「・・・んでさ、いっつもちびっ子にべったりじゃん。 柊の妹もそだけどあの4人ってヴぁ私たち眼中にないっちゅーか、薄情ちゅーかさぁ・・・分かるだろー? いつまでも背景コンビじゃないんよ。私たちは! ・・・最近よ~やく話す機会が増えたってのにさぁ・・・修学旅行でも結局あの二人くっついちゃって・・・ 私たちの居場所はどこよ?ないじゃん!もう5年も同じクラスなんだよ?せ~っかく一緒に色んなとこまわろと思ったのに・・・ いや!そんな別に柊に構ってもらえないから寂しいってわけじゃナイんだけど~・・・/// 最後なんだからたまにはいいじゃんって・・・なによー?そのかおー。 ・・・あやのぉ~アンタもたまにはガツンと言ってやんなさいよガツンと。アンタ私よりさらに存在感ないじゃん。 もうすぐ卒業式なんだし思い出つくろよ。お・も・い・で。 たとえば遊園地とか買い物とか・・・って、アイツの趣味なんだっけ?ゲーム?マンガ? そいやたまにちびとラノベがどうとかっつー話してるの見かけるナ・・・ こりゃー私も読むっきゃないね。そうすりゃ少しは話題についてけるだろ?でもそうゆーのってどこで売ってんだ?セブン?ローソン? ・・・へ?コンビニには置いてない・・・?ってわかっとるわー!ボケたの! あーあ。あやのじゃ物足りないねえなぁ。もっとこうスパーンとくるツッコミが欲しいのよ。スパーンと。 ツッコミにかけちゃあ柊に勝るやつはいないんだよね~。 なんせあの鬼のような形相で『んなことあるかい!』って言われた日にゃそりゃあもう・・・いや鬼なのはいつものことかぁ・・・ ん?こんなこと聞かれたらマズイ?だいじょぶだって。どうせちびのクラスでだべってンだからさ。 ま、怒ったら怒ったでそれがまたカ~ワイイんだけどなアイツー。どしたの?青い顔して・・・なに?うしろ???・・・・!!」