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生ハムのメロンソースかけ☆エコガラスのお皿に - (2009/12/04 (金) 13:53:12) のソース

かなえキッチン:ごはん日記

2009年06月30日 (火) 

生ハムのメロンソースかけ☆エコガラスのお皿に 



 
これは、林真理子さんの著書「マリコレシピ」のメニュー。 

塩味の強い生ハムに、甘いメロンソースがよく絡んで美味しい。 

マリコレシピのあとがきを、一行ずつうなずきながら、うんうんっわかるわぁ~と読んでいました。 

真理子さんの旦那様は、コンサバな男性で、「変わったことをするな、普通のものを普通に食べりゃいい」とおっしゃるのですって。 

鯛のお刺身に香菜とアーモンドをたっぷり漬かってエスニックサラダを作ると、「ただの刺身にしろ、刺身に。」と嫌な顔されるのですって。 

これ、私もよく話題にするでしょ。普通好きの人のことを。私の身近な人はそんな普通好きの人ばかり。 

昨日も妹に、白身魚は昆布〆が一番美味しいと思うから余計なことしないで!私は白身が大好きなんだから。 

ほうぼうとかヒラメとか甘鯛とか金目鯛が好きだから覚えておいて!実家でいつも昆布〆作ってもらっていたんだから!と昨晩三女に言われたばかり… 

あなたのご実家わたくしと同じですよね…… 
私、子供の頃からお刺身はあまり得意じゃないから昆布〆食べた記憶はありませんが、確かに、よくお魚を酢とか昆布で〆ていたいた光景は思い浮かびます。 

私は残った白身魚のお刺身をソテーしたり、しゃぶしゃぶにしてポン酢で食べるのが好きでした♪ 

で、真理子さんはコンサバな旦那様にめげることなく、色んなものを作ってきたのですって。 

うんうん、私も~! 

でも、大雑把で怠け者の真理子さんは、最後の詰めが甘く、手抜きをしたり、最後の飾りつけに代用品を使ったり細工をパスしてしまうのですって~。 

ここも同じく。 

しかも、食べ手としてのほうが向いていると思ったりもするけれど、こんだけ食べるものにお金と時間を遣い、こんだけお肉をつけたのだから、自分の舌で覚えたものを、腕に使えなければ、あまりにも口惜しいではないか、と書いていらっしゃる。 

激しく同意。 

真理子さんは、代官山のコルドンブルーの料理講座に通っていたそうですが、どうやら上級課程まで修了した時に取得するディプロムは持っていないようです。 
基礎か初級のサーティフィカ(修了証)を受け取った時点で進級しなかったと聞きました。 
それはマリコレシピを読んでも、たぶんそうであろうということと同時に、コルドンのエッセンスも感じます。 

でも、個人的にはマリコレシピとても好きです。 
たまに、え?と首をかしげるレシピもありますが、プロではありませんからね、食いしん坊の料理好きが出した本としてはセンスが良くて素敵な本と思います。 

お皿は、使用済み蛍光灯のガラス部分を無害化処理したガラスカレットを使った、リサイクルガラス「エコガラス」の食器。 

作り手は、大正モダンの息吹を今に受け継ぐ、大田区・蒲田のガラス工房・フォレスト。 

伝統的な江戸切子の技法を使いながらも、斬新で品のある切子製品を発表しています。 

写真では見えませんが、ぶどう模様が可愛らしいお皿です。 

贔屓の百貨店の担当の方が、エルメス・ソルドのご案内を持ってきてくださった。 

こちらの招待状をお持ちでない方は入場できません、本状1枚につき3名入場できますから、お二人の妹さんとご一緒に、とおっしゃる。 
ソルドはセールのこと(らしい)。お得意様限定の安売り会みたいなもののようですが、初めてのお誘いなので、実際はよくわかりません。
エルメスがセールするなんて初耳ですし。

貧乏学生の長女(私)に普通のお勤め人の旦那様で二人の小さな子供がいる専業主婦と薄給の幼稚園教諭の妹を連れて、エルメスに~!? 

外商さん、気は確かでしょうか… 

そんな正気を失っている担当さんが持ってきてくださったメロンで作った前菜でした。 


おいしいもの