mozcインストール

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mozcインストール - (2010/09/30 (木) 16:13:58) のソース

早速ビルドして導入してみましたが、これかなり凄いですね。
私、普段は ATOKX3 を愛用しているのですが、Mozc もなかなかのものですよ。
ATOK のように、ローマ字など覚えてくれないのが、まだいまいちといえばいまいちですが。
既に vine_user さんが詳しくリポートしてくださってますので、詳しくはそちらをご覧いただくとして。
http://blog.livedoor.jp/vine_user/archi … 90928.html

一応、手順をここにも記載しておきます。

ビルドに必要なツールやソフトをインストール
$ sudo apt-get install g++ python libibus-dev libcurl4-openssl-dev libssl-dev zlib1g-dev libdbus-1-dev libglib2.0-dev devscripts debhelper subversion libprotobuf-dev libgtest-dev gyp libqt4-dev

depot_tools をダウンロードして環境変数に追加
$ cd ~/
$ svn co http://src.chromium.org/svn/trunk/tools/depot_tools
$ export PATH=`pwd`/depot_tools:"$PATH"

ソースをダウンロード
$ mkdir -p ~/src/mozc
$ cd ~/src/mozc
$ gclient config http://mozc.googlecode.com/svn/trunk/src
$ gclient sync

debパッケージを作成する
$ cd ~/src/mozc/src
$ debuild -uc -us

生成された deb パッケージをインストール
一つ上の、~/src/mozc ディレクトリに、
ibus-mozc_0.11.365.102_i386.deb
mozc-server_0.11.365.102_i386.deb     
mozc-utils-gui_0.11.365.102_i386.deb
上記の 3 つのパッケージが作成されるので、
$ sudo dpkg -i ../*.deb
ですべてインストール。

ここで、現在、anthy など他の IM を使っている場合は、
$ im-switch -c
で、ibus を選択し、システムを一旦再起動。
えぇと、ibus な人も再起動。

再起動後、システム->設定->iBusの設定で、インプットメソッドタブを開き、インプットメソッドの選択から日本語 Mozc を選択する。
追加ボタンで Mozc を追加、上へボタンで Mozc を一番上にし、デフォルトのインプットメソッドにする。
閉じる。

以上で、Google日本語入力が使えるようになります。
現在のところ、辞書ツールもごく基本的なものしかありませんが、まぁそこそこ使えます。
キー設定で ATOK やことえり(古っ!)なども選べますヨ。
入力支援についても、ごくごく基本的なものは実装されていますので、最高とまではいかないにしても、まぁ満足いくレベルだと思います。
とにかく、デフォルトのままの Anthy や iBus とは比べ物になりません(良い意味で!)。
ようやく、フリーで使えるまともな IM が登場してきたという感じですね。
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