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    <title>私メリーというものなんですが・・・まとめ</title>
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    <description>私メリーというものなんですが・・・まとめ</description>

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    <title>感想</title>
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      *感想や要望

- 「庭が異世界」を貼ってくれ  -- 名無しさん  (2007-06-24 11:30:29)
- よかった！ &amp;br()  -- 名無しさん  (2009-01-18 16:21:30)
- このお話を読んで何度も泣きました。 &amp;br()メリーさんと言っても全然違う感じでよかったです。 &amp;br()これを作った方ありがとうございました &amp;br()  -- 蘇芳  (2010-08-07 19:33:06)
- 何度読んでも・・・すてきな作品です。  -- いろは紅葉  (2010-08-22 00:34:08)
- 泣きました、ありがとう  -- 名無しさん  (2011-01-15 06:30:28)
- 泣けたよ…最高だよ  -- 名無しさん  (2011-01-17 21:36:45)
- 素敵な作品です、何度読んでも泣けます。  -- 奏  (2011-01-19 19:55:10)
- 感動しました。。。ありがとうございました。。 &amp;br()  -- 名無しさん  (2011-01-23 14:09:26)
- 本当にいい作品です・・・マジ泣けた（T0T）  -- 名無しさん  (2011-02-13 16:43:52)
- おいまて &amp;br()待ってくれ色々書きたいが涙が止まらないんだ &amp;br()待ってくれ  -- 名無しさん  (2011-08-13 01:00:08)
- 心温まる作品でした．ありがとう  -- 名無しさん  (2011-09-29 12:59:17)
- SSでこんなに感動したのは初めてです &amp;br()&gt;&gt;1様に感謝を  -- noni  (2012-03-23 00:43:56)
- 今まで感動ものっていっぱい読んできたけどそんなかでもこれは一番！  -- ガッチュ  (2013-02-05 19:50:28)
- すごく感動した  -- 名無しさん  (2013-12-12 21:00:03)
- 涙で画面が見えない &amp;br()何度読んでも泣いてしまう  -- 名無し  (2014-04-29 23:56:28)
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    <item rdf:about="https://w.atwiki.jp/merry_san/pages/24.html">
    <title>あの夕陽、メリーさんの街</title>
    <link>https://w.atwiki.jp/merry_san/pages/24.html</link>
    <description>
      **登場人物まとめ
----
メリー「悪いんですけど今からそちらにお伺いしてもいいですか？」
　　　　…交通事故に巻き込まれた悲運の少女、享年１７歳。
　 　　 　この世でやりのこしたことを果たすため、１驚きにつき１４日間の滞在期間をもらえるメリーさんとして働いている。
　　　　 　礼儀正しく控えめな性格のため驚かした実績は主人公のお情けの一回が唯一、生前は中山。

男「罰ゲームかなんかですか？」
　　…親父の口癖と己の良心に従い、メリーさんの心残りが何かを調べる心優しき高校生。

親父「困ってる女は不細工でも助けろ、妹や姉は可愛いかもしれない」
　　　…男の親父、既に他界。女性には優しくするように男に言い聞かせた。

浩平「自転車は好かん」
　　　…男の友達、優秀で美男子。タバコを吸っていることは男ぐらいしか知らない。親は歌舞伎役者。

花子「しゃがめよ」
　　　…自称２０歳のチビポニーテール、口が悪い。男の高校の男子トイレが職場、同じ高校に３人他の花子さんがいるらしい。一驚きにつき3日滞在期間がもらえる。
----
**現行スレ（パー速）
俺メリーさん。O市西区で中山轢いた奴ちょっと来い 
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1182079576/
----
**efficus
作者efficusのmixiページ 
何かあったらここへ 
http://mixi.jp/show_friend.pl?id=4265799

メール
efficus1003@yahoo.co.jp 

efficusの詳しい説明は[[こちら&gt;http://www35.atwiki.jp/merry_san/pages/21.html]]
----
**メリーさんとの約束

1.ｗｗｋｔｋする。
2.伏線等に触れそうなレスはしない。
3.&gt;&gt;1やメリーさんにひたすら萌える。
4.保守以外でのネタ投下は自粛(&gt;&gt;1以外)。
5.絵師にｗｗｋｔｋする。
----
**親父との約束
----
1.&gt;&gt;1の華麗なスネークは仕様です。
2.保守組に感謝する。
3.&gt;&gt;1とIDがかぶり続けてもイ㌔
----
**過去スレ
----
【１スレ目】　メリーさん「すみません、私メリーと言う者ですが・・・」
http://wwwww.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1181401734/

【２スレ目】　メリーさん「すみません、私メリーと言う者ですが・・・」
http://wwwww.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1181478821/

【３スレ目】　世界の車窓から「メリーさんのいた街」
http://wwwww.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1181570095/

【４スレ目】　私メリーさん。今あなたの車が見えているの
http://wwwww.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1181826166/

【５スレ目】　私メリーさん。今あなたの車の前にいるの
http://wwwww.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1182081245/

【６スレ目】　私メリーさん。あの日一緒に見た夕焼けが一番好きです。
http://wwwww.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1182292294/

【７スレ目】　私メリーさん。あの日一緒に見た夕焼けが一番好きです。
http://wwwww.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1182521404/

----
&amp;counter(today)
&amp;counter(total)    </description>
    <dc:date>2008-10-16T23:40:54+09:00</dc:date>
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  </item>
    <item rdf:about="https://w.atwiki.jp/merry_san/pages/21.html">
    <title>Efficus</title>
    <link>https://w.atwiki.jp/merry_san/pages/21.html</link>
    <description>
      Ｅfficus～この思いを君に～
　&gt;&gt;1のコテの元ネタ。プラットホームはＰＳ。

#video(http://www.youtube.com/watch?v=PRPgNZGcRBo)


http://www.genki.co.jp/games/gaiyou/efficus.html

　&gt;&gt;1がUPしたニコ動
#video(http://www.nicovideo.jp/watch/sm322666)

■内容紹介■
主人公（プレイヤー）は、高校２年の秋にエフィカス学園という学校に転向する。そこで、学園で人気の３姉妹を中心とした女の子達と出会い、ラブ・ストーリーが始まる。

レビュー
http://www.kabe.to/~kensan/rev/rev-0a/e/efficus.htm

うっすらメリーさんの原型ｇ（ｒｙ

色々なところで多用している名前らしいので
どこかでefficusの名前を見たら
それは&gt;&gt;1かもしれません

efficusのmixiページ
何かあったらここへ
http://mixi.jp/show_friend.pl?id=4265799    </description>
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  </item>
    <item rdf:about="https://w.atwiki.jp/merry_san/pages/25.html">
    <title>モバゲー投稿について</title>
    <link>https://w.atwiki.jp/merry_san/pages/25.html</link>
    <description>
      名前　　　　　　＠病院坂
クリエイター名　あまがさ
ジャンル　　　　ファンタジー
題名　　　　　「[[あの夕陽、メリーさんの街]]」
探索になかなか引っかからないようです。
色々試しましょう。

http://mbga.jp/.ga9e5f4a.Z2xXlMTA10/_novel_view?w=1994257

一応応募要綱
http://www.mbga.jp/detail.html
----    </description>
    <dc:date>2007-11-15T20:47:20+09:00</dc:date>
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  </item>
    <item rdf:about="https://w.atwiki.jp/merry_san/pages/19.html">
    <title>絵</title>
    <link>https://w.atwiki.jp/merry_san/pages/19.html</link>
    <description>
      ----
**ダウンロード方法

１：お湯を用意する
２：最下層にある欲しいファイルにカーソルを合わせ右クリック
３：せっかくお湯を用意したのでカップラーメンをつくる
４：ＰＣに戻り[対象をファイルに保存(A)]を選択
５：作っておいたカップラーメンに大量に湖沼をいれる
６：保存先を指定してダウンロードされるまで待つ
７：その間、暇なのでカップラーメンをすする
８：湖沼と唐辛子を間違える
//
----
**アップロードの仕方

１：下にあるアップロードを選択
２：[参照]を選択
３：アップロードするもの（画像やdatファイル）を選択
４：[submit]を選択
５：下記にうｐしたファイルがあるか確認

-[[アップロード&gt;http://www35.atwiki.jp/merry_san/upload/19.html]]
//
----    </description>
    <dc:date>2007-06-25T18:14:11+09:00</dc:date>
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  </item>
    <item rdf:about="https://w.atwiki.jp/merry_san/pages/2.html">
    <title>メニュー</title>
    <link>https://w.atwiki.jp/merry_san/pages/2.html</link>
    <description>
      ----
メニュー

-[[あの夕陽、メリーさんの街]]
-[[Efficus]]
-[[モバゲー投稿について]]
//
----
#treemenu(title=スレまとめ,
mark=■,
[[1スレ目&gt;1スレ目　メリーさん「すみません、私メリーと言う者ですが・・・」]],
[[2スレ目&gt;2スレ目　メリーさん「すみません、私メリーと言う者ですが・・・」]],
[[3スレ目&gt;3スレ目　世界の車窓から「メリーさんのいた街」]],
[[4スレ目&gt;4スレ目　私メリーさん。今あなたの車が見えているの]],
[[5スレ目&gt;5スレ目　私メリーさん。今あなたの車の前にいるの]],
[[6スレ目&gt;6スレ目　私メリーさん。あの日一緒に見た夕焼けが一番好きです。]],
[[7スレ目&gt;7スレ目　私メリーさん。あの日一緒に見た夕焼けが一番好きです。]],
block,
treeline=1)
-[[避難所&gt;避難所　 俺メリーさん。O市西区で中山轢いたやつちょっと来い]]
-[[感想]]
//
----
感謝サイト
-[[アフォBlog&gt;http://afoafodayo.blog84.fc2.com/]]
-[[アフォ版まとめ&gt;http://afoafodayo.blog84.fc2.com/blog-entry-196.html]]
//
----
-[[絵]]
-[[DATファイル置き場]]
-[[PDF]]
//
----
-[[@ウィキ ガイド&gt;http://atwiki.jp/guide/]]
-[[@wiki 便利ツール &gt;http://atwiki.jp/tools/]]
-[[@wiki&gt;http://atwiki.jp]]
//
----
//いらないと思いコメントにしました
//コメントを必要ならはずして復活させてください。
//（//←コメント）
//**更新履歴
//#recent(20)

// リンクを張るには &quot;[&quot; 2つで文字列を括ります。
// &quot;&gt;&quot; の左側に文字、右側にURLを記述するとリンクになります    </description>
    <dc:date>2007-06-25T02:50:16+09:00</dc:date>
    <utime>1182707416</utime>
  </item>
    <item rdf:about="https://w.atwiki.jp/merry_san/pages/1.html">
    <title>トップページ</title>
    <link>https://w.atwiki.jp/merry_san/pages/1.html</link>
    <description>
      **登場人物まとめ
----
メリー「悪いんですけど今からそちらにお伺いしてもいいですか？」
　　　　…交通事故に巻き込まれた悲運の少女、享年１７歳。
　 　　 　この世でやりのこしたことを果たすため、１驚きにつき１４日間の滞在期間をもらえるメリーさんとして働いている。
　　　　 　礼儀正しく控えめな性格のため驚かした実績は主人公のお情けの一回が唯一、生前は中山。

男「罰ゲームかなんかですか？」
　　…親父の口癖と己の良心に従い、メリーさんの心残りが何かを調べる心優しき高校生。

親父「困ってる女は不細工でも助けろ、妹や姉は可愛いかもしれない」
　　　…男の親父、既に他界。女性には優しくするように男に言い聞かせた。

浩平「自転車は好かん」
　　　…男の友達、優秀で美男子。タバコを吸っていることは男ぐらいしか知らない。親は歌舞伎役者。

花子「しゃがめよ」
　　　…自称２０歳のチビポニーテール、口が悪い。男の高校の男子トイレが職場、同じ高校に３人他の花子さんがいるらしい。一驚きにつき3日滞在期間がもらえる。
----
**現行スレ（パー速）
俺メリーさん。O市西区で中山轢いた奴ちょっと来い 
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1182079576/
----
**メリーさんとの約束
----
1.ｗｗｋｔｋする。
2.伏線等に触れそうなレスはしない。
3.&gt;&gt;1やメリーさんにひたすら萌える。
4.保守以外でのネタ投下は自粛(&gt;&gt;1以外)。
5.絵師にｗｗｋｔｋする。
----
**親父との約束
----
1.&gt;&gt;1の華麗なスネークは仕様です。
2.保守組に感謝する。
3.&gt;&gt;1とIDがかぶり続けてもイ㌔
----
**過去スレ
----
【１スレ目】　メリーさん「すみません、私メリーと言う者ですが・・・」
http://wwwww.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1181401734/

【２スレ目】　メリーさん「すみません、私メリーと言う者ですが・・・」
http://wwwww.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1181478821/

【３スレ目】　世界の車窓から「メリーさんのいた街」
http://wwwww.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1181570095/

【４スレ目】　私メリーさん。今あなたの車が見えているの
http://wwwww.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1181826166/

【５スレ目】　私メリーさん。今あなたの車の前にいるの
http://wwwww.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1182081245/

【６スレ目】　私メリーさん。あの日一緒に見た夕焼けが一番好きです。
http://wwwww.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1182292294/

【７スレ目】　私メリーさん。あの日一緒に見た夕焼けが一番好きです。
http://wwwww.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1182521404/

----
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&amp;counter(total)    </description>
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  </item>
    <item rdf:about="https://w.atwiki.jp/merry_san/pages/18.html">
    <title>避難所　 俺メリーさん。O市西区で中山轢いたやつちょっと来い</title>
    <link>https://w.atwiki.jp/merry_san/pages/18.html</link>
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      俺メリーさん。O市西区で中山轢いた奴ちょっと来い
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/part4vip/1182079576/    </description>
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  </item>
    <item rdf:about="https://w.atwiki.jp/merry_san/pages/23.html">
    <title>PDF</title>
    <link>https://w.atwiki.jp/merry_san/pages/23.html</link>
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      ----
**ダウンロード方法

１：お湯を用意する
２：最下層にある欲しいファイルにカーソルを合わせ右クリック
３：せっかくお湯を用意したのでカップ焼きそばをつくる
４：ＰＣに戻り[対象をファイルに保存(A)]を選択
５：カップ焼きそばにお湯を入れ、しばらく待つ
６：保存先を指定してダウンロードされるまで待つ
７：その間、暇なのでお湯を切る
８：麺がすべて流れる

-[[ダウンロード&gt;http://www35.atwiki.jp/merry_san/upload/23.html]]
//
----    </description>
    <dc:date>2007-06-23T11:40:52+09:00</dc:date>
    <utime>1182566452</utime>
  </item>
    <item rdf:about="https://w.atwiki.jp/merry_san/pages/20.html">
    <title>7スレ目　私メリーさん。あの日一緒に見た夕焼けが一番好きです。</title>
    <link>https://w.atwiki.jp/merry_san/pages/20.html</link>
    <description>
      77 ：efficus ◆3dGTQi3jXk ：2007/06/22(金) 23:58:49.91 ID:VuOrYTvB0
「はい！」 
ずっとそこにいたメリーさんが 
傘を投げる、親父の傘を。 
僕はそれを受け取った。 
先生が驚いていた。 
そうだろう、いきなり傘が出現したのだから。 
世の手品師は案外幽霊と友達なのかもしれない。 
傘を手にした僕。傘対ナイフ。 
迫ってくる先生に向かって 
僕は渾身の力で傘を振るった。 
リーチでは僕が勝ち、先生の顔面へと当たる。 
怯む先生。チャンスと言わんばかりに傘を振り上げた。 
先生は手を交差し上部にガードを固めたが 
それはフェイント。 
傘では無く傘の柄を握った拳で顔を殴る。 
先生が体勢を崩す。

100 ：efficus ◆3dGTQi3jXk  [] ：2007/06/23(土) 00:13:23.56 ID:lopreZb60
ふらついたかと思ったが
その瞬間ナイフで突いてきた。
僕はとっさにボタンを押し、傘を広げる。
ビリッ！と音がし、ナイフが傘の布を突き抜けた。
だが僕には届かない。
傘を手放し、先生の懐へと回りこみスーツの襟を掴んだ。
体育の授業ではメリーさんに見せられなかったが
今ならいける。
バランスを崩した先生は軽い。
僕は最大の力で背負い投げを仕掛けた。
どうやら僕は女の子が見ていると力が出るらしい。
空中で手を離し、先生が宙を舞う。
そのまま資材置き場へと頭から突っ込む先生。
誰がどうみても一本。
第2段階、奇襲攻撃。
成功。

127 ：efficus ◆3dGTQi3jXk  [] ：2007/06/23(土) 00:26:38.57 ID:lopreZb60
一矢は報いた。
作戦は最終段階へ。
最後は逃亡。
勝ちは確定したようなものだ。
今がチャンスとメリーさんと共に扉へと走る。
先生が起き上がってきたが
僕が扉へと辿り付く方が早かった。
ドアノブに手をかける。
ガチャ…ガチャガチャ！と、激しく
ドアノブを回転させるが開く気配はない。
鍵――！
しまったっあの時鍵をかけられて！
相手は教師なのだ。
学校の鍵を入手する事なんて簡単じゃないかと。
今更ながらに気づき、愕然とする。
ざわっと後ろに気配がし振り向くと、
頭から血を流し鉄パイプを持った先生が立っていた。

174 ：efficus ◆3dGTQi3jXk  [] ：2007/06/23(土) 00:47:38.32 ID:lopreZb60
「危ない！」
と、メリーさんが叫んだ。
その声に反応し、咄嗟に右手で顔を守る。
振り下ろされた鉄パイプ。
ゴンッ！と鈍い音がして、僕の腕に激痛が走った。
かはぁっ！っと息が吸えなくなるほどの痛み。
腕が上がらない。
骨折れたか、ヒビが入ったのはまず間違いない。
再び鉄パイプが振り下ろされる。
横に跳びなんとか避けるが
そこは逃げ場の無いブロック塀。
やばい、次は逃げられないし左手だけじゃ
防ぎ切れない。
先生の無愛想な顔が見たことも無い
怒りの表情をしている。
「死ね！」
そう言って鉄パイプを振り降ろす先生。
あ、ダメだ死ぬ。そう感じた。
辺りがスローモーションのように見えた。
振り下ろされる鉄パイプがゆっくりだ
その向こうでメリーさんが何か叫んでいる。
メリーさん、ごめん。僕は目を閉じた。

210 ：efficus ◆3dGTQi3jXk  [] ：2007/06/23(土) 01:05:07.06 ID:lopreZb60
ガン！と音が響いく。
だが僕に痛みは無い、ゆっくり目を開けた。
そこには傘。
さっきまで向こうに転がっていたはずの黒の大きな傘。
それが振り下ろされた鉄パイプを止めていた。
「なん…で…？」
先生の顔がある方向を向いて青ざめている。
その方向に目をやると傘の芯の部分が鉄では無く。
足。
人間の足だった。
「危なかったな、あとちっとであの世逝きだったぞ？」
がはははは！と豪快な笑い声。
メリーさんでも先生でも、もちろん僕でも無い。声。
傘が…しゃべっていた。
懐かしい声、だけど2度と聞けなかったはずの声。
忘れようにも忘れられないその声は。
「親…父…？」

259 ：efficus ◆3dGTQi3jXk  [] ：2007/06/23(土) 01:30:19.99 ID:lopreZb60
呆然としている先生に傘が片足で
ドロップキックをかます。
先生は吹っ飛び2回転してやっと止まった。
突然、傘がスーっと人の形へと変っていく。
下駄に黒い浴衣、一箇所大きな穴が開いてるのは
さっきのナイフの穴だろうか。
そして顔はまぎれもない僕の親父だった。
「親父…成仏してなかったのか？」
「まぁな、なんの因果か今は唐傘やっている。
　人生何があるかわからないな。がはははは！」
懐かしい、耳に付く豪快な笑い。
「そんな事より、あのお嬢さんに感謝しな」
と、いきなり真面目な顔をして言った。
お嬢さんとはメリーさんの事か。
「オレは日のある内は外にでれねぇ
　だが、こうしてオレが息子の大一番に
　出てこれたのはあのお嬢さんが
　滞在期間をすべてオレに譲歩したからだ。」
なんだって…。
「あのお嬢さんは今日の0時で消える」
メリーさんの方を見ると安堵の表情をしていた。
なんでそんな顔ができるんだ。
自分が消えるって言うのに。
また、僕のせいで…。

301 ：efficus ◆3dGTQi3jXk  [] ：2007/06/23(土) 01:42:52.39 ID:lopreZb60
「う、うわぁぁぁあ！！！」
と、いきなり叫び声と共に起き上がった坂井が
鉄パイプを持って迫ってきた。
標的は親父。
だが親父は振り返ろうともしない。
振り下ろされる鉄パイプ。
親父はぎりぎりの所でかわす。
そしてそのままぐるんと周り、遠心力付きの
回し蹴りが炸裂した。
腹部にけりを受けドアの所まですっ飛ぶ坂井。
「親子水入らずだ！黙ってろ！！」
と、言い放った。
「つ、強くなったな…親父」
「はっ！おまえもな！」
がははは！と笑い声が響く。
ガチャン！と言う音と共にドアの方を見ると
坂井がいなかった。

331 ：efficus ◆3dGTQi3jXk  [] ：2007/06/23(土) 01:58:04.36 ID:lopreZb60
一気に辺りが暗くなってきた。
夕日が沈むと共に、親父の体が透けていく。
「親父！？」
「ああ、オレにとって日の出のうちに出るのはタブーだ
　滞在期間をすべて使っても間に合わないほどのな
　まぁそんな事はどうだっていい」
親父は本当に自分の事はどうだっていいような口ぶりで続ける。
「逃げたあいつの事はオレにまかせろ、知り合いに頼んである。
　お前はあのお嬢さんの果たせなかった事を果たせ
　お嬢さんは気づいてるはずだ」
そうなのと、メリーさんの方を見ると
静かにうなずいた。
親父の体はどんどん見えなくなっていく。
「時間か…。いいか、絶対に女は泣かすなよ？」
何度も聞いたセリフを久々に聞いた。
僕は強くうなずく。
「それと、母さんによろしく言っといてくれ
　…じゃあな、元気で暮らせよ」
「親父も…元気で」
がはははは！と握手を交わしたところで夕日が沈み。
手からあのがっしりとした感触がゆっくりと消えていった。
残ったのは黒く、大きな傘。
袖で目を擦り、それを拾い上げた。
「行こう！メリーさん」

360 ：efficus ◆3dGTQi3jXk  [] ：2007/06/23(土) 02:18:27.10 ID:lopreZb60
はぁはぁと荒い息使いが暗い校舎に響く。
俺は幽霊なんて今まで信じてなかった。
でも、さっきから見えるあれはなんだ？
青白い顔の暴走族のような服装の男達。
腕がなかったり、足が無かったりと生きてる人間は
ありえないほどの致命傷。
そいつらが行く手を遮り、後ろから追いかけてくる。
階段を上がり、上がり、上がり。
逃げても逃げても追いかけてくる。
はぁはぁと、どんどん呼吸が乱れ、
何度も何度もつまずいては起き上がり。
必死で逃げた。怖い、外へ出たい。
今度は後ろからだけではなく、前にも見えた。
なんとかやりすごすそうと
とっさに横の扉へと入る。
息を整えようと深呼吸をする。
と、タバコに匂いがした。
顔を上げるとそこには
バケツを裏返しにして座っているポニーテールの女の子。
その子がタバコを口に咥え紫煙を吹かしていた。
「な、なんでこんな所に小学生が…？」
するとその小学生の顔つきが変わり
突然ジャンプし、さらに窓の枠の突起に足をかけ、より高く。
そのまま空中で一回転した。
重力と遠心力のついた強力な踵落しが坂井の延髄に決まった。
そのままトイレの床に倒れる坂井。
そしてそのポニーテールの小学生は言い放つ。
「私しゃ20だ！」

390 ：efficus ◆3dGTQi3jXk  [] ：2007/06/23(土) 02:38:52.44 ID:lopreZb60
親父の言葉を信じ後はまかせ、
メリーさんと共に学校を出る。
どこへ行くのかと聞いたところ事故現場らしい。
もうすぐメリーさんとはお別れ。
そう思っただけで胸が苦しくなった。
「あ、あの！…いや何でもないです…」
と、メリーさんが言って来た。
「何？気になるけど」
「いや、たいした事じゃないんですけど…」
もじもじと下を向くメリーさん
「あの！手…繋いでもいいですか？」
僕は何も言わずメリーさんの手を握った。
「手、小さいね」
「手、大きいですね」
そんな事を言いながら歩いていった。
空を見上げればすっかり夜。
星が輝いていた。

406 ：efficus ◆3dGTQi3jXk  [] ：2007/06/23(土) 02:52:42.91 ID:lopreZb60
僕達は手を繋いだまま、事故現場へと来た。
そして、メリーさんが倒れていた河原へと降りる。
川が流れる音以外が静かだった。
メリーさんが言った。
「私、嘘ついてました。
　本当は昨日の朝には記憶は全部戻ってたんです。
　でも、あなたと一緒に居たかったから…」
メリーさん曰く、あの三箇所はデートで行きたかった場所
なのだと言う。
僕は何も言わない。
メリーさんは続ける。
「1ヶ月前の事故の日。雨が降っていて私は傘が無く
　バス亭で雨が止むのを待ってました。
　そんな時に私に傘を貸してくれた男の子がいたんです」
それって、まさか…
「その人の事は知っていました、たまにバスで一緒になる時が
　あったので、それに…かっこいいなぁと思って」
えへへっと照れくさそうに言うメリーさん。

420 ：efficus ◆3dGTQi3jXk  [] ：2007/06/23(土) 03:02:41.62 ID:lopreZb60
「その人が傘を貸してくれて…もしかして
　私に気があるのかな～なんて思いあがちゃって
　でもこの1週間一緒にいて気づいたんですけど
　その人にとって傘を貸すのが当たり前だったんですね」
僕が中山 准の制服姿を知っていたのは
一度見たことがあるから…話したことがあるから…
その先は。
「そんな事知らずに私は好きな人に傘してもらって
　うれしかったんです。そして、傘を返す時に
　思い切って告白してみようと思ってました
　その時に事故で…」
僕が…傘を貸さなければ
中山 准は生きていたかもしれない。
僕が殺したも同然だ…。
「ごめん、謝って済む問題じゃないけど…」
「やめてください！そういう意味でいったんじゃないですから！」
と、本気で起こっていた。
メリーさんが歩きだす。

437 ：efficus ◆3dGTQi3jXk  [] ：2007/06/23(土) 03:09:27.06 ID:lopreZb60
向かった先は、橋の下
不法投棄やゴミが散乱する場所。
たしかこの辺に、と言ってメリーさんが何かを
探している。
そして、見覚えのある柄のボロボロになった
傘を見つけ出した。
青色のチェック模様の傘。
「あの人が私を河原に落とした後、傘をそこに隠していったんです。
　それを見ていた私はそればっかりが心残りで…」
そして、メリーさんはこの世に残った理由。
メリーさんとなった理由を言った。
「私はあなたに傘を返す為にここに残りました」

460 ：efficus ◆3dGTQi3jXk  [] ：2007/06/23(土) 03:22:13.75 ID:lopreZb60
そう言って、僕に傘を手渡そうとするメリーさん。
これを受け取ってしまったら…メリーさんとは。
この1週間の事が甦るように頭の中で再生されていく。
礼儀正しい電話で。
初めて僕の家に来たときはびしょ濡れで
バスタオルと紅茶を出してあげた。
ベットの下を覗いていた事もあった。
母親とも再会することもできた。
ちょっといじめるとすぐ拗ねて。
甘い物が大好きで、
僕の作った料理をおいしいと言って食べてくれた。
夕日が似合うメリーさん。
そして、僕の大好きなメリーさん。
僕は…傘を受け取った…。

491 ：efficus ◆3dGTQi3jXk  [] ：2007/06/23(土) 03:43:13.58 ID:lopreZb60
瞬間、メリーさんの体が透けていく。
「人生で一番楽しい一週間でした。その中でも。
　あの日一緒に見た夕焼けが一番好きです。
　絶対に忘れません
　ホタルの約束、守れなくてごめんなさい。
　そして…あなたの事が大好きです！」
僕は涙をこらえ、最後になるであろう
メリーさんの言葉へ返事を返す。
「僕もあの日の事を絶対に忘れない。
　メリーさんの事大好きだよ！」
メリーさんが満面の笑みを見せる。
その目には涙が溜まっているけど。
うれし泣きは笑顔なんだ。
そして、最後に深々とお辞儀をして
メリーさんは消えていった…。
川の流れる音だけが静かに聞こる。
僕はその場でしばらく泣いていた。
なんとかメリーさんには涙を見せずにすんだ。
と、視界に光が横切った。
薄い緑色の発光体。
ふわふわと飛んでは優しい光を放つ。
今の時期では珍しい。
ホタル。
「なんだ、約束…守ってくれたじゃん」

526 ：efficus ◆3dGTQi3jXk  [] ：2007/06/23(土) 03:54:39.61 ID:lopreZb60
週が明け、学校が始まる。
いつものようにバスへと乗り込む。
浩平の元へ行く。
「おはよう」
「やぁ、その腕はどうした？」
「ちょっと転んだ」
結局僕の右手にはヒビが入っていた。
石膏で固められた僕の腕。
「それはそうと、坂井教諭が
　逮捕、と言っても自首したらしいが」
さすがの僕もそのニュースだけは見ていた。
すべて自白し、賄賂を受け取った警察官も
芋ズルのように逮捕されていった。
坂井は精神が不安定で近々精神病院へ移されるとか。
浩平には色々と世話になった。
少しだけ話すとしよう。

544 ：efficus ◆3dGTQi3jXk  [] ：2007/06/23(土) 04:02:59.94 ID:lopreZb60
あの日からトイレへ行っても
花子さんに出会うことは無くなってしまった。
はじめの頃は成仏してしまったのかと思ったが。
浩平が最近タバコがよく減ると言っていたので
おそらく健在なのだろう。
僕はトイレに出向き裏返しのバケツに
ありがとうと誰と無く感謝の言葉を口にした。

563 ：efficus ◆3dGTQi3jXk  [] ：2007/06/23(土) 04:11:17.79 ID:lopreZb60
僕の携帯のメモリーには
今でもメリーさんの電話番号が入っている。
ある日突然。
「すみません、今からお伺いしてもよろしいですか？」
なんてかかって気そうな気がする。
そして家の玄関の傘立てには青と黒のボロボロの
傘がちゃんと今でも置いてある。
これがあの1週間の証拠なのだから。
僕は生涯あの一週間を決して忘れないだろう。
メリーさんと過ごした日々。
あの夕焼けを僕は決して忘れない。



　　　　　　　　　　　　　　　　終わり    </description>
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