クートフーミ

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クートフーミ(Kuthumi)とは、神智学の教義で「古代の知恵の大師」(Masters of the Ancient Wisdom)、Ascended Master Teachingsではアセンデッドマスター(Ascended Master)の一人とされる。彼は第二光線を司ると見なされている(「第二光線」についてはSeven Raysを参照) 。彼の名はKoot HoomiやMaster K.H.とも表記され、マハートマー(「偉大なる魂」の意味としても知られる。神智学の教えるところによれば、クートフーミは人類の高レベルな意識への進化を監督するスピリチュアル・ハイアラーキー(Spiritual Hierarchy)のメンバーである。 日本語では「クツミ」「クスミ」とも表記する。 *地球での活動 ---- ブラヴァツキー夫人はクートフーミとモリヤは神智学の教えのため彼女と協力し、彼女は『ヴェールを剥がれたイシス』(Isis Unveiled)、『シークレット・ドクトリン』(The Secret Doctrine)を書いたのだと述べた。アルフレッド・パーシー・シネット(Alfred Percy Sinnett)やアラン・オクタビアン・ヒューム(Allan Octavian Hume)その他の人々により、クートフーミが口述したとする文書が書かれた。これらの手紙のいくつかはシネットの数冊の著作の元になり、クートフーミとモリヤからシネットへの手紙を編集した本『マハートマー書簡』(Mahatma Letters)のメインパートを成している。 アリス・ベイリー(Alice Bailey)はクートフーミと会った事があると書いている。彼女によればそれは1895年の6月30日のことであり、ヨーロッパ風の服を着て、ヨーロッパ人ではない民族の、ターバンを巻いた男が現われた。 神智学の新しい説の教えでは、クートフーミは「知恵の第二光線」のマスターとみなされる。Ascended Master Teachingsという団体では地球での職務においてマイトレーヤのあとを継いだため、1956年1月1日からイエスに加え、彼を「世界の教師」とみなすようになった。 *化身 ---- 神智学信奉者の間では、クートフーミはかつてピタゴラスとして肉体をもったと信じられている。加えて"I AM" Activity思想、The Bridge to Freedom、The Summit Lighthouseでも以下の名のある人物として出現したとされる。 -トトメス3世 -バルタザール(東方の三博士) -アッシジのフランチェスコ -シャー・ジャハーン *懐疑的視点 ---- K・ポール・ジョンソン(K. Paul Johnson)は、ブラヴァツキー夫人の言う「マスターたち」は、彼女の師だった人々が理想化されたものだと主張する。ジョンソンは、「クートフーミ大師」は実際には、インド独立運動とシク教革新をすすめた組織 Singh Saba のメンバー、Thakar Singh Sandhanwalia であると断言した。

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