退厩馬一覧(昭和に入厩)(下に行くほど新しくなります)

 不明な部分の情報や馬匹の写真をお持ちの方は、お手数ですがぜひ宮崎大学馬術部までお知らせください。

初霜

競走馬名
入厩日 S28.4 退厩日 S34

八雲

競走馬名
入厩日 S28.4 退厩日 S38

トサホマレ

競走馬名
入厩日 S33 退厩日 不明

飛虎

競走馬名
入厩日 S35 退厩日 不明

日南

競走馬名
入厩日 S38 退厩日 S43.9

錦嶺

競走馬名
入厩日 S40.3 退厩日 S46

宮武

競走馬名
入厩日 S40.10 退厩日 S47

柏雲

競走馬名
入厩日 S40.10 退厩日 S43.12

宮秀

競走馬名
入厩日 不明 退厩日 不明

宮竜

競走馬名
入厩日 不明 退厩日 不明

宮藤

競走馬名
入厩日 不明 退厩日 不明

清雲

S34.5.22生 アラブ系・栗毛・セン・北海道産
ホースニュース
錦春
競走馬名
入厩日 S41.2.21 退厩日 S57.10.28

 宮大の功労馬。これまで数々の試合に出場し、百戦錬磨で鍛えただけあって、試合を知ること人以上。名だたる先輩達も此の馬で自信をつけて晴れの舞台へ初陣していった。<初霜15号より>

龍雲

競走馬名
入厩日 S42.11 退厩日 S46

宮子

競走馬名
入厩日 S42.11 退厩日 S45

昇雲

S38.4.10生 サラ・栗毛・セン
競走馬名 ヤマニンヒカリ
入厩日 S43.4 退厩日 H2ごろ

 素質は日本一と、噂もちらほら、西日本から全日本制覇を狙う1頭です。馬房では「マエカキ」をしながら1人で柔軟体操をしております。<初霜11号より>

丸吹雲

競走馬名
入厩日 S43.4 退厩日 S50

 馬房の前を、気にくわないヤツが通ったら、咬みついてやる。これがオレの暇つぶしである。<初霜11号より>

萌雲

競走馬名
入厩日 S45.11 退厩日 S49

麗雲

アングロアラブ・牝
競走馬名
入厩日 S45.12 退厩日 S49ごろ

 宮大の紅一点なのに練習でこき使って、少しぐらい肥えてもすぐ細くなるんだから。もっと食わして、まだ色気より食気なの。<初霜12号より>

飛雲

競走馬名
入厩日 不明 退厩日 不明

無雲

競走馬名
入厩日 不明 退厩日 不明

紫雲

競走馬名
入厩日 不明 退厩日 不明

ブルネット

S42.2.26生 サラ・栗毛・牡・静内産
ダイハード
ミスソロナウェー
競走馬名 タマホープ
入厩日 S47.12 退厩日 S51ごろ

 競馬ファンならこの名を知らない者はないであろう程のかつての駿馬。如何せん、右後肢の抵抗に人馬苦労させられる。<初霜11号より>

カーロス

S46.5.4生 サラ・栗毛・牡・門別産
ハードウイン
エイテイヒルズ
競走馬名 ミヤテンリュウ
入厩日 S49.3.30 退厩日 S58.11.29

 肢を痛めたにもかかわらず、全日学に出場し、1,2年生の練習馬として頑張っていたカーロス号も、11月29日ついに数々の素晴らしい成績を残し、離厩しました。<初霜第18号より>

彩雲(エンゼル)

S47.2.5生 サラ・鹿毛・新冠産
デイクタドレーク
ローマカツプ
競走馬名 キングエンゼル
入厩日 S50 退厩日 S55ごろ

 非常にかわいい馬で、馬房の前にたってからかうと、すぐに馬栓棒にかみついて、ガリガリやりはじめます。練習中には、他の馬とスレちがったりすると、乗り手にはおかまいなしですぐつっかかります。<初霜14号より>

朝雲

S47.6.5生 アラブ系・鹿毛・セン・宮崎県産
アオスター
ミネファイター
競走馬名
入厩日 S52.4 退厩日 S57.11.28

 宮崎は綾生まれ。愛称はチビ。練習馬をやっておりますが、試合にもほぼ毎回出場し、入賞しております。最近どうも人を見るとかみつきたくなり、人を乗せると跳ねたくなるのです。<初霜15号より>

競走馬名
入厩日 S52 退厩日 S57ごろ

愁雲

S47.5.18生 サラ・栗毛・浦河産
バルダスト(英)
ニホントツプ
競走馬名 ミヨウジンサクラ
入厩日 S52.5.6 退厩日 S57.4.7

 中山競馬場よりやってきた。淋しがりやの甘えん坊です。スマートな体。左後肢の故障が悩みの種。<初霜15号より>

ハクサンアラシ

S50.3.8生 サラ・栗毛・牡・浦河産
ホイスリングウインドⅡ
ケンクンマサル
競走馬名 ハクサンアラシ
入厩日 S53.8 退厩日 S58ごろ

シンプルグリーン

S49.4.5生 サラ・鹿毛・牡・青森産
インターメゾ(英)
ダイニセルコール
競走馬名 シンプルグリーン
入厩日 S53.8.12 退厩日 S63逝去

 何といってもやはりこいつが一番頼りになる馬で、なかなかカッコイイ面をしているが、右前肢の骨折以来、いま一つ体がもとに戻らないのが残念。しかし、昭和57年には全日本学生の総合において見事7位入賞とその戦績を伸ばし続けた。<初霜第17号より>

彗雲

s48.5.15生 サラ・青毛・門別産
テユーダーペリオツド(英)
ジャクリーヌ(米)
競走馬名 ダンデイフオード
入厩日 S54.11.20 退厩日 S57.7.10

 愛称クロ。とてもひょうきん者で、近づくとすぐ顔を寄せじゃれてくる。しかし、試合になって腕白振りを発揮して、立ち上がるのだけはやめてくれ!<初霜16号より>

第二宮龍

S43.1.27生 サラ・鹿毛・セン・千葉産
パーソロン
ゴールデンリング
競走馬名 ミネラルシンボリ
入厩日 S50ころ 退厩日 不明

 こんなに良い家系に生まれたのにこんな汚いところに連れてきやがって。名前はミネラルシンボリ―と言うんだぞ、カッコいいだろう。<初霜12号より>

ミドリ(緑雲)

競走馬名
入厩日 S49.3 退厩日 不明

 腰の調子が悪く、そのためしばらくの間、休ませたり、ハリを打ったりしていました。<初霜14号より>

峰雲(サクセンニシキ)

S44.3.16生 サラ・栗毛・牝
イーグル
シマロール
競走馬名 サクセンニシキ
入厩日 S51.4 退厩日 不明

 宮崎競馬場より入ってきました。歩度がのびたときの前肢は、昇雲にも劣りません。障害は調子のいい時と悪い時の差が激しいようです。<初霜14号より>

ラファエル

競走馬名
入厩日 S51.1 退厩日 不明

 担当者は集中的かまれ、生傷が絶えません。乗用馬としては、素直な馬です。顔がロバに似ているため、ロバエルという愛称で呼んでいます。<初霜14号より>

ラッキーヒット

競走馬名
入厩日 不明 退厩日 不明

大地

競走馬名
入厩日 不明 退厩日 不明

スプリンググレイ

S47生
競走馬名
入厩日 S55.10 退厩日 S60.3

 全日本学生障害飛越競技2位、ALL九州成年障害飛越競技1位、大障害飛越競技2位という堂々たる記録をもつ、障害の大好きな「しろ」です。
 気は優しくて、力持ち、たのもしいかぎりのしろちゃんなんですが、さく癖だけがたまにきず。<初霜第18号より>

オオミセンプー

S54.4.5生 サラ・鹿毛・牡・浦河産
イエラパ
オークラエース
競走馬名 オオミセンプー
入厩日 S55.12.18 退厩日 H2

 新馬とは思えぬ落ち着いた走行を見せ、賞をほしいままにする天性の名馬です。初めての中障害に出場、難なく満点で帰還し、鬼才ぶりを発揮。<初霜第17号より>

ジョーハリバトラ

S48生 サラ
競走馬名
入厩日 S56.3 退厩日 S61.3

 全日本学生賞典障害飛越競技に初出場で第8位。総合馬術でも22位と健闘。宮大の主要戦力の1頭に。
 彼の天性の体の柔らかさは、障害前つまっても馬体をうまく曲げて飛び、めったに落下しないし、自分のおしりを口でなんなく掻けるという長所を持っています。<初霜第17号より>

ユニオンジャック

S48生 サラ・ニュージーランド産
競走馬名
入厩日 S56? 退厩日 S58

 外産馬で、下級生の練習馬として頑張ってくれたのですが、残念ながら綾へ出すことになりました。<初霜第18号より>

エディーアルバート

コーネルランサー
競走馬名
入厩日 S57.1 退厩日 S58.6

 ポニー並みの小さな体で、部員達からは「エディ、エディ」ととても可愛がられていたのですが、試合には不向きでした。<初霜第18号より>

モニカ

S51.3.9生 牝・青森県産
アイブル
スミエホマレ
競走馬名
入厩日 S57.4.9 退厩日 S58.4.25逝去

 「色情魔モニカ」。拍車や鞭をおなかに感じると、ライトニングに専念しちゃってさあ大変。これで全日本は実力は発揮しなかった。モニカちゃんに「今は春じゃないんだよ」って教えてあげて下さい。<初霜第17号より>
 クレイン乗馬クラブより入厩し、部員の期待のもと調教が始まった。将来を期待できる馬でしたが、翌年事故により死去しました。<初霜第18号より>

ラハイナ

S54.3.23生 サラ・黒鹿毛・浦河産
ロードリージ(米)
ホースメンルーラ
競走馬名 ストロングハアク
入厩日 S57.4.9 退厩日 S57.10.9

ローベルジャック

S53.5.15生 サラ・鹿毛・門別産
リマンド(英)
ソラコ
競走馬名 ローベルジャック
入厩日 S57.5 退厩日 S57.8

クレイダ―マン

S53.6.5生 サラ・黒鹿毛・荻伏産
セントクレスピン(英)
カンキヒメ
競走馬名 ヤマトファースト
入厩日 S57.7.22 退厩日 S61.8

 調教1年足らずで全日のスティープル、余力ともに、ためらわず満点でゴールするというすばらしい新馬です。いつもは小さな口でパクッパクッとのん気にさく癖をやっています。足腰も丈夫でけがもなく、タフさとおでこも自慢です。<初霜第18号より>

マイアミ

S48.3.19生 サラ・鹿毛・牝・浦河産
フィダルゴ(英)
バロンヒメ
競走馬名 オンワードクララ
入厩日 S57.8.23 退厩日 S58.10

 当時1頭っきりの牝馬だったんですけど、全日本の折に麻布大学に売られてゆきました。なかなか綺麗な顔してたからいなくなってちょっと寂しい。アミ、お前は馬場馬なんだから、寝るときはちゃんとボロのない所を選んできれいに寝るんだよ。<初霜第18号より>

コルチカム

S54.2.25生 サラ・鹿毛・静内産
ウェスタンリバー
ヤマキエイホウ
競走馬名 ウエスタンベンケイ
入厩日 S58.1 退厩日 S63

 数あるくせ馬の中でもこいつが一番やっかいな奴でした。馬房の前を通れば咬み、中に入ってボロ取りをすれば咬み、作業をしている間はずっと咬む機会をうかがっている。
 当時、唯一の馬場馬として、立派に活躍してくれました。離厩後は、長崎大学に行きました。<初霜第20号より>

エリモパルサー

S55.3.4生 サラ・鹿毛・えりも産
インターメゾ(英)
ライムベイ(米)
競走馬名 エリモパルサー
入厩日 S58.4 退厩日 不明

 実はシンプルグリーン号の異母兄弟。血統はいいし資質は十分、腰の強さは証明済み。<初霜第18号より>

ミスターユー

S52.5.2生 サラ・栗毛・伊達産
バウンティアス(英)
メジロユウギリ
競走馬名 メジロレンジャー
入厩日 S58.5 退厩日 S60.9

 練習馬だったのですが、国体リハーサル総合馬術6位、西日本学生総合馬術4位というすばらしい成績を残し、長崎で頑張っているとのこと。<初霜第19より>

ラガーバンケット

S53.3.28生 サラ・栗毛・新冠産
キタノカチドキ
ヤマノコトブキ
競走馬名 ラガーバンケット
入厩日 S58.5 退厩日 H3

 引き馬の時などなかなか言う事を聞いてくれず手こずりますが、先輩が乗っている時のやる気満々で障害に向かう姿は本当にたのもしいです。<初霜第18号より>

ポーツネル

S55.4.6生 サラ・鹿毛・鹿児島県産
ラデイガ(米)
ケンセイクイン
競走馬名
入厩日 S58.6 退厩日 S60.3

 「ケンセイラガー」から改名。ジロッと三白眼。すきあらばガブっ。手入れにうるさく、気に食わないことにはあくまで意地っ張り。しかし、意外に素直な面もあってとても可愛い馬でありました。<初霜第19号より>

エイティコール


S55.5.5生 サラ・栗毛・セン・三石産
イエラパ(仏)
スイートクリヤー
競走馬名 エイティコール
入厩日 S58.11 退厩日 H17.1

 反抗はないものの、落下が目立ち、「3落のEC」と有り難くない呼び名をつけられてしまいました。落下がない野外走行は大得意で夏の西日本・全日学ともにD区間は減点0のベストタイムでゴールしました。<初霜第19号より>

タケノヒエン

S55.3.24生 サラ・栗毛・セン・静内産
ホープフリーオン(米)
トキノカホウ
競走馬名
入厩日 S60.6 退厩日 H8

 競馬時代、スプリングSに勝った優秀な馬だが、触られるのも嫌い、馬房の中に入られるのも嫌い、とプライドが高く一癖も二癖もあるが、実は非常に素直で利口でさみしがりやだ。<初霜第20号より>

パームストリート

S56.4.29生 サラ・栗毛・牡
カピト
プリンセスレイ
競走馬名 コバダイオー
入厩日 S60.12 退厩日 H1.10.25逝去

 栗毛の流星鼻深鼻白というりりしいマスクとしっかりした体格は、これぞ馬というべきでありましょう。人の言うことまるで聞かないふてぶてしさと、ちょっとした物に驚いてはねまわる臆病さの二つの顔をもっています。<初霜第20号より>

ベアフィールド

アングロアラブ
競走馬名 ゴールデンアロー
入厩日 S61.3 退厩日 S62.1

 佐賀県馬術場からジョーハリバトラ号との交換によってやってきました。大きな体と大きな顔。宮大唯一のアラブであった。西日本では新馬障害1位と、華々しくデビューしたのではあったが、宮崎で覚えたさく癖を携えて長崎大学へ行くことになりました。<初霜第19 号より>

エアーフォース

S59.5.27生 サラ・黒鹿毛・牡・新冠産
イングリッシュプリンス
ヤマニシロー
競走馬名 サンコープリンス
入厩日 S63 退厩日 H1~2?

 じっと見ていると思わず笑いたくなる様なかわいい顔。人懐っこくて、のん気そうで、そして4度の飯をこよなく愛する。しかし、とてもおどろき屋でもある。<初霜第20号より>

ハギノサンバー

競走馬名
入厩日 S63 退厩日 H1~2?

 いつまでたっても自分の馬房も帰る道も覚えない。たえずキョトキョトしているからまっすぐ歩けないので、引き馬の時よく右足小指を踏まれてしまう。ちょっと困った存在ですが、何故か妙に魅かれる。<初霜第20号より>
最終更新:2013年11月23日 20:58