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トップページ - (2008/08/10 (日) 22:18:46) の編集履歴(バックアップ)


準備中

話の順序は無視し、とりあえずネタを並べているだけです。

いる/いらない、などのご意見もお待ちしています。


掲示板やmixiなどのSNSで頻繁に見かける「医療相談」に当たる質問。
同じ受け答えを繰り返すのは生産的ではないので、このようなサイトを開設しました。
どうぞリンクを張ってください。


ネットでの相談の危険

医師は医療面接(問診)で、患者から診断のための情報を聞き出しています。
また状況に応じて検査を行い、診断の助けとします。

つまり医療の素人である患者から一方的に発信された文字情報では材料不足なのです。
意図的に、あるいは無意識のうちに都合の良い情報だけを伝えていることもあります。

なぜお金を払うのか

弁護士や医師の仕事は相談(コンサルティング)を基本にしています。
そこを無料で済ませたいという考えはどうなのでしょうか。

お店に行って「品物をタダでくれ」と言うのと何が違うでしょうか。
医療ボランティアではないのならば、対価を求めるのは当然です。

症状・病歴・検査所見などを医学的に理解した上で、
患者個人についての情報を提供することが専門家の仕事です。
対価を生じるべき医療行為であると言えます。
テレビで健康のための一般論をしゃべるのとは意味が違います。

医療には様々なコストが発生しています。
極論を言えば、お金がなければ何もできません。

最近では倒産する病院も増えています。
きれいごとでは問題は解決しないのです。
病気は治らないのです。

「水道トラブル5000円♪トイレのトラブル8000円♪」というフレーズがあります。
トイレのトラブルには8000円くらい払える、という人がいるから成り立つ商売です。
一方で自分の健康のためにお金を払うことを極端に嫌がる人もいます。

たとえ大部分が保険で支払われていても、
自分の財布から1000円でも出て行くことに耐えられないのです。
それでも美容院・ネイル・エステにはお金を惜しまない人もいます。

安易な受診と医療崩壊

「3時間待って3分話をしただけで終わるなんて手抜きだな。」
「ちょっと話を聞きたいだけだから、無料のところで聞いてみよう。」
「ちょっと話を聞くだけなんだから、答えてくれればいいじゃないか。」
という感覚の人が増えるとどうなるか考えてみてください。

あなたが1000戸を擁する集合住宅群に住む医師だとしましょう。
あなたの身分、すなわち医師であることがバレたとしましょう。
何が起こると思いますか。

「ちょっと診てくれ」という住民が押し掛けてきます。
仮に1戸あたり2年に一回(ちょっと、という感覚)としましょう。
1年は365日なので、頻度は1日あたり1人を超えます。
当然、夜中でもおかまいなしです。

自宅なので十分な診療設備もありません。
何か間違ったことでも言おうものなら訴訟です。
「ちょっと」「自分だけ」という発想の集合は、恐ろしいのです。

眠れない夜があっても翌日は早朝から病棟を回って、
その後も外来で患者さんが待っています。
外科医なら手術の予定が入っているでしょう。

36時間連続勤務でフラフラの外科医に執刀してもらいたいですか?
次の業務に向けて、体調を万全に整えることも必要です。
「来る者拒まず」というのは必ずしも評価されるものではありません。

ちなみに夜間の救急外来は夜間診療所ではありません。
「昼間は仕事があるから」「夜の方が空いてるから」「薬だけ欲しい」
など、安易な受診の増加は緊急性の高い患者さんの命を奪うことさえあります。
俗に言う「たらい回し」の原因になります。
果たして「応召義務」だけで片づけられるのでしょうか。

すでに診察を受けている人

主治医の先生の直接質問をするのがベストです。
聞きにくいからといってネットで聞くというのは筋違いです。

クレーマーの心理同様、書き込む情報にバイアスが生じやすいです。
自分に有利な情報だけを小出しにして意見を誘導してしまうのです。

どうしても、というのならセカンドオピニオンを利用してください。
その場合は私費になるかと思います。

保険で無制限にセカンドオピニオンを認めた場合、
保険による負担額が増大します。

ドクターショッピングなどに悪用されることもあるので、
保険では面倒を見ないことになっています。

発言の責任

「掲示板で大丈夫と言われたから放置した。癌だった。」
という事例があったらどうなるでしょうか。

ちゃんとしたアドバイスができる専門家ほど、
軽々しくアドバイスをしないはずです。
ネットでの発言も、医療行為とみなされれば責任が伴うからです。

ヒマな医学生や看護師さんなどが専門的なアドバイスをすることがたまにあるようです。
善意での発言も、後にトラブルと生むことが多々あります。

質問者のためにも回答者のためにもなりません。
発言に責任を持てないのなら、回答は避けた方が懸命です。

大多数の専門家(医師)のみなさんは忙しくて質問などを見ていないか、
トラブルを見越してスルーしていることをお忘れなく。



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