1レス物9P

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1レス物9P - (2012/12/16 (日) 18:45:32) のソース

①


こう「悪いね、ひよりん。おつかい頼んじゃって」 
ひより「いくらなんでもこの時期にオーメダル買ってこいは酷すぎっス!」 
たまき「やさこの誕生日忘れてたひよりんが悪いんじゃん。お題が『記念日』なのに誕生日を無視するから」 
みく「私が言わなきゃアンタも忘れてたろうけどね…で、なんでオーメダル買いにいかせたの」 
こう「いや、誰もOOOネタやらないから一応やっとこうかなぁと」 
みく「明日のパンツとか女の子が言ったらまずいよ…ってやさここのコンボは」 
たまき「ほいじゃスキャンしよっか」 
みく「ちょっ山さん」 

\シャチ/ \ウナギ/ \タコ/ 

\シャシャsy(ryみく「本気のネタバレはやめなって!!!怒り過ぎ!!」 


…本当に八坂こうの誕生日忘れてた…orz 

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②

-かすたむしんでれら- 

かがみ「…なにしてんの?」 
こなた「んー、今度近所の幼稚園でやる演劇の脚本たのまれてねー」 
かがみ「ふーん。で、どんな話?」 
こなた「幼児に分かりやすく、シンデレラをちょっとアレンジしたものをってね」 
かがみ「ほほう、アンタにしてはまともね」 
こなた「十人のシンデレラが城に向かいながら、戦って戦って戦いぬいて、最後に残った一人がシンデレラオブシンデレラとして王子様に求婚を…」 
かがみ「まて。色々とおかしすぎる」 
こなた「いやー、男の子もいるから、ちょっとバトル物っぽい要素もいるかなって」 
かがみ「いや、ちょっとじゃないから。シンデレラの面影微塵もないから」 



数日後 

こなた「…没りました」 
かがみ「そりゃそーだ」 

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③


らきすた世界の七不思議 

1.柊みきの若さの秘密 
こなた「一番気になるのはこれだよね。五十歳は超えてるって噂もあるのに、まるで二十代みたいだし。実は整形してるとか?」 
みゆき「整形による若返りの効果は長続きしないといわれてます。若さを保つには整形を繰り返さないとなりません。保険もきかないでしょうから、かなりの費用がかかることになりますが……」 
こなた「ただおさんが奥さんのためとはいえそこまで金を注ぎ込むというのも考えづらいね」 
みゆき「遺伝的な要因が大きいのではないでしょうか?」 
こなた「もしそうだとすれば、かがみやつかさも、五十歳になってもぴちぴちお肌ってことになるね」 
みゆき「あやかりたいですね」 
こなた「あるいは、柊家には代々、若返りの秘術が伝わっているとか?」 
みゆき「歴史のある神社ですから、その可能性もありますね」 


2.高良ゆかりは開眼するとどうなるのか? 
こなた「開眼した目でにらまれると石化するとか?」 
かがみ「メドゥーサか!?」 
こなた「その目が開いたとき秘められた力が開放されるみたいなのもありがちだよね」 
かがみ「おまえはなんでそっち思考なんだよ。確かに、あの目が開いたらなんか怖そうだけどさ」 
こなた「そうだよね」 


3.職業が不明な人々 
かがみ「成実さんの旦那さんとか、みゆきのお父さんとか、みなみちゃんのお父さんとかね」 
つかさ「ゆきちゃんのお父さんとかみなみちゃんのお父さんはお金持ちそうだから、大きな会社のえらい人なのかな?」 
かがみ「可能性は高いわね。多国籍企業の海外支社の支社長とかなら、めったに家にいないっていうのも納得だし。それに比べれば、成実さんの旦那さんは普通の会社のサラリーマンって感じね」 
つかさ「どんな会社なんだろう?」 
かがみ「儲かってる会社には違いないだろうけど、何もヒントがないから、さっぱり分からないわね」 


4.天原家はどれぐらい金持ちか? 
こう「公式ガイドによるとふゆきちゃんが働く必要がないっていうぐらいだから、めちゃくちゃ金持ちなんだろうな」 
ひより「少なくても、高良先輩や岩崎さんの家よりは上っスよね」 
こう「株とか土地とかたくさん持ってたりする資産家とか」 
ひより「めっちゃお嬢様っスね。桜庭先生がどんな経緯で天原先生の友達になったのかが気になるっス」 
こう「そっちの方が謎かもな」 


5.金魚のたまはどこまで大きくなるのか? 
みゆき「ネットで調べたら、体長40センチ、重さ2キロの金魚が捕獲されたことがあるという記事を発見しました」 
こなた「でかっ! それもう金魚じゃないよ!」 
つかさ「そんなに大きくなっちゃったら、うちの池でも飼えないよぅ」 
かがみ「やっぱりダイエットさせないと駄目かしら……」 


6.山辺たまきの素顔は? 
こう「公式ガイドによると美人な顔にコンプレックスがあって隠してるってことだけど」 
ひより「美人は美人だけど、らきすた世界にはないタイプの顔なんじゃないっスかね」 
こう「ベルばらのキャラみたいな感じとか?」 
ひより「リアルな劇画調とかもありえるっスよ」 
こう「確かにそんな感じなら、コンプレックスになっても不思議じゃないわな」 


7.泉そうじろうの書いている小説のジャンルは? 
かがみ「こなたの話じゃ露骨な官能小説や萌え系のラノベとかじゃないみたいだけど」 
みゆき「一軒家を購入し泉さんを私立高校や(おそらく)私立大学に通わせるぐらいの充分な収入があるということから考えますと、コンスタントに売れ続けてたくさん書けるジャンルでしょうね」 
かがみ「いまどき純文学なんてたいして売れないでしょうし、ミステリーかSFあたりかしらね。オタクなそうじろうさんが手を出しそうな分野な感じだし」 


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④
ーミイラ取りー 

みゆき「泉さん。かがみさん達の誕生日SSの調子はいかがでしょうか?」 
こなた「…実はね、昨日PSストアが復旧したんだよ」 
みゆき「…はあ」 
こなた「それで、お詫びのゲームパックってのがあってね、まあただだし折角だからDLしとこーかなーって…」 
みゆき「手にPSP持っているのはそれでですか?」 
こなた「…みんなのスッキリてのが意外と面白くて…いやまあお金出してまでやろうってほどではないんだけど…」 
みゆき「…泉さん」 
こなた「あ、でもほら!この本棚整理のゲームとかみゆきさん好きそうじゃん!ちょっとやってみる!?」 
みゆき「いえ、わたしは…まあ、少しだけなら」 

二時間後 

こなた「あの、みゆきさん…そろそろ返して…」 
みゆき「もう少し待って下さい…ここをこうすればもう少しタイムが…」 
こなた「…こうなるとは思ったけど…」 

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⑤
-遅れた誕生祝- 


『ピンポーン』 
ほのか「はーい、あら、みゆきちゃん、みなみは留守だけど……」 
みゆき「あ、あの、遅ればせながら……」 
みゆきは綺麗な包装紙で包まれた箱を差し出した。ほのかは暫く考えていた。 
ほのか「……ここ数日元気がなかったのよ……まさかこの事で……」 
みゆき「忘れていたわけではなかったのですが……タイミングが…」 
みゆきは申し訳なさそうにしていた。 
ほのか「いえいえ、実は私もすっかり忘れちゃってね……そのせいかと思ってたのよ、みゆきちゃんも大学大変だったでしょ、 
    きっとみなみも喜ぶとおもうわ」 
ほのかはちらりと玄関の置時計を見た。 
ほのか「そろそろ帰ってくる時間、あがって直接渡したら?」 
みゆき「……それが……」 

みなみ「ただいま」 
ほのか「おかえり」 
みなみは着替えに自分の部屋に入った。机の上に箱が置いてあるのに気が付いた。しかしみなみはその箱を開けようとはしなかった。 
着替え終わるとそのまま居間に向かった。 
ほのか「みなみ、自分の机の上を見なかったの?」 
みなみ「お母さん、もう私はプレゼントを貰うような歳じゃ……」 
ほのかはみなみを見ながら話した。 
ほのか「あの箱はみゆきちゃんからよ」 
みなみは飛び出すように玄関に向かった。ほのかは何処に行くのか直ぐに分かった。 
ほのか「みゆきちゃんは居ないわよ」 
みなみは玄関で止まった。 
ほのか「何でも急用で出かけるとか……」 
みなみは散歩用の綱を取ると靴を履いた。 
みなみ「チェリーと散歩に行ってくる……」 

 チェリーを連れて暫く歩いていると向こう側から良く知っている見慣れた人が歩いてきた。 
みゆき「みなみさん……こんにちは」 
一ヶ月ぶりだろうか、みなみにとっては何年も会っていないような時間だった。 
みなみ「こ、こんにちは、急用があったのでは?」 
思わず口篭ってしまうみなみ。 
みゆき「図書館に行ったのですが、今日は休館日でした……お恥かしながら」 
笑顔で答えるみゆき、そんな姿をみてみなみはもやもやした気持ちが吹き飛んだ。チェリーがみゆきに近づき尻尾を振る。みゆきはチェリーの頭を優しく撫ぜた。 
みなみ「一緒に散歩しませんか?」 
みゆき「はい」 
みゆきはみなみと同じ方向を向いた。チェリーはまた歩き出す。みなみとみゆきも歩き出した。 
みゆきと一緒にチェリーの散歩、この前はいつだっただろうか。少なくともみゆきが高校時代には一度もなかった。こんなに近くに住んでいるのに、頻繁に会っているのに。 
次第に距離が遠くなっていくのをみなみは強く感じた。 

 いつもの散歩道、何故か今日はあっと言う間に終わった。チェリーも物足りないのかみゆきを見つめ尻尾を振っている。 
みゆき「それでは……」 
みゆきは自分の家に戻ろうとした。 
みなみ「あの……」 
みゆき「はい?」 
みなみ「折角だからお茶でも」 
みゆき「……そうですね、お邪魔いたします」 
みゆきは岩崎家の門に入った。チェリーは飛び跳ねるように喜んでいる。 
みなみはみゆきの目の前で箱を開けたかった。 
それがみなみの精一杯のお礼だった。 

終 

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⑥
ふゆき「というわけで零時をまわりました。私の誕生日です」 
ゆたか「えっと、どうして夜中に集まったんでしょうか」 
ふゆき「時期外れですが百物語をやろうかと」 
ひより「なんでですか?!」 
ふゆき「私の誕生日だからです」 
ひかる「諦めろ田村。去年はアニ研を交えて廃墟巡りだったんだ。マシに思え」 
ひより「思い出したら寒気がぶり返したんですが…」 



ふゆきセンセ、HappyBirthday 
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⑦

ひかる「……という訳で、今夜はいいだろ? ふゆき」ツツ… 
ふゆき「ふぁ……ダ、ダメです桜庭先生、生徒が見てますから」 
ひかる「こいつらはオマエの怖い話を聞いてもうダウンしてるよ。 
     それと、2人きりの時は名前で呼べって言ってるじゃないか」フニフニ 
ふゆき「ん……あ……ひかる、さぁん……っ//」 

──────────────── 

ひより「……」ハァハァ 
ふゆき「田村さん? 御気分が優れないんですか?」 
ひかる「こういう類いは大人しい時が百物語よりよっぽど恐ろしいから触れるな」 

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⑧

こう「HappyBirthday!」 
やまと「…こう、これは何?」 
こう「何って誕生日プレゼントだけど」 
やまと「違うわよ。この飲物の方」 
こう「あー、わかる人はわかる。IAI製のドリンク。100%果肉入りだよ」 
やまと「へー…人の誕生日に罰ゲーム品もってくるんだ」 
こう「大丈夫。飲むのはひよりんだか…いなーい!逃げたな!」 
やまと「というわけで飲みなさい、この………100%果肉入りの『タン塩』味を」 
こう「あ、あはは……川上稔作品の飲食物は地獄だね」 


やまと、HappyBirthday! 

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⑨
こなた「ねぇ、昨日は皆既月食だったみたいだよ」 
かがみ「そうだったみたいね、私は見ていないけどこなたは見たの?」 
こなた「準備万端、寒さ対策もしたよ」 
かがみ「それで、どうだった?」 
こなた「時間までゲームで時間を潰そうと思って……夢中になっちゃって……気が付いたら朝になってた」 
かがみ「……居るんだよな、準備だけは万全な奴……」 


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⑩

~やっべ、どうしよう~ 


毒さん「…どーすんのさ」 
山さん「やばいよね。どうしようか」 
毒さん「いや、たまきがやったんじゃないアレ」 
ひより「ま、まさか『忍野忍』の声優が坂本真綾さんになるとは…どーしますコンクール作品の『4×2=?』。平野綾のまま偽物語やるのかと思ってたのに」 
毒さん「声ネタじゃなくなったね。まぁドラマCDでもしゃべらなかったから怪しかったけど」 
山さん「とりあえず、やさこに『ホライゾン』ネタやってもらって誤魔化す?」 
毒さん「…確か東だよね?東だと………アレかなやっぱ」 
こう「嫌だからね!」 

あー…ヤバい本当に 


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⑪
突っ走る人― 

こなた「もしもし、かがみー?トライG買った?」 
かがみ『うん。昨日、つかさと買ったわよ』 
こなた「じゃ、また今度みんなで集まってやろっか」 
かがみ『オッケー…っと、進めないほうがいいかしら?』 
こなた「んー…まあ、流石に初期装備とかちょっとアレだし、消耗品も集めときたいし、少しはソロででもやっといていいと思うよ」 
かがみ『わかったわ。じゃあ、また今度ね』 
こなた「ういー。みゆきさんにも伝えとくよー」 


数日後 

かがみ「………」 
つかさ「………」 
こなた「…なぜみゆきさんはG級装備なのか」 
みゆき「…すみません…!…ほんのちょっと…ほんのちょっとのつもりだったんです…!」 

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⑫
偽予告」から発想…原作4巻より ひより視点

あ、小早川さんと岩崎さんがいる。 
何してるのかな。 

…近付いてみて、ぎょっとした。 
二人は睨み合っていた。 

小早川さんは今にも泣きそうなふくれ顔で岩崎さんを睨んでいた。 
一方、岩崎さんは表情は比較的落ち着いてたけど、小早川さんに向けられた視線は… 
直接向けられてない私ですら心臓が一瞬止まるほど冷たかった。 

ケンカ?あの二人が?まさか…。 
でも、目の前の光景は真実だ。 
何があったのかは分からないけど、止めなきゃ! 

ひより「小早川さん、岩崎さん、ど、どうしたの?ケンカ?」 
ひより「と、とりあえずさ、二人とも少し落ち着こうよ…」 

ゆたか「え?」 
みなみ「ん?」 

…あれ? 
二人は何事もなかったように表情を和らげた。 
どういうこと? 
今の二人には怒りのかけらすら全然なくて、私の前だから抑えたって風にも見えなかった。 

みなみ「もしかして…今の見て、私たちがケンカしてると思った?」 
ひより「う、うん」 

二人は、ばつが悪そうに微笑んだ。 

みなみ「ごめん…びっくりさせて」 
ゆたか「どっちが怖い顔できるか競争してたんだよ」 
ひより「え」 

なーんだ…。 

ゆたか「田村さん、見てみてどっちが怖かった?」 
ひより「うーん…岩崎さんかな」 
ひより「小早川さんのはまだかわいい感じだったけど、岩崎さんのはちょっと本気で怖かったよ…」 
ゆたか「やっぱり…。実は私も怖くてちょっと涙出そうになっちゃった…」 
みなみ「そ、そうかな。あまり表情変えられてなかったと思うけど…小さい頃からにらめっことかも苦手だし…」 
ゆたか「ううん、視線だけですごい効果出してた。迫力が違うよ。男の子でも敵わないと思う。さすがみなみちゃん」 
みなみ「…それって、喜ぶことなのかな…」 

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