第4話 みなみ-思い出のオルゴール- みき「柊家の夜へようこそ。私はみき。母なる者。 圧倒的な力を持つ少女、こなた。あやのとの出会いと別れ。 そして、運命は今、ピュアなる心の持ち主、彼女を呼んでいる・・・」 まつり「呼んだ?( |▽|)」ガチャ みき「ひゃっ! まつりじゃないわよ」 まつり「てゆーか何してんの? 水晶玉なんて持ち出して」 みき「もー、せっかくの気分が台無しよ・・・( >Δ<)」 ゆたか「よいしょっと。みなみちゃんこれはここで良いよね?」 みなみ「うん。・・・ごめんね手伝わせちゃって」 ゆたか「良いんだよ。私がやりたいって言ったんだから^^」 みなみ「ありがとう」 今日は休日。ゆたかは部屋を整理するというみなみの手伝いに来ていた。 因みにリーダーのこなたは今日は愛用のパソコンで色々してるようだ。 みなみ「・・・あれ?」 ゆたか「どうしたの?」 みなみ「これは・・・」 みなみが手にしている物は小さな小箱。 ゆたか「これってオルゴールかな?」 みなみ「うん。これは私が4歳の時のクリスマスにもらったオルゴールだ・・・」 ゆたか「へぇ~。みなみちゃんが4歳の時のプレゼントかぁ~」 みなみ「あの時、胸が大きくなったら良いなって願いながら寝てて。朝起きたら枕元にこれが置いてあった・・・。 だからこのオルゴールの曲は胸を大きくする分泌信号が含まれてると判断した。 サンタさんも胸が大きい私に興味があったのかもしれない・・・」 ゆたか「へ、へぇ~( ゚ω゚ )」 みなみ「えっ? あ! 違う、そうじゃない///」カァー 思っていた事を口に出してしまい、それをゆたかに聞かれ激しく顔が赤くなってしまうみなみであった。 ゆたか「ね、ねぇ。そのオルゴール開けてみてよ。どんな曲なのか聴いてみたいな♪」 みなみ「う、うん。私もどんな曲か忘れちゃったし、聴いてみよう」 みなみはオルゴールの小箱を開いた。しかし・・・。 ゆたか「あれ?」 みなみ「動かない・・・壊れちゃってるのかな(´;ω;`)」 その時だった。 パティ「ハッロー! ここにキュートなガールたちが居ると聞いてやってきましたー!」バンッ ゆたか・みなみ「!?」 みなみの部屋に凄まじい胸の持ち主、パティが姿を現した! パティ「OH! 本当に小柄でキュートな女の子たちが二人も♪」 ゆたか「小柄? みなみちゃんは大きいの――ハッ!」 ゆたか(この人、胸を見て判断してるんだぁー) みなみ「・・・(#・∀・)」 パティ「二人ともお持ち帰りして私のコレクションに加えてあげマース!」 ゆたか「どうしようみなみちゃん!」 みなみ「くっ・・・」 部屋の入口にパティが居るため、逃げ出す事はできない。どうするみなみ!? みなみ「orzの刺客・・・?」 パティ「オーズ? なんですかそれは?」 みなみ(orzじゃない? なら新しい敵対勢力!?) パティ「大人しくしてくださいね? 大丈夫! 悪いようにはしませんデス!」 みなみ(こんな時、泉先輩ならぺたんこパンチで突破するけど・・・私には・・・。 どうしたら・・・) ゆたか「えいっ」ガバッ パティ「ワッツ!?」 みなみ「え!?」 隙を見たゆたかがパティにしがみ付き、ベッドに押し倒した。 みなみ「ゆたか!?」 ゆたか「みなみちゃん今のうちに逃げて!」 みなみ「!?」 パティ「やってくれマスね!」 予想外の出来事に立ち尽くすみなみ。 みなみ「そんな、ゆたかを置いて逃げるなんてできない!」 ゆたか「みなみちゃん」 みなみ「ゆたか・・・」 ――― ―― ― かがみ「ねぇ、これ全部読まなきゃだめ?」 こなた「え、あぅー・・・たはは。ごめん無理して読まなくてもいい・・・かな?」 かがみ「そう。じゃ、私帰るね」 こなた「うん。また明日ねー」 こなた「・・・」 こなた「小説家の道は遠いなぁー・・・」 完 ご愛読ありがとうございました! 泉先生の次回作にご期待ください!! **コメント・感想フォーム #comment(below,size=50,nsize=50,vsize=3)