らき☆すたSSスレまとめ@ ウィキ内検索 / 「モデル:田村 ひより」で検索した結果

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  • モデル:田村 ひより
    絵師ID Y.zIrBU0氏 ひより誕生日
  • 美術室
    ...ル:小早川 ゆたか モデル:田村 ひより モデル:岩崎 みなみ モデル:永森 やまと モデル:その他
  • ID:2e0HzxM0氏:田村ひよりの進路
    田村ひよりの進路 「うぉりゃぁー!」  ひよりは、気合の雄たけびを上げながら、机に向かっていた。  握っているペンは、Gペンではなくシャープペン、目の前のにある紙も原稿用紙ではなく、問題集だった。  高校生活最後のコミケは先月に終わっている。  彼女は、大学受験に向けて、最後の追い込みとばかりに必死に勉強しているのだった。 「ひよりは、高校受験のときもこんなだったよなぁ」  とは、兄の弁。  追い込まれてから実力を発揮するというのは、同人誌を仕上げるときでも、受験勉強するときでも、変わりはしない。ひよりは、本質的にそういうタイプなのだ。  なにせ、ひよりの目指す大学は、進路指導の先生に言わせれば「少し厳しいんちゃうか?」というレベルであり、寸暇を惜しんで学力向上に励まなければならなかった。  なぜそんなレベルの高い大学を目指しているかといえば、それが親が出した条件だったから。その大...
  • 呼称リスト
    ソース:原作/アニメ/旧ドラマCD/萌えドリル特典ドラマCD/真萌えドリル/真萌えドリル特典ドラマCD/桜藤祭/桜藤祭特典CD/新ドラマCD/OVA 「ep○」→原作、「○話」→アニメ 基本的に原作準拠。原作・アニメ本編以外で判明したものは出典付き ただしゲーム等は原作者がシナリオに直接携わっていないのであまり信用できないかも ★→単なる表記揺れと思われるもの ※→おふざけ ○/●→あきらの白黒 泉こなた →こなた:私 →つかさ:つかさ →かがみ:かがみ/かがみん/※かがみ様 →みゆき:みゆきさん →みさお:みさきち/日下部さん(ep134のみ) →あやの:峰岸さん →こう:八坂さん(桜藤祭) →ゆたか:ゆーちゃん →みなみ:みなみちゃん →ひよりひよりん/田村さん(ep93のみ)/※ひよひよ →パティ:パティ/パトリシアさん(ep193のみ) →やまと:永森さん(桜藤祭) →ななこ:先...
  • ID:Ny/B1sAO氏:田村ひよりの溜息
    パティ「ヒヨリー!」 ひより「わっ! いきなりどうしたの!?」 パティ「コングラッチュレイション・・・! コングラッチュレイション・・・!」 ひより「ざわ・・・ざわ・・・」 こう「いや自分たちの世界入らなくていいから」 ひより「あれ? 先輩いつの間に」 こう「最初からいたって。はいこれ」 ひより「……? 何ですかコレ」 こう「ひよりん、今日が何の日かわかってない?」 ひより「へ?」 パティ「キョウはヒヨリのBirthdayデスよ?」 ひより「え……あぁそういえば!」 こう「たまにいるよねぇ、自分の誕生日忘れてる人」 パティ「デはアラタめて、Happy birthdayネ!」 ひより「あはは……恐縮っス」 ひより「というお話だったのサ、っと。そもそも学校休みだからみんなに会えるわけでもないしね……」 母「ひよりー、ご飯よー」(CV.くじら) ひより「はーい。……はぁ」 ひより「あれ?...
  • ID:Z6GiMHAo氏:ただでは起きない
     ただでは起きない  トイレから戻る途中、バタバタ走る音が聞こえた。 「え、う、れ、かぁあああああああ!」 「田村さん、白石君もいるんですから」 「男が怖くて腐女子やってられないっス!」  田村……趣味が合うのかこなたとよく話していたな。ひよりって名前だったっけ。  今は女子の入浴時間、そしてみゆきさんの発言から察するに、いつぞやのみさおと同様、いや、それ以上に物凄い格好と思われる。  見るまいと声とは反対側を向く。  さてどうしたものかと考えていたら足音は接近してきた。 「どけどけどけ~!」  衝撃が襲い掛かり、一瞬だが意識が飛んだ。  身を起こすと、すぐそばのドアが開き形のよい尻と長髪が駆け込んでゆくのが見えてしまった。  どうやら、やり過ごそうとしていた俺は彼女の進行ルートを妨害していたらしい。  もう手遅れになったと判断したみゆきさんにため息混じりに...
  • その他系統
    作品感想ページ(その他系統)   タイトル 主要人物 分類・備考 ID xEE8KXOa0=ID pwfhcR0F0氏:みwikiの消失 みゆき   ID YfIE2epe0氏:タイトル不明 こなた   ID o0bY9/tj0氏:タイトル不明 こなた   ID bGV3RUcN0氏:無人島奇潭 かがみ、こなた、つかさ、みゆき 微グロ ID 74Jf8xCX0氏:選ばれし四人の戦士達 一部ログ消失により不明 戦闘物 ID 36vmEFw4O氏:らき☆すた~誘拐事件~ みなみ   ID 529ZbnPF0氏:ゆい姉さん大忙し! ゆたか、みなみ、ゆい   こな・スクリーミング・ショウ つかさ、かなた、こなた、かがみ グロ有 こな・スクリーミング・ショウ第2幕 かがみ、「みゆき」、ゆたか グロ有 ID:qGxVJSiz0氏:another story of lucky star こなた、かがみ、...
  • ID:I0r65pE0氏:柊かがみ法律事務所──とある自治体の青少年なんたら条例
    柊かがみ法律事務所──とある自治体の青少年なんたら条例  かがみは、アキバのとある同人誌受託販売店を訪れた。 「すいませんね、先生。わざわざご足労いただきまして」 「いえいえ。歩いてすぐの距離ですから」  売り場からは見えない事務スペースのテーブルで向かい合う。 「これなんですがね」  店主が一冊の同人誌を差し出した。  付箋が貼られたページをめくって内容を確認する。 「ちょっと微妙ですね」 「前まではこれぐらいで18禁指定を受けることはなかったんですがね」  条例の文言に従うなら『不健全な図書類等の指定』だが、要するに『18禁指定』だ。 「最近、都の審議会のメンバーが入れ替わりましたから、その影響かもしれません」 「やっぱりそうなんですかね。ぎりぎり健全な百合や801ってことで売れてる人なんで、18禁指定はちょっと痛いですな」  同人誌をぱらぱらとめくる...
  • FILE 2
    FILE.2 「いらっしゃ……あ、かがみ先輩!」 「こんにちは、田村さん」 「来る途中で会ったので、連れてきちゃいました」 とある休日。ゆたかとみなみはひよりの家に招待されていた ゆたかの言葉にある通り、暇を持て余していたかがみと出会い、連れてきたのだ 「ごめんね、いきなり押し掛けちゃって」 「いえいえ! どうぞ、上がってください!」 いきなりのかがみの来訪にも動じず、ひよりは三人を招き入れる ・・・ 「部屋でくつろいでてください。すぐにお菓子か何か持ってくるっスから」 そう言って、部屋の主は出ていった 残された三人は部屋の中をキョロキョロと見回した 「うわ~、ノートがいっぱい……」 「そういえば田村さん、同人サークルでマンガを書いてるって言ってたわね。練習用のノートかしら」 ゆたかの目に留まったのは、たくさんのノートが入ったラックだった その中にあるノートの一つを抜き『勝手に』見る...
  • ID:GcdzOAg0氏:恋愛談義と変わらぬ友情3
     とあるアニメ製作会社。 「終わったぁー」  田村ひよりは、両手をあげて万歳した。  今日までが期限の仕事をやり終えたところだった。 「ひよりんは、いつもぎりぎりデスネ」  パトリシア・マーティンが突っ込む。 「それはいわないでよ~」  ひよりは机の上にへたり込んだ。 「仕事には余裕を持つべきデース」  ひよりは作画担当、パティは脚本担当。  パティはある意味でのセンスを要求されるとはいえ、仕事量自体はそれほど多くない。むしろ、総監督や他のスタッフとの調整等にとられる時間の方が多い。  それに対して、ひよりは、質と量の両方を要求されるという点で、パティよりも体力勝負の割合が大きかった。  それでも、本来はひよりも日程的には余裕があるはずだった。それなのに詰まっていたのは、コミケの企業ブースで販売する限定イラストにかける時間をとるために、本業の仕事を一ヶ月分前倒しで仕上げる必要があったからだ...
  • ID:kC78alM0氏:天使たちの微笑み~ゆたかの場合~
     田村ひよりは朝から胸を躍らせていた。  今年も「その日」が訪れたからだ。  もっとも、ひよりがそのことで盛り上がっていたのは今年が初めてだったのだが。  その名をバレンタインデー。日本限定だが、女が男にチョコレートを贈り、思いを伝えるという、大多数の男には忌まわしい悪習としか思えない行事である。  実はひよりには特に意中の相手がいるわけではない。彼女は思い人が二次元世界の住人――と言っても通用してしまうほどのオタクである。  オタクの中には、キャラクター同士に恋愛をさせる者もいる。ひよりもその一人だが、彼女の場合は異性同士では飽き足らず、同性同士(男女不問)で恋愛させる、いわゆる腐女子と呼ばれるタイプだ。  そしてその毒牙は常に親友たちに向けられていた。  親友の名前は小早川ゆたかと岩崎みなみ。二人のあまりの親密ぶりを見て、密かにこの二人をネタにした百合の同人誌をいくつか手がけたりして...
  • FILE 4
    「……確かに、小早川さんを殺したのは私っス……」 観念したのか、ガックリと肩を落とすひより そのひよりに向かって、みなみは静かに、しかし怒りに満ちた声を発した 「……どうして……? どうして……ゆたかを殺したの……!?」 瞳にうっすらと涙を浮かべてひよりに詰め寄る だがそのひよりも、涙を流しながら逆ギレに近い感情に声を荒げた 「私のせいじゃないんっス!! 悪いのは……悪いのは小早川さんのせいっス!!」 「っ……!!」 憎い 自分の罪を否定して、その責任すべてをゆたかに押し付ける…… みなみは、誰かに対してこれほどまでの憎しみの感情を抱いたことはなかった 目の前の存在を殴りたい……そんな感情を押さえ込んで、みなみは言った 「……教えて、田村さん……どうして、ゆたかを殺したの……?」 呼吸を整えるように深く息を吸い込み、ひよりは語り始めた ・・・ ――アンタなんか友達じゃない―― 陵桜学園...
  • ID:52BodHPd0氏:みなみ、迷走す
    みなみ「モグモグ」 みなみ母「モグモグ」 『一万年と二千年前から愛してるー♪八千年すぎたころかーらー♪』 『あなたと、合体したい……』 みなみ母(どうしよう、すごく気まずい……) みなみ(私もゆたかと合体……ハッ!こんなこと考えちゃ駄目!) ひより「しっかし、最近はヤンデレキャラが多いっすねー」 ゆたか「ヤンデレ?」 パティ「病ンデシマウクライ、相手ヲ愛シテルトイウデース」 ゆたか「病んでるのぉ?」 みなみ(も、もしかして私のことかも……)   ゆたか「でねー、お姉ちゃん」 こなた「へーそうなんだ」 みなみ(……) みなみ「…ゆたか、今度うちに来て。ご馳走したいから」 ゆたか「うん、絶対に行くから」 ゆたか「こんにちわー」 みなみ「……いらっしゃい」 ゆたか「うん。それにしても、何で田村さん呼ばなかったの?」 みなみ「……ゆたかは泉先輩のことは好き?」 ゆたか「え?もちろんだよ」 みなみ「...
  • ID:8kz2AIM0氏:アニ研部長後任問題
    アニ研部室。 「ひよりん」 「なんスか、先輩」 「そろそろ、私の後任の部長を決めなきゃいけないんだけど」 「ああ、もうそんな時期っスね」 「ひよりんで決まりだから」 「えっ、なぜっスか!? 私は部長なんて向かないっスよ!」 「まあ、そうなんだけどさ。今の二年部員に部長向きの人材ってそもそもいないんだよね」 「なら、せめてアミダとか……」 「それでもいいんだけどさ。でも、この部ってなんつーかみんな自由すぎて規律がゆるいっていうかそんな感じだから、せめて熱意っていうほど大げさでもないけどそんなのがある人間じゃないと、部長は務まんないかなぁってね」 「でも、私じゃこうちゃん先輩の後釜なんて務まらないっスよ」  今まではこうの統率力があったからこそ、このゆるゆるの部もなんとかまとまってきたというところはある。  その後任となると、今の二年部員は誰もが力量不足だっ...
  • ID:Q1SzUYs60氏:雨降りの午後
    ほのか「夕方には雨が降りそうだからチェリーのお散歩はお昼に済ませたほうがいいわね」 みなみ「そうするよ」 短く答えた。チェリーの散歩で雨が降るのはそう珍しい事ではない。雨の日で散歩に行ってもチェリーは嫌がらないし私も苦ではない。とは言っても降らないにこしたことはない。 居間の窓越しから空を見上げた。雲はまだ薄く雨が降るのはもう少し時間がかかりそうだ。お昼を食べて少し休んでから行くことに決めた。 その間本でも読んでいよう。部屋に向かった。  自分の部屋に戻ると何かを忘れているような気分になった。何だろう。そうだった。今日はゆたかが来る日だった。何をのん気にしていたのだろうか。急いで居間に戻った。 みなみ「今日はゆたかが家に来る約束をしていたのを忘れていた、午後のチェリーの散歩は……」 ほのか「ああ、そういえばそんな事言っていたわね、チェリーの散歩は私がするからいいわよ」 ...
  • ID:hgTk2rc0氏:つかさのネタノート(ページ1)
    ひより「うーん」 一言唸る。・・・ネタが出ない。気分転換でお風呂に入ったり、 運動もしてもみた。空しく時間ばかりが過ぎていく。今夜も徹夜かな・・・。 ゆたか「おなよう、田村さん・・・どうしたの、顔色悪いよ」 小早川さんにそう言われるとは・・・ ひより「いやー、徹夜でネタ考えたんだけど、全然浮かばなくて・・・」 ゆたか「大変だね、私で何か手伝えることあるかな」 手伝える事?・・・何かどこかで聞いたことがあるような・・・なんだろ ひより「これは自分との闘い・・・人からどうこうされても・・・」 ゆたか「そうだよね、余計なこと言っちゃったね」 ・・・っとは言っても小早川さんと岩崎さんにはいつもお世話になっちゃってる。 今回も二人のネタで行くしかないのかな・・・。 そんな話をしていると岩崎さんが教室に入ってきた。 みなみ「おはよう・・・田村さん、ゆたか」 ひより・ゆたか「おはよう」 みなみ「田村さん...
  • ID:nl.OyaY0氏:岩崎みなみちゃんの憂鬱
    「みなみちゃん。チェリーちゃんは元気?」  ある日の昼休み、ゆたかが弁当をつつきながら、みなみにそう聞いていた。 「…うん…最近は元気すぎて少し困るくらい…」 「へーそうなんだ」 「…ゆたかの股間に鼻面突っ込んで以来、何かに目覚めたみたいに…」  ブフッっと音がした。ゆたかの隣に座っていたひよりが、飲んでいたお茶を思い切りパティの顔面に吹いていた。 「ヒヨリ~、ヒドいですヨ~」 「あ、ご、ごめん…ってかそんな事あったんだ…」  ひよりの言葉にみなみが頷く。 「…鼻面突っ込んだ挙句に、匂いまで嗅いでいた…わたしが先にやろうとしていたのに…」 「いや、犬ならまだしも、みなみちゃんがやったら、普通に変態なんじゃ…」  ひよりがそう言うと、みなみはフッと鼻を鳴らした。 「…そういう漫画描いてるくせに…」 「いつ見たんスか!?」 - 岩崎みなみちゃんの憂鬱 - 「…お茶忘れた」  みなみが自...
  • ID:W145K4B60:ひよりの旅(ページ5)
     数週間後…… まつりさんとまなぶ。まなぶは自分の能力を活かして通訳の仕事をしている。全世界を股に掛けて飛び回る……わけではなく、日本に来る外国人の通訳として働いている。 なんでもまつりさんが日本を出るのが好きじゃなかったらしい。彼らは何時も行動を共にしている。この時点で彼等の仲の良さがうかがい知ることが出来る。 実家の近くに住まいは在るけど在宅しているのは月に数日程度。二人を捕まえるのには一苦労した。 私は二人に会うために漫画の取材と言う事で約束をした。 ひより「すみません、お忙しい所を……」 まつり「別に構わないよ、それにしても久しぶりね、十年ぶりかしら……もしかしてコンの話し……もう亡くなって九年目かな……懐かしい……     あ、感傷に浸っている場合じゃないね、何処まで話したか忘れた、どこまで話したっけ?」 ひより「コンの記憶が戻ってすすむさんが引取りに来るところま...
  • ID:QdRClM3R氏:ひよりの業
     泉先輩の家に皆で集まってあれこれお喋りしてたら、BGMがわりに点けていたテレビから妙な笛の音が聞こえてきた。 テレビ「はいッ、お客さまにお辞儀を。はいッ、グッド・アイデア、スロー・ダウン」  アラビア風の衣装を身につけた男性が笛を適当に鳴らすと手前に置いた箱から三色の蛇が出入りし、巧みな話術とともにクネクネ動いたり蓋を開け閉めしている。 かがみ「あはは、この前つかさが笛の練習してたけどこんな感じだったわよねー」 つかさ「ここまで滅茶苦茶じゃないよ~」 ひより(きゅぴーん)  つかさ先輩があんな衣装を着て笛鳴らして…いいかも。 こなた「学園祭でコレやってみよっか」 つかさ「わたしが蛇使いさんやるとしたら、箱の中の人はお姉ちゃんかな~」 テレビ「はい、お客さまにお辞儀を。(ヘビが手に噛みつく)あッイテテ、イテテ、イテテ……(腋毛を摘んでヘビの口...
  • ID:W145K4B60:ひよりの旅(ページ4)
     居間に移動するとまなぶは居間の中央にお座りの姿勢になった。学ぶの視線を追うとテレビを見ている……テレビが映っている。ニュース番組か……あれ、 見た事ある風景……建物……それも極最近のはず……建物のエンブレムを見て直ぐに思い出した。ワールドホテル本社ビル…… その出入り口に警察の捜査員が入っていく様子が映されていた。 ひより「ワールドホテル……巨額の脱税容疑……なんですかこれは……」 まなぶ「フン、コン……ゥワン」 まなぶは興奮している。 かがみ「……な、何よ、これ、こんな事があって良いの……つかさ……こなた……みゆき……松本さん……」 急にかがみさんも動揺し始めた。 『柊けいこ容疑者が搬送さましたが共犯の木村めぐみの行方は一向につかめていません、これに対して国税局は特別手配を警視庁に……』 テレビのアナウンスが居間に響き渡る。 すすむ「一流企業の不祥事か……よくあることだな」 佐々木さん...
  • 田村ひよソ嘘人物ファイル
    田村ひよソ嘘人物ファイル 男性編 ・泉そうじろう  そこそこ売れてる作家。  しかし、元々はlMF(ロリコン・ミッション・フォース)の伝説的工作員。コードネーム『ロリ作家』  愛する妻を失ったことにより組織を離れ、単なるロリコン親父として生活を始める。 ・柊ただお  はたから見ると人当たりのよい、優しい神主。  しかし、その正体は闇の武器商人連合組織トライデントのS級特殊工作員。コードネーム『薔薇神主』  古代文明の遺産を用いてロリコンどもを殲滅し、ガチホモの世界を作ろうと暗躍する。  lMF・アーカムと対立関係にある。 ・成実きよたか  財団法人アーカム古代遺跡研究部所属の会社員。  しかし、その正体はS級特殊工作員(スプリガン)の一員。コードネーム『単身赴任』  任務のため各地を転々としるため、妻には単身赴任と偽っている。  トライデントの計画を阻止するため、薔薇紳士との死闘を繰...
  • ID:g8/L9Yc0氏:みなみとゆたかと『ゆーちゃん』と
    「う・・・んん・・・あれ?」  岩崎みなみはベッドの上で目を覚ました。しかし、そこは自分のベッドではなかった。むしろ、自分の部屋ですらなかった。そこは自分のよく知る場所、陵桜学園の保健室であった。                                     みなみとゆたかと『ゆーちゃん』と 「持久走ってやだよね、疲れるし汗だくになっちゃうし。」 「でも、冬だからまだいい方かな?夏だったら暑いから途中で倒れちゃうかもしれないし。」 「あぁ、なるほどね。」  田村ひよりと小早川ゆたか、岩崎みなみはグラウンドまで歩いている間、話しをしていた。といっても、話しているのはひよりとゆたかだけであるが。 「でも、もし倒れちゃっても、岩崎さんが保健室まで連れていってくれるから大丈夫だね。」  ここでひよりは自らが作り出した妄想世界へ飛び出した。 「あ・・・」バ...
  • らき☆すた殺人事件 ~愛憎の陵桜学園~
    ※ これを読む際は、先に『らき☆すた殺人事件 ~嵐の夜の惨劇~』を読んでから本編をお読みください。 FILE.1 「くさくってさー!」 「あはは、だよなー!」 あの、嵐の夜の惨劇から一ヶ月が経過した たった一ヶ月でも、柊かがみと日下部みさお、二人での生活が日常となりつつあった 「柊の弁当って最近豪華になってね?」 「あ、いや、今まではだいたいつかさが作ってくれたけど、全部私が作らないといけなくなったから自然と、ね」 「……なんか、皮肉だな……」 「……そうね……」 それでも、心の傷はまだ癒えない 春の訪れとともに消えていくの雪のように、この悲しみも溶けてなくなってしまえばいいと、何度思ったことか…… ・・・ 「おう、お前ら」 「黒井先生!」 帰る直前、廊下で黒井ななこと出会った。あの事件後、授業以外では初めての会話である 去年までこなた達の担任で――今年も担任に...
  • ID:U3q1gM+P0氏&ID:fVZ8nX0yO氏:クリスマス
    編注)前半部はID U3q1gM+P0。後半部はID fVZ8nX0yO 小さな頃、微かだけど記憶にある お父さんと、お母さんと私で祝ったクリスマス 私の右手はお父さんが、左手はお母さんと繋いで3人で歌ったジングルベル… サンタさん、もしいるんなら、私は何も要らない。だから―― 12月24日 23時 パティ「コナタ?」 こなた「あぁ、ごめん、なんだっけ?」 パティ「サンタクロースでスヨ。コナタはいつまで信じてマシタカ?」 こなた「物心ついたころから、お父さんがサンタだって気付いてたからなぁ…」 パティ「夢が無いデスネ…ながもんはどうデシタカ?」 ながもん「………三年前…」 こなた「ながもんらしいねぇ~。パティはどうだったの?」 パティ「ワタシは勿論今デモ信じてマスヨ~」 こなた「ロマンチストだねぇ…」 パティ「違いマースよ!サンタを信ジル人ノところダケ、...
  • 1レス物9P
    ① こう「悪いね、ひよりん。おつかい頼んじゃって」 ひより「いくらなんでもこの時期にオーメダル買ってこいは酷すぎっス!」 たまき「やさこの誕生日忘れてたひよりんが悪いんじゃん。お題が『記念日』なのに誕生日を無視するから」 みく「私が言わなきゃアンタも忘れてたろうけどね…で、なんでオーメダル買いにいかせたの」 こう「いや、誰もOOOネタやらないから一応やっとこうかなぁと」 みく「明日のパンツとか女の子が言ったらまずいよ…ってやさここのコンボは」 たまき「ほいじゃスキャンしよっか」 みく「ちょっ山さん」 \シャチ/ \ウナギ/ \タコ/ \シャシャsy(ryみく「本気のネタバレはやめなって!!!怒り過ぎ!!」 …本当に八坂こうの誕生日忘れてた…orz ② -かすたむしんでれら- かがみ「…なにし...
  • ID:W145K4B60:ひよりの旅(ページ2)
    かがみ「他の星から来た……不慮の事故で置いてけぼりにされて、そして二つのグループに別れた」 私は頷いた。 かがみ「するとつかさの出会った真奈美というのは人から離れているグループだった訳ね、よくそんな人と仲良くなれたものだ」 ひより「つかさ先輩は癖がありませんからね、少し天然も入っていますし、それが幸いしたのでは?」 かがみ「それだけならまだ良かったわよ……つかさは……」 ひより「はい?」 かがみ「い、いや、何でもない、気にしないで、それより私が心配しているのはコンと佐々木さん、彼等の意図が分らない、田村さんの記憶を消されたのよ、何を企んでいる?」 さっきは何を言おうとしたのだろう。慌てて話題を変えた。私の言った事に対して何か反論しようとしていた。 聞き返しても教えてくれそうにないから詮索するのは止めよう。 ひより「真意は分りませんが、私が佐々木さんと話した限りでは敵対はしていないみたいで...
  • ID:7FTew2630氏:勝手に最終回
    こなた達の卒業から2年後のある日―― ゆたか「おーい、お姉ちゃーん、遊びに来たよー」 こなた「やあ、ゆーちゃん、いらっしゃい」 みゆき「みなみちゃんもいらっしゃい」 みなみ「お邪魔します」 つかさ「ゆーちゃんたちも今年は受験生なんだよねー」 ゆたか「はい」 かがみ「忙しいのにわざわざ来てくれてありがと」 みゆき「あれ?そういえば田村さんの姿が見えませんね」 みなみ「ひよりは遅れて来るそうです」 かがみ「ん?『ひより』?」 ゆたか「みなみちゃん、この3年間で色んな人と打ち解けられるようになったんですよ」 かがみ「ふーん、そうなんだ」 ひより「ちわー、お邪魔しまーす」 つかさ「あ、ひよりちゃん来たみたいだよ」 パトリシア「どうもデース」 かがみ「ちょっと待て、何でアンタたちまでここにいる?パティは分かるが」 みさお「おーす、かがみ」 あやの「久しぶりだね...
  • ID:W145K4B60:ひよりの旅(ページ1)
    注意点 ・この物語は「つかさの一人旅」の続編にあたります。 ・つかさの旅、つかさの旅の終わり、の内容が含まれて居ますのでそちらを先に読んだ方がいいかもしれません。       ゆたか「田村さん、物語ってどうやって作るの」 ひより「へ、どうやって言われても……」 突然だった。昼休みの時間、昼食を食べ終えて少したった頃だった。突然降って湧いたように聞かれた質問。私は漫画を描いていてネタに困ったりしたりしているけど。 こう率直に聞かれると返答に困る。 ゆたか「起承転結……登場人物、物語の進めかた……難しいよね」 ひより「ん~その言い方、もしかして、小早川さんも何か物語を考えているの?」 ゆたか「出来たらいいな~なんてね」 はにかみながら笑う小早川さん。そういえば何度か同じような質問をされた事を思い出した。まともな答えをしていなかったっけ。 とは言え、どうやって答えるかな…… ひより「起承転結と...
  • ID:bgOCpr20氏:とある出版社にて
    「みなみちゃん、ちょっと」  八坂こう編集長が、編集担当の一人の名を呼んだ。  岩崎みなみが席を立って、編集長の前まで来た。 「何でしょうか?」 「泉先生の原稿、どうなってる? 締め切り明日なんだけど」 「いつもどおりというか……一夜漬けで仕上げると言ってました」 「またかぁ」 「まあ、泉先輩のことですから、遅れることはないとは思いますが」 「確かにね。一夜漬けでも面白いの書き上げちゃうんだから、一種の天才だよ、あの人は。でも、毎回はらはらさせられるのは、勘弁してほしいんだけど」 「そういうことは、日頃から親交のある編集長から直接言っていただければと」 「私、あの人に頭上がらないんだよね。この前も格ゲーでこてんぱんにやられちゃってさ」 「ゲームでの勝敗と仕事上の話とは関係ないと思いますが」 「そういえるのは、みなみちゃんぐらいだよ」 「?」 「泉先輩のペースに流されないってのは、なかなか得...
  • 「あたたかな世界」  ID:mTS9jeam0氏
    お誕生日は、大切な日。 だれでも知っていることだけど、それでも私には特に。 冬に生まれてくるには、私の体はちょっとだけ小さかったみたいで、だからお 母さんはとっても苦労したんだって、物心ついた頃におねえちゃんから聞いた。 最近はだいぶ良くなったっていっても、それでもたまにわがままを言ってしま うこの体のことだ。小さい頃なんて、もっともっと大変だったんだろう。そう 思ってお父さんとお母さんにごめんねって言ったら、笑いながら頭を撫でてく れたから安心した。 だから私は、他のひとよりも少しだけ、誕生日を大切に思っている。お母さん だって、お父さんだって、お姉ちゃんたちだって、今朝家の前を通り過ぎたネ コさんだって、がんばって生まれてきて、がんばって育ててもらったに違いな いのだから。そんな私も、とても健やかに、とはいかないけれど、二度目の制 服に袖を通すくらいに大きくなった。なかなか出来なか...
  • ID:vhwVeQ.0氏:命の輪の調べ
    みなみはその日、学校の音楽室で作曲に取り組んでいた。数ヶ月前から取り組み始め、なんとか形になってきたところだ。  ふと、みなみは誰かが部屋を覗いているのに気がついた。 「…あ」  覗いていたのはゆたかだった。みなみは、演奏を止めて慌てて鍵盤の蓋を閉じた。 「え、やめちゃうの?」  ゆたかが、パタパタと小走りに音楽室に入ってきた。 「…今のは、まだ聞かせるようなのじゃないから」  少し照れくさそうに、みなみが呟く。 「そうかなあ、上手だったと思うけど…なんて曲なの?」 「…曲名はないの…今、作ってる曲だから」  みなみの言葉に、ゆたかが目を輝かせる。 「へー、みなみちゃん凄いね。作曲も出来るんだ」 「…い、いや…そんなのじゃ…適当にやってるだけだから…」  真っ赤になりながら、みなみが俯く。 「ねえ、みなみちゃん。最初から聴かせて欲しいな」 「…え…でも…まだ、出来てないから…」 「うん、出...
  • ○○リンガル
    ◎カガミンガル こなた「かがみん、何かしゃべって」 かがみ「え?何、なんで?」 こなた「いやいや、とにかく何でもいいからさー」 かがみ「はあ・・・それじゃ、最近涼しくなったわねー」 こなた「んー何々・・・『暖め合いたいな!』うわーかがみん、変態だー」 かがみ「はあ!?何だそれ、っていうか何、その機械!?」 こなた「本日新発売の『カガミンガル』だよー。これでかがみんの本音がわかるんだよね」 かがみ「いや、有り得んだろ!つうかインチキか何かじゃないの、っていうか・・・」 こなた「『突っ込みどころが多すぎて困るわ』」 かがみ「ぐ・・・つうか、どこで売ってたのそんなの」 こなた「あーこれは流石にネットでね・・・あ、『こなたバージョンのが欲しい』うわーお」 かがみ「うわーおじゃねえよ!嘘っぱちだから!」 こなた「ふふーん、でも本当に欲しいんじゃないの?こういうのさ」 かがみ「要らないから!つうか、あ...
  • ID:W145K4B60:ひよりの旅(ページ3)
    -ゆたか「ねぇ、私達が来る前に弾いていた曲って何、今度聞いてみたいな……」 みなみ「いつでも来て、弾いてあげる」 ゆたか「ありがとう、今度聴きにいくから」 今頃に成ってそんなのを聞くなんて。 でも、もう完全に仲直りしたみたいだ。もっとも喧嘩と言うよりは意見の相違からくる意地の張り合いだったのかもしれない。それでお互い気まずくなってしまっていたに違いない。 ひより「さて、すっかり日も落ちたし、この辺りでお開きにしましょうか」 『ファ~~』 チェリーちゃんが大きな欠伸をし、前足を前に出して背伸びをした。公園を出るのを察知したみたい。 私達は辺りを見回し話しに夢中になっていたのに気が付いた。公園の街灯が点灯している。 みなみ「ゆたか、ひより、頑張って」 私とゆーちゃんは頷いた。みなみちゃんはチェリーちゃんを連れて公園を出た。私とゆーちゃんも公園を出て駅に向かう。 ゆーちゃんの決意が分った。み...
  • ID:9tU4bH1Q0氏:9巻ネタバレ含むネタ
    こなた「カバー表は、二年生組全員集合ー。って、ゆーちゃんとみなみちゃんが折りで隠れちゃってるけど」 ゆたか「若瀬さんがカバー表に初登場だから、私たちは隅の方によけてたんだけど……」 いずみ「そんな気を使ってもらわなくても……」 こなた「カバー下の表では、天原先生がゲーマーであることが判明したね」 ひより「意外っスね。あっ、そういえば、キングダムズでは、大原さんがゲーマーであることが判明しましたね。弟さんといっしょにゲームしてるそうで」 かがみ「カバー裏の4コマは、完全に自虐ネタだな」 こなた「まあ、ここまで来ちゃったら、かがみが50歳超えるまで続けるべきだよ。みきさんの若作り遺伝子がかがみに遺伝してるかどうか是非とも確かめたい」 かがみ「にゃもーさんがそれまで生きてられるかが問題だな」 こなた「カバー下の裏では、ゆい姉さんがなんか無茶してるし」 ゆい「こ...
  • 1レス物:ネタ系15P
    ~文化祭~ かがみ「ちーっす……ってうわ!?」 狐こなた「あ、かがみん」 犬つかさ「お姉ちゃん、いらっしゃい」 かがみ「……動物喫茶って……そういう意味だったのね……」 狐こなた「どう?似合ってるでしょ」 犬つかさ「けっこう気に入ってるんだー♪」 かがみ「き、気に入ってるんだ……と、ところでみゆきは?」 狐こなた「今は接客中だけど……あ、来た」 牛みゆき「あ、かがみさん。いらっしゃいませ」 かがみ「う、うし!?」 牛みゆき「配役はすべて泉さんが決めたので……」 かがみ「あんたは……」 狐こなた「あは☆」       犬つかさ「う~ん……他のジュースとかに比べたら、ミルクの売り上げが……」 狐こなた「そーだねぇ……よし、奥の手を使うか」       男1「お前、ミルクなんかにしたのかよ」 男2「う、うるさいな。……あ、来た」 牛みゆき「ミルクお待たせしましたー」 男客『!!』       狐...
  • ID:dk3zqLo0氏:マークト・フォー・デス
    「死亡フラグ」を口にすると死ぬ。 それがこの世界の掟である。 「マークト・フォー・デス」。 「死亡フラグ」の英語、"Marked For Death"をそのままとった、 仮想現実シミュレーションゲーム。 とある大学の研究チームによって開発されたこのゲームは、 大きな研究施設の一室に置かれたスーパーコンピュータを基盤にして動く。 このチームの研究題目は、 「リアリティ性の高い仮想現実の実現に関する研究」と銘打ってある。 具体的には、3D技術によるリアルなグラフィックスの実現と、 人間の意思をコンピュータによって正しく解釈するインタフェースの実現、というところだ。 この研究で特に心を砕いたのは、後者だという。 コンピュータ科学における数ある難題の中でも、 人間の意思を解析するのは特に難しいこととして知られていた。 必要な基礎知識の範囲も非常に広く、 脳科学、認...
  • その四人は
    陵桜学園、アニメーション研究部部室――― その部室内には、真っ青な表情で呻き声をあげるひよりが居た。 「うーん、ネタが思いつかないぃい・・・」 「ひよりん。また締め切りキツいの?」 そう声をかけたのは、こうだった。 こうは額に手を当てて「呆れた」という格好をしながら言った。 「ひよりーん・・・忙しいのは分かるんだけど、毎回の事なんだからいい加減スケジュールとか考えなー?」 こうの厳しい言葉に、ひよりは力無く返答する。 「うう・・・やっぱ勉強も両立させないと・・・元々この高校に居るのは親が漫画とか許してくれないわけでして・・・」 実はと言うと、ひよりの親はなかなか厳しいらしく陵桜学園のような、 偏差値の高い高校に居ないと漫画や同人活動は言語道断、ということらしい。 「はぁ・・・あんたもウチみたいに気楽な感じが良かったのにな・・・」 溜息をつきながら、こうは席に着いて電卓と帳...
  • ID:Q2KtEd20氏:お正月パニック!?
    それは、正月のある日のことだった。 こなた「おじゃましまーす!      来たよー、セバスチャン!」 つかさ「セバスチャン、あけおめー」 かがみ「あけましておめでとー、セバスチャン 泉と柊姉妹が家に来た。 ゆたか「あ、あけましておめでとうございます」 ひより「あけおめ!ことよろっス!」 パティ「ミノル!A Happy New Year!」 と1年生が数名。 白石「なぁ、本当に家でやるのかよ新年会」 こなた「もちのろんですよセバスチャン」 白石「・・・・・まぁ、イイけど」 なぜ泉達が家に来ているのかと言うと。 時は終業式まで遡る・・・・・・・・・・ ~終業式当日~ こなた「ねぇ、お正月にさみんなで新年会しない?」 かがみ「いいけど、家は無理よお正月は忙しいから」 つかさ「行くことはできるんだけどね」 こなた「むぅぅぅぅ、ひよりんとパティも無理だしなー」 そんな会話をして...
  • ID:M47OdhUNO氏:ヨーグルトは甘かった
    俺は橙色に輝く夕日をバックに机に腰掛け、あいつがこの1-Dに来るのを待っていた。 我ながら女々しいと思うが今朝、彼女のげた箱に五時に教室で待っている的な内容の手紙を入れてきた。直接言うのは流石に……な。 俺以外に無人の教室の窓から差し込む夕日の赤が教室を、俺を赤く染めあげる。 俺が告白したら、あいつも真っ赤になるんだろうか。真っ赤になるのは俺だけで、以外と平然としてるかもしれないな。 なんたってったってあいつだぜ?いっつも留学生のパトリシアさんやちびっ子の小早川と一緒にいるあいつ。 俺はそいつに惚れたんだ。 閉じていた教室のドアのすりガラスに女生徒の影が映った。ああ、来たんだな。シルエットでわかる。 「……何の…用?」 やっぱりこーゆうのには慣れてないピュワガールだったのな。俺も告るのなんか初めてのピュワチェリーボーイだがな! ズボンのポケットから手を出して、黒板...
  • こなたの妄想?
    3 「(暴走チェリーの2)みたいなことになってたりして」 「んなわけあるか」  事情を聞いて思いついた予想――いや妄想を間髪入れずにかがみが一蹴する。  ぶうと口を曲げながらこなたは珍しく持ち歩いていた携帯を取り出し、耳に当てた。 「……つながんないや」 「まだ追いかけられているとしたら……電話に出る余裕はないと思います」  そう答えるみなみの顔は真っ青だった。  ひよりは彼女にとってゆたかと同じ、大切な友人のひとり。そして「鬼」はそのひよりと相性の悪いチェリーなのだ。  飼い主である自分でさえも手がつけられない今の状態では「獲物を追って駆ける大型犬」でしかない。  もしもひよりの身に何かあったら――頭をめぐる嫌な考えに、みなみはぐっと拳を握り締めた。 「とにかく、手分けして探すしかないわね」  かがみの言葉に三人が頷く。ここで立ち話をしていたところで埒は明かない。 「先輩方は三人で探して...
  • ID:YRy9LIU0氏:第十四回コンクールレビュー
    みなみ・ゆたか「「ばいにー!」」 …… スタッフ「はい、お疲れー」 みなみ「お疲れ様です」 ゆたか「お疲れ様でーす」 スタッフ「これで収録全部終わったんで解散ッ……でーす」 みなみ「はい、どうも」 ゆたか「はーい!」 …… ゆたか「二回前の時はホント失敗しちゃったよねー」 みなみ「日付が違ったなんてね……」 ゆたか「今回は録画だから安心かな」 みなみ「そうだね」 ゆたか「後で見る?今の収録」 みなみ「うーん……どうしようか」 ゆたか「私もビミョーかなー」 みなみ「うん……」 ゆたか「まいっか。あのさ、どこか遊びに行かない?これから」 みなみ「そうだね、どうしよっか」 …… ひより「ここはやっぱコレ入れとくべきでしょー」カチカチ こう「えーなんか台無しになんない?」 ひより「そうッスかねー?」 こう「やまとどう思うー?」 やまと「そう言われても……」 ひより「んー入れたいんスけど...
  • 始末部隊:第一話
    高校一年のこなたたちは、いつも通りの帰り道を歩いていた 「あなたが総理大臣になったらすぐに日本の始末部隊が来るわよ」 かがみの一言にこなたはむぅぅという感じの顔をした ちなみに日本の始末部隊とは…政府がこっそりと作った殺し屋部隊だったのだが 何故かマスコミにその存在を知られてしまい… 政府が隠していた意味がないじゃんという突込みが上がるがそれはスルーすることに どんなものかというと金さえ頂けばどのような依頼でも引き受ける ただし…予定があれば断ることもできる マスコミでも取得ができた情報はここまででありその部隊は どういう人たちが所属しているのかがわからない 「じゃあまた明日ね、こなた」 「じゃあにー」 こなたは家に帰る 誰もいない家に入った… 両親は自分が若い時に交通事故に会った 電話が鳴り応対する 「わかりました…」 こなたはまだ早い時間なのに風呂に入り、そしてあがったらすぐに布団へと...
  • ID:CUdwcjk0氏:二次創作の必要性
    「これってさあ、『嘱託魔導士 永森☆やまと』の同人だよね」  日の暮れる前から灯りの点いている部室にて、こうは後輩の描いている漫画のネームを見て言った。  彼女が話しかけたのは一つ年下の一年生で、名前は田村ひよりという。  ひよりは新入部員の中でも同人誌に関するイベントの経験値が高い人物として、多くの期待を集めていた。 「ねえ、自分がどんな作品を基にして描いているのか、わかってる?」 「もちろんッスよ。……あの。楽屋ネタや身内限定で通じる部分は無いと思うんですけど、何か問題でも?」 「問題、ね。本人が自覚していないことが一番の問題かな」  八坂こうは溜息こそ吐かなかったものの、その声には普段の覇気が欠けていた。 「ひよりはこの漫画を即売会に持ち込むつもり?」  部長が何を知りたがっているのかわからず、ひよりは曖昧な笑みを浮かべながら答えた。 「いや、自分で楽しむ専用と言うか。少なくとも売り...
  • ID:WkholASO氏:ティアドロップ
    「ミートボールは何の肉なんだ?」  昼休み、昼食を食している際、美味しそうにミートボールを食べていたみさおが、唐突に誰に対してでもなく話を振った。 「……え?」 「……は?」  その幼稚な質問に、一緒に昼食を取っていた二人はポカーンとするばかりだった。 「何? 二人も知らないのか?」 「知ってるけど……みさちゃん知らなかったの?」 「ありえん」  二人のみさおを馬鹿にする言い方にカチンと来たのか、頬を膨らませ口を3の字にするみさお。 「何だよ~、知らないんだからしょうがねーだろー」 「小学生でも分かるけどな」 「あやの~、柊が酷いよ~」  かがみの容赦無いツッコミに、みさおはあやのに助けを求めてしまう。あやのはそれを抱き寄せると、優しく頭を撫でる。 「よしよし、でもみさちゃん? ミートボールが何の肉か、なんて常識なのよ」 「じゃあ、いい加減教えてくれよ~、このままバカにされ...
  • ID:R8RX6nb1氏:秋の夜に
    それは珍しく星が見えた秋の夜。 私は親友の八坂こうとその後輩の田村ひよりさんの三人で歩いていた。 「これで満月なら秋の風流になるっスね」 「今夜は違うけどね。それに九月過ぎちゃたし…どうかした、やまと」 ぼんやり空を見上げていた私は、こうの言葉でビックリさせられた。 心臓に悪い。そう抗議しようとして、ようやく私はこう達からだいぶ離されているのがわかった。 「秋の四辺形を探してただけよ」 「秋の四辺形?そんな星座ありましたっけ」 「ペガススの大四辺形だっけ。えーっとどこだろうなぁ…」 秋の四辺形。春の三角形や夏、冬の第三角と同じようなもの。 ペガスス座を表す4つの星で作られた四角形で、こうが言ったような「ペガススの大四辺形」や「秋の四角形」とも呼ばれている。 星の明るさは良くないが、比較的見つけやすい。 ギリシャ神...
  • ID:uhxwM2DO氏:愛に惑う紅き姫君
    「あ……ああ……」 え、えと、今起きてる状況を整理するっス…… 私はいつも通り登校してきて、私の靴箱を開けた……。う、うん、間違いなく私のっス…… そ、そこには見慣れない手紙が入ってて……って、ことは…… 「ま、まじめにラブレターっスか!?」 ~愛に惑う紅き姫君~ ―田村ひよりさんへ― 入学式の日に、学校の前で初めて貴女を目にしました。その瞬間、ボクの心が大きく揺れ動いたんです。 貴女の長くて綺麗な黒髪、ぱっちりとした赤紫の瞳、そのどれもが、ボクが理想としていた女性像にぴったり当てはまっていました。 貴女の知り合いで、同級生の泉さんに聞いたところ、貴女もオタクなようで……ボクもオタクなので、ますます理想の女性なんです。 聞けば同人誌も書かれているとか……。お手伝いとかできたらな、と思っています。 今日のお昼休み、屋上に来てください。会って話がしたいんです。 顔も見たこ...
  • ID:FAO2Jas0氏:みなみの真実、ゆたかの願望
    それは、ある日の出来事… ゆたか「え…みなみちゃんまた学校休み?」 ひより「なんか風邪みたいだよ」 パティ「ユタカのカゼがウツッタネ!!HAHAHA!!」 ゆたか「むーパティちゃんひどいー><」 私、小早川ゆたかは数日前まで風邪をひいていた。 こじらせてかなり危ないところだったらしい。 みなみちゃんは学校帰りにいつもお見舞いに寄ってくれて夜遅くまで看病してくれていた。これには感謝してもしきれない。 ゆたか「それじゃあ、今日は私がお見舞いに行こう。」 ひより「あ、先生が来た。HRが始まるよ」 担任「まず始めにみんなにお知らせがある。岩崎が家庭の事情で転校した」 ゆたか「え……っ?」 ざわつく教室。ゆたかは今なにを言われたのか理解できなかった… ひより「せ…先生…どういうことッスか…!!」 担任「それは…先生にもどういうことかよくわからないんだ…急な家庭の都合…ということくらいしか聞いてない」...
  • ID:JxeoUyI0氏:気持ち一杯のプレゼント
      ひよりの自宅。  ひよりは、パソコンの画面をにらみながら、ペンタブを操作していた。  左右に分かれた画面で、二人がそれぞれ告白を受けるシーン。見せ場の一つである。  脚本のセリフを脳内再生しながら、キャラの動きをシンクロさせていく。  しぐさ、表情。その動きは脳内イメージほぼそのもの。満足のいく出来だった。 「ふう」  一息つく。  会社の機材は使えないため、フリーの作画ソフトを使っている。  フリーとはいえプロにも評判のいいソフトであるから、会社の機材と使い勝手はそんなに変わらない。  ペンタブを机において、隣の席でパソコンとにらめっこしているパティに話しかけた。 「パティ、そっちの調子はどう?」 「うーん。みなみの調教は難しいですね」  昔に比べて格段に流暢になった日本語で、パティがそう答えた。 「その言い方やめてよ。変な想像しちゃうから」  パティがい...
  • ID:9XD7cn7+氏:重なる記憶
    重なる記憶 「う~ん」  ひよりは、頭を抱えていた。 (なんで、パティがここにいるんだろ……?)  一年生の三学期、盛大にお別れパーティをやって、空港で泣きに泣いて別れたはずなのに。  二年生の一学期、パティは留学生としてそこに存在している。 (あれ? でも……)  しかし、一年生のときに留学生なんていなかったという記憶も確かに存在しており、それは今の現状と矛盾なく連続性をもっていた。 (うう~……)  つまり、高校一年生の期間について、異なる二つの記憶が混在しているわけで。  じゃあ、現状と矛盾している記憶の方は、夢か何かだったのか?  いや、それにしてはあまりにも鮮明すぎる。 「田村さん、どうしたの?」  ゆたかが、心配そうに声をかけてきた。 「いや~、今度のイベントのネタが出なくて」  とっさにそうごまかす。 ...
  • 「なんてこったい☆伝説」ID:ihy1PQEo氏
     12月30日、東京都江東区有明―― 「来た……ついにっ!」  現在時刻、9時48分。  『夢の中へ』から始まる点検放送が流れ、会場全体の士気が否が応にも高まる時。 「確認するよ。合同サークルで参加したのは作業と販売の効率化のためだけじゃない。何 よりも重要なのは今回最大のミッション、それを遂行すること!」 「Yes!」  東5ホール、幸運にも壁際に配置されたとある合体サークル。  そのブースの主である彼女たちが、かつてないほどに燃えている。 「販売担当は2人、これは2時間で交代。お互い1人ずつで最初は私とひよりんだね」 「ういっス!」 「他全員でミッションに当たるよ!」 「はい!」 「各自連絡は怠らないこと。電話番号とメアドの登録漏れはないよね? 予備バッテリー を2個ずつ配ってあるから電池切れの心配はないと思うけど、ここにまだ用意してあるから なくしたりした時は戻ってきてね」  ...
  • @wiki全体から「モデル:田村 ひより」で調べる

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