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涙のわけ」を以下のとおり復元します。
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kさん、いつもコメントありがとうございます。
私はブログ初心者で、コメントに対するお返事の書き方もわからず、こちらから失礼します。
私は、まだここまでpcやインターネットが普及していなかった頃、
以前お付き合いしていた学生の彼にpcを教わりました。
まだインターネットも、nttの電話回線でダイアルアップ接続しか選択肢がなく、
画像や音楽が入ったhpは表示までにかなりの時間がかかりました。
テレホーダイというnttのサービスがあって、夜11時から朝までつなぎ放題の定額料金だったので、
彼は23時になるとインターネットに夢中でした。
そのうち、面白いhpを見つけては、私に教えてくれて、私もpcを触るようになり、
これから絶対にインターネットが普及して、回線速度も驚くほど速くなるから、
こんなストレスなくネットができるようになる時代が近い将来くる。
仕事でも絶対に必要になってくるし、一人一台の時代はすぐにくるから、
pcの使い方をマスターしろ、と教えられました。
一緒に秋葉原の自作パソコン教室に通ったり、ソフトを使わずhtmlを打ち込んでhpを作れるように
教えてくれたり、今自分が持っているpcの技術の全てはその彼に教わったものです。
当時は一日何時間もインターネットで遊んでいましたが、どこの会社もお店も、
また一般の個人までがhpやメールアドレスを持つことが当たり前になってからは、
興味が薄くなってきました。
ちょうど今の彼とお付き合いを始めた頃には、私のインターネット熱も下がってきました。
今では仕事と、ネット証券と検索エンジンを使う程度。
以前は、一日何時間も趣味の仲間とチャットしたり、仲間とオンラインゲームをしたりしていましたが、
顔の見えない知らない人と交流することは少なかったです。
オフで知っている人とオンラインでも遊ぶ、というスタンスでした。
オンラインで知り合った人とオフ会で会った事もありますが、趣味の世界の真面目な人ばかりで、
この先もずっとお付き合いしていくだろう、と思える良い人ばかりです。
今いる友人たちだけで十分、という満足感から、遠ざかってしまったということもあるかもしれません。
ですから、こうしてブログを書いて、自らネットの世界と接触するのは久しぶり。
私は人と接するのが苦手な面があって、人見知りというわけではないのですが、
深くお付き合いするのは、数人で十分、と思っています。
ですから、携帯のアドレス帳に何百人もお友達の名前が入っているなんて、私には信じられません。
はっきり言って、私の携帯にメールをくれる人は、彼と家族だけ。
たま~に親しい友人から届くけれど、返信がいつになるかわからないとわかっているので、
急用は電話が多いかな。
前置きが長くなってしまったけれど、kさんのコメントのように、
私も何の涙かわからない涙を流していた時期もあります。
その時は情緒不安定でした。
今の彼とお付き合いしたばかりの頃、彼の言動で傷つけられることが多くて、
彼が、私が傷ついているということをわかっていないということが悲しくて、
寂しくて泣いてばかりいた気がします。
そういう、理由のわかる涙は良いと思うんです。
悲しい日が続いて、体調も悪くなった時、突然、理由もわからず、涙が出てくる瞬間が、
何度もあったのです。
たとえばカフェでお茶を飲んでいて、街を眺めると、たくさんの人が歩いていて、
楽しそうな幸せそうな人を見ると、涙が出てくる。
人ごみは特にだめでした。
人がたくさんいる場所に行くと、なぜかわからず涙が出ました。
家族や友人に心配され、病院にも行きました。
眠れなくなり、仕事も手につかなくなりました。
どうしようもない状態まで追い詰められた時、以前お付き合いしていた彼に会いに行きました。
私は今の彼以外に二人の男性しか知らないのですが、今二人は仲良しなので、
たまに連絡を取り合って、私の話をしているみたい。
仕事をお休みしなくてはいけないほど弱っていた時、京都にいる彼に会いに行ったのだけれど、
彼の顔を見たら何も話せなくなった。
彼も同じだった。私が泣くと、彼は何も言わずに隣に座って手を握ってくれた。
京都駅で、会話もなかったけれど、ただそれだけで私の心は穏やかになった。
大学院生になっていた彼は、突然訪れた私のために大学の研究室から駆けつけてくれたのだけれど、
その優しさが嬉しかった。
最初にお付き合いした彼も、私が心身ともに弱っていることを知り、タヒチから飛んできてくれた。
横浜で会い、時間を忘れて話し込んだ。私を元気にしてくれたのは、二人の彼だった。
彼らの人としての愛情と思いやりが私を守ってくれた。
でも、今、私は、10歳年上の彼のことを信じている。
前の彼には会っていない。結局二人のことは二人にしかわからないし、
二人にしか解決できないってわかったから。
これからは、どんなことも、今の彼にちゃんとお話しようって思っている。
それを受け止めてくれるか、こたえてくれるかは、二人の努力次第かな。

(終わり)

&link2(桜の欲求不満日記)

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