らき☆すたSSスレまとめ@ ウィキ内検索 / 「ID:b8XnQTxp0氏:井戸端会議は続く。 ~瞬間移動」で検索した結果

検索 :
  • 井戸端会議は続く
    ID ihDVe4TL0氏:井戸端会議は続く。 ID ihDVe4TL0氏:井戸端会議は続く。 ~電車ばーじょん ID i9XdOFpR0氏:井戸端会議は続く。 ~風邪の裏っ側 ID b8XnQTxp0氏:井戸端会議は続く。 ~瞬間移動 ID unlPRkre0氏:井戸端会議は続く。 ~愛しのマイキャッツ ID 2WsT2RUH0氏:井戸端会議は続く。 ~川の流れのように ID 2WsT2RUH0氏:井戸端会議は続く。 ~Lost my Saifu ID C0IKyk6P0氏:井戸端会議は続く。 ~青春18きっぷ ID x6W5j1050氏:井戸端会議は続く。 ~Believing My Justice ID dqaovlZU0氏:井戸端会議は続く。 ~夏の終わじぃ ID vBTCWslM0氏:井戸端会議は続かない。 ID fdjJdiUk0氏 井戸端会議は続く。 ~参年飼育組 金髪調教師...
  • ID:b8XnQTxp0氏:井戸端会議は続く。 ~瞬間移動
    「はぁー、やっとテスト終わったわね。つかさはどうだった?」 「うん、なんかもうね、早く帰って寝たいなぁーって感じ」 「要するにダメだった、と‥‥‥ぇ、でも今回つかさ結構テスト勉強頑張ってたじゃない、なんでいつもと同じリアクションなワケ?」 「んとね、勉強したのはしたんだけど、テスト範囲がビミョーにズレてたみたいで‥‥結局範囲の半分位しか勉強できてなかったみたい」 「うげ‥‥タチ悪いなオイ」 「だいじょーぶだよつかさ、高校生のテストなんて所詮人生にはほとんど影響の無いもんなんだからさ、状況に応じてそれなりの点とっときゃいいんだよ」 「お前は状況を判断する基準からしておかしいわ!!」 「ぁー、早く帰ってテスト期間中に録画して積んであるアニメ見たいなぁ」 「積みゲーとかは聞いたことあるけど、積みビデオなんて聞いたことないわよ…」 「こーゆう時さぁ、特にテスト前なんて大抵みんな夜遅くまで起きてる...
  • 作品感想ページ(感動系統)/コメントログ
    . slumpbeat読んだ。 そうじろうとこなたの気持ちのすれ違い。お互いにお互いを思ってこそのすれ違い。 ぐっと来たよ!この二人はずっと仲のいい親子のままなんだろうね? GJです! -- (名無しさん) 犬のコロネの話。 犬の視点で書かれてて新鮮。人間に対して無関心なようですごく観察してる コロネと向かえの奥さんのやり取りが好きだな。 そして、奥さんの役割は少女へと引き継がれ、コロネは自分の生涯を閉じる。 あかん、読み返して、涙出てきたw  これで、感動できた方は関連作品2種もお奨めですのでぜひ! -- (名無しさん) つかさと男の話 らき☆すたで書かなくていいだろと思った だが感動した -- (名無しさん) 白らっきー☆ちゃんねる俺白好きだ、っとそんなことを思った気がする 切ない感じがいい -- (名無しさん) ランニング 感動系統では珍しいみさ...
  • 第一回プチ祭り
    今回のルールは『500文字以内』で、なおかつ『急に降ってくる』というキーワードをSSに入れることです。 なお、改行は一文字として数えません。 ID UDf3YADO氏:『雨の日の優しさ』   「も~、なんで急に降ってくるのさ~!」 私の隣でそうぼやく青い髪の女の子。身長は小学生くらいに小さいけれど、ここにいるってことはこの子も陵桜の受験生なのね。 「え……」 私は無言で、持っていた傘を差し出した。 「ど、どうして……」 「わっ、私は妹と同じ傘に入っていくからさ。これ、いいよ」 女の子は傘を手に取ると、笑顔で私に言って走りだした。 「ありがとう!」           あれから二ヶ月。あの子は今、どうしているだろうか。 私達は受かったけど、あの子も受かってるといいな。 「お、なんか嬉しそうね」 「えへへ、今日新しい友達が――」  ID pHc.eUSO氏:『夏の良い思い出』   「冷たくて気...
  • 第四回プチ祭り
    ■ルール■(今回は大幅に変更) ・冒頭に続けて文章を書く(冒頭はすぐ下) ・長さは3レスまで ☆冒頭☆   パラリ、パラリ。 紙の捲れる音が小さな部屋にこだまする。 「ああ、あった」 私は探している物を見つけ、安堵する。そして考える。 ……何をしているか説明しよう。 簡単に言うと、辞書を引いているのだ。 辞書を引き、目的の語句を見つけては、左手のシャープペンシルをすらすらと動かしている。 普段勉強などそっちのけでネトゲにのめり込んでいる私が、何故真面目にもこんなことをしているのかって? 実はこれには深ーいワケがあるのだ。 ID LyHnAQSO氏:後悔   「こなたー、まだー?」 「こなちゃん早くー」 「泉さん。時間はありますから、焦らなくても大丈夫ですよー」 …責っ付かせたり、なだめたりする声が背後から聞こえる。 ようするに、賭に負けたわたしはみんなの分の宿題をやらされているのだ。 お泊...
  • 風呂SS~そうじろう編
    関連作品 http //www34.atwiki.jp/luckystar-ss/pages/586.html『幻想(ゆめ)への回帰』 http //www34.atwiki.jp/luckystar-ss/pages/584.html『風呂ssゆたか編』 http //www34.atwiki.jp/luckystar-ss/pages/583.html『風呂ssこなた編』 ID XOI8eVGG0氏とID Y1KG2POC0氏による合作。 序盤はID XOI8eVGG0氏によるもの。 「ねえ…そう君…」 「ん?」 「幸せになって欲しいね…」 「うん、そうだな」  かなたの両手に優しく抱きかかえられた小さな赤ん坊。  よほど気持ちいいのか、湯船に使ったままうとうとしている。 「はは、こいつこのまま寝ちまうんじゃないか?」 「ふふふ、少なくとも今は幸せそうね?」 「あ...
  • 「初めてのオフ会」:ID:4snWmxt80
    「あの、どうして嘘をついてまで抜け出すんですか?」 手を引かれてカラオケボックスから連れ出されると、私はようやく彼女に質問をした。 同じ県に住んでいるという自称高校教師は手を離して、私のほうに振り返る。 月は出ていなかったけれど、街灯に照らされた顔はまじめな雰囲気が漂っていた。 「どうしてって、ヤバそうな雰囲気やったやん。コナコナは気づかんかったんか?」 「はあ。それはどうも、ありがとうございます」 「ええって。また顔を合わせても気まずいし、とりあえず移動しよか」 一瞬、女同士とはいえ二人きりになるのは危険だろうか、と考えを巡らせる。 しかし、赤の他人の集まりであってもそれが演技の可能性はあるわけで、心配は徒労だと考え直した。 会話もないまま、よくわからない土地をひたすら歩く。 私が人通りのない道に誘導されないかだけに注意を絞っていると、前を行く背中が突然止まった。 ...
  • 黒いものネタ
    ID 1aj7QM4O0氏:ブラック柊 ID uomaOYQF0氏:タイトル不明 「こなちゃん、クッキー作ったの。食べてみて」 「お、むぎゅもぎゅめぎゅ…んぐ。おお、相変わらずつかさの作る物は美味しいね♪」 「あは、ありがとう。いっぱいるからじゃんじゃん食べてね♪あ、あとお茶も」 「流石つかさ、もうマスターだね。もぎゅもぎゅもぎゅ…」 少し後 「シー、食った食った!ごっとうさん!」 「おそまつさまでした。こなちゃん、実はこのクッキー、材料全部中国産なんだよ♪お茶もね♪あははははははは♪」 つかさ「苦手だったゆきちゃんもマヨネーズと一緒だと食べられたよ」 お昼休み 「あっ!卵焼き落ちちゃった…あーあ、好きだったのに~  もう。ゆきちゃん、食べて良いよ」 「え…、流石に落ちた物は…」 「あはははは、豚のご飯って残飯なんでしょ?ゆきちゃんのご飯じゃない♪あはははは♪  …えい!あはははは...
  • ID:uIORQe7o0氏:ちょいグロつかさ
    ベッドに縛り付けられたこなた。剥き出された腕の骨、そこにこびり付いたわずかな肉、血管、そして神経が彼女のパーツを繋ぎ止めていた。 つかさ「こなちゃんが悪いんだよ…」 ロウソクの火に揺らめくつかさの顔は、こなたの血に染まるも、青白くまるで病人の様であった。 つかさ用にカスタマイズされた丸ノコが唸りを上げる。 それをこなたの腹にそっと当てがい、一気に体重を押し掛ける。 こなた「うげゅうあああああ!」 鮮血をぶち撒け、内臓が破壊されていく。縦に横に、つかさはこなたをもてあそぶ。 つかさ「お姉ちゃんを独り占めしてさ…えい!」 肉片をまさぐり、こなたの生を実感するつかさ。 こなた「やっ!やめ!うあああああ!」 つかさ「許さない。お姉ちゃんを自由にできるのは私だけなのに!許さない!許さない!」 今度はチェーンソーを手にし、こなたの五体を分断し始めた。 血肉を浴び、つかさは旧友の...
  • 「SIRS~サムデイ インザ レイニー シーズン」 ID:u3modVl20氏
    「このところ雨続きよね~」 「ねー」 同じ紫色の髪をした姉妹が顔を見合わせた。 昼休み。 運動場の手前、手を洗ったりするのに使う水場が目の前に見える。 雨の当たらない屋根の影にひっそりと身をひそめる4つの影があった。 「ここの掃除ってさー、ぶっちゃけ手洗い場の掃除がなかったら全然することないよね~」 「ってぇ、あんたは学校行事全てにおいてサボりまくってるでしょーが!!」 今日は雨。 ここの掃除当番の仕事は主に2つ。このあたり一帯のゴミ掃き、そして水場の掃除だった。 しかし、今日は見ての通りの雨。せっかく持ってきたたわしも今日は全く出番なしに終わってしまいそうだ。 「大体またすぐに汚れるんだし、ほっといてもこうやってたまに降ってくる雨で綺麗になるじゃん。 なんで定期的にたわしでわっしわっしやんなきゃなんないんだろうねぇ」 「まぁ掃除と言いましても、こうやって何百人もいる生徒が学校中...
  • ID:ljL1Yvo0氏:「サイバー☆ゆーちゃん」
    ある日、仕事をしていると突然、ゆい姉さんから電話がかかってきた。 ゆーちゃんの具合が悪くなったらしい。 私はお父さんと一緒に、急いで病院に向かったのだった。 こなた「ゆーちゃん!しっかりして!ゆーちゃん!!」 ゆたか「あ……お…ねぇ…ちゃん……」 ゆい「先生!ゆたかは…ゆたかは助かるんですか!?」 医師「できるだけのことはしました……しかし……」 そうじろう「そんな………」 ゆたか「おねぇ……ちゃん……」 こなた「ゆー…ちゃん……?」 ゆたか「私……まだ…死にたく…ない……」 こなた「大丈夫、絶対大丈夫だよ!私たちがついてるじゃない!」 ゆたか「私が……こんな身体じゃなきゃ……お姉ちゃんたちに…こんな心配かけないのにね…」 そうじろう「もういい、今は休んでなさい!」 ゆい「そうだよ、絶対治るから!大丈夫だから…」 ゆたか「こなたお姉ちゃん……私………」 こなた「……」 ゆたか「お姉ちゃん...
  • 「snowy day's tragedy」 ID:0z.JuoDO氏
    「……ん……」 時計を見ると朝の6時。なんでこんな早い時間に目が覚めたんだろうと疑問に思いつつもベッドから起き上がる。 息を吐くと、白い煙となって虚空へと消え行く。寒いから、こんなに早く起きたのかな。 ……ううん、多分それだけじゃない。頭の奥がズキズキしてる。また、あの夢を見てたんだ…… 「おお、雪が……」 カーテンの隙間から外を覗くと、辺り一面雪景色。道理で寒いわけだ。 ……雪? なんだろう、また頭が痛みだした…… 「……ッ……!?」 今まで体感したことのないほどの激痛に耐えながら、階段を降りて台所に立つ。 そうこうしてるうちに頭痛は収まった。とりあえず料理中に頭痛が再発しないことを祈りながら、ジャガイモの皮をむいた。 今日は月曜日。また新たな一週間が始まる。 ――え、チョココロネはどこから食べるか? う~ん……頭じゃないかな―― その後は頭痛も...
  • ID:dNbzPvFZ0:10年前のクリスマス
    おかしい。 柊かがみが最初にそう感じたのは、先ほどまで一緒に居たはずのつかさが傍に居ないことだ。 近くの建物に入ったから、などの単純な理由ではない。 気が付いたら、消えていたのだ。 そして次に、周囲の人間や建物が違和感を感じる前と変化していることに気づいた。 背筋が冷えていくのが分かる。 辺りの人たちが一人も、携帯電話を所持していないことがそれを加速させた。 急いでバッグの中から、自分の携帯電話を取り出す。 12/24 16:34 日時は普通だったが、自分の持つ携帯電話にも妙な箇所がある所に気づく。 左上に圏外と表示されていたのだ。先ほどまでは問題無く使えていたはずなのに。 眩暈が、襲い掛かる。 周囲の目線が気になるが、仕方が無い。 かがみの中に、恐ろしい仮説が生まれていた。 さらに振り返ると、バイ...
  • ep02 第三夜
    第三夜  学園の敷地内を一周して3人が目指す先、それは今、目の前にある体育館、ただ一つとなった。 「あとは、ここだけですね……」  部活動が行われていないためか静かに、どっしりと佇む、大きな建造物。  目的が目的だけに、いつも見慣れているはずの風景さえ不気味に感じる。 「じゃ、いこっか」  こなたは意気揚々と先頭を歩く。  その後ろには最初の意気込みとは裏腹に、ブルブルと震えるみゆき。  さらに、小首を傾げて呟きながらつかさが続く。 「……んー、気のせい?かな?」  鍵が掛けられていないことが不自然であった。  だが、妖魔が自分達をおびき寄せていると考えれば、それは逆に自然なこととも思える。 「こなちゃん……なんか、変……」 「ほへ?」  おおよそ慣れているはずのつかさがみゆきと同じくらいに身体を震わせている。  彼女の困惑が気になり、こなたは足を止め、後...
  • ID:2bt6ZKc0氏:リトル・ランナー
    2011年、埼玉県春日部市某所。 小早川ゆたかと泉こなたは、この地を訪れていた。 ゆたか「懐かしいなぁ…」 こなた「ゆーちゃん?」 ゆたか「一昨年のマラソン大会…思い出すよね」 こなた「…あぁ、あの大会かぁ。ゆーちゃん、すごく輝いてたよね!」 時は2009年に遡る。 最後の高校生活を迎えた小早川ゆたかは、あるビラを見ていた。 ゆたか「市内マラソン大会…?」 それは病弱なゆたかにとってはまるで関係のないことであった。 そう、あの時までは。 ゆたか「じゃぁね、みなみちゃん」 みなみ「……うん」 友達と別れ、一人の帰り道。 夕焼け空を見ながら歩いていると、ある一人の男と出遭った。 男は膝を抱え、うずくまっているようだった。 ゆたか「大丈夫ですか!?」 男「うぅ…いててて…」 ゆたか「大変!怪我してる…ちょっと待っててくださいね」 ゆたかはカバンの中に入っていた消毒薬と伴創膏を使って、男を手当てし...
  • ID:GNdPVbY0氏:こなたの冒険
    今、私はコントローラを握り、テレビの画面と向き合っている。 ゲームの中の私は『こなた』。 他に3人の仲間を連れており、名前は『かがみ』『つかさ』『みゆき』である。 もっとも、グラフィックは全く関係のないキャラクターのドット絵であるが。 ゲームのタイトルは、『こなたの冒険』。 現在、最初の城『グビラテス城』の2階、巨大迷路をさまよっている。 執拗なほど複雑に構成されている上に、エンカウント率も高く、 おまけに出現するモンスターもイジメレベルに強い。 このマップだけで、既に5回もゲームオーバーを経験している。 城の前にセーブポイントがあるのが唯一の救いだ。 正直、投げ出したいほどの気持ちなのだが、そうもいかない。 道が鬱陶しく分岐する迷路にうんざりしながら、私は昨日の、事の成り行きを思い出していた。 その日は土曜日ということで、昼間からこなたが私の家に遊びに来ていた。 まずは私とつか...
  • ID:4snWmxt80氏:こなかが
    「ねえ、かがみ。一度だけでいいんだよ」 私はベッドに座ったまま後ずさりをするかがみに近づきながら言った。 「ば、ばか。その一度が問題なんでしょ。ファーストキスなのよ?」 「それがどんな感じなのか、試してみたいんだよ」 「ダメだって」 「いいじゃん。ほら、かがみは同性愛に興味が無いのなら、ノーカウントって事で」 私は諭すように優しく言ったが、彼女はいっそう強く首を振るだけだった。 こちらには格闘技の経験があるとはいえ、力づくというのは好みではない。 考えた末に、私は別の方法をとることにした。 「……つかさ」 「ちょ、ちょっと!」 妹の名前を出しただけだというのに、彼女は既に慌てている。 頭の良い彼女のことだ。こちらの思惑に気づいたのかもしれない。 「つかさなら油断させやすいだろうし。簡単に、無理やり奪っちゃえそうだよね」 「やめなさいよ。そんなことをしたら……」...
  • ID:GO6OJPMo氏:雪色の輝きの中に
     ある日の土曜日、冬の晴れた朝のことだった。窓の外を見つめながらゆたかたちは感嘆の息をついている。雪が降り積もり、風景は一面の銀化粧。  彼女たちの住む地域は比較的雪が少ない。真っ白な世界を目にすることはめったにない体験だった。 「積もったねえ」  ゆたかの右隣に、こなた。単純にこの風景を珍しがっているだけの声だった。  降雪そのものにはあまり興味を持たない様子で、外出の予定が無くてよかったよと笑う。 「積もったなあ」  ゆたかの左隣に、そうじろう。喜びの色を含んだ声だった。  降雪をうれしがっている様子で雪合戦、雪だるま、何をして遊ぼうかと笑う。 「わたしはやんないよ? 寒いしめんどくさい」 「なんだこなた、こんな機会めったにないのに」 「わたしも、遊びたいな~…」  寒い日に外に出たくないのは同感だったけれど、しかしこの雪はすごく魅力的だともゆたかは思う。 「ゆーちゃんもそう思うよなあ...
  • ID:SxTQ/7mB0氏:タイトル不明
    ID JD84J+LaO氏による小ネタ つかさは、柊家に嫌気がさして家出したようです つかさ「眼鏡割ってあげるからしばらく泊めて」 みゆき「帰れ」 ------------------------------------------ 闇。 暗くどこまでも続きそうな漆黒の中で、さらに黒を上塗りするようなやり取りが続いていた。 月に照らされる二人の人物は共にパジャマであり、それだけを見れば少女達の微笑ましい逢瀬にも思える。 しかし、シチュエーションというのは時に期待を裏切ることがある。 見る人が見れば、その綺麗に飾られた玄関が戦場の一角に見えたはず。少女達は目をそらさない。 「そう‥‥」 殺気。 その言葉が、この場の全て。一部の人を印象付ける一片の言の葉。 ひらり、とショートヘアの女の子がバックステップした。 片足で着地。そして着地した衝撃をバネにし...
  • ID:kXsc16I0氏:「あの☆あと~One day on the ODAKYU line~」
    ・「悪霊退散」と同じ時間軸です。無論大人こなた。ID MiYUGto0氏 「悪霊退散☆柊姉妹」 ・今回、みWikiさんが出てきますが代わりにつかさが出てきません。(どんだけ~ byつかさ) ・かなーりディープな鉄道ネタが入っています。鉄道は全て実在の会社名で表記しておりますのであしからず。 「…ふぅ」 ふと溜息が漏れる。今日は小田原取材であっちこっち行ってたからなぁ。 よく頑張ったな、わが相棒デジカメくんよ~。 「さて…と、明日からまた休みだし、どこでネタ探そうかな?」 そんなことを思いながら、私こと泉こなたは小田急で移動していた。 すっかり空は暗い。…無事に家まで辿り着けるんだろうか。  あの☆あと~One day on the ODAKYU line~ 『間もなく、秦野、秦野です』 こなた「…んぁ」 無機質な自動放送で目が覚める。…なんだまだ秦野か…だいぶ前じゃん… こんな調子で無事う...
  • ID:jqbqHGY0氏:相談
     とある日の放課後、私はお姉ちゃんとゆきちゃんを待っていた。学級委員の会議が長引いているのかなかなか戻ってこない。教室で一人で待っていた。 こなちゃんはアルバイトで先に帰ってしまった。誰も居ない教室。たまに部活の準備で数人が出入りする程度。いつもだとこなちゃんと雑談をして時間をつぶすけど 今回はそうはいかない。退屈な時間。待ち時間がこんなに長く感じることはなかった。こんなことなら先に帰っちゃってもよかったかな。何をするでもなく自分の机に座っていた。 校庭から運動部の掛け声が聞こえる。音楽室からブラスバンド部の練習の音。隣りのクラスからは楽しそうに雑談でもしているのか笑い声が時々聞こえた。 大きくあくびをした。何回目のあくびかな。ふと教室の外を見ると廊下から数人の生徒が歩いて来た。確かあの生徒はA組の学級委員だったかな。その生徒は鞄をもっていた。 あれ、もう会議はとっくに終わってい...
  • 第1夜
    第1夜  銀色の月が漆黒の天井の真上に差し掛かる頃、少女はそれを眺めつつ少し震えていた。 秋風が身体に染み込む。都会の喧騒を知らぬ町外れで、うっすらと涙をにじませながら呟く。 「・・・来ちゃったんだ・・・」 男は少女の肩に手を乗せて「ごめんな」と一言呟くと、もうそれ以上、声を出せなかった。 ―――――翌朝 「おっはよー!柊姉妹~!」 「おはよぉ、こなちゃん」 「おっす、こなたぁ~。そのまとめて呼ぶのやめないか?」 柊かがみのこめかみがぴくぴくと震えているのを知ってか知らずか、蒼髪の泉こなたは顔全体を緩ませながらにやけている。 どことなく空気にいっそうの透明感を感じる秋空の下、少女たちはいつものように学校へと向かっていた。 教室にたどり着けばやはり、いつもと変わらぬ喧騒が回りを支配し、何事もなく平穏な日々が続くと思われていた。 「そういえば、もうすぐお月見だよ...
  • 「そして、終わらない明日へ」:PnEjViAbO氏
    スランプだ。あともう少しで仕上がるというのに、最後のセリフが浮かばない。 彼女は今をときめく超売れっ子作家。デビューしてから15年は経つが、未だ人気は衰えていない。 「はぁ………」 物語はクライマックス、もう少しで完成するのだが、どうしても最後のセリフが思い浮かばない。 「……よし……」 彼女は椅子から立ち上がると、仏壇にある旧友の写真にほほえみ、ジャケットを羽織ると外へと消えていった。 「……4年ぶりかな……」 彼女はスランプになると、いつもその高校に訪れていた。 かつての自分の経験から、話の先を導きだすために。 時刻は4時、授業は終わっていて、中から聞こえるのは部活で汗を流す後輩達の声が中心だった。 「変わってないな……」 彼女は校庭を見回しながら歩いていく。かつての仲間達との生活を思い出しながら。 職員室に行き、来校の報告をす...
  • ID:ojiUigDO氏:サイバー☆ゆーちゃんAnother~生きているって素晴らしい~
    ※この話はID IokxDns0氏 サイバー☆ゆーちゃん~小早川ゆたかの危機~ の少し後のお話です   「…………」 私は今、自分のベッドの上に頭だけの状態で置いてあります。 身体は前回、地震が起きた時に壊してしまい、今は修理に出しています。 頭部の検査も受けてはみたんですが、特に異常は起きてなかったので頭だけは家に帰ってくることができたんですが…… 頭だけじゃ何もできないから……ありていに言って暇なんですよね…… 「ふぁ……」 おっと、失礼しました。 頭に予備電源が入っているので、顔の表情とかは動かせるのですが……身体がないから自分から動くことは…… 「やふー! ゆたか、いるー? あ、いたー」 「ひゃわっ! お姉ちゃん!?」 突然、ゆいお姉ちゃんが扉を開けて入ってきました。 あくびをしようとした瞬間に入ってきたから、変な声を出しちゃったよぅ……。 ……あれ? 今は家に誰もいないはずだから...
  • ID:dk3zqLo0氏:マークト・フォー・デス
    「死亡フラグ」を口にすると死ぬ。 それがこの世界の掟である。 「マークト・フォー・デス」。 「死亡フラグ」の英語、"Marked For Death"をそのままとった、 仮想現実シミュレーションゲーム。 とある大学の研究チームによって開発されたこのゲームは、 大きな研究施設の一室に置かれたスーパーコンピュータを基盤にして動く。 このチームの研究題目は、 「リアリティ性の高い仮想現実の実現に関する研究」と銘打ってある。 具体的には、3D技術によるリアルなグラフィックスの実現と、 人間の意思をコンピュータによって正しく解釈するインタフェースの実現、というところだ。 この研究で特に心を砕いたのは、後者だという。 コンピュータ科学における数ある難題の中でも、 人間の意思を解析するのは特に難しいこととして知られていた。 必要な基礎知識の範囲も非常に広く、 脳科学、認...
  • レスっぽい物6P
    663 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/01/29(火) 14 57 24.93 ID W7BF0USO かがみ「2時間レスがつかなかったら、こなたは貰っていくわ」 こなた「無理でしょ」 664 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします [sage]:2008/01/29(火) 15 57 40.20 ID .k.b3Dco とりあえず阻止しておく 666 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/01/29(火) 17 34 35.24 ID W7BF0USO こなた「やっぱり阻止されたね。残念でしたかがみ~ん、あれ? かがみ?」 かがみ「…………」 こなた「し、死んでる……!」 668 :以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします :2008/01/29(火) 18 46 37.22 ID IN8jLbo...
  • ID:OTCd5MMo氏:ワスレモノ
    「忘れものは何ですか♪ 見つけにくいものですか♪」 「じゃなくて探しものでしょ。しかも古いし」 「名曲は色褪せないってことだよ!」 「脈絡ゼロだし……」  夜の町並みを歩く影二つ。  片や陽気に、片や呆れ顔で少女たちは陵桜学園へと向かう。 「で、忘れ物って何なの?」 「明日使う原稿、部室に置いてきちゃってさ」  永森やまとの親友、八坂こうはこの時初めて忘れ物の詳細について答えた。  一時間前にも同じ質問を投げかけたのだが、なぜかその時の彼女にはお茶を濁されてしまっていた。  その答えが、学園に程近いこの道路でいよいよ返ってきたのだ。  ――おかしい。  こうは割と気分屋で、似たようなケースは過去に何度かあった。  だが今は家の門限が迫っている。通学に片道数十分を費やすはずの彼女には、こんな時間に妙な思いつきを実行する余裕などないはずなのだ。 「そんなの明日でいいじゃない。今日はもう時間遅い...
  • ID:+AnOJenx0氏:事変
     心変わりなんて簡単にしてしまうものである。  「親切」を「偽善」に変えることは容易い。例え誰かが自分をどんなに慕ってくれたって、どんなに助けてくれたって、「あいつはお前を出世のための道具としか捕らえてない」と一言耳に吹き込まれてしまえば、そいつのことを信用することなんてできなくなってしまうだろう。  「偽善」を「親切」に変えることも容易い。例え誰かが出世に利用しようと自分にいい顔で近寄ってきたところで、「あいつは誰にでもああやって優しくしてやってるいいやつなんだ」と一言耳に吹き込まれてしまえば、そいつのことを簡単に信用してしまうだろう。  何よりも恐ろしいのは、心変わりの媒体となった情報の「真偽性」が問われないことである。 【 事変 】 「この中の誰かが盗った……とは考えたくないですが」 ...
  • ID:36vmEFw4O氏:らき☆すた~誘拐事件~
    「…。」 現在メールを打っている。 宛先をアドレス帳から選ぶ。 宛先欄に『小早川ゆたか』の名前が載る。 『明日は日曜日だから、遊ばない?』 送信ボタンを押す。 そして1分も経たずに返信が来た。 『いいよ!10時くらいでいい?』 私は喜びに浸りなから返事をした。 『いいよ。』 そう送った。 「みなみちゃ~ん」 「いらっしゃい…」 「じゃあ叔父さん、帰りにまた、よろしくお願いします。』 「おう!楽しみなよ!」 どうやら泉先輩のお父さんにつれてきてもらったらしい。 ゆたかがお辞儀をしたのを見ると先輩のお父さんは満弁の笑みで走り去っていった。 「じゃあ上がって…」 「うん!おじゃまします!」 6時間が経った。 「あ、もうこんな時間だ…」 「4時か…帰るの…?」 「家が近ければもっと遊べたのにね…」 ゆたかの家は埼玉の端にある。東京からだと数時間は普...
  • ID:NNpNNVne0氏:大爆発
    「お、メールだ。ん~、何何?『ごめんね~、少し遅れるかも~。めんごめんご』またかよ。全く、時間守れよな」 かがみはマクーシェイクを一口すすった。少し下品な音を立て、シェイクが吸い上げられていく。 「早く来ないと飲み干しちゃうゾ~」 時計はとっくに待ち合わせ時刻を過ぎていた。いつもの事ながら、こなたの遅刻癖は治らない。今日もこなたは遅れる。 かがみの予感は的中した。むしろ、遅刻が普通になりつつある現状に、こなたは既に慣れている節がある。 「慣れてどうすんのよ…ズズズ」かがみは呟いた。と同時に目の前に影が現れた。目だけを動かし、その正体を確認する。 「ヤフ~」おどけるこなたがそこにいた。「遅いわよ!もう、何やってんのよ?また…」「ごめんね~、お父さんに用頼まれちゃってさ…」 「用?」「出版社に原稿届けに行ってたの。お父さん、家に置いてきちゃってさ…」「何よ、だったら連絡くれ...
  • 「最後の鬼ごっこ」ID:kOvlXUDO氏
    夏休みも中盤に差し掛かったころ、『夏だし恒例じゃん!』という泉こなたの提案で、四人は県内にある小学校の旧校舎にやってきた。 十数年も前に校舎は新しく建てられたのだが、予算が厳しいために取り壊しも行われていない。 湿気を伴った風が、彼女達の間を吹き抜けていく。暑苦しい大気が急に冷え込んだような気がした。 「……まるで爆撃のあとね……」 五階建ての校舎を見上げ、柊かがみが言った。 校舎の窓ガラスは全て割れている。壁の色が茶色がかっており、広島の原爆ドームを彷彿とさせる。 その時、青ざめた顔をした柊つかさが、高良みゆきの袖をくいくいと引いた。 「ね、ねぇ……帰ろうよぉ……! ここ、絶対に何かいるよ……!!」 目尻に涙を浮かべ懇願してくる姿を見て、みゆきは少し可哀想な気がしてきた。 つかさはこの話に乗ったわけではない。こなた達に無理矢理連れてこられたようなものだ。 帰りましょうか? と、そ...
  • 1―2
    1―2 「ふ~、少し早く走りすぎたかな?」 こなたはあの後、図書館ま走ってきた 太陽の位置がまだ東の空にあることを確認し、図書館のドアを開ける 「いらっしゃい、こなたちゃん。今日は早いわね」 図書館の館長だ。人手不足により、カウンターで貸し出し業務も並行している 「うん、早く封書が読みたくてね~」 「急がなくても、封書は逃げないわよ」 そう言うこなたに笑いかけながら、一冊の本を取り出し、カウンターに置く タイトルは現代の文字で書かれていないうえに中身まで同じ調子。故にこれまで封書とされてきた本だ 「よし、さっそく読もうかな」 こなたは図書館中央に位置する読書ルームに移動 「……おおお……」 本を開いてすぐ、こなたの目が輝きだした   どれくらい時間が経過しただろうか、窓の外はオレンジ色に染まっていた 本来ならお昼頃に本を読むのを一時中断、古武術の修行を行うはずだった しかし、本に夢中...
  • The Legend of the Lucky Star 第五話
    第五話 「潰れろ! 『崩牙(ほうが)』!!」 みさおが言い放った瞬間、巨大な岩が空中に数個出現して氷狼達に落下し、押し潰していく。 だが、それらを軽々とかわし、こちらを睨み付けてくる一匹の氷狼がいた。 『グルル……』 「チ、ボスが残ったか……」 みさおは目の前にいる氷狼を見つめ、軽く舌打ちをした。 人間ほどの大きさを持つそいつは、他の奴らと比べるとかなり大きいのだ。群れのボスなのだろう。 残りの雑魚はすでに浄化した。だが、ボスとなると一筋縄ではいかない。 『グガァ!』 「な! 速……!!」 その巨体からは考えられないほどのスピードでみさおに突進してくる! 驚きから反応がわずかに遅れたのもあったが、瞬発力そのものに圧倒的な差があったのだろう。みさおは後ろに飛び退くがその差はあっという間に縮まった。 『キシャア!!』 「うあぁああぁ!!」 氷狼のボスはみさおの利き手である左腕に噛み付いた! そ...
  • ID:4upHljw0氏:コナタ・イズミの日記
    ・他ゲームとのクロスオーバー ・グロ有り ・キャラ死に注意 7月28日 みんなとプールに行った。 この季節なのにやけにすいていたおかげで心地良かったよ。 ココ最近、新種のインフルエンザが流行ってるって聞いたけどそれかな? かがみん、頑張ってダイエットしているみたいだけど、 正直あの体を見るとその必要は無いだろ~ね~ww 偉い人は言いました、お腹に肉が多少余るのがマニアックで良いと。 それを言ったら勿論ぶたれたけどねww いやかがみんをからかうのは、三度の飯より生きてるって実感が沸くったらないね~ つかさもつかさで可愛い水着だったし、みゆきさんは言うに及ばず……。 ホント適わないよねえ……。 貧乳はステータスなんて言っても、これにはちょっと自身無くすよ。 まぁそれを言ったら、かがみには『あんたも女らしい所あるのね』って笑われた。 かがみんの癖に~。 ▼ 7月29日 今日はかがみと二人だけでア...
  • ID:ilryqbMC0氏:つかさの旅(ページ3)
    終章 <愛>  次の日、朝一番で店に出勤した。昨日は休んだけど結局彼の事が頭から離れられなかった。体を動かせば少しは楽になるかもしれない。 かえで「おはよう」 つかさ「お、おはようございます」 私よりも先にかえでさんは出勤していた。 つかさ「昨日は突然休んじゃってすみません……」 かえで「失恋でもしたかな……浮かない顔しちゃって」 つかさ「え……」 ドキっとした。 かえで「……どうやら図星みたいね、でも、そんな顔はつかさらしくないぞ」 つかさ「でも……」 かえで「昨日のお昼……久々に彼が見えたわよ、つかさは居ないのかってね……彼の怪我は良くなったみたいね、良かったじゃない」 つかさ「昨日、来たのですか」 かえで「お、いい顔になったじゃない、今日、一日その顔でね」 何で来たのだろう、この町を去るって言っていたのに。 かえで「つかさは休みだって言ったら、今日...
  • ID:ly1Xbwo0氏:道草 つかさの忘れ物
    この物語はID bz0WGlY0氏:道草の続編です  今日はイライラする、最終バスに乗り遅れた。歩いて駅に行かなければならない。一時間くらいか。たまには歩いて帰るか。 私はゆっくり駅に向かって歩き始めた。バスに乗っている時は風のように流れて過ぎていく風景。こんなにゆっくりと動く景色。まるで時間が止まっているようだ。 日はすっかり沈み、空は赤く染まっている。半ばくらい歩いただろうか。……あの頃は良かった……いや、そんな事はない。私は決めたんだ。 あの時の私はもう捨てたんだ。弱虫だった頃の私は。 忙しい毎日、だけど充実していた。峰岸さん、泉さんと 共同出資をしてレストランを経営をした。最初は順調だったけど……。  数時間前 みさお「美味しかったよ、すごく」 あやの「ありがとう」 みさお「でもよ、この店の最初の頃の方がもっと美味しかったような気がする……」 あやの...
  • 「ゲレンデ恐怖症」 ID:3twZPJI0氏
    揺さぶられる感覚でわたしは目を覚ました。 「ふぁ……あれ、着いたのか?」 「ええ。交代の時間になっても起きなかったから。そのまま運転してきたの」 「そうか。悪かったな」 ふゆきの誘いで久しぶりに二人で旅行に出かけた。いつもは公共の交通機関を使って移動するのだけど、今回はそんなに遠いところではないのでふゆきの家の車が移動手段。目的地はふゆきの家が経営している温泉旅館。モチロン無料での宿泊だ。 少し前に黒井先生も誘って三人で旅行に行った時は、このオールふゆき持ちのシステムに黒井先生はふゆきに頭が下がりっ放しだった。でも、このシステムがわたし達にとっての普通なのだ。周りから見れば黒井先生の反応こそが『普通』なんだろうけど。 「さてと」 寝ぼけた頭が勝手に再生していた過去の映像を停止させ、車から降りた。雪の積もった駐車場のすぐ近く。天原家経営の温泉旅館が見え――って…… 「ちょっ...
  • ID:99QIxS2o氏:お祭りの、そのあとは(ページ1)
    いかにも梅雨らしい、今日はそんなぐずついた空模様の日だった。 予報通りの曇り空からは雨がぽつぽつと控えめに落ちてきている。 雨に濡れないように、苦心して歩く人々の視線が空に向くことはない。 そんな、どこか物憂げな大気に包まれた街のファミリーレストラン。 その一角で、私は怒りに声を荒げていた。 「……でも!そんなのってないじゃない!」 「ま、まあまあかがみん、落ち着いて。ここ、外、外」 時刻はそろそろランチタイムも終わろうかという頃。 平日のせいか雨のせいか閑散として、それでも親子連れやカップルで それなりに賑わう店内、気がつけば私は全員の注目の的となっていた。 キッチンの奥からも、エプロン姿の渋い男性が苦い顔を覗かせている。 当然、私は意気消沈して、握り締めた拳からは力が抜けていき、続いて耳の熱くなる音が聞こえた。 「よろしいよろしいー、羞恥に戸惑うかがみんもかわいいよ」 テーブル対面のこ...
  • ID:mVgT44I0氏:ラブレター
     ある日のこと、私は自分の部屋で勉強をしていた。辞書で調べようとしたら。 辞書が無いことに気が付いた。 そういえばお姉ちゃんに貸したままだった。私はお姉ちゃんの部屋に向かった。ノックをした。 返事がない。 「お姉ちゃん入るよ」 ドアを開けたら、お姉ちゃんは居なかった。買い物にでも出かけたのだろうか。でも宿題はさっさと終わらせたい。 私はちょっと悪いと思いながらも部屋の中に入ってお姉ちゃんの机の上を探した。 辞書は机の真ん中に置いてあった。その辞書を持ち上げた時、その下に封筒があるのを見つけた。 あて先はお姉ちゃん。封筒の中身は出ている。もしかして、ラブレター? 思わず封筒の中身を手に取り読んだ。 字はとても綺麗で丁寧に書かれていた。そして内容は、放課後屋上で大事な話があるから会って欲しいと・・・ これって、思った通りラブレターだ。さらに見ると待ち合わせの日時は・・・明...
  • ID:O1mi2Otc0氏:つかさの旅の終わり(ページ2)
    けいこ「ふぅ~」 溜め息のような、深呼吸のような感じだった。恵子さんはゆっくりと目を開けると私を見て驚いた顔をした。 けいこ「あら、いつの間に……ごめんなさい、もう来ていらしたとは」 つかさ「ノックしたけど演奏が始まっていたので……」 けいこ「立たせたままでしたね……さあ、こちらへ」 けいこさんは立ち上がりピアノから離れた。そしてテーブルの席へと向かった。 つかさ「とても良い曲ですね、聴き入ってしまいました、何て言う曲?」 私はけいこさんに案内された席に座った。そしてけいこさんも席に座った。 けいこ「亡き皇女のためのパヴァーヌ」 つかさ「曲の名前ですか、亡き……皇女……とても悲しげな曲でした」 けいこ「ラヴェルの作品……彼が、夫が私に教えてくれた最初の曲……もう逢えない、だけど諦めきれない、切ないわね」 感情が籠もっていた。けいこさんは皇女を亡くなった旦那さんに置き換えて演奏していた...
  • ID:SE/f0n.0氏:柊かがみの狂った愛情
    こなた「かがみー、遊びに来たよー」 いつものようにこなたが遊びに来る。 一緒にゲームをしたり、お互いのグッズを見せ合ったり。 ラノベの話で盛り上がることもあった。 勉強会…つっても、まぁ、あいつの場合ただ単に私の宿題を写してるだけなんだけど。 でも、こなたのボケに突っ込んでいるうちにふと心の中に何かが芽生えていた。 そうだ…私は……「こなたが好きなんだ」 今日もこなたが遊びに来た。 こなたのヤツ、遊びに来てくれるのはいいけど用事が終わるとすぐ帰っちゃうんだから。 どうして?私はこんなにもこなたが好きなのに――― もはや、小細工なんかしている暇はない。 はっきりこなたに言ってやるんだ。 こなたが好きだってこと。 こなたを愛してるってこと。 でも今思えば、私はただ単に、こなたを自分のものにしたかっただけなのかもしれない… かがみ「こ、こなた…あの、さ…」 こなた「か、かがみ…?」 か...
  • 画像付きネタ
    こなた「私の絵散々叩いてたけどかがみの絵ってどんなの?」 かがみ「い、いや~それは…」 つかさ「そういえば私もお姉ちゃんの絵見たこと無いかも」 こなた「ぜひ描いてみてくださいな」 かがみ「……」 かがみ「…描いたわよ」 つかさ「………え~っとこれは…」 こなた「見せて見せて~」 こなた「………ナス?」 かがみ「違う!!!」 画像 こなた「かがみがまさか私より絵が下手だったとは…」 かがみ「あまり変わらないでしょ」 こなた「みゆきさんなんてかわいい絵描きそうじゃない?」 みゆき「わ、私ですか?お恥ずかしながら体を描くのが苦手でして…」 こなた「いいからいいから」 みゆき「で、出来ました」 こなた「…豆?」 かがみ「…カービィ?」 こなた「…オリゼー?」 みゆき「もやしもんじゃないですよ!」 かがみ「(えー!あえてこ...
  • 第一章:異次元での生活、襲い来る認めがたき人物
    「みさきちー、そっちの薬草取ってー」 「あいよ、ちびっ子。ほら」 「……」 翌朝。目が覚めたら元の世界に戻っていた、ということはなく、かがみはみさおとこなたに傷の手当てをされていた。 身体中に巻かれた包帯を外し、薬草(と二人が言っていた草)を敷いてから新しく包帯を巻いていく。 改めて身体を見てみると……傷は相当深いようだ。よく生きてるなと自分でも思うくらいだ。 「……ねえ、二人とも」 「ん、なんだ?」 「それが薬草っていうの……常識なの?」 当たり前のように身体に敷いていく草だが、かがみには見たこともない草。 本当に治癒効果があるのかまったくわからないのだ。 「この【ドリカブト】を傷口に付けてるとね、傷の治りが早くなるんだよ」 「中庭で高良が大量に栽培してるから、心配する必要はないゼ」 それだけ言って、また【ドリカブト】とやらをかがみの身体に敷いていく。毒々しい名前だが、とりあえずツッコま...
  • らき☆すた殺人事件~紅く染まる白銀の世界~FILE.2
    「まさかリムジンで歓迎とは……さすがみゆきさんの家系だヨ」 「え、と……それは誉め言葉と受け取っていいのでしょうか……」 「もちろんだよ」 こなた達一行を乗せたリムジンは、雪が降り積もった道を走っていた。 冬休みに入り、飛行機を介して北海道に移動。みゆきの別荘はそこからかなり遠いということなので、なんとリムジンを用意してくれていたのだ。 近くには巨大な建物はおろか民家すらない。こんな田舎道を走るリムジンは世界でここくらいだろう。 「一度でいいからこんなことしてみたかったんだよね~」 「泉ちゃん、ボスみたい……」 「泉様と呼びたまえ、峰岸君。……なんちゃって」 最後列の中心を陣取っているこなたは足を組み、左手でブドウジュースの入ったワイングラスを回し、右手で組んだ足の上にいるネコを優しく撫でていた。 まさにマフィアのボスみたいな格好なのだが、こなたの外見がそれを大いに邪魔していた。 ちなみに...
  • ID:x6xQWns0氏:【新釈】みさおちゃん妄想ネタ
    以前書いていたこちらID gbf7/9U10氏:みさおちゃん妄想ネタの 新釈、あるいはオルタナティブストーリーとなります。 みさおちゃんはよく授業中に居眠りするwwwwwwwwwwwwしかもいびきや寝言まで発するからクラスメイトは迷惑極まりないwwwwwwwwwwww 俺は楽しんでるけどね^^本人は自覚しえないから、そこがさらに良いwwwwwwww たまにとても恥ずかしい寝言を言ったりするwwwwwwwwwwww 「………………うおっ……………………………えろっ………………………ふひっ」 さっそく俺は、みさおちゃんの恥ずかしい寝言を録音して、それを次の休み時間みさおちゃんに突き出してみたwwwwwwwwwwww 「ねえ、何がえろかったの?」 「……うるせえ」 「淫夢か?淫夢をみたんか?」 「…………うぬせえ……!」 「ふひwwって笑ってたけど、そんなにえろかったの?ねえ何がえろかったの...
  • The Legend of the Lucky Star 第七話
    第七話 「うっぎゃああああ!!」 夜の町に男の悲鳴がこだまする。その悲鳴は闇の中に消えていき、その悲鳴を聞いた者はいなかった。 物言わぬ男の周りにいるのは『人でも動物でもない何か』――餓鬼の群れ。 『マサカ霊能力ヲ持ッテイタトハ……』 『犠牲ハ多イガ、仕方アルマイ。仲間ノ分ハ我々ガ背負ッテ生キテイコウ』 「餓鬼のくせに、この群れは仲間に対する思いやりがあるんだな」 「相当精力を吸ったんだね。人間らしさまで感じられるヨ」 突然聞こえた声に辺りを見回す餓鬼達。しかし次の瞬間、声の主は群れの中心――男のそばに飛び降りた。 思わず後退りする餓鬼達。それらを睨み付けるみさお。こなたは男の首筋に手を当てて、そして首を横に振った。 「……やっぱりダメだ、もう死んじゃってる」 「ち、もうちょい早く出てくりゃ……」 『貴様ラ、魔ヲ狩ル一族ノ二人組カ!!』 こなたとみさお、この二人の噂は妖魔の中でも有名となっ...
  • ID:iIr4HyYS0氏:『真・つかさの計画』
    『真・つかさの計画』(1) これは『つかさの計画』のパラレル的な話。 -ある嵐の晩の柊家 家の中で勉強中のかがみとつかさ。 つかさ「雨ひどいね。」 かがみ「そうね。」 教科書を見ながらつかさがぼやく つかさ「ねえお姉ちゃん、こなちゃんのことどう思ってる?」 かがみ「えっ?いきなり何言い出すの?」 つかさ「いいから答えて。」 かがみ「どう思ってるかって・・・、まあちょっと性格は     ひねくれてるけど、大事な親友だよ。」  かがみがつかさの問いに答える。 つかさ「・・・・・。」 かがみ「どうしたのよつかさ、いきなりこんな事言いだしてw?」 つかさ「お姉ちゃん、私ねたまにこなちゃんのこと本気で許せないことがあるの。」 かがみ「・・つかさ?」 つかさ「今日も学校で私のこと馬鹿だのアホだのみんなの前で大きな声でバカにして・・     自分だってオタ...
  • The Legend of the Lucky Star 第六話
    第六話 (……原理はラムダ・○ライバと同じ……強く、その形をイメージすること……) 三日月が空に浮かび夜道を照らす中、こなたは昨日みさおとした会話を思い出していた。 『幻想召喚師』――頭の中のイメージを現実に出すことができる、『魔を狩る一族最強』とまで謡われた力である。 父の影響により、小さい頃からヒーローに憧れてきたこなた。 夢のまた夢だと思っていた世界に、自分が入ることができたなんて……!! 「来い! ○ンダァァァァァァム!!!」 ……高らかに叫んだものの、何もやってこなかった。 「……あっれぇ~? おかしいなぁ……容量オーバー?」 いくらイメージを現実に出すことができると言っても、制限というものがある。 こなたは力を取り戻したばかりであるため、極端に大きいものはだせないのである。 「ま、いっか。じゃあこれで」 こなたの左手に出てきたのは剣の『柄』の部分。 だが次の瞬間、白銀に輝く刀...
  • ID:c1MEsGkX氏:しゃっくり
     とある日の朝。登校してきた泉こなたは、前を歩く友人の双子、柊かがみとつかさを見つけ声をかけた。 「かがみとつかさー、おはよー」 「あ、おはよう、こなちゃん」 「…ひっく…こなた、おはひっくよう」  振り返りながら返事をした二人。そのかがみの方に、こなたは眉間にしわを寄せて、首をかしげた。 「どしたのかがみ…しゃっくり?」 「そうなんだよ。なんだか、朝から止まらないらしくて…」  つかさがこなたに答える間も、かがみは定期的にしゃっくりを繰り返していた。 「なんか、かがみのしゃっくりって上半身が大きく動くね。見てておもしろい」 「大変なんだからひっく。笑い事じゃないわひっく」  しゃっくり交じりの言葉が恥ずかしいのか、かがみは不機嫌そうな顔をしてこなたとつかさより前を歩き出した。  定期的に揺れるその背中を見ながら、こなたは今日一日どうすべきかを思...
  • ID:1/cRkHf60氏:asLS ep.02~雪兎~
    第一夜 「こんな攻撃じゃ私たちはやられないよ?」 「こなちゃん、もう一体着たよ!」  街外れの廃工場。乾燥した風の吹き抜ける中、闇夜の舞を華麗に踊る二人の天使。  蒼翼の天使、泉こなたは夜空を駆け巡る。彼女の長い髪の毛はまるで意思を持つ翼のように翻る。  紫の巫女、柊つかさは隠し持っていたその才能を思う存分披露するが如く、強力な結界を幾重にも敷き詰めていた。 「・・・明王火炎呪:焔鎧!」  全身を火炎が包み込み焔の塊となったこなたは眼前に迫る異形のものに向かって突進していく! 「ほりゃぁ!爆炎(ダ○ド)!」  手のひらから発せられた光弾が異形の化物の腹部に当ると、それは内部から弾けるように爆破を起こし絶命した。 「ふふふ、ダ○ク・シ○ナイダー様から頂いたのだよ」  にやりと笑い、化物の残骸を見下ろす。  しかし、直後に強烈な衝撃がこなたを襲う! 「いてっ!」  地面に叩きつけられる少女!...
  • @wiki全体から「ID:b8XnQTxp0氏:井戸端会議は続く。 ~瞬間移動」で調べる

更新順にページ一覧表示 | 作成順にページ一覧表示 | ページ名順にページ一覧表示 | wiki内検索

ツールボックス

下から選んでください:

新しいページを作成する
ヘルプ / FAQ もご覧ください。