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アバドン王 - (2015/02/14 (土) 13:17:13) の1つ前との変更点
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#contents()
***紅蓮属
オンモラキ
>鳥の姿をした日本の妖怪。
>人面で気味悪い鳴き声をあげ、
>口から炎を吐くこともあるという。
>
>その正体は、供養を受けていない屍で、
>勤行を怠る僧侶の前に現れるという。
エンク
>口から火を吐く餓鬼の一種。
>仏教六道の餓鬼界に住んでいる。
>
>飛んでくる虫をその火で焼いては
>食べているが、自らの果てしない飢えは
>満たされることが無い。
ウコバク
>地獄の下級悪魔の1体。
>ベルゼブブの命令により、地獄の釜に
>油を注ぎこんで火をたきつけている。
>
>また地獄に落ちた人間を苦しめるため、
>燃え盛る石炭をくべるという。
ジャックランタン
>イングランドに伝わる鬼火の姿をした精霊。
>
>生前に堕落した生涯を送った者の魂が
>死後の世界への立ち入りを拒まれ、
>さまよっている姿だとされる。
オルトロス
>ギリシャ神話において、
>世界の果ての島に棲む怪物ゲリュオンの
>牧場を守護した双頭の巨犬。
>
>非情に優秀な番犬であったが、
>英雄ヘラクレスが12の難事を行う中で
>一撃の下に殺されてしまう。
オシチ
>伝承に伝わる、江戸時代に火刑に処された
>八百屋の娘お七の霊。
>
>大火がきっかけで出会い惚れた男に
>再会したい一心で、商家に火を放つが
>捕えられ、火あぶりの刑となる。
サティ
>インド神話において、
>シヴァの最初の妃となった女神。
>
>父親ダクシャとシヴァの確執により
>炎に身をくべて非業の死を遂げるが、
>後に転生してパールヴァティとなる。
ドゥン
>インド神話に登場する、
>女神ドゥルガーを乗せて走る聖なる虎。
>
>アスラ族の王マヒシャを討伐するために
>生まれてきたドゥルガーに、
>神々が授けた贈り物の一つとされる。
ソロネ
>神学に基づくヒエラルキーにおいて、
>第3位「座天使」に数えられる上級天使。
>
>名は「車輪」を意味し、
>神の玉座を運ぶ者とされる。
ケルベロス
>ギリシャ神話における、
>暗黒の大穴タルタロスの番犬。
>蛇の尾を持つ勇猛な巨犬だという。
>
>風の巨人ティホンを父、
>蛇神エキドナを母にもつ。
>オルトロスの兄にあたる。
ムスッペル
>北欧神話に登場する炎の巨人。
>炎に包まれた国ムスッペルヘイムに
>住んでいるとされる。
>
>人間とも神々とも干渉を持たないが、
>世界の終わりラグナロクでは
>人間の世界に攻めあがるという。
ヴリトラ
>インド神話の凶暴や巨大龍。
>その名は「障害物」を意味し、
>天空の川を塞き止め干ばつをもたらす。
>
>雷神インドラに倒され地上は潤うが、
>ヴリトラは次の年、再び復活する。
>この二者の戦いは永遠に続くという。
ヒノカグツチ
>日本記紀神話の火の神。
>イザナギ神とイザナミ神の間に生まれるが、
>イザナミ神は出産の際、焼け死んでしまう。
>
>悲しみ怒ったイザナギ神は十拳剣で
>ヒノカグツチを斬り殺してしまう。
>その血や体からは多数の神が生まれた。
マダ
>インド神話の巨大なアスラ。
>仙人チヤヴァナが炎から作りだした。
>名前は「酩酊者」を意味する。
>
>敵対者を一飲みにする力を持ち、
>インドラ神すらもその恐ろしさに
>屈したと伝えられる。
ベリアル
>ソロモン王の72柱の魔神の1体。
>50の軍団を率いる大いなる王。
>
>火の戦車に乗ったふたりの美しい天使の
>姿で召喚者の前に現れるという。
アスラおう
>インドのアスラ族を統べる、
>大王であるマハーヴィローシャナ。
>仏教では大日如来として知られる。
>
>炎と光の神であり、宇宙をあまねく
>照らし出し、万物を善き者へと育む力を
>有しているとされる。
ルシファー
>イスラエルの堕ちた光の大天使。
>かつては神に次ぐ地位にあった存在で、
>その名は「明けの明星」を意味する。
>
>自らが神に成り代われるというおごりから
>多くの天使を率い反逆を起こすが、
>神の軍勢に討たれ地獄へ落とされた。
***銀氷属
ガキ
>仏教世界に伝わる飢えた醜悪な鬼。
>生前に強欲であった人間たちが、
>餓鬼道に堕ちてなった姿である。
>
>彼らの飢えは決して満たされず、
>その苦しみを次の輪廻転生まで
>受け続ける。
チョウケシン
>人間が死後になるといわれる蝶の妖怪。
>この世と黄泉の国を行き来していると
>伝えられる。
>
>大群で行動することが多いとされ、
>これに襲われると命を落とすという。
ジャックフロスト
>イングランドに伝わる冬と霜の妖精。
>
>普段は邪気の無い存在だが、
>怒らせると相手を氷漬けにして
>殺してしまう恐ろしい一面も持つ。
アズミ
>日本に渡来した南方系海洋民族の
>安曇族の水神であり、
>水を操る能力をもっているとされる。
>
>黄泉の国から戻ったイザナギが、
>体を清めた時に産まれたワタツミの三神を
>祖とするとされる。
パピルサグ
>バビロニアのサソリ獣人。
>知性に優れた美しい聖獣として
>人々に崇められた。
>
>世界の果てにあるマーシュ山の
>太陽が出入りする門にいて、
>この世と暗黒世界の境を警備している。
ジュボッコ
>多くの使者を出した戦場や処刑場に
>生えるという悪しき妖樹。
>
>通りかかる人間を枝で捕まえると
>血を吸い取り、殺してしまう。
アルラウネ
>美しい女の姿をした呪いの樹霊。
>絞首刑に処された男が血を落とすと、
>そこから生まれるという。
>
>もともとはゲルマン神話に登場する
>悪しき女性霊で、その名には
>「秘密に通じる」という意味がある。
ブラックウーズ
>人を襲い、その血肉を食らう、
>アメーバ様の不定形な怪物。
>
>その正体は実体化し損ねた悪魔で、
>マグネタイトを求めてはいかいする。
オオクニヌシ
>農耕や医療の力を司る。
>日本神話の国津神。
>
>スサノオの課した難事に打ち克ち、
>その娘スセリヒメと出雲に国を
>築いたと言われる。
ライホーくん
>ジャックフロストが、
>風間刑事から譲り受けた無頼漢の証と
>合体して誕生した突然変異態。
>
>クールなボディにホットなハートを
>兼ね備えた彼(?)の野望は、
>十五代目葛葉ライホー襲名…らしい。
ナーガラジャ
>インド神話の半人半蛇の神ナーガ族の王。
>特に強大な力を持つナーガが
>この名で呼び分けられる。
>
>八大龍王として知られるナンダ、
>タクシャカらもこのナーガラジャに属する。
セイリュウ
>道教で、東方を守護するとされる聖獣。
>玄武・朱雀・白虎らとともに
>四神信仰の一柱となっている。
>
>風水においては、
>東側に流水を置くと青龍の力を導き、
>吉相になるといわれる。
タラスク
>フランス中部にあるローヌ河に
>住んでいたとされる邪龍。
>
>6本の足を持ち、巨大な口と長い牙で
>人間をひと呑みにしたという。
オオヤマツミ
>日本神話に登場する国津神のひとり。
>スサノオの妻クシナダヒメの祖父である。
>
>山の神として知られるが、
>水源や田の実りも支配したことから
>水の神、田の神ともされた。
バジリスク
>アフリカ北部に住むといわれる邪龍。
>有翼で、王冠状の鶏冠を持つ。
>その名は「蛇の王」という意味である。
>
>吐く息と視線には猛烈な毒があり、
>人間や動物をたちどころに殺害すると
>いわれている。
アラハバキ
>古代日本における主神の1柱。
>その姿は遮光器土偶に象られ、表される。
>
>天皇家への逆賊の象徴として、
>長らく信奉が弾圧されてきた。
ヤマタノオロチ
>古事記に登場する、
>八つの頭と八つの尾を持つ大蛇。
>スサノオによって倒された。
>
>このとき身体から出てきた剣が天叢雲剣、
>後の草薙の剣である。
アリオク
>イスラエルの堕天使で復讐の魔神。
>その名は「どうもうな獅子」を意味する。
>
>まだ神に従う天使であった時には、
>聖人エノクの守護天使を
>務めていたといわれる。
***雷電属
コロポックル
>アイヌ伝承の小さな人の姿をした妖怪。
>「フキの下に住む人」とされ、
>善良でおとなしい性格といわれる。
>
>かつてはアイヌの人々と共存していたが、
>ある時、仲違いをしたことから
>その姿を消したと伝えられている。
アガシオン
>ユダヤ系の魔術師に使役される、
>実体のない使い魔の総称。
>ツボや瓶の中に封じられている。
>
>魔術師の命じられるままに
>対象の人物を苛むという。
マカミ
>日本の民間でまつられるオオカミ神。
>盗難や農作物の獣害で、
>火難を退ける力があるとされる。
>
>その姿が描かれた神札を戸口に貼ったり
>畑に立てることで、霊験が得られるという。
ライジュウ
>日本の民話などに伝えられる、
>雷と共に地上へ落ちてくるという怪動物。
>
>普段は雷雲の中を走り回っており、
>落雷に乗って地上へ降りるという。
ツチグモ
>葛城山に住んでいたという、
>巨大なクモの姿の荒ぶる神。
>
>本来は朝廷に打ち滅ぼされた
>穴居していた土着の民であったといわれる。
ナンディ
>インド神話の聖なる牡牛。
>破壊神シヴァの乗り物となる従者で、
>獣たちの守護神とされる。
>
>主人シヴァが舞踊王ナタラージャとして
>破壊と再生の踊りを舞う際、
>そのための音楽を奏でるという。
オボログルマ
>車輪で動く車に人の怨念が乗り移り、
>変化した妖怪。
>
>平安時代には、牛車の場所の取り合いに
>よって亡くなった女の怨念が、
>牛車に乗り移って成ったものが知られた。
ヌエ
>日本の伝承に出てくる怪物。
>猿の頭に虎の手足を持ち、
>尾は蛇だとされる。
>
>平家物語によれば、
>毎晩の丑三つ刻に黒雲に隠れて
>天皇の御所を襲ったという。
パールヴァティ
>インド神話におけるシヴァの妃の一者。
>その姿は非常に美しく、
>あらゆる美の象徴ともいわれる。
>
>常にシヴァの傍らにあり、シヴァの
>第三の眼を開かせる一助を担った。
ミシャグジさま
>大和政権の勢力が入る以前から、
>信濃地方で信仰されていたとされる
>土着の神。
>
>石や岩に神霊が宿るとする、
>古代の信仰形態から生まれた神だと
>言われている。
オオミツヌ
>出雲国風土記に伝わる国引の巨人。
>
>自分の住む出雲の国を広げようと思い、
>対岸にある新羅の国の余った土地に
>縄を掛けて引き寄せた。
キュベレ
>大地の化身である太母神。
>現在のトルコにあたるプリュギア地方で
>山頂に神殿が構えられ、崇拝された。
>
>野獣を支配し、ライオンを従者とする。
>後にローマでも熱烈に崇拝される
>存在となった。
トール
>北欧神話の雷神・豊穣神。
>何処へ投げても必ず敵を砕いて
>主の手へ戻る鉄槌ミョルニルを持つ。
>
>世界の終わりラグナロクで、
>世界蛇ヨルムンガンドと
>相打ちになって果てるという。
バロン
>バリ島の森に住む偉大な神獣。
>かつては凶暴な存在であったが、
>人々の鎮祭によりその守護者となった。
>
>善の象徴である彼は、悪の象徴である
>鬼女ランダと決着する事の無い戦いを
>永遠に続ける運命だとされる。
コウリュウ
>黄龍。中国神話の尊貴なる龍神。
>名の通り黄色い体をしていて、
>地上に喜ばしい事が起こると現れる瑞獣。
>
>大地・土の力を司る存在で、
>青龍・白虎・玄武・朱雀の四神を
>従えているという。
アスタロト
>地獄の公爵といわれる美しき堕天使。
>過去と未来を見通す能力を持ち、
>ドラゴンを従えて現れる。
>
>もとはフェニキア、今のシリア付近の
>女神アスタルテだった存在が、
>ヘブライの神に貶められた姿である。
ヴィシュヌ
>インド神話の創造神。3主神の1柱。
>宇宙の維持を司り、
>ヒンドゥー教では最高神とされる。
>
>世界の守護者である彼は、地上が危機に
>陥ると、アヴァタールと呼ばれる化身で
>地上に現れるという。
***疾風属
ポルターガイスト
>家の中に現れて、
>ひどいいたずらをすることで有名な精霊。
>
>騒音や物体の移動によって、
>妨害あるいは障害を引き起こすと
>言われる。
エンジェル
>天使九階級の最下9位とされる「天使」。
>神の使いである天使の中で、
>最も人間の近くにいる存在である。
>
>彼らは、人間個人の守護を担っていて
>正義をなすよう人間を監視し、
>悪に向かう心を戒めている。
モー・ショボー
>モンゴル系のボリヤド民族の伝承の魔物。
>愛を知らぬまま死んでしまった少女の霊が
>なると言われている悪しき鳥。
>
>美しい娘の姿をして旅人を誘惑し、
>隙を見せるとくちばしで頭をつつき、
>穴をあけ、脳みそを吸い取るという。
アークエンジェル
>天使九階級で第8位とされる「大天使」。
>神の意志を人間に伝えるという役目を
>担っている。
>
>彼らは天界の戦士でもあり、
>闇の軍勢との戦いでは天の軍勢を
>率いるという。
アンズー
>バビロニアの伝承に登場する邪悪な巨鳥。
>鷲の体にライオンの頭を持つと言う。
>
>神々の王になりたいという邪念から、
>主神エンリルが身体を水で清めている
>スキに天命のタブレットを盗み出した。
パワー
>神学に基づく天使のヒエラルキーにおいて、
>第6位「能天使」に数えられる中級天使。
>
>名は「神の力」を意味する。
>天界への悪魔の侵入を防ぐため、
>常に前線に立ち天の回廊を巡るとされる。
ホウオウ
>古代中国の伝説に登場する鳥。
>世の中が平和なときにだけ
>現れるといわれている。
>
>鳥類の王または長のような存在で、
>ホウオウが息を引き取った際には
>多くの鳥が嘆き悲しむといわれている。
ドミニオン
>天使九階級で第4位とされる「主天使」。
>天界の行政官として、天使たちの働きを
>統制する役割を担うとされる。
>
>彼らの行動は、神の意思の表れであり、
>その統治が宇宙に行き渡ることを
>望んでいる。
ペクヨン
>白龍。朝鮮伝説の聖なる龍。
>国を守護する者とされる。
>
>この龍の白い体は聖なる光の表れであり、
>東国である朝鮮そのものでもある。
イチモクレン
>荒ぶる風の神として知られる霊。
>鍛冶の神ともいわれる。
>
>すさまじい風をおこして家屋や人を
>吹き飛ばし、海では船を転覆させると
>言われている。
クラマテング
>京都の鞍馬山に棲んでいたとされる天狗。
>
>日本の伝承に残る天狗の中でも
>最大の力と知名度を誇る者の一つで、
>除厄と招福に関して絶大な力を持つ。
ヒトコトヌシ
>やまびこが神格化されて成った、
>日本記紀の言葉の神。
>
>悪い事も善い事も
>一言で言い放つ神と言われ、
>発する言葉は真実となり人々を支配する。
デカラビア
>ゴボウセイの姿で現れる奇妙な悪魔。
>ソロモン王72柱の魔神の1体。
>
>鉱物や薬草の知識をもたらし、
>鳥の姿をした使い魔を貸してくれるという。
サンダルフォン
>メタトロンと双子の兄弟といわれる、
>ユダヤ伝承の有力な天使。
>天国の歌を司るのが職務といわれている。
>
>非常に巨大な身の丈を持ち、
>人間が足から頭までたどり着くには
>500年はかかると言う。
オファニム
>預言者エゼキエルの前に姿を現した、
>ユダヤ伝承の天使。
>「座天使」ソロネと同一視される。
>
>その姿は燃える炭火のように輝き、
>獅子・牡牛・鷲・青年の4つの顔を
>持っていたという。
カマエル
>ユダヤ伝承の戦いの天使。
>能天使を支配する存在で、
>その名は「神を見る者」を意味する。
>
>破壊・懲罰・死の天使たちの指揮官で
>ある彼は、火星を支配する者でもあるとも
>伝えられている。
メタトロン
>最も偉大といわれるユダヤ伝承の天使。
>神の代理として天使の最高位に就き、
>世界を維持する務めを担っている。
>
>この天使には凶暴な面もあり、
>神に背く人間たちを残虐な大量さつりくに
>処することもあるという。
***蛮力属
スライム
>実体化に失敗した悪魔。
>本来の能力も失い、
>不完全なゲル状の身体で活動する。
>
>悪魔が本来住む魔界「アティルト界」から
>人間の住む現実世界「アッシャー界」へ
>進出できなかった哀れな姿である。
オバリヨン
>夜、ヤブの生い茂った道を通ると
>人の肩におぶさってくる妖怪。
>「おんぶお化け」とも呼ばれる。
>
>一度取り憑かれると簡単には離れないが、
>家まで連れて帰る事ができれば
>小判に変わるとされる。
トゥルダク
>死の神ヤマに仕えるインドの鬼神。
>裁かれた魂への刑の執行者。
>
>地獄の統治者にして死者の審判者である
>ヤマが有罪を下すと、トゥルダクは
>その霊を進むべき地獄へと連行する。
ナタク
>少年の姿をした道教の英雄神。
>世の悪しき魔神たちを駆逐するために、
>大羅仙という軍神が生まれ変わった姿。
>
>父である托塔天王への反抗から自害し、
>命を落とすが釈迦の力で生き返り、
>神仙となった。
オニ
>日本の様々な伝承に登場する、
>醜悪で怪力をもつ邪悪な妖怪。
>
>人里を襲っては、
>手にした鉄棒で暴虐をはたらく。
ラミア
>ギリシア神話に登場する蛇女。
>リビアに棲むといわれる。
>
>上半身が美しい女性で、
>下半身が蛇の姿をしており、
>子供や若い男性の生き血を好むという。
ゴズキ
>仏教に伝わる牛頭の鬼。
>えん魔王の配下にあり、
>メズキとともに地獄の獄卒として働く。
>
>地獄に堕ちた罪人をこんぼうや刃物で
>打ち殺す、残酷な刑罰の執行が
>彼らの任務である。
メズキ
>仏教に伝わる馬頭の鬼。
>地獄の獄卒として、生前に罪を犯した
>人間たちを拷問にかける。
>
>殺されても生き返る地獄の罪人たちに、
>情け容赦なく責め苦を与え続ける。
ヨシツネ
>平安時代の末から鎌倉時代の
>始めにかけて活躍した、
>源平合戦の英雄として有名な武将。
>
>牛若丸という幼名でも知られ、
>鞍馬山の天狗に武芸を教わったとされる。
チェルノボグ
>スラヴの創造神話に登場する、
>夜と悪と死を司る「黒い神」。
>
>光と昼の「白い神」ペロボーグと
>対立する存在である。
ヨモツイクサ
>日本神話において黄泉に棲むとされる鬼。
>黄泉比良坂でイザナミがイザナギに対して
>放った追っ手でもある。
>
>軍勢を成し、
>ヨモツシコメに統率されている。
クー・フーリン
>アイルランドの美しき英雄。
>太陽神ルーグの息子で、一人で大軍を
>撃破するほど勇猛で優れた戦士。
>
>戦いの女神モリーアンの求愛を
>断ったために死の呪いをかけられ、
>自らの槍ゲイボルグに貫かれる。
トリグラフ
>西スラブの軍神。主神的立場でもある。
>その名前は「3つの頭」という意味を
>持っている。
>
>黒い馬を聖獣としその背に乗る。
>同じく白い馬を聖獣とした
>軍神スヴェントヴィトと対照的な存在。
ラクシャーサ
>ヒンドゥー神話に伝えられる、
>神々に敵対すると言われる邪鬼の一族。
>人間の敵となる存在である。
>
>悪の力の表れである彼らは恐ろしい姿を
>しているが、時に変身して
>人間らを惑わせるという。
アタバク
>戦いや国家守護を司る仏教の明王。
>「太元帥明王」とも呼ばれる、
>明王たちの総帥。
>
>釈迦が入滅する時、明王や天王、
>鬼神を集め、仏教の教えを守り、
>人々を守護する誓いを立てたという。
ショウテン
>密教に伝わる神。
>ヒンドゥー神話のガネーシャ神が
>仏教に入って成った。
>
>知恵学問に商売、厄除け、夫婦和合と
>たくさんのご利益があるとされるが、
>いい加減な信仰にはタタリをなすという。
ジークフリード
>伝説の英雄シグルドのドイツ名。
>叙事詩「ニーベルンゲンの歌」に
>登場している。
>
>邪龍ファブニールの血を浴び不死身の体を
>得るが、背中に張り付いた木の葉のために
>完全な不死とはならなかった。
フェンリル
>北欧神話の巨大なオオカミの怪物。
>悪神ロキの息子で、世界の終わりには
>オーディン神を飲み込むという。
>
>魔法の紐グレイプニルで縛り付けられて
>いるが、世界の終わりラグナロクの日に
>この捕縛も解かれ、神々と戦うとされる。
スサノオ
>日本記紀神話に登場する気性の荒い男神。
>イザナギ命より生まれた三貴子の一柱。
>
>粗暴な行いで高天原を追放されるが、
>後にヤマタノオロチ対峙などの英雄的
>行いもし、根の国の大神となった。
マハカーラ
>憤怒の相をしたインドの退魔の魔神。
>破壊神シヴァの一化身とも。
>仏教に入って大黒天になったとされる。
>
>剣を手にした恐ろしい姿であるが、
>しかるべき供物をし、手厚くまつれば
>信奉者に多大な福や富をもたらすという。
シヴァ
>世界の破壊と創造神を司る偉大な神。
>ヒンドゥー教でヴィシュヌ神とともに
>最も崇拝を集める神である。
>
>光の三又槍ピナーカを武器とし、
>額の第三の目は全てを焼き尽くす
>力を秘めている。
マサカド
>平安中期に朝廷に反乱した武将・平将門。
>関東の支配に成功し新皇を名乗るが、
>後に藤原秀郷と平貞盛に討たれる。
>
>死後、たたりなす御霊(ごりょう)として
>まつられ始め、さらに英雄的性格を帯びて
>関東の守護神として信奉され、今に至る。
***外法属
イヌガミ
>西日本に多く伝わる犬の憑依霊。
>人間に取り憑き、その正気を失わせる。
>
>人を貶める呪法として使われる事が多く、
>術作法にのっとり生きた犬の命を
>絶つ事によって、この霊が作り出される。
ザントマン
>ドイツ民間伝承の妖精。
>背負った袋の中に入っている魔法の砂を
>人間の目に振りかけ、眠らせる。
>
>無理やりに眠りをこらえる人間には、
>そのまぶたに座ってでも眠らせるという。
アルプ
>ドイツに伝わる夢魔。
>さまざまな動物に化けて寝ている人の
>体内に入り込み苦痛を与えるという。
>
>多くの悪魔と同じく血を好むが、
>女性や牛の乳を好むという面もある。
モコイ
>アボリジニに伝えられる、
>人間に良く似た姿の妖怪。
>ジャングルに棲み夜に活動するとされる。
>
>人間の「影の魂」の生まれ変わりで
>あるといわれ、子どもをさらって食べ、
>時には人間と戦いを起こすという。
リリム
>ユダヤ伝承の、女性の姿をした夢魔。
>睡眠している男を誘惑したり、
>新生児を襲うという。
>
>アダムを誘惑した女悪魔リリスから
>生まれた存在で、母親同様に
>男たちの精気を吸い取る悪魔である。
オキクムシ
>縄で後ろ手に縛り上げられた女の姿をした
>虫の妖怪。
>
>無実の罪を着せられて縛り上げられた
>あげくに殺されたお菊という娘の
>怨念が妖怪になったとされる。
グール
>墓場に現れる食人鬼。
>生きた人間を襲って食べたり、
>墓場から死体を盗んできて食べたりする。
>
>動物に姿を変えられる悪魔であり、
>特にハイエナを装う。
ウタイガイコツ
>殺されてもなお残る怨念が、その骸骨に
>憑いて成った人語を発する怪異。
>洋の東西を問わずに見られる。
>
>自らの復讐を求める骸骨で、
>殺された経緯を歌などで暴露することで
>殺害者に死をもたらそうとする。
ジョロウグモ
>日本民間伝承の、蜘蛛の妖怪。
>滝や淵などに住む水霊だといわれる。
>
>人間の命を狙い水辺に近寄ると、
>脚に糸を絡め、恐ろしい力で水の中に
>引きずり込む。
ネビロス
>地獄の元帥にして検察官で、
>常に魔神達の様子を観察している。
>
>また死霊や死体を操る術に長けており、
>魔神の中で最も優れたネクロマンサーの
>ひとりとされる。
ガシャドクロ
>巨大なドクロの姿をした妖怪。
>戦死したり、のたれ死んだりした人間の
>霊が集まって成ったとされる。
>
>昼間は身を隠し、夜になるとガシャガシャと
>音をさせながらさまよい歩き、
>人間を見ると襲いかかってくるとされる。
インキュバス
>ヨーロッパ各地の伝承に残る、
>男性型の夢魔。
>女性型のサキュバスと対をなす。
>
>眠っている女性の夢に忍びこみ、
>子を身篭らせるという。
アルケニー
>ギリシャ神話の蜘蛛女。
>織物の名手であった娘が、女神アテナの
>怒りにより変えられてしまった姿。
>
>アテナとの織物の腕比べで、神々を
>冒涜する絵柄を織り込んだことから、
>蜘蛛の姿になる呪いの魔法をうけた。
じゃあくフロスト
>凶悪に成長したジャックフロスト。
>悪魔としての鍛錬を怠らずに
>変化した姿である。
>
>かつて、いたずら好きな
>雪の妖精であった存在が、
>魔王のような強大な力を得ている。
ランダ
>悪の化身であるバリ島の魔女。
>強大な魔力を持つ残虐なさつりく者で、
>善なる神獣バロンの永遠の宿敵である。
>
>何にでも化けれる変身能力を持ち、
>魔術によって疫病を撒き散らしたり、
>悪霊を遣わし人間を呪ったりするという。
マーラ
>死の恐怖をもたらすインドの悪魔。
>菩提樹の下で瞑想していたブッダを
>誘惑したことで知られる。
>
>元々は夜に人の血や精を吸う、
>恐ろしい破滅の女神であったという。
リリス
>旧約聖書で、アダムの最初の
>妻となった女性。
>後に楽園を出て夜魔と化す。
>
>堕落と追放の経緯に関しては諸説あるが、
>総じて不貞の象徴として描かれる。
>元来はバビロニアの地母神であった。
モト
>シリア・ウガリット神話の冥界の王。
>死と不毛の神で、あらゆる生者に
>死の権威を行使できるとされる。
>
>豊穣神バアルをも冥界へ招き、
>これを幽閉するが、女神アナトには
>打ち負かされ奪還された。
ベルゼブブ
>その名に「蝿の王」という意味を持つ、
>地獄に君臨する魔王。
>
>彼は手下の蝿を遣い魂を運ばせ支配する。
>カナンの主神バアルが
>おとしめられて成った姿であるとも言う。
***技芸属
ピクシー
>イギリス南西部に住む小型の妖精。
>いたずら好きだが、貧しい者の仕事を
>手伝うなどする善良な存在である。
>
>旅人を道に迷わせるいたずらや、
>怠け者を物音で驚かせたりするのは
>彼らの仕業だという。
タム・リン
>スコットランドの妖精騎士。
>妖精の宮廷シーリー・コートに属し
>カーターホフの森の番をする。
>
>元はこの地に住む人間であったが、
>9歳の時に妖精に誘拐され、
>自らも妖精として暮らすこととなった。
セルケト
>エジプトのサソリ女神。
>冥界に住み、縛られた邪龍アペプの
>監視をしている。
>
>ナイルの源を守護する豊穣神でもあり、
>女神イシスを助けてオシリスの葬祭を
>執り行う者でもある。
ブロブ
>「染み」という名前をつけられた、
>ゲル状不定形の怪物。
>人間の肉を溶かし食い、成長する。
>
>高い気温を好み、氷点下では
>著しく活動能力を失う。
>宇宙から飛来してきた存在とも言われる。
リャナンシー
>アイルランドの民間伝承に登場する、
>美しい女性の姿をした妖精。
>人間の男の愛を求めていると言われる。
>
>恋人となった男の生命を吸い取って
>生きているが、その代わりに恋人に
>霊感を与えるという。
イッポンダタラ
>熊野の山奥に住んでいると伝えられる。
>一つ目、一本足の妖怪。
>
>山に雪が積もると、その中に
>一本足でつけたと思われる30センチ程の
>足跡を残すとされる。
レギオン
>同じ様な苦痛を味わう霊達が
>集合して生まれた悪霊。
>その名は「連隊」を意味する。
>
>グラサ人に憑いた悪霊がこの名を名乗るが、
>キリストによって豚の中に送られ、
>豚ごと湖で溺死させられた。
ネコマタ
>長命の猫が力を得て妖怪に化身した存在。
>知恵に長け人語を解する。
>
>得た力の大小によって操る事象の規模は
>様々だが、中には人に化けたり
>死者を使役したりする者もいるという。
トート
>エジプト神話に登場する全能の神。
>ヒヒの頭を持っている。
>
>悪神セトとは常に反目する立場を取り、
>オシリス、イシスといった善性の神々に
>従って行動した。
オベロン
>イングランドの妖精王。
>美しい妖精ティターニアを妃とする。
>
>魔法を使うことにも長けていて、
>会話した人間を永久に支配してしまう
>こともできるという。
ティターニア
>妖精の女王で、オベロンの妻。
>ローマ神話の女神ダイアナに由来すると
>いわれる。
>
>花の妖精たちをお供につけ、
>月明かりから魔法を紡ぎだすという。
ナガスネヒコ
>太古に大和地方を支配していた王。
>アビヒコの弟。
>
>神武天皇の東征軍を迎え撃ち、
>一旦は勝利するが、アマテラスらの加勢を
>受けた軍勢に敗れ去る。
アビヒコ
>大和地方の有力な豪族。
>ナガスネヒコの兄。
>
>戦いに敗れたアビヒコと
>ナガスネヒコらは、ともに津軽に渡り、
>そこで王朝を築いたという。
ハイピクシー
>妖精ピクシーの中でも上位の者たち。
>力が強く、兵士的な役割を担う。
>
>ピクシーらの住む遺跡や洞穴などで、
>外敵への警護を担っていると考えられる。
アマツミカボシ
>星の神として日本書紀に記される一柱。
>アメノカガセオとも呼ばれる。
>天津神に従わない悪神とされる。
>
>葦原中国の平定で派遣された
>タケミカヅチ神とフツヌシ神にも
>屈することが無かったという。
スカアハ
>ケルト神話の女神。
>影の国を統べる女王でもある。
>
>呪術師だがむしろ武芸に秀で、
>後にクー・フーリンの師となって
>彼に魔槍ゲイボルグを譲り渡した。
クダン
>牛から生まれる人面牛体で、
>人語を発する妖怪。
>
>凶事の始まる前兆として現れ、
>必ず当たる予言を残して
>死んでいくという。
トウテツ
>全てを食らい尽くすという中国の邪神。
>どんよくなことからこの名が付き、
>弱い者を好んで襲う卑怯な性格という。
>
>四凶と呼ばれる中国の四怪獣の一体で、
>略奪によって財を奪い、使うことも無く
>ひたすら貯めこむと伝えられる。
フツヌシ
>日本書紀に登場する刀剣の神。
>天孫降臨に先立ち、
>葦原中つ国を平定したとされる。
>
>フツヌシという名は、物が断ち切られる
>さまを現す「フツ」と、神であることを現す
>「ヌシ」から成っているとされる。
ベルフェゴール
>7つの大罪のうちの「怠惰」を
>司るとされる悪しき魔神。
>発見や発明の能力を授けるともいう。
>
>元々はシリアの豊穣神であった
>バアル=ペオル神が、
>悪魔として貶められた姿だとされる。
***精霊属
アーシーズ
>土の属性である精霊。
>世界の万物を構成する四大元素の一つ。
>低次なエネルギー体である。
>
>分解をうながす
>「冷たい」「乾いた」相を持ち、
>破壊をもたらす基本素とされる。
エアロス
>風の属性である精霊。
>世界の万物を構成する四大元素の一つ。
>低次なエネルギー体である。
>
>形の結合をうながす
>「熱い」「湿った」相を持ち、
>増加をもたらす基本素とされる。
アクアンズ
>水の属性である精霊。
>世界の万物を構成する四大元素の一つ。
>低次なエネルギー体である。
>
>四大元素を初めて体系化したギリシャの
>アリストテレスによれば、
>「冷たい」「湿った」相であるという。
フレイミーズ
>火の属性である精霊。
>四大元素の一つで、低次なエネルギー体。
>「熱い」「乾いた」相だとされる。
>
>古代ギリシャに体系化された地水火風の
>四大元素の理論は、初期占星術にも
>大きな影響を与えている。
シルフ
>空気と風を支配する精霊。
>ラテン語の「森」という言葉が
>その名の由来だという。
>
>パラケルススの提唱した四大精霊の一つで、
>移り気な性格の、強い力を持った精霊だと
>される。
ウンディーネ
>美しい女性の姿をした水の精霊。
>16世紀の錬金術師パラケルススにより、
>四大精霊の一つに位置づけられる。
>
>妖精に近いといわれる精霊で、
>その名は「波」を意味するラテン語に
>由来するとされる。
***御魂属
アラミタマ
>神道の一霊四魂説にある一魂で、
>荒ぶり、猛々しい力をもたらすもの。
>
>「勇・進・果」の働きがあるとする説や、
>物事をマイナスする力であるとする説も
>唱えられる。
ニギミタマ
>神道の一霊四魂説にある一魂で、
>おだやかに働き、平常の状態を保つもの。
>
>「親・平・交」の働きがあるとする説や、
>物事をプラスする力であるとする説も
>唱えられる。
クシミタマ
>神道の一霊四魂説にある一魂で、
>超自然的な力で奇瑞をもたらすもの。
>
>「智・巧・察」の働きがあるとする説や、
>分裂した物事が神の摂理で結合する力と
>する説も唱えられる。
サキミタマ
>神道の一霊四魂説にある一魂で、
>狩猟などによる獲物(さち)をもたらす
>もの。
>
>「愛・益・育」の働きがあるとする説や、
>物事が神の摂理に従って分裂する力だと
>する説も唱えられる。
***魔人属
ビンボウガミ
>日本民話の貧窮をもたらすたたり神。
>家に住みつく屋敷神として伝わり、
>怠け者の家を好むという。
>
>家の主の勤勉により、追い払ったり
>福の神に転じさせたりすることも
>できると伝えられている。
アリス
>正体不明な、金髪の少女の姿をした霊。
>あどけない容貌に反して、
>底知れない呪力を持つ魔人である。
>
>不幸な死を遂げたイギリス人少女の
>霊であるとも、何者かの偏愛思念から
>生まれた悪霊ともいわれる。
ホワイトライダー
>ヨハネの黙示録に記される、世界の終末に
>現れるとされる四騎士の一騎。
>白い馬に乗り、手には弓を持つ。
>
>神の戦いの象徴である彼には
>冠が与えられ、勝利の上に勝利を
>得ることが約束されている。
レッドライダー
>ヨハネの黙示録に記される、世界の終末に
>現れるとされる四騎士の一騎。
>赤い馬に乗り、大きな剣を構える。
>
>地上の平和を奪い、
>人々に殺し合いをさせる力が
>与えられている。
ヤクビョウガミ
>日本民間信仰の伝染病をもたらす悪神。
>町や村をはいかいし、流行り病を広めるため
>人々に激しく忌み嫌われる。
>
>その侵入を防ぐために、村の境に
>大型のワラ人形を守護神として置く
>地方も数多く存在する。
ブラックライダー
>ヨハネの黙示録に記される、世界の終末に
>現れるとされる四騎士の一騎。
>黒い馬に乗り、天秤を手にしている。
>
>地上にききんを起こす力を持っていて、
>人々を苦しみのうちに殺すことが
>許されている。
ペイルライダー
>ヨハネの黙示録に記される、世界の終末に
>現れるとされる四騎士の一騎。
>青白い馬に乗り、黄泉の主を従える。
>
>この騎手の名は「死」といい、
>死病でもって人々の命を奪い
>滅ぼす力を持っている。
***禍津属
ゾンビー
>帝都に現れた、死してなお活動する死霊。
>自らの意思は壊れた、低級の屍鬼である。
>
>ブードゥー教の死霊ゾンビーに
>似ることからこの名が付くが、
>成り立ちとしては異なるようである。
レディゾンビー
>帝都をうろつく女性の死霊。
>生前の情念を破壊衝動へと替えた、
>危険な屍鬼。
>
>手にしたあいくちは、命を絶つために
>誰彼かまわずに振られる。
ヨミクグツ・甲
>ヒルコを利用し作り出された不死身兵。
>帝国陸軍によって秘密裏に開発され、
>超力兵団計画に投入された。
>
>特殊な器具で、赤マントにあるような
>情緒不安も解消された、
>恐るべき兵士である。
ヨミクグツ・乙
>ヒルコを利用し作り出された不死身兵。
>帝国陸軍によって秘密裏に開発され、
>超力兵団計画に投入された。
>
>特殊な器具で、赤マントにあるような
>情緒不安も解消された、
>恐るべき兵士である。
ゾンビージュンサ
>死霊ゾンビーと化した警察官。
>かつて巡回していた町を異形の姿で
>はいかいする。
>
>人々を襲うその恐ろしい姿には、
>公僕であった時の面影は無い。
うごく外国人形
>農婦の外見をした入れ子型の人形呪具。
>熟練した魔術師が敵を襲う道具として
>使役する。
>
>本来は、多産女神への信仰から生まれた
>玩具であったが、人形の持つ霊媒としての
>性質から、この呪具となった。
ヒルコ
>異形の憑依神。
>幼体時には人間に寄生し、発せられる
>不安を食らい成長して成体となる。
>
>記紀神話では、イザナギ神とイザナミ神の
>間に生まれたが、不完全な体であったため、
>舟に乗せて海に流されたと伝えられる。
ゾンビーケンペイ
>死霊ゾンビーと化した憲兵。
>今なお軍の管理地をさまよい、
>侵入者を排除するため働くという。
>
>軍事警察に所属していた時の厳格さは、
>どうもうな攻撃へと姿を変えている。
うごく死神人形
>骸骨の外見をした入れ子型の人形呪具。
>熟練した魔術師が敵を襲う道具として
>使役する。
>
>不用意に触れようものなら弾け飛び、
>相手に深い傷を負わせる。
ヨミクグツ・丙
>ヒルコを利用し作り出された不死身兵。
>帝国陸軍によって秘密裏に開発され、
>超力兵団計画に投入された。
>
>特殊な器具で、赤マントにあるような
>情緒不安も解消された、
>恐るべき兵士である。
赤マント
>ヒルコの幼体に憑かれ、変じた人間。
>赤く大きな膜状の組織を背中に翻す
>ことから、この名が付いている。
>
>憑依により超人的な力を授かるが、
>その心の不安は止まることなく増幅され、
>ヒルコの成長エネルギーになってゆく。
#contents()
***紅蓮属
オンモラキ
>鳥の姿をした日本の妖怪。
>人面で気味悪い鳴き声をあげ、
>口から炎を吐くこともあるという。
>
>その正体は、供養を受けていない屍で、
>勤行を怠る僧侶の前に現れるという。
エンク
>口から火を吐く餓鬼の一種。
>仏教六道の餓鬼界に住んでいる。
>
>飛んでくる虫をその火で焼いては
>食べているが、自らの果てしない飢えは
>満たされることが無い。
ウコバク
>地獄の下級悪魔の1体。
>[[ベルゼブブ]]の命令により、地獄の釜に
>油を注ぎこんで火をたきつけている。
>
>また地獄に落ちた人間を苦しめるため、
>燃え盛る石炭をくべるという。
ジャックランタン
>イングランドに伝わる鬼火の姿をした精霊。
>
>生前に堕落した生涯を送った者の魂が
>死後の世界への立ち入りを拒まれ、
>さまよっている姿だとされる。
オルトロス
>ギリシャ神話において、
>世界の果ての島に棲む怪物ゲリュオンの
>牧場を守護した双頭の巨犬。
>
>非情に優秀な番犬であったが、
>英雄ヘラクレスが12の難事を行う中で
>一撃の下に殺されてしまう。
オシチ
>伝承に伝わる、江戸時代に火刑に処された
>八百屋の娘お七の霊。
>
>大火がきっかけで出会い惚れた男に
>再会したい一心で、商家に火を放つが
>捕えられ、火あぶりの刑となる。
サティ
>インド神話において、
>シヴァの最初の妃となった女神。
>
>父親ダクシャとシヴァの確執により
>炎に身をくべて非業の死を遂げるが、
>後に転生してパールヴァティとなる。
ドゥン
>インド神話に登場する、
>女神ドゥルガーを乗せて走る聖なる虎。
>
>アスラ族の王マヒシャを討伐するために
>生まれてきたドゥルガーに、
>神々が授けた贈り物の一つとされる。
ソロネ
>神学に基づくヒエラルキーにおいて、
>第3位「座天使」に数えられる上級天使。
>
>名は「車輪」を意味し、
>神の玉座を運ぶ者とされる。
ケルベロス
>ギリシャ神話における、
>暗黒の大穴タルタロスの番犬。
>蛇の尾を持つ勇猛な巨犬だという。
>
>風の巨人ティホンを父、
>蛇神エキドナを母にもつ。
>オルトロスの兄にあたる。
ムスッペル
>北欧神話に登場する炎の巨人。
>炎に包まれた国ムスッペルヘイムに
>住んでいるとされる。
>
>人間とも神々とも干渉を持たないが、
>世界の終わりラグナロクでは
>人間の世界に攻めあがるという。
ヴリトラ
>インド神話の凶暴や巨大龍。
>その名は「障害物」を意味し、
>天空の川を塞き止め干ばつをもたらす。
>
>雷神インドラに倒され地上は潤うが、
>ヴリトラは次の年、再び復活する。
>この二者の戦いは永遠に続くという。
ヒノカグツチ
>日本記紀神話の火の神。
>イザナギ神とイザナミ神の間に生まれるが、
>イザナミ神は出産の際、焼け死んでしまう。
>
>悲しみ怒ったイザナギ神は十拳剣で
>ヒノカグツチを斬り殺してしまう。
>その血や体からは多数の神が生まれた。
マダ
>インド神話の巨大なアスラ。
>仙人チヤヴァナが炎から作りだした。
>名前は「酩酊者」を意味する。
>
>敵対者を一飲みにする力を持ち、
>インドラ神すらもその恐ろしさに
>屈したと伝えられる。
[[ベリアル]]
>ソロモン王の72柱の魔神の1体。
>50の軍団を率いる大いなる王。
>
>火の戦車に乗ったふたりの美しい天使の
>姿で召喚者の前に現れるという。
アスラおう
>インドのアスラ族を統べる、
>大王であるマハーヴィローシャナ。
>仏教では大日如来として知られる。
>
>炎と光の神であり、宇宙をあまねく
>照らし出し、万物を善き者へと育む力を
>有しているとされる。
[[ルシファー]]
>イスラエルの堕ちた光の大天使。
>かつては神に次ぐ地位にあった存在で、
>その名は「明けの明星」を意味する。
>
>自らが神に成り代われるというおごりから
>多くの天使を率い反逆を起こすが、
>神の軍勢に討たれ地獄へ落とされた。
***銀氷属
ガキ
>仏教世界に伝わる飢えた醜悪な鬼。
>生前に強欲であった人間たちが、
>餓鬼道に堕ちてなった姿である。
>
>彼らの飢えは決して満たされず、
>その苦しみを次の輪廻転生まで
>受け続ける。
チョウケシン
>人間が死後になるといわれる蝶の妖怪。
>この世と黄泉の国を行き来していると
>伝えられる。
>
>大群で行動することが多いとされ、
>これに襲われると命を落とすという。
ジャックフロスト
>イングランドに伝わる冬と霜の妖精。
>
>普段は邪気の無い存在だが、
>怒らせると相手を氷漬けにして
>殺してしまう恐ろしい一面も持つ。
アズミ
>日本に渡来した南方系海洋民族の
>安曇族の水神であり、
>水を操る能力をもっているとされる。
>
>黄泉の国から戻ったイザナギが、
>体を清めた時に産まれたワタツミの三神を
>祖とするとされる。
パピルサグ
>バビロニアのサソリ獣人。
>知性に優れた美しい聖獣として
>人々に崇められた。
>
>世界の果てにあるマーシュ山の
>太陽が出入りする門にいて、
>この世と暗黒世界の境を警備している。
ジュボッコ
>多くの使者を出した戦場や処刑場に
>生えるという悪しき妖樹。
>
>通りかかる人間を枝で捕まえると
>血を吸い取り、殺してしまう。
アルラウネ
>美しい女の姿をした呪いの樹霊。
>絞首刑に処された男が血を落とすと、
>そこから生まれるという。
>
>もともとはゲルマン神話に登場する
>悪しき女性霊で、その名には
>「秘密に通じる」という意味がある。
ブラックウーズ
>人を襲い、その血肉を食らう、
>アメーバ様の不定形な怪物。
>
>その正体は実体化し損ねた悪魔で、
>マグネタイトを求めてはいかいする。
オオクニヌシ
>農耕や医療の力を司る。
>日本神話の国津神。
>
>スサノオの課した難事に打ち克ち、
>その娘スセリヒメと出雲に国を
>築いたと言われる。
ライホーくん
>ジャックフロストが、
>風間刑事から譲り受けた無頼漢の証と
>合体して誕生した突然変異態。
>
>クールなボディにホットなハートを
>兼ね備えた彼(?)の野望は、
>十五代目葛葉ライホー襲名…らしい。
ナーガラジャ
>インド神話の半人半蛇の神ナーガ族の王。
>特に強大な力を持つナーガが
>この名で呼び分けられる。
>
>八大龍王として知られるナンダ、
>タクシャカらもこのナーガラジャに属する。
セイリュウ
>道教で、東方を守護するとされる聖獣。
>玄武・朱雀・白虎らとともに
>四神信仰の一柱となっている。
>
>風水においては、
>東側に流水を置くと青龍の力を導き、
>吉相になるといわれる。
タラスク
>フランス中部にあるローヌ河に
>住んでいたとされる邪龍。
>
>6本の足を持ち、巨大な口と長い牙で
>人間をひと呑みにしたという。
オオヤマツミ
>日本神話に登場する国津神のひとり。
>スサノオの妻クシナダヒメの祖父である。
>
>山の神として知られるが、
>水源や田の実りも支配したことから
>水の神、田の神ともされた。
バジリスク
>アフリカ北部に住むといわれる邪龍。
>有翼で、王冠状の鶏冠を持つ。
>その名は「蛇の王」という意味である。
>
>吐く息と視線には猛烈な毒があり、
>人間や動物をたちどころに殺害すると
>いわれている。
アラハバキ
>古代日本における主神の1柱。
>その姿は遮光器土偶に象られ、表される。
>
>天皇家への逆賊の象徴として、
>長らく信奉が弾圧されてきた。
ヤマタノオロチ
>古事記に登場する、
>八つの頭と八つの尾を持つ大蛇。
>スサノオによって倒された。
>
>このとき身体から出てきた剣が[[天叢雲剣]]、
>後の草薙の剣である。
アリオク
>イスラエルの堕天使で復讐の魔神。
>その名は「どうもうな獅子」を意味する。
>
>まだ神に従う天使であった時には、
>聖人エノクの守護天使を
>務めていたといわれる。
***雷電属
コロポックル
>アイヌ伝承の小さな人の姿をした妖怪。
>「フキの下に住む人」とされ、
>善良でおとなしい性格といわれる。
>
>かつてはアイヌの人々と共存していたが、
>ある時、仲違いをしたことから
>その姿を消したと伝えられている。
アガシオン
>ユダヤ系の魔術師に使役される、
>実体のない使い魔の総称。
>ツボや瓶の中に封じられている。
>
>魔術師の命じられるままに
>対象の人物を苛むという。
マカミ
>日本の民間でまつられるオオカミ神。
>盗難や農作物の獣害で、
>火難を退ける力があるとされる。
>
>その姿が描かれた神札を戸口に貼ったり
>畑に立てることで、霊験が得られるという。
ライジュウ
>日本の民話などに伝えられる、
>雷と共に地上へ落ちてくるという怪動物。
>
>普段は雷雲の中を走り回っており、
>落雷に乗って地上へ降りるという。
ツチグモ
>葛城山に住んでいたという、
>巨大なクモの姿の荒ぶる神。
>
>本来は朝廷に打ち滅ぼされた
>穴居していた土着の民であったといわれる。
ナンディ
>インド神話の聖なる牡牛。
>破壊神シヴァの乗り物となる従者で、
>獣たちの守護神とされる。
>
>主人シヴァが舞踊王ナタラージャとして
>破壊と再生の踊りを舞う際、
>そのための音楽を奏でるという。
オボログルマ
>車輪で動く車に人の怨念が乗り移り、
>変化した妖怪。
>
>平安時代には、牛車の場所の取り合いに
>よって亡くなった女の怨念が、
>牛車に乗り移って成ったものが知られた。
ヌエ
>日本の伝承に出てくる怪物。
>猿の頭に虎の手足を持ち、
>尾は蛇だとされる。
>
>平家物語によれば、
>毎晩の丑三つ刻に黒雲に隠れて
>天皇の御所を襲ったという。
パールヴァティ
>インド神話におけるシヴァの妃の一者。
>その姿は非常に美しく、
>あらゆる美の象徴ともいわれる。
>
>常にシヴァの傍らにあり、シヴァの
>第三の眼を開かせる一助を担った。
ミシャグジさま
>大和政権の勢力が入る以前から、
>信濃地方で信仰されていたとされる
>土着の神。
>
>石や岩に神霊が宿るとする、
>古代の信仰形態から生まれた神だと
>言われている。
オオミツヌ
>出雲国風土記に伝わる国引の巨人。
>
>自分の住む出雲の国を広げようと思い、
>対岸にある新羅の国の余った土地に
>縄を掛けて引き寄せた。
キュベレ
>大地の化身である太母神。
>現在のトルコにあたるプリュギア地方で
>山頂に神殿が構えられ、崇拝された。
>
>野獣を支配し、ライオンを従者とする。
>後にローマでも熱烈に崇拝される
>存在となった。
トール
>北欧神話の雷神・豊穣神。
>何処へ投げても必ず敵を砕いて
>主の手へ戻る鉄槌ミョルニルを持つ。
>
>世界の終わりラグナロクで、
>世界蛇ヨルムンガンドと
>相打ちになって果てるという。
バロン
>バリ島の森に住む偉大な神獣。
>かつては凶暴な存在であったが、
>人々の鎮祭によりその守護者となった。
>
>善の象徴である彼は、悪の象徴である
>鬼女ランダと決着する事の無い戦いを
>永遠に続ける運命だとされる。
コウリュウ
>黄龍。中国神話の尊貴なる龍神。
>名の通り黄色い体をしていて、
>地上に喜ばしい事が起こると現れる瑞獣。
>
>大地・土の力を司る存在で、
>青龍・白虎・玄武・朱雀の四神を
>従えているという。
アスタロト
>地獄の公爵といわれる美しき堕天使。
>過去と未来を見通す能力を持ち、
>ドラゴンを従えて現れる。
>
>もとはフェニキア、今のシリア付近の
>女神アスタルテだった存在が、
>ヘブライの神に貶められた姿である。
ヴィシュヌ
>インド神話の創造神。3主神の1柱。
>宇宙の維持を司り、
>ヒンドゥー教では最高神とされる。
>
>世界の守護者である彼は、地上が危機に
>陥ると、アヴァタールと呼ばれる化身で
>地上に現れるという。
***疾風属
ポルターガイスト
>家の中に現れて、
>ひどいいたずらをすることで有名な精霊。
>
>騒音や物体の移動によって、
>妨害あるいは障害を引き起こすと
>言われる。
エンジェル
>天使九階級の最下9位とされる「天使」。
>神の使いである天使の中で、
>最も人間の近くにいる存在である。
>
>彼らは、人間個人の守護を担っていて
>正義をなすよう人間を監視し、
>悪に向かう心を戒めている。
モー・ショボー
>モンゴル系のボリヤド民族の伝承の魔物。
>愛を知らぬまま死んでしまった少女の霊が
>なると言われている悪しき鳥。
>
>美しい娘の姿をして旅人を誘惑し、
>隙を見せるとくちばしで頭をつつき、
>穴をあけ、脳みそを吸い取るという。
アークエンジェル
>天使九階級で第8位とされる「大天使」。
>神の意志を人間に伝えるという役目を
>担っている。
>
>彼らは天界の戦士でもあり、
>闇の軍勢との戦いでは天の軍勢を
>率いるという。
アンズー
>バビロニアの伝承に登場する邪悪な巨鳥。
>鷲の体にライオンの頭を持つと言う。
>
>神々の王になりたいという邪念から、
>主神エンリルが身体を水で清めている
>スキに天命のタブレットを盗み出した。
パワー
>神学に基づく天使のヒエラルキーにおいて、
>第6位「能天使」に数えられる中級天使。
>
>名は「神の力」を意味する。
>天界への悪魔の侵入を防ぐため、
>常に前線に立ち天の回廊を巡るとされる。
ホウオウ
>古代中国の伝説に登場する鳥。
>世の中が平和なときにだけ
>現れるといわれている。
>
>鳥類の王または長のような存在で、
>ホウオウが息を引き取った際には
>多くの鳥が嘆き悲しむといわれている。
ドミニオン
>天使九階級で第4位とされる「主天使」。
>天界の行政官として、天使たちの働きを
>統制する役割を担うとされる。
>
>彼らの行動は、神の意思の表れであり、
>その統治が宇宙に行き渡ることを
>望んでいる。
ペクヨン
>白龍。朝鮮伝説の聖なる龍。
>国を守護する者とされる。
>
>この龍の白い体は聖なる光の表れであり、
>東国である朝鮮そのものでもある。
イチモクレン
>荒ぶる風の神として知られる霊。
>鍛冶の神ともいわれる。
>
>すさまじい風をおこして家屋や人を
>吹き飛ばし、海では船を転覆させると
>言われている。
クラマテング
>京都の鞍馬山に棲んでいたとされる天狗。
>
>日本の伝承に残る天狗の中でも
>最大の力と知名度を誇る者の一つで、
>除厄と招福に関して絶大な力を持つ。
ヒトコトヌシ
>やまびこが神格化されて成った、
>日本記紀の言葉の神。
>
>悪い事も善い事も
>一言で言い放つ神と言われ、
>発する言葉は真実となり人々を支配する。
デカラビア
>ゴボウセイの姿で現れる奇妙な悪魔。
>ソロモン王72柱の魔神の1体。
>
>鉱物や薬草の知識をもたらし、
>鳥の姿をした使い魔を貸してくれるという。
サンダルフォン
>メタトロンと双子の兄弟といわれる、
>ユダヤ伝承の有力な天使。
>天国の歌を司るのが職務といわれている。
>
>非常に巨大な身の丈を持ち、
>人間が足から頭までたどり着くには
>500年はかかると言う。
オファニム
>預言者エゼキエルの前に姿を現した、
>ユダヤ伝承の天使。
>「座天使」ソロネと同一視される。
>
>その姿は燃える炭火のように輝き、
>獅子・牡牛・鷲・青年の4つの顔を
>持っていたという。
カマエル
>ユダヤ伝承の戦いの天使。
>能天使を支配する存在で、
>その名は「神を見る者」を意味する。
>
>破壊・懲罰・死の天使たちの指揮官で
>ある彼は、火星を支配する者でもあるとも
>伝えられている。
メタトロン
>最も偉大といわれるユダヤ伝承の天使。
>神の代理として天使の最高位に就き、
>世界を維持する務めを担っている。
>
>この天使には凶暴な面もあり、
>神に背く人間たちを残虐な大量さつりくに
>処することもあるという。
***蛮力属
スライム
>実体化に失敗した悪魔。
>本来の能力も失い、
>不完全なゲル状の身体で活動する。
>
>悪魔が本来住む魔界「アティルト界」から
>人間の住む現実世界「アッシャー界」へ
>進出できなかった哀れな姿である。
オバリヨン
>夜、ヤブの生い茂った道を通ると
>人の肩におぶさってくる妖怪。
>「おんぶお化け」とも呼ばれる。
>
>一度取り憑かれると簡単には離れないが、
>家まで連れて帰る事ができれば
>小判に変わるとされる。
トゥルダク
>死の神ヤマに仕えるインドの鬼神。
>裁かれた魂への刑の執行者。
>
>地獄の統治者にして死者の審判者である
>ヤマが有罪を下すと、トゥルダクは
>その霊を進むべき地獄へと連行する。
ナタク
>少年の姿をした道教の英雄神。
>世の悪しき魔神たちを駆逐するために、
>大羅仙という軍神が生まれ変わった姿。
>
>父である托塔天王への反抗から自害し、
>命を落とすが釈迦の力で生き返り、
>神仙となった。
オニ
>日本の様々な伝承に登場する、
>醜悪で怪力をもつ邪悪な妖怪。
>
>人里を襲っては、
>手にした鉄棒で暴虐をはたらく。
ラミア
>ギリシア神話に登場する蛇女。
>リビアに棲むといわれる。
>
>上半身が美しい女性で、
>下半身が蛇の姿をしており、
>子供や若い男性の生き血を好むという。
ゴズキ
>仏教に伝わる牛頭の鬼。
>えん魔王の配下にあり、
>メズキとともに地獄の獄卒として働く。
>
>地獄に堕ちた罪人をこんぼうや刃物で
>打ち殺す、残酷な刑罰の執行が
>彼らの任務である。
メズキ
>仏教に伝わる馬頭の鬼。
>地獄の獄卒として、生前に罪を犯した
>人間たちを拷問にかける。
>
>殺されても生き返る地獄の罪人たちに、
>情け容赦なく責め苦を与え続ける。
ヨシツネ
>平安時代の末から鎌倉時代の
>始めにかけて活躍した、
>源平合戦の英雄として有名な武将。
>
>牛若丸という幼名でも知られ、
>鞍馬山の天狗に武芸を教わったとされる。
チェルノボグ
>スラヴの創造神話に登場する、
>夜と悪と死を司る「黒い神」。
>
>光と昼の「白い神」ペロボーグと
>対立する存在である。
ヨモツイクサ
>日本神話において黄泉に棲むとされる鬼。
>黄泉比良坂でイザナミがイザナギに対して
>放った追っ手でもある。
>
>軍勢を成し、
>ヨモツシコメに統率されている。
クー・フーリン
>アイルランドの美しき英雄。
>太陽神ルーグの息子で、一人で大軍を
>撃破するほど勇猛で優れた戦士。
>
>戦いの女神モリーアンの求愛を
>断ったために死の呪いをかけられ、
>自らの槍ゲイボルグに貫かれる。
トリグラフ
>西スラブの軍神。主神的立場でもある。
>その名前は「3つの頭」という意味を
>持っている。
>
>黒い馬を聖獣としその背に乗る。
>同じく白い馬を聖獣とした
>軍神スヴェントヴィトと対照的な存在。
ラクシャーサ
>ヒンドゥー神話に伝えられる、
>神々に敵対すると言われる邪鬼の一族。
>人間の敵となる存在である。
>
>悪の力の表れである彼らは恐ろしい姿を
>しているが、時に変身して
>人間らを惑わせるという。
アタバク
>戦いや国家守護を司る仏教の明王。
>「太元帥明王」とも呼ばれる、
>明王たちの総帥。
>
>釈迦が入滅する時、明王や天王、
>鬼神を集め、仏教の教えを守り、
>人々を守護する誓いを立てたという。
ショウテン
>密教に伝わる神。
>ヒンドゥー神話のガネーシャ神が
>仏教に入って成った。
>
>知恵学問に商売、厄除け、夫婦和合と
>たくさんのご利益があるとされるが、
>いい加減な信仰にはタタリをなすという。
ジークフリード
>伝説の英雄シグルドのドイツ名。
>叙事詩「ニーベルンゲンの歌」に
>登場している。
>
>邪龍ファブニールの血を浴び不死身の体を
>得るが、背中に張り付いた木の葉のために
>完全な不死とはならなかった。
フェンリル
>北欧神話の巨大なオオカミの怪物。
>悪神ロキの息子で、世界の終わりには
>オーディン神を飲み込むという。
>
>魔法の紐グレイプニルで縛り付けられて
>いるが、世界の終わりラグナロクの日に
>この捕縛も解かれ、神々と戦うとされる。
スサノオ
>日本記紀神話に登場する気性の荒い男神。
>イザナギ命より生まれた三貴子の一柱。
>
>粗暴な行いで高天原を追放されるが、
>後にヤマタノオロチ対峙などの英雄的
>行いもし、根の国の大神となった。
マハカーラ
>憤怒の相をしたインドの退魔の魔神。
>破壊神シヴァの一化身とも。
>仏教に入って大黒天になったとされる。
>
>剣を手にした恐ろしい姿であるが、
>しかるべき供物をし、手厚くまつれば
>信奉者に多大な福や富をもたらすという。
シヴァ
>世界の破壊と創造神を司る偉大な神。
>ヒンドゥー教でヴィシュヌ神とともに
>最も崇拝を集める神である。
>
>光の三又槍ピナーカを武器とし、
>額の第三の目は全てを焼き尽くす
>力を秘めている。
マサカド
>平安中期に朝廷に反乱した武将・平将門。
>関東の支配に成功し新皇を名乗るが、
>後に藤原秀郷と平貞盛に討たれる。
>
>死後、たたりなす御霊(ごりょう)として
>まつられ始め、さらに英雄的性格を帯びて
>関東の守護神として信奉され、今に至る。
***外法属
イヌガミ
>西日本に多く伝わる犬の憑依霊。
>人間に取り憑き、その正気を失わせる。
>
>人を貶める呪法として使われる事が多く、
>術作法にのっとり生きた犬の命を
>絶つ事によって、この霊が作り出される。
ザントマン
>ドイツ民間伝承の妖精。
>背負った袋の中に入っている魔法の砂を
>人間の目に振りかけ、眠らせる。
>
>無理やりに眠りをこらえる人間には、
>そのまぶたに座ってでも眠らせるという。
アルプ
>ドイツに伝わる夢魔。
>さまざまな動物に化けて寝ている人の
>体内に入り込み苦痛を与えるという。
>
>多くの悪魔と同じく血を好むが、
>女性や牛の乳を好むという面もある。
モコイ
>アボリジニに伝えられる、
>人間に良く似た姿の妖怪。
>ジャングルに棲み夜に活動するとされる。
>
>人間の「影の魂」の生まれ変わりで
>あるといわれ、子どもをさらって食べ、
>時には人間と戦いを起こすという。
リリム
>ユダヤ伝承の、女性の姿をした夢魔。
>睡眠している男を誘惑したり、
>新生児を襲うという。
>
>アダムを誘惑した女悪魔リリスから
>生まれた存在で、母親同様に
>男たちの精気を吸い取る悪魔である。
オキクムシ
>縄で後ろ手に縛り上げられた女の姿をした
>虫の妖怪。
>
>無実の罪を着せられて縛り上げられた
>あげくに殺されたお菊という娘の
>怨念が妖怪になったとされる。
グール
>墓場に現れる食人鬼。
>生きた人間を襲って食べたり、
>墓場から死体を盗んできて食べたりする。
>
>動物に姿を変えられる悪魔であり、
>特にハイエナを装う。
ウタイガイコツ
>殺されてもなお残る怨念が、その骸骨に
>憑いて成った人語を発する怪異。
>洋の東西を問わずに見られる。
>
>自らの復讐を求める骸骨で、
>殺された経緯を歌などで暴露することで
>殺害者に死をもたらそうとする。
ジョロウグモ
>日本民間伝承の、蜘蛛の妖怪。
>滝や淵などに住む水霊だといわれる。
>
>人間の命を狙い水辺に近寄ると、
>脚に糸を絡め、恐ろしい力で水の中に
>引きずり込む。
ネビロス
>地獄の元帥にして検察官で、
>常に魔神達の様子を観察している。
>
>また死霊や死体を操る術に長けており、
>魔神の中で最も優れたネクロマンサーの
>ひとりとされる。
ガシャドクロ
>巨大なドクロの姿をした妖怪。
>戦死したり、のたれ死んだりした人間の
>霊が集まって成ったとされる。
>
>昼間は身を隠し、夜になるとガシャガシャと
>音をさせながらさまよい歩き、
>人間を見ると襲いかかってくるとされる。
インキュバス
>ヨーロッパ各地の伝承に残る、
>男性型の夢魔。
>女性型のサキュバスと対をなす。
>
>眠っている女性の夢に忍びこみ、
>子を身篭らせるという。
アルケニー
>ギリシャ神話の蜘蛛女。
>織物の名手であった娘が、女神アテナの
>怒りにより変えられてしまった姿。
>
>アテナとの織物の腕比べで、神々を
>冒涜する絵柄を織り込んだことから、
>蜘蛛の姿になる呪いの魔法をうけた。
じゃあくフロスト
>凶悪に成長したジャックフロスト。
>悪魔としての鍛錬を怠らずに
>変化した姿である。
>
>かつて、いたずら好きな
>雪の妖精であった存在が、
>魔王のような強大な力を得ている。
ランダ
>悪の化身であるバリ島の魔女。
>強大な魔力を持つ残虐なさつりく者で、
>善なる神獣バロンの永遠の宿敵である。
>
>何にでも化けれる変身能力を持ち、
>魔術によって疫病を撒き散らしたり、
>悪霊を遣わし人間を呪ったりするという。
マーラ
>死の恐怖をもたらすインドの悪魔。
>菩提樹の下で瞑想していたブッダを
>誘惑したことで知られる。
>
>元々は夜に人の血や精を吸う、
>恐ろしい破滅の女神であったという。
リリス
>旧約聖書で、アダムの最初の
>妻となった女性。
>後に楽園を出て夜魔と化す。
>
>堕落と追放の経緯に関しては諸説あるが、
>総じて不貞の象徴として描かれる。
>元来はバビロニアの地母神であった。
モト
>シリア・ウガリット神話の冥界の王。
>死と不毛の神で、あらゆる生者に
>死の権威を行使できるとされる。
>
>豊穣神バアルをも冥界へ招き、
>これを幽閉するが、女神アナトには
>打ち負かされ奪還された。
ベルゼブブ
>その名に「蝿の王」という意味を持つ、
>地獄に君臨する魔王。
>
>彼は手下の蝿を遣い魂を運ばせ支配する。
>カナンの主神バアルが
>おとしめられて成った姿であるとも言う。
***技芸属
ピクシー
>イギリス南西部に住む小型の妖精。
>いたずら好きだが、貧しい者の仕事を
>手伝うなどする善良な存在である。
>
>旅人を道に迷わせるいたずらや、
>怠け者を物音で驚かせたりするのは
>彼らの仕業だという。
タム・リン
>スコットランドの妖精騎士。
>妖精の宮廷シーリー・コートに属し
>カーターホフの森の番をする。
>
>元はこの地に住む人間であったが、
>9歳の時に妖精に誘拐され、
>自らも妖精として暮らすこととなった。
セルケト
>エジプトのサソリ女神。
>冥界に住み、縛られた邪龍アペプの
>監視をしている。
>
>ナイルの源を守護する豊穣神でもあり、
>女神イシスを助けてオシリスの葬祭を
>執り行う者でもある。
ブロブ
>「染み」という名前をつけられた、
>ゲル状不定形の怪物。
>人間の肉を溶かし食い、成長する。
>
>高い気温を好み、氷点下では
>著しく活動能力を失う。
>宇宙から飛来してきた存在とも言われる。
リャナンシー
>アイルランドの民間伝承に登場する、
>美しい女性の姿をした妖精。
>人間の男の愛を求めていると言われる。
>
>恋人となった男の生命を吸い取って
>生きているが、その代わりに恋人に
>霊感を与えるという。
イッポンダタラ
>熊野の山奥に住んでいると伝えられる。
>一つ目、一本足の妖怪。
>
>山に雪が積もると、その中に
>一本足でつけたと思われる30センチ程の
>足跡を残すとされる。
レギオン
>同じ様な苦痛を味わう霊達が
>集合して生まれた悪霊。
>その名は「連隊」を意味する。
>
>グラサ人に憑いた悪霊がこの名を名乗るが、
>キリストによって豚の中に送られ、
>豚ごと湖で溺死させられた。
ネコマタ
>長命の猫が力を得て妖怪に化身した存在。
>知恵に長け人語を解する。
>
>得た力の大小によって操る事象の規模は
>様々だが、中には人に化けたり
>死者を使役したりする者もいるという。
トート
>エジプト神話に登場する全能の神。
>ヒヒの頭を持っている。
>
>悪神セトとは常に反目する立場を取り、
>オシリス、イシスといった善性の神々に
>従って行動した。
オベロン
>イングランドの妖精王。
>美しい妖精ティターニアを妃とする。
>
>魔法を使うことにも長けていて、
>会話した人間を永久に支配してしまう
>こともできるという。
ティターニア
>妖精の女王で、オベロンの妻。
>ローマ神話の女神ダイアナに由来すると
>いわれる。
>
>花の妖精たちをお供につけ、
>月明かりから魔法を紡ぎだすという。
ナガスネヒコ
>太古に大和地方を支配していた王。
>アビヒコの弟。
>
>神武天皇の東征軍を迎え撃ち、
>一旦は勝利するが、アマテラスらの加勢を
>受けた軍勢に敗れ去る。
アビヒコ
>大和地方の有力な豪族。
>ナガスネヒコの兄。
>
>戦いに敗れたアビヒコと
>ナガスネヒコらは、ともに津軽に渡り、
>そこで王朝を築いたという。
ハイピクシー
>妖精ピクシーの中でも上位の者たち。
>力が強く、兵士的な役割を担う。
>
>ピクシーらの住む遺跡や洞穴などで、
>外敵への警護を担っていると考えられる。
アマツミカボシ
>星の神として日本書紀に記される一柱。
>アメノカガセオとも呼ばれる。
>天津神に従わない悪神とされる。
>
>葦原中国の平定で派遣された
>タケミカヅチ神とフツヌシ神にも
>屈することが無かったという。
スカアハ
>ケルト神話の女神。
>影の国を統べる女王でもある。
>
>呪術師だがむしろ武芸に秀で、
>後にクー・フーリンの師となって
>彼に魔槍ゲイボルグを譲り渡した。
クダン
>牛から生まれる人面牛体で、
>人語を発する妖怪。
>
>凶事の始まる前兆として現れ、
>必ず当たる予言を残して
>死んでいくという。
トウテツ
>全てを食らい尽くすという中国の邪神。
>どんよくなことからこの名が付き、
>弱い者を好んで襲う卑怯な性格という。
>
>四凶と呼ばれる中国の四怪獣の一体で、
>略奪によって財を奪い、使うことも無く
>ひたすら貯めこむと伝えられる。
フツヌシ
>日本書紀に登場する刀剣の神。
>天孫降臨に先立ち、
>葦原中つ国を平定したとされる。
>
>フツヌシという名は、物が断ち切られる
>さまを現す「フツ」と、神であることを現す
>「ヌシ」から成っているとされる。
[[ベルフェゴール]]
>7つの大罪のうちの「怠惰」を
>司るとされる悪しき魔神。
>発見や発明の能力を授けるともいう。
>
>元々はシリアの豊穣神であった
>バアル=ペオル神が、
>悪魔として貶められた姿だとされる。
***精霊属
アーシーズ
>土の属性である精霊。
>世界の万物を構成する四大元素の一つ。
>低次なエネルギー体である。
>
>分解をうながす
>「冷たい」「乾いた」相を持ち、
>破壊をもたらす基本素とされる。
エアロス
>風の属性である精霊。
>世界の万物を構成する四大元素の一つ。
>低次なエネルギー体である。
>
>形の結合をうながす
>「熱い」「湿った」相を持ち、
>増加をもたらす基本素とされる。
アクアンズ
>水の属性である精霊。
>世界の万物を構成する四大元素の一つ。
>低次なエネルギー体である。
>
>四大元素を初めて体系化したギリシャの
>アリストテレスによれば、
>「冷たい」「湿った」相であるという。
フレイミーズ
>火の属性である精霊。
>四大元素の一つで、低次なエネルギー体。
>「熱い」「乾いた」相だとされる。
>
>古代ギリシャに体系化された地水火風の
>四大元素の理論は、初期占星術にも
>大きな影響を与えている。
シルフ
>空気と風を支配する精霊。
>ラテン語の「森」という言葉が
>その名の由来だという。
>
>パラケルススの提唱した四大精霊の一つで、
>移り気な性格の、強い力を持った精霊だと
>される。
ウンディーネ
>美しい女性の姿をした水の精霊。
>16世紀の錬金術師パラケルススにより、
>四大精霊の一つに位置づけられる。
>
>妖精に近いといわれる精霊で、
>その名は「波」を意味するラテン語に
>由来するとされる。
***御魂属
アラミタマ
>神道の一霊四魂説にある一魂で、
>荒ぶり、猛々しい力をもたらすもの。
>
>「勇・進・果」の働きがあるとする説や、
>物事をマイナスする力であるとする説も
>唱えられる。
ニギミタマ
>神道の一霊四魂説にある一魂で、
>おだやかに働き、平常の状態を保つもの。
>
>「親・平・交」の働きがあるとする説や、
>物事をプラスする力であるとする説も
>唱えられる。
クシミタマ
>神道の一霊四魂説にある一魂で、
>超自然的な力で奇瑞をもたらすもの。
>
>「智・巧・察」の働きがあるとする説や、
>分裂した物事が神の摂理で結合する力と
>する説も唱えられる。
サキミタマ
>神道の一霊四魂説にある一魂で、
>狩猟などによる獲物(さち)をもたらす
>もの。
>
>「愛・益・育」の働きがあるとする説や、
>物事が神の摂理に従って分裂する力だと
>する説も唱えられる。
***魔人属
ビンボウガミ
>日本民話の貧窮をもたらすたたり神。
>家に住みつく屋敷神として伝わり、
>怠け者の家を好むという。
>
>家の主の勤勉により、追い払ったり
>福の神に転じさせたりすることも
>できると伝えられている。
アリス
>正体不明な、金髪の少女の姿をした霊。
>あどけない容貌に反して、
>底知れない呪力を持つ魔人である。
>
>不幸な死を遂げたイギリス人少女の
>霊であるとも、何者かの偏愛思念から
>生まれた悪霊ともいわれる。
ホワイトライダー
>ヨハネの黙示録に記される、世界の終末に
>現れるとされる四騎士の一騎。
>白い馬に乗り、手には弓を持つ。
>
>神の戦いの象徴である彼には
>冠が与えられ、勝利の上に勝利を
>得ることが約束されている。
レッドライダー
>ヨハネの黙示録に記される、世界の終末に
>現れるとされる四騎士の一騎。
>赤い馬に乗り、大きな剣を構える。
>
>地上の平和を奪い、
>人々に殺し合いをさせる力が
>与えられている。
ヤクビョウガミ
>日本民間信仰の伝染病をもたらす悪神。
>町や村をはいかいし、流行り病を広めるため
>人々に激しく忌み嫌われる。
>
>その侵入を防ぐために、村の境に
>大型のワラ人形を守護神として置く
>地方も数多く存在する。
ブラックライダー
>ヨハネの黙示録に記される、世界の終末に
>現れるとされる四騎士の一騎。
>黒い馬に乗り、天秤を手にしている。
>
>地上にききんを起こす力を持っていて、
>人々を苦しみのうちに殺すことが
>許されている。
ペイルライダー
>ヨハネの黙示録に記される、世界の終末に
>現れるとされる四騎士の一騎。
>青白い馬に乗り、黄泉の主を従える。
>
>この騎手の名は「死」といい、
>死病でもって人々の命を奪い
>滅ぼす力を持っている。
***禍津属
ゾンビー
>帝都に現れた、死してなお活動する死霊。
>自らの意思は壊れた、低級の屍鬼である。
>
>ブードゥー教の死霊ゾンビーに
>似ることからこの名が付くが、
>成り立ちとしては異なるようである。
レディゾンビー
>帝都をうろつく女性の死霊。
>生前の情念を破壊衝動へと替えた、
>危険な屍鬼。
>
>手にしたあいくちは、命を絶つために
>誰彼かまわずに振られる。
ヨミクグツ・甲
>ヒルコを利用し作り出された不死身兵。
>帝国陸軍によって秘密裏に開発され、
>超力兵団計画に投入された。
>
>特殊な器具で、赤マントにあるような
>情緒不安も解消された、
>恐るべき兵士である。
ヨミクグツ・乙
>ヒルコを利用し作り出された不死身兵。
>帝国陸軍によって秘密裏に開発され、
>超力兵団計画に投入された。
>
>特殊な器具で、赤マントにあるような
>情緒不安も解消された、
>恐るべき兵士である。
ゾンビージュンサ
>死霊ゾンビーと化した警察官。
>かつて巡回していた町を異形の姿で
>はいかいする。
>
>人々を襲うその恐ろしい姿には、
>公僕であった時の面影は無い。
うごく外国人形
>農婦の外見をした入れ子型の人形呪具。
>熟練した魔術師が敵を襲う道具として
>使役する。
>
>本来は、多産女神への信仰から生まれた
>玩具であったが、人形の持つ霊媒としての
>性質から、この呪具となった。
ヒルコ
>異形の憑依神。
>幼体時には人間に寄生し、発せられる
>不安を食らい成長して成体となる。
>
>記紀神話では、イザナギ神とイザナミ神の
>間に生まれたが、不完全な体であったため、
>舟に乗せて海に流されたと伝えられる。
ゾンビーケンペイ
>死霊ゾンビーと化した憲兵。
>今なお軍の管理地をさまよい、
>侵入者を排除するため働くという。
>
>軍事警察に所属していた時の厳格さは、
>どうもうな攻撃へと姿を変えている。
うごく死神人形
>骸骨の外見をした入れ子型の人形呪具。
>熟練した魔術師が敵を襲う道具として
>使役する。
>
>不用意に触れようものなら弾け飛び、
>相手に深い傷を負わせる。
ヨミクグツ・丙
>ヒルコを利用し作り出された不死身兵。
>帝国陸軍によって秘密裏に開発され、
>超力兵団計画に投入された。
>
>特殊な器具で、赤マントにあるような
>情緒不安も解消された、
>恐るべき兵士である。
赤マント
>ヒルコの幼体に憑かれ、変じた人間。
>赤く大きな膜状の組織を背中に翻す
>ことから、この名が付いている。
>
>憑依により超人的な力を授かるが、
>その心の不安は止まることなく増幅され、
>ヒルコの成長エネルギーになってゆく。