2002年頃から2009年11月現在において、同機種で番組などを見ている最中に突然、または電源を入れると画面に映像が映らず音声も出ず、電源ランプがON/OFFを繰り返すようになり、電源のリレーが入る時の音(カチッ)を4,5秒ごとに繰り返す不具合が多発している。 同様の問題が発生している機種 36D3000 02年製 32D3000 28D3000 03年製 D4000シリーズ DX100シリーズ FACE DIGITAL D3000シリーズが発売されたのは2002年10月であるため発売後すぐに発生していることがわかる。 共通しているのは、どの機種もフェイスデジタルプラットフォームというデジタル信号処理系の共通システムを採用している点。これは前機種D2700などで採用していたCONQUESTの2チップ構成を改良し1チップ化した、CONQUESTIIを採用、デジタル基板に実装されている。
サービスマンの対応はデジタル基板の交換。デジタル基板は新品でないこともある様子(後述の再生品参照)。 サービスマンよる出張修理の費用は有償で出張費2200円、基板代2100円、技術料8400円、診断料1000円ほどで計13000~17000円ぐらい請求される。 基板を交換して一時的に直ってもまた再発する例が見られる。すぐに再発すれば2度目は無償になるが運良く(?)何年かなど時間をおいて再発した場合は再度同様の費用を請求される。 デジタル基板は故障箇所を特定をするよう約束を取り付けても、再生品にするため工場にそのまま送って、どれか分からなくなるなどトレーサビリティ、不具合解析、改善、設計見直しなどが全く行われていない。 また、別の多発している問題としてリモコン受光部の故障もある様子。
同様の問題が発生している機種とその部品
機種 | 受光素子 |
28ZP57 | KODENSHI製 PIC-37043TE2(同調周波数37.9KHz) データシート 部品の価格は420円くらい |
32ZP57 | ? |
32ZP37 | ? |
32ZP35 | ? |
32ZP50 | ? |