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    <title>お題、夢</title>
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    <description>
      まるで夢のようだった。
　季節特有の白が多い空には、大きな入道雲がのっぺりと浮かんでいて、海の方は穏やかに空を
映していた。
　三百六十度、ぐるりと見回しても、見えるのは青と白。空気のフィルターを通して降りかかる太陽
光線も白かったのだ。
　そんな場所で、私は静かに直立していた。波一つ立たない海の上に自分の足で立っていた。
　私は足の裏に伝わる撫でるような、あるいは包み込むような感触を楽しむ余裕すらあった。
　なぜなら私はとてもこの光景に満足していたから。私は元来、静寂や孤独を好んだ。
　しかし、私は退屈を自分の趣味には取り入れていなかった。かれこれ、ここに立って一時間（体内
時計も当てになるか怪しい物だが……）なにも起こらない。
　私は思い切って、右足を前に踏み出してみることにした。
　まず、ゆっくりと持ち上げて、それから少し前へ移動させる。それと同時進行で左手を前へ、右手
を後ろに軽く引く。その時、体が倒れてしまわないように上半身のバランスにも注意を払うのがポイン
トだ。最後に右足を着地。
　海面と右足が接した時、ちゃぽんっ、と水がはねた。
　私はその音を気に入って、交互に左足右手、右足左手、といった動作を繰り返した。
　歩き始めてから一時間ほどして、後ろを振り返ってみた。自分がどれほど進めたのか確認したかっ
たからだ。
　だが、振り返ろうとした時、はっ、と気がついた。
　目印になるようなものがないのに、振り向いて意味があるのだろうか。いや、ないだろう。
　私は思いとどまって、一度足を止めた。
「そうだねえ。私たちの単位で言うと二百三十ほどは進んだかなあ」
　頭の上で声がした。見ると、空にウミドリが一羽でいた。

ウミドリは空中で羽ばたく事もせず、静止しており、羽を組んだりして偉そうな態度をとって私に話
しかけていた。
「君たちの単位ではちょっと分からないな。僕たちの単位で言うとどうだろう？」
　仕返しに私も偉そうに腕を組んで、あごなんて触りながら言った。すると、ウミドリは少し驚いた表
情を浮かべた後、おかしそうに羽をばたばたさせた。
「いやあ、失敬失敬。あなたは人間でしたねえ。それならその態度にも納得だ。そうですねえ、私は
見ての通りウミドリなので人間の単位ではちょっと」
「そうかい。では、君に用はないよ。それじゃあね」
　私はまた足を動かし始めた。ウミドリはそんな私の跡を追ってくる。
「それじゃあ、あなた。少し冷たいじゃありませんか。それにそんなに急いで何処に行くのです？」
「君には関係のないことだろう」
「ふうむ……確かにそうですねえ。でも、ここをどれだけ行っても疲れるだけだと思いますよ」
　その言葉を聞いて、足を止めた。
「私の知り合いに年中旅行しているような奴がいるのです」
　ウミドリは足を止めた私に話しかけ始めた。私は他にすることもないので仕方がなく、その話を聞い
てやることにした。
「そいつはねえ、空気が冷たくなり始めると風の流れに乗って、そのまま温かい場所に行き、暑くなり
過ぎるとまた帰ってくるんです」
　私は心の中で「それはワタリドリの事だ」と答えた。でも、私はそれを口に出すほど野暮な人間では
ないつもりだ。黙ってウミドリの話を聞いてやる。
「まったく、羨ましい奴ですねえ。鳥の身分でありながらそんなに色々な場所に行けるなんて」
「君たちにも翼があるじゃないか」
　私は少し僻みが混じった声でそう言った。
「それはそうですがねえ？　私たちはこの界隈でしか生活できないのですよ。つまり世界は広いと聞く
のに、私たちの世界はこの界隈の海と巣床くらいなのです。私は、正直に言いますとあなたが大変う
らやましいのですよ」
　私は言い返そうと口を開いた。
　すると、その瞬間、大きな入道雲が頭の上に迫ってきて、あっ、と言う内に私とウミドリを飲み込ん
でしまった。

次に気がつくと、私は白に包まれていた。……ベッドだ。
　どうにか戻ろうとして、目をつぶっても駄目だった。
　私があの青と白に思いを馳せていると、窓枠に小さな白い鳥が止まっているのが目に付いた。
　私はなんだか親近感がわいてきて、手を伸ばしたが鳥はふい、と尻尾を向けて、飛び立ってしまっ
た。
　その鳥は翼を大きく広げて、窓の外に広がる青い空へと飛んでいった。
　私は上半身だけでどうにか窓に近づいて、そして眼下に広がる海を眺め続けた。    </description>
    <dc:date>2008-07-17T21:43:16+09:00</dc:date>
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  </item>
    <item rdf:about="https://w.atwiki.jp/minnadeshousetu/pages/16.html">
    <title>†温†</title>
    <link>https://w.atwiki.jp/minnadeshousetu/pages/16.html</link>
    <description>
      †温†さんのページです♪

作品リスト

[[お題、夢]]    </description>
    <dc:date>2008-07-17T21:42:31+09:00</dc:date>
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  </item>
    <item rdf:about="https://w.atwiki.jp/minnadeshousetu/pages/45.html">
    <title>夢の続き</title>
    <link>https://w.atwiki.jp/minnadeshousetu/pages/45.html</link>
    <description>
      「あぁ、つまらない。」

それが真弘のいつもの感情だった。

学校へ行っても、いつも一人ぼっちでいるだけで、
あまり楽しいことはなかった。

友達ともいろいろしゃべったりしたかったが、恥ずかしがりやで
話しかける勇気がなかった。

こんなありきたりの生活にあきあきとしていたのだった。

ある日、いつものように学校から帰ってくると、
自分の部屋でテレビを見て、暇をつぶしていた。

真弘はテレビを見ているときが一番落ち着くのだった。

しかし、一人でいつもいるということで孤独な気持ちになり
テレビを見ていても面白く感じなくなってきた。

テレビに飽きて、電源を消すと
「何か楽しいことないかな～。」とさびしそうにつぶやいた。

スナック菓子とジュースを机の上に置き、だらだらしながら
スナック菓子に手を伸ばし、食べていた。
全部食べ終わると、袋を思いっきりぐしゃぐしゃにして
ゴミ箱へ投げ捨てた。

そして何もすることがなくなり、寝転がっていた。
物音一つない静かな空間が続いた。


しばらくして、真弘は目を閉じ眠りについていた。
そして目の前には、今までと違う世界が広がっていた。

真弘は学校にいた。
クラスのしゃべったことも無い生徒が真弘の所へ駆け寄ってきた。

「今週の土曜日って暇？暇だったら遊ぼうよ！」
真弘はこんな風に遊びに誘われたことがなく、とても嬉しかった。

「うん。いいよ！」
元気よく答えた。

そして、土曜日になった。
真弘は楽しそうに、集合場所のコンビニへ行った。

そのコンビニには数人他の子も集まっていた。

「ごめん。遅れたよ～。」真弘が言った。
「いや全然待ってないよ。じゃあ今からどこ行く？」

真弘は友達とゲームセンターへ行くことが夢だったので、
「ゲームセンターがいいな。」と言った。

みんなは快く賛成してくれた。
ゲームセンターへ行くことになり、とてもワクワクしていた。

そしてみんなでゲームセンターへ自転車で行った。
真弘はゲームセンターでクレーンゲームをやった。
あまりやったことがなかったが、一回でぬいぐるみをとった。

そこでみんなが「すごいね！」
と盛り上がってくれた。すごく楽しかった。


ところが、その世界はだんだんと消えていった。
そして目が覚めて、夢だったことに気づいた。
「夢かぁ。」

真弘は一生このまま目が覚めなければよかったのにと

時計を見ると午前5時で、いつもより一時間くらい早かった。

晩御飯を食べていなかったが、あまり食欲がなかった。
しかし母にすすめられ、少しパンを食べた。

そしてその日も学校へつまらなそうに向かった。

「またこんなつまらない日が続くのか。嫌だな。」
と真弘は思った。

自転車をこいでいる時に、夢のことを思い出した。
すると今の現実がより辛く感じ、あんな夢なんて見なければよかった
と思った。

しかし、心の底ではもう一度あの夢を見たいと思っていた。

それからいつものように、学校へ行きつまらない時間を
過ごした。
そこで、ふと思いついた。

寝る前にあの夢の続きを想像すれば、実際にその夢を
見ることができるのではないか。

そして決心した。あの夢の続きを見る！

だんだんワクワクしてきた。
寝る前どころかほとんどの時間そのことを考えていた。


その夜、寝ようと思ってもなかなか眠れなかった。
そして眠れないことが嫌になって何も考えないことにした。

すると、しばらくしてまた目の前にあの世界が広がっていたのだった

真弘はゲームセンターに友達といたところだった。


今までたまっていたお金を、たくさんゲームに使った。
友達といっしょにシューティングゲームをしたりして
すごく楽しんでいた。

「真弘、お前うまいなぁ。」
「いやそんなことないよ。」
とても盛り上がっていたが、お金も減ってきて、
だんだんゲームに飽きてきた。

落ち着いた雰囲気になっていたが、誰かが
「ボウリング行こうよ！割引券がたくさんあるんだ。」
とみんなを誘った。
「それなら長い間楽しめるね。」
みんな賛成で行くことになった。

真弘はボウリングをするのが初めてで、あまり
よく分からなかった。

ところが友達が優しくいろんな事を教えてくれた。
「まずシューズを借りて、それからボールを選ぶんだ。」
「ありがとう」とお礼を言った。

そして準備ができ、ボウリングを始めることになった。
真弘は初心者ということで、順番は一番最後だった。

友達がまず最初に投げ、いきなりストライクをとった。
「おぉ～！すごいな拓也！」
とても盛り上がっていた。それからも順序よく
他の友達も投げていった。


だんだん盛り上がりも増していったが、次が真弘の番だった。
友達は優しく見守ってくれていた。
「頑張れ、落ち着いて投げればいいよ。」

しかし真弘はとても緊張していた。

そして投げようとしたその時、
ボールを左腕にあててしまったのだ。

「真弘、大丈夫？」と一斉に問いかけた。
「うん、大丈夫だよ。」と真弘は答えた。

しかし、左腕にはめていた腕時計が壊れてしまっていた。
みんなは真弘のところへ駆け寄って心配していた。

「俺の腕時計代わりにあげようか？」
とまで言ってくれた友達もいた。

でも真弘はみんなに心配されたことが、
心の中でとても強く感動していた。

その感動の頂点に達したところで、その目の前のものが消えていった。

目を覚まし、やっぱり夢だったんだと気づいた。

そして、ふと腕時計で時間を見ようとした。


すると腕時計の画面にひびがあり、壊れていたのだった。

真弘はこの腕時計を一生の宝物にした。

　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　終わり    </description>
    <dc:date>2008-07-17T21:36:18+09:00</dc:date>
    <utime>1216298178</utime>
  </item>
    <item rdf:about="https://w.atwiki.jp/minnadeshousetu/pages/36.html">
    <title>tackikey</title>
    <link>https://w.atwiki.jp/minnadeshousetu/pages/36.html</link>
    <description>
      tackikeyさんのページです。

作品リスト

[[小さな希望]]

[[夢の続き]]    </description>
    <dc:date>2008-07-17T21:35:08+09:00</dc:date>
    <utime>1216298108</utime>
  </item>
    <item rdf:about="https://w.atwiki.jp/minnadeshousetu/pages/44.html">
    <title>夢の彼方に</title>
    <link>https://w.atwiki.jp/minnadeshousetu/pages/44.html</link>
    <description>
      １．始まりを告げる夢

ここはどこだろう…？
気がつけば、私は霧の中をさまよっていた。
しばらくもくもくと歩いてみる。ようやく霧が晴れてきた。
目の前には、見覚えのある公園。
そこには、二つの小さな影があった。
『りーちゃん！！　ぼくたち、大きくなったらぜったいに“けっこん”しようね！』
『うん。わたし、ゆーくんの“およめさん”になる！！』
『約束だよ』
『うん、約束』
夕日に照らされた二人の顔はとても輝いて見える。

――ピピ、ピピピ、ピピピピ
携帯のアラームが鳴り、私は目を覚ました。
さっきのは、やっぱり夢…なんだよね？
念のため、軽くほっぺたをつねってみる。
痛っ！　うん、間違いなくこっちが現実だ。
それにしては、なんだか全てを懐かしく感じた。
公園に男の子、そして、なりよりあの会話。
まあ、悩んだところで仕方がないんだけど…。
「…よし！」
大きく息を吸い、起き上がる。
ぼーっとしてても、“今日”は待ってくれない。
こうして、私…井原里奈の一日は始まった。

２．夢から覚めて

「里奈、おはよ！」
教室の入ると、親友である綾が笑顔で駆け寄ってきた。
やっぱり綾の笑顔は最高だわ－。
「おはよう、綾」
そんな綾に微笑みながら返事をして、席に着く。
「知ってる？　今日、このクラスに転校生が来るんだって」
そんな話、初耳だぞ。
そんなことよりも…、
「知らな－い。その転校生って男？　それとも女？」
これが、一番重要だ。
ちなみに、私の脳内では季節外れの転校生＝超イケメン男子ってことになってる。
あ！　季節外れっていうのは、今が七月の初旬だから…。
普通、転校するっていったら学期の始めとかにするもんでしょ？
これも、私の勝手な偏見にすぎないんだけどね。
「それが、まだ不明なの…。先生達に聞いても口を割ってくれないし」
「そっか－」
簡単に口を割るのも、どうかと思うけどさ。
まあ…紹介されるのを気長に待ちますか！

そうこう考えているうちに、先生がやってきた。
「HRを始める。皆、席に着け」
生徒達が自分の席に戻っていく。
全員が、席に戻ったのを確認して“例”のことを話しだした。
「もう皆、知っているとは思うが、このクラス新しい仲間が加わることになった。
…神谷、入ってきてくれ！」

――ガラガラガラ
ざわめいていた教室が静かになる。
入ってきたのは、長い黒髪の似合う美少女だった。
「神谷悠子といいます。一年間、よろしくお願いします」
めちゃくちゃ可愛い！　これが、彼女の第一印象。
私の季節外れの転校生に対する方程式はあっけなく崩壊してしまったが、この子なら許せる！
仲良くなれるといいな－。

こうして、私達のクラスに新たなメンバーが加わる。
そして、それは止まっていたはずの歯車が動き出した瞬間でもあった…。    </description>
    <dc:date>2008-07-17T21:34:35+09:00</dc:date>
    <utime>1216298075</utime>
  </item>
    <item rdf:about="https://w.atwiki.jp/minnadeshousetu/pages/38.html">
    <title>ワンダーf</title>
    <link>https://w.atwiki.jp/minnadeshousetu/pages/38.html</link>
    <description>
      ワンダーf　さんのページです

作品リスト

[[時の輪廻]]

[[夢の彼方に]]    </description>
    <dc:date>2008-07-17T21:34:05+09:00</dc:date>
    <utime>1216298045</utime>
  </item>
    <item rdf:about="https://w.atwiki.jp/minnadeshousetu/pages/43.html">
    <title>御題「夢」</title>
    <link>https://w.atwiki.jp/minnadeshousetu/pages/43.html</link>
    <description>
      例えるなら、それは、顔の無い山羊。
　私が差し出す答案用紙を、さも美味しそうに食べてくれる。
　そうして、しばらくすると山羊の顔に答案内容が、浮かび上がる。
　なにが気に入ったのか、山羊は、鳴声を上げる。

　私は、顔を覗き込む。
「そうか。正解なんだね？」
　そう言うと、今一度、山羊は鳴声を上げた。
「まだ、食べる？」


「浪原！　起きなさい！　浪原！」
「ふぁ……」
「しゃんとしなさい。浪原！」
「あ、ふぁい！！」
　私、浪原加奈は、担任の吉川先生の声に、勢い余って席を立つ。
　教室に居るのは、私と吉川先生だけだったのだが、これが通常の授業中なら、笑いの
渦だったろう。
「浪原……。貴女、自分の今の立場判ってる？」
　吉川先生が、立ったままの私の顔を覗き込む。　　
「はい……」
「それならいいけど。そりゃ、古典なんて受験に関係無いしね。それだけに、担当科目
だけど、手心加えてるんだからさ。そこのところ――」
「いえ！　私、古典好きですよ！」
「なら、赤点取らないでね」
「……はい」　

　そう、私は、今期末で古典だけ赤点を取ってしまい、追試の為の補習を受けている最中。
　自慢する訳では無いが、他科目は、全て平均点を大きく上まわっているのに。


しかも、古典は、今言ったように、大好きな科目なのだ。
　雅な流れる和歌や、先人達の、連なられた文体は大好きなのに。
　
「まあ、いいわ。貴女なら再試は、心配ないと思うし。補習も貴女一人だし」
　吉川先生は、国語課の古典担当。その心の内は、複雑だろう。
「でも、居眠りは、勘弁してね」
　そう言って、吉川先生は、教壇の方へ戻った。
「はい」
　私は、酷く恥じ入りながら席につく。


「よう、加奈！」
　補習を終え、自転車置き場に行くと声を掛けられる。
　小学校からの幼馴染、津村誠だった。
「ああ。あんた、まだ、居たの」
　自転車の前籠に鞄を入れて、私は、力無く応えた。
「いや、補習で御疲れの加奈ちゃんを慰めないと思って」
「ああ、そう。ありがとう」

　校門を出て誠と並び、自転車を押しながら、帰路に就く。

「でも、以外だったなぁ。加奈が赤点なんてな」
「私も以外よ。そもそも、なんであんたが、ひとつも赤点無いの？　補習の常連なのに」
「それは、加奈が特訓してくれたおかげだよ」
　照れも無く誠が言ってのける。私は、勢いを削がれた。
「そ、そう。そうっだったわね。で、その結果が、私が補習なんてね」
　溜息混じりに、私は応える。　　　

　試験期間中、誠の部屋で特訓と称する勉強会。要点を押さえ、それこそ、誠の為の
特訓だった。
　と、その時の情景を思い浮かべ、私にある疑問が湧いてきた。　


「ねえ、誠。古典の試験は、最終日だったよね？」
　私は誠に訊ねる。　
「え？　そうだったけ？」
「そうよ。あの時、あんた、『もう、いいや、古典は追試でも』なんて言ったよね？」
「どうだったかな？　覚えてないよ」
「言ったのよ。それで、あんた、寝ころんで、あっと云う間に爆睡。そのまま朝までよ」
「だったっけ？」
「そうよ。それで、なんで、あんたが赤点じゃないのよ！？　なんで、最終日迄、しっかり
頑張ったあたしが、赤点なのよ！？」
　私は、誠に詰め寄る。
「え、だって、そんな……」
　そう、わかってる。これは、単なる八つ当たり。又は言い掛かり。

　確かに、古典の試験内容は、吉川先生の手心が充分であった事も理解してる。授業に出て
るだけで、赤点は免れる内容だったのだ。

　それでも、この誠は、いつも授業は居眠りばかりなのだ。なんで、そんな奴が。
　やっぱり納得いかない。　

「ああ、そう言えば……」
　誠が、口をつく。
「何？」
　睨む私。　

「あ、いや、関係無いかもしれないけど」
　気押され気味で、誠は、ズボンのポケットから、何かを取り出した。
「これ」
　それは、高校受験の時、誠にあげた、私が作った、山羊のキーホールダー。
「あ、あんた。まだ、こんなの持ってたの？」
「そりゃ、持ってるよ。これのおかげで、高校入学出来たも同然だからね」
　誠は、そう言って、山羊のキーホールダーを、手の中で転がす。
「それでさ、受験の時も、何故か俺、楽だった気がしてさ。加奈は、割と苦戦したんだよな。
不思議だよな。中学の時から優等生で、どこ受験しても楽勝って言われてたのにな」

　そうだ……。そうなのだ。この時、私は、全てを理解した。

あの時も。受験前夜の見た夢にも、補習の途中で居眠りして見た夢に出た、顔の無い
山羊が居た。そして、同じように、私は、私の答案用紙を、食べさせていたのを思い出す。

　何の事は無い。これが私の夢なのだ。

　誠といつも一緒に居たい。

　高校も一緒に行きたい。進級も一緒に。それから、その先も……。

　ほんとは、知性のシンボル梟のマスコットをと思ったのだが、それよりも私の星座をと
誠にあげたお守り。
　
「私、馬鹿みたい……」
「え？」
　最悪なのは、こいつが、それに気が付かない事か……。　
　私は、大きく溜息を吐く。

「なあ、加奈。こんな事言っても、どうかと思うけど――」
「え！？」
　私は、誠の表情が、沈む日を背に受けていると云え、今まで、一番素敵に見えてしまった。
「な、何！？」

「いや、一人っきりとはいえ、追試頑張れよ――」
　その台詞が終わる間も無く、私は、誠のボディに一発降るっていた。
「大きなお世話だ！」
　呆けた顔で、後を追ってくる誠を尻目に私は自転車に跨り、勢いよくこぎ出した。

　
　後日。見事、追試は満点で終えたのは、言うまでも無い事。

　そして、誠に、この週末、思い切り私に付き合わせた事も。

　　　　　　　　ＦＩＮ    </description>
    <dc:date>2008-07-17T21:25:01+09:00</dc:date>
    <utime>1216297501</utime>
  </item>
    <item rdf:about="https://w.atwiki.jp/minnadeshousetu/pages/12.html">
    <title>ddtss101</title>
    <link>https://w.atwiki.jp/minnadeshousetu/pages/12.html</link>
    <description>
      ddtss101さんのページです♪

作品リスト

[[御題「夢」]]

[[御題「ホーム･ルーム」]]

[[エイジ　オブ　ラビリンス]]

[[レボリューション　メイデン]]    </description>
    <dc:date>2008-07-17T21:24:16+09:00</dc:date>
    <utime>1216297456</utime>
  </item>
    <item rdf:about="https://w.atwiki.jp/minnadeshousetu/pages/41.html">
    <title>悪夢-〔マサユメ〕</title>
    <link>https://w.atwiki.jp/minnadeshousetu/pages/41.html</link>
    <description>
      森の中で僕は逃げていた、後ろからは明らかに人間ではないなにかが近づいてくる
ひたすら走って逃げていたが遂につまずいて転んでしまった
｢畜生!なんでこんな時に；｣そう口にして起きあがったのと同時にそのなにかの影が僕に重なった
「来るなぁぁぁぁ!」そう叫んだがもう遅かった、僕は囲まれていた。
両手両足を押さえられ、まさに絶体絶命の状況　相手の口が僕の首に触れた。
「ぅぁぁぁぁぁぁああああ!!!」　叫んだ　その瞬間　僕は布団を蹴り飛ばし、とび起きた。

「なんだ・・・夢か・・」そう言って枕元の目覚まし時計を手に取る。
ただいま4:00、、、思わず「ぉぃぉぃ・・・」とため息。
見たくもない夢のせいでこんなに早く起きるなんてなぜか虚しくなってきた。。。
また寝たらもう一回いまの夢見るのかなぁ・・・と考えてはみたが睡魔には勝てずに二度寝した。

『ｼﾞﾘｼﾞﾘｼﾞﾘｼﾞﾘ』『ｯﾋﾟｰｯﾋﾟｰ』『ｶﾞｰｶﾞｰｶﾞｰ』『ﾋﾟｯﾋﾟｯﾋﾟｯﾋﾟｯﾋﾟ』『ｶﾞﾀｶﾞﾀｶﾞﾀｶﾞﾀ』
5個の目覚まし時計の音で僕は起きた。
さっきの夢は見なかった思わずほっとした・・・あんな夢二度と見たくない。
時計をみると6:30、ちょうど良い時間だ起きようかなーと思ったがまた寝てしまった。
まさかの三度寝である。

･･･起きた時間は7:50、学校の門限は8:30。
やはりさっき寝たのは間違いだったと思う、がいまさら後悔しても意味は無い。
またもやとび起きて学校へ行くしたくをする。遅刻だけはしたくない、内申点下がるから。
今日もまた僕の落ち着きのない一日が始まった。

「はぁっはぁっはぁっ」と息切れ、額から汗がしたたり落ちる。
遅刻したくない一心で僕は爆走していた。その結果・・学校まであと50㍍ほどの所で立ち止まって
ゲホゲホ言っている、流石に1km本気で走ったら誰でもこのようになる。と思う。
そんな事を思っていると・・・・『ｷｰﾝｺｰﾝｶｰﾝｺｰﾝ』ぁー・・遅刻してしまった。
こんなにｼﾝﾄﾞｲ思いをした意味はあったのかと虚しくなる。

普通なら急いで自分の教室に向かうのが常識なのだろうが、今はそんな気分ではなかった。
ぁーぁ、と小声でつぶやいた。　なぜこんなに僕は朝に弱いのか、自分でもわからない。

なんだかんだ言ってるうちに教室に着いた。ｶﾞﾗｶﾞﾗｶﾞﾗｯと戸を開けて中に入る。
クラス中の視線が集まる。正直目立つのは好きじゃないから相当嫌だった。

ぉー小川が遅刻とはめずらしいねぇ、と担任の日光先生が話しかけてきた。
日光先生はテンションがいつも高く、極度のめんどくさがりや。
僕の名前は小川　拓巳（オガワ　タクミ）　いつも寝不足の中学2年生、勉強は得意で趣味は
読書といたってどこにでもいる中2だ。
そんなこんなで先生のながぁーい説教が始まるのかなぁ；；と思っていると・・
『まぁ、小川の事だし。別にいいや、めんどくさいし』と先生は言った・・思わずぇ？と口に出してしまっ
た。
なんだぁ？説教してほしいのかぁ？と言われたので、慌てて違います違います；と訂正した。
こんな先生もいるんだなぁーと思いながら勉強道具をだした。

『ｷｰﾝｺｰﾝｶｰﾝｺｰﾝ』　「これで１時間目を終わります。」
やっと１時間目が終わった・・・１時間といっても実際は45分という中途半端な時間なのだが。

「ぉーぃ小川ぁー聞いてる？」　と話かけてきたのは同じクラスの
ミズキ　（高橋　瑞紀）　男勝りの性格で人望が厚い　人気者ってやつだ。
そんなわけで2人で話していると・・「ヒューヒュー、ﾗｯﾌﾞﾗﾌﾞﾀﾞﾅｰ」　「だねー、ラッブラブゥ」
とちチャカしてきたのはB組のユリ（安達　百合）と同じくB組のリョウタ（篠木　涼太）だ。
ユリはみんなをまとめるのが上手く頼りにされている。
リョウタは平凡な奴に見えるのだが秀才でいつも学年トップクラスの成績だ。
っといつも授業が終わったら、このメンバーで話している。

今日も授業・話す・授業・話す、を繰り返しているとあっという間に一日が終わる。

先生「んじゃ、今日もおつかれ!　下校途中に死ぬなよぉー」と・・いつもドウリ
どこかハジケているセリフを残し、皆下校した。

下校途中・・
ミズキ「みんなー今日暇？」
タクミ「俺は暇・・・・だな。」
リョウタ「ぉー俺も暇だしどっか集まらない？たまにはみんなで遊ぼうぜー」
ユリ「そだねーリョウタの意見に賛成、んじゃタクミん家で3時に集まりますか。」
リョウタ・ミズキ「了解、んじゃそっこー帰って用意する」
タクミ「お前ら勝手にきめるな・・」
というどうしようもない流れで僕の家にみんなで集まることになった。
俺も話し合いに入れて欲しいものだ。

3人「おじゃましまーす」
母「いらっしゃい、久しぶりだねぇ」
タクミ「まぁいいや、部屋いこ。」
3人「オッケー」
僕の家は2階建て、僕の部屋は2階だ。さっさと階段を上がって部屋に到着した。
みんなだらだらしながら雑談していると、急に頭痛がしてきた。
タクミ「っ・・・・」
ミズキ「どうした？具合でも悪いの？」
タクミ「ぃゃ・・・・問題ない」
いったい今の頭痛はなんだったのだろか、妙な不安が胸をよぎった。

妙な不安が胸をよぎったその時だった。

突然頭が痛くなった、フライパンで何回も頭を叩かれているような痛みがした。
僕はその場にうずくまった。
3人がだいじょうぶ？とかしっかりしろーとか言ってるみたいだが全く耳に入らない。

そのとき、なぜか急に睡魔が襲ってきた・・・・・・



タクミ「ここは・・どこだ？」

僕は森？の様な場所に立っていた。
頬をおもいっきり叩いた、これは夢だ!夢だ!と言い聞かせた。
よくマンガとかで起きたら異世界に居たとかそんなストーリーがあるけど
自分が今まで本で見た・読んだ光景が目の前に広がっていた。

30分・・・・ほどだろうか、一人その場に倒れ込んで居ると遠くから声がしてきた。
「タクミー、ユリー、リョウター、居たら返事してー」
「ぉーぃ」と返事を返してきた。案の定ミズキだった。
僕が倒れた後、みんなも次々と気を失ってしまっていたようだ。
タクミ「これから・・・・どうする？トリアエズあいつら探す？」
ミズキ「そうしよう、こんな変な所に長居したくないしね；」
それからをいうもの、ユリもリョウタも見つからず。　ただ疲れが溜まっていった。
ミズキ「なんで・・こんなに見つからないんだよ」　2人の額からは汗がしたたり落ちていた。
タクミ「ﾊｧｯﾊｧ・・・・・・見つからないな。」
タクミはこのとき気づいた。

この森のような場所に来てから、動物をほとんど見ていない。
確認できたのは木に居たリスと親が近くに居ない子鹿だけだ。
この森は・・・何かがおかしい。。。。と考えながら進んで居ると、
僕たちは見てはいけない物を見てしまった。

それは・・・・・・

腹をえぐられた親の鹿の死体だったのだ。

僕たちはそれを見たとき・・ただ・・ただ唖然としていた。
僕は静かに深呼吸した。ミズキは震えていた。

腹がえぐられている、いや・・・・腹の部分が『無い』のだ。
とにかくなぜ腹がえぐられているのかはどうでもよかった。
すぐこの場から立ち去ろうとしたその瞬間、、、、後ろで足音が聞こえる。

「ﾀｯﾀｯﾀｯﾀｯﾀｯﾀｯﾀｯ」　「!!」　ユリかなとミズキが言った。

僕はそうだといいけど・・トリアエズこの場所から移動しよう、ここはやっぱりおかしい。
と言ったそのときだった。

ユリが泣きながら走ってきた。　苦しそうだ。
タクミ・ミズキ「大丈夫か!ユリしっかり!、リョウタはどうした？」と聞いた瞬間、
ユリが泣きながら口を開いた。『リョウタが・・死んじゃった・・｢!!｣　みんな、早く逃げて!』
タクミ「落ち着け、なにがあった?」
ユリ「化け物が・・襲ってきた・・」
……さっきの鹿も、この森がなぜこんなに静かなのかも、全てが繋がった。
最悪のパターンで。

タクミ「とにかくここは危険だ、逃げよう。ユリは化け物の特徴でもなんでもいい
情報があったら教えてくれ。」
ミズキ「・・・・タクミはなんでそんなに冷静で居られるの？リョウタが死んだんだよ？」
ミズキも泣いていた、人前では涙を見せないミズキが。
まぁ普通か、友達が死んだんだから。突然。
タクミ「冷静なわけないだろ。。。。でもここで泣いても意味がない。すぐ移動しよう」
カッコつけたセリフを言って自分を奮い立たせた。
覚悟を決めたその瞬間、　「ｻﾞﾜｻﾞﾜｻﾞﾜ」と草木がこすれあう音が聞こえる。。。。
僕は叫んだ。『走れ!』と　
僕が叫んだのと化け物が僕たちを見つけたのはほぼ同時だった。

僕たちの生死を逃走劇が始まった。

僕は知っていた、この光景を、こうなる事を。

その化け物は異形な形をしていた。

デカイバスケットボールの様な物に腕が8本、体の表面は紫のコケの様な物で覆われている。
そんな物体に、異様な程大きい口が。牙がついている。

これは夢で出てきた光景、そのものだった。

唯一違うのは、友達が巻き込まれたことだ。

そんな事を考えている余裕は無かった。

化け物は確実に間を詰めてくる。

ここで僕は賭けにでた。ぃゃ・・でなくてはならない。

タクミ「俺があの化け物を引きつけるから、そのうちに逃げろ!」
ミズキ「無茶言うなよ・・お前を置いて行けるわけな「そんなカッコつけたセリフはいいから
早く逃げろ。」ミズキの言葉を遮ってそう言った。

「んじゃまた後でな」そう言った直後僕は落ちている石を拾い、化け物に投げた。

化け物が方向を変え、こっちに向かってきた。まあ当たり前だけど。


なにも考えずにひたすら走っていたが、限界がきた。

道に落ちていたなにかにつまずいて転んでしまった。

『畜生、何でこんな時に。』　そう口にして起きあがったのと同時に
化け物の影が僕にかさなった。

両手両足を押さえられ、まさに絶体絶命の状況。
化け物の口が僕の首に触れた。。。。

絶叫した瞬間・・・・    </description>
    <dc:date>2008-07-17T21:15:55+09:00</dc:date>
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