ネタバレ考察 > 登場人物 > 暁美ほむら > ワルプルギスの夜の正体に関する考察

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ネタバレ考察/登場人物/暁美ほむら/ワルプルギスの夜の正体に関する考察 - (2011/07/31 (日) 17:43:12) の最新版との変更点

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#contents() #areaedit() [[ネタバレ考察/台詞集/暁美ほむら]] *他の登場人物との関係 **対 鹿目まどか -「貴女は、鹿目まどかのままでいればいい。今までどおり、これからも」 (1話) -「貴女を非難できる者なんて、誰もいない。いたら、私が許さない」(4話) -「でも、貴女の運命は変えられた。一人が救われただけでも、私は嬉しい」(4話) -「一体何度忠告させるの。どこまで貴女は愚かなの」「愚か者が相手なら、私は手段を選ばない」(6話) 鹿目まどかを支持する意見を述べている。またまどかの契約を阻止できたことを嬉しく感じている。しかし、まどっちの愚かさには手を焼いているようだ。   -「あなたは、なんであなたはそうやって自分を犠牲にして、役に立たないだとか意味がないとか、勝手に自分を粗末にしないで! あなたを大切に思う人のことも考えて! いいかげんにしてよ!」(8話) -「あなたを失えば悲しむ人もいるって、どうしてそれがわからないの!? あなたを守ろうとしてた人はどうなるの!?」(8話) まどかに対する思いが爆発。過去(別の時間軸の世界)で二人は相当親密だったようだ。 &bold(){事実}:まどかは一巡目のループでは内気だったほむらに一番最初の友人になってくれた存在であり、命の恩人でもあった。また三巡目ループでも自分の命を捨ててほむらを助けた。直接描画はないが、四巡ループでも、苦戦するほむらを助けるために、魔法少女になり、ワルプルギスの夜を倒したと推察される(10話) **対 巴マミ -「貴女は無関係な一般人を危険に巻き込んでいる」(2話) -「特に鹿目まどか」「彼女だけは、契約させるわけにはいかない」(2話) -「それをわきまえていなければ、魔法少女は勤まらない。だから巴マミも命を落とした」(5話) 巴マミがまどか、さやかを魔法少女に勧誘していることを非難している。 また、巴マミ自身にも、魔法少女として甘いところがあると考えている。 **対 美樹さやか -「魔法少女としては、致命的ね」「あの子は契約すべきじゃなかった。確かに私のミスよ。」「今となっては、どうやっても償いきれないミスなの」「私はどんな罪を背負おうと私の戦いを続けなきゃならない」(5話) -「魔法少女には、貴女みたいな子が相応しいわ。美樹さやかでは勤まらない」(6話、あんこに対して) さやかの契約を阻止できなかったことに対し罪悪感を感じている。また、さやかは魔法少女に相応しくないと考えている。 ちなみに、6話までさやかに直接話しかけたことはない。 //↑4話戦闘終了後後の「あなたは…」は話しかけたことになら…ないか -「貴女を助けたいだけなの」→「私は貴女を助けたい訳じゃない。貴女が破滅していく姿を、まどかに見せたくないだけ」(8話) まどかを守るために嘘をつく(少なくとも本当の目的を隠す)。そしてそれを見破られて本音を語るも解決せずいっそ…と殺そうとした まどかを悲しませる、不幸にする存在を憎んでいる。 &bold(){事実}:ループした過去の中で、キュゥべえに騙されていると説得した際に、さやかが一番冷淡な態度で返していた。また、過去のループ世界でも魔女化していた(10話) **対 キュゥべえ -キュゥべえに対し攻撃を加える(1話、漫画版でほぼ確定) -「そいつから離れて」(1話) -「そいつが鹿目まどかと接触する前にケリをつけたかったけれど、今更それも手遅れだし」(2話) -キュゥべえとは敵対している。まどかと接触する前に、力づくでもケリをつけるつもりだったようだ。 - 8話を含めて2回QBを殺した - QBの正体も企みも、すべて知っている。その上で阻止しようとしている(8話) **対 佐倉杏子 -「私は冷静な人の味方で、無駄な争いをする馬鹿の敵」「貴女はどっちなの? 佐倉杏子」「賢明ね」(6話) -杏子「食うかい?」(6話、同盟を持ちかけたほむらに対し) -「話が違うわ。美樹さやかには手をだすなと言ったはず」(6話、杏子に対し) 佐倉杏子は冷静な話が通じる相手だと考えているようだ。 &bold(){推測}:食うかい?に対するほむらの返事は描写されていないが、ほむらの提案した条件で同意が成立した。 ○9話で、キュゥべえはワルプルギスの夜にほむら一人では勝てないだろうと考えていることから、全てを知っているほむら自身もそう思っている ×ただし、ワルプルギスの夜に関して「2人がかりなら勝てそうだな」と言ったのは杏子であって、ほむらは必ずしも共闘を考えていなかった可能性もあることに注意 #areaedit(end) #areaedit() *魔法少女に対する考え ほむらが語る魔法少女に関する考えは、魔法少女である自分自身に言い聞かせているようなところがある。 -魔法少女の末路は悲惨であり 誰にも気づかれなくても、忘れ去られても、仕方のないこと(4話) -一度魔法少女になってしまったら、もう救われる望みなんてない(5話) -適性のない性格の者は魔法少女になるべきではない/なかったと考えている(5話) -実際、多くの少女の魔法少女契約を説得により阻止しようとしてきたが、効果はなかった(7話、10話3回目ループ) *魔法少女としての能力は何か? &bold(){事実} -歯車の魔女の攻撃を紫色のエフェクトとともに瞬間移動してよけた(1話) -CHARLOTTE第二形態に食われる直前、他の場所に移動した。また画面下から消えて画面上から出てきた(3話) -杏子がさやかに止めを刺そうとした時、さやかを移動させて救助(5話) --その時空中に停止した水滴に移動するほむらの姿が映った -さやかを載せたトラックに、瞬間移動を繰り返して追いついた。(6話) -魔女の結界のような異世界を作り出すことができる(時計のような部屋と石畳の町) -誰か(何か)に動きを抑えられると時間操作できない、または時間操作しても移動できない(8話) -拳銃の弾が瞬間的に複数命中したことから、時間操作の対象は物体にも作用する。(9話) &bold(){推定=>事実}:時間停止。その間自分や触れているものだけが行動できる、意外と長い時間を作り出すことができる。 トータルで1ヶ月の時間が持ち時間としてあり、その範囲内なら止めたり戻したりが可能。(後述の虚淵発言参照) 時間移動として、自分の記憶だけは保ったまま時間を逆行することができる。 &bold(){推定=>不正解}:空間転移。数十メートルの距離を瞬時に移動できる。 &bold(){推定=>不正解}:幻覚。自律行動する囮をつくり出している間に他の場所に移動する。 3話の行動からは以上の3つの可能性があったが、8話にて時間操作で確定。またQBにバレた。 #areaedit(end) #areaedit() **武器の召喚 -爆弾を食わせてシャルロッテを倒す(3話) -スタングレネードを使用(8話) -米軍の拳銃M92Fを使用しQBを蜂の巣に(8話) #image(http://loda.jp/madoka_magica/?id=1652.jpg,alt=ほむらが使用する兵器についての画像検証,http://loda.jp/madoka_magica/?id=1650.jpg) &bold(){推定=>正解}:ほむらが召喚する武器は実物を軍から盗んだうえで盾にしまってある ◯他の魔法少女とくらべてやけにリアルな武器 ×数秒しか時間を止められないほむらが発見されずに侵入できるか? 10話にて暴力団事務所、米軍基地に時間を止めた上で侵入して盗んでいたことが判明。爆弾はネットで調べて自作。 -9話冒頭および10話を見る限り止められる時間の長さは意外と長い &bold()推定=>不正解}:ほむらが召喚する武器も魔法で作り出したものでは ◯拳銃がQBを貫通してもベンチにはダメージを与えてない ×例によって製作ミスでは・・・ ***ほむらの能力に関する虚淵発言 -ほむらの盾に見えている武器が砂時計で、その砂の流れを遮断することで時間をとめているんです。で、砂時計の上部分の砂が全部なくなった時点でひっくり返すと1か月分の時間が戻る。それまでは止める事しかできない。つまり、砂時計の1か月分の砂をやりくりする能力がほむらの特殊能力なんです。まき戻った時間は…そこが主題の作品ではないので厳密には考えていませんが世界は平行して分岐しているのかな、と思っています。 (オトナアニメVol.20(P34)) **能力が他の魔法少女とは段違いであることについて &bold(){仮説}:時間に干渉し、過去に戻るというのは宇宙の法則を捻じ曲げていることにならないだろうか? -(まどかに対してのQB、8話)「君が力を開放すれば、奇跡を起こすどころか、宇宙の法則をねじ曲げることだって可能だろう」という発言からほむらはまどかに魔法少女にされた? &bold(){仮説}:ほむらは魔法少女になった未来のまどかである しかしほむら=まどかだとすればさやか、マミに対する態度に疑問が残る &bold(){事実} 何度も時間をループする過程で、武器の調達および制作、ソウルジェムの力による視力回復など体力及び武装の強化をしてきた。また、他の魔法少女より必然的に経験が長いため兵器に関する知識量も増え、能力のより効率的な使い方もスキルアップしている。 *魔法少女としての願いは何か? &bold(){二次推定}:時間の巻き戻し、あるいは時間遡行。 やたらといろいろ知っていること。時限爆弾の使用。能力が時間停止である場合、魔法少女の能力は願いに関係することにもよる。 &bold(){事実}:「まどかとの出会いをやり直し、彼女に守られる私ではなく、彼女を守る私になりたい」 願いの通り、何度も時間をループしてまどかを救う手段を探すと言う過酷な使命を自らに課している。 http://hato.2ch.net/test/read.cgi/anime4vip/1299253718/757 757 名前:メロンさんex@ご利用は紳士的に[sage] 投稿日:2011/04/26(火) 13:43:59.19 ID:YCJZSflWP >ほむらのそもそもの願いが「まどか(=円環の理)を守りたい」なんだから、その祈りが実現し続けてるんだろう >キュウベエは「まどかを世界の中心にしたループで因果が蓄積」と分析していたが、これが「まどかとほむらの二人の関係を中心にした」でも矛盾はない > >ほむらがワルプルに勝てなかったのもほむらの願いのせい >だって、ワルプル倒せたらもうまどかを守る必要がなくなる、 >これでは「まどかを守る存在になる」という願いが終わってしまう >ほむらの魔法少女化の願いには、「まどかが幸せになる」という文言は一言も含まれていない >つまり、「まどかを守り続けて何度も出会いをやり直す」あのループこそ、いびつな形でかなったほむらの願いそのものだと思われる > >時間や空間を越えた世界の法則そのものを守る存在って、 >時間や空間を越えた神といってもいいよね *ほむらの過去への時間跳躍がどのような条件で発動するか? &bold(){事実}:ほむらの過去への移動は全て、ワルプルギスの夜撃破後しばらくしてから転校前の入院していた時間へ戻る。 &bold(){仮説}:任意に過去へと行ける。→マミの死亡や、さやかが魔女化した時等、失敗した時点でやり直せばいいのにしていない。 このことから少しだけ時間を戻すような時間移動は不可能だと推測される。 &bold(){仮説}:キュゥべえと契約した時間になると自動的に過去へ戻る。 &bold(){仮説}:まどかの死か、魔女化が過去への移動の発動トリガーになっている。 これ等の場合たとえ最高の状態でワルプルギスの夜を倒したとしてもその後に条件を満たすとまたやり直す事になるのか? ほむらの願いは「まどかを守る私になる」だから、守れなかった=死or魔女化の時点で「出会いをやり直す」が発動するのでは? &bold(){事実}:楯の砂時計が全て反対側に流れ切った後に時間逆行が可能で、その時間が約1ヶ月(1巡目にほむらとまどかが出会ってから、まどかが死んだ少し後までの期間) *目的は何か? &bold(){事実} -「自分の人生が尊いと思う?家族や友達を、大切にしてる?」「貴女は、鹿目まどかのままでいればいい。今までどおり、これからも」 (1話) -「特に鹿目まどか」「彼女だけは、契約させるわけにはいかない」(1話) -「二週間後、この街にワルプルギスの夜が来る」「そいつさえ倒せたら、私はこの街を出て行く」(6話) まどかの契約を阻止すること。 ワルプルギスの夜に「そいつ」を倒すこと、が、当面明らかになっている彼女の目的である。 &bold(){事実}:まどかの魔法少女になる契約および魔女化を阻止し、彼女の命を救う事 **まどかの契約を阻止する理由 &bold(){仮説}:「願いと同じだけの絶望が生まれる」(7話杏子)ことから、はかり知れない素質を持つまどかが契約した場合、同時に生み出される絶望も巨大なものになってしまうのではないか &bold(){仮説}:願いは一時的に叶うものの、最終的には裏目に出るという事実からすれば、まどかが大きな願い(例:世界を救いたい)で契約してしまった場合、その願いが裏目に出た場合大変なことになる(世界破滅)のではないか - マミさん「助けて」>最終的に非業の死をとげる - 杏子「父の話をみんなが聞くようにしてほしい」>一家無理心中(杏子の話を父が聞かない) - さやか「上條くんの腕を治して」>恋愛の出来ない体に、魔女化した後自分の腕を失う &bold(){事実}3度目のループの際、まどかと共に戦い、まどかがほむらを救って死亡する今際の際に、「過去の自分が契約するのを止めてほしい」と頼まれ、その約束を守っているため。 &bold(){推測}:ほむらが考えるまどかの幸せの内容 + 魔法少女にならない + まどかの心身、友人家族ともに安全である + 自分が鹿目まどかだと認識しておりそこに疑問を持っていない。 であり、まどかが契約すると「全てを失うことになる」。とくに3番目の条件はちょっと不自然で、まどかが魔法少女になると「鹿目まどか」でない何者かになってしまうかのよう。 マミの死と、さやかの魔法少女化及び心身の追い詰められっぷりから、2番目の条件は既に破られたも同然の状態である。 &bold(){仮説}:ほむらがQBばりに秘密主義なのも魔法少女関連の情報や体験がまどかの記憶を取り戻させ「現在の幸福なまどか」を瓦解させるからではないかと。  ほむらの「幸福なまどか」を形成するための代償の中に「まどかにおぼえていてもらえない自分」が含まれてるとするとすべてを投げ打って守りたい対象に顧みられないという点でさやかがこれからおちいる境遇に重なっていくんじゃないかとか、そこらへんが全体のテーマの可能性はあるのかとか考える &bold(){事実}:過去に事実を他の魔法少女に話して説得を試みたものの失敗に終わったため話さないことにしている。 *ほむほむの知識について **知っている事、知っていなかった事 ほむらが知っていたこと -QBがまどかに接触すること、接触する前にケリをつければ大事には至らなかったこと -まどかの個人情報、保健室の場所 -シャルロッテの倒し方 -SGを体から遠ざけると大変 -ワルプルギスの夜が来る日 -QBの正体、目的 -穢れをためることで魔法少女が魔女になること -ワルプルギスの夜の起こる場所 -杏子の名前 -どこまで魔力を消耗すると魔女になるか、また魔女化するまでのおおよその時間 -さやかが魔法少女になり、後に魔女化する -QBを殺しても無意味なこと ほむらが知らなかったこと -マミに拘束される(知ってたら回避できたはず) -マミが死ぬ(拘束がとけたとき「まさか…」とつぶやいている) -まどかがさやかのSGを落とす(めっちゃ焦ってた) -杏子の性格(意外だと言っている) -QBがまどかに接触することを回避する方法 **何故色んなことを知っているのか? ほむらと夢の中で会った、ような・・・というまどかに対して -さやか「それ前世の因果だわ。あんたたち、時空を超えて巡り会った運命の仲間なんだわ」 -仁美「もしかしたら、会ったことがあるのかも。まどか自身は覚えてなくても深層心理の記憶で云々」 &bold(){仮説}:世界が1回、あるいは2、3回ループしてるけど彼女だけ記憶があります &bold(){仮説}:世界が何回もループしてるけど彼女だけ記憶があります ループ説、とくに無限ループ説は、ほむらが「数えきれないほどの魔法少女の死を見てきた」ことと整合しやすいが、その中にマミやさやかが含まれているとは言い切れない。 また、大量のループを重ねたにしては予想外の出来事や失敗が多い。 &bold(){仮説}:未来から来ますた(世界はループしてない) マミやさやかの死後の未来からやってきたのならば、その二人に関する情報をほとんど知らなかったことと整合しやすい、ほむらが魔法少女であるにも関わらずQBが彼女の素性や能力等を知らなかったこととも整合しやすい。 また杏子の名前は知っていたのにその性格に対しては意外だと言っていたことから別の時間軸の杏子を知っていると思われ、この推測が正しければ未来でも彼女は生存していると思われる。マミやさやかではなく杏子との共同戦線を張った理由としても未来での生存の観点を重視したのなら杏子を選んだことに納得がいく。 &bold(){仮説}:並行世界から来ますた &bold(){仮説}:不老長寿の願いなどで、かなり長生きして経験を積んでいる &bold(){事実}:こことは違う時間軸の世界から来ている(8話) これに関しては「未来から来た」「並行世界の未来から来た」などやループの有無で諸説ある。→10話で魔法で時間を巻き戻していた事が確定 **「数えるのをあきらめるほどの魔法少女の死を見てきた」ことの解釈 &bold(){仮説}:多くの魔法少女に何らかの介入をしてきた &bold(){仮説}:ワルプルギスの夜で大量虐殺されるのを見た &bold(){仮説=>事実}:何度もループする中で、まどかたち周辺の死を何度も見た &bold(){二次仮説}:実はほむら=黒猫QBでリクルートした魔法少女が死ぬのを見てきた ×7話でもとは人間だったことを匂わす台詞あるし、指輪-ソウルジェムも含めほむらは普通に魔法少女なんではと &bold(){事実} 何度も時間をループする過程で、他の魔法少女の死を見た **なのに何故喋らないのか?なにか制限がある? &bold(){仮説}:まどか達に自分の計画をしゃべると、いっしょにいるQBに筒抜けだから &bold(){仮説}:8話のまどかとのシーンでほむらがまどかを脱力して追えなかったところから、真実を言おうとすると何かしらの負担がかかるとか。 &bold(){二次仮説}:自分の介入による必要以上の歴史の変化を防ぐため?(ループor未来人仮説前提) &bold(){事実}:まどか達に魔法少女やキュウべぇの真実を話す事が、致命的な事態を引き起こすため。 さやか→ほむらの話を信じることができず、険悪な関係になってしまう。(10話) マミ→今までの生き方を全否定され、錯乱してしまう。(10話) **ほむらの部屋のデータベースは一体何なのか?それらはどこから得たものなのか? -ワルプルギスの夜 無数の画面に古びた絵や文章など様々なものが表示されていたが、中でも特にワルプルギスの夜に関する情報が多く見受けられる。 10話現在、本編ではループによって微妙に形状の異なるワルプルギスの夜が登場しているが、それらとも違う姿をしたワルプルギスの夜らしきものの絵がある。 ワルプルギスの夜のシルエットの下にEinNarr(馬鹿者)という文字が書かれているものもある。EinNarrの前にも単語が入る模様。 -魔法少女らしき人物達のシルエット 確認できるだけでも6名のシルエットが映っているが、右上の1/25Pの文字からするとかなりの人数がいる? -ファウストの魔女の法則 *ワルプルギスの夜の正体に関する考察
#contents() #areaedit() 要旨  TVアニメ『魔法少女まどか☆マギカ』において、ラスボスとして登場した最強の魔女、ワルプルギスの夜。  圧倒的な力で世界を蹂躙し、暁美ほむらが時間をループするきっかけとなった存在であるが、彼女(?)は結局何者だったのだろうか。  今回、私がワルプルギスの夜の正体に関して行った考察を、ここに纏めておく。 目次 第一章 序論・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・2 1.1 ワルプルギスの夜とは何か 1.2 ワルプルギスの夜に関する疑問と仮説 第二章 検証・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・3 2.1 仮説の根拠 2.2 魔女化の過程 2.3 考察 第三章 まとめ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・6 3.1 彼女の、最悪の結末 参考文献・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・7 &bold(){第一章 序論} &bold(){1.1 ワルプルギスの夜とは何か}  ワルプルギスの夜は、『魔法少女まどか☆マギカ』に登場する最強の魔女である。 普通の人間には災害として認識されるほどの強大な力を持ち、他の魔女と違って、結界の中に隠れて身を守る必要がない。 ただ一度具現化しただけでも、何千人という人が犠牲になるとまで言われており、魔法少女が二人がかりで挑んでも勝てるかどうかという圧倒的な戦闘力を持つ。 語源はヨーロッパで広く行われる迎春祭であり、様式や目的は地域によって様々だが、4月30日の夜から5月1日の朝にかけて行われ、春の訪れを祝って迎え火を焚くという点が共通している。 1.2 ワルプルギスの夜に関する疑問と仮説  『魔法少女まどか☆マギカ』の世界において魔法少女とは、キュゥべぇと契約して願いを叶えてもらう代わりに、魔女と戦う事を運命づけられた少女たちのことである。  事の真相は、魔女とは魔法少女が変化したものであり、キュウべぇは魔法少女が魔女に変化する時に起こる感情の相転移からエネルギーを回収することが目的だった。  故に、魔女であるワルプルギスの夜も、かつては魔法少女だった筈である。  しかし、ワルプルギスの夜と、劇中に登場したほかの魔女とでは、あまりにも違いが大きすぎる。  圧倒的な戦闘力に加え、結界を形成しないという点や、おそらく複数回出現しているという点など、魔女というカテゴリに納めてしまっていい物なのかも疑わしくなってくる。  魔法少女と魔女の戦力差や、魔女化した時の能力の変化などには不明な点が多いが、全くの無関係だとは思えない。 他の魔女とは一線を画する力を持つワルプルギスの夜は、一体どんな魔法少女だったのだろうか。何故あれほどの力を持っており、どんな理由で魔女になってしまったのだろうか。 私はそれに対して、一つの仮説を立てた。 まどろっこしいのは好きではないだろうから率直に言わせてもらうが、ワルプルギスの夜の正体は、暁美ほむらなのではないだろうか。 &bold(){第二章 検証} &bold(){2.1 仮説の根拠}  まず、私がそう考えるに至ったきっかけと根拠を述べておこう。  きっかけは、本編第10話において、ほむらのループ4周目の世界における、魔女化したまどかを見たことだった。  キュウべぇと契約したまどかは最強の魔法少女となり、最強の魔女であるワルプルギスの夜を一撃で葬り去る。しかしその反動によって、彼女のソウルジェムは一気に黒くなり、まどかはワルプルギスの夜を遥かに越える魔女へと変化してしまう。  この時私は、『強力な魔法少女からは強力な魔女が生まれる』という法則が存在するのであれば、ワルプルギスの夜もまた、かつては強力な魔法少女だったのではないか、と考えたのである。  そして、まどかに次ぐ強力な魔法少女としてほむらが思い浮かび、試しに検証してみた結果、驚くほどにワルプルギスの夜と暁美ほむらには共通点が多かったのである。 以下に、私が発見した両者の共通点を記載する。 ワルプルギスの夜 1.性質は無力。(公式ページ) 2.回り続ける愚者の象徴。(公式ページ) 3.歴史の中で語り継がれる謎の魔女。(公式ページ) 4.ひっくり返ると能力発動。(公式ページ) 5.強大な戦闘力。 6.歯車のモチーフ。 7.ほむらの資料の中にあったFeuer(火)の記述(第11話 ほむらの部屋) 8.語源は北欧の祭り。夜から明け方にかけて行われ、火を焚くことが多い。 9.頭部の髪?が二股に分かれている。 暁美ほむら 1.まどかを救う事に何度も失敗している。契約以前のほむらは文字通り無力だった。 2.まどかを救うまで、世界をループし続ける。 3.時間操作の能力。詳しくは後述。 4.時間逆行発動時、盾に付いている砂時計を反転させる。 5.メイン5人の中では、まどかを除けばおそらく最強。 6.時間停止発動時、時計の内部機構が描写される。 7.ほむら→焔、炎 8.暁美→美しい夜明け ほむら→火 9.髪が三つ編みの時もばらしているときも二股に分かれている。 &bold(){2.2 魔女化の過程}  ワルプルギスの夜の正体は暁美ほむらである、という仮説の根拠は以上である。 では、彼女はどのようにして魔女になったのか。なぜ、同一人物であるはずの二人が同じ時間に同じ場所に存在しているのかを考察したいと思う。  何らかの願いを叶えてもらうためにキュウべぇと契約した少女が、魔法少女であり、魔法少女は絶望することで魔女へと変化する。  キュウべぇ曰く「祈りから始まり、呪いで終わる」「どんな希望も、それが条理にそぐわないものである限り、必ず何らかの歪みを生み出すことになる」との事で、おそらく魔法少女が絶望する原因は、自身がキュウべぇに叶えてもらった願いにあるのだろう。  例えば美樹さやかは、「友人の腕を治してもらうこと」を願ったが、彼女は電車の中で出会った二人の男性とのやり取りで、献身に見返りを求めないという理想を破綻させてしまい、心の拠り所を失ったことで魔女になってしまっている。  同様に、ほむらの場合は「鹿目まどかを救うこと」が願いであり、3周目の世界と本編においては、まどかを救えなかったことから魔女化寸前にまで至っている。  キュウべぇに願ったことが、そのまま魔女化の原因になるのは明らかだと言えるだろう。他の魔法少女同様に、彼女にも魔女化する条件は揃っていたわけである。  しかし、仮に彼女が魔女化してワルプルギスの夜になったとしても、同一人物である以上、二人が同じ時間軸の上で出会う事は有り得ない。では、なぜワルプルギスの夜は出現したのだろうか。 その答えは、ほむらがまどかを救うために同じ時間をループしていたという点にある。  彼女は、自身の行動を変化させることで、いくつもの並行世界を横断し、まどかを救う方法を探していた。(第11話、キュウべぇの台詞より)  ほむらは、まどかを救う事に失敗すると、別の世界へと移動し、記憶を保った状態で目を覚ます。そして、その世界を新たなステージとして、まどかを救う方法を探し始めるのである。  ここから先は私の仮説となるので、注意して読んでほしい。  並行世界は無限に存在するわけなのだから、世界を渡り歩いてまどかを救おうとしていたほむらも、実は一人ではなかったのではないだろうか。  本編のほむら(以下、ほむら0)によって記憶を上書きされる前にまどかと出会い、ほむら0と同様にまどかを救おうとして魔法少女になったほむらが、他にも居たのではないだろうか。 そしてそのほむらも、まどかを救うために世界のループを行い、最終的に絶望して魔女に―――ワルプルギスの夜になってしまったのではないだろうか。  別の世界のほむらが魔女化してワルプルギスの夜となり、世界間を移動してほむら0の前に現れた。そう考えれば、つじつまが合うのである。 &bold(){2.3 考察}  ワルプルギスの夜の正体は、別の世界の暁美ほむらである。この仮説が正しければ、本編中の疑問をいくつか解決することも出来る。  例えば、ワルプルギスの夜がもつ強大な力の理由である。  まどかが最強の魔法少女足り得たのは、ほむらがまどかを救おうと時間をループし続けた結果、まどかが、ループした時間で起こったあらゆる出来事の元凶となってしまった為である。  そしてその力は、元凶となったまどかだけではなく、まどかのために行動したほむらにも宿っていたのではないだろうか。  ほむら0は、既に契約を終えた後であるためにその影響を受けないが、まだ魔法少女になっておらず、ほむら0による上書きも受けていない他の世界のほむら達には、ほむら0がループを繰り返すたびに力が蓄積されていった筈である。  そうして力を蓄えた他の世界のほむら達の内の一人、或いは何人かがワルプルギスの夜となり、別の世界に出現したのではないだろうか。  こう考えれば、ワルプルギスの夜の強大な力の理由が説明できるし、また、ワルプルギスの夜が以前にも出現したらしい(第6話、ほむらと杏子の会話)事についてもつじつまが合うのである。  また、ほむらがまどかを救うためには、ワルプルギスの夜の打倒は必要条件だと考えていいだろう。事実、ほむらはワルプルギスの夜を倒すために、行動パターンの解析や武装の調達など、周到に準備を行なっていた。  しかし、ワルプルギスの夜が魔女である以上、魔女として覚醒する寸前までは魔法少女だった筈である。そして、強大な力を持つワルプルギスの夜に比べれば、前身となる魔法少女のほうが、まだ御し易いのではないだろうか。  早い話が、ワルプルギスの夜を打倒するには、前身である魔法少女の魔女化を防ぐ事が一番の近道だと思えるのである。  ループを繰り返すうちに前身となっている魔法少女を見つけ出し、その絶望を防ぐか、手っ取り早く殺してしまうかすれば、ワルプルギスの夜は現れなくなるはずなのである。  しかし、ほむらはそうはしなかった。それは、前身となった魔法少女が、ほむらでは辿り着けない所に居たせいで、見つけ出すことが不可能だったからではないだろうか。  先の仮説が正しければ、この疑問も解決することが出来る。ワルプルギスの夜が世界の壁を超えて現れるのであれば、いかにほむらでも見つけ出すことは出来ない筈だからである。  尤も、見つけ出したところで、ワルプルギスの夜の正体が別の世界の自分だと知れば、それこそ絶望して魔女になってしまうだろうが…… &bold(){第三章 まとめ} &bold(){3.1 彼女の、最悪の結末} 仮説:ワルプルギスの夜の正体は、別の世界の暁美ほむらである。 根拠:両者には非常に共通点が多く、つじつまもあっている。 考察:この仮説により、幾つかの疑問点を解消できる。  最低限つじつまは合っているとは思うが、我ながら救いの無い説だと思う。まどかを救うために行動していた筈のほむらは、実はまどかを破滅させる最大の要因を作り出してしまっていた事になるのだ。  キュウべぇ曰く「祈りから始まり、呪いで終わる」「どんな希望も、それが条理にそぐわないものである限り、必ず何かの歪みを生み出すことになる」らしいが、ほむらはまさにそれを体現してしまったのだろう。  最終的には、最強の魔法少女となったまどかの願いにより、まどかを含む全ての魔法少女は魔女化の運命から救われることとなるが、改変された後の世界においても、ほむらはキュウべぇと共に戦い続けている。  彼女の行く先に何があるのかは分からないが、せめて、彼女が息絶えるその瞬間まで、彼女が命をかけて救おうとした最高の友達の事を、忘れないで居られることを願う。 -という点から、「暁美ほむらがワルプルギスの夜の元の魔法少女である」という説も存在していた。しかし、現在はゲーム版でほむらの魔女化した姿が登場したため、否定されている。 &italic(){参考文献} 魔法少女まどか☆マギカ公式ホームページ:http://www.madoka-magica.com/ 魔法少女まどか☆マギカWiki:http://www22.atwiki.jp/madoka-magica/ アニヲタWiki:http://wiki.aniota.info/

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