グラーフユニオン
銀河連合により壊滅した地球は、しばらくは混乱した時代が続いていた。
混乱した時代は文明を衰退させ、かつては高度な文明を人類が保有していたことを忘れるほど続いた。
そんな暗黒時代を終わらせたのは、遺跡発掘を主な仕事としていたグラーフカンパニーである。
グラーフカンパニーは衰退する以前の人類の兵器を数々と発掘し、解析し、量産し、圧倒的な技術と軍事力で敵対勢力を制圧し、史上初の「力による世界征服」を達成したのである。
世界征服の際に社名を
グラーフユニオンと改名し、支配宣言を布告した。
遺跡発掘を重罪とすることで過去のテクノロジーを独占し、自分を脅かすものを排除する一方、複数の抵抗勢力に武器や情報を売ることでレジスタンス同士を争わせ、その上で一般人によるレジスタンス狩りを賞金付きで奨励も行ない、全世界が武力的な紛争や抗争の絶えない状態を保っている。
更にはレジスタンスなどに優秀なパイロットなどいれば拉致を行なう。拉致された人間が帰ってきたという例はない。
こういった行動の裏には、地球をより効率よく支配するため
グラーフに力と知識を貸した
アスクレピオス隊の思惑が存在していた。
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最終更新:2007年10月01日 17:40