☆属性とは★
「属性」とは、魔法を扱うために必要な“素質”である。
人間ならば契約することにより、
仮面ならば一つの属性を込めた仮面を身に付けることにより、
契約獣ならば生まれた時に親からの遺伝で、
必ず一人一つ、属性を得ることができる。
属性は
赤・青・黄 が基本。
★赤は「生み出す」ことができる力。
炎を出現させたり、雷を下したりできる。
ただし、任意の場所に生み出せるだけで、操作はできない。
★青は「操る」ことができる力。
水を浴びせることができれば、風を起こすことだってできる。
ただし、操ったものは“もと”の強さのままなので、せせらぎから濁流は作れない。
★黄は「強める」ことができる力。
新芽を巨木にすることも、自らの力を最大限に引き出すこともできる。
ただし、強められるのは実際にそこにあるものだけで、生み出されていなければ意味がない。
赤は黄に強く、青に弱い。
青は赤に強く、黄に弱い。
黄は青に強く、赤に弱い。
極々、まれに、白と黒と属性のものがいる。
☆白は「創り出す」ことができる力。
無から有を創り出す。最大の矛盾、禁忌である。
★黒は「消し去る」ことができる力。
有を無へと消し去る。最大の矛盾、禁忌である。
因果律を乱してはならない。
地球でいう“原子”の利用が魔法の仕組みである。
これらの属性はそれらを乱す。
あってはならない。