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ジュピトリス・プロジェクト - (2008/02/26 (火) 01:04:33) の最新版との変更点

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<p>「資源がないので士季号がつくれません」<br /> 「よし、なら宇宙に採りに行こう。ついでにマウンテンサイクルを掘り当てるんだ!」</p> <p>ある日の午後akiharu国で交わされた会話。</p> <p><br /> 恒星間輸送艦の建造、と聞いたakiharu国の面々は思った。</p> <p>「なんでうちの国にそんな(まともでしかも致命的な)のが生えてくるんだ?」</p> <p> akiharu国は密林を切り開いて建国された南国人国家である。ドラッガーと泥棒猫を風紀委員が追い掛け回すのが日常風景で、まともなアイドレスはほとんどない。いや、まともなアイドレスもあるにはあったのだがakiharu国の風土に触れると悉く変質してしまうのだ。ホントになんだこの国は。<br /> ともかくそんなわけでakiharu国には恒星間輸送艦を建造しようにもノウハウもなければ技術も無い、そもそも宇宙港も打ち上げ基地もない。でもうちしか作れないならやるしかあるまい、とまさに無謀ともいえる挑戦に踏み切ったのである。共和国には、資源がなかったのだ。</p> <p>デデデンデンデデンデン デデデンデンデデンデン デデデンデンデデンデ</p> <p>アイドレスシーズン1、にゃんにゃん共和国は重力の井戸から逃れられなかった。</p> <p>akiharu藩王は宇宙への橋頭塁を築くために国民たちに命じた。</p> <p>よし、目立てるし恒星間輸送艦作ろう。</p> <p>これはakiharu国の国民たちの汗と涙とその他もろもろのドラマである。</p> <p><br /> 月資源<br /><a href="http://moon.jaxa.jp/ja/qanda/faq/faq6/resource.html">http://moon.jaxa.jp/ja/qanda/faq/faq6/resource.html</a><br /> 小惑星帯<br /><a href="http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B0%8F%E6%83%91%E6%98%9F%E5%B8%AF">http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B0%8F%E6%83%91%E6%98%9F%E5%B8%AF</a></p> <p>@宇宙における資源<br /> 宇宙は資源の宝庫である。<br /> 有名どころではアルミニウム、鉄、チタンなどの鉱物資源が豊富な月、凍結した大量の水を保有する火星、水素とヘリウムのガス惑星である木星、最近大量の炭化水素が確認された土星などがある。<br /> だがそれよりも注目したいのが火星と木星の間に存在するメインベルトを代表とする小惑星帯(アステロイドベルト)である。<br /> これらはいわゆる星のなりそこないの集合であり、種類を問わない大量の資源が眠っている可能性が高いとされる。それにそもそも採掘基地を作る余裕など無いのである。</p> <p><br />  </p> <p>@技術開発<br /> FVB潜入するがかれんちゃんから聞ける。</p> <p>「・・・いや、まあ理屈としては分かりますし至極現実的な手段であるとは思うのですが・・・本気ですか?」<br /> 珍しく額に縦線を浮かべてどよーん、とした顔の東西天狐に渡されたのは古びた帽子とスコップと鞭の三点セットであった。<br /> FVBに行って宇宙開発技術教えてもらってきてね、との指令を持ってきた使者(猫士灰菜)が何故か嬉しそうに頷く。FVB、おそらく現在のアイドレス世界で唯一宇宙開発能力を有する藩国である。ただし、所属しているのはにゃんにゃん共和国ではなく、わんわん帝國であった。<br /> 東西天狐がこの任務に選ばれたのは理由がある。それは秘宝館の職員としてFVBに何度か出向いたことがあり、知った顔も他の国民に比べて多かったことである。こんなヤバい時にまで炎熱編集の評判が役に立つのは正直ノーサンキューであったが命令は命令である。下っ端の哀しいところである。</p> <p>そんなこんなで入管では「いつも通り」秘宝館職員の身分証と渡航理由を提示、天領を経由してFVBへ向かうガラガラの定期輸送船に搭乗したのだった。</p> <p>入管で交わされた会話<br /> 「や、どうも。また出張ですか?今度はどちらへ?」<br /> 「ええ、わんわんのFVBです。ちょっと締め切りの関係で」<br /> 「ははは。編集さんも大変ですネエ」<br /> 「いやまったく。相変わらず手を焼かせてくれる物です」<br /> 「ははは、良い旅を・・・・・・あのー、ところで」<br /> 「はい、どうも・・・・・・なんでしょう」<br /> 「イメチェンですか?」<br /> 「聞かないでください・・・・・・」</p> <p> </p> <p> </p> <p>藩王「実は今までいってなかったが、このakiharu国の藩国シップは、<br />     変形する!」<br /> みんな「おお!」<br /> 藩王「カマキリに」<br /> キシャー!<br /> みんな「なんか鳴いてるよ!」<br /> 藩王「ははは、ばかだなあ。宇宙空間で音が響くわけないじゃないか。<br />     ただの精神念波だよ」<br /></p>
<p>「資源がないので士季号がつくれません」<br /> 「よし、なら宇宙に採りに行こう。ついでにマウンテンサイクルを掘り当てるんだ!」</p> <p> </p> <p>ある日の午後akiharu国で交わされた会話。</p> <p> </p> <p><br /> 恒星間輸送艦の建造、と聞いたakiharu国の面々は思った。</p> <p> </p> <p>「なんでうちの国にそんな(まともでしかも致命的な)のが生えてくるんだ?」</p> <p> </p> <p> akiharu国は密林を切り開いて建国された南国人国家である。ドラッガーと泥棒猫を風紀委員が追い掛け回すのが日常風景で、まともなアイドレスはほとんどない。いや、まともなアイドレスもあるにはあったのだがakiharu国の風土に触れると悉く変質してしまうのだ。ホントになんだこの国は。<br /> ともかくそんなわけでakiharu国には恒星間輸送艦を建造しようにもノウハウもなければ技術も無い、そもそも宇宙港も打ち上げ基地もない。でもうちしか作れないならやるしかあるまい、とまさに無謀ともいえる挑戦に踏み切ったのである。共和国には、資源がなかったのだ。</p> <p> </p> <p> </p> <p>デデデンデンデデンデン デデデンデンデデンデン デデデンデンデデンデ</p> <p> </p> <p> </p> <p>アイドレスシーズン1、にゃんにゃん共和国は重力の井戸から逃れられなかった。</p> <p> </p> <p>akiharu藩王は宇宙への橋頭塁を築くために国民たちに命じた。</p> <p> </p> <p>よし、目立てるし恒星間輸送艦作ろう。</p> <p> </p> <p>これはakiharu国の国民たちの汗と涙とその他もろもろのドラマである。</p> <p><br />  </p> <p> </p> <p>月資源<br /><a href="http://moon.jaxa.jp/ja/qanda/faq/faq6/resource.html">http://moon.jaxa.jp/ja/qanda/faq/faq6/resource.html</a><br /> 小惑星帯<br /><a href="http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B0%8F%E6%83%91%E6%98%9F%E5%B8%AF">http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B0%8F%E6%83%91%E6%98%9F%E5%B8%AF</a></p> <p>@宇宙における資源<br /> 宇宙は資源の宝庫である。<br /> 有名どころではアルミニウム、鉄、チタンなどの鉱物資源が豊富な月、凍結した大量の水を保有する火星、水素とヘリウムのガス惑星である木星、最近大量の炭化水素が確認された土星などがある。<br /> だがそれよりも注目したいのが火星と木星の間に存在するメインベルトを代表とする小惑星帯(アステロイドベルト)である。<br /> これらはいわゆる星のなりそこないの集合であり、種類を問わない大量の資源が眠っている可能性が高いとされる。それにそもそも採掘基地を作る余裕など無いのである。</p> <p><br />  </p> <p>@技術開発<br /> FVB潜入するがかれんちゃんから聞ける。</p> <p>「・・・いや、まあ理屈としては分かりますし至極現実的な手段であるとは思うのですが・・・本気ですか?」<br /> 珍しく額に縦線を浮かべてどよーん、とした顔の東西天狐に渡されたのは古びた帽子とスコップと鞭の三点セットであった。<br /> FVBに行って宇宙開発技術教えてもらってきてね、との指令を持ってきた使者(猫士灰菜)が何故か嬉しそうに頷く。FVB、おそらく現在のアイドレス世界で唯一宇宙開発能力を有する藩国である。ただし、所属しているのはにゃんにゃん共和国ではなく、わんわん帝國であった。<br /> 東西天狐がこの任務に選ばれたのは理由がある。それは秘宝館の職員としてFVBに何度か出向いたことがあり、知った顔も他の国民に比べて多かったことである。こんなヤバい時にまで炎熱編集の評判が役に立つのは正直ノーサンキューであったが命令は命令である。下っ端の哀しいところである。</p> <p>そんなこんなで入管では「いつも通り」秘宝館職員の身分証と渡航理由を提示、天領を経由してFVBへ向かうガラガラの定期輸送船に搭乗したのだった。</p> <p>入管で交わされた会話<br /> 「や、どうも。また出張ですか?今度はどちらへ?」<br /> 「ええ、わんわんのFVBです。ちょっと締め切りの関係で」<br /> 「ははは。編集さんも大変ですネエ」<br /> 「いやまったく。相変わらず手を焼かせてくれる物です」<br /> 「ははは、良い旅を・・・・・・あのー、ところで」<br /> 「はい、どうも・・・・・・なんでしょう」<br /> 「イメチェンですか?」<br /> 「聞かないでください・・・・・・」</p> <p> </p> <p> </p> <p>藩王「実は今までいってなかったが、このakiharu国の藩国シップは、<br />     変形する!」<br /> みんな「おお!」<br /> 藩王「カマキリに」<br /> キシャー!<br /> みんな「なんか鳴いてるよ!」<br /> 藩王「ははは、ばかだなあ。宇宙空間で音が響くわけないじゃないか。<br />     ただの精神念波だよ」<br /></p>

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