みんなでかんがえるサーヴァント @ ウィキ内検索 / 「運命開幕・流星の英雄達 第三話」で検索した結果

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  • 運命開幕・流星の英雄達
    運命開幕・流星の英雄達 プロローグ 運命開幕・流星の英雄達 第一話 運命開幕・流星の英雄達 第二話 運命開幕・流星の英雄達 第三話 運命開幕・流星の英雄達 第四話 運命開幕・流星の英雄達 第五話 運命開幕・流星の英雄達 第六話 運命開幕・流星の英雄達 第七話 運命開幕・流星の英雄達 第閑話 運命開幕・流星の英雄達 第八話
  • 運命開幕・流星の英雄達 第三話
    「―――そう、穂群原学園だ。被害は甚大……そうだ。不発弾の爆発でそうなったということにしよう。では、そのプランに沿って頼む」 事後処理を行う教会のスタッフに電話で連絡をした後、神父である男は受話器を置いた。 そして、教会の入口に目を向ける。そこにはスーツ姿の女性が立っていた。 「良く来てくれた。バゼット・フラガ・マクレミッツ」 「お気になさらずに、言峰綺礼」 聖堂教会の人間と、魔術協会の人間、決して歩み寄らない両組織の人間が邂逅した。 「―――前回の聖杯戦争は陰惨を極めた。殺人鬼がマスターとなり、本来の監督役であった私の父は死亡、そしてあの大火災、 秘密裏に行われるはずの戦争が世間にこうまで被害を与え、神秘の隠匿という大前提を崩壊させる寸前まで行われたことは、実に憂うべきことだ」 言峰は首を振り、悲観した風に締めくくった。 「君にはこ...
  • Fate/Another Servant HeavensFeel 2 前座編3
    Fate/Another Servant           HeavensFeel 2 第三話ミニ劇場 ~ネフェルタリ病院夫婦物語~ ラメセス「くそう、あのサムライめ今度会ったら必ず殺す。だがまずは病院に行かなくては……ん?」 『ようこそファラオ!ネフェルタリ総合病院』 ラメセス「……失血による見間違えか?……ゴシゴシ……じーーーーっ」 『ようこそファラオ!ネフェルタリ総合病院』 ラメセス「ネネネフェルタリ総合病院だと!!?おおーっ我が愛しの妻よーーー!走れ太陽の戦車よ!」 ネフェル「外来ですか?それもと急患ですか?」 ラメセス「ファラオで」 ネフェル「わかりましたファラオですね。ではこちらのファラオ専用診察室へどうぞラメセスⅡ(ニコリ)」 ラメセス「………ポッ…(看護服がこうも素晴らしい物だったとは……現代万歳!)」 ネフェル「では症状は?」 ラメ...
  • Fate/Another Servant HeavensFeel 2 前座編第32
    Fate/Another Servant           HeavensFeel 2 第三十二話ミニ劇場 ~英雄(ひでお)の部屋 アーチャー編~ る~るる~るるるる~るる~るるるる~る~る~る~る~♪(BGM徹子の部屋) 弓兵「よーし今回はこのワシ、アン・ズオン・ウォンの番じゃな!」 遠坂「アーチャーよ、先に忠告しておくが君がもしとんでもないゲストを呼べば即刻強制終了させるからな!」 魔術「まったく、土地管理者だかなんだかは知りませんがナンセンスな方ですよ貴方は。    他人のゲストを紹介する前に強制終了させるなど非常識にも程がある」 遠坂「その台詞そのまま君に返すよキャスター。この国に十字軍派遣させて戦争する気かね?    まあ尤も神秘の秘匿を碌に行なわず教会協会の両組織から追われた君に常識を求めるのは少々酷かな?」 魔術「いえボクその辺りの事情にはあまり...
  • Fate/Another Servant HeavensFeel 2 前座編第33
    Fate/Another Servant           HeavensFeel 2 第三十三話ミニ劇場 ~英雄(ひでお)の部屋 セイバー編~ る~るる~るるるる~るる~るるるる~る~る~る~る~♪(BGM徹子の部屋) 剣士「ブラックアウト!」 綾香「うわーテレビがめんの右上にヒデオって書いてあるわー(超棒読み」 剣士「それじゃあヒデオの部屋を始めるぜ!(超満足そうな顔で」 騎兵「なあセイバーよ、悪い事は言わぬ。ファラオの高貴なる助言だ。    そのネタはとうに賞味期限が切れて中身が納豆化しているからやめておけ」 剣士「えー、じゃあサイコキネシスとかリーディング能力は?」 雨生「あ、それ無理。    今世間に出回ってる次世代機のPS3は別名サ(P)イコマンティス・ス(S)クリームさん(3)。    通称サイコマンティス...
  • ジェヴォーダンの獣
    【元ネタ】史実 【CLASS】アサシン 【マスター】 【真名】ジェヴォーダンの獣 【性別】不明 【体高・体重】125cm・229kg 【属性】混沌・中庸 【ステータス】筋力D 耐久E 敏捷D 魔力E 幸運B 宝具C 【クラス別スキル】 気配遮断:A+  サーヴァントとしての気配を断つ。隠密行動に適している。  完全に気配を断てば発見する事は不可能に近い。  ただし、自らが攻撃態勢に移ると気配遮断のランクは大きく落ちる。 【固有スキル】 自己改造:A+  自身の肉体に、まったく別の肉体を付属・融合させる適性。  このランクが上がればあがる程、正純の英雄から遠ざかっていく。  実体を持たないジェヴォーダンの獣は、生物の頭部を捕食することで、  その外見・声色・記憶・知性・魔術師の頭部であれば魔術回路までをも  コ...
  • 平景清
    【元ネタ】史実 【CLASS】バーサーカー 【マスター】 【真名】平景清 【性別】男性 【身長・体重】174cm・75kg 【属性】秩序・狂 【ステータス】筋力B 耐久B 敏捷B 魔力C 幸運D 宝具A 【クラス別スキル】 狂化:B  全パラメーターを1ランクアップさせるが、理性の大半を奪われる。 【固有スキル】 戦闘続行:C  瀕死の傷でも戦闘を可能とし、死の間際まで戦うことを止めない。 【宝具】 『盛者必衰の理』 ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:0 最大捕捉:1人  壇ノ浦の合戦に敗北した際、ただ一人で頼朝の首級を狙い鎌倉まで駆けた逸話の具現。  第三者によりマスターが殺害された時に発動する。  狂化のランクがA+、戦闘続行のランクがAまで上昇し、A相当の単独行動スキルが付与される。  景清...
  • Fate/Another Servant HeavensFeel 2 前座編第30
    Fate/Another Servant           HeavensFeel 2 第三十話ミニ劇場 ~英雄(ひでお)の部屋 ファイター編~ る~るる~るるるる~るる~るるるる~る~る~る~る~♪(BGM徹子の部屋) 闘士「ようこそ皆の者。英雄(ひでお)の部屋のコーナーもこれで三回目だ。    そして今回は私の順番が回ってきたという訳だ。それではよろしく頼む」 遠坂「よしいいぞファイター。実に順当な滑り出しだ」 綾香「本当に冗談抜きで控えめなのね」 遠坂「これも彼の持つの美徳だよセイバーのマスター」 牧師「あの慎ましい態度はウチのにも見習わせたいものだ」 騎兵「ハッハッハッハ! くだらんな牧師。何故王があの様に家臣達に対してへりくだらねばならんのだ?    俺様に言わせれば奴はファラオ失格だな」 間桐「………やたら滅多ら大きな態度を取っていればファラオ...
  • ラシード・ウッディーン・スィナーン
    【元ネタ】史実 【CLASS】アサシン 【マスター】 【真名】ラシード・ウッディーン・スィナーン 【性別】男性 【身長・体重】201cm・78kg 【属性】秩序・悪 【ステータス】筋力D 耐久E 敏捷B 魔力C 幸運B 宝具C 【クラス別スキル】 気配遮断:A+  サーヴァントとしての気配を断つ。隠密行動に適している。  完全に気配を断てば発見する事は不可能に近い。  ただし、自らが攻撃態勢に移ると気配遮断のランクは大きく落ちる。 【固有スキル】 カリスマ(偽):C  組織を運営する経験と知識。人心掌握に長けている。 単独行動:D  マスターからの魔力供給を断ってもしばらくは自立できる能力。  ランクDならば、マスターを失っても半日間は現界可能。 仕切り直し:C  戦闘から離脱する能力。 ...
  • マスターV教授(+フラット君)のサーヴァント講座 七時限目
    マスターV教授(+フラット君)のサーヴァント講座 七時限目  これはサーヴァント講座六時限目より前のお話である。(ナレーション)  時系列的に最終回の前のお話である!(大事な事なので二回ナレーションが入りました) 「先生ー先生ー先生ー!! グモーニン、マイティーチャー! 先生センセセンセセンセセセセンンセ!(扉コンコン」 「先生ーーセンセ先生センセ先生先生センセセセセン教授センセーイ!!(扉ガンガン!」 「先生先生先生先生先生先生先生先生先生先生先生先生先生先生先生先生先生先生(扉ズガガガガガガ!!」 「センセ────」 「やかましいぞフラットォッ!! 日曜朝はクァメンライドゥーからプリキュアのダブルコンボを垂れ流しつつゲームするという私の平穏で安穏で安息なゴールデンタイムの邪魔するなぁッ!!(バターン!」 「イ────ぶるあぁぁーーーっ!? お、オゴ…、ド、ドアが顔...
  • Fate/Another Servant HeavensFeel 2 side material た~ら行
    [た行] ・太光煌く王の神判(宝具)  アメン・ラー。  ラメセス二世の必殺宝具。戦車宝具『日輪抱く黄金の翼神』による蹂躙走行。  太陽神の権化による咎人に死を与える神判。  A+対軍宝具。能力は皆鯖版と同様。  単発でも大火力だってのに『王奉る太陽像』を設置している状態ならば日中は無限に宝具乱発が可能となる。  だがファラオ最大の特長である乱発は劇中では殆ど出番がなかった。  あれ?キャスターとの工房戦とアーチャーの魔城に対してしか使ってないような気が……?  まったく、ファラオは日中での戦闘は本当にチートだから絡ませ難いったらありゃしないわプンプン! ・大聖杯(その他)  円蔵山地下大空洞に存在する聖杯戦争の中枢部。巨大魔法陣。テンノサカヅキ。  根源に通じる孔はまだ"この世全ての悪"に汚染されていないので第四次第五次のような真黒の孔とは正反対の真白の孔に...
  • マスターV教授(+フラット君)のサーヴァント講座 三時限目
    マスターV教授(+フラット君)のサーヴァント講座 三時限目 「むむむ~(ピコピコ)」 「コンコン!先生ー?生徒を代表して講義のお願いにきましたー」 「……チッまたか…フラット。私は今日は休暇だ(ピピピズガチャーン!ピコピコ)どうしてもやりたいのなら資料位は用意してやったから自習でもしろ(ピリカチュババー!ピカチュー!)」 「なっ!?そ、そんなぁ」 「フッ、ついに伝説のPOKEモン、フリーザーゲットだぜ」 「は?」 「いや何でもないこっちの話だ。たまには自分たちで何とかしてみろ。手が空いたら様子くらいは見に行ってやる」 「と言うわけで本日は先生抜きになりました……」 「……ロードが居ないなんて最低ね」 「おいフラット!ロードエルメロイⅡの弟子なら交渉くらいちゃんとやれよ!」 「つか教授無しでどうしろってんだ!?」 「あ、あ、でも...
  • バベル用語辞典
     あ行 アーチャー(人名/サーヴァント)  209cm・111kg  涜神の王、ニムロド。 『旧約聖書』におけるノアの子孫であり、クシュの息子。  クシュの父はハム、その父はノアである。  万能の狩人。バベルの塔建設の監督者であり  勇敢な狩人、地上で最初の勇士であると同時に、アッシリア全土を支配した暴君、人類最初の君主とされる。  アラビア語ではナムルード。  アラブの伝説では、アブラハムが生まれた頃世界を支配した王とされ、  悪魔イブリースにそそのかされて魔術や偶像崇拝を行っていたとも。  また、父クシュからアダムとイヴがエデンから追放されていた時に身に着けていた魔法の皮を受け取る。  これを身に着けると動物はその姿を認めただけで倒れてしまい、彼と格闘して人間もいなくなったという。  強大な力を手に入れたニムロドはやがて邪心に取り憑かれ  世界を支配したニムロドは今度は神にな...
  • マスターV教授(+フラット君)のサーヴァント講座 二時限目
    マスターV教授(+フラット君)のサーヴァント講座 二時限目 「おはようございますロードエルメロイ二世、次の聖杯戦争講義っていつですか?」 「なに?」 「あっ!ロードエルメロイⅡ教授ぅ。サーヴァントの講義って何時おやりになるんですの?」 「……は?」 「あそこに居るのはマスターV!?次の聖杯戦争必勝講座っていつっスか!?」 「……………」 『拝啓ロードエルメロイ二世様。自分も参加したいので聖杯戦争におけるサーヴァントの講義を是非やってください。やってくれないと暴れ■■、落ち込みます』 「………なんなんだ一体……ファック!」 「フラット、ちょっと来い」「ん?あれ、どうかしたんですか先生?」 「いやな、最近私にサーヴァントの講義をしてくれと言う生徒や講義してくれという嘆願書が私の所に届けられるんだが……  ……お前、四次...
  • Fate/Another Servant HeavensFeel 2 前座編第31
    Fate/Another Servant           HeavensFeel 2 第三十一話ミニ劇場 ~英雄(ひでお)の部屋 キャスター編~ る~るる~るるるる~るる~るるるる~る~る~る~る~♪(BGM徹子の部屋) 魔道「みなさんこんにちは。ドクターローゼン先生の英雄(ひでお)の部屋の時間ですよ(ニコリ」 娘紅「お父様素敵なのだわ」 娘銀「………ポッ」 娘桃「かっこいいのー!」 闘士「な、なんというか一気に保育所のような雰囲気に……」 遠坂「ま、また人数が増えている………だと?」 綾香「その前にドクターローゼンって……なに? なんか肩書き変えたのキャスター?」 魔道「これでも医道の徒ですからね。内科外科精神科皮膚科肛門科なんでも来なさいです」 弓兵「じゃあワシも痔の具合を見て貰おうかのぅ、ヒッヒッヒッ」 魔道...
  • Fate/Another Servant HeavensFeel 2 前座編第34
    Fate/Another Servant           HeavensFeel 2 第三十四話ミニ劇場 ~英雄(ひでお)の部屋 ライダー編~ る~るる~るるるる~るる~るるるる~る~る~る~る~♪(BGM徹子の部屋) 騎兵「さてこのコーナーもいよいよこのラメセスで最終回を迎えるわけだが、満を期して俺様参上!(シャキーン)」 闘士「なんやかんやでこのネタで七回分もやってたのか…ネタ考えるの結構面倒だった気がする」 弓兵「こやつにオオトリを任せるなんて正気の沙汰じゃないぞ」 剣士「うんうん、オレがおおとりを務めるべきだった。殿(しんがり)は得意だ!」 魔術「そこはかとなく殿という単語から死臭がしてくるのは気のせい、ではないでしょうね」 遠坂「伝説では殿務めて総崩れしたからな」 間桐「しかしライダーに憧れの英雄とかいるわけ? 全然想像できないっての」 綾香「あ...
  • マスターV教授(+フラット君)のサーヴァント講座 補習授業
    「さて、今回は前回の一時限目時にレス数の問題でカットした四次、五次聖杯戦争についての講義をやる」 「先生ー!!ちゃんと覚えててくれたんですね!俺感激しました!」 「ふん、甚だ不本意だがやると言ってしまった以上はやらないわけにはいかんからな」 「……前から思ってたんですけど教授って魔術師にしては凄く律儀ですよね?何だかんだ言うけど結局は付き合ってくれるますし」 「…………ふん。まあいい四次、五次のサーヴァントに入るが皆も知っている通りその性能は大体判っているから一体を長々と解説はしない」 「あれ?今回短いんですか?」 「フラットおまえな、四次と五次だから14体居るんだぞ?そんなもん長々やれるか!…………いや別に短くも無いんだけどさ……」 「ではまずは四次聖杯戦争のセイバー、アルトリアからだ」 「うわっ!すっげえめっちゃ美人!見えない剣とかオシャレ過ぎ!」 「正体は誰も...
  • シグルドの歌
     荒々しい呼吸が何度も繰り返される。  酸素を求めて喘ぐ金の長髪をした美青年はその背中を森の大木に預けて身体を休めていた。  しかし、その姿は休憩と言うには些か疑問が生じるものだった。  なぜなら彼の全身は骨を抜かれて筋肉が弛緩した蛸のようにぐったりとしているからだ。 「───ゴブッ…ゴホケホッ!!  ま、参ったなこれは………こちらの想像を遥かに上回ってやがるとはな……」  咳き込む度に紅い飛沫を混じらせながら英雄───シグルドは心底うんざりした風に吐き捨てた。  ここはあの世に最も近い地獄。  恐怖の象徴と死の具現が棲家にしている岩山と森林だけで構成された人外魔境。  そこに英雄は、まるで戦地に取り残された敗残兵のように、ただ独り存在していた────。            ◇               ◇  事の発端はシグルドの養父であるレギンがとある魔竜の...
  • 幼帝と空の魔王
    夜の新都、ビルの屋上に、二人の人影が立っていた。 「どうしても、魂喰いをやめる気は無いのか?慎二」 正義の味方を目指す魔術師見習いの少年、衛宮士郎は眼前に立つ悪友に問いかけた。 「くどいな。僕にはやりたい事と、やらなけりゃならない事がある。魂喰いはその一つだ」 かつて魔術師を目指していた少年、間桐慎二は、偽臣の書を握りしめ、迷い無く言い放った。 「やらなくちゃいけない事っていうのは、桜の事か?」 「さあね、想像に任せるよ」 その時、慎二のすぐ傍に、飛行服を着た白人が出現した。幽世の存在、サーヴァント。騎乗兵の役を与えられた男だった。 「やあ、シンジから話を聞いている。君がエミヤシロウだね」 敵に対してもにこやかに微笑する男―――普通である。 これまで、士郎とその相棒は、様々なサーヴァントと相対してきた。そのいずれもが、英霊の名に恥じ...
  • Fate/Another Servant HeavensFeel 2 side material あ~さ行
    FateASマテリあるぇ~?(・3・) ※これはFate/Another Servant Heavens Feel 2の執筆にあたって作者が大量に書き殴っていたメモや設定などをサイマテ風味っぽく編集したおまけです。  AS連載中に明かされた公式新情報や、思い付きや、適当に無我の境地でメモに書き殴っていた(つまり深く考えてないw)などの影響で一部本編中との間に齟齬がある部分もございます。  それらは錯覚や幻覚ではありませんが、電子虚構世界に唐突に登場したどこぞのラスボスの御方ようなそんなもんだと悟った慈悲深いテキトーな心でご覧ください。  また ネ タ バ レ を多く含んでおりますのでFateAS本編を楽しんだ後にポテチや枝豆あるいは酒の締めのラーメン的な感覚でお楽しみ頂くのがよろしいでしょうお嬢様。 [あ行] ・アインツベルン(その他)  聖杯戦争始まりの...
  • Fate/Another Servant HeavensFeel 2 前座編第17
    Fate/Another Servant           HeavensFeel 2 第十七話ミニ劇場 ~クイズサバオネア~ アン  「さあやってきだぞクイズサバオネア!司会はこのワシ、唯今絶賛花嫁募集中の安陽王だ!      ちなみに全ての問題に正解すると賞金一億じゃーい!ポロリはないがドロップアウトはあるぞ。      ただドロップアウトはそのまま聖杯戦争もドロップアウトする素敵システムになっとるから注意せいおのれら!」 ローラン「おおおおー!」 忠勝  「オオオオー!」 綾香  「一億!一億!」 雨生  「うほほーい!滅茶くーるじゃん!」 牧師  「聖杯戦争のドロップアウトについてはいいのかおまえたち?」 ラメセス「ほほう、俺様の財力からしてみればはした金同然とは言え下賎の者にしては中々の金額を用意したものよ」 遠坂  ...
  • Fate/Another Servant HeavensFeel 2 前座編13
    Fate/Another Servant           HeavensFeel 2 第十三話ミニ劇場 ~第十三話AS控え室~ ラメセス「一つ思ったことがある」 忠勝  「ズズズ~うむ緑茶が美味い。で、なんでござるか?」 アン  「ボリバリボリバリボリ!いやこの煎餅もなかなかの」 ローラン「オレはこの餡子団子がいいと思うんだ、うん断トツで」 ヘイドレ「てめぇらの頭蓋には脳味噌は入ってんのか?この中じゃもずく酢がいっちゃん栄養価が高いだろが!」 ローゼン「大変良い考えですねヘイドレク。食物の栄養価はとても大事ですよ。しかしなんでもずく酢が茶請けに?」 ベーオ 「君たち控え室の備え付けの備品を食べてばかりいないで少しはライダーの話を聞いてやったらどうだ?」 ラメセス「そうだ聞け貴様ら!」 ローラン「ところで正直このコーナーって何のためにあるんだ?」 ラメセス「貴...
  • Fate/Another Servant HeavensFeel 2 第32話
    ──────Sabers Side────── ───────Interlude  ───────  夜空に微かにだけ灯る星のように、その異変は誰にも感知されずに発症した。  "────げる────"  それはジワジワと浸蝕する汚水のように。  それは静かに岩を割る植物の根のように。  "────をアゲル────"  何かの音が聞こえた気がした。  しかし騎士は気にも留めないで魔剣をブンブンと振り回す。  少し離れた場所では安堵の表情を浮かべる綾香がいる。  大丈夫というアピールをやめて彼女の所へ戻ろう。  これから自分たちは港へ行きティルフィングの廃棄処分をしなければならないのだ。  それは吸水性の高い繊維のように。  それは病原体のように。  "────機会ヲアゲル────"...
  • Fate/Another Servant HeavensFeel 2 第36話
    ───────Interlude  Masters Side───────  戦闘が開始してから僅か数合のやり取りで遠坂刻士は己の不利を悟ってしまった。  強い───この代行者はあまりに強すぎる……!  刻士は額に汗を滲ませながら攻性魔術で応戦するが、ゲドゥはその悉くに対処してくる。  火炎を鮮やかに躱し、時に手にした黒鍵で斬り裂き、時に呪符を使って威力を削ぎ、時に黒鍵を投擲して発動の出鼻を挫く。  そして赤い魔術師にとって最大の頼みの綱である礼装『灼光炎舞』が全く戦果を挙げられずにいるのが何よりの痛手だった。  交戦してみて理解った事だが、代行者が蓄積する経験値が尋常ではない。  奴は魔術師の攻撃魔術に対する対処法を知り尽くしていた。  才覚だけで言えばゲドゥよりも刻士の方が圧倒的に上であろう。  生まれ持った多彩なセンス、肉体が保有する魔術回路の質と数、努力を...
  • Fate/Another Servant HeavensFeel 2 第13話
    ──────Riders Side──────  伝令と現在生きている連絡網の再確認と注意事項の伝達を終えてゲドゥ牧師は一息ついた。  ぐびりとウォッカを腹に収めた。燃える塊が食道を滑り落ち胃に沁み込んでいく。  とりあえず町に潜ませた間者は丸々無事だということがわかった。  アーチャーの宝具の被害範囲の中には運良く居なかったということなのだろう。  一番肝心な部分で回避できなければ意味が無いのだが今更文句を言っても仕方が無い。  それにライダーの言うように自分とライダーさえ無事ならばまだ全然何とかなるのだ。  むしろこうなった以上任務達成にはライダー、サーヴァントの力が必要不可欠になる。  昨夜。  程よく痛め付けられた形跡がある騎士姿の男が白馬に女と乗っているのを目撃したという情報が監視員より入っている。  姿からして間違いなくセイバーだろう。  ここで問題に...
  • 裸婦は月夜に舞う
    (――――――ん?) 何故か衛宮士郎は目を覚ますと古代の都市にいた。 まだぼんやりしている意識で周囲を確認する内に、これが夢であると確信する。 その証拠に自分の身体を確認しようにも体が存在せず、意識だけの存在になっていた事が挙げられる。 他にも都市の住民多くが歴史で学んだ服装とよく似たものを着ていたのもあった。 簡素なチュニックの上に大きな一枚布を体に巻きつけ着付ける姿はまさに古代ローマ人の代表的な服装。 こんな服装現代社会で着る機会なんてよっぽどの事でない限りない。 また都市の建造物の作りも知らない人はいないであろうかの有名なローマ建築が占めていたのもある。 だが何故こんな夢を?と考えている間にめぐるましく光景は移り変わっていく。 やがて意識は立派な街中に聳え立つ立派な劇場へと引き寄せられていった。 (――――なんでさ?) 劇場の...
  • 第15話
     FateMINASABA 23th 00ver 「――!」  慎二は叫んだ。だがそれは声にならない。  ただ、そのままの勢いで頭を掻き毟(むし)り、上体を跳ね起こす。  喘ぎながら肩で大きく息をする。その呼吸音が部屋に響き、耳に届き始める。  慎二は、ようやく自分の状態に気づき、冷静に自分自身を観察し始める。  額から流れる汗が顎を伝い、滴(したた)り落ち、一つ、二つと服の布地に吸い込まれていく。  体中が脂汗で湿っていた。  部屋の冷気が痛い。  風が窓を叩く。  窓枠の中を、雲が川のよう流れていく。夜空に輝く星々は、雲の波がつくる飛沫のようだ。  月は川底に沈む玉のように雲間に現れては消え、その度に、ひんやりした床が蒼白く浮かび上がった。  ベットを出る気力はなかった。  あれは脳に残された英霊の記憶情報のゴミなのだろうか。  記憶情報に残るゴミは断片的なものであり、いずれ劣...
  • 嘘予告・冬木市聖杯大戦の章
    満月が、地上を照らす。月光が降り注ぐなかで、酒を酌み交わす男が二人居た。 「中々いけるな、東洋の酒も悪かねえ」 赤い髪、黒いマントを羽織った男は、酒を素直に褒め称えた。 「そうだろう。“魔術王ソロモン”よう、現世に来たなら楽しまんとなあ」 子供のように笑う男は、筋骨隆々とした褐色の身体を道士が着るような服に包み、酒を飲んでいた。 「だが、今日の楽しみは酒じゃねえ。そうだろう?“至天帝軒轅”……それとも黄帝の方がいいか?」 「どうでも。どうせ帝位ほっぽり出した身だ。今はただのライダーで十分だ」 そこで、“黒”のライダーは酒を飲み干した。 「大体、俺が今でも皇帝だったら、お前さんは跪くのかよ?」 「するわけねえだろ。俺の主人は俺だけだ」 そうかい、と言うと、ライダーは杯を地面に落とす。陶器の杯は粉々になった。 「俺の相手としちゃ合格だ。それじゃあ始め...
  • Fate/Another Servant HeavensFeel 2 第27話
    ──────Saber Side  VS Berserkers────── 「ぐ、お────────うあああああああああああああああッ!!!?」  彼のマスターが果敢に敵マスターに挑んでいる間にも、セイバーはバーサーカーの問答無用の暴力をその身に浴び続けていた。  魔剣の強打で吹っ飛ばされてそのまま民家に激突。木造建築の家屋の壁をやすやすとぶち抜いて外まで貫通した。  時が経過する程に狂戦士が振り回す魔剣の威圧感が増してくる。相手の強さが高速で加速していく。  一方的に嬲られ続けた肉体が感覚を麻痺させたせいか、一体どれくらいの時間が経過したのかわからない。  一時間か? それとも三十分か? まさかまだ十分しか経ってないってことはあるまいな?  しかし凶獣にはそんなことなど無関係だった。  何分経ってようが獲物をズタズタに引き裂くまで奴らの狂気と殺意は止まらない。  災厄を振り撒くだけし...
  • Fate/Revelation ~ドキッ☆EXランク宝具持ちだらけの聖杯戦争~
    「汝こそ巻物を受け取り、その封を特に相応しきもの。  汝は屠られ、その血でもって、あらゆる種族と言葉、あらゆる人々と国家から、我々を神の為に贖ったからである。  そして、我らを神の為の王とし、祭司とした。  そして、我らは地上を治めるだろう。」 ヨハネ黙示録 五章九~十節 ARCHER  「この聖杯戦争とやら―――どうにもキナ臭ぇな。」  「……?何言いだすのよ、急に。」  深夜、ダイニングルーム。  赤い服を纏った魔術師の少女―――遠坂凛は紅茶を飲む手を止めて、怪訝な表情でテーブルの向かいに座る青年を見た。  彼に目を向けてから凛は、『あぁ、そう言えば今飲んでいる紅茶の産地は彼の故郷だったか』―――などと益体の無い事を考えた。  そこにいたのは若く、そして逞しい男だった。  二mを超えるその巨体は筋肉によって...
  • バックストーリー(一次)
     戦中の第三次冬木聖杯戦争をどこかで見聞きしたナチス将校の魔女が、 研究に身も心も捧げその再現方法を理論上確立する。 (もしくは前から知ってて実際の聖杯戦争を見て研究が完成した?) しかしナチスドイツは崩壊、自分の理論を実証するすべを失い絶望した彼女の元に ナチスの残党員が声をかける。  彼らは聖杯そのものではなく、聖杯によって呼び出される英雄たちと、その武装に興味を持ったのだ。 英雄の武器とは魔法に匹敵する神秘の塊であり、その力は時に神霊すら凌駕する。 その力の一端でも再現し、兵器として運用する事が出来れば、それはまさしく常識と戦況を覆す新兵器となる。 その魔術師としては自身の理論を実証する機会さえあればその他の事はどうでもよく、 その上宝具や英霊の研究までさせて貰えるのであれば逆らおうなどと思いもしなかった。 だが一つ問題がある。神秘...
  • ローラン
    【元ネタ】ローランの歌、狂えるオルランドゥ 【CLASS】バーサーカー 【マスター】 【真名】ローラン 【性別】男性 【身長・体重】180cm・80kg 【属性】混沌・狂 【ステータス】筋力A+ 耐久A 敏捷B 魔力D 幸運B 宝具A+ 【クラス別スキル】 狂化:C  魔力・幸運を除くパラメータを上昇させる。  代償として正常な思考力と言語能力を喪失している。 【固有スキル】 蛮勇:A  無謀な勇気。  同ランクの勇猛効果に加え、格闘ダメージを大幅に向上させるが、  視野が狭まり冷静さ・大局的な判断力がダウンする。 心眼(偽):B  直感・第六感による危険回避。ほぼ野生に近い本能的な勘。 天使の加護:C  天使の加護により、一対一の戦いにおいて幸運を引き寄せる。 【宝具】 『絶装...
  • ヴィーダー・ベレーブング
    名前:ヴィーダー・ベレーブング 性別:男性  身長・体重:186cm 87kg 年齢:98歳 外見年齢:49歳 スリーサイズ: イメージカラー: 特技:予算交渉 好きな物:ソーセージ、ビール(ドイツ製)、ノイエスフィール 苦手な物:納豆 嫌いな物:イタリア、老人会の面々、ビール(日本製) 天敵:ノイエスフィール 戦闘技術: 武装・能力: ワイヤー、モーゼル、サーベル 未来視  能力を使えば、1秒先までの未来が見える。  長期的には全く無意味な未来視ではあるが、  白兵戦闘に置いては絶大な効果を誇る。  ただし的中率は70%前後の為、確実ではない。 犬の使い魔  ハティ、スコールという雌雄一対の犬を使い魔としている。  視覚、感覚の共有。意思による命令。そう言った行為が可能。  単純な戦闘能力ならば黒幕自身を遥かに凌駕するほど...
  • Fate/Another Servant HeavensFeel 2 第35話
    ──────Sabers Side──────  光の時間は終わりを告げ、闇の時間が到来する。  この星が生まれてから幾度繰り返したのかも分からぬ程に繰り返された当たり前のサイクル。  動物にも人にもそして彼女たちマスターにも必ず訪れる約束された時間帯。  昨夜、少女の相方の白騎士が大暴走をかまし主人を大混乱の渦に陥れるというちょっとしたハートフルハプニングこそあったが、現在はどうにか落ち着いている。  日中も特に問題もなく……というよりは問題を起こしそうな番犬にはきつい灸を据えておいたから嫌でも大人しくしていた。  まあ尤も、セイバーが大人しくしていたのは灸を据えられたからだけではないだろうけど。  すこぶる勘の良い彼ならきっと自分と同じ予感を抱いていた筈だから。  ───おそらく、今夜が聖杯戦争最後の日になるだろうという終わりの予感を。  それからの活動方針はシンプルだった。...
  • Fate/Another Servant HeavensFeel 2 前座編第24
    Fate/Another Servant           HeavensFeel 2 第二十四話ミニ劇場 ~英霊だってワールドカップ見るもん編~ 忠勝  「突然ではあるがなぜ今話の間隔が開いたのか教えよう。それは拙者らだってW杯くらい見るからでござる!」 ローラン「半分嘘だが半分本当だ!!」 綾香  「………ランサーたちサッカー知ってるの?」 忠勝  「無論。あれでござろう? 蹴鞠」 ローラン「違うって球を蹴るんだよ」 遠坂  「……………間違ってはいないがなんか違うな。なんというかアメフトとラグビーくらい違う」 忠勝  「いやぁ今回のW杯は期待値が低かった分勝利した時の反動が物凄かったでござるからなぁ。      岡田将軍侮りがたしカッカッカ! カメルーンやデンマークには悪いことをしたでござるぁカカカ!」 ヘイドレ「てめぇ屋上来いや今すぐに」 忠勝  「...
  • Fate/MINASABA MIX-2 カオス
    「……子供の頃、僕は性技の味方に憧れてた」  それは、遠い、遠い、昔の話。 「なんだよそれ。憧れてたって、諦めたのかよ」  一人の少年の交わした、大切な約束の思い出。 「うん、残念ながらね。ヒーローは時間限定で、オトナになると名乗るのが難しくなるんだ。そんなコト、もっと早くに気が付けば良かった」  蒼い月が照らす夜。少年は、父親と約束を交わした。 「そっか。それじゃしょうがないな」  少年が、生涯追い求めることになる大切な大切な約束を。 「そうだね。本当に、しょうがない」  そして、同じ夢を追った、一人の男の最期の思い出。 「うん。しょうがないから俺が代わりになってやるよ」  彼と交わした約束は、今でも色褪せることなく、胸の奥に残っている。 「爺さんはオトナだからもう無理だけど、俺なら大丈夫だろ。まかせろって、爺さんの夢は――」  少年は...
  • 第?次聖杯戦争嘘予告
    「……子供の頃、僕は性技の味方に憧れてた」  それは、遠い、遠い、昔の話。 「なんだよそれ。憧れてたって、諦めたのかよ」  一人の少年の交わした、大切な約束の思い出。 「うん、残念ながらね。ヒーローは時間限定で、オトナになると名乗るのが難しくなるんだ。そんなコト、もっと早くに気が付けば良かった」  蒼い月が照らす夜。少年は、父親と約束を交わした。 「そっか。それじゃしょうがないな」  少年が、生涯追い求めることになる大切な大切な約束を。 「そうだね。本当に、しょうがない」  そして、同じ夢を追った、一人の男の最期の思い出。 「うん。しょうがないから俺が代わりになってやるよ」  彼と交わした約束は、今でも色褪せることなく、胸の奥に残っている。 「爺さんはオトナだからもう無理だけど、俺なら大丈夫だろ。まかせろって、爺さんの夢は――」  少年は...
  • Fate/Another Servant HeavensFeel 2 第30話
    ──────────────────────Another Servant    12日目 開かれる嘆きの蓋、そして……───── ──────Fighters Side────── 「………本日の分はこれでよしっと」  そうして刻士は軽快に走らせていた筆を机に置いた。  間桐とアーチャーとの戦いに勝利を収め、キーアイテムである聖杯の器までもを手中に収めた彼らはその日の行動を終了した。  刻士は紙上のインクが乾くまでの待ち時間を利用して開幕から今日までの十数日間を振り返る。  彼が残した聖杯戦争の記録はもう一ヶ月分位は溜まっただろうか。  自分が見聞きしてきた第二次聖杯戦争の記録を日誌に残す。  日記に記載した内容はそれこそ重要な事から些事まで何でも良いといった具合に多種多様な事柄が書き込まれていた。  エクストラクラスについて。効率の良い睡眠が取れる魔薬の調合法。聖杯戦争に...
  • ブラックライダー
    【元ネタ】『ヨハネの黙示録』 【CLASS】アサシン 【マスター】 【真名】ブラックライダー 【性別】不明 【身長・体重】199cm・66kg 【属性】中立・悪 【ステータス】筋力C 耐久B 敏捷C 魔力A 幸運C 宝具EX 【クラス別スキル】 気配遮断:C  サーヴァントとしての気配を断つ。隠密行動に適している。  完全に気配を断てば発見する事は難しい。 【固有スキル】 気配察知:A  敵の気配を察知する超感覚。  周囲の生命体の位置を捕捉可能。  このランクならば半径2、3km程の範囲を容易にカバーする。  気配遮断で存在を隠匿していても判定次第で見破る事が出来る。 無我:A  自我・精神が希薄であるため、あらゆる精神干渉を高確率で無効化する。  黙示録の騎士という殻を被ったブラックライダーという特異な存在故の特性。 防壁破壊...
  • Fate/Another Servant HeavensFeel 2 第16話
    ──────Sabers & Fighters Side──────  突然その魔力が現れたことに気付いた。  綾香は思わずそちらの方角へと首を向ける。  なんだろう?と思う暇など無かった。  なにせ物凄いスピードで強大な魔力が自分たちの方へと向かってくるのだ。  接近するに従って綾香の令呪が反応を増す。  その時点でようやく魔力の正体を悟った。この気配は間違いない。 「サーヴァント!?」  すばやく周囲を見渡す。  此処は深山の中心地からは外れているがそれでも居住地帯のド真ん中だ。  あまり戦闘に適した場所とは言えない。 「アヤカ北の方だ!海があるぞ!」  どうするべきか悩んでいるとまだ霊体状態のセイバーが最適な戦場を示してくれた。 「でかしたわセイバー!」  お礼と共に身体に魔術を掛けて一気に走り出す。  常人では有り得ぬ物凄い速度で疾走を始めた綾香。  目指すは海。誰もいない戦場に...
  • Fate/Another Servant HeavensFeel 2 最終回
    ────── Final ────── 「遠坂殿、遠坂殿! 眼を開けるんだ遠坂殿ーーーー!!」 「アヤカ!? なあアヤカ!! おいしっかりしろッ!!」  サーヴァントたちがぐったりと倒れ伏した各々の主人の身体を抱き起こす。  暖かい人肌。まだ主君は死んでいないと信じ、二人は必死の形相で主の名を呼んだ。  だが返ってくるのは悲壮な沈黙ばかり。  祈るような気持ちで頬を叩いてみても何の反応も示してはくれない。  このまま放っておけば確実にに死ぬ───。  一か八かの覚悟でサーヴァントはマスターの停止した命のリズムを再起動させるべく心肺蘇生を試みた。  力加減を間違い誤って殺してしまわぬよう細心の注意を払いながら胸の中心を掌で何度も押し込む。  何度も何度も、何度も何度も同じ挙動を繰り返す。  なのに幾度胸部に刺激を与えても一度止まった心の臓は再動しない。  しかしそれでも彼らは諦めずに悲...
  • リチャード1世
    【元ネタ】史実、『アイヴァンホー』、『ロビン・フッドの冒険』 【CLASS】セイバー 【マスター】 【真名】リチャード1世 【性別】男性 【身長・体重】187cm・82kg 【属性】秩序・善 【ステータス】筋力B 耐久B 敏捷C 魔力D 幸運C 宝具B 【クラス別スキル】 対魔力:C  二工程以下の詠唱による魔術を無効化する。  大魔術、儀礼呪法等、大がかりな魔術は防げない。 騎乗:B  騎乗の才能。  大抵の乗り物なら人並み以上に乗りこなせるが、  幻想種は乗りこなせない。 【固有スキル】 カリスマ:B  軍団を指揮する天性の才能。団体戦闘において、自軍の能力を向上させる。  カリスマは稀有な才能で、一国の王としてはBランクで十分と言える。 勇猛:A+  威圧・混乱・幻惑といった精神干渉を無効化する能力。  また、格闘ダメージ...
  • 或る聖杯戦争の開幕劇
    Chapter1 Early Morning I 早朝―― 市街地から数キロ離れた郊外の森。 柔らかな陽光と、鳥達のさえずりに満たされた静寂の空間。 ここは、広大な森林公園の中央付近に位置しながら、地形的要因から半ば捨て置かれた領域だ。 日中に公園を利用する市民は多いが、ここに足を踏み入れる者は極めて稀。 ましてや早朝とあっては近付く者などあるはずもない。 その一角、少しばかり開けたところに奇妙な人影があった。 古き時代の騎士を思わせる鎧。 素顔を覆い隠す白羽の兜。 使い込まれながらも手入れの行き届いた槍。 不規則な輝きを放つ神秘的な盾。 ――まさしく、騎士。 騎馬こそ伴っていないものの、ここが中世の欧州だと錯覚させうるほどの威容であった。 「…………」 騎士はおもむろに周囲の木々を...
  • 平行世界での皆で考える聖杯戦争 予告編
    どうも、クリスマスに三作品投下した者ですが、新作が完成したので投下させていただきます。 あらかじめ言っておきますが、今回の話は読む人をかなり選ぶかもしれません。 この話は以下の注意点があります。 この話は皆で考える聖杯戦争の三次創作に近いです。 話の都合上、歴史設定が変更されています。 マスターの中に約一名だけ、著しく設定が違う人物(死徒)がいます。 本作品にはエロ成分が含まれます。 登場するサーヴァントには皆鯖だけでなく、原作の者もいます。 それでもよい方はどうぞお読みください。 最後にこの話は皆鯖集合絵の作者様が女鯖集合図を投下した事がきっかけで、 こうして形にすることができました。 ほんとうにありがとうございました。 平行世界、選択肢により分岐し、今の世界と並行して存在する別の可能性の世界。 もしこうだったら、あの時ああしていたら、その「もし」の数だけ世界は存在する。 つまり、現在の...
  • Fate/Another Servant HeavensFeel 2 前座編第36
    Fate/Another Servant           HeavensFeel 2 第三十六話ミニ劇場     ~FateASベスト試合編~ 遠坂「さて諸君。いよいよ次回最終回な訳であるが、今回のミニ劇場はそれにちなんだお題目でいきたいと思うが如何か?」 綾香「賛成。ASは何だかんだで戦闘が多かったもんね。というか戦闘しかしてなくない?」 ソフ「サーヴァントどころかマスターも戦闘ばかりだったな。殺し合いをしなかった日など殆どないほどだ」 雨生「ノー。俺の好きなコトは遠坂みたいな高飛車な野郎のドヤ顔でする提案に対してノーを突きつけてやることだぜ」 牧師「同感だ。なぜこのような下劣な魔術師の提案を飲む必要がある?」 アイ「仇敵の提案を受け入れることなど以ての外。アインツベルンを代表して辞退を表明しますわ」 間桐「遠坂が仕切ってるから反対だ」 遠坂「なるほど。よく...
  • Fate/Another Servant HeavensFeel 2 第6話
    -------------------------------------------------------------------------------- ──────Lancers Side──────  ランサーは夜の町を風のように走り抜けていた。  出来るだけ背中の綾香に振動が伝わらないように滑るような足捌きで疾走する。  目指すのは自分たちの拠点である龍洞寺である。  現段階で逃げ込むなら、自分達の陣地であるあの場所が一番安全な筈だ。 「拙者が傍に付いていながら……何たる様だ!まことに申し訳ござらん主殿!」  ランサーは自分でも知らないうちにさぞ無念そうに心から謝罪の言葉を口にしていた。  もっと気を配っておくべきだったのだ。  そんな簡単なこともお前は出来ないのか?  それで忠義の士気取りとは笑わせるなよ愚か者が!  ランサーの胸中には自嘲する...
  • アドルフ・ヒトラー
    【元ネタ】史実 【CLASS】ランサー 【マスター】 【真名】アドルフ・ヒトラー 【性別】男性 【身長・体重】175cm・104kg 【属性】秩序・悪 【ステータス】筋力D 耐久E 敏捷D 魔力B 幸運C 宝具A 【クラス別スキル】 対魔力:D  一工程(シングルアクション)による魔術行使を無効化する。  魔力避けのアミュレット程度の対魔力。 【保有スキル】 話術:A+  言論によって人を動かせる才。  卓越した話術により国政から詐略・口論まで幅広く有利な補正が与えられる。  ランサーの演説は、聴者を奮い立たせてしまうほどで、精神干渉に対する耐性などを得てしまうほどである。  ここまでくると技術ではなく魔力、呪いの類いである。 カリスマ:C+  軍団を指揮する天性の才能。団体戦闘において、自軍の能力を向上させる。  一国の総統にしてはラン...
  • Fail/Rebirth WAR 4
     アルサランの基本戦術は非常に単純だ。サーヴァント同士の戦闘を傍観し、状況を見計らって背後から闇討ちする。アサシンのマスターとしては教科書通りの戦術だと言ってもよい。だが、アルサランのアサシンの持つ宝具は、それをやる上では非常に有効だ。  しかし、この戦術には限界もあるのだ。アサシンのクラスには、徹底的に決定的な攻撃能力が無い。 「まあ、それならそれで、戦略で補えばいい」  噴水を背にした公園のベンチに腰掛け、アルサランは一人ごちた。耳元のMDウォークマンが音楽を奏でている。曲はDschinghis Khanの“ジンギスカン”。テンポのいいドイツ語の歌詞が、アルサランの耳に不思議と馴染む。  アルサランの策略は今のところ順調に動いている。  最初にセイバーに対して手を出したのは、自らの駆るアサシンの存在が大きかったため。アサシンは気配遮断スキルを保有しているため、どこにいてもおかしくない、...
  • Fake/first war 11
     むかしむかしの話をしよう。  あるところに、人ではなくなった女の子がいました。  女の子は、悪い人をやっつけるため、人をやめたのです。  えらい人たちは自分のことばかり考えて、みんなのことを考えません。  みんなが苦しむのが女の子はいやだったので、女の子はえらい人と戦っていました。  あちらに悪い人がいると聞けば、どんな場所へも行きました。  悪い人を倒すためなら、どんなことでもやりました。  お父さんが死んだ日も、女の子は戦っていました。  そんなある日、女の子はふしぎな人に出会いました。  はじめ、女の子は、その人が悪い人だと聞いて、やっつけに行きました。  この国のえらい人は、だれもかれも悪い人だとばかり思っていたからです。  ところが、そのえらい人は――良い人だったのです。  自分をやっつけにきた女の子をもてなし、さまざまな話をして...
  • Fate/Another Servant HeavensFeel 2 第20話
    ──────Riders Side────── 「ええい小娘一人まだ見付けられんかっ!随分と優秀な部下をお持ちだな」  ゲドゥの手元から飛び立つ十三羽目の伝書鳩を見送りながらライダーは露骨に不満を零した。 「まだ捜索を開始して三時間程度だろう」 「愚か者ッ!ファラオの三時間は平民の約八時間の密度に相当するのだっ!  しかもこの俺様を三時間も手持ち無沙汰にするとは正気か貴様?熱射病にやられたんじゃないのか?ええい暇だ暇だ暇だー!」 「・・・・・フゥ」  牧師は聞こえないように嘆息した。ライダーのイラつき方が若干ヒステリー気味になってきている。  この我侭傍若無人王と数日の時間を共にしたゲドゥにはわかる、これはかなりよろしくない兆候だと。  出来るだけ手早く標的たるあの娘を探し出さねば何をしでかすか判ったものじゃない。  とはいえ河川を挟んだ両町に潜伏させてある全諜報員にはとっくに指示を出し...
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