ジャンル |
シンキングペンシル |
メーカー |
デュエル |
対象魚 |
シーバス、青物 |
サイズラインナップ |
105、125 |
フィールド |
サーフ、磯、河川など |
概要
角ばった外見が特徴的なシンキングペンシル。面の多いボディからのフラッシングがウリ。
固定重心だが飛距離はなかなか。固定重心ゆえの前進ローリングフォールも魅力的。
重量をまして貫通ワイヤーになった「
アダージョヘビー」もリリースされている。
価格もお手ごろ。
評価点
シンペンらしいゆらゆらとした動きにローリングが合わさり、非常にミノーライクな泳ぎをする。
シンペンに慣れない人でも使いやすいはず。
ローリングは角ばったボディによるフラッシング効果にも繋がっている。
前進しながらローリングするフォールは「止めて食わす」ことも可能。
軽くトゥイッチ+フォールなど、組み合わせで様々な攻め方ができる。
もちろんただ巻きだけでも十分釣れる。
問題点
十分な飛距離を持つが、固定重心ゆえ同サイズの重心移動のシンペンよりはやや飛距離が落ちる。
特に125mmは大きさと重さ(28g)の割にはあまり飛ばない。空気抵抗の小さい105mmの方がキャストフィールは良い。
また固定重心は前述のフォールアクションにも繋がるので一長一短のポイントでもある。
総評
非常に使いやすいシンペン。日中はアクションを加えて、夜は表層をゆっくりと、使う場面も選ばない。
シンペンを使い慣れない方にもおすすめ。
雑記
アダージョ(Adagio)とは「ゆっくりとしたテンポ」の意味。
デュエルのこのシリーズは他に
ミノーの「
ドルチェ」、バイブレーションの「
フォルテ」が存在するが、アダージョほどの人気、知名度はないようだ。
最終更新:2018年03月10日 19:04