*ジャーマンスープレックス<技名> <[[用語集トップへ戻る>東プロ用語集]]> ---- 立っている相手の背後に回り込み、腰に両腕を回して組み、自分の体ごと後方に反り投げて固める。 投げる際に掛け手がブリッジを描くため「人間橋」とも呼ばれ、プロレス技の芸術品とされる。 相手の体をフォールしたままブリッジの姿勢を長く保つため強靭な背筋を必要とする。 元はアマチュア・レスリングにおける後ろからの反り投げであった「スープレックス」を、 カール・ゴッチが反り投げると同時にフォールをかける技として改良したのが始まり。 厳密には反り投げて固める一連の動きが「スープレックス」であり、 投げ捨て型はただのサルト或いはスロイダーである、との事だが、 便宜上は後方への反り投げの多くが「~スープレックス」と呼ばれている。 またゴッチ自身の命名ではなく、彼がナチスギミックだったために「ジャーマン」の名がついたとされる。 日本プロレス界に多大な影響を与えた技の一つで、数多くのフォロアーと派生技を生んだ。 代表的なものが、相手をフルネルソン(羽交い絞め)の状態にして反り投げるドラゴンスープレックス、 両腕をチキンウイングで極めて反り投げるタイガースープレックスなど。 現実のプロレス界にスープレックスをフィニッシュとして使うレスラーは減少傾向にある。 東プロにおいても繋ぎとしての使い手は[[文]]、[[美鈴]]、[[慧音]]、[[レティ]]など何人かおり、 [[にとり]]や[[咲夜]]、[[紫]]などは繋ぎには勿体ないくらいの物を持っているが、 フィニッシャーとしての技は[[魔理沙]]のドラゴンメテオ、[[輝夜]]の永夜返しくらいである。 さらにジャーマンに限れば輝夜のみになってしまい、その輝夜は人間橋使いというよりは [[難題]]アーティストとして人気の選手であり、「勿体ない」と嘆く声も一部であがる。 ---- &link_edit(page=ジャーマンスープレックス, text=このページを編集)