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母と千疋屋フルーツパーラーへ」を以下のとおり復元します。
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今日は、総本店の千疋屋へ。 

母は、千疋屋スペシャルパフェ。
私はホワイトクリスマスというクリスマス用の盛り合わせ。 

話題は、私の咀嚼回数の少なさについて。 

「口に入れて、飲み込むまで早過ぎるわよ!もっとよく噛みなさい!」
と30歳過ぎた娘にフルーツパーラーで叱る母。 

「本当は50回と言いたいところだけれど、まずは一口30回噛むように心がけて!」
と力説する母。 

食べているものはフルーツとケーキです。 
口の中に入れたら溶けてしまうようなものをどうしたら30回も噛めますか?
無理です…そんなに噛んだら美味しく感じられません… 
と抵抗する私に、「だからそんなに太っちゃうのよ!」と、満席のフルーツ
パーラーで叫ばれまして、逃げ帰りたい気分に。 

そんな私にお構いなく
「ママはねっ、超デブなお友達をスリムにさせた実績があるのよ、
とにかく一口30回噛むことと、寝る3時間前からは食べないことを守るだけよ。」 
と威張って言うのです。 

なんでも、母から、超デブと呼ばれてしまっているそのお友達は、病院でお医者様
から痩せるようにと言われたけれど体重を落とせなくて、母が咀嚼回数のアドバイス
をして、週に二回実家に来て、一緒に体重とウエストをはかって記録していただけで
スリムになったと言うのです。 

ちなみに母は、その分野の専門家ではありませんし、普通体型です。 

そういうお世話をするのが好きな性格なのでしょう。 

しかし、60過ぎたおばさま揃って、体重計に乗ったり、巻き尺でウエスト
測って記録したり、何十回噛みましょうね、寝る前は食べちゃだめよって
言い合っているなんて、想像すると面白いです。 

私のプレートに、50回も噛めるものがないとわかったのか、母は自分のパフェから
パイナップルを私のお皿に乗せて、ご丁寧に半分にして、
「これくらいが一口の大きさでしょう?これなら50回噛まなくっちゃだめよ。
でも、これをさらに半分にすると25回で良いから、噛む回数少なくしたかったら、
一口のサイズを小さくしなさい。」と言うのです。 

その理論ってあり?? 

で、四等分されたパイナップルを
「ではこれを何回噛めるか試してみましょう!一緒に口に入れるわよ!」と、
母は私と同時にパイナップルのかけらを口に入れて
「いち、にっ、さんっ…にじゅうきゅう~さんじゅう~…どう?まだ口にあるわよね?
パイナップルは繊維がいっぱいだもの、すぐ飲み込めるわけないわよね?」 

と母の咀嚼指導は続きました。。。 
私、もう30歳過ぎた大人ですし、ここはよく来る千疋屋のフルーツパーラーですし。
勘弁して下さい。。。 

母と一緒にいると、母のペースに巻き込まれてしまいます。 
なぜ母はいつもこんなに元気なのでしょう。

 おいしい出来事

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