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R-4 - (2011/07/03 (日) 15:31:11) の編集履歴(バックアップ)
第4話『しへんが定めるは儚き輝き(ファティマー)』
しへん=詩編/紙片
蛇「血の証しを立てよ」
ラザックは指先を切り、杯に血を数滴たらす。
「血脈のものよ、汝の力を示せ!!」
三つ首のサーペントが1対現れる。
――戦闘――
祭壇に戻ると、蛇の口から「げへっ」と巻物が2本と紙片が一枚出てくる。
それと同時に崩れゆくフィサールの迷宮。
外に出る一向。
出てからラザックは1枚の紙片を開ける。
『ラザックへ。ここに来たということは、お前も私と同じように享受者となっているのだろう。
力が必要か。ならば使うがいい。お前が信じるものの為に。
私に残せるものはこのくらいしかない。お前に託す。いつか、どこかで役立たん事を。』
それと同時に、フィサールの四行詩が神語の【音よ届け(メッセージ)】でラザックの脳裏に直接伝えられる。
『茜に燃ゆるごとき美しき乙女 焔の如く瞬き消える 嘆くは魅惑の蛇使いの戦士 炎の壁は揺らめき消える』
巻物は蛇芸と樹芸が記された書だった。