっけ。」 

ロールパン2個と500mlの水が入っていた。 

みなみ「でも・・・これを食べたら後はどうしたら・・・」 
みさお「なんか木の実でも拾って食うしかねぇんじゃね?」 
あやの「ええ。」 
みさお「明日は絶対誰かをみつけよーぜ。」 

みんな「うん。」 



黒井「朝の放送始めるで~。今は朝の6時や~。みんな起きとるか~? 
さて、死人やけど、昨日にプラス3人で死人総合数は9人や。 
ほな、みんな頑張ってなぁ~。」 

かがみ「あれから3人も・・・・」 

大きな木の下でロールパンをかじりながらかがみがつぶやく。 

こなた「今日こそ、みんなを見つけないとね。」 
つかさ「うんっ」 



ゆたか「3人も・・・田村さんやお姉ちゃんは大丈夫かなぁ。」 
みなみ「・・・きっと、大丈夫。」 
みさお「よし!今日は柊たちを見つけようぜえ!」 
あやの「・・・そうね。でも4人もいるんだし・・・」 
みさお「ん?」 
あやの「2人ずつで手分けして探して、後で合流したらよくないかしら?」 
みさお「おお!グッドアイディアだな!」 
ゆたか「はい、分かりました。」 
あやの「じゃあ、お昼ごろ、またここに集合ってことで。」 



森の中を3人は歩いていた。 
つかさ「もう・・・誰も残ってないのかなぁ」 
こなた「朝の放送によると、まだ3分の2は残ってるハズなんだけどねえ・・・」 

──ガサッ 

フイに茂みが動いて、一斉に3人は目を見張る。 
リュックの中の拳銃を上から手を入れグッと握る。 

出てきたのは・・・白石みのるだった。 

3人にとって学校を出てから初めて逢った生きた人間。 

こなた「あっ・・!!!ウチのクラスの男子じゃんっ」 

しかし、次の瞬間 驚愕した。 
制服に血がべっとりついていたからだ。 

かがみ「こなた、あの人ちょっと様子が変よ」 
つかさ「まさか・・・ゲームに乗って・・・」 

つかさがガクガクブルブルした。 

こなた「まさかぁ・・・よりによってウチのクラスの男子が・・・」 
かがみ「てか、あの人の名前は?」 
こなた「忘れた」 
かがみ「・・・・」 


向こうもこっちに気づいたようだ。 

白石「泉?泉じゃないか・・・」 
こなた「え?あ、うんそうだけど・・・」 

一歩一歩変な歩調でこなた達に近づいて来る。 
それにあわせてこちらも一歩一歩後退する。 
まだ右手はリュックの中の拳銃を握っている。 

こなた「で、その血は何?まさか・・・誰か殺したとかじゃないよね・・・?」 
白石「た・・助けてくれぇ・・・」 
こなた「へ?」 
つかさ「ど、どうしたのぉ?」 
白石「撃たれたんだ・・・助けてくれ・・・なぁ・・・泉・・・」 
かがみ「こなた、油断しないで。罠かもしんない。」 
こなた「えっ・・・」 

かがみはそー言うけど、その男子生徒は本当に苦しんでいるように見えた。 

パンッパンパンッ 

一同「!!??」 

いきなり音がしてみんながビクッとした。 
銃声だ。しかもすごく近い。 


かがみ「誰か近くにいるみたいね・・・。」 
つかさ「に、逃げようっ・・すごく近いよぅ、誰かが撃ったんじゃあ・・・」 
こなた「待って。」 
かがみ「こなた?」 

こなた「行こう。」 

かがみ「へ?ど、どこに?」 
こなた「助けなきゃ。誰か撃たれてる人がいるかもしんないよ。」 
つかさ「えっ!?でも・・・」 
かがみ「そうよ。自殺行為じゃないっ!」 
こなた「でも・・まだ間にあうかもしんないよっ」 
白石「泉・・・」 

こなた「もし、ゆーちゃんやみゆきさんだったらどうする?見捨てるの?」 

ハッとした。 
みんな、本当なこんなゲームなんかやりたくない。 
強制的にやらされてるんだ。 
死にたくないのはみんななんだ。 
でも、やっぱり自分の命の方を優先している。 
みんな同じなのに・・・。 

自分だけが助かろうとしている行為を恥じた。 

かがみ「うん、分かったわ。」 

力強く頷く。 


つかさ「えっ・・・い、行くのぉ!?・・・」 
つかさ、半泣き。 

こなた「つかさはココに居て。あとキミも。」 
白石を指差して。 

こなた「もし、私たちに何かあったら・・・そのときはつかさ、このゲームを止めてね。」 
つかさ「ええっ!?そんなあっ・・私・・・無理だよぅっ・・」 
こなた「頼んだよ。」 
つかさ「ダメだよッ!!こなちゃん、お姉ちゃん・・・絶対・・死んじゃダメッ!!!」 

涙が目の淵に溜まっている。 


かがみ「つかさ・・・。」 
つかさ「やだよぉ・・・死んじゃ・・・いや・・いやだよぉ・・・」 
こなた「分かったよ。じゃあ、絶対、死なないよ。また、生きて逢おうね。」 

こなたはつかさにニコッと一瞥して、走り出す。 

こなた「かがみ、行こう」 
かがみ「うん、じゃあ、つかさは待っててね」 


銃声の方に2人は消えて行く。 

取り残された2人は黙って見送っていたが、やがて白石が口を開いた。 

白石「おい、柊」 
つかさ「はっ・・はいっ!?」 
白石「オレも行くわ」 
つかさ「えっ!?何言うんですっ」 
白石「オレはさっき撃たれたんだ。もう、長くはない。だから・・・」 
つかさ「ダメですよっ!!そんなっ・・・」 
白石「いいんだよ・・・。オレはもう・・・。」 

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