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義家弘介の疑惑(結婚の経緯編) - (2006/10/25 (水) 14:17:49) の編集履歴(バックアップ)


語るたびに違う元教え子との結婚の経緯について検証します。

マスコミに出始めは、当時担任していた女生徒と交際し、妊娠、退学させたが、結婚したことで「責任を取った」「純愛だった」と主張。

講演会や本、「徹子の部屋」では出産に立ち会ったことを感動的だったと語っている。

週刊アスキー 200596日号 進藤晶子との対談では、大麻事件で傷ついた女生徒の相談にのっているうちに付き合うようになったと発言。

が、月刊LEE 20056月号では、退学後交際を始め、1年半後に妊娠発覚と発言している。教育委員就任直後のインタビューである。

また、瀬戸内寂聴との対談本「私の夢 俺の希望」では、退学後交際をはじめ、12月に結婚、2003年5月出産と主張している。

「私の夢 俺の希望」(瀬戸内寂聴と共著 PHP出版)p190より

義家 妻とのことについては、俺は外に向かって語ったことがないんです。家族が好奇な視線にさらされることが怖くて……。

でも、寂聴さんなら変な色眼鏡や興味本位ではなく受け止めてもらえると思うので話します。

 確かに妻は俺の教え子です。そして、北星余市高校の中退生です。

彼女は一年遠回りして、俺のクラスの生徒として北星余市に入学しました。周囲に流されることなく、自分の世界をきちんと持っているしっかり者。目の前の彼女に対しての印象でした。

 事実、一年生のときは何の問題もなく、ほぼ皆勤で学校に通ってくれました。でも……

二年生になると、突然、彼女は学校に来られなくなりました。

瀬戸内 来られなくなった?

義家 そうなんです。毎朝、しっかりと起きているのに、寮の部屋に閉じこもり、学校に来ることができなくなってしまったのです。

 俺は、何度も彼女の元を訪れて、「今、頑張れば大学にだっていける。どんなに辛くても、この場所でいろいろな人間関係を学べば必ず将来に繋がる。とにかく歯を食いしばってでも学校に来るんだ」って、そう励まし続けたんです。

 でも、彼女の口から出る言葉は、俺やクラスに対しての不満だけでした。学校と彼女をつないでいる時間数だけが、刻々と減っていったんです。

 そして、あと一日休んだら、時間数が切れて彼女は学校をさらなければならない。そんな日がついにやってきたんです。

瀬戸内 それで義家さんはどうしたの?

義家 前日、俺は一睡もできませんでした。一年と三ヶ月、俺は一体、彼女のために何をしてきただろう?とずっと自問自答し続けました。

 思えば、彼女は、俺にとって「問題のない、手がかからない生徒」だった。いや、現実には、彼女もまた、ほかの生徒と同様に、たくさんの悩みや不安を抱えていたはずなのに、俺はそれに目を向けず、勝手にそう決め付けていた。そう、俺は彼女の心の中を見ようとさえしてこなかったんです。

 そのうえ、彼女が学校に来なくなってからは、「やめたら絶対に後悔する。今、頑張れば、その先の未来でたくさんのものが手に入るんだ」なんて、一般的な話ばかりを繰り返して説得していたんです。

 でも、そんなこと、彼女が一番わかっていたことで、だからこそ、彼女は実家にも帰らず、一人、寮の部屋で思い悩んでいたんです。

瀬戸内 それでどうなったの?

義家 時間数が切れる日の朝、朝六時半に彼女を迎えに行き、海に連れて行きました。そして車の中で彼女に謝った。

「今まで、ほんとうにゴメン。俺はおまえのことを何もわかってやろうとしていなかった。結局、いろんなことを考えて一睡もできなかったよ。

 時間数が切れたら別れ、そう考えながら、今まで俺がおまえに対して投げかけてきた言葉の一つひとつを思い返してみたよ。そして、気がついたんだ。俺の言ってきたことって、実はおまえ自身が一番わかっていたことだったんだな。それさえ気がつかなかった俺は、ほんとうにダメな担任だよ。

 もし、まだ、おまえの中で学校をやめるか、続けるかの答えが出ていないなら、俺のために続けてくれないか。俺はもう誰もクラスの人間を失いたくない。それは俺のエゴだよ。でも本音なんだ。まだ時間数は切れていない。答えが出ていないなら、俺のために続けてほしいんだ。」

瀬戸内 「俺のために」って言ったのね。

義家 ええ。そして、そんな俺の言葉に、彼女は黙ってうなずいてくれました。

それからは毎日、彼女を寮に迎えに行ったんです。半ば強引に車に乗せ、教室に運びました。

 それが彼女にとっていいことなのか、そうでないのかさえ考えずに、ただ、毎日、彼女が学校に通っているという事実に自己満足していたんです。バカな教師です。

瀬戸内 忘れもしない2001年の秋に、本校生七十九名が大麻の吸引に関わったという、いわゆる大麻事件が起きたんです。

 彼女はその事実を受け止めることができませんでした。彼女の心は壊れる寸前だったんです。事件の説明をしたホームルームで、彼女はただただ泣いていました。

「もう俺のために続けなくてもいい」

俺にはそれしか言ってあげることができなかったんです。そして、彼女は学校を去りました。

瀬戸内 ………。

義家 でもね、寂聴さん。それからも、俺たちは連絡を取り合ったんです。たとえ目の前にいなくなってしまっても、彼女が俺の大切な存在であることにかわりはないわけですから。

 それで、ある日、これからの人生の不安を吐露する彼女に俺は言ったんです。

「俺が一生、おまえを守ってやる」って。

彼女は、俺に人生を賭けると言ってくれました。

瀬戸内 そうでしたか。それで、クラスの生徒さんたちの反応はどうだったの?

義家 翌日、俺はまず、そのことをクラスの生徒たちに告げました。正直、彼らがどんな反応をするのか心配でしたけど……。

 すると彼らは言ったんです。

「あんた、本気で俺たちに人生を賭けてたんだな」と。

こうして2001年の冬に、俺たちは結婚しました。たくさんのクラスメイトたちが結婚式にかけつけてくれて、俺たちを祝福してくれました。なんだか本当に幸せでした。」

*出席日数が足りないのなら、とりあえず休学させれば良かったのでは?

この話が本当なら、大麻事件で学校が大変なときに交際して結婚準備していたことになるが、それで男子生徒が「本気で俺たちに人生賭けていた」と言うのはおかしくないかね~