
ガジェットは、グリーン・レッド・イエローの3色ガジェットを主軸にしたビートダウンデッキの事。本項ではMD04環境においてメジャーである除去カードを多数積んだ俗に言う【除去ガジェット】について記載する。
デッキの特徴
ガジェットのサーチ効果でアドバンテージを稼ぎつつ、各種除去カードで相手をジリ貧に追い込む。
除去デッキの弱点であるモンスター不足とガジェットの弱点である攻撃力の低さを、互いに補い合った形となっている。
除去デッキの弱点であるモンスター不足とガジェットの弱点である攻撃力の低さを、互いに補い合った形となっている。
1.モンスターは効果で調達
2.通常のドローでは除去カードを補給
3.豊富な除去カードで障害を排除し、途切れないビートダウンを行う
これが理想の動きであり、上手く回るとアドの差がどんどん開いていき相手は爆散する。
安定性も高く他のデッキに比べプレイングの難易度も低めである。
2.通常のドローでは除去カードを補給
3.豊富な除去カードで障害を排除し、途切れないビートダウンを行う
これが理想の動きであり、上手く回るとアドの差がどんどん開いていき相手は爆散する。
安定性も高く他のデッキに比べプレイングの難易度も低めである。
余談
当時の2004年環境は【カオス】一色でありガジェットは見向きもされていなかった。
あくまで注目を集めたのは2005年の【変異カオス】隆盛期以降である。
しかしMD04環境は一部パワカの不在からカオス一強とは呼べない環境であり、高い安定性とアドバンテージ確保能力でメタの一角を占める事となった。
あくまで注目を集めたのは2005年の【変異カオス】隆盛期以降である。
しかしMD04環境は一部パワカの不在からカオス一強とは呼べない環境であり、高い安定性とアドバンテージ確保能力でメタの一角を占める事となった。
主な採用モンスター
- 3色ガジェット
出すだけで1アドが確定する愉快な3兄弟。
ガジェットの採用枚数によりそれぞれタイプが変わる。安定性を重視した2枚ずつか、数を重視した3枚ずつか、投入枚数に応じてそれぞれ「6ガジェ」「9ガジェ」と区別される。
もちろんガジェットだけではモンスターが足りないため後述するサブアタッカーが採用される。
ガジェットの採用枚数によりそれぞれタイプが変わる。安定性を重視した2枚ずつか、数を重視した3枚ずつか、投入枚数に応じてそれぞれ「6ガジェ」「9ガジェ」と区別される。
もちろんガジェットだけではモンスターが足りないため後述するサブアタッカーが採用される。
サブアタッカー
基本的にはガジェットを出してアドを獲得したいため、何らかの役割を持つモンスターのみを採用したい。
- 異次元の女戦士
04環境お馴染みのカード。殴れる除去カードなのでガジェットでの評価はかなり高い。
- 賢者ケイローン
1800打点とアタッカーとして申し分ない性能であり、コストは必要だがおまけでサイクロンを内蔵している。
月の書にはめっぽう弱いが、弱点である《王宮のお触れ》を割ることの出来る数少ないカード。
月の書にはめっぽう弱いが、弱点である《王宮のお触れ》を割ることの出来る数少ないカード。
- 魔導戦士ブレイカー
サイクロン内蔵アタッカー。最強。とりあえず入れ得。
- 同族感染ウィルス
除去内蔵で1600打点とアタッカーとしても標準ライン。明らかに調整ミス。とりあえず入れ得。
- 氷帝メビウス
アドバンス召喚成功時に魔法罠を2枚まで破壊する。
ロックカードが憎いあなたに。
盤面に残ったガジェを有効活用でき、《おじゃまトリオ》で盤面が塞がれていても繰り出す事が出来る点でも優秀。
タイミングが成功時なので月の書も貫通する。
ロックカードが憎いあなたに。
盤面に残ったガジェを有効活用でき、《おじゃまトリオ》で盤面が塞がれていても繰り出す事が出来る点でも優秀。
タイミングが成功時なので月の書も貫通する。
- 異次元の凶獣
戦闘破壊したモンスターを除外する1400打点。
リクルーターが嫌いなあなたに。
相打ちでも効果が出るため最低限の仕事はする。
リクルーターが嫌いなあなたに。
相打ちでも効果が出るため最低限の仕事はする。
その他相性の良いカード
- 各種除去カード
好みにもよるが採用率が高いのは《地砕き》・《炸裂装甲》などの1:1交換カード。
《地割れ》は《スケープ・ゴート》で回避される可能性があるため採用率は低め。
他にも《サンダー・ブレイク》や《抹殺の使徒》、《シールドクラッシュ》などは採用率が高いカード。
ちなみに抹殺とシールドクラッシュはガジェットミラーで腐ってしまうため採用枚数には注意が必要。
《地割れ》は《スケープ・ゴート》で回避される可能性があるため採用率は低め。
他にも《サンダー・ブレイク》や《抹殺の使徒》、《シールドクラッシュ》などは採用率が高いカード。
ちなみに抹殺とシールドクラッシュはガジェットミラーで腐ってしまうため採用枚数には注意が必要。
- コンバットトリックカード
攻撃力を増減させる《突進》・《収縮》といったカード。
ガジェットが場にいる状態なら実質1:1の除去カードになる。
《王宮のお触れ》に引っかからないのが最大のメリット。
ガジェットが場にいる状態なら実質1:1の除去カードになる。
《王宮のお触れ》に引っかからないのが最大のメリット。
デッキの弱点
- 魔のデッキ破壊ウィルス
メインの採用モンスターの大半が1500以下のためガン刺さりする。
バックを割る手段が乏しく、相手は殴って来ないため炸裂装甲などの攻撃反応除去も効果的ではない。相当厳しい相手。
- リクルーター
戦闘破壊ではアドを取れず、緑ガジェットに至っては相打ちを取られ後続を展開されてしまう。
特に多数のリクルーターを採用した【RRC】相手には除去の枚数が足りず長期戦になると不利になりがち。
特に多数のリクルーターを採用した【RRC】相手には除去の枚数が足りず長期戦になると不利になりがち。
- 王宮のお触れ
《炸裂装甲》や《破壊輪》などの除去カードが腐ってしまう。《サイクロン》も制限であり破壊するカードが少ないことも追い風。
サンプルレシピ

比較的スタンダードな9ガジェット型。

増援を入れて戦士軸よりにした6ガジェット型。

アンリミverの9ガジェ。

アンリミverの6ガジェ。