基本事項

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*第3章 ゲームの基本事項 PageLastUpdate: &update() *&anchor(使用するダイス,option=nolink){使用するダイス} **判定ダイス=20面ダイス(d20) &image(http://210.196.157.152/image/dice-p20a.jpg,width=150,height=100) アトリビュートの判定で主に使用するダイス。 **ルーンダイス=6面ダイス(d6) &image(http://effect.webbie.net/images/dice180.jpg) ルーン強度が0より上がったときに使用するダイス。 -具体的な振り方については、[[コアルール]]を参照。 *グローランサの歴史と世界 *グローランサとルーン強度 -ルーン強度とは、グローランサにおける「出来事の影響力」をあらわしたもの。 -&sizex(5){「R(数字)」}と表わす。読み方は「ルーンきょうど(数字)」または「あーる(数字)」。 -なにも魔術が働いていない状態は「ルーン強度0」(R0)である。 --その場のルーン強度を「基準ルーン強度」という。すなわち「物質界の基準ルーン強度は0である」。 --「シーン」ごとに、基準ルーン強度が変わることがある。 -魔術を帯びている状態では、ルーン強度は1以上になる。 -異界では、基準ルーン強度があがる。たとえば、ヒーロークエストをおこなう「英雄界」では、基準ルーン強度は2になる。真の異界である「神々の戦い」は、基準ルーン強度4である。 -アトリビュートにも「ルーン強度」がある。詳しくは→● -クーポン、ヒーローポイントにもルーン強度がある。詳しくは→● -ルーン強度はまた、集団で行為をおこなうことで上昇させることもできる。(例:20人でおこなった〈礼拝〉はルーン強度1の効果量がある) >**ルーン強度0 >物質界における判定は、原則として R0 強度の判定となる。 > >この段階の成功では、&bold(){常識に反することは起こらない}。例えば、オリンピック記録を超えるような高飛びをすることも、円周率を(人間が)数億桁憶えることも、今のところ現実世界において発生していない事象なので強度 R0 では実行不能である。 >一方、この段階の失敗はそれほど大きなペナルティではない。怪我であれば(化膿しない限りは)数日で治癒し、大工仕事であれば材料は無駄になってもそれだけ、といった案配である。失敗は失敗だが、取り返しが付く部分も多い。 >集団でいうと、1人でおこなった1回の行為がこのルーン強度をもつ。 >**ルーン強度1 >R1 強度の判定は、物質界での行動に何らかの&bold(){(比較的強力な)魔術が作用している状態}を示す。 > >例えば、ルーンクエストにおいて《神剣》が作用している剣による攻撃は、ルーン強度 R1 の判定が起こっていたもの、と解釈する。この水準でぶん殴ると、例えば一撃で十数メートルをノックバックしたり、そのまま背中から岸壁にぶつかってそのまま岸壁にクレーターが開いたり、といった愉快な事象が発生する。ただし、人間には不可能であろうとも、現実に一応類似の現象がなければならない(例えば、岸壁に~は、ブロントザウルスの一撃などが対応している)。 >一方、この段階の失敗は、少なくとも一般人においては死を意味する。 >集団でいうと、20人でおこなった1回の行為がこのルーン強度をもつ。 >**ルーン強度2 >ルーン強度2の判定は、&bold(){十分に強力な儀式魔術で増強された物理行為判定}か、あるいはそもそも&bold(){英雄界における判定}を表す。カルトの「奥義」と呼ばれる水準の魔術がこの作用を直接物質界に及ぼしている。 > >例えば、《呪縛封印呪付》は、この水準の判定一回で成功・失敗を決定する(もし強度 R1 の判定のみで実行するなら、10 回の連続成功が要求される。実のところ、これら儀式魔術はわざわざ英雄界まで移行してから一回の判定でカタをつけるより、強度 R1 の判定を 10 回繰り返す――つまり、物質界で儀式を執り行う――ことの方が多い)。このルールの意味するところは、英雄界での冒険では、たったのサイコロ一振りで呪付物が手に入ったりする、ということでもある。 >この強度の判定がおおむね(85% 程度で)成功する連中を、英雄と呼ぶことが多い。 >一方、この強度の失敗は個人が「死ぬよりも悲惨」な結果を意味することが多い。例えば、魂が滅んで蘇生不能、であるとか、亡者として現世に出現してしまう(以上、個人的失敗の場合)あるいは自分の属している共同体を滅ぼす(加えて構成員が数名死亡する)等が挙げられるだろう。 >集団でいうと、200人でおこなった1回の行為がこのルーン強度をもつ。 >**ルーン強度3 >ルーン強度3の判定は、英雄界で既存の神話領域を逸脱して未知の領域に足を踏み入れてしまった時に発生する。例えば、オーランス信者が故意にかそれとも事故でかで太陽神の領域に足を踏み入れてしまった場合、この判定基準が適用されてしまう(あるいは、人間が地界に足を踏み入れる、等)。 >集団でいうと、2,000人でおこなった1回の行為がこのルーン強度をもつ。 >**ルーン強度4 >ルーン強度4の判定は、英雄界という比較的安定した世界から、神話による安定性を完全に取り去った空間――神々の戦い――へと舞台が移行してしまったことを意味する。 > >こうなると、大過去に死亡した人物も生き返り、あるいは国家が忽然と発生・消滅し、歴史が組み変わるといった案配でほぼなんでもアリである。もちろん、失敗はもっと愉快な結末を意味するのだが。 >集団でいうと、2万人でおこなった1回の行為がこのルーン強度をもつ。 *アトリビュート *縁故 *キャラクターの持っているもの ---- タグ:&tags() #right(){&link_edit()/&link_backup()} #comment_num2 ----
*第3章 ゲームの基本事項 PageLastUpdate: &update() *グローランサとルーンウォーズ -ルーンウォーズはグローランサを舞台にしたテーブルトークRPGです。 -ここでのTRPGは、「プレイヤーたちがあつまって物語をかたる遊びのひとつ」という意味で使います。 --TRPGはファンタジーウォーゲームに起源をもちますが、実はもっと古く、神話を語ってきた人類のイマジネーションと演技がロールプレイングゲームの本当の起源なのです。 -ルーンウォーズは「物語のゲーム」(story-telling game)です。 -ひとりが「ナレーター・プレイヤー」(ナレーター)となり、物語に登場するキャラクターたちと世界を語ります。残りのプレイヤーはキャラクター(プレイヤーヒーロー)を1人以上えらんで遊びます。 -プレイヤーヒーローは一匹狼ではなく、生き残り成長していくためには「縁故」に頼らねばなりません。 -さまざまな共同体、縁故、他のヒーローたちとヒーローバンドを組むといったキャラクター同士の関係が重要になってきます。 -プレイヤーヒーローたちは共同体(たとえば「カルト」「村」 etc.)に属しており、彼らはプレイヤーヒーローたちに物質的・人的・魔術的な支援をあたえ、成功を支援します。 -現在は「英雄戦争」がはじまろうとしている時代です。 -英雄戦争とは、世界の終り――あるいは「今あるかたちでの世界」の終りです。 -大いなる危機が迫り、偉大な目的がうまれ、神々は目覚めようとしています。さまざまな集団のあいだの様々な闘争が一時におころうとしています。 -こうした大災厄は過去にもおこってきました。それは誰でも知っています。そして問題は、「その中であなたたちは何をするのか」ということです。 **ルーンウォーズの特徴 **グローランサの魔術的な構造 -グローランサは魔術の世界であり、魔術を探究することがひとつの焦点となっています。そのため、魔術については比較的詳細にルールがつくられています。 *&anchor(使用するダイス,option=nolink){使用するダイス} **判定ダイス=20面ダイス(d20) &image(http://210.196.157.152/image/dice-p20a.jpg,width=150,height=100) アトリビュートの判定で主に使用するダイス。 **ルーンダイス=6面ダイス(d6) &image(http://effect.webbie.net/images/dice180.jpg) ルーン強度が0より上がったときに使用するダイス。 -具体的な振り方については、[[コアルール]]を参照。 *グローランサとルーン強度 -ルーン強度とは、グローランサにおける「出来事の影響力」をあらわしたもの。 -&sizex(5){「R(数字)」}と表わす。読み方は「ルーンきょうど(数字)」または「あーる(数字)」。 -なにも魔術が働いていない状態は「ルーン強度0」(R0)である。 --その場のルーン強度を「基準ルーン強度」という。すなわち「物質界の基準ルーン強度は0である」。 --「シーン」ごとに、基準ルーン強度が変わることがある。 -魔術を帯びている状態では、ルーン強度は1以上になる。 -異界では、基準ルーン強度があがる。たとえば、ヒーロークエストをおこなう「英雄界」では、基準ルーン強度は2になる。真の異界である「神々の戦い」は、基準ルーン強度4である。 -アトリビュートにも「ルーン強度」がある。詳しくは→● -クーポン、ヒーローポイントにもルーン強度がある。詳しくは→● -ルーン強度はまた、集団で行為をおこなうことで上昇させることもできる。(例:20人でおこなった〈礼拝〉はルーン強度1の効果量がある) >**ルーン強度0 >物質界における判定は、原則として R0 強度の判定となる。 > >この段階の成功では、&bold(){常識に反することは起こらない}。例えば、オリンピック記録を超えるような高飛びをすることも、円周率を(人間が)数億桁憶えることも、今のところ現実世界において発生していない事象なので強度 R0 では実行不能である。 >一方、この段階の失敗はそれほど大きなペナルティではない。怪我であれば(化膿しない限りは)数日で治癒し、大工仕事であれば材料は無駄になってもそれだけ、といった案配である。失敗は失敗だが、取り返しが付く部分も多い。 >集団でいうと、1人でおこなった1回の行為がこのルーン強度をもつ。 >**ルーン強度1 >R1 強度の判定は、物質界での行動に何らかの&bold(){(比較的強力な)魔術が作用している状態}を示す。 > >例えば、ルーンクエストにおいて《神剣》が作用している剣による攻撃は、ルーン強度 R1 の判定が起こっていたもの、と解釈する。この水準でぶん殴ると、例えば一撃で十数メートルをノックバックしたり、そのまま背中から岸壁にぶつかってそのまま岸壁にクレーターが開いたり、といった愉快な事象が発生する。ただし、人間には不可能であろうとも、現実に一応類似の現象がなければならない(例えば、岸壁に~は、ブロントザウルスの一撃などが対応している)。 >一方、この段階の失敗は、少なくとも一般人においては死を意味する。 >集団でいうと、20人でおこなった1回の行為がこのルーン強度をもつ。 >**ルーン強度2 >ルーン強度2の判定は、&bold(){十分に強力な儀式魔術で増強された物理行為判定}か、あるいはそもそも&bold(){英雄界における判定}を表す。カルトの「奥義」と呼ばれる水準の魔術がこの作用を直接物質界に及ぼしている。 > >例えば、《呪縛封印呪付》は、この水準の判定一回で成功・失敗を決定する(もし強度 R1 の判定のみで実行するなら、10 回の連続成功が要求される。実のところ、これら儀式魔術はわざわざ英雄界まで移行してから一回の判定でカタをつけるより、強度 R1 の判定を 10 回繰り返す――つまり、物質界で儀式を執り行う――ことの方が多い)。このルールの意味するところは、英雄界での冒険では、たったのサイコロ一振りで呪付物が手に入ったりする、ということでもある。 >この強度の判定がおおむね(85% 程度で)成功する連中を、英雄と呼ぶことが多い。 >一方、この強度の失敗は個人が「死ぬよりも悲惨」な結果を意味することが多い。例えば、魂が滅んで蘇生不能、であるとか、亡者として現世に出現してしまう(以上、個人的失敗の場合)あるいは自分の属している共同体を滅ぼす(加えて構成員が数名死亡する)等が挙げられるだろう。 >集団でいうと、200人でおこなった1回の行為がこのルーン強度をもつ。 >**ルーン強度3 >ルーン強度3の判定は、英雄界で既存の神話領域を逸脱して未知の領域に足を踏み入れてしまった時に発生する。例えば、オーランス信者が故意にかそれとも事故でかで太陽神の領域に足を踏み入れてしまった場合、この判定基準が適用されてしまう(あるいは、人間が地界に足を踏み入れる、等)。 >集団でいうと、2,000人でおこなった1回の行為がこのルーン強度をもつ。 >**ルーン強度4 >ルーン強度4の判定は、英雄界という比較的安定した世界から、神話による安定性を完全に取り去った空間――神々の戦い――へと舞台が移行してしまったことを意味する。 > >こうなると、大過去に死亡した人物も生き返り、あるいは国家が忽然と発生・消滅し、歴史が組み変わるといった案配でほぼなんでもアリである。もちろん、失敗はもっと愉快な結末を意味するのだが。 >集団でいうと、2万人でおこなった1回の行為がこのルーン強度をもつ。 *アトリビュート *縁故 *キャラクターの持っているもの ---- タグ:&tags() #right(){&link_edit()/&link_backup()} #comment_num2 ----

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