早速ビルドして導入してみましたが、これかなり凄いですね。 私、普段は ATOKX3 を愛用しているのですが、Mozc もなかなかのものですよ。 ATOK のように、ローマ字など覚えてくれないのが、まだいまいちといえばいまいちですが。 既に vine_user さんが詳しくリポートしてくださってますので、詳しくはそちらをご覧いただくとして。 http://blog.livedoor.jp/vine_user/archi … 90928.html 一応、手順をここにも記載しておきます。 ビルドに必要なツールやソフトをインストール $ sudo apt-get install g++ python libibus-dev libcurl4-openssl-dev libssl-dev zlib1g-dev libdbus-1-dev libglib2.0-dev devscripts debhelper subversion libprotobuf-dev libgtest-dev gyp libqt4-dev depot_tools をダウンロードして環境変数に追加 $ cd ~/ $ svn co http://src.chromium.org/svn/trunk/tools/depot_tools $ export PATH=`pwd`/depot_tools:"$PATH" ソースをダウンロード $ mkdir -p ~/src/mozc $ cd ~/src/mozc $ gclient config http://mozc.googlecode.com/svn/trunk/src $ gclient sync debパッケージを作成する $ cd ~/src/mozc/src $ debuild -uc -us 生成された deb パッケージをインストール 一つ上の、~/src/mozc ディレクトリに、 ibus-mozc_0.11.365.102_i386.deb mozc-server_0.11.365.102_i386.deb mozc-utils-gui_0.11.365.102_i386.deb 上記の 3 つのパッケージが作成されるので、 $ sudo dpkg -i ../*.deb ですべてインストール。 ここで、現在、anthy など他の IM を使っている場合は、 $ im-switch -c で、ibus を選択し、システムを一旦再起動。 えぇと、ibus な人も再起動。 再起動後、システム->設定->iBusの設定で、インプットメソッドタブを開き、インプットメソッドの選択から日本語 Mozc を選択する。 追加ボタンで Mozc を追加、上へボタンで Mozc を一番上にし、デフォルトのインプットメソッドにする。 閉じる。 以上で、Google日本語入力が使えるようになります。 現在のところ、辞書ツールもごく基本的なものしかありませんが、まぁそこそこ使えます。 キー設定で ATOK やことえり(古っ!)なども選べますヨ。 入力支援についても、ごくごく基本的なものは実装されていますので、最高とまではいかないにしても、まぁ満足いくレベルだと思います。 とにかく、デフォルトのままの Anthy や iBus とは比べ物になりません(良い意味で!)。 ようやく、フリーで使えるまともな IM が登場してきたという感じですね。