私が勤めている会社の近くには、野良猫がたくさんいます。
毎年春になると子猫が何匹か増えているんです。
「かわいいな~」と思う一方で「この辺に住んでいる人は大変だろうな」とも思います。
今年も野良猫が我が物顔で日向ぼっこをする季節がやってきました。
けれども、今回はいつまで経っても子猫が居ないんです。
私の想像ですが、これ以上猫に増えられたら困る方が市とかNPO団体などに連絡をして、
野良猫たちに去勢をしたのかもしれません。
それが良いことか悪いことかは人によって意見が分かれることでしょう。
でも猫と人間が共存するためには野良猫の去勢をするか、昔みたいに野良犬や野良猫が
当たり前に近所にいることを社会全体が容認するかどちらかだと思っています。
後者は今の世の中無理だと思うので、やはり前者になるのでしょうね。
そして猫も人間が飼う猫しかいなくなり、繁殖はブリーダーのみで、雑種が
いなくなったりするのでしょう。
野良猫が増えると衛生面のことだけではなく、事故などで死んでしまったり
保健所送りになったりして命を落とす猫も多いと聞きます。
野良猫を保護して飼い主を捜したり、こうして去勢したりなど、何かしら行動に移している人は、
私みたいに無関心な人間や何もしないで「可哀そう」と言っている人間よりは素晴らしいと思います。
ホントにこういう問題って難しいですよね。