R-7

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*第7話『彳(たたず)むはじょうえを纏いし聖女(イブ)』 彳=十字路の形をあらわす「行」の左半分の形から作られた漢字。少し歩いては止まる事を表す。 じょうえ=浄穢:清さと穢れ/浄衣:白色の衣服。多く神事に着用される。 イブ=eve:黄昏・宵、(重要な事の)直前/Eve:総称的に女性を指す語 ◆PL補足◆ 2011/11/06 あらすじ書いてみました。 byせんちょU ヨッドの住む雪山からイスナーンへと戻った一行は、村の人から「エレキシュガルと名乗るイシュタルに良く似た女の子から伝言がある。」と聞く。その内容は「シャダイ・エル・カイ湖のほとりで待つ。」と言う物だった。村人に聞くと、その湖は村から3時間ほど歩いた所にある場所らしい。エレキシュガルは、かつて一度だけ会った謎の少女。彼女が崇呪で邪霊を呼び出し使役していたことを思い出し、その誘いに不信感を隠せない一行。だがイシュタルが「邪霊が何かを企んでいるのなら、何とかしたい」と言い、一行はこの誘いに応じることにする。 村から歩くこと1時間。三日月形の小さな湖についた一行は、中央の砂地に立つ赤い瞳の少女エレキシュガルと、そばにたたずむネルガルと呼ばれていた男を見つける。エレキシュガルはイシュタルに告げる。 「あなたは砂漠にあった天使の遺跡の頂上に行って欲しい。地上を目指しているのでしょう? そこにあなたの母や故郷への道の手掛かりがある。」 「行かなければ、あなたはきっと後悔するでしょう。私では……駄目だったから。」 エレキシュガルは告げると、ネルガルの手を借り一行の前から姿を消す。 何かの罠かと疑いながらも、手掛かりを求め再び砂漠の遺跡へと向かう一行。元盗賊のアジトに戻り、遺跡のテレポーターで移動した先には、神殿風の施設が広がっていた。首や羽根を落とされ、破壊された天使の像が立ち並ぶ階段の上には、少し前まで使われていた様子の無数の牢獄があり、そこには亡者たちが蠢いていた。亡者たちを倒しながら探索を進めると、イシュタルはかつて自分がとらわれていた部屋を探し当てる。そして、母の囚われていた部屋も。 そこでイシュタルは思い出す。ここに囚われてから2年ぶりに母と再会した時のことを。やつれた母とリンゴを食べようとした記憶は、なぜか不自然に途切れていて… その時のものなのか、ナイフが一つ転がっていた。 とりみだしたイシュタルをラザックがそっと部屋から引き離してやった。 探索を進め、階段をひたすら登った一行は、最上階に広がる空中庭園を発見。その先には巨大なクリスタルが安置されていた。近づこうとする一行の前に、中位邪霊ガシャクラーが現れ、「貴きお方の命により、これより先には進ません」と言い放ち、一行に襲いかかる。魔術と大剣を巧みに操る邪霊の力に圧倒される一行だったが、死を覚悟しながらも決してあきらめる事の無い享受者たちは、未来を切り開くために一丸となってこれに挑み、激闘の末にこれを打ち破った。 果たして、巨大なクリスタルの中にあったのは、イシュタルの母の亡骸だった。 「母様――っ!!」それを見て悲鳴を上げるイシュタル。 その嘆きの声に呼応するかのように、クリスタルは砕け散り亡骸が解放される。そして、“世界意思の雫”の「真実の空」が何処からともなく落ちてくる。四行詩が達成された事を知る一行。 胸には刺し傷があり、染み出した血は白い服を真っ赤に染めていた。母の亡骸にすがって泣くイシュタルを前に、他の3人はただ立ち尽くすばかりだった……
*第7話 「彳(たたず)むはじょうえを纏いし聖女(イブ)」 彳=十字路の形をあらわす「行」の左半分の形から作られた漢字。少し歩いては止まる事を表す。 じょうえ=浄穢:清さと穢れ/浄衣:白色の衣服。多く神事に着用される。 イブ=eve:黄昏・宵、(重要な事の)直前/Eve:総称的に女性を指す語 ◆PL補足◆ 2011/11/06 あらすじ書いてみました。 byせんちょU ヨッドの住む雪山からイスナーンへと戻った一行は、村の人から「エレキシュガルと名乗るイシュタルに良く似た女の子から伝言がある。」と聞く。その内容は「シャダイ・エル・カイ湖のほとりで待つ。」と言う物だった。村人に聞くと、その湖は村から3時間ほど歩いた所にある場所らしい。エレキシュガルは、かつて一度だけ会った謎の少女。彼女が崇呪で邪霊を呼び出し使役していたことを思い出し、その誘いに不信感を隠せない一行。だがイシュタルが「邪霊が何かを企んでいるのなら、何とかしたい」と言い、一行はこの誘いに応じることにする。 村から歩くこと1時間。三日月形の小さな湖についた一行は、中央の砂地に立つ赤い瞳の少女エレキシュガルと、そばにたたずむネルガルと呼ばれていた男を見つける。エレキシュガルはイシュタルに告げる。 「あなたは砂漠にあった天使の遺跡の頂上に行って欲しい。地上を目指しているのでしょう? そこにあなたの母や故郷への道の手掛かりがある。」 「行かなければ、あなたはきっと後悔するでしょう。私では……駄目だったから。」 エレキシュガルは告げると、ネルガルの手を借り一行の前から姿を消す。 何かの罠かと疑いながらも、手掛かりを求め再び砂漠の遺跡へと向かう一行。元盗賊のアジトに戻り、遺跡のテレポーターで移動した先には、神殿風の施設が広がっていた。首や羽根を落とされ、破壊された天使の像が立ち並ぶ階段の上には、少し前まで使われていた様子の無数の牢獄があり、そこには亡者たちが蠢いていた。亡者たちを倒しながら探索を進めると、イシュタルはかつて自分がとらわれていた部屋を探し当てる。そして、母の囚われていた部屋も。 そこでイシュタルは思い出す。ここに囚われてから2年ぶりに母と再会した時のことを。やつれた母とリンゴを食べようとした記憶は、なぜか不自然に途切れていて… その時のものなのか、ナイフが一つ転がっていた。 とりみだしたイシュタルをラザックがそっと部屋から引き離してやった。 探索を進め、階段をひたすら登った一行は、最上階に広がる空中庭園を発見。その先には巨大なクリスタルが安置されていた。近づこうとする一行の前に、中位邪霊ガシャクラーが現れ、「貴きお方の命により、これより先には進ません」と言い放ち、一行に襲いかかる。魔術と大剣を巧みに操る邪霊の力に圧倒される一行だったが、死を覚悟しながらも決してあきらめる事の無い享受者たちは、未来を切り開くために一丸となってこれに挑み、激闘の末にこれを打ち破った。 果たして、巨大なクリスタルの中にあったのは、イシュタルの母の亡骸だった。 「母様――っ!!」それを見て悲鳴を上げるイシュタル。 その嘆きの声に呼応するかのように、クリスタルは砕け散り亡骸が解放される。そして、“世界意思の雫”の「真実の空」が何処からともなく落ちてくる。四行詩が達成された事を知る一行。 胸には刺し傷があり、染み出した血は白い服を真っ赤に染めていた。母の亡骸にすがって泣くイシュタルを前に、他の3人はただ立ち尽くすばかりだった……

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